スポーツ
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スポーツ 2021年02月05日 19時35分
元広島・川口氏、プロ初勝利をもたらした意外なハプニングに驚きの声 通算139勝への第一歩となった転機を語る
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が4日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元広島で野球解説者の川口和久氏がゲスト出演。自身のプロ初勝利の裏にあったハプニングを明かした。 現役時代は広島(1981-1994)、巨人(1995-1998)でプレーし、通算139勝を挙げた61歳の川口氏。今回の動画では、プロ1勝目を挙げた1982年7月15日大洋(現DeNA)戦にまつわる裏話を披露した。 >>元広島・川口氏、“スポーツ屋のおっちゃん”に救われた? まさかの1位指名を仕事中の職場で知る、プロ断念寸前からの衝撃展開を告白<< プロ2年目・23歳の同年、7月8日にシーズン初の一軍昇格を果たした川口氏。ただ、当時の広島は先発ローテに空きがなかったため、先発ではなくリリーフとしての昇格だったという。 そんな中迎えた同年7月10日の巨人戦(後楽園球場)。川口氏はリリーフとして待機しつつ戦況を見守っていたが、この日先発していた福士敬章さんがバントを捕球した瞬間に突然硬直。異常を察知しトレーナーが向かうと、福士さんは「ぎっくり腰になって動けなくなっちゃった(状態)」だったという。 当時の後楽園球場のマウンドはスパイクの刃が刺さらないほど硬かったため、その影響でぎっくり腰を発症したのではないかと川口氏は推測していたという。ただ、福士さんがそのまま負傷交代・戦線離脱したことでローテが1枠空いたため、首脳陣から「川口、お前次の福士のとこ(先発予定試合に)行け」と先発のチャンスをもらったという。 首脳陣の命を受けた川口氏は、福士さんが登板予定だった同月15日の大洋戦(横浜スタジアム)でプロ初先発。「6回1失点・被安打5・6奪三振」で見事プロ初勝利をマークし、試合後当時の古葉竹識監督から「よし川口、今日からお前は先発の仲間入りだ!」と先発ローテへの昇格を告げられたという。 同年、川口氏は「15登板(11先発)・4勝5敗・防御率1.94」と黒星こそ先行したものの、「ほとんど点は取られなかった(感覚だった)」と手ごたえをつかんだという。首脳陣も川口氏の投球を評価し、「来年もこのまま先発で」と先発ローテでの起用を継続してくれたと語っていた。 川口氏はこの他に同年の一軍昇格当日の話や広島の給料事情についても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「139勝が同僚のぎっくり腰から始まったとは知らなかった」、「棚ぼたとしか言いようがないチャンスをよくモノにできたな」、「この年はそんなに強くなかった大洋(同年は5位)が相手だったのも運が良かったのかもしれない」、「急な先発命令で試合作るのは並大抵のことじゃない、古葉監督はその点も高く評価したのかな」といった反応が多数寄せられている。 川口氏は広島で「350登板・131勝122敗・防御率3.30」、巨人では「85登板・8勝13敗・4セーブ・防御率4.32」といった数字を残した左腕投手。巨人ではほとんど結果は出せなかったが、広島では先発の中心選手としてリーグ優勝3回、日本一1回に大きく貢献している。 先発に抜てきされた同年から引退までに139勝をマークし、最多奪三振も3回(1987,1989,1991)獲得した川口氏。ぎっくり腰がきっかけでキャリアが始まっていたという話に驚いたファンは多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2021年02月05日 15時50分
ヤクルト、古田ら黄金期OBの集結にファン歓喜 「体たらくなチームを救って」名打者・名捕手の入閣は投打再建の一手に?
1日のキャンプインから3日まで第1クールを消化し、休養日を挟んで5日から第2クールがスタートしたヤクルト。5日にキャンプ地を訪れた面々がネット上のヤクルトファンの間で話題となっている。 昨年末にキャンプ臨時コーチとしての招へいが伝えられていた古田敦也氏がこの日、チームに合流。2006~2007年にヤクルト監督を務めた古田氏は、今回の臨時コーチが実に14年ぶりの古巣復帰。球団公式ツイッターは同日にキャッチャーミットを着用した練習着姿の古田氏を収めた写真を投稿したが、投稿に返信する形でファンからは「またヤクルトユニ姿が見れて胸が熱い」と歓喜の声が挙がった。 >>ヤクルト捕手が「なに走っとんねんコラ!」と激怒! 連続死球で報復し退場、“不文律破り”が招いた乱闘劇<< また、同日は古田氏だけでなく、1999~2005年にチームを指揮した若松勉氏も臨時コーチとして合流。若松氏は2011年から同職を務めており、球団も同日にツイッターの投稿で「毎年ありがとうございます」と若松氏に感謝を述べている。 さらに、この日はチームOB(1995-2004)で侍ジャパンを率いる稲葉篤紀監督も選手視察のためヤクルトキャンプを訪問。球団ツイッターでは稲葉監督と現在チームを率いる高津臣吾監督の2ショット写真が投稿されており、一部メディアでは古田氏も加えた3ショット写真も配信されている。 1990~2000年代初頭のヤクルト黄金時代(リーグ優勝5回・日本一4回)を知るOBが集結したことを受け、ネット上には「黄金期を築いたOBが一堂に会してて、リアルタイムで応援してた身としては本当に感慨深い」、「正捕手古田、右翼稲葉、そして守護神高津。この人らが選手だったころのヤクルトは強かった」、「3人を率いて日本一獲った(2001年)若松さんがいるのも自分としてはグッとくる」といった当時を知るファンからの反応が多数寄せられている。 同時に、「若松さんは打撃、古田さんはバッテリー強化できるかが最大の注目点だな」、「暗黒時代に入りかけてる体たらくなチームを救ってほしい」、「今季すぐに優勝できるようにしてとは言わんが、ここ数年の課題には解決の道筋をつけてもらいたい」といった、指導者としての手腕に期待するコメントも複数見受けられた。 「現在のヤクルトは2019、2020年と2年連続で最下位と低迷。この2年はチーム打率(2019は.244/2020は.242)、防御率(同4.78/4.61)がどちらもリーグワーストと攻守両面に課題を抱えています。そのため、通算2173安打を誇り首位打者も2度(1972,1977)獲得した若松氏には打撃、捕手としてベストナインに9回(1991-1993,1995,1997,1999- 2001,2004)、ゴールデングラブに10回(1990-1993,1995,1997,1999-2001,2004)輝いた古田氏にはバッテリーの立て直しを切望しているファンは多いようです。また、コーチ職ではない稲葉監督についても、今回の視察が『頑張れば代表入りあるぞ』と選手のモチベーションアップにつながることを期待する声はありますね」(野球ライター) リーグ優勝からは6年、日本一からは20年遠ざかっているヤクルト。現在所属する選手たちは、過去の栄光を知るOBからどれだけの知識・経験を吸収できるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について東京ヤクルトスワローズの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/swallowspr
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スポーツ 2021年02月05日 11時50分
阪神・矢野監督、紅白戦後のドラ1・佐藤に沈黙を貫いたワケ 早くも不安要素が露呈? 同期とも明暗分かれたか
“初の実戦”で、矢野燿大監督が得たものは…。 第1クール最終日の2月4日、阪神が紅白戦を行った。注目は、4球団競合の末に獲得した佐藤輝明選手(近大)。白組の1番・左翼で出場したが、3打数ノーヒット。キャンプ序盤のこの時期、ヒットの有無は関係ない。佐藤を視察した阪神OB、プロ野球解説者は絶賛していた。しかし、矢野監督、佐藤本人の「コメントなし」というのがどうも気になる。 「紅白戦前の午前中、侍ジャパンの稲葉篤紀監督が阪神キャンプを表敬訪問し、阪神首脳陣とも談笑していました。佐藤への期待はもちろん、『代表候補に入ってくる』と語っていました」(現地入りした取材陣の一人) 関係者によれば、稲葉代表監督はグラウンド入りする前にも佐藤の話をしていたという。期待していることは間違いないが、紅白戦は観戦していない。「スケジュールの都合」とのことだが、本当に期待しているのなら、1打席でも見ておきたいはずだが…。 個人的には、第2打席のファーストゴロに驚いた。打球にスピードがあった。ソフトバンクの柳田にも引けを取らなかった。 「味方のピッチャーも変化球を投げすぎ。裏を返せば、マウンドから対峙した時に『佐藤の貫禄』を感じ、真っ直ぐ一本では勝負できないと察したんでしょう」 プロ野球解説者の一人がそう評していた。 >>阪神・矢野監督は藤浪にもはや興味なし? 新取り組みへの意味深な一言、後輩とは明暗分かれたか<< 佐藤の将来性は間違いないようだが、冷静な意見も聞かれた。 「打ち損じのファールに長所と短所がある。長所は、2ストライク後、コンパクトにスイングして空振りしないようにしていました。この辺はさすが。でも、ファールの打球がみんな右方向に飛んでいました。体の開きが早すぎるんです。今のままでは通用しない」(球界関係者) 確かに、バットスイングの後、打ち終わった後、一塁方向を向いていた。 実戦を経て、佐藤も課題を見えてきたはず。試合後、「時間がない」とのことで阪神スタッフは佐藤から直接話を聞く機会を設けてはくれなかった。 「試合後に練習が組まれており、時間がなかったのは本当です。でも、新人の売り出しも兼ねて、代表質問だけを受ける方法もあります。ドラフト後の佐藤は各メディアの取材にも丁寧に応じており、その言動もしっかりしていました。球団が喋らせたくなかったのでしょう」(在阪記者) 矢野監督もコメントを出していない。初の紅白戦に関する総評もほとんど喋っていない。 「紅白戦について喋れば、佐藤に関する質問も受けることになります。矢野監督がニンマリしていたのは、新人捕手の榮枝裕貴(立命館大)のプレーです。二塁送球で肩の強いところも見せてくれましたし、ヒットも放っています。この調子でいけば、間違いないなく、一軍で使っていくはず」(前出・関係者) 課題の見えてきた佐藤に対し、阪神首脳陣は特に指導はしていなかった。メディアのいないところで助言していたのかもしれないが、佐藤の露出を抑えようとしている雰囲気も感じられた。 「佐藤の露出度が上がれば、弱点を見つけられてしまうリスクも高まります」(前出・同) 「隠す」ということは、佐藤を一軍で起用していくつもりであり、他球団も警戒しているのだろう。新人が活躍すれば、チームも勢いづく。今年のトラは「佐藤次第」と言えそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年02月05日 11時45分
RIZIN榊原CEO、ドーム大会延期、天心vs武尊、シバター効果について語る!
総合格闘技イベントRIZINの榊原信行CEOは4日、緊急会見行い、政府の新型コロナウイルス対策のイベント人数制限の影響で、3月14日に開催を予定していた東京・東京ドーム大会を延期し、3月21日に愛知・日本ガイシホール(名古屋レインボーホール)で今年初の大会「RIZIN.27」を開催すると発表した。榊原氏は「今年のRIZINの開幕戦は名古屋から始まります。名古屋大会のほぼ全カードを来週中に会見を開いて発表します。意外な選手も含め、いよいよか、という選手も出てきます」と話した。 気になる東京ドーム大会については「4~6月の早い時期には開催したい。秋からは海外勢を加えた世界的なフェザー級のグランプリをやって、上半期は日本人で誰が出るのかを決めていきたい」と語り、「まだアメリカやブラジルから来れないし、行けないけど、今年は世界に向けてやりたい。海外での大会も考えている」とワールドワイドなプランを持っているようだ。 また、「ナンバーシリーズは7大会ぐらいで、ナンバーシリーズとは違った実験的な大会をやっていきたい。スタジオRIZINといった形で、観客を入れずリモートで見てもらう大会もあっていい。ナンバーシリーズと違う大会を地方都市で開催するとか、コロナ禍だからこそ知恵を絞ってですね。コロナ禍だからこそ出来る大会をやって、今まで以上のモチベーションで進めたい」と話した。これは昨年から榊原CEOがたびたび口にして来たことであり、今年こそは実現させたいという決意表明と言ってもいいだろう。 さらに、「ビッグマッチの開催」もテーマに掲げて、「大晦日に遭遇した(那須川)天心と武尊がどう具現化するのか?RIZINの力だけで動くことではないですが、圧倒的な原動力はファンの声です。何を求めているか僕らにどんどん声を届けて欲しいです。ビックマッチの実現に僕らも動きたいです」と語り、夢のカード実現にはファンの声も必要と訴えた。このほか、フロイド・メイウェザー・Jrが出場予定とされている「MEGA2021」(2.28東京ドームで開催発表もチケットは未発売のため延期が濃厚)について、「MEGAにどう協力するかも大きなテーマになります」と話しており、水面下では『MEGA2021』サイドと接触を続けている様子。 会見の最後には、大会毎に来場者や視聴者対象に行っているアンケートの集計結果が発表され、女性や若年層のファンが増えていることや、昨年の大晦日の大会ではシバターや平本蓮の評価が高かったことなどが、グラフとともに説明された。榊原CEOは「シバター選手ら圧倒的に発信力のあるユーチューバーに引っ張ってもらうのもいい。YouTubeを活かすことも一つのテーマだと思います」と予想以上にシバター効果があったことに対して、高く評価した。 RIZINにとっては観客制限が緩和されることがベストであり、その時が来るまでは知恵を絞って凌いでいく。(どら増田 / 写真(c)RIZIN FF)
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スポーツ 2021年02月05日 11時15分
ジャイアント馬場23回忌追善興行で2代目タイガーマスクらかつての全日本プロレスが復活!
『ジャイアント馬場23回忌追善興行』が4日、東京・後楽園ホールで開催された。 オープニングには、馬場さんの弟子である天龍源一郎氏が挨拶。馬場さんと元子夫人(故人)にゆかりのある選手たちが顔を揃えている。 第2試合開始前に、ザ・グレートカブキが追善の舞い(ヌンチャクと毒霧噴射)を披露する。続いて、ジャイアント馬場23回忌追善特別試合8人タッグマッチとして、渕正信(全日本)&大仁田厚(フリー)&グレート小鹿(大日本)&越中詩郎(フリー)と、2代目タイガーマスク(不明)&大森隆男(全日本)&嵐(フリー)&菊地毅(フリー)といった馬場さんが社長を務めていた時代に全日本プロレスに所属していた選手が一同に集結したスペシャルマッチが実現。 『NTVスポーツテーマ』に続いて、全日本プロレスのジャージを着た渕、大仁田、小鹿、越中の全日本レジェンド軍が入場。続いて『タイガーマスク』(寺内タケシ)に乗って、タイガー、大森、体調不良で欠場の井上雅央に代わって出場の嵐、菊地が入場。先発は越中と大森のWJ対決からスタート。渕と嵐も久々に手を合わせると、タイガーと大仁田の時代を超えた全日本ジュニア対決が実現。大仁田は場外戦にタイガーを引き込むと、フェンスに叩きつける。リングに戻ると、小鹿とタイガーの絡みから小鹿は越中にタッチ。タイガーは菊地にタッチする。レジェンド軍が菊地に集中攻撃すると、小鹿は菊地に極道殺法。渕もかつてのキラーモードで菊地を追い込むと、首固めの連続で菊地からカウント3。レジェンド軍が勝利を収めた。 第3試合では、ジャイアント馬場とスタン・ハンセンのシングル初対決(1982.2.4東京体育館)を『ジャイアント馬場23回忌追善特別試合』として映像で流した。徳光和夫アナウンサーの進行と実況で、「みなさんの限りない幸せにズームイン!」と懐かしのフレーズとともに、スタン・ハンセンのテーマ曲が流れる。続いて馬場が入場すると、木原文人リングアナウンサーが両選手をコールし試合開始。馬場の32文人間ロケット砲(ドロップキック)やハンセンのラリアットに拍手が起こる。試合は両者反則に。試合後、ハンセンが映像に登場し、この試合を「忘れられない試合」とした上で、ファンに再来日を約束した。 ジャイアント馬場追善セレモニーでは、馬場さんと同じく天国に旅立った全日本マットに参戦した国内外の選手、レフェリーの映像が流れ、佐々木健介、丸藤正道、太陽ケア、川田利明、ドリー・ファンクJr.から映像でメッセージが送られた。リングの中央には、馬場さんのリングシューズが置かれて、馬場さんの経歴を徳光アナが読み上げる。リングの周りには欠場した百田光雄、引退した田上明も含めてゆかりがあった選手たちがリングを囲み、追善の10カウントゴングが打ち鳴らされる。仲田龍リングアナ(故人)のコールが響くと、テーマ曲『王者の魂』が流れセレモニーは終了。曲が『カクトウギのテーマ』に切り替わり試合を再開。馬場さんも喜んだことだろう。◆H.J.T.Production◆『ジャイアント馬場23回忌追善興行』2021年2月4日東京・後楽園ホール▼ ジャイアント馬場23回忌追善特別試合 PWFヘビー級選手権(時間無制限1本勝負)<王者>ジャイアント馬場(12分39秒両者反則)スタン・ハンセン<挑戦者>▼ジャイアント馬場23回忌追善特別試合8人タッグマッチ(30分1本勝負)○渕正信&大仁田厚&グレート小鹿&越中詩郎(8分55秒 首固め)2代目タイガーマスク&大森隆男&嵐&菊地毅●※一部敬称略(どら増田)
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スポーツ 2021年02月04日 21時30分
登板回避のロッテ・佐々木に「非常に順調」井口監督が手応え? 大久保氏が聞いた今後の構想に、心配していたファンも安堵
元楽天監督で野球解説者の大久保博元氏が3日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。ロッテ・佐々木朗希の実戦回避について、井口資仁監督から直接聞いたという真相を明かした。 佐々木は1日から始まった春季キャンプで初日からブルペン入りしたが、翌2日に11日の紅白戦は登板回避すると複数メディアが報道。動画で大久保氏はこの件について、自ら電話して聞き出したという井口監督の言葉を明かした。 大久保氏は佐々木の実戦回避について、故障のリスクを嫌ってのことだろうと考えたという。それでも真相が気になり、3日の朝に井口監督に直接電話すると、「非常に順調」という言葉が返ってきたという。 大久保氏は続けて、井口監督が語った登板回避の理由を告白。佐々木は1日にブルペンで捕手を立たせて37球を投げたが、井口監督によると「(首脳陣が)思ったよりも体に張りが出ていた」ため、無理をさせないように登板回避を決めたとのこと。ただ、今年の佐々木は昨年から10日以上も初ブルペンが早かった(昨年は2月13日)ため、井口監督は特に心配はしていないという。 大久保氏は事の真相を聞いた後に「どうすんの今年?」と今季の構想についても聞いたというが、井口監督は「もちろん二軍では登板させるし、(結果次第では)一軍でも考えている」と一軍抜てきの可能性を示唆したとのこと。ただ、「球数をしっかり制限して、いかに長持ちしてもらうかって(いう方が重要)」と、もうしばらくはシーズンを戦える体力作りに重点を置いて育成する方針であるとも語っていたという。 >>ロッテ、佐々木への取材を突然解禁したワケ マー君復帰も追い風に? 井口監督の一軍ローテ抜擢もあるか<< 大久保氏はこの他に自身が思う佐々木の課題や投手が走り込むメリットについても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「故障したからではなく、しないための回避っていうことが知れてよかった」、「一番近くで見てる井口監督が順調っていうなら大丈夫だろう」、「今年は新フォーム習得に取り組んでるらしいし、なおさら焦らせる必要はないよね」、「一軍抜擢が実現する様に佐々木はこれからも頑張れ」といった反応が多数寄せられている。 2019年ドラフトで1位指名を受けロッテに入団した19歳の佐々木は、高校時代に最速163キロを記録した右腕。昨年は首脳陣の意向で開幕からシーズン終盤まで一軍に帯同していたが、一軍・二軍ともに登板なし。プロ2年目の今年は1月27日からキャンプ地の沖縄・石垣市で先乗り自主トレを行い春季キャンプに臨んでいる。 動画投稿日と同じ3日にも佐々木はブルペン入りし、捕手を座らせて33球を投げている。本人は「全体的な体を含めたコントロールが良くなかった」と課題を口にしたが、今後の動向も注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2021年02月04日 19時50分
広島・九里に「正気の沙汰じゃない」心配の声 “3試合分”のブルペン投球、過去には2000球以上を投げ込んだことも?
これまで広島(2014-)でプレーし、「160登板・37勝31敗6ホールド・防御率3.76」といった成績を残している広島のプロ8年目・29歳の九里亜蓮。4日に行ったブルペンでの投げ込みが、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 春季キャンプ4日目のこの日、九里は佐々岡真司監督が見守る中ブルペンで347球もの投げ込みを敢行。報道によると、この球数は今春キャンプでは巨人・桜井俊貴が1日に記録した201球を大幅に超える、12球団投手最多の球数になったという。 また、広島の春季キャンプでは過去に現役時代の佐々岡監督が330球(2001年)、黒田博樹氏(現野球解説者)が343球(2002年)を投げたことがあるというが、九里は同日の投げ込みで両OBの記録も更新。投げ終わるまでには約2時間を要したというが、疲れを感じさせない充実した表情で引き揚げたという。 >>元広島・高橋氏の暴露話に「だから古巣に帰れないんだろ」呆れ声 選手の指導を放り出したまさかの理由とは<< 今回の一件を受け、ネット上には「3試合分の球を一日で投げるなんて正気の沙汰じゃない」、「これだけの球を投げた九里はもちろんだが、その球を受けた捕手の疲労も凄そうだな」、「明らかに投げすぎな気がする、故障とかしなければいいけど」といった反応が多数寄せられている。 一方、「九里のブルペンでの投げ込みは別に今に始まった話じゃない」、「明日は休養日ってことも織り込んでるだろうしちゃんとケアはするでしょ」、「時代に逆行していることは否定できないが、九里はこれで今まで故障したことが無いからなあ…」と“問題ナシ”とするコメントも複数見受けられた。 「今回350球近くを投げ込み話題となった九里ですが、以前から春季・秋季キャンプでは当たり前のように100球、200球を連日投げ込み調整を行っている投手。2014年の秋季キャンプでは、18日間で計2026球を投げ込んだこともあります。また、昨年の開幕延期期間にはただ投げ込むのではなく、低酸素マスクを着け50メートルダッシュを繰り返した後に110球を投げ話題となりました。球数が球数なので肩・ひじの故障を心配するファンは多いですが、九里はプロ入りからこれまで故障離脱したことがないため、本人には一番合っている調整方法なのかもしれません」(野球ライター) “投手の肩・ひじは消耗品”という考えが浸透している現在は、1回のブルペン入りで80~100球を投げる投手がほとんど。プロ入り後、間もない若手や不振が続く中堅・ベテランが200球近くを投げ込み首脳陣にアピールする例もなくはないが、同程度の球数を恒常的に投げ込んでいる九里は球界でも非常に珍しい存在といえるだろう。 九里は2日にもブルペンで120球を投げているが、同日に「特別なマウンドに立てるようにレベルアップしないと。妥協せずにやりたい」と語ったことが伝えられている。早くも467球に達した今春キャンプでの投げ込みは、故障明けのエース・大瀬良大地から開幕投手を奪うという気合いの表れでもあるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年02月04日 17時30分
DeNAキャンプ、京山・阪口が一軍スタート! 高卒右腕コンビにかかるブレイクスルーへの期待
5年間務めたラミレス監督から三浦大輔監督に指揮官が代わり、遂にキャンプインした新生ベイスターズ。「フラットな視線で見ていきたい」と今までの実績をリセットし、「コーチからの意見を総合的に判断」して新監督が最終決定した、春季キャンプの一、二軍の選手振り分け。昨年主にファームにいた選手も多い中、投手陣では昨年はともに二軍スタートだった京山将弥と阪口晧亮が一軍に抜擢された。 今年で5年目となる京山将弥は、2018年には春先からローテーション入りし、いきなり無傷の3連勝を挙げるなど、期待以上の活躍で6勝6敗の成績を残した。2019年は未勝利と足踏みし、昨年も9月6日までは一軍でも出番はなかったが、その試合で先発すると5回5失点ながら久しぶりの勝利を挙げた。最終的には5回先発1回救援で2勝1敗の成績でシーズンを終えた。 同じく4年目の阪口皓亮は昨年、8月22、30日に一軍で先発のチャンスを手にしたが連敗し降格。11月1日にもう一度上がってきた際には、初勝利とはならなかったものの5回1失点と好投し、成長の跡が感じられた。3日にはバッティングピッチャーとしてマウンドに上がり、対戦した嶺井博希からは「真っ直ぐも速く、力のあるボールを投げていた」と評価されるなど、調整も順調な様子だ。 昨年ファームの監督を務めていた三浦監督から、じっくりと目をかけられていた2人は、19年オフには川村丈夫コーチから強化指定選手に指名されたプロスペクト。昨シーズンはともに150キロ以上のストレートを投げ込み奪三振率も高く、スケールの大きな本格派としての成長が期待されている。 現状、ベイスターズはエースの今永昇太は左肩、2018年の新人王・東克樹は左肘のトミージョン手術でリハビリ組に入っており、昨年チーム2位タイの6勝をマークした井納翔一はジャイアンツにFA移籍。昨年も苦しんだ先発ローテーションは、チームにとってウイークポイントの一つとなっているだけに、“三浦チルドレン”の2人が、この一角に食い込めることができるのか。キャンプの見どころの一つとなりそうだ。文 ・ 写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年02月04日 15時45分
巨人・堀内元監督、大事故のおかげで名球会投手に?「絶対に言わなかった」利き手に隠された秘密を明かす
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、3日放送の『レジェンドの目撃者』(NHK BS1)にゲスト出演。自身の投球に隠された意外な秘密を明かした。 現役時代は巨人(1966-1983)一筋でプレーし、「560登板・203勝139敗6セーブ・防御率3.27」といった通算成績を残した73歳の堀内氏。150キロ超とされる速球とドロップカーブが武器の投手だったが、番組内で幼少期に負った大怪我が後の投球に活きたと語った。 >>巨人・堀内元監督が巨人投手にズバリ指摘「素質が開花する前に怖さを知った」 戦力外の伏線は7年前にあった?<< 堀内氏は1948年、山梨・甲府市生まれ。太めの麺を野菜などの具材とともに味噌仕立ての汁で煮込む料理「ほうとう」が名物の地域だが、堀内氏によると「4歳の時にほうとうを作る機械を親父が買って、そこにこの指(右人差し指を誤って)突っ込んだ」と大事故に見舞われたという。 堀内氏はこの事故により、利き手である右人差し指の先を切断。その後の治療については触れていないが、結果的に1センチほど指先が短くなってしまったという。ただ、指先が短くなったことが、後々直球やカーブを投げる際にメリットになったという。 堀内氏はまずカーブを投げる際のメリットについて、「僕のカーブは回転を加えながら縦に抜くカーブ。だからこの指(右人差し指)はほとんど使わないんです」、「(使うのは)この指とこの指(親指と中指)だけで人差し指は添えるだけ。そして縦にひねってくる(投げる)ものですから、この指(人差し指)があると引っかかるんですよ。短い方が抜けやすいんです」と発言。人差し指が短いため球が抜けやすく、それによりカーブの変化量が人一倍大きくなったという。 また、堀内氏はカーブの曲がりが大きいことを利用して、右打者に投げる際には頭付近を狙っていたと告白。「頭を狙って投げないと、(変化が)大きいものですからストライクゾーンに来ない。真ん中に投げたら必ずボールになっちゃう」、「(頭付近に投げると右打者は)一瞬フッと(体が)後ろに反るんですよ。その瞬間にもう(カーブは)打てないんですよね」と、打者に恐怖心を与えていたと説明した。 一方、直球を投げる際のメリットについて、堀内氏は「指が短いから、今でいうカットボールも自然に投げられる」とコメント。「こうやって(人差し指と中指で球を押し出して)投げていくでしょ? 投げていけば必ず、この指(人差し指)が短いから先に(球から)離れるじゃないですか」、「そしたらこの指(中指だけ)が(球を)抑え込むから(横回転が加わって)、ボールが(打者の手元で)ピュッと変化する。打者はストレートだと思って待ってるから、ピュッと曲がれば芯外れるんですよ」と、特に意識しなくても自然に球が曲がるため打者の狙いを外しやすかったと語った。 事故で短くなってしまった右人差し指を、「武器です」と断言した堀内氏。「だから指が短いってことは(周囲には)言わなかった。『どうやってカーブ投げるんですか?』って言われたら『こうやって投げるだけです』って(握りは見せたが)、この指のことは絶対に言わなかった。(明かしたのは)もう(現役が)終わってからです」と、現役中は一貫して隠し続けていたと語っていた。 今回の放送を受け、ネット上には「怪我の功名っていう言葉がぴったりの貴重な話だ」、「指を切った事故の話は何かの本で見て知ってたけど、投球にこれだけメリットをもたらしているのは知らなかった」、「カットボール投げてたのは初耳、直球と同じフォームで投げられたら打者としても対応が難しいだろうな」といった反応が多数寄せられている。 事故で短くなった指を逆に自身の生命線とし、名球会投手にまで大成した堀内氏。体のハンデを最大限に生かした投球の秘密に驚いたファンは多かったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年02月04日 11時20分
今季の巨人、松原・若林ら控えがシーズンを左右? 原監督は既に対策か、先発陣の駒不足で危惧されるリスクとは
原巨人で“ヘンな情報”が流れている。今年のキャンプ中の夕食はかなり美味い、それも、ボリューム満点で。 結論から先に言えば、その噂は本当だった。体作りの一環でキャンプ中のメニューが見直されたという。これも、ソフトバンクに対抗するためだそうだ。 しかし、若手選手のモチベーションが心配だ。 「今季、『空席のポジション』はセカンドしかないようです。昨季後半、松原聖弥、若林晃弘が頭角を現しましたが、今年は出場機会が激減しそう。松原は外野手、若林は登録こそ内野手ですが、外野での出場が多かった。フリーエージェントで梶谷隆幸外野手を獲得し、外国人選手も新たに2人獲得しています」(ベテラン記者) 梶谷の巨人移籍が決まった昨年12月、「1番・梶谷、2番・坂本、3番・丸、4番・岡本」の打順構想が各メディアで伝えられていた。 梶谷、丸、外国人選手とのレギュラー争いとなれば、相当キツイ。 「巨人はレギュラーと控え選手の力の差が大きい。ソフトバンクはレギュラーが故障しても、新しい選手が出て来て、そのままレギュラーに定着するような活躍も見せています」(前出・同) 「打倒ソフト」を果たすには、成長過程にある松原たちを“ヤル気”にさせなければならない。 >>巨人ドラ1・平内が早くも弱点を露呈? 原監督の意味深な指摘、ライバルの同期とも明暗分かれるか<< とは言え、今年の野手は「総動員になる」との指摘も聞かれた。 「やはり、先発投手の人材難は解消されませんでした。菅野、戸郷までは計算できます。でも、3番手以降は…」(プロ野球解説者) 改めて、昨季のデータを見てみると、巨人投手の中で規定投球回数に達したピッチャーは、菅野智之しかいない。戸郷も100イニング以上を投げたが、勝ち星は9勝。2ケタに届いていない。3番手以降を狙う今村、サンチェスも安定せず、メルセデス、畠らも故障明けというリスクを抱えている。 そうなると、菅野以外が投げる試合は“乱打戦”になる可能性が高く、それにより、野手は代打、代走、守備固めなどでの途中出場も多くなる。松原たちが昨季以上に活躍しなければ、3連覇はない。 「主力、一、二軍、そして、三軍に分けてキャンプインさせたのは正解だったかも。レギュラー奪取という同じ目的を持った中堅クラスでまとまれば、良い意味で連帯感も強まります」(前出・同) 一軍キャンプがスタートした宮崎・サンマリン球場だが、スタンドに観戦者がいないせいか、選手の声がかなり響いている。 先発投手の不安定さを埋める野手陣の奮闘が「連覇のカギ」となりそうだが、チーム関係者によれば、原辰徳監督は昨季中継ぎだった中川皓太のクローザー転向案を温めているという。 中川には圧倒的な球威はない。どちらかというと、打ち損じのゴロ・アウトを積み上げていくタイプだ。先発陣の不安定さに加え、新クローザーを育てるとなれば、9回最後のマウンドを守り切れず、延長戦に突入する試合も自ずと増えていく。キャンプ中の食事を“大盛り”に変えたのは、長丁場を戦うためでもあるようだ。(スポーツライター・飯山満)
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