スポーツ
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スポーツ 2020年10月06日 22時30分
新日本『G1』オカダ・カズチカが鈴木みのるを丸め込み!「ああいう勝ち方もあり」
新日本プロレスは5日、最強戦士決定戦『G1クライマックス30』Aブロック公式戦を香川・高松市総合体育館・第1競技場で開催した。 第4試合では、オカダ・カズチカ(2勝2敗)と鈴木みのる(3勝1敗)の対戦が約1年ぶりに実現。昨年『G1』出場を逃しているみのるは、ラフファイトを用いながら、アームロックなど徹底した右腕攻撃でオカダを苦しめる。変形キャメルクラッチやフェイスロック、強烈なエルボーで、厳しい戦いとなったオカダだったが、最後はみのるのゴッチ式パイルドライバーをショルダースルーで切り返すと、そのまま押さえ込んで丸め込み3カウント。オカダにしては珍しい決着となったが、涼しい顔で勝ち名乗り。 みのるは当然のことながら、大荒れで客席を騒つかせながら控室に戻っていった。 オカダは大きく息を切らし、ふらふらした足取りで引き揚げてくる。コメントスペースにたどり着くや、片ヒザを突いて「カッコ悪くても、『G1クライマックス』、勝つことが大事だから。相変わらずだね、鈴木みのる。なんであんな、元気なんですか?その元気を分けてもらいたいぐらい、元気だね。でも、まあ俺も、短いかもしれないけど、KOPW で、矢野さんにああいうやられ方して、ああいう勝ち方もありだってのはね、もちろん今までのシリーズも出してるし。まだ公式戦あるけども、しっかり対戦相手、怯えてくださいよ。マネークリップなのか、ああいう丸め込みなのか、そしてレインメーカーなのか……」と今回は勝ちを最優先させたことを強調。一方、荒れ狂ってるみのるは「オイ、オカダ、わかってんじゃねえのか。オイ、それによオカダ、こんなんで、俺に、勝ったと思うな!」と凄んだ。 Aブロックは1敗の飯伏幸太を、オカダ、みのる、ウィル・オスプレイ、ジェイ・ホワイト、タイチが2敗で追う大混戦となっている。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス30』2020年10月5日香川・高松市総合体育館・第1競技場 観衆 1247人▼Aブロック公式戦(30分1本勝負)<3勝2敗=6点>○オカダ・カズチカ(14分10秒 エビ固め)鈴木みのる●<3勝2敗=6点>※ゴッチ式パイルドライバーを切り返す(どら増田)
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スポーツ 2020年10月06日 20時30分
巨人・桜井の被弾、個人の不調では済まされない事態に?「去年みたいにまた…」ファンの懸念が相次いでいるワケ
5日に行われた巨人対阪神の一戦。試合は「6-1」で阪神が勝利したが、同戦に先発した巨人・桜井俊貴の投球がネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-1」と同点で迎えた5回裏の投球。ここまで1失点と試合を作っていた桜井は2死までは難なく奪うが、ここで迎えた糸井嘉男に四球。さらに、続く大山悠輔にもカウント「0-2」とボールを先行させると、ストライクを取りに行った3球目が甘めのコースに行ったところを捉えられ、勝ち越しとなる24号2ランを被弾した。 結果的のこの2点が決勝点となりチームは敗れ、桜井にも今シーズン3敗目が記録される。また、桜井が被弾を許したことで、それまで24本でセ・リーグ本塁打ランキング単独トップだった同僚・岡本和真も大山に並ばれることとなった。 >>阪神首脳陣に「いらんことせん方がいい」 岡田元監督が苦言も、「1点でも多く取りに行くのは当然だろ」反発相次ぐ<< 桜井の投球を受け、複数の球界OBが出演するTV番組やメディア上でコメントしている。同日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演した元横浜・齊藤明雄氏は、番組内で「岡本と本塁打王争いをしている打者に対してボールが先行。そしてカウントが苦しくなってストライクに力いっぱい投げて、力いっぱい弾き返されている。(結果的に)打たれちゃいけない打者に打たれてしまっている」とコメント。大山に対してボールを先行させたことで、結果的に自分の首を絞めることになったと苦言を呈した。 元巨人・黒江透修氏は、6日の『SANSPO.COM』(株式会社産経デジタル)の記事内で「五回2死から決して調子がいいとはいえない糸井を、追い込んでから歩かせた。嫌な予感は当たるもので、続く大山に2ボールから一発を浴びた。そこまで悪いピッチングではなかっただけに、もったいない」とコメント。前打者の糸井を歩かせた時点で大山に打たれそうな雰囲気が出ていたと指摘した。 同戦の桜井に対しては、ネット上にも「四球で勝手に追い込まれて、苦し紛れに投げたストライクがホームラン。絵に描いたような失点だった」、「試合的にもタイトル争い的にもマイナスの被弾でしかない」、「ボールを先行させた時点で割り切って大山も歩かせて、その後の原口(文仁)と勝負した方が良かったのでは?」といった反応が多数寄せられている。 一方、「この一発が岡本の本塁打王を邪魔しそうでならない」、「去年みたいにまた自軍の本塁打王を阻止するのか」といったコメントも複数見受けられた。 「2015年のドラフトで1位指名を受け巨人に入団した26歳の桜井は、昨シーズン主に先発として8勝を挙げチームのリーグ優勝に貢献した投手。ただ、その一方で昨年43本を放ち本塁打王に輝いたDeNA・ソトに、対戦投手の中ではワーストとなる3本塁打を献上。この3本がなければ40本で2位だった同僚の坂本勇人には同時受賞のチャンスがあったため、『桜井が坂本を逆アシストしてしまった』という声もありました。今シーズンの桜井はここまで『2勝3敗・防御率4.89』と黒星が先行し、被本塁打数もチームワーストの『12』。今回大山にホームランを打たれたことを踏まえても不調に陥っていることは明白ですが、この不調が自身の評価だけでなく岡本のタイトルにも悪影響を及ぼすことになるのではと危惧しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 試合後には原辰徳監督も「子どもちゃんが野球をやっているようなもの」と苦言を呈したことが伝えられている桜井。被弾したこと自体に加え、打たれた相手が大山だったことにも不満を抱いているファンは多いようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月06日 17時30分
オリックス、連続勝ち越しはストップも中嶋監督代行「みんなでロッテに勝ちに行く」
先週のオリックスは西武に勝ち越し、連続カード勝ち越しを「5」に伸ばしたが、西武との3戦目から3連敗で、楽天戦は負け越し。先週は3勝3敗の成績に終わった。<オリックス戦績 9月29日〜10月4日>大阪・京セラドーム大阪対埼玉西武9月29日○オリックス(山本)3-0(高橋光)埼玉西武●9月30日○オリックス(増井)5-0(浜屋)埼玉西武●10月1日●オリックス(田嶋)6-7(今井)埼玉西武○対東北楽天10月2日●オリックス(山岡)0-4(塩見)東北楽天○10月3日●オリックス(張)3-5(石橋)東北楽天○10月4日○オリックス(宮城)9-2(瀧中)東北楽天●(カッコ)内は先発投手。 92試合34勝52敗6分、首位の福岡ソフトバンクとは17ゲーム差、5位の北海道日本ハムとは5.5ゲーム差の最下位。 先週も負けた試合は、いずれも勝てた試合だったのが惜しいところ。3日の楽天戦は満塁のチャンスを4回も作ったにもかかわらず、1点も取ることが出来ず、これには中島聡監督代行も「満塁は怖い感じがあった」と正直な気持ちを明らかにしている。 山本、山岡のダブルエースが安定しているだけに、残り試合は打線の繋がりに期待したい。ルーキーの宮城も初勝利に向けて、あと1、2試合は先発登板のチャンスが与えられる見込みだ。今週は増井、宮城に代わり、アルバース、山崎福也の再昇格が予想されるが、榊原翼や鈴木優など、今シーズン中の再昇格を狙う投手陣もファームには多くいることから、今後、彼らにチャンスが回って来る可能性もあるだろう。 6日からは千葉・ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテと3連戦。今年のオリックスはマリンで1勝もしていないこともあり、今回が今シーズン最後のマリンでのロッテ戦に向けて、中嶋監督代行は「ロッテにはやられっぱなしなんで、みんなで勝ちに行く」と気合いが入っている。9日からは北海道・札幌ドームで北海道日本ハムと3連戦が控えており、オリックスの「上位イジメ」を期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年10月06日 17時00分
阪神首脳陣に「いらんことせん方がいい」 岡田元監督が苦言も、「1点でも多く取りに行くのは当然だろ」反発相次ぐ
5日に行われた阪神対巨人の一戦。試合は「6-1」で阪神が勝利したが、同戦のテレビ中継で解説を務めた元阪神監督・岡田彰布氏の発言がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「5-1」と阪神4点リードで迎えた7回裏1死一、二塁での発言。この回、阪神は巨人3番手・堀岡隼人から1点を奪いなおも1死一、二塁のチャンスを作ったが、ここで一塁走者・高山俊、二塁走者・荒木郁也がダブルスチールを敢行。巨人捕手・大城卓三はどちらの塁にも投げることができず、1死二、三塁とチャンスはさらに拡大した。 しかし、この重盗について岡田氏は「あんまりいらんことせん方がいいですね」、「この点差で7回で走るのはちょっとね、僕はあんまり好きじゃないですね」とコメント。球界には大差でリードしているチームは試合後半のバントや盗塁を慎むべきという不文律があるが、この重盗はこれに反するのではないかと阪神首脳陣に苦言を呈した。 >>ヤクルト捕手が「なに走っとんねんコラ!」と激怒! 連続死球で報復し退場、“不文律破り”が招いた乱闘劇<< 岡田氏は続けて、「メジャーではこれ危ないですよ。(打席の)坂本(誠志郎)はね」と、メジャーでは報復行為を受けても仕方ない采配だと指摘。実際に坂本が報復行為を受けるようなことはなかったが、終始重盗に不快感をあらわにしていた。 岡田氏の発言を受け、ネット上には「どこがいらんことなんだよ、勝つために1点でも多く取りに行くのは当然だろ」、「首位巨人相手の5点差は別にセーフティーリードじゃないぞ」、「今シーズンは巨人相手に1番点取られてる(91失点)から念には念を入れるのは普通では?」といった批判が多数寄せられている。 一方、「監督時代から一貫して不文律破りに厳しいよなこの人」、「10年前と全く同じ考えだな、ある意味筋が通ってると言えるのかもしれない」といったコメントも複数見受けられた。 「今回“不文律破り”への苦言が物議を醸している岡田氏ですが、実はオリックス監督時代の2010年6月4日阪神戦の後にも同様に苦言を呈した過去があります。同戦では阪神が5点リードの7回裏1死一、三塁の場面で二盗を仕掛け成功させましたが、この采配に岡田氏は『(阪神は)やってしまいましたなあ』、『こっちは負け認めたってんのになあ。なんで走るんやろなあ』と怒り。実際に行うことはありませんでしたが、『明日も試合あんのになあ』と報復行為を示唆するほどでした」(野球ライター) 今回重盗を仕掛けた理由について、試合後矢野燿大監督からのコメントは特に伝えられてはいない。ただ、どのような理由があるにせよ、岡田氏にとっては理解できない采配だったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月06日 17時00分
ロッテ激震!鳥谷敬ら主力やスタッフから新たに11名が新型コロナ陽性判明、4名が濃厚接触者と特定
千葉ロッテマリーンズは一軍監督、コーチ、選手、スタッフ、関連職員の計78名にPCR検査を実施した結果、新たに11名が新型コロナウイルスの陽性反応が出たと6日に発表した。 >>ロッテPCR検査の結果は「分かり次第発表」6日からオリックス戦<< 4日に岩下大輝とスタッフ1名から陽性反応が出ていた。今回、陽性反応が出たのは荻野貴司、角中勝也、清田育宏、菅野剛士、鳥谷敬、藤岡裕大、三木亮と、伊志嶺翔大走塁兼打撃補佐兼外野コーチ補佐、チームスタッフ3名の計11名。この11名を除く67名は陰性だったが、岩下の濃厚接触者として東妻勇輔、小野郁、和田康士朗、山本大貴の4名が特定された。 なお二軍監督、コーチ、選手、スタッフの計73名は5日、PCR検査を実施し全員、陰性だったという。 陽性判定者について球団は「新たに新型コロナウイルス陽性判定を受けた11名のうち検査後に発熱の症状を呈した者が数名いますが、いずれも症状は軽く、今後は保健所の指示に従いながら、入院など適切に対応していきます」と説明。 また「日本野球機構に報告を行いました。陽性判定を受けた11名の濃厚接触者に関しては管轄の保健所に行動履歴および接触状況を報告し特定を行ってもらっており濃厚接触は現在、一部調査中ですが現時点ではいないとの見解をいただいています。ZOZOマリンスタジアム球場内は昨日10月5日に消毒を行いました。今後のチーム活動に関しましては陽性確定者および岩下投手との濃厚接触者を登録抹消し本日10月6日からのオリックス・バファローズ戦は管轄保健所、日本野球機構に相談の上、開催を行うことになりました。なお、10月2~4日に対戦した埼玉西武ライオンズには濃厚接触者はいません」としている。 11名の行動履歴に関しては「PCR検査摂取から48時間前以降の記録を調査したところ、いずれの選手、スタッフも10月2日、3日、4日ともにZOZOマリンスタジアムへの車での移動、および練習、試合参加以外の外出記録はありませんでした」とコロナ感染対策は徹底していたもよう。 最後に「千葉ロッテマリーンズはこれまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策について選手、スタッフ、関係者全員に再度周知徹底を図っていきます」とした。 週末にソフトバンクとの首位攻防戦を控えているロッテにとっては戦力面のダメージは計り知れない。しかし、今は感染者の回復を祈るしかない。(どら増田)
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スポーツ 2020年10月06日 11時30分
ロッテPCR検査の結果は「分かり次第発表」6日からオリックス戦
千葉ロッテマリーンズは4日の試合後に一軍監督、コーチ、スタッフ、選手、関係職員のPCR検査を行ったが、予定の5日までには検査結果は出なかったと発表した。 球団は4日、岩下大輝投手、一軍チームスタッフ1名が新型コロナウィルス陽性判定を受けたと発表。陽性判定までの経緯として、岩下は3日夜に体調不良を感じ体温を測ったところ37.1℃、4日は起床時の検温で38.4℃だったため、球団に報告。千葉市内の病院で受診しPCR検査を受けた結果、陽性判定を受けたことを発表。チームスタッフは4日に起床時の検温で38.3℃だったため、球団に報告。千葉市内の病院で受診し、PCR検査を受け陽性判定。 なお、2人が一緒に行動するなどの接触履歴はなかったという。2人の行動履歴(症状発生から48時間前以降の記録)は、岩下が2日、チームと同じスケジュールで札幌から帰京。羽田空港から車でZOZOマリンスタジアム入り。グラウンドで練習後、試合中に車で帰宅。3日、自宅から車でZOZOマリンスタジアム入り。練習後、車で帰宅。その他の外出はなし。チームスタッフは2日、自宅から車でZOZOマリンスタジアム入り。練習後に車で帰宅。その他の外出はなし。3日、自宅から車でZOZOマリンスタジアム入り。練習後に車で帰宅。その他の外出はなしとのこと。 球団は4日に日本野球機構事務局に報告し、試合後に一軍監督、コーチ、スタッフ、選手、関係職員のPCR検査を行っており、検査結果は5日に判明予定としていた。新型コロナウィルス陽性判定となった岩下、チームスタッフ1名の濃厚接触者に関しても、管轄の保健所に行動履歴および接触状況を報告し現在、特定を行っているとのことで、また別途、二軍監督、コーチ、スタッフ、選手、関係職員も5日、埼玉・浦和球場にてPCR検査を行ったことを明らかにした上で、「これらの検査結果に関しましてはそれぞれ分かり次第、発表をさせていただきます」としている。 ロッテは6日から千葉・ZOZOマリンスタジアムで、“お得意様”のオリックスとの3連戦を控えているだけに、PCR検査の結果や、濃厚接触者の特定を急ぎたいところ。球団は岩下を5日に「特例2020」で登録抹消(いつでも再昇格可能)したが、優勝争いを繰り広げている中、ローテーションの一角を担っていた岩下の離脱は痛く、万全になって戻ってきてもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年10月06日 11時15分
DeNA・ラミレス監督に他球団がオファー? 来季が不透明な球団への“横滑り“はあるか
プロ野球界の秋は、監督人事で揺れる時期でもある。 10月5日、横浜DeNAベイスターズからリリースがあった。2年連続で開幕投手も務めた今永昇太投手が左肩のクリーニング手術を行ったという。投球練習が再開できるまでに回復するには2、3か月を要する。つまり、「今季中の復帰」はない。 「ラミレス監督の采配も『来季』を意識したようなものが続いていました。アクシデントで途中交代させた梶谷に大事を取らせ(3日)、故障明けのオースティンをスタメンで出場させ、改めて適性を見極めていました。完投勝利が目前だった大貫を『怪我をさせたくない』と言って交代させたり…」(スポーツ紙記者) 今永の手術も来季に向けてのものだろう。「ラミレス監督が2021年の準備を始めた」とも解釈できるが、一部メディアが三浦大輔二軍監督の昇格を伝えた。ラミレス監督の契約任期は「今季まで」。原巨人の独走を許してしまった責任は大きい。経営陣が決断したとしても、決しておかしな話ではない。しかし、ラミレス監督にも「次の話」があるようなのだ。 「ラミレス監督の采配を評価する声は他球団からも聞こえています。今季の敗因もマイナスには捉えられていません。故障者が多かったのは仕方ないとしても、クローザーの山崎の不振がなければ、巨人と互角以上に戦えたはず」(球界関係者) >>DeNA・ラミレス監督の采配に“矛盾”? 試合後に“代打温存策”の意図説明も、「チグハグ過ぎる」ファンからは賛否<< そもそも、ラミレス監督に「指揮官」の打診をしたのは、DeNAが初めてではない。オリックスが最初なのだ。2015年のちょうど今頃だった。 オリックスは当時、巡回アドバイザーだったラミレス監督について、「契約は更新しない」と発表した。どういうことかというと、球団はひと足先に福良淳一監督代行の昇格を決めていた。ラミレス監督に「コーチをやって、それから」と“将来の指揮官就任”の含みを持って入閣を打診。しかし、断られたのだ。 「とにかく、監督に強いこだわりがあり、コーチではダメなんだと。オリックスのフロントは『縁がなかった』と悔やんでいました」(当時を知る関係者) そのオリックスだが、中嶋聡代行の昇格を決めていない(同時点)。また、下位に沈む日本ハムも栗山英樹監督との契約が「今季まで」となっており、次の有力候補である稲葉篤紀氏も東京五輪の延期で侍ジャパンから離れられなくなってしまった。 「小笠原道大ヘッドコーチの昇格案と、外部招聘案の両方で議論されています。阪神の矢野燿大監督もどうなるか分かりません」(前出・スポーツ紙記者) 一部では、巨人が阿部政権を見据え、「参謀役として迎えるのではないか」と報じていたが…。 7月22日のヤクルト戦だった。クローザーの山崎康晃が同点で迎えた9回のマウンドに送られた。一死満塁となった時、ラミレス監督は投手コーチではなく、自らマウンドに向かった。監督自らが不振の投手を鼓舞する。ここまでは、ありがちな光景だ。だが、ラミレス監督は違った。 「対策はできているのか?」 と、次打者への配球を山崎に質問した。山崎がちょっと考えてから答えた。ラミレス監督は、「だったら、大丈夫だよ」と頷き、ベンチに帰って行った。選手を冷静にさせるそんな接し方も評価されているそうだ。 近年、監督、コーチが翌年、違う球団のユニフォームを着ているという“横滑り”も続いている。ラミレス監督の動向にも注目だ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年10月06日 06時30分
スターダム横浜武道館大成功!岩谷麻優の次期挑戦者は彩羽匠!
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは3日、神奈川・横浜武道館でビッグマッチ『STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA 2020』を開催した。この大会は当初8月に2連戦として開催が予定されていたが、コロナ禍の影響で中止。同大会で組まれていたタイトルマッチを中心に、さらに濃度の高い大会を提供した。 メインイベントでは、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王者の岩谷麻優に、朱里が挑戦。朱里の打撃に大苦戦した岩谷だったが、相手の技を受けるだけ受けて、数%の力で勝負する岩谷のセオリー通りの試合内容で、最後はドラゴンスープレックスホールドを決め、4度目の防衛に成功。敗れた朱里は「スターダムの内部に入ってあのベルトを狙う」と語り、スターダム入団を示唆。今後の展開に注目だ。 試合後、岩谷は「赤いベルト、防衛することができました!マジでマジで何回気絶、気を失ったんだろうというぐらい。ちょっとところどころ覚えてないので、たぶん本能的な何かで。ただ、本能のおもむくままに体が動いてたんだと思います。関節技もやっぱりすごいですよ。ものが違う女でしたっけ?本当にその名の通り、ものが違うなと思いました。未知との遭遇、初めてのシングルマッチでギリギリの闘いだったのかなと思います。本当に、本当にもうなんて言うんだろう…。勝った喜びと言うよりも、よく岩谷麻優最後まで立ってたなと、自分自身褒めてあげたいなと思います。褒めてあげたいというか、岩谷麻優ってすげーなと思いました。楽しかったです。あんまり覚えてないから楽しかったと言えるのであって、全部頭の中に覚えてたら、痛いよね…。ちょっと何言ってるんですか。これは蹴られたせいですかね。たぶんそうだと思います。このおしゃべりは、本能のままではありません。あれ?何を言ってるんですか」と、いつものように岩谷節を炸裂させると、観戦に訪れているマーベラスの彩羽匠が現れ、「麻優さん、おめでとうございます。見てました。大丈夫ですか?しっかり治してくださいよ。きょう、足大丈夫ですか?」と心配すると、岩谷は「はい、全然大丈夫ですけど、何か」と答える。彩羽は「わりとすぐにでも赤いベルトやりたいなというのがあって。試合を見てすぐやりたいと思ったのでさっき調べたんですけど、10月18日後楽園大会ありますよね?カード決まってますか?」と挑戦アピール。すると、岩谷は「いや、別に。アーティストとかタッグとか狙い…。うーん」とはぐらかす。 彩羽はそんな岩谷を振り切って、「じゃあ、ちょっとそろそろ、もっと強い岩谷麻優いるんじゃないですか。自分が引き出しますよ。その上でそのベルト、もらおうかなって思います。自分、スターダムでデビューしたんですけど、ずっとこのベルト狙ってますからね。その時期が来たんじゃないかなと。いい感じにハクもついてきたし。このでかい会場でできるスターダムってやっぱりすごいですよね。岩谷麻優じゃなくて、スターダムがすごいのかなと思ったり」と持論を展開。 このやり取りを観ていたロッシー小川エグゼクティブプロデューサーが「検討します」と話したことから、18日の後楽園大会で両者が対戦するのは確実だろう。今年2月には岩谷がノンタイトルながら敗れているだけに、負けられないところ。 彩羽は「これ、取っちゃいます。自分、赤いベルト取って、スターダムもっと盛り上げていきたいと思います。そしてマーベラスもね、一緒に女子プロレス界どんどん引っ張っていきたいと思います」と宣言すると、岩谷が握手の手を伸ばすもスルーしてインタビュースペースを去った。岩谷は「おい、スルーするなよ、マジで。でも、本当に本当にこのベルト、価値が上がってきたなと思います。いろんなところの選手がこの赤いベルト、イコール岩谷麻優に挑んでくる。当たり前ですよね。自分はスターダムのトップとしてここで折れるわけにはいかないし。今日闘い抜いて『あ、これ誰にも負けないな』って、自分自身の強さを改めて実感したんで、これからも頑張っていくだけです。ありがとうございました」と最後は笑顔でビッグマッチを締めた。◆スターダム◆『STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA 2020』2020年10月3日神奈川・横浜武道館 観衆 1007人(満員 / コロナ対策限定人数)▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合(時間無制限1本勝負)<王者>○岩谷麻優(28分58秒 ドラゴンスープレックスホールド)朱里●<挑戦者>※第12代王者の岩谷麻優が4度目の防衛に成功(どら増田)
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スポーツ 2020年10月05日 22時30分
ノア中嶋勝彦『N-1』決勝進出に「楽しみに待っとけ!」
プロレスリング・ノアは4日、東京・後楽園ホールで『N-1ヴィクトリー2020』公式戦を開催した。 セミファイナルでは、丸藤正道と中嶋勝彦が対戦。丸藤が勝利を収めれば杉浦貴との決勝進出決定戦、勝彦が勝利を収めれば決勝進出が決まるシチュエーションの中、Bブロック首位の勝彦が先に入場。丸藤が入場すると、杉浦がリングサイドに。 勝彦は序盤から蹴りで丸藤を攻め立てていく。しかし、丸藤は勝彦の左腕を攻めることで応戦。ダメージが残る勝彦に逆水平チョップを放っていく丸藤に、勝彦は裏投げを披露、さらにジャンピングローキックを決める。何とか流れを変えたい丸藤はパーフェクトキーロックを極めようとするが、勝彦はエスケープ。丸藤は虎王を連発してから不知火も、勝彦の足はロープへ。最後は蹴りの連打から顔面蹴りに繋いで、ダイヤモンドボムを放ちカウント3。勝彦がBブロック代表として決勝進出を決めた。 インタビュースペースで、勝彦は「Bブロック、蓋を開けてみれば俺の完勝と言ったところだろ。あと一つ、楽しみに待っとけ」と吐き捨て、メインイベントで清宮海斗が決勝進出の相手と決まると、早くも挑発。潮崎を裏切り金剛入りをして臨んだ『N-1』で決勝まで進んだ勝彦。本当の狙いは優勝した時にわかるのだろうか。 決勝戦は11日に大阪・エディオンアリーナ大阪で行われる。◆プロレスリング・ノア◆『N-1ヴィクトリー2020』2020年10月4日東京・後楽園ホール▼Bブロック公式戦(30分1本勝負)<2勝2敗1分=5点>●丸藤正道(16分25秒 片エビ固め)中嶋勝彦○<4勝1敗=8点>※ダイヤモンドボム(どら増田)
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スポーツ 2020年10月05日 21時45分
元巨人・上原氏、感染経路は不明? コロナ陽性判定受けホテル隔離、回復までの詳細を語る 「体動かせるくらい元気なのに」と驚きも
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が4日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。自身の新型コロナウイルス感染について言及した。 同日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)にリモートで生出演した際、新型コロナに感染していたことを公表した上原氏。今回の動画では判明当時の状況や、ホテルでの隔離期間の過ごし方などについて明かした。 >>元巨人・上原氏、巨人の伝統に「もういらなくないっすか?」 4番の“カウント”に疑問、「歴史を伝えるためには必要」と反発も<< 2週間ほど前に自宅のあるアメリカから日本へ帰国した際、成田国際空港で唾液を使ったPCR検査を受けたという上原氏。1時間ほど待った後に陽性反応が出た旨を知らされたというが、「そこから別室に連れて行かれて3~4時間待たされた」という。 その後、上原氏は自身以外に陽性反応が出たもう1名の入国者と共にバスに乗せられ、隔離場所である成田空港近くのホテルに移動。上原氏によると、「バスは全部にビニールが被せられてて、運転手も防護服を着て(乗り込んでいた)」という。 判明当時の上原氏は体調に問題はなく、それ以前も自覚症状は全くなかったというが、PCR検査で2回連続陰性判定が出るまでホテルで6日間の隔離生活を送ることに。部屋の外に出るのは「朝と夕方に指先の酸素含有量を測りに、エレベーターの前(に設置された機械)に行く」時だけで、それ以外はずっと部屋の中で過ごしたという。 部屋に缶詰め状態のため、思うように体を動かせなかったという上原氏。それでも、「部屋の中に椅子を立てて踏み台昇降をしていた」、「(汗をかくために)1日2回熱いお風呂に入った」と限られたスペースの中で工夫をしていたという。 その後PCR検査で2回連続陰性と診断され、約1週間の隔離生活を終えた上原氏。ただ、感染経路については思い当たる節がなく、濃厚接触者であるアメリカの家族も検査の結果全員陰性だったため、「じゃあ自分はどこでもらってきてるの?」と今でも疑問を抱いていると語っていた。 今回の動画ではこの他にも、上原氏が自分で撮影したバス内の映像や隔離先のホテルで酸素含有量を測る映像などが公開されている。 今回の動画を受け、ネット上には「隔離中の過ごし方について見たのは初めて、毎日機械での検査があることは知らなかった」、「帰国して陽性はまさかだったろうな、出国前の検査とかはなかったんだろうか」、「陽性即移動、隔離って思ってたけど意外と待たされるんだな」、「体動かせるくらい元気なのに実はコロナでしたって怖いな、他にもそんな人はいっぱいいそう」、「感染経路が思い当たらないのが一番気味悪いだろうな、家族も陰性だったらなおさら」といった反応が多数寄せられている。 動画の最後では「皆さんも感染症対策を充分に行ってお過ごし下さい」とテロップで視聴者に呼びかけた上原氏。無症状のまま容体が悪化しなかったのは不幸中の幸いだったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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“名選手”S・S・マシンが引退表明!「お前○○だろ?」「しょっぱい試合ですみません」
2018年04月14日 06時31分
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スポーツ
やっぱり痛かったカリスマ・上原の炎上KO
2018年04月13日 20時50分
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スポーツ
“ヒール”と化したWWE・中邑真輔 その姿に日本のあのレスラーを想起する人も?
2018年04月13日 18時00分
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スポーツ
桜庭和志「殴り合いより面白い」新グラップリングイベントQUINTETが見せた可能性
2018年04月13日 17時45分
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スポーツ
メッセンジャーを暴言で退場後威圧的な態度 白井一行審判の行動に批判殺到
2018年04月13日 17時40分
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スポーツ
何をつぶやいても叩かれる?日本相撲協会の公式ツイッターが四面楚歌の状況に
2018年04月13日 17時30分
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スポーツ
上原効果で優勝候補に躍り出た巨人が長嶋茂雄「再投入」
2018年04月13日 13時00分
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スポーツ
KNOCK OUTライト級王者、森井洋介がタイ王者相手に初防衛戦!KO勝利を予告!
2018年04月12日 21時50分
特集
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分