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福岡・太宰府市長、「M-1」出場を表明 SNS「コンビ名『市長課長』はセンスいい」

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楠田大蔵市長の公式ホームページより

福岡県太宰府市の楠田大蔵市長は26日、日本一の若手漫才師を決める大会「M-1グランプリ2025」に出場すると発表した。太宰府市出身で福岡県を中心に活動するタレントの高田課長と、「市長課長」というコンビを組むという。

楠田市長は2期目で、次期市長選に出馬しないことを6月に表明している。市の応援大使を務める高田課長と話し、「任期残り数か月、まちおこしをがんばっていこうということで意気投合」したという。M-1出場は、3か月連続まちおこし企画の一環として啓発も含めて行うとしている。

ネタは主に本職の高田課長が担当で、太宰府の良さや課題をテーマにする。静岡県伊東市の田久保真紀市長が学歴を偽ったとされる問題など、政治風刺も盛り込むという。

楠田市長は「まちの良さや話題、明るさの提供につながる。高田さんの足手まといにならないように本気でやって、優勝を目指す」と述べた。9月6日に福岡市で1回戦に臨む。

ネット上では、「本末転倒。市長が単に広告塔でいいはずがない」などの否定的な声が一部あったものの、「コンビ名『市長課長』はセンスいい」「まちおこしも兼ねてるとは面白い挑戦」「どんなネタを披露してくれるのか楽しみ」といった好意的な意見が数多く並んだ。

今年のM-1には、三重県四日市市の森智広市長も同市出身のザブングル加藤とのコンビで出場すると明らかにしている。過去には、大阪府柏原市の冨宅正浩市長らも出場し、1回戦を突破するなどしている。こうした流れが続けば、漫才やお笑いの大会出場が、まちおこしや地域PRの新しい形として定着していくかもしれない。

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