スポーツ
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スポーツ 2023年06月22日 18時30分
DeNA、“休日出勤”のトレバー・バウアーに感じる本気度! 実戦でのテスト登板果たし虎退治へ
ベイスターズの超大物右腕、トレバー・バウアーが20日、平塚で行われたイースタン・リーグのスワローズ戦に先発。4イニングを60球、被安打2、無失点と思い通りの調整登板を終えた。 初回はストレートが130キロ中盤を記録し、平日にもかかわらず平塚に集まったベイスターズファンをざわつかせたが、2回からは150キロ超えのいつもの球速をマーク。時折軟らかいマウンドを気にするそぶりを見せながらも、若いツバメ打線を貫禄で押さえつけた。 この日はスプリットチェンジの割合が普段よりも多く、上げた左足を若干揺らし気味にして間合いを取るフォームも散見されるなど、テーマを持ってピッチングしていたことも明確。“投げる科学者”らしい取り組みも見せた。 >>DeNA・牧の好調、大谷翔平も貢献?「何か盗もうと真剣に…」WBC同僚・近藤が意外な光景明かす<< そもそもこの日は19日に交流戦の最終戦を戦った翌日のため、1軍は久々の休日となっていた。しかしバウアーは、リーグ戦再開を見据え、実戦登板を志願。「10年間やって慣れ親しんでいる」と公言していた中4日で完投勝利を上げてから、中5日でのマウンドで実戦感覚を体に染み込ませた。順調な仕上がりを確認したことで、次回登板は中4日、25日での横浜スタジアムでのタイガース戦がほぼ決定となった。 バウアーは5月にジャイアンツとカープ相手に大炎上を喫し、本人も「リーグ最悪のピッチャー」と自身をやゆするなど落ち込んでいた。しかし27日のドラゴンズ戦から調子は上向いていき、交流戦になるとエンジン全開。3登板で全勝し、防御率は1.50で、すべての試合で7回を自責点2以下に抑えるハイクオリティスタートを達成。 また投げ合った相手も、6月3日にはライオンズの高橋光成、9日にはバファローズの山下舜平大、14日にはファイターズの加藤貴之と、各球団のエースクラスに投げ勝ち、チームを勢いづけた。 交流戦優勝を引っ提げ、23日からは首位タイガースとの戦いが待ち受けている三浦ベイスターズ。ここまで2勝6敗と分が悪いが、初見のバウアーがいきなり虎狩りに成功すれば、この先のリーグ制覇へ一気に加速していきそうだ。 取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2023年06月22日 12時10分
槙野智章、妻・高梨臨との新婚旅行「トラブルばかり」ボツワナ行きの過酷な旅を明かす
元サッカー日本代表の槙野智章が21日、都内で行われた「旅プロデューサー就任記者発表会」by Booking.comに登壇。旅プロデューサーに任命されて、「これまでサッカーで走り続けて自由な時間がなかったので、自分と向き合ったり、いろんな刺激をもらえるのはすごくうれしかった。旅の良さを伝えていけたら」と意気込みを語った。>>全ての画像を見る<< 旅の魅力に関するトークでは、これまでの経験を総括。「試合や遠征以外で30か国から40か国くらい行きましたね。サッカー選手は1年のうち11か月がシーズンなので、オフでいろんなところに旅行に行ったり、ドイツに住んでいた間は、休みにヨーロッパ各地を回っていました」と話す槙野だが、意外にも国内旅行はほとんどないとのこと。 そんな槙野のために企画された国内一人旅では、ずっと行きたかったという三重へ。「刺激の多い旅」と語る旅行では、足専門の神社へ行ったり、「海女さんたちと30分くらい話した」ほか、松阪牛に舌鼓を打った。同行したブッキング・ドットコムの高木浩子西日本地区エリアマネージャーによると、行く先々で槙野は「めっちゃ食べていた」そうで、槙野の周辺には老若男女が集まって来て、「オーラが出ていた」と明かした。 「刺激のある旅やトラブルを好むかもしれないです」と自認する槙野。「人として成長する上でのモチベーションになりますね。普通は『嫌だな』とか『何で?』と感じると思うんですけど、僕の場合、『ああ楽しかった』じゃつまらないと言うか、荷物がなくなったり、変な人が寄って来たり、トラブルがあるとワクワクする」と冒険を楽しんでいる模様。 妻で俳優の高梨臨との新婚旅行も「トラブルばっかり」で、「ボツワナに行くのがめちゃくちゃ大変で、香港から南アフリカ経由でボツワナに行き、そこからセスナに乗り換えるんですけど、『よし、着いた』と思ったら違う島にいて、『燃料が足りないから、ここで一泊してくれ』と。ホテルも扇風機もない40度くらいの環境で8時間くらい過ごしました」。過酷すぎるハネムーンに「ワクワクして楽しかったです」と笑顔で振り返った。 「嫌なことを楽しみに変えちゃうことが好き」という槙野からのアドバイスは、「若い人はいろんなことを知った方がいい。人間的にも成長するし、トラブルがチャンスになるかもしれない。いろんな人と触れ合うことが大事」。旅から得たものは「まず一つはネタですよね」と冗談めかしつつ、「刺激のあるトラブルが自分の財産になる」と重ねて強調した。 終了後の質問では、プライベートでの旅行にも言及。高梨とは「休みが合えば、二人でゴルフや温泉に行っています」と夫婦の時間を大切にしている。引退後、バラエティー番組などで活躍する槙野だが、バラエティーは「めちゃくちゃ難しいです。毎収録、勉強させてもらっています」と試行錯誤中。それでも、「サッカーの方が難しいです。昨日やったことが今日違っていたりしますし」とそこは神妙な表情になっていた。(取材・文:石河コウヘイ)
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スポーツ 2023年06月22日 11時00分
巨人、外国人投手の緊急ダブル獲得? 原監督が隠す「投手陣の本当の状態」
「本命」は左腕だった? WBCパナマ代表メンバーで、ナショナルズ傘下マイナーチームに在籍していたアルベルト・バルドナードが巨人に“移籍する”。読売系列のスポーツメディアでは「調査中」とあったが、現地報道と重ねてみると、「入団を前提とした交渉中」であり、バルドナードは“行く気マンマン”のようだ。 「バルドナードは6月20日(現地時間)でリリースされています。と言うか、NPB移籍を前提にその手続きを取ったと現地では報じられていました」(米国人ライター) バルドナードは今春のWBC2試合に投げ、防御率3.00(3イニング)。ストレートの平均球速が150キロで、力で相手バッターをねじ伏せようとするタイプの左投手だ。 >>巨人・ウォーカー、今が絶好の“売り時”か 投手テコ入れに効果大、トレード先は西武が狙い目?<< しかし、MLBでの通算成績が14試合(10回3分の2)しかない。マイナー暮らしが長い理由は「三振も奪えるが、与四球率も高い」タイプだからだ。 「同じくナショナルズ傘下マイナーチームに所属する右のリリーバー、アンドレス・マチャド(ベネズエラ出身)も『トーキョージャイアンツに強い関心を示している』と伝えれています」(前出・同) ひょっとしたら、原巨人はバルドナードとマチャドの両方を獲得するのでは? 「バルドナードはメッツ傘下の2Aチームでキャリアをスタートさせました。昨年オフ、元メッツの(ヨアン・)ロペスを獲得しました。ロペスは辞退しましたが、WBCのキューバ代表に選出されています。メッツ、WBCのルートに強いコーディネーターがバルドナードを推しています」(球界関係者) リリーフ陣を厚くして夏場の連戦を乗り切ろうとしているのだろうが、こんな情報も交錯している。 「横川凱が期間限定で中継ぎに回るようです。先発陣が試合序盤で打ち込まれた時、ロングリリーフをさせる、と」(前出・同) 先発要員の菅野智之、メンデスが戻って来たから出来る作戦だが、横川をロングリリーフに回す期間が意味シンなのだ。 「8月まで」だという。7、8月に猛チャージをかけるつもりなのだろう。 「菅野、戸郷、グリフィン、メンデス、山崎」の先発ローテーションがしっかりしていれば、横川をリリーフに回す余裕も生まれるのだが、菅野に関しては「新たな不安材料」も指摘されていた。 「18日の楽天戦で打球が右足に直撃するアクシデントが発生しました。一旦、ベンチに下がりましたが、その後も投げています。交流戦の優勝が懸かっていたので、チームの士気を落としてはいけないとし、菅野が無理をしたようなんです」(スポーツ紙記者) 菅野は20日に一軍登録を抹消されている。交流戦後の小休止期間のため、リフレッシュ休養だと思われたが、打球直撃は無関係ではなかったようだ。 「ペナントレース再開後、井上温大を先発に抜てきします。もう一人、未知数の若手を先発起用するのか、菅野に長いイニングを投げさせないで凌いでいくのか?」(前出・球界関係者) 横川をロングリリーフに回すのは、先発要員6人中2人に不安要素があるからか? 昔から「外国人投手の緊急補強にはウラがある」と言われているが、今回は「菅野」のようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年06月22日 11時00分
阪神・岡田監督、首位走るも優勝は厳しい? 交流戦は継投ミス頻発、選手への言動も不安要素か
5月30日~6月21日にかけて行われた今年のセ・パ交流戦。球団ごとに明暗が分かれる中、“暗”側に入ったのが岡田彰布監督率いる阪神だ。 今季の阪神は5月に球団最多タイとなる月間19勝をマークするなど開幕から好調。交流戦についても岡田監督は「(勝率)5割はあかんわ。パ・リーグもそんな強ないよ、はっきり言うて」と勝ち越しに自信をにじませたことが伝えられていた。ところが、迎えた本番はロッテ以外の5球団に負け越し、総合9位(7勝10敗1分)と不本意な結果に終わった。 岡田監督は交流戦終了後、「俺は借金3つでよういったと思うよ。はっきり言うて」と戦前からはかなりトーンダウンしたコメントを残したというが、5月に白星を荒稼ぎしたこともありリーグでは首位(38勝24敗2分)を堅持している。一見するとここまでは上々の戦いぶりに見えるが、岡田監督の指揮をあまり評価していないファンもいるようだ。 「阪神が苦戦をしいられた交流戦では岡田監督の采配ミス、特に継投策のミスが度々ファンの間で問題となっています。6月15日・オリックス戦では、同月8日・楽天戦で逆転サヨナラ弾を被弾するなど不調だった守護神・湯浅をなおも起用した結果、2本塁打を打たれあえなく逆転負け。同月17日・ソフトバンク戦では湯浅の代役守護神として2連投中の岩崎優を起用するも、岩崎は疲労の影響か3連投時の投球が芳しくないことが多い投手で、案の定3点を取られ逆転負けを喫しました」(野球ライター) 事前に練った戦略にこだわったことが裏目に出る試合が頻発している岡田監督だが、この特徴からか既に下落が始まっている成績もある。阪神はここまでセ首位をキープしている裏で、月間防御率が3、4月から6月まで「2.58→2.67→3.36」と右肩下がりにダウン。岡田監督の継投策によりブルペンにしわ寄せがきているという見方もできそうだが、前半戦も終わっていない段階でこの調子では、終盤の優勝争いは戦い抜けないという見方も少なくない。 また、一部ファンの間では采配面以上に、選手批判が目立つことについての不満が高まっている。岡田監督は第一次政権時代(2004-2008)から他球団監督と比較し、試合後や移動日に応じた取材でのコメントが多い指揮官。ユーモアあふれるコメントは第一次政権時代から人気を博しているが、その一方でふがいないプレーを見せた選手に厳しい姿勢を打ち出し物議を醸すこともしばしばだ。 チームが不調だった交流戦は特にフラストレーションがたまっていたようで、6日・楽天戦でボール球の空振りが目立ったノイジーに「立っとったら全部四球やんか、そんなん何十回目よ」と苦言を呈したり、9日・日本ハム戦で中継ぎ登板直後に一発を浴びた西純矢を「ああいうことするから中継ぎでずっと投げさせてるわけやんか、そんなん簡単なことやんか」と切り捨てたりしたことが伝えられている。岡田監督としては奮起を促す意味合いでわざとキツい言葉を使っている可能性もあるが、ファンの間では選手へのリスペクトに欠けている言動で、あまり行き過ぎるとチーム内の士気に関わりかねない事態になると不満を抱いているファンも多いようだ。 阪神は交流戦中に2位・DeNAに2.5ゲーム差まで肉薄されており、23日から始まる首位攻防3連戦の結果次第では首位陥落の可能性もある。仮に被3タテで首位を明け渡すようなことがあれば、岡田監督への風当たりもさらに強まることは避けられないだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月21日 19時30分
阪神・青柳、止まらない初回失点に呆れ声「再昇格永久に無理」 岡田監督は“オープナー”検討すべき?
21日に行われ、阪神が「1-3」で敗れた二軍のオリックス戦。先発マウンドに上がったプロ8年目・29歳の青柳晃洋が見せた投球が物議を醸している。 問題となっているのは、試合開始直後の1回表の投球。青柳は先頭・茶野篤政の二塁打から1死三塁とピンチを招くと、ここで打席の西野真弘にタイムリー三塁打を浴び先制点を奪われる。さらに、後続の野口智哉にもきっちり犠牲フライを打たれ、初回2失点と不本意な立ち上がりとなった。 青柳は4月21日・中日戦から5月19日・広島戦にかけ4試合連続で初回失点を喫したことを岡田彰布監督に問題視され、5月20日に二軍降格に。二軍でも6月7日・広島戦で初回4失点を喫していた中、今回の試合でも岡田監督を怒らせた“悪癖”が再び露呈した形だ。 >>「阪神・青柳は僕を恨んでいる」元DeNA選手がドラフト裏話を暴露 ドラ5指名予定が突然白紙、運命の分かれ目に驚きの声<< 初回の青柳の投球を受け、ネット上には「青柳また初回に失点してるやん」、「何回同じ失敗をするつもりなのか」、「課題潰して早く一軍へって気概が全く感じられない」、「こんな調子じゃ再昇格は永久に無理だろ」といった呆れ声が上がった。 「二軍降格後の青柳は現状を打破するための策として、これまであまり投げてこなかったカットボールやカーブの精度向上に取り組んでいることが伝えられています。21日の試合ではそのカーブを西野に打たれ初回に失点していますが、新たな投球スタイルの確立はまだまだ道半ばということなのでは。また、初回失点だけは避けなければいけないという気負いなど、精神的なものが投球に影響している可能性もありそうです」(野球ライター) 多くのファンからため息をつかれている青柳だが、一部からは復調のための策として、首脳陣はオープナー(リリーフ投手を先発起用し1、2イニングを任せた後、先発投手をロングリリーフとして継投する起用法)を検討すべきではと指摘も上がっている。二軍降格後の青柳は21日の試合を含め4試合に登板しているが、この間は初回防御率が「13.50」とサッパリな一方、2回以降の防御率は「1.17」と非常に安定している。そのため、オープナー起用なら悪癖を封じ込めることができるのではという意見もあるようだ。 5月19日・広島戦後、青柳について「ずっとやんか。何回も同じことをな」、「もうええわ、青柳の話は、ほんまに」などと愛想を尽かしたようなコメントを口にしていた岡田監督。エースの復調を采配でサポートすることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月21日 15時30分
阪神・村上、猛バッシング受けた岡田采配で覚醒?“ノーヒット降板”した巨人戦で感じた手ごたえ明かす
阪神のプロ3年目・24歳の村上頌樹が、21日放送の「朝生ワイド す・またん!」(読売テレビ)にVTR出演。番組内での発言が話題となっている。 番組で村上はプロ初勝利を含め5勝(20日終了時点)をマークとブレークしている今季の投球や、残りシーズンの中で達成したいと思っている目標などを話した。その中で、今季初先発した4月12日・巨人戦で得られたという収穫を明かした。 同戦の村上は「7回無失点・被安打0・四死球0・5奪三振」と、巨人打線を相手に7回までパーフェクトピッチング。勝ち負けこそつかなかったものの、昨季は一軍未登板だった右腕の快投は多くのファンに衝撃を与えた。 >>阪神・佐藤、ファンのヤジにイライラ? 以前より目立つワケは…同僚はアルコールが悪影響と指摘<< 同日の巨人打線は岡本和真(昨季まで5年連続で30本塁打クリア)、坂本勇人(通算2264安打)、中田翔(通算297本塁打)などそうそうたる打者が名を連ねており、マウンド上の村上も内心「うわーゲームで使ったことある」などと思っていたそう。それだけに、こうした打者をノーヒットで封じ込めた投球は自身でも驚いたという。 村上は2022年に一軍未登板、プロ1年目の2021年も「2登板・0勝1敗・防御率16.88」とほとんど結果を残せていなかった投手。ただ、「あそこでああいう投球ができたので、自信持って次の試合にも投げることができた」、「それ(ノーヒット)も大きいですし、凄いメンバーがいたので。打順もすごかったので、名の知れている人から抑えられたっていうのが自信になりました」と、球界屈指のネームバリューを誇る巨人打線をノーヒットに封じたことでかなりの自信が得られたと語った。 村上の発言を受け、ネット上には「あの巨人戦がキャリアの転機になったのか」、「未勝利投手が5勝してるわけだから相当な効果だな」、「じゃあ岡田監督の降板決断は正解だったってことか」、「無理に引っ張って打たれてたらここまで自信は得られなかったのでは」といった驚きの声が寄せられた。 「巨人戦の村上は球団史上初となる完全試合達成がかかっていましたが、岡田監督は8回表に村上の打席に代打を送る形で降板に。同監督は1点リードと接戦だったこと、7回に丸佳浩にフェンスギリギリまで飛ばされるなど球威に陰りが見えていたことなどから村上を降ろしたといいますが、直後の8回裏に2番手・石井大智が先頭の岡本に同点の一発を被弾。これもあり、ファンの間では『は? 完全試合かかってる村上降ろすとか正気か?』、『村上の記録も勝ち星も台無し、岡田は土下座して謝れ』といった批判が上がりました。ただ、ノーヒット投球で相当な自信が得られたという村上のコメントを踏まえると、スパッと交代させた岡田監督の判断は正解だったようです」(野球ライター) 快投を演じた巨人戦を機にローテ入りし、首位を走るチームの原動力になっている村上。今季の目標に掲げる2ケタ勝利クリアに向け、このまま歩みを進めることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月21日 11時00分
巨人、助っ人リリーフを緊急獲得? 若手左腕抜てきの裏で交渉進行中か
6月23日に再開されるペナントレースのオープニング・ピッチャーは「今季初登板」で、外国人投手も緊急獲得? 原辰徳監督が仕掛けてきた。 同20日、東京ドームで一軍メンバーが練習を行った。その投手陣の輪の中にいたのが、17日のファーム戦で好投した左腕・井上温大(19年ドラフト4位、前橋商)だった。練習後、井上が取材に応じた限りでは、この日の一軍合流は17日の試合後に伝えられていたという。 「打たれたら、すぐに二軍(落ち)になってしまうので、そうならないよう…」 謙虚に語っていたが、関係者の話を総合すると、23日から始まる広島3連戦の初戦マウンドの大役も任されているようなのだ。 >>巨人・鈴木、死球打者への牽制球にファン激怒「許せない」 ロッテ戦終盤の一場面が物議、敵ベンチに問題アリと指摘も<< 「ファーム戦で先発した17日、二軍首脳陣は5回途中で降板させています。80球以上投げさせないと決めていたからです。80球以下なら、中5日が次回登板のメド。逆算すると、23日になります」(球界関係者) 15日の埼玉西武戦の始まる前だった(東京ドーム)。試合前練習に井上が加わっていたのだ。それを見た時点で「一軍合流は近い」と分かったが、 「原監督や阿波野秀幸投手チーフコーチにピッチングを見てもらう目的もありました。15日、井上は東京ドームのブルペンで投げています。原監督はご満悦でした」(前出・同) とのこと。「23日先発」は断言できないが、原監督は井上のブルペン投球を見て、「広島3連戦で使う」と決めたのではないだろうか。 ペナントレース再開後の先発ローテーションについて、こんな意見も聞かれた。 「広島3連戦は金、土、日曜。次の対戦カードは東北遠征で火、水曜日の2試合。木曜日が移動日となり、次の金曜日(6月30日)から現在首位の阪神と3連戦です。つまり、23日からの広島3連戦で投げてくる先発投手3人は、阪神戦でも投げなければなりません」(プロ野球解説者) その重要な先発投手の一人として、井上が選ばれたわけだ。 さらに阪神3連戦の次、7月7日金曜日からの3連戦は交流戦覇者のDeNAが相手だ。 「ナショナルズで昨季、51試合に登板したリリーフのアンドレス・マチャド投手を巨人が獲得するとの情報も駆け巡っています。マチャドは6月7日に事実上の戦力外となり、目下、傘下のマイナーでプレーしています。シンカー、チェンジアップ、スライダーが持ち球だと紹介されていますが、150キロ台半ばの重い直球が有名です」(米国人ライター) 「マチャド獲得」の情報源は、彼が巨人の公式インスタグラムをフォローし始めたこと。これは近年来日した外国人選手によく見られる傾向で、さらに追跡すると、マチャドはメンデスやグリフィンのインスタもフォローしていた。救援陣全体の防御率4.16はリーグワースト。補強ポイントとしては間違っていないが、昨季51試合に登板したタフネス・リリーバーが6月にクビになったのだから、何かあったのではないだろうか。 井上に期待する声は多いが、彼が「最後のプラス材料」となりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年06月20日 20時30分
巨人、“魔の8回”克服法は菅野中継ぎ起用? 原監督に由伸氏が大胆提案、「ローテ回らなくなる」の声も
野球解説者・上原浩治氏(元巨人他)が19日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、野球解説者・高橋由伸氏(元巨人監督)が登場。動画内での発言が話題となっている。 今回の動画で高橋氏は収録日(5月24日)時点でのセ・リーグ順位と、自身が開幕前に予想した順位がどれだけ合っているのか上原氏とチェック。その後、ここからのセ・リーグについて予想や展望を話した。 注目が集まったのは、収録日時点では右肘痛、コンディション不良によりまだ離脱中だった菅野智之の起用法についての発言。菅野は6月11日・ソフトバンク戦から先発として一軍復帰しているが、高橋氏は「(順当に)先発に入れるのか、それこそ8回行けとかね」とリリーフ起用もアリではと提案。上原氏は「言う!? 智之に」と驚いたように聞き返したが、高橋氏は「ダメなの言ったら? アリじゃないの? ここまでチームに迷惑かけてるんだから」となおも持論を続けた。 >>オリックス・杉本、巨人投手にブチギレ? 死球直後にバット投げ捨て、他球団からも被害相次ぎファン怒り<< 今季の巨人は“魔の8回”という呼び名がつくほど試合終盤の失点が続いており、5月下旬時点でもセットアッパーは固まっていない状況。高橋氏は「8回がなかなか収まりが悪いってなった時にはそういうのもアリなのかな」と、これ以上現状が長引くなら菅野を先発から回すことも選択肢の一つと主張した。 また、高橋氏は現役時代に先発・中継ぎ・抑え全てを経験している上原氏に「実際すぐにできるものなの?できない?(先発から)中継ぎ、抑えに」と質問。上原氏は「先発から行く分にはできると思うけどね。調整の仕方が難しいだけで、それをつかめば全然できると思う」と、シーズン途中であっても調整方法に慣れれば転向は可能と語った。 高橋氏の発言を受け、ネット上には「エース格の菅野をブルペンに回すのは大胆すぎる」などと驚きの声が上がった。一方、中には「1か月経った今はもうやる必要ないな」、「8回は中川(皓太)とかビーディとかが出てきてるしなあ」、「菅野配置転換したら今度はローテが回らなくなる」といった指摘も見られた。 「これといった投手の不在が続いていた巨人の8回ですが、6月に入ってからは中川やビーディといったリリーフの定着もあり、19日終了時点で8回が無失点だった試合は16試合中12試合と徐々に安定感が出てきています。一方、先発ローテーションは菅野、戸郷翔征、グリフィン、横川凱、山崎伊織、メンデスと6枠は埋まっているものの人員に余裕があるわけではない上、菅野、戸郷以外は一年通してローテでフル稼働した経験がありません。そのため、ここからよほどセットアッパー陣が不安定にならない限りは、菅野をリリーフに回す意義はあまりないのではという見方は少なくないようです」(野球ライター) 復帰後の菅野は6月11日・ソフトバンク戦で5イニング、同月18日・楽天戦で6イニングと徐々にイニング数を伸ばしていた。ただ、楽天戦中に右足に打球を受けた影響からか、20日に登録を抹消されている。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@KojiUehara-Zatsudan
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スポーツ 2023年06月20日 15時30分
DeNA・三浦監督、山崎の投球狂わせた? 元監督が継投策を問題視「目一杯投げられなかった」、本人も試合後に反省か
野球解説者・大矢明彦氏(元横浜監督)が、19日放送の『プロ野球ニュース 2023』に生出演。DeNAのプロ9年目・30歳の山崎康晃にまつわる発言が話題となっている。 番組で大矢氏は同日DeNAが「3-4」で敗れた日本ハム戦を、複数選手の名を挙げながら解説。その中で、三浦大輔監督の采配が山崎の投球に悪影響を及ぼしたのではと指摘した。 山崎は「3-3」と両チーム同点で迎えた延長10回表に8番手として登板。しかし、1死から万波中正に勝ち越しの13号ソロを被弾。この1点が決勝点となりチームは敗れ、勝利、もしくは引き分けなら決定していた交流戦優勝はお預けとなった。 >>西武・金子への“働けコール”に批判、「きっかけはDeNA戦」と推測も? 巨人戦中盤の一場面に本人も複雑か<< 痛恨の一発を浴びた山崎について、大矢氏は「腕の振りが今日は若干甘かったような気がする」と投球に力強さが感じられなかったと主張。続けて、「(延長は)一応12回まであるでしょ?(なのに)後の投手はほぼいない状態だった」と指摘した。 同戦の三浦監督はブルペンデーとして、先発・上茶谷大河から山崎まで8名の投手を起用するという積極的な継投策を仕掛けている。その結果、延長10回表に山崎が登板した時点でブルペンには坂本裕哉1人しか残っていない状況となっていた。 大矢氏はこの事情を踏まえ「『自分で長いイニング(投げなきゃ)』というのが少しよぎったかもしれないので、変化球がすごく多かった(全14球10球)」、「1イニング目いっぱい、というふうな考え方では投げられなかったかもしれない」とコメント。山崎は残り3イニングを自身含め2名でつながないといけない状況から、力をセーブして投げることをしいられていたのではと見解を示した。 大矢氏の発言を受け、ネット上には「確かに力押しの投球には感じなかった」、「万波に打たれたのも浮いたスプリットだったしなあ」、「せめてもう1枚投手残しとけば違ったかも」、「結果的には三浦監督の采配ミスってことか」といった同調の声が寄せられた。 三浦監督は試合後に応じた取材の中で、山崎について「ずっとクローザーとしてやってくれているので、打たれるのは仕方ない」と何も責めずにかばったことが伝えられている。監督自身も山崎に苦しい投球をしいた責任を感じていたようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月20日 11時00分
中日・立浪監督、トレード獲得の宇佐見は即スタメン? 次のテコ入れ策はコーチの配置転換か
セ・パ交流戦後の中日の動きは、交換トレードだけか? 6月19日正午前、中日、日本ハム両球団から「2対2」の交換トレードの成立が発表された。 「中日側から申し込みがあったんです。日本ハム側が希望する選手と、中日側が放出できる選手が食い違っていて、それで複数トレードになりました」(球界関係者) 中日は捕手の郡司裕也、中継ぎ投手の山本拓実を放出し、日本ハムから捕手・宇佐見真吾とリリーバー・斎藤綱記を獲った。 >>日本ハム、中日で燻る郡司をトレード獲得したワケ 「使い方雑過ぎ」成立直前の不可解起用にも影響?<< 「若い捕手」を出して、「年長捕手」を獲るということは、14日の千葉ロッテ戦で右手大菱形骨を骨折した正捕手・木下拓哉の離脱が影響してのことだろう。 「昨年12月、一度は放出した加藤匠馬を千葉ロッテから呼び戻しました(無償トレード)。その加藤は今季10試合にしか出場していません」(名古屋在住記者) 木下の一軍登録が抹消されたのは、15日。代わりに昇格してきたのは20歳の捕手、味谷大誠だった。「この若手捕手を育てていくのかな?」と思われたが、スタメンマスクは石橋康太。代打や途中交代で、加藤か味谷が使われるだけだった。 立浪和義監督の眼には石橋たちが物足りないと映ったのだろう。宇佐見がチームに合流したら、「即スタメン」での起用も予想されている。 このタイミングでの交換トレードについて、コーチ経験を持つプロ野球解説者がこう説明する。 「シーズン途中でのトレードにはリスクも伴います。特に捕手の場合はチームのサインを全て知っているので、捕手を放出する場合は、サインを変更しなければなりません。交流戦が終わったタイミングなら、セ・リーグ球団とパ・リーグ球団の真剣勝負は日本シリーズまでありません」 「サイン流出阻止」を理由に、交換トレードを模索している球団がほかにもあるそうだが、中日が「動く」のは、今回のトレードだけだろうか。 中日は21日に雨天で消化できなかった楽天戦を行うが、交流戦の成績は6勝10敗1分け。トータル23勝39敗1分けで「借金16」。地元名古屋・CBCテレビの人気アナウンサーが「デッドラインは借金15」と話したのを契機に、立浪監督の休養説が一部で囁かれるようになった。 調べてみたが、「借金15」は確かにアヤシイのだ。2016年、谷繁元信監督の途中休養が発表されたときの借金は「15」で、前任の与田剛監督も21年シーズン、133試合目で「借金15」に到達し、最終的には「16」でユニフォームを脱いでいる。 「立浪監督はファン、地元の協賛企業が待ちに待って誕生した指揮官です。途中休養は考えにくい」(前出・球界関係者) 立浪体制を支持する声も多く聞かれたが…。 だとすれば、コーチの配置換えか、第2、第3のトレード補強がされるのだろうか。 日本ハムに交換トレードを申し込んだのは直接対決の真っ只中(16~18日)だったともいう。3連敗を喫した相手に頭を下げていたとすれば、立浪監督がゴミ箱を蹴飛ばした気持ちも分からないではない。(スポーツライター・飯山満)
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ソフトB・柳田のヘッスラに「去年のトラウマ蘇る」戦慄したファンも? オリックス戦中盤、リスキーな走塁見せたワケは
2023年04月05日 15時30分
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HARASHIMAが中村圭吾との公開練習に手ごたえ「中村は強烈な技を食ってダメージがあっても頑張れる」
2023年04月05日 11時45分
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スポーツ
ナナモモ復活?中西百重がスターダム横浜アリーナ大会に電撃出場「会場全部使えるくらい暴れ倒す」
2023年04月05日 11時30分
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広島・栗林の不調、原因はWBCの後遺症?“脱ヒミツ主義”の新井監督が隠すほど状態は深刻か
2023年04月05日 11時10分
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危険球退場のDeNA・池谷に「中傷されかねない」心配相次ぐ 二軍戦終盤にアクシデント、倒れた巨人打者は途中交代に
2023年04月04日 20時30分
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ロッテ野手陣に「話にならない」球界OBが酷評 “歴史的貧打”で開幕3連敗、致命的な問題点は昨季から?
2023年04月04日 19時30分
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オリックス山下舜平大の好投が開幕連勝スタートを呼ぶ!「途中からストレートの使い方を修正していけたところはよかった」
2023年04月04日 17時58分
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ヤクルト・村上、シーズンでもWBC級に苦しむ?「印象良くない」球界OBが問題点指摘、王会長も重圧増を心配か
2023年04月04日 15時30分
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ヤクルト・高津監督、田口のメンタル評価し守護神起用? 今オフの去就には不安要素も
2023年04月04日 11時45分
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スターダムに安納サオリが再登場! 横浜アリーナでプロミネンスに挑戦「KAIRIさんにお声掛けいただいて輝きたい」
2023年04月04日 11時30分
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DDTロス遠征の裏で国内残留組は若手が躍動! 巴戦を制した岡谷英樹「米国に行ってるヤツら、覚悟しとけ!」
2023年04月04日 11時10分
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DeNA・エスコバーへの誹謗中傷に元同僚激怒「許さない!」、球団も法的措置検討? NPBの注意喚起も響かずか
2023年04月03日 20時30分
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ロッテ・山口、球審の判定に右手上げ呆然?「退場食らわないか」驚きの声も、見逃し三振に納得いかず抗議か
2023年04月03日 19時40分
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DeNA、まさかの3連敗スタートも新星登場に光! 4年目左腕・石川が飛躍へ向けて好発進
2023年04月03日 18時30分
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東京女子ロス大会でマジラビがプリンセスタッグ王座奪還!瑞希は二冠王になる「マジラビ・ナンバーワン!」
2023年04月03日 17時30分
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中日、岡林・カリステの“交錯未遂”に「今季絶望あり得た」ファン戦慄 巨人戦終盤、ピンチ招いた守備が物議
2023年04月03日 15時30分
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ロッテ・吉井監督、WBC離脱の後遺症深刻? OP戦から続く貧打解消に大苦戦か
2023年04月03日 11時45分
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AEW主戦場の竹下幸之介がDDTロス大会で上野勇希との同級生対決制し「DDTの竹下というのも少しは背負ってリングに上がってるつもり」
2023年04月03日 11時30分
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ガンジョのメインを締めたYuuRIの前にJTO王者の稲葉ともかが登場「生半可な気持ちで来ると痛い目見るよ」
2023年04月03日 11時10分