社会
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社会 2023年06月13日 06時00分
ブラサイズで無料ドリンク提供、人気バー店のキャンペーン大炎上 批判殺到で中止へ
期間限定のキャンペーンは売り上げアップのためにも、重要な取り組みのひとつだ。海外では、ある販促キャンペーンが大変な物議になっているようだ。 オーストラリア・アデレードのバー店が、ブラジャーのサイズによって、無料ドリンクを提供するキャンペーンの実施をSNSで告知し、大炎上する事態に発展した。海外ニュースサイト『Daily Mail』『abc.net』などが6月5日までに報じた。 報道によるとアデレードの中心部にある人気のバー店が、最近、自身のフェイスブック上に、最新のプロモーション実施を告知したという。投稿した内容は、ブラジャーのサイズによって、無料ドリンクを提供するというものだ。 >>女性更衣室で下着脱いだトランスジェンダー女性、公然わいせつで訴えられるも腹の肉で難を逃れる<< キャンペーン適用のためには、着用しているブラジャーを外して、バーの壁に掛けるのが条件。ブラジャーのサイズに応じて特典は異なり、Aカップなら1ドリンク無料、Bカップは2ドリンク無料、Cカップは3ドリンク無料になるという。なお、D以上については記載がなく不明だ。 ブラジャーをつけていれば男性もOKで、『大きければ大きいほどよい』『窮屈なブラジャーを外して、自由になろう』などとSNS上に投稿した。バーの投稿内容は大きな反響を呼び、コメント欄には「不適切にもほどがある」「胸のサイズで女性を格付け。これはマズイ」「セクハラ」「胸の小さい女性がみじめな思いをするとは思わなかったのだろうか」「こんな最低キャンペーンを素晴らしいアイデアだと思うバーの経営陣がクソ」といった批判の声が殺到した。 一方で、「面白いキャンペーン」「ノーブラの女性ナイト。男性客が殺到しそう」「キャンペーンは、絶対成功する」「次はナニのサイズによって、無料ドリンクキャンペーンをやれば?」「イヤならバーに行かなければよいだけ。騒ぎすぎだ」との声も聞かれた。 批判を受けて、バーの経営会社は6月4日に謝罪コメントをSNS上に投稿。「当該キャンペーンの告知によって、不快な思いをした方、ボディシェイミング(外見を批判する、意見するなどの行為)と感じた方に、心から謝罪します。当社としては、そうした意図をもって実施したわけではありません。いただいた批判を受け止め、当該キャンペーンの実施を取り止めます。再発防止に努め、お客様、スタッフが楽しめる環境づくりに努めてまいります」などとつづった。 なお、現在バーのSNSアカウントでは、キャンペーン告知の投稿は削除されている。 外見によって、受けられるサービス内容が違えば、「差別」に該当するだろう。キャンペーン実施取りやめは、賢明な判断だろう。記事内の引用についてPopular pub under fire for offering free drinks to woman based on their bra size: 'The bigger the better'(Daily Mail)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-12157517/Woolshed-Hindleys-controversial-promotion-offering-women-free-drinks-based-bra-size.htmlWoolshed nightclub apologises for urging patrons to take off bras for free drinks(abc.net)よりhttps://www.abc.net.au/news/2023-06-05/woolshed-hindley-nightclub-apologises-for-bra-post/102439850
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社会 2023年06月12日 22時01分
「おぐらが斬る!」盗撮・盗聴あたりまえ時代がきた? あなたは被害者? それとも・・・
ジャニー喜多川氏から性加害を受けた元ジャニーズjr.のカウアン・オカモトさんは、証拠となる“被害を受けたときの動画”を持っているという。おそらく行為中の動画だと思われるのだが、カウアンさんいわく「身を守るために撮った」という。言い方を変えれば身を守るために“盗撮した”とも言える。それを聞いたとき、良きにつけ悪しきにつけ気持ちの悪い時代になったなと思ったものだ。いままでも女性が性行為を撮られて脅されたり、リベンジポルノなどの問題が起きていた。それがある意味“どんどん身近”になってきた“ようだ。あなたは普通にデートをしているだけと思っているかも知れないが、相手は2人の会話や行為を「ちょっとした記念のため」だとかあるいは今後何かあったとき「身を守るために」盗撮・盗聴されているかも知れない。不倫中だったら証拠を握られることになるし、そうでなくても数年後、あるいは数十年後、何かの事情でその会話や行為を、何かの証拠として表に出されるかも知れない。2021年、タレントの熊田曜子さんの「夫のDV裁判」では、熊田さんが盗聴した夫がDVをしたと思われる音声テープが法廷で流れた。この場合、熊田さんはDVに備えて「次に怒鳴ったり叩いたりしてきたら盗聴してやる」と構えていたわけだ。「これは身を守る」行為として正しいことなのだろう。学校の担任や部活の顧問が、生徒に暴力を行っているときに、生徒が隠し撮りしSNSに流して大問題になるなんてことも、めずらしいことではなくなった。これもきっと正しいことなのだろう。以前、30代の既婚女性3人と食事をしていたとき、不倫の話になって1人が「SEX中に動画で撮影しようとするヤツがいる」と言ったとき、他の2人が「撮られちゃ絶対ダメよ!」「そうよ、撮るのはこっち側よ!」とフンガイしていたのを思い出す。つまり不倫の証拠を相手に掴ませるのではなく、むしろこっちが掴んでいた方が何かと有利というわけだ。でもその前に不倫はダメよ。(苦笑)我々はほぼ全員が、ポケットにスマートフォンというカンタンに高画質の動画が撮れたり、録音できたりする装置を持っている。漫画などではこの装置を使って、脅す・復讐するというシーンがウンザリするくらいに描写されており、それを真似する人もどんどん増えてくるだろう。この装置は善用もできるし悪用もできる。法律によると、相手に許可なく会話などを録音・撮影しても、迷惑防止条例に違反しない限り違法ではないらしい。そして、それらのデータは裁判などで有力な証拠となる。繰り返しになるが、録音や撮影は善用にも悪用にも使える。なんにせよ無断で録音や撮影をするような相手とは付き合いたくないものだ。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年06月12日 21時00分
50歳男、妻に食器を投げつけ怪我をさせて逮捕「夕食の量が多い」ことに立腹
静岡県藤枝市で、妻に暴行をして怪我をさせたとして、同市に住む50歳会社員の男が逮捕された。 警察によると、男は9日午後6時半頃、自宅で50歳の妻に対し、食器を投げつけ、右腕を切るなどの怪我を負わせた。様子を見た息子が警察に通報し、事態が発覚。駆けつけた警察官が男を傷害の疑いで現行犯逮捕した。 自分の妻に食器を投げるというあり得ない事件。警察の取り調べに対し、男は容疑を認めているとのこと。動機については「夕食の量が多いことが原因で口論になった」と話しているという。十分な食事の量を用意していたと見られる妻に、「多い」とキレて食器を投げつける。かなり異常であり、凶暴な事件と言えよう。 >>「魚がうまく焼けない」76歳男が激怒し、妻の頭を何度も殴る 自ら通報し逮捕<< この事件に、ネットユーザーからは「せっかく夕食を用意したのに、量が多いと言ってキレるのはあり得ない。あまりにも酷い話だ」「夕食を作るのにもかなりの苦労と時間がかかる。それを多いという理由でキレるなんて、ふざけるなと言いたい」「せっかく作ってもらったものを粗末に扱っているのが許せない」「大人になりきれない人物が家庭を持つとこうなる。言っちゃ悪いけれど、妻の方も人を見る目がなかった」と怒りの声が上がる。 また、「息子が即通報するということは、酷い暴力に発展する可能性もあったということ。日常的に暴力行為があった可能性が高い」「ご飯を作ってもらえるだけでありがたいだろ。ダイエットでもしたいのなら、離婚して1人暮らしをすればいい」「早く別れた方がいい。どうしようもない」などの声も出ていた。
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社会 2023年06月12日 12時30分
『めざまし8』古市・橋下氏「割に合わない犯罪」発言が物議 注意したアナに称賛
フジテレビ・西岡孝洋アナウンサーが、12日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に出演。社会学者・古市憲寿氏、元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹氏に注意する一幕があり、称賛を集めている。 この日、番組で取り扱われたニュースが、昨日11日、神奈川県・川崎にある高級腕時計店に2人組の強盗が押し入った事件。彼らは店員に「出せよ」などと言って、バールでガラスケースを叩き割るなどしたが、現場から走って逃走。このうち1人は100メートルほど離れた路上で、時計店の店長などに取り押さえられ、強盗致傷の疑いで逮捕された。警察は逃げたもう1人の人物の行方を捜査している。 この報道について、古市氏は「強盗する人の意味が本当に分からなくて」と切り出すと、「日本の強盗の検挙率はすごく高くて、99%は捕まるんです」と解説。続けて、「しかも実刑になる可能性もあるわけじゃないですか?」とも訴え、「割に合わない犯罪と周知した方がいいと思います」「強盗をやろうかと思う方がいるかもしれませんが、本当に割が合わない犯罪ってことを知ってくれれば」と繰り返して強調。 >>橋下徹氏「プーチンの判断が間違ってるからとは思いません」発言で疑問の声 「完全に擁護」の指摘も<< これを受けて、橋下氏も「古市さんが言うように割に合わないことを、なんでこんな不条理なことをやってしまうのか」と疑問。さらに、「これはメディアで、きちんと割に合わない、検挙されるんだということをしっかり報じるべき」と主張した。 だが、ここで西岡アナが炎上を恐れたのか、すかさず横から入り、「犯罪ですので、割に合う、割に合わないという言い方は、また違うかもしれないなという気がするんですけどね。ちょっとそれだけ」と注意。MCの谷原章介も、彼の突然の指摘に驚いて振り向き、橋下氏は「ああ、そうか、そうか。なるほどなるほど」と反応していた。 ネットでは古市・橋下氏に対して、「犯罪だから断固としてダメとメディアは言ってほしい」「割が良ければやるのか」「ズレてるな認識が」といった声が。 一方、西岡アナには「いいこと言った」「アナウンサーグッジョブ」「注意される弁護士」「確かに」といった意見が寄せられている。
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社会 2023年06月12日 06時00分
電車の遅延で文句はありえない? 時間厳守のドイツ、交通事情はアバウトな理由
新幹線や電車など、公共交通機関の正確さが称賛されることの多い日本。しかし先日の大雨では東海道新幹線が運行を見合わせ、多くの人に影響が出た。状況が状況だけに理解を示す人が多かった一方で、車内や駅構内にとどまらなければならない人もおり、いつ運転が再開するか分からないというアナウンスには「野宿しろということか」と怒りをあらわにした人がいたというニュースもあった。 新幹線や電車が正確に来ることが普通な日本では、遅延や運休が人々に大きな影響を与えるようだ。しかしここまで新幹線や電車が正確な国は日本くらいであろう。 “時間に正確”というイメージを持たれている国の一つがドイツであると思うが、実際、ドイツ人はとても時間に正確だ。9時に待ち合わせをしたならば、9時5分前でも9時過ぎでもなくきちんと9時に来る人が多いのだ。家で待ち合わせをした場合も9時きっちりにチャイムが鳴る。 >>“日本人には優しい”は本当? ドイツ人がアジア人を一括りにせず特別視する理由とは<< ただし交通公共機関に関しては別だ。電車が遅れるのは日常茶飯事で5分どころか20分近く、もしくはそれ以上、予告なしに遅れることがある。そういったことが原因で遅延が起こり、ホームが変わることもしばしばで、ドイツを中心に運行されている高速列車ICE(日本でいう新幹線)が出発数分前にホームが変更になることはかなりの頻度で、遅延も多い。遅延するだけならまだしも「10分遅れる」というアナウンスが入ったのちに「あと10分遅れる」「あと20分遅れる」と次々と変更になり、とにかく来るまで待つしかない状況だ。 遅れる原因の多くは列車のダイヤがアバウトであることだ。前の電車がホームに遅れて到着し、次の電車が前の電車の出発を待つことになり、さらに次の電車も遅れていくという、電車の渋滞が起きる。それが重なり最終的には大きな遅延になっていくのだ。また技術的な問題も挙げられる。重大ではないものの念のため安全のために電車が一時的に止まることがあり遅延につながる。コロナ禍以降は特に人員が削減されており、修理や点検に時間がかかる。まれではあるが動物が線路に侵入したり、雪で徐行運転を余儀なくされることも原因にある。なお、ドイツの公共交通機関はほぼ全て「ドイツ鉄道」が運営しているが、民営化されたものの株式の100パーセントを政府が持つ、実質政府保有の会社である。 そんな状況であるのに人々が文句を言うのかといえばノーである。遅延はドイツ鉄道のHPやアプリケーションで告知されるほか、駅構内のアナウンスや電光掲示板を確認すれば分かるのだが、大幅な遅延でも駅員が大きな声でアナウンスしたり細かな情報を逐一伝えることはない。いくつかの方法で情報を共有しているのだから、全ては客側の自己責任。天候が関係している時は、天気予報を見なかった客側にも責任があるとされる。 ドイツでは台風などは滅多に来ないため、日本のように6時間近く車内に閉じ込められることはないものの、2、3時間車内に閉じ込められるのは珍しくない。一部で大雪などもあるが原因のほとんどは技術的な問題。その場合、電車が止まって「原因が不明でいつ動くか分からない」と車内アナウンスが入り、とにかく待つしかなくなるのだ。 そんな状況になっても客が文句を言うことはない。多少イライラすることはあるかもしれないが「あ、そうなんだ」とすんなり受け入れ、情報をとにかく待つという人が多いようだ。在独5年の日本人によると「最初は運転再開まで1時間くらいかかると言われて、その後さらに1時間、電中に閉じ込められたことがあったが、誰も文句を言わなかった」と語る。万一、車掌などに文句を言おうものなら「“自分たちだって分からない、電車を整備した人のせいだ”と、それ以上の剣幕で怒られるだろう」と話していた。別の在独7年の日本人は、何時間か待った末に電車が動かないから、途中で線路に降ろされ次の駅まで歩くように言われたことがあったそう。そんな時もほとんどの人が「ああ、そうか」といったように電車を降り、近くの最寄り駅まで歩いたという。なお、そういったことは頻繁に起こるため「そもそも大きなニュースにはならない」そうだ。 ただそんなドイツでもドイツ鉄道側は遅延をなくすための努力はしており、2022年までに長距離電車の82パーセント時間通りに到着させるという目標を掲げた。ただ実行できず、目標達成期間を2025年までに延期。ちなみに2022年の長距離電車の定刻到着率は約62パーセントとのことだが、ドイツ鉄道では6分未満の遅れは遅延と見なさないと定義しており、実際にはもっと多くの電車が遅延している。なお、日本の東海道新幹線では2021年の1列車当たり遅延時間は自然災害による遅延も含んで0.9分(54秒)だった。 目標期間を伸ばすなど、なかなか改善が見られないドイツの遅延問題だが、文句を言う人が少ないのは、人々が、当人の責任でないことは当人を責めず、仕方ないとあっさり受け入れられる面があることだ。前出の在独日本人は、ドイツ企業での出勤初日に大幅な遅延に遭い上司に何度も深く謝罪をしたら、むしろ謝罪している姿を不思議がられ「よくあることだから」で終わったという。 別の日にはドイツ人の同僚が、別のルートはいくらでもあるにもかかわらず、「駅まで行くバスが来ないから」と会社に来なかったそうだ。その時も大きな問題にはならなかった。ドイツでは公共交通機関の遅れは公共交通機関側の問題で、本人は悪くないという風潮があり、さらにほとんどの会社が出勤時間にこだわらない。9時出勤で多少遅れても仕事をきちんとこなしていればいいと見なされる。「日本では天候のせいとはいえ遅延があれば会社に迷惑がかかると考えがちだが、ドイツではそれがない。乗客にストレスがかかりにくく文句を言うまでに至らないのかも」と分析した。 日本での今回の大雨での遅延で不満を漏らした人に対しては批判の声もあったが、不満が出る背景には日本人の会社や周りの人に迷惑をかけてはならないという日本人独自の性質もあるのかもしれない。記事内の引用について「ファクトシート2022(Fact Sheets 2022)JR東海」https://company.jr-central.co.jp/ir/factsheets/_pdf/factsheets2022-02-01.pdf
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社会 2023年06月11日 21時01分
「おぐらが斬る!」ウクライナ・ダム決壊でクリミア半島の戦況が変わる
6日に発生したウクライナのダム決壊は、いまだロシア軍がやったのか、ウクライナ軍がやったのか、どこかの武装組織の仕業なのか、はたまた自然に決壊したものなのかはわかっていない。日本のマスコミは「ロシアがやった」ことにしたいようだが、もう少し様子を観たほうがいいだろう。さて、このダムはドニプロ川の水を溜めるためのもので、このカホフカ貯水池は琵琶湖の3倍ほどあり、日本の生活用水1年分の量をまかなえるほど大きなものだ。ウクライナ政府によると、ダム決壊の影響で、日本の耕地面積の10分の1に当たる土地が利用できなくなり、灌漑システムへの被害総額は1兆4000億円、ヘルソン州南部の農業が回復するまでには10年以上かかるのではと言われている。誰がやったにせよ、ウクライナ軍はドミプロ川の西側に兵力を集めており、決壊で被害を受けたのはロシアが実効支配している川の東側だが、洪水で水浸しになったため、大規模反転攻勢も大きく遅れざるを得ないのが実情。つまりどちら側にとっても、いまのところ得はないようだ。そしてもう一つ心配されているのが、クリミア半島の水問題だ。クリミア半島の水は、決壊したダムから供給している。その量はクリミア半島で使われる水の85~90%にも及ぶ。この決壊で半島が砂漠化し、農業は壊滅するかもしれない。当然生活用水も相当制限せざるを得ない。さてこのクリミア半島、2014年にロシア軍が侵攻してきて以来、ロシアが実効支配しているわけだが、侵攻以前から6割以上が親ロシア派というよりロシア人なのだ。ロシア軍がクリミア半島を侵攻したとき、大した抵抗もしなかったのはそういう事情もあったのだ。よってクリミア半島の住人はいまでも、そのほとんどがロシア人として普通に生活している。ゼレンスキー大統領は盛んに「クリミアはウクライナの土地である」と、クリミア奪還を主張しているが、もし奪還に成功しても、ウクライナ政府がこの半島を治めるのはとても難しいだろう。もし仮にこの半島をウクライナが取り戻したとしても、すぐに親ロシア派の政党や武装勢力ができて、紛争地帯になるかも知れない。そんな土地だからNATO諸国の中には「戦争が長引くし統治も難しいので、クリミアにはこだわるな」と思っている国も多い。プーチンにしてもクリミア半島は、黒海の制海権のための最重要地。これまで以上の犠牲を払ってでも手放せない地域となっている。とはいえウクライナ軍にしても、クリミア半島には軍事施設が200以上あり、このクリミア半島からウクライナに攻め込んでいるという背景もあるから、是が非でもこの半島を叩きたいところ。今回のダム決壊はクリミアのロシア軍にとって大きなダメージとなるはずだ。誰がやったかは不明だが、ダム決壊はクリミア半島の戦況にも変化がありそうだ。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年06月11日 06時00分
ハネムーン最終日にバーでケンカした新婚夫、従業員に首を絞められ死亡
結婚後、夫婦となって行く初めての旅行は、特別なものだろう。海外では、そうした特別な旅行が、人生最悪の旅となってしまった人がいる。 メキシコ・ユカタン半島のリゾートホテルで、ケンカをした男性客を制止した際に、ホテルの従業員らが首を押さえつけて、男性を死なせてしまった事件で、従業員の男2人が殺人の疑いで起訴された。海外ニュースサイト『The Free Press』『CBC』などが5月23日までに報じた。 報道によると1月3日、カナダ・ウィニペグ在住の36歳男性と女性(年齢非公表)が10日間の予定で新婚旅行に出かけたという。行先はメキシコのリゾート地だ。夫妻は8年ほど前に結婚したものの、新婚旅行に行けていなかった。夫妻の間には、3人の子どもがいる。子どもらは、カナダの親戚の家でお留守番をした。 >>48歳男、一夫多妻を拒否され31歳シングルマザーを殺害 息子とともに銃で打たれる<< 夫妻はハネムーンを満喫し、旅行最終日の夜、2人でホテルのバーへ繰り出した。妻は翌日のフライトに備え、先にホテルの部屋に戻って就寝。夫は、バーに残ってお酒を飲んでいたという。 妻によると1月13日午前3時ごろ、ホテルの従業員が部屋にやってきたそうだ。寝ていた妻は起きて、従業員とともにホテルのロビーへ。妻は、そこで夫が亡くなった事実を知らされたという。 警察の説明によると、ホテルのバーで飲んでいた夫は、同じくバーにいた他の男性宿泊客とケンカを始めたという。ケンカの理由は不明だ。酔っていた夫は、バーから追い出された。しばらくして落ち着きを取り戻した夫は、再びバーへ。しかし夫は再びケンカを始めたという。ホテルの従業員が駆けつけて、2人がかりで夫を制止。従業員の1人は、夫の体を押さえつけ、もう1人が、腕で夫の首元を絞めたという。しばらくして、夫は意識を失い倒れたそうだ。 救急隊が呼ばれるも、夫の死亡が確認された。のちの司法解剖で夫の死因は窒息死と判明。警察は、ホテル従業員の34歳男Aと36歳男Bの身柄を拘束したが、その後まったく動きはなかった。無罪の可能性もあったという。事件発生から4か月後、証拠がそろったようで、警察は殺人の疑いでAおよびBを起訴した。AおよびBの初公判は、6月12日の予定という。A、Bの起訴を受けて妻は「やっと正義が実現されてうれしいです」などと各社の取材に語っている。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「首絞めは流石にやり過ぎ」「過激なおもてなし。ホテルの質が悪そう」「メキシコは治安悪い。麻薬カルテルも多いし。暴れる客に首絞めは常識」「ハネムーンの行先は慎重に選んだほうが」「酔って暴れた男性にも責任あり」「酒は飲んでも、飲まれるなの良い例」「旅行最終日に深酒してしまう気持ちは分かる」といった声が上がった。 お酒はほどほどにしておいた方がよいだろう。旅先ならなおさらだ。飲みすぎて悪目立ちした結果、ハネムーンが妻との別れの旅路となってしまった。記事内の引用について‘I’m just glad that justice is finally happening’: homicide charges against Mexico hotel employees in death of Winnipeg man(The Free Press)よりhttps://www.winnipegfreepress.com/breakingnews/2023/05/23/im-just-glad-that-justice-is-finally-happening-homicide-charges-against-mexico-hotel-employees-in-death-of-winnipeg-manWinnipeg woman seeks answers after husband killed during belated honeymoon at Mexican resort(CBC)よりhttps://www.cbc.ca/news/canada/manitoba/mexico-resort-death-canadian-killed-1.6717095
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社会 2023年06月10日 19時00分
拾った注射器で少年を襲う“注射マニア”中学生の恐るべき野望?【衝撃の未成年犯罪事件簿】
新型コロナワクチンの接種やインフルエンザの予防接種など、以前に比べて受ける機会も多くなった注射。注射は体内に直接、薬剤を投入する治療のため、投薬より効果および効き始めが早いというデータがある。だがその一方、身体に針を貫通させるという方法のため、苦手にしている人も多く、特に子どもは注射針に慣れていない事もあり、怖がってしまう事も多い。 1985年、山形県内で中学1年生の男子が、小学生数人に対する傷害の疑いで逮捕された。当時の報道によると、この中学生は夕方頃、公園の近くを歩いていた小学生の男の子数人を呼び止め、「腕に注射をさせてほしい」「注射をさせてくれれば野球遊びをしてやる」「腕に毛が生えなくしてあげよう」と頼んだという。 言葉巧みに小学生達を騙した中学生は腕に数回、水を入れた注射針を刺したという。中には、注射針が怖くて泣き出す子どももいたが、犯人の中学生は一切気にせずに、針を刺し続けていたという。中学生はいたずら目的で小学生達に注射していた事について、「怖がる顔を見たかった」「注射で子どもが泣く姿を見たかった」と犯行を自供していたという。 >>恐怖の「喫煙車両」不良高校生が列車をジャック!【衝撃の未成年犯罪事件簿】<< 彼は小学生の頃から注射が苦手で、学校で予防接種があると毎回、泣いていたという。だが、小学校高学年の頃になると、彼は友人が注射を怖がる姿を見て興奮を覚えるようになり、「自分でも注射を打ってみたい」と考えるようになったという。 そして、彼は自宅近所の病院からゴミに出されていた注射器と針数本を手に入れ、道行く小学生達に注射を打っていたという、幸いにも注射針には薬は入っておらず、薬は水道水で代用されており、大怪我を負った子どもはいなかったが、水道水を血液の中に入れると皮膚が腫れたり、水中毒になって最悪、死亡するケースもある。 それだけに、彼のイタズラは当然、許されるものではなく、警察から厳しい叱責を受けたという。
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社会 2023年06月10日 06時00分
67歳女、相続のため我が子の殺害計画 殺し屋が通報、おとり捜査で逮捕される
相続によるトラブルは珍しくはないが、海外では相続に目がくらみ、自身の子どもたちに危害を加えようとした母親がいる。 ロシア・シベリアで67歳の女が、家族と住むアパートの相続を自分だけにするため2人の子どもの殺害を計画。殺し屋に殺害を依頼するも、殺し屋が警察に通報し、おとり捜査によって女は逮捕された。海外ニュースサイト『Oddity Central』と『Mirror』などが5月8日までに報じた。 報道によると、女には48歳の娘と45歳の息子がいたという。同じアパートに一緒に住み、アパートの相続人は女と娘、息子だった。しかし女は相続人を自分だけにしようと、娘と息子の殺害を計画。殺し屋の男に殺害を依頼した。殺し屋は女が殺人計画を話した地元の知人から紹介されたそうだ。たまたま女もその殺し屋と知り合いだった。殺し屋がこれまでに殺人などを犯したことのある人物だったのかは不明である。また知人が罪に問われたという情報はない。 >>息子たちが父親の遺体を殴り引きずり出す「死んでからも迷惑をかけるなんて」激怒の理由は葬儀代<< 4月19日、女は公園で殺し屋と会い、娘と息子殺害計画の詳細や犯行方法を詳しく伝えた。殺す方法は明らかになっていない。殺し屋は女の依頼を承諾。女はまず娘を殺害するよう伝え、その報酬として8万ルーブル(約13万8000円)を支払うと約束した。なお、報酬に関しては過去の類似事件と比べると平均よりは下なものの、ロシアではとりわけ低いわけではないようだ。 しかし殺し屋は娘を殺害する代わりに警察に通報。警察は殺し屋に演技をするように言い、おとり捜査を依頼した。5月3日、殺し屋は女に対して「娘を刺し殺した」と報告し、証拠として娘のバッグの画像を送ったそうだ。殺し屋は娘を殺してはいなかったが、女は殺し屋が殺害を完了したと思い込み、同日8万ルーブルを殺し屋の口座に振り込んだ。 メッセージの他にもいくつかの証拠があり、警察は女を逮捕。私服警官が女を待ち伏せして拘束したが、警察官の「なんで逮捕されているか分かっているか」という問いに対して女は「知らない」と答えたそうだ。現在までに女の供述は出ていないが、現在女は勾留されている。 このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「親が子どもを殺すなんて世界が狂ってしまった。最悪」「財産のために子どもの殺害を依頼するなんて女は人間とは思えない」「女はこの先の老後が心配なる年齢。アパートが必要なのはよく分かる」「子どもが無事でよかった。ただものすごく傷ついたはずだ」「殺し屋が正義を持っていてよかった」といった声が上がっていた。 自身の子どもを相続目当てで殺害しようとするとは多くの人が理解できない。未遂に終わったことが不幸中の幸いといえよう。記事内の引用について「Mother of the Year – Woman Allegedly Orders Murder of Her Own Daughter for an Apartment」(Oddity Central)よりhttps://www.odditycentral.com/news/mother-of-the-year-woman-allegedly-orders-murder-of-her-own-daughter-for-an-apartment.html「Mum, 67, hired hitman to kill her children over inheritance」(Mirror)よりhttps://metro.co.uk/2023/05/08/russia-mum-67-hired-hitman-to-kill-her-children-over-inheritance-18747604/
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社会 2023年06月09日 22時00分
57歳無職男、死亡した母親の遺体を放置し逮捕 イスに座った状態で見つかる
福岡県福岡市中央区に住む57歳無職の男が、死亡した84歳母親の遺体を放置したとして6日、死体遺棄の疑いで逮捕された。その行動と動機に驚きが広がっている。 警察によると、男は4月中旬頃から5月14日にかけ、自宅のマンションに一緒に住んでいた母親の遺体を放置した疑いが持たれている。この男は5月12日に中央区の無人餃子店で万引きをしたとして現行犯逮捕されており、警察が家宅捜索をしたところ、寝室のイスに座った状態で亡くなっている母親を発見した。 母親の遺体は死後1か月が経過していたという。警察の取り調べに対し、男は「ショックでそのまま放置していた」と容疑を認めている。なお、遺体に目立った外傷はなかったとのことだ。 >>47歳無職男、自宅に父親の遺体を放置し逮捕「父の金を自分のものにしたい」と供述<< 同日には埼玉県久喜市でも、58歳無職の男が自宅に死亡した87歳の父親と84歳の母親を放置したとして逮捕されている。このケースでも遺体に外傷はなく、警察の取り調べに対しても「父が亡くなりどうしたらいいかわからなくなった」と話したことがわかっている。 この事件に、ネットユーザーからは「親がいなくなる孤立と恐怖。葬儀の費用や死後手続きの煩わしさ。更に親の年金収入がなくなる生活苦。親の死がこれで一気に来る。この人の気持ちがわかる人は多いんじゃないの?」「年金収入がなくなり餃子を万引きしたのかも。なぜ働かないのだろう」「ショックではなく、年金収入をなくしたくない一心だったのではないか」などの声が上がる。 また、「母親がかわいそう」「イスに死体がある状態で平然としていられる精神が怖い」「母親の気持ちを考えると泣けてくる」などの意見も出ていた。
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社会
『めざまし8』防犯対策の特集で“犬を飼う”推奨し物議「番犬という時代じゃない」愛犬家から批判
2023年01月27日 17時00分
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社会
前澤氏、シングルマザー限定マッチングアプリ発表で物議「男性像考えると怖い」指摘集まる
2023年01月27日 15時40分
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社会
小沢一郎氏「岸田総理は自分達は『特権階級だ』という認識」長男の観光疑惑を猛批判
2023年01月27日 11時10分
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「女性の叫び声が」通報で駆けつけると不倫中の警官男女が車内で性行為 犯行隠蔽を疑う声も
2023年01月27日 06時00分
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24回スピード違反で出頭要請も無視、75歳自称看護師女が逮捕 オービスに写った画像を否定
2023年01月26日 23時00分
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社会
43歳無職男、JR車内で下半身露出し女子中学生の背中に押し付け逮捕「過去にも同じことをしている」と供述
2023年01月26日 22時00分
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社会
眞鍋かをり「早く学校でのマスク撤廃して」発言に賛否 「感情論だけで無責任」の声も
2023年01月26日 17時00分
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社会
北村弁護士、ワクチンは「巨大なロシアンルーレット」発言で物議、未接種明かし賛否の声も
2023年01月26日 11時55分
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社会
舛添要一氏、三浦瑠麗氏を猛批判「不勉強でテレビ文化人の欠陥を晒している」賛否集まる
2023年01月26日 11時20分
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社会
25歳男、駅のホームで78歳男性の耳や顔をかみちぎる 右耳は損失、頭部は頭蓋骨が露出する
2023年01月26日 06時00分
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社会
64歳無職男、警察署に理由なく居座り続けて逮捕 動機は「言わない」
2023年01月25日 23時00分
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社会
65歳男、面識のない男性を鎌で切りつけ逮捕 傘で防御し被害男性は大事に至らず
2023年01月25日 20時00分
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社会
高橋みなみに「問題点そこじゃない」指摘集まる 回転寿司迷惑動画に「なにが面白いの?」苦言
2023年01月25日 17時00分
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社会
岸田首相は「聞く力しかないイメージが癪に障っていた」強気の施政方針演説、金子元議員が背景明かす
2023年01月25日 11時35分
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社会
ガーシー議員、議員辞職か逮捕の二択? 周辺人物の逮捕も狙いか
2023年01月25日 07時00分
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社会
リモートワーク中「サボり」で解雇、追跡ソフトでバレる 不当解雇で元勤務先を訴えるも敗訴、女性に支払いを命じる判決
2023年01月25日 06時00分
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社会
43歳女、夫の腹部に車を衝突させ逮捕 素手でテーブルなど叩き割るなど大暴れ
2023年01月24日 23時00分
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社会
21歳男、配達用に会社から借りた車を返さず横領 一度も仕事をせず逃げ回る
2023年01月24日 22時00分
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社会
マイナンバー政策は「巨大利権が中央政府を動かしている」苫米地氏が「誤った政策」と猛批判
2023年01月24日 11時10分
特集
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あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
