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「ジョブチューン」では高評価だったのに……賞味期限偽装事件の「ミニストップ」は再起できるか

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ミニストップ公式キャラクターミミップくん(ミニストップの公式Xより)

8月18日、コンビニエンスストアの「ミニストップ」は一部店舗で販売されていた「手づくりおにぎり」について「賞味期限を偽装していた」と公表。偽装品は全国23店舗で確認されており、本件を受けて8月20日現在全国のミニストップでは「手づくりおにぎり」を含む店内加工商品の販売を中止している。

全国展開しているコンビニチェーン店で発覚した、まさかの「賞味期限偽装事件」に世間では「夏場に賞味期限偽装は絶対やっちゃいかんだろ」「普通なら営業停止ものでは?」とミニストップに対し厳しい声が相次いでいる。

厳しい声が相次いだ背景には、最近放送されたある人気番組の影響もゼロではなさそうだ。その番組とは不祥事が発覚する9日前の8月9日に放送されたTBS系の人気番組「ジョブチューン 〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」である。この日の回では「ミニストップ×超一流スイーツ職人」と題し、ミニストップの陳列スイーツ商品を一流のスイーツ職人が実食しジャッジするという内容であった。

結果、ミニストップのジャッジは10品中8品が合格という、かなりの好成績を残したが、今回の不祥事は「ジョブチューン」で獲得した輝かしい成績に自ら泥を塗ってしまったとも言える。特にこの日の「ジョブチューン」は商品開発担当の社員が数人登場しており、「先輩から引き継いだ商品をさらに進化させた」「食品に対する一途な思い」など感動的な演出が行われていただけに、ネットでは「あの日の感動を返して欲しい」「今後、ミニストップはジョブチューン出れないな」「ジョブチューン効果でお客さんが増えたのに」といった声が相次いでいた。

厳密には、陳列スイーツと問題のあった手づくりおにぎりでは製品開発の部署は違うと思われるが、「ミニストップ」はスイーツ職人が認める味よりも大切な「顧客の信用」を一夜にして失ってしまったようだ。

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