スポーツ
-
スポーツ 2020年10月02日 11時45分
「笑ってる…」阪神・藤浪、不振の本当の原因は? 160キロ連発、矢野監督の“アシスト”で吹っ切れたか
「藤浪が笑ってるよ」 甲子園球場の三塁側カメラマン席にいた取材陣から、そんな言葉が漏れた。三塁側の同エリアから望遠レンズを覗き込めば、一塁側の阪神ベンチの様子が分かる。 10月1日、対中日戦。8回にマウンドに上がったリリーバー・藤浪晋太郎が自己最速タイの160キロを連発し、1イニングをパーフェクトに抑え込んだ。 その藤浪がベンチに戻り、汗をぬぐいながら笑っていたそうだ。手応え、達成感。160キロを連発した圧倒的なピッチングができたことで、自信を取り戻したのではないだろうか。 >>阪神・藤浪は「セットアッパーで使える」 投球の特徴が追い風に? 田尾元監督がリリーフ本格転向を猛プッシュ<< 「最初から全力投球でしたね。思い切り腕が振れたことが好結果に繋がったのだと思います」(在阪記者) 藤浪が160キロを連発させていた時、甲子園球場が“揺れた”。センターバックスクリーンにスピードガン表示が出るのだが、ファンは1球ごとにマウンドとスピードガンに交互に目をやり、「オォ~」と唸り声を上げていた。球場の興奮が藤浪を後押ししていた。 もともと、スタミナもある。今後、連戦を乗り切るキーマンにもなってくれそうだが、こんな指摘も聞かれた。 「長期に及ぶ不振の原因は、やっぱり精神的なものだったようですね」(球界関係者) “モヤモヤ”が吹っ切れた姿に、矢野燿大監督の言葉は冷静そのもの。「学べるものは技術もメンタルも両方ある」と言い、「先発ローテーションへの復帰は?」の質問は、やんわりと否定した。 同日の先発投手は、母校・大坂桐蔭の先輩にもあたる岩田稔だった。ベテランらしく、相手バッターの裏をかく配球の妙で中日打線に的を絞らせなかった。 良い意味でノラリクラリのピッチングの残像があるうちに、力任せのピッチングをされれば、中日打線も対応できない。「技巧派投手の後に投げさせる」作戦だったとすれば、今回の復活劇は矢野監督の継投策も好影響を与えたと言える。 「阪神は新型コロナウイルスの感染者を新たに出してしまい、チームが混乱しています。当然、球団としての管理態勢が問われていますが、藤浪の好投でそういう空気も一変してしまいました」(前出・同)良いことが起きると、これまでの失態もなかったことになる。期待論にすり替えられてしまうのだ。案外、藤浪の不振はこういう球団の体質も影響していたのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2020年10月02日 11時30分
新日本『G1』バレットクラブ日本人最強対決はEVILがKENTAに暴走勝ち!
新日本プロレスは最強戦士決定戦『G1クライマックス30』Bブロック公式戦を1日、新潟・アオーレ長岡で開催した。 セミファイナルでは、KENTA(2勝1敗)とEVIL(1勝2敗)によるバレットクラブ日本人最強決定戦が実現。KENTAは試合中、EVILの参謀役である東郷を味方に引き入れようと試みるが失敗。EVILはKENTAの左肩に集中攻撃を見舞うも、KENTAは蹴りで応戦。終盤、バレットクラブの試合では恒例となっているレフェリー不在のリングで、KENTAがブリーフケースでEVILを殴打。ピンチに陥ったEVILだったが、KENTAが東郷にgo 2 sleepを見舞おうとした瞬間に背後からローブローを炸裂。この勝機を逃すまいと、すぐに得意技EVILで叩きつけ、カウント3。EVILの暴走ファイトは同門相手でも変わらないところを見せつけた。 試合後、EVILは「これが今のEVILだ!KENTAについてはノーコメントだ!」と語り、インタビュースペースを去った。KENTAは「あいつらに関しては俺なりの想いがあるから」と含みを残すコメントを出している。この結果が『G1』以降のバレットクラブに影響を与えるのか気になるところだ。 EVILとKENTAはともに勝ち点4で、Bブロック4位タイの位置につけているだけに、これ以上、負けは許されない状況と言ってもいいだろう。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス30』2020年10月1日新潟・アオーレ長岡 観衆 1685人▼Bブロック公式戦(30分1本勝負)<2勝2敗=4点>○EVIL(15分40秒 片エビ固め)KENTA●<2勝2敗=4点>※EVIL(どら増田)
-
スポーツ 2020年10月02日 06時30分
新日本プロレス、メイ社長が退任メッセージ「これから先もますます発展していく」
新日本プロレス(代表取締役社長兼CEO:ハロルド・ジョージ・メイ)は、2020年9月29日に開催した親会社である株式会社ブシロードの取締役会において、代表取締役の異動が内定したと発表した。 なお、本代表取締役の異動については、2020年10月23日開催予定の新日本プロレスの第50期定時株主総会及び同総会後に開催される取締役会における決議を経て、正式に決定される予定とのこと。 会場で観客を出迎えるなど、ファンにも人気が高かったメイ社長は、オランダ出身で、8歳の時に来日。タカラトミーの社長などを経て、2018年5月、新日本プロレスの社長に就任。昨年のアメリカ、マディソン・スクエア・ガーデン大会や、今年1月4、5日の東京ドーム2連戦など、今までの新日本プロレスにはない斬新なアイデアと決断力で、新たなプロジェクトを成功させてきた。 メイ社長は公式ホームページの日記で、「ラストメッセージ」というタイトルで退任の挨拶を綴り、ファンに感謝の気持ちを述べるとともに、「新日本プロレスはこれから先もますます発展していくと確信しています」と、後任が内定している大張高己次期社長にエールを送っている。大張氏は1997年4月、日本電信電話(株)に入社。2018年12月、(株)ブシロード入社執行役員(現任)、2019年1月から新日本プロレスに出向し、経営企画部長(現任)を務めながら、2019年11月にはアメリカの現地法人New Japan Pro-Wrestling of America Inc. のCEOに就任している。1974年生まれと若いことから、さらに新しい新日本プロレスの構築に尽力することが期待される。(どら増田)
-
-
スポーツ 2020年10月01日 22時45分
孫の大家正弘氏から思い出話も オリックス、西本幸雄元監督メモリアルゲームに阪急OBも集結!
オリックスは1日の西武戦(大阪・京セラドーム大阪)を、『誇り高き闘将~西本幸雄メモリアルゲーム~』として開き、故・西本幸雄氏に思いをはせた。 このイベントは、大毎オリオンズ、阪急ブレーブス、近鉄バファローズの監督を務めた西本氏の生誕100年を記念するメモリアルゲームとして、4月25日の開催が予定されていた。新型コロナウイルスの影響により、開幕が延期となったため、西本氏率いる阪急ブレーブスが初優勝を決めたこの日に延期された経緯がある。 ゲストとして西本氏の教え子で、阪急OBの山田久志氏、福本豊氏、加藤秀司氏といったレジェンドたちが駆け付け、オンライントークショーを開催。西本氏の孫に当たる大家正弘氏によるセレモニアルピッチも用意した。 チームは、西本氏が率いてチームを初優勝に導いた1967年当時の阪急ブレーブスのホームユニフォームを、バファローズの監督・コーチ・選手が着用し、闘将の背番号『50』をチーム全員で背負って戦った。今シーズンのサードユニフォームはこの頃に使用されていたストライプを採用している。大毎で1度、阪急で5度、近鉄で2度リーグ優勝に導いた“名将”西本元監督の功績を令和の時代にも受け継ぐ。オリックスは田嶋大樹が先発を務めた。 メモリアルピッチをワンバウンド投球した大家氏は「緊張しました。プロの人がやってるのは本当に凄いなと思います。祖父は私から見ても偉大な人物ですので、記念すべき日にこういう場に立てることは凄く光栄でした。私の祖父のイメージは、野球の解説をしている頃で、スタジアムのフィールドの外にいたので、家ではあまり野球の話はしなくて、寡黙でしたね。ただテレビは野球でした」と笑顔で西本氏との思い出や秘話を語ってくれた。試合はオリックスが埼玉西武に6-7で逆転負けを喫し、メモリアルゲームに華を添えられなかった。(どら増田)
-
スポーツ 2020年10月01日 22時30分
新日本G1、Aブロックは全勝消滅!Bブロックは内藤哲也と矢野通が開幕3連勝!
新日本プロレスは最強戦士決定戦『G1クライマックス30』を9月29日にBブロック、同30日にAブロックの公式戦を東京・後楽園ホールで開催した。 29日のセミファイナルでは、「KOPW 2020」優勝者の矢野通(2勝0敗)とEVIL(1勝1敗)が対戦。『G1』ならではの異色対決は、矢野のテーピング作戦を切り抜けたEVILが、セコンドのディック東郷と共に勝利をつかもうとする。だが、矢野は2人まとめて634を食らわせると、すかさずEVILを横入り式エビ固めで丸め込んで、インサイドワークを駆使しまくった上で開幕3連勝を記録。 メインイベントでは、IWGP二冠王者の内藤哲也(2勝0敗)と後藤洋央紀(1勝1敗)が対戦。かつて幾度となく抗争に発展した両者だが、内藤は序盤から後藤の右肩に集中攻撃。だが、後藤も意地を見せ、大技の連発であわやの場面を連発。しかし、GTRを決めさせなかった内藤が、最後はバレンティアからデスティーノに繋いでカウント3。現在の2人の差は明確となってしまった。試合後、内藤は3戦全敗の同門、SANADAを挑発。この対戦は10.1 新潟・アオーレ長岡大会で実現する。 翌30日のセミファイナルでは、ウィル・オスプレイ(2勝1敗)とジェイ・ホワイト(3勝0敗)が対戦。ジェイはセコンドの外道とともに、インサイドワークを駆使して、オスプレイのペースを崩しにかかる。さらに外道も介入するが、オスプレイは1人で徹底抗戦。最後はヒドゥン・ブレイドからのストームブレイカーが決まり、なんとジェイを撃破。ジェイの連勝を止めたのは、ウエイトを上げてヘビー級に転向したばかりのオスプレイだった。同じく全勝だったタイチもこの日、オカダ・カズチカに敗れており、Aブロックは全勝が消滅。混戦になるのは言うまでもない。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス30』2020年9月29日、30日東京・後楽園ホール 観衆 696人(両日とも)29日▼Bブロック公式戦(30分1本勝負)<3勝0敗=6点>○内藤哲也(21分58秒 片エビ固め)後藤洋央紀●<1勝2敗=2点>※デスティーノ<3勝0敗=6点>○矢野通(4分33秒 横入り式エビ固め)EVIL●<1勝2敗=2点>30日▼Aブロック公式戦(30分1本勝負)<3勝1敗=6点>○ウィル・オスプレイ(18分46秒 片エビ固め)ジェイ・ホワイト●<3勝1敗=6点>※ストームブレイカー<2勝2敗=4点>○オカダ・カズチカ(17分03秒 レフェリーストップ)タイチ●<3勝1敗=6点>※マネークリップ(変形バックブリーカー)(どら増田)
-
-
スポーツ 2020年10月01日 20時30分
ソフトB・バレンティンの意味深SNS投稿に苦言「自分のことだけで…」 元阪神・池田氏の指摘に「モチベーターがいれば変わる」の声も
元阪神で野球解説者の池田親興氏が9月30日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。ソフトバンク・バレンティンについて言及した。 今回の動画で池田氏は、視聴者から寄せられたソフトバンク関連の質問に回答する形でトークを展開。その中で「バレンティン選手のインスタグラムの投稿についてどう思われますか?」という質問を取り上げ、バレンティンのインスタ投稿について自身の見解を語った。 バレンティンは9月29日に自身の公式インスタグラムに、昨シーズンまで所属したヤクルト時代の自身の写真を添えて「お金で幸せは買えない」と英語で投稿。翌30日に自身の公式ツイッターで「野球とは何の関係もない」と弁明したが、ファンの間で「相当思いつめてそうで心配」、「自分の意思でソフトバンクに来たのに何を言ってるんだ」と物議を醸している。 >>ソフトB・バレンティンが移籍を後悔?「お金で幸せは買えない」意味深なSNS投稿、弁明するも物議に<< バレンティンのインスタ投稿について、池田氏は「シーズン中みんな優勝に向かって頑張っている時に、自分のことだけでインスタグラムに上げたりするのはどうなのか」とコメント。この件について1日午後5時半までに球団や選手・コーチは特に反応してはいないが、ロッテと激しい優勝争いを展開しているチームの士気に関わりかねない行動だと苦言を呈した。 池田氏は続けて、「インコースをずいぶん攻められて、自分の打てるゾーンが打てないようになって心が苦しくなっている(のではないか)」と指摘。相手投手から執拗にインコースを攻められ調子を落としたことで心労が募っているのではと推察した。 「2年10億(円、推定)のお金をかけて、戦力として獲得した人たちがいるわけだから、少なからずこういう投稿は控えていただきたい」と、今後は同様の行為をしてほしくないという池田氏。同時に、「お金で幸せは買えない(と言ってるけど)、いや、幸せは自分でつかむもの。バレンティンはそれだけの(実力がある)選手でしょ?」と奮起を促していた。 池田氏はこの他にも、来年一軍で見る機会が増えそうなチームの二軍選手や、正遊撃手・今宮健太の後釜となり得る選手について動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「確かに現場からしたら士気に関わりかねない行動だと思う」、「確かにイン攻めで打撃フォームが崩れて思うように打てなくなった可能性はあるかもしれない」、「本人が言う通り野球関係無いかもしれないし、あんまり騒ぎ立てても仕方ないのでは」、「バレンティンは気分でプレーが左右される選手、モチベーターがいれば変わるかもしれないが…」、「自分みたいに復調を祈ってるファンも多いはずだから腐らずに頑張ってほしい」といった反応が多数寄せられている。 「初来日した2011年から昨シーズンまでヤクルトでプレーし、今年からソフトバンクに所属しているバレンティンは、ヤクルトの9年間で『.273・288本・763打点』といった数字を残している球界屈指の長距離砲。その一方で扱いが難しい気分屋として知られ、2015年から2017年まで指揮を執った元ヤクルト監督・真中満氏は過去に『監督室で話した回数が一番多い選手』とメディアのインタビューなどで語っています。ただ、真中氏によると『お前はチームの看板打者だぞ』といった期待の言葉をかけてあげると、それを意気に感じてやる気を出してくれる選手だったとのことですので、こうした声掛けができる人材がいれば本人の気持ちも変わってくるかもしれません」(野球ライター) 今シーズン、9月30日終了時点で一軍では「.196・9本・22打点」、二軍でも「.179・1本・7打点」と結果を残せていないバレンティン。ソフトバンクは打撃指導はもちろん、精神面のケアに力を入れるのも一手なのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について池田親興氏の公式ユーチューブチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC89DdDdfD-wuREdrIjnO8DA
-
スポーツ 2020年10月01日 17時30分
DeNA、9月は3つの負け越し…ラミレス監督「今月は期待していた結果が出せなかった」
9月のベイスターズの成績は11勝14敗2引き分けの借金3で終わった。9月1日の時点では首位ジャイアンツと6.5ゲーム差のリーグ3位だったが、9月終了時では順位は変わらないもののゲーム差は13.5。ジャイアンツにはマジックがともり、現在マジック22と着々と減らし続け、やすやすと独走を許してしまった月でもあった。 ベイスターズにとって誤算だったのは1〜3日、敵地・東京ドームでのジャイアンツ3連戦。初戦を接戦ながらサヨナラで落とすと、2戦目も2点差の惜敗。3戦目はスペンサー・パットンを来日初のスターターに送る奇策が大ハズレで、序盤に大量失点し屈辱の3連敗。インパクトの強い負け方にファンも意気消沈し、一気に反撃ムードがしぼんだのは否めない。以前からヤリ玉に挙げられていたラミレス采配への批判も、このジャイアンツ戦のマイケル・ピープルズ中継ぎ起用とパットン先発によりさらに激しくなり、8番への投手起用やバントをしない戦法など、多くの采配に対し風当たりが強くなっていった。 しかしエース今永昇太と平良拳太郎が離脱したローテーションは、濱口遥大、井納翔一、大貫晋一に、復帰した上茶谷大河とルーキー坂本裕哉らが奮闘。石田健大、国吉佑樹とエドウィン・エスコバー、パットンの中継ぎ陣と、新魔神・三嶋一輝もしっかりと仕事をこなした。打撃陣はラミレスのアドバイス効果もあり、梶谷隆幸は球団新記録の月間42安打をマークするなど好調をキープし、倉本寿彦は復活、秘蔵っ子・佐野恵太は安定して打ちまくり、タイラー・オースティンとホセ・ロペスの戦列復帰など、プラス面も目立った月でもあった。 奇策はハマらなければ愚策。結果が出なければ叩かれるのは当然の世界。実際18、19日のジャイアンツ戦は序盤にホームランで加点し押し切ったが、その前にはバントの小技も見られ、バントをしない場面ではランナーの走力に重きを置くなど、フレキシブルな上に理由もある。来月はジャイアンツと9試合が控えているベイスターズ。自慢の打線が.209に抑え込まれ、ここまで5勝10敗と5つも負け越し。巨人の独走を許している元凶とも言える。 指揮官も「来月は今月よりもいい結果を残す。そのためにも“Day by day baseball”でいい試合をやっていく」と前を向いた。投打の歯車とラミレス采配の合致があれば、まだまだベイスターズはやれるはずだ。写真・取材・文 / 萩原孝弘
-
スポーツ 2020年10月01日 17時00分
DeNA・ラミレス監督の采配に“矛盾”? 試合後に“代打温存策”の意図説明も、「チグハグ過ぎる」ファンからは賛否
9月30日に行われたDeNA対ヤクルトの一戦。試合は「5-3」でヤクルトが勝利したが、同戦でDeNA・ラミレス監督が見せた采配がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>DeNA・京山に「おい何してんだ?野球やってきた?」高木氏が苦言 チャンスを潰す怠慢走塁は先週の試合でも?<< 問題となっているのは、「0-5」とDeNA5点ビハインドで迎えた3回の采配。この回の裏、DeNAは無死一塁でここまで5失点の先発・上茶谷大河が打席に。点差を考えると代打を出し得点機を広げていくことも考えられた場面だが、ラミレス監督は代打を送らなかったため上茶谷は4回以降も続投すると思われた。 ところが、4回表になるとラミレス監督は上茶谷に代え、2番手・三上朋也を起用。この継投策を受け、ネット上には「それなら上茶谷に代打を出しておけば良かったのでは?」という疑問の声が多数寄せられた。 試合後、ラミレス監督は上茶谷に代打を送る形での継投策を選択しなかった理由について「まだ序盤でスコアも0対5。その時点で代打陣を使いたくなかった」とコメント。中盤以降を見据え、ここで勝負をかけることはしたくなかったと説明している。 ラミレス監督のコメントを受け、ネット上からは、「中継で見てて意図が分からなかったがそういうことだったのか」、「点差あるとはいえ序盤だし慎重になる気持ちは分かる」、「得点圏で代打無しなら『なぜ?』って思うけど、一塁だったし温存は分からなくもない」といった反応が多数寄せられている。 一方、「いや、最終的に代打使い切ってないじゃん」、「代打温存して結局使わないのはチグハグ過ぎる」、「代打残したい意図自体は理解できるが、その後余らせたまま試合終えたのは矛盾してないか?」といった反発も複数見受けられた。 「中盤・後半に向け代打を温存したと語ったラミレス監督ですが、同戦は高城俊人、乙坂智、柴田竜拓と3名の控え野手を使わないまま試合を終えています。捕手の高城は不測の事態に備えて最後まで残しておく必要のある選手ですが、その高城以外に2名も残したままだった点に不満を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) 代打を温存した時点では5点ビハインドだったが、その後3点を取り2点差までは追い上げたDeNA。上茶谷に代打を出していれば、試合展開が変わっていた可能性はあったかもしれない。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年10月01日 11時30分
楽天、田中貴也を巨人から獲得!石井一久GM「チームのために頑張っていただける選手」
東北楽天は9月30日、巨人から金銭トレードで獲得した田中貴也捕手の入団会見を行った。背番号は「55」。 まず、石井一久ゼネラル・マネージャーが「田中貴也選手が巨人からトレードで楽天イーグルスに来てくださることになりました。チームのために頑張っていただける選手だと思っていますので、どうぞ皆さんよろしくお願いします」と挨拶。続けて、田中は「巨人からトレードで(楽天イーグルスに)参りました田中貴也です。チームの優勝に貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします」と緊張した面持ちで会見に臨んだ。 質疑応答に入ると、「まだあまり実感はないのですが、今日から楽天イーグルスのリーグ優勝、日本一のために『やってやるぞ』という思いでいっぱいです。元気のある、ガッツのあるプレーで、チームを引っ張っていけるように頑張っていきたいと思っています」と抱負を語り、自身のセールスポイントについては、「安定した守備力です。特に送球を取ってからの速さと正確性には自信があります」と語った。 チームのイメージについては、「去年も今年も優勝争いをしている、本当に強いチームだと思います。チームの一員になれることを誇りに思います」と笑顔を見せると、投手陣へのイメージに関しては「則本選手や涌井選手という球界を代表する投手もいますし、若い投手も多いので、そういった方々とバッテリーを組めるということを楽しみにしています」と語り、「自分の印象ですが、パ・リーグの打者は初球からフルスイングをして来るイメージがあるので、そこをうまくかわしたり、力で押していったりというのは、自分の目で見ながらリードしていければと思います」と早くも対パ・リーグのイメージを頭に描いているようだ。 「チャンスをしっかりものにできるように、一軍のレギュラーになれるように頑張っていきたいです」と力強く語った田中。チームはCS争い(注・今年は1位と2位の対決のみ)を諦めてないだけに、このチャンスを活かしていきたい。(どら増田/写真は球団提供)
-
-
スポーツ 2020年10月01日 11時25分
楽天・松井「リリーフ再転向」の真相 本人にも自覚アリ? 石井GMの誤算はドラフト会議にも影響か
逆転優勝のための緊急措置か、それとも…。9月30日の首位・ソフトバンクとの一戦に勝利した後、楽天・三木肇監督がオンライン会見で松井裕樹投手のリリーフ再転向を明言した。 「今までの経験値を生かしてブルペンに入ってもらって、チームの力になってもらいたいという期待と…。みんなでこういう判断をした」 三木監督は松井本人とも話し合ってから決めたと話してきた。 先発に転向した松井のこれまでの成績は、3勝3敗、防御率3・66(10試合)。残り32試合、昨季の最多セーブ王がブルペン待機すれば、大きな戦力となるだろう。 >>楽天・田尾監督に助っ人が直接抗議! 処遇を巡る“修羅場”を暴露、「よく文句言えたな」ファン驚愕<< 「パ・リーグはクライマックスシリーズを開催します。但し、1位と2位のみが進出できるので、3位の楽天とすれば、最低でも2位でペナントレースを終了したいはず」(プロ野球解説者) 松井のブルペン待機は総力戦、スクランブル態勢だという。 松井のリリーフ再転向の情報は、実は9月24日の千葉ロッテ戦後から囁かれていた。この時点で、再転向の情報を信じる取材陣は少なかった。その根拠はシーズン前の石井一久GMの言動だ。 石井GMは「中長期ビジョン」なるワードをよく口にする。3年から5年先を見越してのチーム構想で、今年36歳の岸孝之、30歳の則本昂大を軸とした現先発スタッフの弱体化を懸念していた。松井を3年後の先発ローテーションの大黒柱に据えるため、「リリーフに戻すことはない。三木監督とも打ち合わせ済み」とも言ってきたからだ。 前述の三木監督の「みんなで決めた」発言から考えると、松井のブルペン待機案は石井GMも了承しているようだが、さらに気になる情報も聞かれた。 リリーフ再転向の情報が出始めた9月24日の千葉ロッテ戦だが、同日の先発投手は松井だ。記録上では「5回無失点で3勝目」だが、 「初回から全力投球、勝利投手の権利を得る5イニング目はバテバテで、長打と2四球で満塁のピンチに陥りました。下妻のリードで最後のバッターの裏をかくことができ、どうにか凌いだようなもの」(球界関係者) と、ピッチング内容は厳しかった。 「先発失格の烙印を押されたのが、今回のリリーフ再転向の本当の理由」と見る声も少なくない。 「松井自身は『ガス欠になっても』なんて、試合後に話していました。逆転優勝を狙うチームの意気込みとしては頼もしいコメントですが、首脳陣が求める先発ピッチャーのスタイルではありません」(前出・同) もっとも、楽天のチーム関係者によれば、同日の試合後、「ナイスピッチング!」のファンの呼び掛けにも松井は首を振っていたという。力任せのガムシャラが及第点ではないことは本人も自覚しているようだ。 今秋のドラフト会議は10月26日。気の早い話だが、「大卒、社会人の先発ピッチャーを上位指名し、岸、則本の後継者に育てるのでは?」なんて声も聞かれた。いずれにせよ、今オフ、松井の先発案は再検討となりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ
大谷翔平「二刀流」衝撃デビュー21億円スポンサー契約へ
2018年04月20日 16時00分
-
スポーツ
卓球 打倒日本に躍起になる中国の“コピー選手”発掘
2018年04月20日 12時00分
-
スポーツ
【DeNA】一気に出世頭!?2016年度ドラフトの隠し玉 京山将弥が凄い!
2018年04月20日 06時30分
-
スポーツ
アスカが前王者シャーロットを救出!スマックダウンに日本に馴染み深い選手が集結!
2018年04月19日 21時30分
-
スポーツ
「だいぶ気持ちが入っていた」オリックスの“新守護神”増井浩俊、16試合目で初セーブ
2018年04月19日 17時45分
-
スポーツ
王者危うし?ソフトバンクを襲う止まらない負の連鎖
2018年04月19日 17時30分
-
スポーツ
阪神・金本監督が露骨な生え抜き選手 晒し首采配」の吉凶
2018年04月19日 16時00分
-
スポーツ
「英語は話さない!」ヒール道本格発進の中邑真輔、新パートナーとともに再び乱入
2018年04月18日 21時30分
-
スポーツ
「あまりにも簡単すぎる」エンゼルス・大谷翔平がメジャーのレベルに不満タラタラ?
2018年04月18日 18時00分
-
スポーツ
最下位転落で急浮上 アノ人が高橋監督の身代わりで引責辞任する?
2018年04月18日 17時45分
-
スポーツ
「ノーバンで届かなくて悔しい!」女性人気ジョッキー藤田菜七子が2年連続始球式
2018年04月18日 17時30分
-
スポーツ
貴乃花親方が再起絶望「蟄居生活」(2)
2018年04月18日 16時00分
-
スポーツ
天国の父に捧げる優勝を 横綱・白鵬が臨む“縁深い”夏場所
2018年04月17日 17時45分
-
スポーツ
リーグ順位との相関は?プロ野球“反撃回数”を検証する
2018年04月17日 17時30分
-
スポーツ
貴乃花親方が再起絶望「蟄居生活」(1)
2018年04月17日 16時00分
-
スポーツ
札幌ドームでお披露目!清宮の早期一軍デビューで日ハムは崩壊
2018年04月17日 06時40分
-
スポーツ
オリックス担当記者が分析、投手陣のキーマン!山岡泰輔の大きな今季初勝利
2018年04月17日 06時20分
-
スポーツ
ミスター雁之助引退試合で、藤波辰爾が「お前、本田だろ!」ガッツワールド解散興行
2018年04月16日 21時50分
-
スポーツ
“怪物くん”鈴木博昭の快勝に、不可思「穴が見つかった」スーパーライト級準決勝は激闘必至!
2018年04月16日 21時45分
特集
-
【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
-
【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
-
-
【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分