8歳の男の子がミニバンを運転、いったい何をしようとしていたのか?
ジョーダン君(8歳)が、午前9時少し前に自宅にあった2003年型のダッチ・キャラバンを自分で運転して、90メートルくらい進むとそこで衝突事故を起こしたと、地元警察が伝えた。
ジョーダン君が言うのには、まだ寝ていた両親のために、車にガソリンを給油してあげることでお手伝いをしてあげようと、思いついてからお母さんの財布と車のキーを拝借した。そして外の車道に駐車してあったミニバンに乗り込むと、エンジンをかけると国道を運転したそうだ。ジョーダン君は、決して時速10マイル(16キロ)以上はスピードを出さなかったようだ。事故を起こした際には、ほんの5マイル(8キロ)しか出ていなかった。なぜなら、彼の脚は、アクセルペダルに辛うじてつく長さだったからだ。
「車が側溝に向かってどんどん進んでいたんで、ハンドルを切ったら事故をおこしちゃった。電柱にもぶつかる寸前だったよ」と、ジョーダン君は警察に報告した。ジョーダン君の父親、ジェームズさんは、警官が家のドアをノックするまで自分の息子が、外に出たことさえも知らなかったようだ。ジェームズさんは、警察に対して自分の息子が、これまでに一度もこのような事をしなかったのと、ただ両親を喜ばせたい一心でした事だったと、説明した。ジョーダン君は、事故当時パジャマ姿で、幸いにも無傷だったようだ。
結局、ジョーダン君は、最初の交通違反ということで、警察に召喚されることは無くなった。またジョーダン君自身も、このことから多くの事を学んだようだ。「16歳にならない限り、絶対運転してはダメだよね」と反省した。