「現役女子大生ということで、主催や所属チームがプロフィールを完全に公開してくれません。そのミステリアスな部分も、オタク心を刺激しているようです」(スポーツ紙記者)
新妖精の名は、坂口佳穂(19=川崎ビーチスポーツクラブ)。競技を始めてまだ2年で下部リーグの試合にしか出ていないが、小学校から中学校卒業までバレーボールをやっていたとのことで下地は十分。ロリ顔で愛くるしい笑顔のうえに巨乳。一気にブレークするかもしれない。
「彼女の卒業高校は『アメ横時学園芸能コース』で広まっている。そんな高校、もちろんありません」(同)
これは、NHKの朝ドラ『あまちゃん』に登場したアイドルグループの名称で、坂口はそのコーラスとして実際に参加していたのだ。しかし“高校進学と同時に上京”は本当だが、「以前は歌手活動やグラビアもやっていたのでは」といったファンの間で飛び交う噂に関しては、ビーチバレーの大会主催者が否定している。
進学先の高校がさほどバレーボールに熱心ではなくダンス部に転向。大学進学前、父親と川崎ビーチスポーツクラブの理事長に連れられ試合を観戦し、ビーチバレー挑戦を決意したという坂口。
「現在は大学からクラブの練習に直行して鍛えられています。試合ではサーブで狙われるのは常に坂口。まだこれからの選手なんですが、表情豊かで浅尾とは違うタイプのアイドル選手になりそう」(大会関係者)
ビーチバレー界は浅尾の引退後パッとしなかった。西堀健実・溝江明香組が4月のアジアツアーで優勝したものの、ほとんどメディアで取り上げられなかった。世界ランクも33位と低く、東京五輪では“主催国なのに予選敗退”の危機的状況とも言われる。
坂口はペアもまだ固定していないルーキーだが、「頑張っているところが逆に好感が持たれている」(同)という。救世主となるか。