スポーツ
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スポーツ 2020年10月08日 15時30分
広島首脳陣に「どんな指導してるんだ」不満噴出 4連勝も“守乱”続出、緒方前監督は松山の落球に「言語道断」
7日に行われた広島対阪神の一戦。試合は「9-3」で広島が勝利したが、同戦に「4番・一塁」で先発した広島・松山竜平のプレーがネット上の広島ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-0」と両チーム無得点で迎えた2回表無死の場面。ここで打席の阪神・ボーアが、広島先発・遠藤淳志の4球目を打ち上げ平凡な内野フライに。松山はこれを捕球しようとマウンド付近まで追ったが、落下してきた打球を捕りこぼしアウトにすることができなかった。 このエラーでボーアに出塁を許した遠藤は続く梅野隆太郎に左二塁打を打たれ無死二、三塁のピンチを招くと、さらに小幡竜平に中二塁打を浴び2失点。その後は何とか無失点に抑えたが、松山のエラーをきっかけに先制点を奪われる形になった。 松山のエラーを受け、複数の球界OBが出演するTV番組やメディア上でコメントしている。同日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演した元広島監督・達川光男氏は、番組内で「松山は一番(守備が)下手なんだからサードに譲ればいいのに」とコメント。自ら打球を追おうとせず、三塁手の堂林翔太に任せるべきだったと指摘した。 前広島監督・緒方孝市氏は、同日の『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社/電子版)の記事内で「2回の松山の守備は言語道断だ。前夜もあったが、フライに対しての苦手意識があるのか、この試合でも失点に絡んだ」とコメント。松山は前日6日の同カードでも失点につながるエラーを記録しているが、緒方氏はこれも含めて許容できないミスだと苦言を呈した。 >>「野球人生が終わった」広島・鈴木が絶望!緒方監督も悲痛、フェンス激突が招いたキャリア最悪の負傷劇<< 同戦の松山に対しては、ネット上にも「松山のエラーは草野球レベルのミス、勝ちはしたけど猛省してほしい」、「エラーで足引っ張られた遠藤が可哀想、案の定2点取られたし」、「積極的な姿勢は買いたいけどエラー多い(9個/チームワースト3位)んだから、他の選手に任せられるところは任せてほしい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「酷いのは松山だけじゃない、今日は他にもお粗末な守備が何回もあった」、「チーム全体のエラー数もかさんでるし、首脳陣は普段どんな指導してるんだ」といったコメントも複数見受けられた。 「達川氏、緒方氏は共に松山をやり玉に挙げていますが、同戦は初回に田中広輔、2回に宇草孔基がそれぞれ打球処理を誤ってアウトを取り逃し、4回には捕手・會澤翼の二塁送球に対し二塁手、遊撃手がカバーに入らないなど他にも守備の乱れが目立つ試合でした。同戦を含め、今シーズンの広島はエラー数がリーグワースト2位の『58個』で、失点数と自責点数の差も同2位の『41点』とエラーが原因の失点がかさんでいます。そのため、選手はもちろん首脳陣の指導法にも非があるのでは考えているファンもいるようです」(野球ライター) 同戦に勝利し、今シーズン初となる4連勝(引き分け挟む)をマークした広島。試合後、佐々岡真司監督は「連勝することはいいこと。これを続けられるように」と前向きなコメントをしたことが伝えられているが、“守乱”が続出していることを考えると手放しでは喜べないかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月08日 11時10分
CS望み薄の楽天、今オフに激震が? 囁かれる“本命監督”の存在、石井GMも再び冷酷発言か
楽天イーグルスの石井一久ゼネラルマネージャーは、監督人事にも着手しなければならないようだ。 両チームが投入したピッチャーの数は、合わせて12人。走者を出してもその粘り強い力投で、東北楽天と北海道日本ハムの一戦は、2対2の引き分けとなった(10月7日)。見応えのある投手戦となったが、この引き分けは、逆転優勝、クライマックスシリーズ進出をめざす楽天にとっては、「敗北」も同然だった。 >>楽天・三木監督に「意味が分からない」ファン反発敗戦を招いた継投策に賛否、試合後の弁明も物議<< 「他球場の試合経過が球場内に知らされますよね。首位ソフトバンクが埼玉西武にリードを許しており、ゲーム差を縮めるためにも勝ちたかったはず」(プロ野球解説者) 埼玉西武がそのまま逃げ切り、ソフトバンクは敗北。3位楽天とのゲーム差は「7」となった。2位千葉ロッテとのゲーム差だが、こちらは「6」。3チームはともに「残り26試合」なので、楽天はかなり厳しい状況にある。そんな戦況を指して、こんな指摘も聞かれた。 「楽天が3位に終わった場合、石井GMはどう出るのかが秘かに注目されています」(球界関係者) その理由は、昨年オフの監督解任劇にある。最下位から3位にチームを押し上げ、しかも、楽天一期生でもあった平石洋介監督(現ソフトバンクコーチ)に対し、石井GMはフロント入りを打診した。「ファーム全体を統括する重要職」ではあったが、Aクラス入りの結果を残した指揮官に対する人事としては不可解であり、冷酷に見えた。 石井GMは「野球観の違い」ともメディアに説明したが、「3位はBクラスと一緒」と、采配を全く評価していないような発言もあった。 「三木肇監督は、石井GMと同じヤクルトの出身です」(前出・同) 昨季の3位と今季の3位、石井GMは三木肇監督にも同じ発言をするのだろうか。いや、“お咎めナシ”となれば、ファンも首を傾げるはずだ。 「シーズン中に仕掛けた巨人とのトレードにも批判的な声が出ています。何よりも、19-20年オフ、千葉ロッテと実質、4対3のトレードとなった大型補強が思い出されます。トレード相手の千葉ロッテよりも順位が『下』となれば、楽天にとっては屈辱」(スポーツ紙記者) とは言え、一軍首脳陣の顔ぶれを代えたところでチームが必ず強くなるという保証はどこにもない。石井GMは交渉に長けている。18年オフ、浅村栄斗をFA交渉で口説き落としている。今年の国内FA市場には、山田哲人(ヤクルト)、大野雄大(中日)など投打の好選手が出揃う。石井GMの手腕に期待するファンも多い。そのため、 「三木監督が3位で終わっても、石井GMが何も言わなければ、それでおしまい」(前出・関係者) と、予想する声も聞かれた。 「平石前監督を解任した当初から、『本命の監督候補がいる』と囁かれていました。古田敦也氏のことですよ」(前出・同) 120試合制の今季、パ・リーグのクライマックスシリーズに進出できるのは、優勝チームと2位チームだけ。昨季と同じ3位でも、敗北の思いを痛感させられそうだ。“トレード相手”だった千葉ロッテには負けられない。終盤戦の猛追撃に期待したいが、楽天のオフに激震が走りそうである。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年10月07日 21時30分
「巨人軍の坂本は真似するな」 元西武・石毛氏の指導方針に賛否 「なぜいけないか理由も言うべき」と反発の声も
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が6日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言をきっかけに、ネット上のプロ野球ファンの間で議論が巻き起こっている。 今回の動画で石毛氏は、現役時代の自身と同じく西武で正遊撃手を務めている源田壮亮をテーマにトーク。源田を「日本のプロ野球界のショートの中で一番うまい」と高く評価した石毛氏は、「(ショートは)捕ることもさることながら、相手の胸に正確に強いボールを投げられる者がうまい(選手になる)。それが源田」と評価の理由を明かした上で、今後求められる要素などについて語った。 議論のきっかけとなったのは、その源田と同じショートの巨人・坂本勇人を比較した発言。石毛氏は解説業やユーチューブ活動のかたわら野球教室で子どもを指導する機会もあるというが、その際は常々「巨人軍の坂本は真似するな。ショートの守りだったら源田さんを参考にしなさいよ」と子どもたちにも伝えていることを明かした。 >>巨人・若林、守備妨害を招いた接触に疑惑の目「また演技したな」ファンの間で物議に、中畑元監督も「上手く転んだ」<< この石毛氏の発言を受け、ネット上には「『源田さんを真似しなさい』だけでよくない?なんでわざわざ坂本を引き合いに出すの?」、「源田を真似しろっていうのは分かる、でも坂本を真似するなっていうのは分からない」、「確かに源田の守備は一級品だと思うけど、それを伝えるのに坂本を下げる必要は無いだろ」といった批判が多数寄せられている。 一方、「坂本は毎年エラー数多いから真似するなっていうのも仕方ない気はする」、「坂本は派手なプレーの裏で凡ミスも目立つ選手だから、真似するとその子が痛い目を見るって思いもあるんじゃないの?」といった擁護のコメントも複数見受けられるなど議論が飛び交っている。 「石毛氏が名前を挙げた坂本はプロ入りした2007年から一貫してショートを守り、昨シーズンまでにベストナインを5回(2009,2012,2016,2018-2019)、ゴールデングラブ賞を3回(2016-2017,2019)獲得。2017年にプロ入りした源田は昨シーズンまでベストナイン(2018-2019)、ゴールデングラブ賞(2018-2019)共に2回の獲得なので、タイトル数で見ればむしろ坂本の方が上ではないかと石毛氏に反発しているファンは多く見受けられます。ただ、坂本はショートとしてリーグ最多失策を通算6度(2008-2011,2013,2014)記録しており、華やかなファインプレーが目立つ一方で平凡なゴロをファンブルする場面も少なくありません。一方、源田は派手さこそありませんが堅実なプレーでとれるアウトは確実にとる選手ですので、石毛氏は坂本よりは源田を参考にした方が守備力の向上につながりやすいと考えているのかもしれません」(野球ライター) 今回の動画内で石毛氏は坂本を真似すべきでない理由は語っていない。この点についても、「坂本は参考にするなっていうなら、なぜ参考にしてはいけないか理由も言うべきだ」と反発の声が挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2020年10月07日 19時30分
元阪神・江本氏、ノムさんに弱点を見抜かれていた?「グー、チョキ、パーやったのう」前年0勝の自身を覚醒させた言葉とは
元横浜で野球解説者の高木豊氏が6日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元阪神で野球解説者の江本孟紀氏がゲスト出演。今年2月11日に84歳でこの世を去った元プロ野球選手・監督の野村克也さんについて言及した。 >>元阪神・江本氏の強烈暴露に「性格最悪」ファンドン引き対戦相手が激怒した極悪ピッチングとは<< 1972年から1975年にかけ、野村さんが選手兼任監督を務めていた南海(現ソフトバンク)でプレーした経験を持つ江本氏。今回の動画では、前年オフに東映(現日本ハム)からトレード入団した際に野村さんにあいさつした時のやりとりを語った。 動画内で具体的な日時は明かされていないが、トレード入団した後に野村さんの元へあいさつをしに行ったという江本氏。「今度トレードで来た江本です」とあいさつすると、野村さんは開口一番「お前のサイン、グー、チョキ、パーやったのう」と言ってきたという。 意味が分からず江本氏が「はぁ、何ですかそれ?」と聞き返したところ、野村さんは「お前、グー、チョキ、パーしかないだろ、(球種の)サイン」と試合で使う球種は3つしかないのではと指摘。当時の江本氏は指摘通り3球種しか使っていなかったというが、野村さんには「お前の球種な、3つしかないから全部分かってた」と配球を含め全て見抜かれていたという。 野村さんは続けて、「だからお前、インコースのすごいいい球きても(投げても)カーンとよく打たれたやろ?」と江本氏に質問。図星だった江本氏は、「なんであの球が打たれるのか分からないくらい(打たれて)、すごいなと思いました、プロ野球(の世界は)」と答えるしかなかったという。 ただ、野村さんはその後に「だけどな、お前の球はええ。俺が受けたら2ケタぐらいは軽く勝つから。だから頑張れ」と、前年「0勝4敗・防御率5.04」と未勝利だった江本氏を、2ケタ勝利を挙げられる素質があると評価。この言葉を聞いた江本氏は「しびれたね」とモチベーションが大きく上がったという。 また、野村さんはまだ背番号が決まっていなかった江本氏に「お前な、2ケタ勝ったらウチではエースって呼ばれるねん。だからエース番号着けて頑張れ」と言いながら、東映時代の「49」より若い「16」の背番号を渡したとのこと。球界では一般的に若い背番号は主力選手や期待値の高い選手に渡されるが、これに江本氏は「それでまたしびれた。カーッと(やる気がみなぎって)きた」と野村さんの心意気に感銘を受けたと語っていた。 江本氏はこの他にも東映から南海にトレード移籍する際の心境や、入団後に学んだ野村さんの野球理論などについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「出会って早々お前の球は筒抜けだったって凄い言い草だな」、「ノムさんは理論派の印象が強いけど、モチベーターとしての手腕も持ち合わせてたのか」、「背番号渡す下りは聞いたことあるけど、球種を見抜いてた話は初めて聞いた」、「前年0勝の投手にポンと若い番号渡すのは器がでかいな、今の球界じゃなかなか見ない」、「俺が受けたら2ケタって言いきれるのは凄いし、実際に勝たせたのはもっと凄い」といった反応が多数寄せられている。 1972年に「16勝13敗・防御率3.03」といきなり2ケタ勝利をクリアすると、その後南海でプレーした1975年まで、4年連続2ケタ勝利し計52勝をマークするなど主戦投手としてチームに大きく貢献した江本氏。野村さんが入団後すぐにモチベーションを高めてくれたことも活躍の一要因だったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2020年10月07日 17時35分
ロッテ岡大海とチームスタッフ2名が濃厚接触者に特定と発表
新型コロナウイルス感染拡大に揺れる千葉ロッテマリーンズは7日、岡大海外野手と一軍チームスタッフ2名が管轄の保健所より濃厚接触者に追加特定され、それぞれ一軍本隊を外れ自宅待機となったと発表した。 岡は10月2日、札幌から千葉への移動の際に、14日に陽性判定を受けた岩下大輝投手と交通機関での座席が近かったことから、濃厚接触者に特定されたという。6日のオリックス戦(千葉・ZOZOマリンスタジアム)にもベンチ入りを果たしており、14日のPCR検査は陰性判定だった。体調不良もないとのこと。 球団は岡を自宅待機とし、「特例2020」を行使する形で一軍登録を抹消する。チームスタッフ2名は1日の札幌千葉間を移動した際に、4日に陽性判定を受けたチームスタッフ1名と交通機関での座席が近く濃厚接触者に特定された。いずれも4日のPCR検査は陰性判定。体調不良もなく、自宅待機としている。 ロッテは5日に岩下と一軍チームスタッフ1名が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表、6日には荻野貴司、角中勝也、清田育宏、菅野剛士、鳥谷敬、藤岡裕大、三木亮の各選手と、伊志嶺翔大走塁兼打撃補佐兼外野コーチ補佐、チームスタッフ3名が陽性反応を受けたと発表。大幅な選手の入れ替えを余儀なくされている。6日に発表された選手やスタッフの濃厚接触者はまだ明らかになっていない。(どら増田)
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スポーツ 2020年10月07日 17時30分
新日本『G1』Bブロック、後藤洋央紀が矢野通を18秒葬!
新日本プロレスは6日、広島・広島サンプラザホールで最強戦士決定戦『G1クライマックス30』Bブロック公式戦を開催した。 第2試合では、後藤洋央紀(1勝3敗)と「KOPW2020」保持者の矢野通(3勝1敗)によるCHAOS同門対決が実現。 ゴング前に矢野はペースを掴もうと後藤に握手を求めるが、後藤は動じる気配もなくこれを拒否。何とか自分のペースに持ち込みたい矢野はゴングが鳴ると、自身のTシャツを「これ、どうぞ!」と言って渡すと、後藤はTシャツを投げ捨て、Tシャツに目が行っている矢野に強烈なラリアットを放つ。後藤は倒れた矢野をガッチリロックして後藤式で丸め込んで、カウント3。なんと僅か18秒で試合が決着してしまった。これには矢野はもちろん、場内も騒然。崖っぷちの後藤にとって、矢野のインサイドワークに付き合う余裕がなかったのだろう。そんな矢野を尻目に、NEVER無差別級6人タッグ王座のベルトを持って引き上げた。 試合後、後藤は「悪いけど、矢野に付き合うつもりはない。俺はこの『G1』に懸けてんだよ。次も勝つ!必ずだ!以上!」と叫ぶと控室へ。 一方の矢野は「オイオイオイ!待ってくれ!仕切り直しだ!何もかも意味がないじゃないか!これも!これも!意味がないんだよ!バカヤロー!クソーッ!チクショー!」と、テーピングなど小道具をドラえもんのようにタイツから出しながら、秒殺劇を受け止められない内容だった。矢野のミラクルはここで止まってしまうのだろうか。気になるところだ。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス30』2020年10月6日広島・広島サンプラザホール 観衆 1422人▼Bブロック公式戦(30分1本勝負)<2勝3敗=4点>○後藤洋央紀(0分18秒 後藤式)矢野通●<3勝2敗=6点>(どら増田)
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スポーツ 2020年10月07日 15時30分
巨人・若林、守備妨害を招いた接触に疑惑の目 「また演技したな」ファンの間で物議に、中畑元監督も「上手く転んだ」
6日に行われた巨人対DeNAの一戦。試合は「6-4」で巨人が勝利したが、同戦で巨人・若林晃弘が見せたプレーがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「4-3」と巨人1点リードの5回表1死一塁で飛び出たプレー。打席のDeNA・ソトが遊ゴロを放ち巨人内野陣は併殺を狙ったが、この回から「3番・二塁」で途中出場していた若林は二塁から一塁へ送球しようとした際、二塁ベース上で一塁走者・神里和毅と接触し転倒。神里はアウトにしたものの、一塁送球はできずソトはセーフとなった。 ただ、このプレーを見た巨人・原辰徳監督は、神里のスライディングが併殺崩しを狙った危険なスライディングではないかと審判団にリクエストを要求。リプレー検証の結果、神里のスライディングは危険度が高く守備妨害に当たると判断され、打者のソトもアウトに。さらに、神里には警告が与えられた。 若林のプレーを受け、ネット上には「これが守備妨害になるのか、神里はベースに向かって普通にスライディングしたように見えたが」、「判定厳しすぎないか?どこがボナファイドに沿ってなかったのか」、「若林に向かって足を上げてるなら分かるがそんなことはしてないしなあ」といった驚きの声が多数寄せられている。 一方、「絶対わざとだろ、普通は走者避けながら一塁に送球するし」、「若林はこないだの阪神戦みたいにまた演技したなこれ」といったコメントも複数見受けられた。 >>巨人・若林に「やり方が汚い」ファン激怒守備妨害を誘った“トリックプレー”に賛否、篠塚氏は「うまく演技してます」<< 「今回の場面では神里はスライディング後に上体を起こしたことで若林と接触していますが、おそらくこの動作が公認野球規則に記載されているボナファイド(正しいスライディング)の基準の1つである『スライディング終了後は(本塁を除き)ベース上にとどまろうとし』という部分に反すると判断されたのだと思われます。ただ、若林は先月17日の対阪神戦でも守備中に自身の左手が一塁走者と接触したプレーが守備妨害と判定されていますが、左手を故意に走路上に出して走者に当てにいったのではと物議を醸しています。こうした経緯があることから、今回の接触についても『狙ったのでは?』と疑いの目を向けるファンは少なくないですね」(野球ライター) 同戦のテレビ中継で解説を務めた元DeNA監督・中畑清氏も「これで(守備妨害が)とれたら若林のファインプレー。うまく転んだよって感じ」とコメントした今回のプレー。試合後の報道では若林のコメントは特に伝えられていないが、意図的なプレーだったのではないかと考えているファンも多いようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月07日 11時40分
コロナ禍のロッテ、逆転Vのキーマンはルーキー?「カネの力では決まらない」年俸ワーストからの下克上は実現するか
“決戦は金曜日”となるはずだった…。千葉ロッテが一軍の7選手を含む11人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した(10月6日)。井口資仁監督は感染した7選手と「濃厚接触者に特定された4選手」の登録を抹消し、ファームから11選手を緊急招集して、同日のオリックス戦に臨んだ。 >>ロッテ激震!鳥谷敬ら主力やスタッフから新たに11名が新型コロナ陽性判明、4名が濃厚接触者と特定<< 試合結果は言うまでもないだろう。首位・福岡ソフトバンクを僅差で追い掛けていた千葉ロッテにとって、大きな痛手である。 「オリックス3連戦の次は、ソフトバンクとの首位決戦でした。初戦となる9日の金曜日が注目されていました。ここで勝ち越して、逆転優勝という青写真も描かれていたんですが」(プロ野球解説者) NPBも重く受け止めていた。感染による緊急の選手入れ換えの特例措置の第一号は、阪神だ(9月25日)。筆者の心象ではあるが、その時よりも慌ただしく見えたのは、「感染」がペナントレースの優勝争いに影響を与えてしまったからだろう。 「清田、角中、菅野、藤岡などのレギュラークラスが抜けてしまいました。岩下、東妻、小野の投手もいなくなり、総動員となるでしょう」(スポーツ紙記者) 実は、千葉ロッテの逆転優勝を秘かに応援していた関係者も多かった。その理由は「カネ」だ。日本プロ野球選手会が発表した年俸調査によれば、球団別平均年俸額(外国人除く)のランキングで、千葉ロッテは3035万円。12球団のワーストだ。それに対し、トップは7131万円のソフトバンク。澤村拓一を緊急補強する前の数値だが、もし、千葉ロッテが逆転すれば、「野球はカネの力では決まらない」のドラマが見られたのだ。 もっとも、今回の悲劇がチームの結束を高める契機となる可能性も残されているが、「ロッテの弱点は、選手層。井口監督はレギュラーと控えの力の差をなくそうと補強を続けたものの、一軍と二軍ではレベルが違う」(前出・プロ野球解説者) と、厳しい意見も聞かれた。 首位決戦は劣勢で戦うことになるが、キーマンとなるのは、ルーキーの高部瑛斗外野手だろう。 緊急事態となった6日、「1番左翼」でいきなりスタメンに抜てきされたように、ファームでは打率3割6分8厘と大活躍だった。結果は3三振だったが、井口監督は明日以降の試合でも「使っていく」と明言。ほかにいないと言えばそれまでだが、高部が爆発すれば、ソフトバンクに一矢を報いることも可能だ。高部の推定年俸は1000万円。ソフトバンクの平均年俸の7分の1以下の新人に、「カネの力では勝てない」の夢を見せてもらいたいものだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年10月07日 11時30分
大量離脱で激震のロッテ、ルーキー高部瑛斗が初スタメン「次はしっかり打てるようにしたい」
▼プロ野球パ・リーグ公式戦(19回戦)2020年10月6日千葉・ZOZOマリンスタジアム千葉ロッテ0-3オリックス 新型コロナウイルス陽性反応を受けた荻野貴司、角中勝也、清田育宏、菅野剛士、鳥谷敬、藤岡裕大、三木亮、濃厚接触者に特定された東妻勇輔、小野郁、和田康士朗、山本大貴の11選手に急遽「特例2020」を適用し、登録抹消した千葉ロッテマリーンズ。代替選手として佐々木千隼、成田翔、フローレス、宗接唯人、福田光輝、松田進、細谷圭、茶谷健太、西巻賢二、藤原恭大、高部瑛斗の11選手を登録した。佐々木千隼は5日に「特例2020」で抹消した岩下大輝の代替となる。 試合は、オリックスのエース山本由伸、抑えのディクソンを前に2安打無得点に封じられてしまい0-3で敗れたが、優勝争いをしているとあって、一軍の層が厚いこともあり、二軍にいた選手にとっては思わぬ形でチャンスが訪れたと言ってもいいだろう。井口資仁監督は若い選手を積極的に起用した。 1番レフトでプロ初スタメンだった高部は「スタメンはアップの時に知りました。思ったよりは緊張はしませんでしたが、守備に就いた時に緊張感を覚えました。今日はヒットが出ませんでしたけど、いいピッチャーと対戦出来た事をプラスに捉えて、今日の結果をしっかりと受け止めて、次はしっかりと打てるようにしたいです」と語り、目下パ・リーグ最優秀防御率と最多奪三振の山本由伸と対戦出来た経験を、今後に活かしていきたい思いを明らかにしている。 ピンチをチャンスに変える力が今年のロッテにはあるだけに、勢いを継続させたいところだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年10月06日 22時30分
新日本『G1』オカダ・カズチカが鈴木みのるを丸め込み!「ああいう勝ち方もあり」
新日本プロレスは5日、最強戦士決定戦『G1クライマックス30』Aブロック公式戦を香川・高松市総合体育館・第1競技場で開催した。 第4試合では、オカダ・カズチカ(2勝2敗)と鈴木みのる(3勝1敗)の対戦が約1年ぶりに実現。昨年『G1』出場を逃しているみのるは、ラフファイトを用いながら、アームロックなど徹底した右腕攻撃でオカダを苦しめる。変形キャメルクラッチやフェイスロック、強烈なエルボーで、厳しい戦いとなったオカダだったが、最後はみのるのゴッチ式パイルドライバーをショルダースルーで切り返すと、そのまま押さえ込んで丸め込み3カウント。オカダにしては珍しい決着となったが、涼しい顔で勝ち名乗り。 みのるは当然のことながら、大荒れで客席を騒つかせながら控室に戻っていった。 オカダは大きく息を切らし、ふらふらした足取りで引き揚げてくる。コメントスペースにたどり着くや、片ヒザを突いて「カッコ悪くても、『G1クライマックス』、勝つことが大事だから。相変わらずだね、鈴木みのる。なんであんな、元気なんですか?その元気を分けてもらいたいぐらい、元気だね。でも、まあ俺も、短いかもしれないけど、KOPW で、矢野さんにああいうやられ方して、ああいう勝ち方もありだってのはね、もちろん今までのシリーズも出してるし。まだ公式戦あるけども、しっかり対戦相手、怯えてくださいよ。マネークリップなのか、ああいう丸め込みなのか、そしてレインメーカーなのか……」と今回は勝ちを最優先させたことを強調。一方、荒れ狂ってるみのるは「オイ、オカダ、わかってんじゃねえのか。オイ、それによオカダ、こんなんで、俺に、勝ったと思うな!」と凄んだ。 Aブロックは1敗の飯伏幸太を、オカダ、みのる、ウィル・オスプレイ、ジェイ・ホワイト、タイチが2敗で追う大混戦となっている。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス30』2020年10月5日香川・高松市総合体育館・第1競技場 観衆 1247人▼Aブロック公式戦(30分1本勝負)<3勝2敗=6点>○オカダ・カズチカ(14分10秒 エビ固め)鈴木みのる●<3勝2敗=6点>※ゴッチ式パイルドライバーを切り返す(どら増田)
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未来への一歩となるか 日本相撲協会・八角理事長が臨時理事会に関する談話を発表
2018年05月02日 06時20分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分