大谷翔平
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スポーツ 2023年05月24日 18時40分
オリックス・山下の覚醒、きっかけはダルと大谷?「すぐに球速上がった」故障離脱中に気づいた“共通点”が転機に
23日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)に、オリックスのプロ3年目・20歳の山下舜平大がVTR出演。番組内での発言が話題となっている。 番組では23日試合前時点で「5登板・3勝0敗・防御率1.21」といった数字を残している山下を、番組スポーツ担当のヒロド歩美アナウンサーが取材。山下はストレートに対するこだわりなどを語ったが、その中でダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)が球速アップのきっかけになったという話を明かした。 2020年ドラフト1位でオリックス入りした山下は身長190センチ・体重98キロを誇る大型右腕で、昨季までの自己最高球速は156キロだった。これでも球界では十分速い部類に入るが、今季は自己最速を158キロと2キロ更新。また、先発投手におけるストレート平均球速もここまで全体2位(154.3キロ)の数字を記録している。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< ストレートのクオリティが目に見えて上がっている山下だが、その理由について本人は「2年目(2022年)に腰の痛みで4か月間投げられなかった。(この間に)今までのことを変えようと思って」、「(具体的には)フォームを変えた」と投球フォームの改良を挙げた。 山下は続けて「元々大きくテイクバックをとるタイプの投手だったんですけど、ダルビッシュさんだったり大谷さんは小さく投げてる。2人とも身長も大きいですし、(自分と)腕が似てるというか」と話した。具体的な時期には触れなかったが、自身と似たような体格のダルビッシュ(196センチ・100キロ/最速159キロ)、大谷(193センチ・95キロ/最速165キロ)がどちらもコンパクトに腕を振っていることに気づいたという。 2人を参考に腕を曲げるなどテイクバックを小さくしたところ、「すぐに投げやすさが出た」、「復帰戦(昨季9月22日・二軍阪神戦/最速154キロ)ですぐに球速が上がった」と効果てきめんだったという山下。「真っすぐは、もっともっとよくしていきたいと思ってるので、(ファンには)そこを見てほしい」とさらなる進化を誓った。 山下の発言を受け、ネット上には「ダルと大谷がブレークに関係してたとは」、「まさしく怪我の功名って感じの話だな」、「真似してみようっていってすぐ自分のものにできるのも凄いわ」といった驚きの声が寄せられた。 フォーム改良後の山下は二軍復帰戦、復帰2戦目をそれぞれ無失点で終えると、登板機会はなかったもののクライマックスシリーズ、日本シリーズ(第4、5戦)でそれぞれベンチ入り。迎えた今季はオープン戦で「4登板・2勝0敗・防御率2.35」と結果を残したこともあり中嶋聡監督から開幕投手に抜擢され、その後もローテーションの一員として運用されている。 山下は番組放送と同日の楽天戦に先発し、「7回無失点・被安打2・四球2」の好投で今季4勝目をマーク。規定未到達ながら防御率は「0.98」とついに1点台を切ったが、ブレークがどこまで続くのか要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月23日 11時10分
大谷翔平、二刀流の疲労深刻? パートナー役が示唆、得意球・スイーパーに生じている異変は
キャッチャーで泣かされるのは、もう御免だ。エンゼルス・大谷翔平が日本時間5月22日のツインズ戦に「3番DH兼投手」で出場し、チームも勝利した。「打者・大谷」は3打数1安打、1申告敬遠、「投手・大谷」は6イニングを投げ、被安打2失点1、奪三振9と“立ち直った”が、勝ち星は付いていない。 立ち直ったというのは、「投手・大谷」はここ4試合で8本のホームランを浴びている。同日のツインズ戦では圧巻のピッチングを見せてくれたからだ。 「捕手をチャド・ウォーラクに代えました。マット・タイスよりは捕球能力や試合の流れを読む力は『上』です」(米国人ライター) ここまでの「投手・大谷」を見る限り、捕手に苦労させられてきた。 >>大谷翔平、劣勢での走塁ミスが現地で賛否? 右手中指負傷の回復状況も不明<< 印象深いのは、5月10日(日本時間)のアストロズ戦。捕手陣の故障が相次ぎ、マイナーリーグから緊急昇格したクリス・オーキーとバッテリーを組んだが、大谷の変化球などのデータがなく、後逸も…。大谷も味方捕手に恥をかかせるのは忍びないと思ったのか、曲がり幅の大きいスイーパーを制限するなどして凌いでいた。 「その後、チームはタイスを捕手に戻し、何とかやってきたんです。タイスは捕手としての守備力がイマイチで、プロ入りして間もなく、内野手にコンバートされました」(現地メディア) エンゼルスは5人の捕手が離脱や弱点を露呈するなど、ヒドイ状況が続いていた。ウォーラクは昨季のほとんどをマイナーで過ごしたが、オーキーやタイスよりはマシである。 「投手・大谷」がツインズ戦でホームランを浴びなかったのは、“メジャー平均レベル”の捕手、ウォーラクが戻ってきてくれたからだろう。 しかし、同日のポイントはそれだけではなかった。 「大谷のスイーパーが研究されているのは間違いありません。その軌道、どのカウントで投げてくるのか、その傾向についてもまとめられています」(前出・米国人ライター) 大谷はスイーパーに絶対的な自信を持っていた。序盤戦は全投球の半分がスイーパーだった試合もある。 だが、ウォーラクと事前に話し合ったのだろう。そのスイーパーを極力減らし、カットボール、スプリットを多投した。 また、配球だが、大谷がサインを出しているのは有名な話。「投げたい球種を投げたい時に投げられた」のも復調の一因だが、現地ではこんな指摘も聞かれたそうだ。 「試合後、ウォーラクが地元メディアの取材に応じてくれました。大谷との事前の打ち合わせについて聞かれ、『スイーパーの軌道を修正してもらった』と答えています。ここ4試合で8本のホームランを浴びましたが、うち5本がスイーパーを打たれたものなんです。ここ数試合、疲労などで思うような曲がり幅が出ていなかったのかもしれません」(前出・同) 「投手・大谷」の調子が落ちていたのは、スイーパーの精度にも原因があったのだろうか。 ウォーラクは“大谷のパートナー役”を務め上げたことで満足げな表情を浮かべていたそうだが、スイーパーの軌道修正なるコメントは、ちょっと気掛かりだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月15日 11時30分
大谷翔平、劣勢での走塁ミスが現地で賛否? 右手中指負傷の回復状況も不明
日本時間5月15日、ガーディアンズ戦に「2番・DH」で出場したエンゼルスの大谷翔平は、4打数1安打1打点1盗塁と活躍した。打率も2割8分7厘と高い数値をキープしている。しかし、試合後の監督インタビューでは「別の意味」で、大谷に関する質問が集中した。 「9回の走塁は行き過ぎではないか?」 フィル・ネビン監督も「大谷の走塁判断」に関する質問が出ることを予想していたのだろう。 「スコアリング・ポジションにいて、自分が(同点の)得点となろうとしている最中で、確かにあれはアグレッシブな動きだった」 そう答えた。すると、米メディアの質問を待たずにこう続けた。 「だが、(ガーディアンズ三塁手のホセ・)ラミレスが彼の左側のフィールドに動いている時、(三塁まで)行けると思ったのだろう。我々はまだ走者がいたので、いい当たりが出たら得点できると思ったが、あと一本が足りなかった」 敗因を伝え、同時に大谷とベンチの考えが一致していなかったことを答えてくれた。 >>大谷翔平に深刻な問題? 偉業達成も笑顔ナシ、“即席バッテリー”が配球に悪影響か<< 2点差となった9回最後の攻撃場面、一死二、三塁。打者テーラー・ウォードは三塁ゴロ、しかし、三塁走者が好ダッシュで本塁突入に成功したが、二塁走者だった大谷は欲張って(?)、三塁に進もうとし、タッチアウトとなってしまったのだ。次の打者ブランドン・ドゥルーリーがショートゴロに倒れてゲームセット…。 大谷の三塁を奪おうとした走塁判断に、賛否両論だ。 「大谷の三塁に向かおうとした判断は間違っていません。相手三塁手が冷静だった」 そうかばう声が圧倒的に多かったが、 「次のドゥルーリーは5番バッターですよ。味方打者を信頼し、リスクを冒すべきではなかった」 と、大谷の勝利に対する貪欲さが空回りしたと批判する声も出た。 現地入りしていた米国人ライターがこう言う。 「前日の同カードで逆転負けを喫したのも影響していると思います。『6対2』の大量リードで迎えた8回裏、一挙6点を失ってエンゼルスは敗れました。この逆転負けを喫した14日(日本時間)、大谷はスパイクのひもをピンク色に変えるなどしていたんですが」 「母の日」にちなんでの“オシャレ”である。大谷は14、15日ともに「試合後の会見」を辞退しているが、感謝の気持ちを表していたはずだ。 「16日(日本時間)は予定通り、大谷が先発すると聞いています。『予定』と言ったのは、大谷が右手中指の爪を痛めているとの情報が流れているからです。右手中指の爪を痛めているのは間違いのない情報ですが、詳しい状況は分かりません」(前出・同) 14日の試合前、ブルペン投球を行ったとの目撃談もある。 「投手・大谷」の懸念材料は、やはりキャッチャーだ。 前回登板ではマイナーから昇格したばかりのクリス・オーキーと“急造バッテリー”を組まされた。直近数試合のオーダー表を見てみると、エンゼルスはこのオーキーと、一塁手にコンバートさせたマット・タイスの2人を併用している。 オーキーは大谷のスプリットやスイーパーの捕球に苦戦していた。タイスは「配球難」でコンバートが決まった選手だ。大谷の「勝ちたい気持ち」が空回りしたとすれば、その原因はチーム内にある。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月11日 19時20分
大谷の名言がタイトルに!『WBC』侍ジャパン、ドキュメンタリー映画公開 貴重映像で世界一の軌跡を振り返る、主題歌はあいみょん
侍ジャパンの完全密着ドキュメンタリー映画『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』が、6月2日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国134劇場にて3週間限定で劇場公開される。 >>全ての画像を見る<< 3月に開催され、日本中に旋風を巻き起こした第5回ワールド・ベースボール・クラシック(以下:WBC)。侍ジャパンは悲願の14年振り3度目の頂点に輝き、見事世界一を奪還。世界中から注目された大谷翔平選手をはじめ、日本人の心を鷲掴みにしたラーズ・ヌートバー選手や、“村神様”の愛称で注目を集めた村上宗隆選手など、代表選手全員それぞれが活躍した歴史的な大会となった。 『憧れを超えた侍たち』は、2017年公開の『あの日、侍がいたグラウンド』、2020年公開の『侍の名のもとに』に続く、侍ジャパン完全密着ドキュメンタリー映画の第3弾。同作では、2021年12月に発表された栗山英樹氏の監督就任から代表選手30人の選考会議や宮崎合宿、大会ベンチ、ロッカーでの様子、選手の苦悩や葛藤など貴重映像が満載。さらに、あの歓喜の瞬間まで完全密着した、チーム専属カメラだからこそ撮影できた映像も。世界に日本野球の素晴らしさを伝え、そして憧れを超えた侍ジャパンの世界一への軌跡が収められている。アメリカと対戦した決勝前の円陣で、大谷が「憧れるのを、やめましょう。今日、超えるために、トップになるために来たんで。今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう」とチームメイトへ演説をしたことも話題となったが、この名言からタイトルが取られたようだ。 公開に先駆け栗山監督は「侍ジャパンの魂を持ったチーム全員が、優勝のために一つになり、悲願の世界一を達成することができました。そのような最高なチームの大会記録の映画化が決まり、大変嬉しく思います。この映画が次の世代に伝わる日本球界の歴史の一ページとなることを心より願っています」とコメントを寄せている。 また、作品を彩る主題歌は、シンガーソングライター・あいみょんの『さよならの今日に』に決定。あいみょんは、「主題歌起用の報告を頂いた時は、とにかく驚きで目が飛び出そうでした。嬉しくてたまりません。改めて、侍ジャパンの皆さん、チームスタッフの皆さん、世界一おめでとうございます。『さよならの今日に』は、日々を切り捨て切り取られ生きていく中で、あの人なら、明日をどう乗り越えるのか。そんな自身の疑問や過去への執着、後悔が自然と曲に言葉になって楽曲になりました。映画の公開がとても楽しみです」と喜びを明かした。 ムビチケ前売り券は、12日よりムビチケオンライン、コンビニにて発売開始。侍ジャパン公式ホームページ内には特設サイトが開設され、上映館をはじめとした劇場情報が随時公開予定。『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』上映館: TOHOシネマズ日比谷、ほか全国134劇場当日窓口料金:一般¥2,200-均一 高校生以下¥1,100-均一(いずれも税込)出演:侍ジャパントップチームナレーション:窪田等監督・撮影:三木慎太郎『侍の名のもとに』https://www.japan-baseball.jp/jp/movie/2023/
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スポーツ 2023年05月11日 11時10分
大谷翔平に深刻な問題? 偉業達成も笑顔ナシ、“即席バッテリー”が配球に悪影響か
記録だけがスポーツではない。 5月10日(日本時間11日)のアストロズ戦に「3番DH」で出場したエンゼルス・大谷翔平の第一打席は空振り三振だった。 前日の同カードは「3番DH兼投手」で出場したものの、敗戦投手になっている。10日の試合では、9回裏の第4打席で8試合ぶりのホームランが出たが、勝利には繋がらず、“モヤモヤ感”の解消はできなかっただろう。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< 「前日9日、試合後の会見はやりにくかったです。大谷も試合に敗れたため、笑顔を返すわけにもいきませんし」(米国人ライター) また一つ、偉業が達成された。 「投手・大谷」は2イニング目に、この日2つ目の三振を奪った。MLB通算奪三振数は502、メジャーリーグで「通算500奪三振&100本塁打」を達成した選手は、ベーブ・ルースしかいない(諸説アリ)。 米メディアは同じ二刀流として、「偉業に並んだ感想」を求めたのだが、喜びを口にすることはなかった。 試合に敗れているので当然だろう。しかし、9日の敗戦は「投手・大谷」にダメージを残しそうだ。 「スタメンマスクをかぶったのは、マイナーから昇格してきたばかりのクリス・オーキーでした」(現地メディア) 捕手のチャド・ウォーラクが首を痛めたため、緊急昇格となったのだ。 エンゼルス捕手の故障は、これで3人目。試合前、大谷とオーキーはサインの確認をしたが、第一声は「Nice to meet you.」だったという。 「配球のサインは大谷が出すことで決まりました。交換用の電子機器ピッチコムを活用するので、オーキーが間違う恐れはありませんが、お互いに遠慮していた感もありました」(関係者) オーキーは大谷に敬意を表す意味で、「キャッチャーからマウンドに行くことはしたくない」と伝えたそうだ。それに対し、大谷は「遠慮しないで」と返したが、 「今季、『投手・大谷』が好調なのは、新球・スイーパーが効果的に決まっていたからです。大谷もこの新球に自信を持っていて、投球の約50パーセントがスイーパーだったなんて試合もありました。オーキーが曲がり幅の大きいそのスイーパーの捕球に苦しみ、スプリットを後ろに逸らせてしまう場面もありました」(前出・米国人ライター) と“即席バッテリー”のミスも指摘されている。 「スプリット、スイーパーの割合を減らし、スライダーや直球を多く使っていました」(前出・同) 試合後の会見で、米メディアは配球パターンを変更した理由は分かっていたが、あえて質問した。大谷は言葉を選びながら、 「初めて組むキャッチャーなので、あまり分からない状態だったので、リスクのある球種を選択して投げるのが有効かどうかって…。そういうのを天秤にかけて投げていた感じですね」 と答えた。 「バッテリーで負けた」と言っていい。しかも、大谷から逆転2ランを放ったのは、2018年までバッテリーを組んでいた元同僚、マーティン・マルドナドだ。 記録だけではない。人の感情も交錯するのが野球である。投手・大谷の次回登板がちょっと心配だ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月09日 11時10分
ブルージェイズ・菊池が覚醒? 西武時代から続くメンタル面の欠点、今季導入の“ピッチクロック”で克服か
日本時間5月8日、ブルージェイズの菊池雄星がパイレーツ戦に勝利し、日米通算100勝に王手を掛けた。 今季は絶好調だ。7回途中でマウンドを譲ったが、開幕から無傷の5連勝。MLB移籍後の自己最多が2021年の7勝で、こちらは29試合に先発登板して積み上げたもの。今季は7試合に登板しての5勝だから、更新は間違いないだろう。 「悪天候で試合開始が約1時間遅れました。試合後、その影響はなかったのかの質問に『寝ていました』と笑って答えていました」(現地メディア) パイレーツ戦は敵地・PNCパークで行われた。勝手の異なるビジターのクラブハウスで居眠りができるとは思えないが? その真偽はともかく、今季の躍進は“冗談”も言えるようになったメンタル面にあるようだ。 >>元巨人・上原氏、“アンチ大谷翔平”疑惑にSNSで反論「そろそろ止めて」 メジャーで活躍も1人だけ褒めてないと指摘集まる<< 「昨年オフ、自宅にブルペンを造って相当量の投げ込みをしていました。映像チェックもし、課題だった制球力の甘さも克服できました」(前出・同) 「制球力に課題アリ」と言っても、四球で自滅するタイプではない。カウントが苦しくなると、ストライクゾーンに“甘いボール”が行き、それを狙い打ちされていた。 また、続けて勝てない不甲斐なさもあった。古巣・西武球団の関係者によれば、「疲れると、食欲まで落ちてしまうタイプ」だという。昨季後半、急激に成績を落としたのはそのためで、今はスムージーを作るなどして、食欲がなくても『栄養を摂る』ように改善したそうだ。 「考えすぎちゃう欠点もあるんです。その悪癖はMLBに移籍してからも続いていました」 前出の西武関係者がそう言う。 こんなこともあった。試合中、投球テンポが遅かったので、攻守交替でベンチに帰ってきた際、首脳陣が「何かあったのか?」と声を掛けた。 「本人は全くその意識がなかったんです。そうしたら、色々と考え始めちゃって…」(前出・同) 痛打を食らった相手と再び対戦する時、考え始めてしまうという。 今季より、MLBが規定時間内に投球モーションをスタートさせなければならない新ルール・ピッチクロックが導入された。菊池は何度か、「考えるヒマもなくなるので、自分には合っているかも」とコメントしている。 実際のところは分からない。しかし、“プラス思考”で捉えられるようになった点を、古巣の関係者たちは「精神的に成長した」と話していた。 「成長、自信は、オフの練習に裏づけされたものでしょう。MLBに移籍して5年目、投球フォームやウィニングショットの球種については試行錯誤の連続でしたが、ようやく」(前出・同) 今春のWBCに選ばれなかったことも奮起のきっかけになったようだ。高校時代からMLB志望やWBC出場の夢を口にしていたが、活躍できたのは3年後輩の大谷翔平の方だ。 これも高校時代の話だが、菊池は「桃栗3年柿8年」の言葉が好きだと話していた。祖父母から果物は促成栽培ができないとされるため、「何事も根気強くやらなければダメだ」と教えられたそうだ。 MLB5年目、大きな果実が実ると良いのだが。(スポーツライター・飯山満)
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芸能 2023年05月05日 10時00分
大谷翔平に「結婚相手は誰」WBCの物議発言目立つ『ひるおび』恵俊彰のコメント力
2009年からTBS系列で平日昼に放送されている情報ワイド番組『ひるおび』。長年MCを務めているのが、ホンジャマカの恵俊彰だ。 当初は曜日ごとに寺脇康文、石黒賢ら俳優が日替わりMCとして出演していたが、すぐに恵1人体制となる(注・後に弁護士の八代英輝が加わる)。同時間帯で安定した視聴率を誇る『ひるおび』だが、恵の発言はたびたびネット上で物議を醸している。2023年に入っても、一部視聴者から疑問の声が上がる場面があった。 日本全体が沸いた3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。『ひるおび』でも連日、試合の様子が取り上げられたが、9回裏に逆転サヨナラ勝ちをした決勝トーナメント準決勝のメキシコ戦には、恵もかなり熱くなっていた。 >>『ひるおび』、吉田正尚選手の本塁打報道も「失礼すぎる」何でも大谷選手と比較し物議<< 試合を振り返るVTRを見た恵は、村上宗隆が見逃し三振を喫するシーンを見ると、「振ってよ、村上さん」などと軽口と思える発言をする。また、メキシコのランディ・アロサレーナが岡本和真のホームラン性の打球をキャッチし、「ドヤ顔」を浮かべたシーンでは、ファインプレーを称賛せず、「ムカつく!」などと叫んだ。 恵としてはファン目線でつぶやいたものと見られるが、一部視聴者からは「相手へのリスペクトがない」「公共の電波に乗せているわけだし、各選手をリスペクトしてほしい」などと不満の声が上がることになった。 さらにWBCで日本が世界一となり、大谷翔平がMVPとなった後の放送では、決勝で指名打者として出場しながら、最終回に抑え投手として登板したことに感動。そして、「誰と結婚するんでしょうね、この人」と冗談めかして言及した。 この発言にも「セクハラではないか」「プレーに直接関係がない。プライベートを詮索するような発言がここで必要なのか」と疑問の声が上がる。 WBC以外でも物議を醸すことは多く、岸田文雄首相が選挙応援に訪れた和歌山県で24歳の男に爆弾のようなものを投げ込まれた事件では、男が兵庫から和歌山まで爆発物を持って移動していたことに憤り、「その3時間ですよ?その3時間、ずっと爆弾を持って動けていた。そういう国だってことですよね、今」と発言した。 通常、飛行機を除く公共交通機関でカバンの中を確認するなどの手荷物検査は行われておらず、突如日本に責任を転嫁するように思えるだけに、「新幹線で手荷物検査をするわけがない」「じゃあ、どうしろというのか」「全く筋違いの発言」などと批判されることになった。 発言が何かと物議を醸す恵。これもエンターテインメントなのかもしれないが、疑問を持っている視聴者も少なくないようだ。
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芸能 2023年05月03日 16時00分
本業よりもプライベートで名前が売れたジャニーズWEST・桐山
ジャニーズWESTの桐山照史が元バレーボール選手の狩野舞子と真剣交際していることを4月26日、ニュースサイト「NEWSポストセブン」(小学館)が報じた。 同サイトによると、2人の出会いは2019年の「ワールドカップバレーボール2019」(フジテレビ系)での共演。WESTは同大会スペシャルサポーターを務め、狩野はゲスト解説として番組に出演。この共演で2人は急接近し、ほどなく交際をスタートさせたそうで交際期間は3年近くになるという。 狩野といえば、MLB・エンゼルスの大谷翔平の〝恋人〟としてたびたび報じられ、狩野の父親も否定しなかったことから、交際説の真偽が注目されていたが、ようやく、大谷と交際していないことが判明した。 >>ジャニーズ「ぶっちゃけ過ぎ」でファンも驚き? Sexy Zone菊池風磨、事務所の「恋愛事情」明かす<< 「大谷との交際を引っ張ったままの方が何かと話題になるだけに、狩野の事務所の戦略であえて否定しなかったのでは。しかし、本当の交際相手がここに来てバレてしまった」(スポーツ紙デスク) 一方、WESTは昨年は3大ドーム公演を開催したが、今年はまだ目立った活動はなく、そんな中、桐山の熱愛が発覚。このニュースは多くのファンを落胆させてしまったはずだが、本業よりもプライベートで名前が売れてしまったようだ。 「185センチと長身の狩野に対して、桐山は173センチ。濃い顔のイケメンで、初対面の人ともあっという間に友好的な関係を構築するスキルの持ち主。『ジャニーズWESTの料理番長』とも言われ、テレビ番組では料理上手な一面も披露。また、歌唱力にも定評があり、DIYやバイクなど趣味が多く、一級船舶免許も持つ。さらにはダイビングの『ダイブマスター』という、ダイビングツアーのガイドもできる上級のプロライセンスを保有するなど、女子にモテる要素だらけ。ひたすらバレーボールに打ち込んで来た狩野にとっては魅力的な男性だったのだろう」(テレビ局関係者) そして、桐山は保育科出身で子ども好き。このまま狩野とゴールインする可能性もありそうだ。
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スポーツ 2023年05月02日 20時00分
苫米地英人氏、メジャーリーグ時間短縮のピッチクロック導入は「単純にCMの話」背景を解説「ほかのスポーツにも余波が来る」予測も
5月1日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、米国メジャーリーグで今シーズンより導入されたピッチクロックの話題となった。 ピッチクロックは野球の試合時間の短縮を主な目的として導入され、投手は走者なしの場合は15秒、ありの場合は20秒以内に投球をしないと1ボールが追加される。打者の場合、制限時間の8秒以内に打つ準備を整えないと1ストライクが追加となる。すでに4月上旬時点での平均試合時間は27分ほど短くなっているという。一方で、スポーツ観戦の醍醐味の一つである「間合い」がなくなる懸念も指摘されている。 >>大谷翔平、「投手だけで二刀流」を実現? ピッチ・クロック対策には深刻なデメリットも<< これに対し、タレントの武井壮は「あまり気にすることじゃないかと思います」とコメント。「新しいルールができたんなら、新しく生まれたものを楽しめばいい」と前向きに捉えていると話した。 さらに認知科学者の苫米地英人氏は、ピッチクロックの導入の背景には「CMタイムの確保」があると指摘。苫米地氏は「日本もアメリカもテレビはCMのためにある」とし、「単にCMタイムを確保するのに、ほかの競技と重なり合う中で、野球(の試合)だけそんだけ長いの困るよっていう、そんだけの話」ともコメントした。 このほか、日本の野球界やスポーツ界への影響へついても「テレビでほかのようにCMをやる。ほかのスポーツに同じ様な余波は来るでしょうね」と予測していた。 また苫米地氏は、野球は「(映画のような)文化芸術として観るか、情報として見るか。情報だったら早送りでもいい」とし、それに対し「野球みたいなコンテンツの部分を、どこまでバランス取っていくのか」が今後の課題だと指摘していた。 これには、ネット上で「確かにそのうち日本でも導入されそう」「ホームランのあとの次の打者がさっさと入ってて余韻がないのはつまらんな」「そもそもこれまで長く感じていやな奴はいたのかね」といった声が聞かれた。
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スポーツ 2023年04月28日 17時00分
大谷翔平選手の“もぐ谷”特集、『ゴゴスマ』に呆れ声「アイドル扱いやめろ」
28日放送の『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(CBCテレビ・TBS系)で、大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手がダッグアウトで食べ物を頬張る仕草が「もぐ谷」と呼ばれていると紹介。また、スタジオ出演者で、大谷選手が口にしているというひまわりの種を試食する一幕があったものの、ネット上から苦言を集めている。 この日、野球の侍ジャパンに紫綬褒章が贈られたというニュースの中で展開された大谷選手の話題に。番組では、試合中にダッグアウトの中で『何か』を頬張る大谷選手の“もぐもぐ画像”が話題になり、「もぐ谷」と呼ばれるようになったと紹介した。 また、「ついに『何か』が判明した」として、大谷選手がひまわりの種を口にし、殻を紙コップの中に吐き出す姿を捉えたVTRを放送。MCの石井亮次アナウンサーは、「ひまわりの種を口に放り込んで、口の中でパキンと割って、中の実を出して食べて、殻を吐き出す、と。そういうことを大谷さんはやっているとみられる」と説明していた。 >>玉川徹氏に「適当な事しゃべるな!」批判殺到 大谷翔平選手に無責任発案、野球ファンが不快感<< さらにスタジオ出演者には実際に大谷選手が食べているものと思われるひまわりの種が配られ、全員で試食することに。石井アナが「先っちょを歯でかんで、すると小さな種が出てくる。それを食べる、ということのようです」と食べ方を説明し、スタジオ出演者は「おいしい」と楽しんで試食していた。 しかし、この一幕にネット上からは、「アイドル扱いやめろ」「いらねえ情報」「だんだん大谷の報道が気持ち悪い方向に行ってる」「大谷やるのはいいけど何食ってるだの下らなすぎ」「こんなのスポーツ報道ですらないだろ」といった呆れ声が多く集まっていた。
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エンゼルス・大谷翔平、先発補強不発のツケを払わされる? 開幕いきなり“リアル二刀流”へ準備中
2021年12月16日 11時00分
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スポーツ
元日本ハム・岩本氏、大谷会見での炎上は新庄会見が影響?「帰ろうかと思った」真相明かすも「もう出るな」の声
2021年12月10日 20時30分
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スポーツ
キャンプ前までに〝視聴率男〟の冠をゲットしそうなビッグボス・新庄監督
2021年12月04日 16時00分
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スポーツ
“大谷MVP無理”で炎上の石毛元監督、見る目の無さは昔から? オリ監督時代に物議を醸した助っ人の処遇とは
2021年11月27日 11時00分
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芸能
大活躍の大谷翔平、紅白出演は待ったがかかる可能性も?
2021年11月20日 12時20分
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社会
大谷MVPの裏で球界レジェンドが炎上?「白人女性捕まえてきて」「MVP獲れない」発言が物議
2021年11月19日 12時45分
特集
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能
2025年06月01日 12時00分