黒沢が大久保とロケ中、結構電車を乗り継いでいた時のこと。電車が駅に停車し、やたらと人が下車していく様子にふと駅名を見た黒沢。
すると、そのインパクトある駅名に釘付けになった黒沢は「大久保さんここの駅見て!、津だよ津!ひらがな1文字で『つ!』」「大久保さん大久保さん!、津津津津ぅー!乗り換える人が結構いるー!!」と、その『つ(津)』という平仮名一文字の駅名に衝撃を受け、爆睡中の大久保を思い切り揺さぶり起こしたのだそうだ。黒沢が披露したこのエピソードに「知ってるの。知ってるのよ……」と、睡眠を妨害されただただ迷惑だったと眉間に皺を寄せた大久保。しかし、大久保のつれない反応が物足りなかったのか後日「今度こそは!」と言うように、次は椿鬼奴に『つ』の駅名を嬉々として披露した黒沢だったが「それは小学生の時に一通りみんな笑って来たんだよ……」と、優しく諭されてしまったのだそうだ。
この時の様子を振り返った黒沢に「それで盛り上がるのは終わってんのよ」と、やはり辟易した様子で大久保は吐き捨てたが「これは1人で笑うのは申し訳ない。『大久保さん大久保さん!!』って」と、あくまでも感動を分かち合いたい良心から、寝ていた大久保を起こしたのだと強調した黒沢だった。
黒沢がこの時初めて知った『津』は三重県の県庁所在地であり、県庁所在地について黒沢は小学校4年生の社会科で学習したはずだが番組冒頭、「中学とか無遅刻無欠席!授業もちゃんと全部聞いてたのに、学年下から2番目でしたー」と衝撃告白し、「それは手の施しようがない」と上田からさじを投げられた黒沢。
学習したであろう三重県の県庁所在地・津市の名前も、中学と同様真面目に聞いていたにも関わらず「つ」のように停車することなく、黒沢の中を快速列車のように華麗に走り抜けてしまっていたようである。