まず、番組では2016年放送のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」でヒロインを務めた芳根の朝ドラエピソードが紹介され、オーディション秘話や撮影現場での思い出のエピソードを披露。一方の横澤は20年以上、朝ドラを欠かさず視聴し続け、芸能界屈指の“朝ドラマニア”として芳根と抱き合わせで出演する形となった。
そして、「べっぴんさん」で芳根が演じたヒロインの幼少期を演じた元天才子役の渡邉このみが、スタジオに登場することが番組内で告知された。
だが、番組の後半は横澤の半生にスポットが当てられたのだ。なかでも、婚活トークに時間が割かれ、横澤は100回の婚活パーティーで出会った夫との結婚までの経緯などを洗いざらいしゃべりまくり。さらには当時、一緒に婚活パーティーへ参加していた一般女性も登場する始末。思い出話に浸る2人をよそに、隣にいる芳根はただ無言で笑みを浮かべるしかなかった。
番組終盤、ようやく天才子役がスタジオに登場し、芳根は約10年ぶりの感動的な再会を果たした。さらに、アイドルグループ・ももいろクローバーZの百田夏菜子もサプライズで登場。番組に花を添え、スタジオを沸かせた。だが、放送終了後のX上では「芳根京子を差し置いて、横澤の婚活トークを重視した真意が知りたい。この2人がセットで出演する意味ってある?」「横澤夏子の半生がメーンなら最初からそのように番宣するべき」「全く興味ない横澤夏子の婚活トークにイライラ」といった、番組の内容に不満を抱く声が多く上がり、横澤のトークが“不要物扱い”される形となった。
3児の母である横澤は、情報番組のコメンテーターをはじめ帯番組のレギュラーに抜擢されるなど多忙を極め、芸能界の“ママタレ”の座に就きつつある。持ちネタの「ちょっとイラっとくる女」でブレイクした横澤だけに、視聴者は「今まさにあなた」と思ったに違いないだろう。

