スポーツ
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スポーツ 2023年01月16日 18時15分
DeNA、“絶対エース”今永と“不動の4番”牧のWBC選出決定! 三浦監督も期待「しっかり集中してもらいたい」
3度目の世界一をめざすWBCに向け、ベイスターズからは今永昇太と牧秀悟の2名の選出が明らかになった。 今永は昨年行われた東京オリンピックにも意欲を見せていたが、手術明けということもあって選ばれず、今回待望の選出。「強化試合に選出していただいて、栗山(英樹)監督はじめチームスタッフの方々と関わりを持たせていただいて、より一層そういうところでも自分のパフォーマンス、いい結果を出したいなというふうには思っています」と鼻息は荒い。 メジャー挑戦にも「引き続きその協議はしましたし、僕の気持ちも球団の方も前向きに理解していただいて、素晴らしい話し合いができました」とポスティング移籍も視野に入れている。WBCで活躍し、メジャーに向けてアピールしていきたいところだ。 牧は強化試合でもホームランを放つなど躍動。村上宗隆らスター選手たちとバッティング論議に花を咲かせたことも明かし「非常にいい経験ができました」と充実感を漂わせた。昨年は「選ばれたい気持ちはすごく強いので、もし選ばれたら、覚悟を持ってやっていきたいですし、そのための準備もやっていきたいなと思います」と意気込んでいただけに、侍ジャパンに若き新風を吹かせることに期待したい。 新人合同自主トレの初日に三浦大輔監督は「昨年も選ばれて試合も出ていましたけど、正式に2人決まって良かったと思います」とまずは安堵の表情を見せ「今永と牧に関しては、まずWBCにしっかり集中してもらいたい」と、ペナントレース前に行われる世界との戦いにフォーカスしてほしいと願った。 また14日に報道された中で名前は挙がっていなかったが「何人かDeNAから選ばれることを期待しますし、一人でも多くWBCに出て世界一をめざしてやっていってほしいと思います」と、国際大会で実績のある山崎康晃や、稀代のヒットメーカー・佐野恵太らの追加招集にも期待を寄せていた。 3回目の優勝を狙う侍ジャパン。エースと4番のベイ戦士の活躍で栄冠を手にし、その勢いを一気にペナントレースまでもたらしてほしいところだ。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2023年01月16日 17時45分
ノア清宮海斗GHCヘビー級王者として、1年前の号泣を払拭すべく新日本IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカと再戦!
新日本プロレスは、『WRESTLE KINGDOM 17 in 横浜アリーナ』1.21神奈川・横浜アリーナ大会の対戦カードを発表した。昨年に引き続き、プロレスリング・ノアとの全面対抗戦が行われる。第4試合はオカダ・カズチカが真壁刀義とのタッグで、ノア正規軍の清宮海斗&稲村愛輝と激突。オカダはIWGP世界ヘビー級王者、清宮はGHCヘビー級王者とそれぞれ団体最高峰のタイトルを保持している。 オカダと清宮は、昨年の1.8横浜アリーナ大会にてタッグで対戦。オカダは棚橋弘至と組んで、清宮は武藤敬司とのタッグで対戦した。かねてよりオカダ戦を熱望していた清宮は若さと勢いを武器に奮闘するも、最後はオカダのレインメーカーの前に3カウントを許してしまう。その試合後、悔しさからか号泣する清宮に対し、オカダは「こんなんで泣いてんじゃねえぞ!帰れ、邪魔だ、オラ!」と厳しい言葉を浴びせただけではなく、バックステージでも「『新日本プロレスのお客さんを持って帰る』って言ってましたけども、アレじゃ持って帰れないだろうと。まぁ悔しいなら、新日本プロレスに来ればいいしね。いいじゃん、またノアに戻ればいいんだから。海外修行のように、何年か上がって、自信がつけば、またノアに戻る。そんぐらい、俺はしてもいいと思うけどね。そうしないと、いつまでもノアの中で育って、ノアでトップになれるかもしれない。でもいざプロレス界、外に出てみたら、海は広いなと。それぐらい、差があったと思います」と突き放した。 しかし、2日後の横浜ラジアントホール大会で「いろんなことを横浜アリーナで痛感しました。でも今年はホントにもう止まってられないから!ノアのために今年はやっていくんで!2022年、プロレスリング・ノア、よろしくお願いします!いやぁ…今の立場であんまり言えることもないですけど、やっぱり俺が大事にしたい世界っていうのは、やっぱりここ(ノア)にあるんで。世の中広いとしても、俺はここを大事にしていきますよ。まずはベルト獲らなきゃ。俺でチャンピオンになって、それこそが俺の本当に求めるプロレスだから。全く迷いはないから。ノアのために今年はホントにやっていく。それは誓いますよ。泣きすぎたから。もう止まんないくらい泣いたから(笑) もう出ねえな、涙は。笑って歩くって言うか、ノアが最終的に笑えるような年に、俺は絶対するよ。俺の居場所、立場っていうのは、この間の試合で分かったから。俺個人としては、(対新日本は)現状では何も言える立場じゃないなっていうのはホント思ってるから。でも……忘れることはないですよ」と笑顔で語った清宮は、昨年9月にGHCヘビー二度目の戴冠を達成。今回は王者として対抗戦の舞台に堂々乗り込む。清宮としては、今度こそオカダを振り向かせたいところだ。(どら増田)
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スポーツ 2023年01月16日 15時30分
大相撲、関脇・豊昇龍に「姑息過ぎて失望」の声 格下相手に1秒で勝利、逃げ腰の相撲に批判相次ぐ
15日に行われた大相撲1月場所8日目。今場所6勝目を挙げた関脇・豊昇龍の“注文相撲”が物議を醸している。 前日まで「5勝1敗」の豊昇龍はこの日、「2勝5敗」の平幕・佐田の海と対戦。立ち合い、佐田の海は低い体勢で頭からぶつかりにいったが、豊昇龍は佐田の海の右肩に左手を当てつつ右方向に変化。右上手をつかんで背面に回り込むと、そのまま佐田の海を送り倒しで下した。 送り倒された佐田の海が土俵下まで勢いよく転がっていったこともあり、取組終了後は場内から大きなどよめきが上がる。佐田の海は幸いにも故障を負うことはなかったようで、すぐに立ち上がり土俵上へ戻ったがこの間、豊昇龍は特に表情は変えないまま取組後の一礼を終えた。 >>元横綱・朝青龍氏が甥・豊昇龍に激怒!「バカやろ」「若いのに恥ずかしい」 千秋楽で勝ち越しも、逃げ腰の相撲にファンも失望<< 取組時間約1秒で勝利を収めた豊昇龍だが、ネット上には「ただ勝っただけで何一つ褒めるところはないな」、「しょっぱな変化とか姑息過ぎて失望した、相撲には勝ったが内容的には負けだ」、「ルールの範囲内とはいえ、格上が格下相手に変化するのはやっぱりみっともない」、「佐田の海とは相性微妙(対戦前時点で通算3勝3敗)だからといって、奇襲で星を拾っても今後にはつながらないだろ」といった批判が相次いだ。 非難の声が集まっている豊昇龍の立ち合い変化だが、一部からは「2場所連続で同じことやったのも印象悪い」という指摘も上がっている。豊昇龍は昨年11月場所9日目に佐田の海と対戦しているが、この一番では立ち合い直後に右に変化し、体勢を崩した相手をそのまま上手投げで地面にはわせて勝利。今場所もほぼ同じような取り口を選択したこともファンのひんしゅくを買っているようだ。 NHK中継では取組終了後、花道担当アナウンサーが「立ち合いの動きは少し頭にあった。それで最初の動きは残せたけれど、相手がその上を行く動きだった」、「熱戦を期待してくださっていたファンの方に申し訳ないです」という佐田の海のコメントを伝えている。佐田の海も2場所連続で変化を食らったことについてはかなりの悔しさを感じたようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年01月16日 11時30分
スターダムなつぽい、尾崎妹加との再会に「全部意味があったんだと思える瞬間が来たって感じ」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは、『TRIANGLE DERBY I~OSAKA day1~』1.14エディオンアリーナ大阪第2競技場大会を開催した。メインイベントでは、中野たむ&なつぽい&SAKIのコズミックエンジェルズと雪妃真矢&ラム会長&尾崎妹加のRebel&Enemyが公式戦で注目の対決。試合は一進一退の攻防が続く中、最後はたむが尾崎にトラースキック、スピンキックと打撃で崩してからタイガースープレックスホールドを決めてカウント3。コズエンが勝利を収めている。 試合後、たむは「宇宙のみなさん、そして大阪のみなさんこんにちは!コズエンが勝ったぞ!どんなに辛いこと苦しいこと、いろんなことがあるけどコズエン、仲間がそばにいてくれてあきらめずに闘い続けることができる。本当にありがとう。コズエンがナンバーワンで、ベストユニットだ!トライアングルダービー今日で2勝2敗、このまま優勝してそれを証明してみせる。だからみなさんコズミックエンジェルズ蛇行運転と高速運転だけど、私たちのこと信じてついてきてください。ありがとう。明日も一生懸命闘うから応援来てください。じゃあ、いいかな。いいかな。レディースエンドジェントルメーン、メイアイハブアテンションプリーズ。ウェルカムアボード、コズミックエンジェルズ!ウィーアースーパーデリシャス、ウィーアーザベスト、ウィーアーナンバーワン!私たちもアナタたちもデリーシャース、ウ~~~ンマ!」と決め台詞を吐いて大会を締めた。 バックステージでは「SAKI、なっちゃん、本当にありがとう。本当に本当にどんなに辛くてもくじけそうになっても、仲間がいることで本当に強くなれることを毎日実感してる」と仲間たちに感謝すると、なつぽいが「なんかリングは繋がってるなあって思うことが最近すごい多い気がして。(尾崎)妹加ちゃん、私のホントのホントの初期メンの同期の妹加ちゃん、このスターダムでまた会うことができるなんてホントにうれしいです。昔からねボッコボコにされてきたんですけど、今のぽい、変わったでしょ。ちょっと強くなったでしょ?まだまだ今日は当たり足りないからもっともっと妹加ちゃん、試合やりたいなと思います。なんかムダなものは1つもないなってすごい思うんだよね、最近。私、心の底から思うの。だから言うんだよ。なんかね、ムダだったのかも遠回りだったのかもって思うことはいっぱいあるんです。だけど今こうやってムダなことは何もなかったんだ、全部意味があったんだと思える瞬間が来たって感じ」と尾崎との再会が感慨深かった様子。今後、なつぽいと尾崎の一騎打ちにも期待したい。◆スターダム◆『TRIANGLE DERBY I~OSAKA day1~』2023年1月14日大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場観衆 406人▼TRIANGLE DERBY I公式リーグ戦(15分1本勝負)○中野たむ&なつぽい&SAKI【4点】(11分55秒、タイガースープレックスホールド)雪妃真矢&ラム会長&尾崎妹加●【2点】(どら増田)
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スポーツ 2023年01月16日 11時10分
土井成樹がDDTユニバーサル王座を一発獲り!「早くもシングルのベルト手に入れたぞ」
DDTプロレスは13日、「Sweet Dreams!2023 TOUR in SHINJUKU 〜 FIRE!〜」東京・新宿FACE大会を開催した。メインイベントでは、サバイバル3WAYマッチで行われたDDT UNIVERSAL選手権試合、王者の上野勇希に土井成樹、佐々木大輔が挑戦。 試合は3WAYマッチとあって、三者ともに駆け引きを駆使して、騙し騙される展開に。佐々木が上野を場外戦に連れ出すと、その間に佐々木のセコンドのKANON、MJポーが土井を場外で攻撃するなど試合に介入。上野が佐々木にトップロープ越えのトペ・コンヒーロ、佐々木と土井にまとめてミサイルキックを発射。レフェリーが昏倒している隙に、KANON、ポーが乱入して土井を襲撃すると、平田一喜が入って救出しようとするもダムネーションT.Aに蹴散らされる。 佐々木が上野をミスティカ式クロスフェース・ロック、変型フェースロックで絞め上げた。さらに佐々木は上野に佐々木式ウラカンラナを決めるも、上野は強引に丸め込んで3カウントを奪い、まず佐々木が脱落。続けて土井がDOI555、バカタレ・スライディングキックを見舞えば、上野はスタンド式シャイニング・ウイザード、ブリザード・スープレックスで応戦。上野のBMEを剣山で阻止した土井は後頭部にバカタレ・スライディングキック。上野は顔面へのドロップキックからWR狙いも、回避した土井はマスキュラーボムが決まりカウント3。土井がタイトルを奪取した。 試合後、土井は「DDTに参戦して3か月目。早くもシングルのベルト手に入れたぞ。カリスマ(佐々木)は置いといて、上野に対してはDDTの現在未来を象徴する選手やと思ってる。それをジャマするのが俺の役割や。結果残したぞ」と高らかに叫ぶと、そこにダムネーションT.AのKANONが現れて、「俺は今日佐々木大輔が勝って、そのベルトに挑戦するつもりだったんだけど、計画が崩れちゃったから。俺はそのベルトをオマエから獲って、佐々木さんに自慢することにする。俺の挑戦受けろ」と挑戦表明。土井は「今日オマエに手を出されたからな。やり返したる。オマエも今日の上野みたいに沈めてやる」と受諾し、2.18愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会での王座戦が決定。しばらくは土井がDDTにとって台風の目になりそうだ。◆DDTプロレス◆『Sweet Dreams!2023 TOUR in SHINJUKU~FIRE!~』2023年1月13日東京・新宿FACE観衆 241人▼DDT UNIVERSAL選手権試合~サバイバル3WAYマッチ(60分)<王者>上野勇希 対 土井成樹<挑戦者> 対 佐々木大輔<挑戦者>【試合経過】①○上野(17分49秒 エビ固め)佐々木●※佐々木式ウラカンラナを切り返す②●上野(20分59秒 エビ固め)土井○※マスキュラーボム。上野が3度目の防衛に失敗、土井が第9代王者となる。(どら増田)
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スポーツ 2023年01月16日 11時00分
侍ジャパン・栗山監督、大城を代打の切り札で起用? サプライズ抜擢は巨人の捕手起用法にも影響か
“サプライズ”のメンバー選考があった。 今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(以下=WBC)に出場する侍ジャパンのメンバー30人全てが分かった――。去る1月15日、一部メディアがそう報じた。 12人が先行して発表されたのは6日だった。残り18人に関しては、「1月下旬に」とのことだったが、だいたいの予想はついていた。一次発表に名前のなかった選手が自主トレ先で、NPB公式球ではなく、WBC使用の国際球を使っているなどの光景も見てきたからだ。 しかし、栗山英樹代表監督は“最後の1人”で迷ったようである。 >>侍ジャパン・栗山監督、大谷翔平をクローザー起用? 最終メンバー選考は調整難航か<< 「昨年11月、今大会から出場メンバーが28人から30人に拡大されるとの連絡がありました。出場選手の負担軽減のためですが、『投手は14人以上』『捕手は2人以上』という登録義務も同時に知らされて」(NPB関係者) 外野手が4人しかエントリーされていないことに驚いたファンも少なくなかった。 もっとも、短期決戦だと、“出番ナシ”で終わる野手も出てしまう。そういった事情から外野手は“少数精鋭”となったようだ。意外だったのは「3人目の捕手」として、巨人・大城卓三が選ばれたこと。失礼ながら、今回の30人リストが出るまで、ノーマークだった選手である。 先のNPB関係者がこう続ける。 「28人が30人に拡大される前から『捕手3人制』で行くつもりでした。内野手に外野を守らせることができても、捕手はできません。でも、3人目の捕手はなかなか決まりませんでした」 「3人目の捕手探し」が始まったのは、昨秋の強化試合後。甲斐拓也、中村悠平、森友哉の3捕手で強化試合、オーストラリア戦の計4試合をこなしたが、森がフリーエージェント権を行使してオリックスに移籍。新チームに馴染むことに専念したいとし、代表入りを辞退したのである。 「大城以外の名前も、実は出ていたんです」(前出・同) 代表メンバーを一度に発表できなかったのは、“捕手選考”に時間が掛かったからだという。 「大城は年末年始に菅野智之を中心とした巨人投手たちの海外自主トレに参加しています。体を鍛えることをメインとした自主トレなので、大城は他のWBCメンバーよりも調整は遅れていると思います」(ベテラン記者) 大城は昨季115試合に出場し、契約更改でも昇給を提示された。侍ジャパン入りが正式に決まれば、飛躍のチャンスとなるが、こんな指摘も聞かれた。 「侍ジャパンで大城に求められるのは、打撃です。正捕手となる甲斐が昨季、打撃不振でしたので、試合終盤、代打で出てそのままマスクをかぶるような起用になるでしょう。一次ラウンドで、バットで結果を出しておかないと、甲斐や中村の控え要員で終わってしまいます」(プロ野球解説者) 代表チームで得るものはたくさんある。しかし、巨人内のライバル・小林誠司が「攻守で本当に頑張っている」との情報も聞かれた。WBCで不在となる間、小林が投手陣の信頼を独占してしまったら…。WBCは巨人の捕手起用法にも影響を与えそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年01月15日 11時00分
日本ハム、故障体質の田中を人的補償に選んだワケ 昨季終盤の復調以外に、杉浦の存在も判断に影響?
昨年12月12日にプロ12年目・29歳の近藤健介がソフトバンクにFA移籍し、人的補償選手の人選に注目が集まっていた日本ハム。白羽の矢を立てたのはプロ7年目・28歳の田中正義だった。 日本ハムは1月11日、近藤の人的補償として田中を獲得したことを球団公式サイトで発表。「ストレートの強さに魅力を感じますし、新天地で力を発揮してほしいです」と期待する稲葉篤紀GMのコメントも合わせて掲載されたが、ファンの間からは否定的な意見が少なからず上がった。 >>元日本ハム・有原のソフトB入りに「古巣への義理はないのか」怒りの声 上沢の来オフ米挑戦にも悪影響?<< 田中は創価大学時代に最速156キロを武器に通算20勝(31試合)をマークし、2016年ドラフトでは広島、巨人、日本ハム、ソフトバンク、ロッテの5球団が1位指名。抽選で当たりクジを引いたソフトバンクに入団した。 しかし、プロ入り後は右肩違和感(2017)、体調不良(2018)、右肩張り(2019)、右肘痛(2020)、右肩痛(2022)とほぼ毎年離脱が続いており、昨季までに「34登板・0勝1敗2ホールド・防御率4.25」と勝利はゼロ。ほとんど実績がない中で人的補償に選ばれたことはファンだけでなく本人も予想外だったようで、ソフトバンク球団公式サイトを通じて「連絡を受け正直驚きましたし、まだ心の整理はついていません」と驚きのコメントを出している。 田中はプロでの34登板は全てリリーフとしての登板だったが、日本ハムは加入後の投球を見てから先発、リリーフどちらで起用するか決定するとみられている。ファンの多くは“故障体質”を理由に厳しい視線を注いでいるが、球団は稲葉GMもコメントしている「ストレートの強さ」に上がり目を感じたようだ。 田中は昨季3月に右肩痛、8月に新型コロナに見舞われた影響で5登板にとどまったが、「0勝0敗1ホールド・防御率0.00・四死球0・奪三振6」と失点はゼロ。また、5登板全てで最速150キロ以上の球速をマークしている。本人は昨年12月2日の契約更改後会見で「自分の足で歩いているような感覚がようやくつかめてきた。着実に課題を詰めれば、来年しっかりやれるんじゃないか」と手ごたえを口にしたと伝えられたが、日本ハム側も使えるレベルまで持っていけると踏んだようだ。 また、田中と同じく故障しがちだったプロ10年目・30歳の杉浦稔大の立て直しに成功した経験も獲得判断に影響した可能性はある。杉浦は2013年ドラ1としてヤクルト入りするも右肘靭帯断裂(2014)、右肩痛(2015,2017)、腰痛(2016)と故障が続き、通算33登板にとどまっていた2017年7月に日本ハムにトレード移籍。日本ハム側は2017年に一軍起用せずリハビリを優先させ、2018年(3登板)、2019年(14登板)も肩のコンディションを見ながら杉浦を慎重に起用した。 すると、杉浦は2020年に「17登板・7勝5敗1セーブ・防御率3.13」とキャリアハイの白星をマークすると、翌2021年には「56登板・3勝3敗1ホールド28セーブ・防御率2.96」と抑えとして大活躍。2022年は「16登板・3勝6敗・防御率5.27」と振るわなかったものの、杉浦のように長い目で運用すれば田中もブレークの余地は十分あるといえそうだ。 交渉権を逃した2016年ドラフトから約7年越しに田中を獲得する形となった日本ハム。かつて大学ナンバーワンと呼ばれた右腕を大化けさせることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式サイトよりhttps://www.fighters.co.jp/福岡ソフトバンクホークスの公式サイトよりhttps://www.softbankhawks.co.jp/
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スポーツ 2023年01月14日 11時00分
大相撲、力士が観客に衝突し病院送りに! 原因は横綱のダメ押し? 協会も注意喚起した土俵下でのアクシデント
9日に行われた大相撲1月場所2日目。関脇・高安が土俵下で大関・貴景勝と衝突し心配の声が集まった。 高安は小結・霧馬山戦で相手の押しに耐えきれず土俵下に転落した際、結びの一番に向け待機していた貴景勝に覆いかぶさるように衝突。この影響からか花道を引き揚げる際に右膝を気にする仕草を見せ、貴景勝もその後の取組で平幕・翔猿の動きに足がついていかず敗れた。 >>大相撲、土俵下の貴景勝に高安が激突! 場内騒然のアクシデントに心配相次ぐ、お互い故障の可能性も<< 角界では土俵下に転落した力士が他力士や行司、タマリ席の観客と接触することが少なからずある。今回は力士同士の接触だったということもあり、貴景勝、高安ともに故障休場などには至っていないが、過去には巻き込まれた観客が病院送りになったケースもある。 2014年5月場所2日目の横綱・日馬富士(元横綱)対平幕・碧山戦。日馬富士のつっかけで1度目の立ち合いが不成立となり、仕切り直しの2度目で成立。立ち合い互角にぶつかった直後、碧山は右に少し変化して日馬富士の体勢をぐらつかせる。だが、日馬富士は時計回りに動きながら碧山の圧力をいなすと、一瞬の隙をついて右下手をつかんだ。 日馬富士は右足を前に出しながら碧山を土俵外へ寄りきったが、この直後に右足を土俵下に踏み外してバランスを崩し、その影響で碧山も投げ倒されるような形で背中から土俵下に落下。碧山はすぐに起き上がったものの、その傍らで日馬富士は碧山の右隣付近に視線を落としながら手を差し出すなど何かを気にかけるようなそぶりを見せた。 NHK中継ではリプレーも含め、土俵下で何が起こったのかははっきりとは映っていなかったが、取組後の報道では土俵下に転落した碧山と年配の男性客が接触し、男性客は救急車で病院に搬送されたと報じられた。また、当事者の日馬富士が取組後に「下の人、大丈夫かな」と男性客を心配するコメントを口にしていたことも伝えられている。 一方、協会の朝日山審判部副部長(元大関・大受/当時)はこのアクシデントについて「最後はダメ押し。お客さんがけがをしてしまう」と、日馬富士のダメ押し行為によるものという見解を示す。その上で、日馬富士への注意や支度部屋に注意喚起の張り紙を掲示する可能性などを伊勢ヶ濱審判部長(元横綱・旭富士/当時)と相談すると話したことが伝えられた。 翌3日目、審判部は支度部屋に「勝負が決まった後のダメ押しは対戦相手に失礼かつ観客にも大変危険をおよぼすため、各力士は注意してください」という文面の張り紙を掲示し注意喚起を行ったことが報じられる。一方、日馬富士個人に対して注意があったのかは特に伝えられなかった。 また、搬送された観客がその後どうなったのかや、アクシデントを受けての協会の見解についても特に報道はナシ。当時のファンの間からは「ルール上自己責任とはいえ、協会は一言くらいお見舞いの言葉を出してもよかったのでは」といった指摘も少なからず上がった。 相撲協会公式販売サイト『チケット大相撲』は、土俵周りのタマリ席の注意事項に「土俵競技者(力士等)の転落による傷害の危険があります」、「傷害を受けた場合は、診療所等にて応急処置をさせていただきますが、その後の補償等には一切応じられません」と当時から現在に至るまで記載している。それでも、200キロ近い体重(当時は196キロ、現在は184キロ)を誇る碧山との衝突は、当事者の観客やその他大勢のファンにとって想定外だったことは間違いないだろう。文 / 柴田雅人記事内の引用について『チケット大相撲』公式サイトよりhttps://sumo.pia.jp/
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スポーツ 2023年01月13日 20時30分
吉田麻也と親戚の元阪神・下柳氏、W杯ドイツ戦後に赤っ恥メール? 熱い激励に返ってきた予想外の返信を明かす
野球解説者・槙原寛己氏(元巨人)が12日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、野球解説者・下柳剛氏(元阪神他)が登場。カタールW杯中にあったサッカー日本代表・吉田麻也とのやりとりを明かし話題となっている。 今回の動画で下柳氏は自身の生い立ちや中学校野球部時代に味わった苦労などを話したが、動画終盤に動画スタッフから下柳氏と吉田が親戚関係であることが紹介される。吉田は下柳氏の姉の夫のいとこにあたり、頻繁にメールで連絡を取り合う間柄だという。下柳氏は、カタールW杯グループ第1戦・ドイツ戦後にもメールでやりとりしたことを明かした。 >>久保建英、吉田麻也の影響力明かし驚きの声「それ無かったら僕いない」 W杯直後に受けた知られざる指示とは<< この試合で日本は、前半33分にPKで失点を喫するなど前半はドイツに圧倒されたが、森保一監督が後半開始から冨安健洋を投入し3バックにシステムを変更したこと、その後も三笘薫・浅野拓磨(後半12分)、堂安律(後半26分)、南野拓実(後半30分)とアタッカーを次々とピッチに送り込んだことで徐々に盛り返す。すると、後半30分に堂安、同38分には浅野にそれぞれゴールが生まれ、「2-1」で見事逆転勝利を収めた。 ドイツ戦の勝利は国内外のサッカーファンに大きな驚きや興奮をもたらしたが、下柳氏も「ドイツに勝った時にもう、俺の方が有頂天になってて」と格上相手の大金星に熱狂。その勢いのまま、吉田に「W杯持って帰ってこい!」と熱のこもったメールを送ったという。 ところが、吉田からは「まだ1試合終わっただけですよ」と、全く浮かれた様子のない冷静なメールが返ってきたとのこと。下柳氏は「(返信見たら)恥ずかしくなっちゃって…」と、それまで舞い上がっていた自身のことが急に恥ずかしくなったと笑い交じりに振り返った。 下柳氏の発言を受け、ネット上には「下柳と吉田があまりにも温度差ありすぎで笑った」、「初戦終わった段階で優勝だ!っていうのはさすがに気が早い」、「吉田が塩対応なのか、下柳のテンションがおかしかったのか…(笑)」といった反応が寄せられた。 吉田は昨年12月13日放送の『news zero』(日本テレビ系)にVTR出演した際、ドイツ戦で浅野の逆転弾に同僚たちが歓喜する中、ひとりベンチに近寄り「どうするんすか!」と首脳陣に怒鳴り込む勢いでこの後のゲームプランを確認しに行ったという話を明かしている。吉田の冷静さもあり日本はそのまま逃げ切りに成功したが、試合後も地に足のついた姿勢は変わらなかったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について槙原寛己氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@mr.perfect_makihara
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スポーツ 2023年01月13日 17時30分
大相撲、貴景勝戦中の一部観客に「マナー悪すぎ」ヤジ連発で怒りの声 取組も3度ストップ、原因はルール緩和?
12日に行われた大相撲1月場所5日目。大関・貴景勝対平幕・玉鷲戦直前に客席からヤジが飛び物議を醸している。 3勝1敗同士の対戦となったこの取組は結びの一番ということもあり、取組前の仕切り中には客席から大きな拍手や声援が上がっていた。しかし、仕切りが終わって貴景勝、玉鷲が腰を下ろし、行司も「待ったなし」と発しながら軍配を返した後も、客席の一部ファンは「貴景勝!」と大声で名前を叫び、怒鳴り声のようなヤジを飛ばした。 両力士はヤジで集中を乱されたのか、1度目の立ち合いは呼吸が合わず不成立となったが、その後もヤジはほとんど収まらず。すると、2度目の立ち合いは貴景勝が、3度目の立ち合いも玉鷲がそれぞれつっかけたことで不成立となった。 取組はその後4度目の立ち合いでようやく成立し、頭からぶつかった貴景勝が電車道で玉鷲を土俵外へ押し出し勝利。場内からは大きな拍手が沸き起こったが、この際には指笛の音も鳴り響いていた。 >>大相撲、土俵下の貴景勝に高安が激突! 場内騒然のアクシデントに心配相次ぐ、お互い故障の可能性も<< 取組前後に目立ったヤジ・指笛に対し、ネット上からは「結びの時の客マナー悪すぎる、中継観ててドン引きしたわ」、「3回も呼吸が合わなかったのって絶対ヤジの影響あっただろ」、「集中してる力士を邪魔するような奴は帰れよ」、「声出し解禁されたからって図に乗ってる輩が多すぎないか?」といった批判が相次いだ。 「相撲協会は新型コロナの流行が始まった2020年から本場所での声出し応援を禁止としていましたが、今場所からマスク着用の上での声出し応援はOKとルールを緩和。ただし、観戦契約約款(2012年1月26日制定、同年5月1日施行)では『相撲場内外でみだりに気勢を上げ騒音を出す行為』を禁止行為に定めています。また、立ち合い中の声援やヤジは集中力を高める力士の邪魔になる行為として以前から問題視されています」(相撲ライター) 一部からは「約3年声出せなかった反動がきてる客が多いってことか?」といった推測も上がっている今回の一件。興奮のあまり取組に水を差すことがないよう、現地観戦するファンは節度を持った行動が求められているといえそうだ。文 / 柴田雅人
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ロッテ・井口監督、新助っ人の起用方針に「ケラーみたいになる」と批判 “見切り発車”示唆に不満相次ぐも、大成功あるか
2022年06月14日 21時30分
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中日・根尾に「活躍投手は体脂肪多い」球団OBが“太れ”とアドバイス! 投手転向成功へのカギを指摘も、ハードル高い?
2022年06月14日 19時30分
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2022年06月14日 17時30分
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2022年06月14日 15時30分
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2022年06月14日 11時10分
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スポーツ
GHC奪取でグランドスラム達成の小島聡、初防衛戦は7.16武道館で拳王と対戦!「ノアのレベルは何も新日本に劣ってない」
2022年06月14日 10時55分
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スポーツ
阪神、藤浪の二軍降格は先発復帰への布石か 入れ替え相手はウィルカーソン? 不可解な処遇に憶測の声
2022年06月13日 20時30分
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スポーツ
阪神ドラ4・前川、フェンス激突後交代に「背中の故障再発?」心配の声 またも長期離脱か、平田監督も沈痛
2022年06月13日 19時30分
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スポーツ
DeNA、交流戦は5割フィニッシュ! 若武者・外国人・“89年組”が融合しブルペンで奮闘
2022年06月13日 18時30分
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スポーツ
スターダムFWCコグマ&葉月が大江戸隊相手にゴッデス王座防衛!次期挑戦者チームはゴッズアイが名乗り
2022年06月13日 17時30分
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スポーツ
「やらんかいアホ!」中日・波留コーチ、試合中の激昂は自業自得? 打線低迷は指導力不足のせいと指摘相次ぐ
2022年06月13日 15時30分
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スポーツ
千葉ロッテが元MLBセーブ王オスナを獲得!「全力で投げて日本の野球に順応していきたい」
2022年06月13日 11時30分
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スポーツ
鈴木誠也の左手故障、実は重症だった? 他日本人選手にも悪影響か、予想外の離脱長期化を現地メディアが不安視
2022年06月13日 11時05分
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ノア武藤敬司が来春の引退を決意!「股関節がヒザと同様に奇形して股関節も人工関節にしないといけない」
2022年06月13日 10時50分
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スポーツ
ソフトB・リチャード、敵軍ミーティングに乱入し監督仰天! 審判への造反以前にも目立っていた問題行動
2022年06月12日 11時00分
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スポーツ
千葉ロッテ 石川歩 投球術を磨き、ルーキーとの相性の良さも発揮、ベテランとしてさらなる進化へ
2022年06月11日 17時30分
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スポーツ
「顔が侮辱行為」オリックス選手の退場理由にファン激怒 DeNA戦で物議の秋村審判、批判受けた過去にも
2022年06月11日 11時00分
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スポーツ
中日・立浪監督、根尾の投手転向方針に球界OBが「甘くねえぞ!」と苦言 致命的な問題点も指摘
2022年06月10日 20時30分
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スポーツ
巨人・赤星、好投後のベンチ映像が話題 ウィーラーも二度見、顔を覆いうなだれたワケは
2022年06月10日 18時30分
特集
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分