大谷翔平
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スポーツ 2023年02月14日 08時00分
高橋由伸、WBCでは大谷翔平選手に注目 現役時代の先輩の投資話も明かす
元プロ野球選手で読売巨人軍前監督の高橋由伸氏とフリーアナウンサーの馬場典子が11日、都内で行われた「NISAの日記念イベント ~資産所得倍増に向けて~」に出席した。 >>全ての画像を見る<< 昨年11月に政府が「資産所得倍増プラン」を取りまとめ、令和5年度税制改正大綱でもNISAの恒久化・抜本的拡充などが明記されたことを踏まえ、日本証券業協会、日本取引所グループ、投資信託協会が「資産所得倍増プラン」を盛り上げようと企画した本イベントは、「NISAの日」(2月13日)の記念イベントとして開催され、一般参加者約150人が参加。冒頭、岸田文雄内閣総理大臣からのビデオメッセージも紹介された。 また、木原誠二内閣官房副長官、中島淳一金融庁長官、渋澤健(コモンズ投信 取締役会長)、永井浩二(野村證券 取締役会長)、松谷博司(投資信託協会 会長)の各氏も壇上に上がり、NISAについてのディスカッションを行った。 高橋氏は冒頭、3月に開催されるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)について聞かれ、「世界一をめざして勝ってほしいです」と日本代表にエールを送った。参加選手の中では大谷翔平選手に注目しているようで、「世界の中でもナンバーワンと言っても過言ではない大谷選手を日本で見れるのは嬉しい」と述べ、「日本のプロ野球からも村上宗隆や山本由伸が出場しますが、世界のトッププレイヤーとどう戦うか注目したいです」と村上ら国内で活躍する選手にも期待を寄せた。 NISAに絡め、資産運用について聞かれると高橋氏は「私の仲間も向こう(アメリカ)で戦ったりした者がいます。その彼らに運用の話を聞くことがあります。アメリカに渡ると運用は当たり前のことなんだなと思いました」とコメント。だが、実際にプロ野球の現場で資産運用の話題などはあまりしにくいとも述べ、「お金の話は選手間でなかなかしにくいんです。プロ野球選手も入団した時に指導を受けたりした方がいいのではと思います」と野球選手にもっと資産運用についての知識を持ってほしいと呼びかけた。 高橋氏は「現役時代は、先輩たちが、投資について話すのをロッカーの中で聞いたことがあります。でも、なかなかそれについて、深くこちらから尋ねたり聞いたりはしづらいという雰囲気でした。興味はあっても聞けないというところで、もっと話を聞いておけばよかったと思います」と現役時代のエピソードも回顧。「聞いたらやらないといけないのかなとか、あまりそういう方面に入り込んでいけないのではと勝手に思い込んでいたところがあったんです。もっといろんな人の話を聞いて判断していくことが大事なんでしょうね」と話す。 馬場アナはそんな高橋氏に、資産運用などの情報の集め方を取材経験を踏まえて紹介。「私はそういう情報は新聞や既存メデイアから集めます。SNSで登録している媒体の記事なんかも見ます。あとはローラー作戦です。いろんな人に話を聞きます。誰かに寄りかかるのではなく自分でしっかり考えていくのが大事です」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2023年02月06日 19時00分
大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題
5日放送の『S-PARK』(フジテレビ系)に、侍ジャパン・栗山英樹監督がVTR出演。日本ハム時代の大谷翔平(現ロサンゼルス・エンゼルス)にまつわる裏話を明かし話題となっている。 番組では栗山監督が野球解説者・藤川球児氏(元阪神他)を聞き手に、WBCメンバーの中で最優先に招へいしたいと考えていた選手や、大谷翔平に期待する役割などを語るVTRを放送。その中で、栗山監督は日本ハム監督時代の2017年、大谷が同僚たちに厳しい言葉を投げかけたエピソードを明かした。 >>エンゼルス・大谷、試合中にまさかのトラブル発生? 過去にはイチロー氏らも餌食に、敵打者の“股間タッチ”に驚きの声<< 栗山監督は2012年から2021年にかけ日本ハムを率い、Aクラス5回、リーグ優勝2回、日本一1回といった実績を残した。監督就任翌年の2013年にプロ入りした大谷とは2017年まで5シーズンを共に戦い、投打二刀流の選手として育て上げている。 日本ハム監督時代は毎年開幕前、主力選手の1人を指名して「今年はこうやって戦おう」と他の選手たちに向けて話してもらうことが恒例だったという栗山監督。2017年は前年のリーグ優勝・日本一に大きく貢献した大谷を「翔平はまだ5年目(23歳のシーズン)だったんですけど、もう言ってもらった方がいいなって思った」として指名した。 そこで、大谷は「遊びたい、飲みたい、いろいろやりたい。そんなんで優勝できるわけないですからね。勝ちたいんだったら野球やるしかないんです」と同僚たちにハッパをかけたという。 話を聞いた藤川氏は「5年目、23歳で? マジですか?」と、先輩たちに臆せず野球にストイックに取り組むことを求めた大谷に驚がく。栗山監督は「勝ちたかったと思うんですよね。だから『そのためにみんなで頑張りましょう』、『僕もやりますから』っていう宣言だったと思う」と真意を推察していた。 栗山監督の発言を受け、ネット上には「20代前半でこんなこと言えるのは相当度胸あるな」、「とにかく1つでも多く勝ちたいっていう執念が感じられる」、「最高の1年過ごしておいて全く調子に乗ってないのはヤバいわ」、「結果残してなおも野球やるしかないって言える向上心は凄い」といった驚きの声が寄せられた。 「大谷は2016年に投手で『21登板・10勝4敗1ホールド・防御率1.86』、野手で『104試合・.322・22本・67打点』をマークし、自身2度目となる2ケタ勝利&2ケタ本塁打をクリア。大谷の活躍もあり、チームは同年に4年ぶり7度目のリーグ優勝、10年ぶり3度目の日本一を達成しました。今回栗山監督はその翌年・開幕前の発言を明かしましたが、個人・チームともに結果が出たことで多少気が大きくなったとしても不思議ではないところ、そのような面は全く見せず、自らを律する姿勢を求めたことに驚いたファンは少なくなかったようです」(野球ライター) 迎えた2017年、大谷は4月8日・オリックス戦中に左太ももの肉離れを負った影響で投手では3勝、野手では8本塁打にとどまり、その影響もあってチームもリーグ5位に沈んでいる。左足の負傷は一塁への全力疾走の際に発生したものだが、勝利のために手を抜かない姿勢が招いたという見方もできそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年01月12日 11時20分
阪神・藤浪、アスレチックスでのプレーは1年限り? 正式契約間近も拭えない不安要素は
メジャーリーグ移籍をめざす阪神・藤浪晋太郎投手とオークランド・アスレチックスの交渉が“最終段階”に入った(1月12日午前)。「決定」と見て、間違いないだろう。 「火曜日(10日)の夕方、(藤浪が)アメリカに行く準備をするって話していました。現地で契約、入団会見に臨むためでしょう」 阪神の関係者がそう言う。 >>阪神・藤浪、メジャー移籍には1か月半かかる? ポスティング申請を遅らせた代理人の策略は<< 同関係者によれば、契約年数は2年。但し、1年目の2023年シーズン終了後、2年契約を全うするどうかの選択権はアスレチックス側にあり、登板数などに応じた出来高はつくものの、基本年俸は70万ドルから100万ドル(約1億3200万円)になるという。 「金額に関しては、代理人が粘ればまた変わってくるかもしれませんが。でも、最終交渉の相手がアスレチックスとは意外でした」(前出・同) こんなジョークがあるそうだ。アスレチックスの総年俸は約3000万ドル。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平の今季年俸が3000万ドルだから、チーム全員でも敵わない。だから、弱いんだ、と。 アスレチックスは大谷のいるエンゼルスと同じア・リーグ西部地区に所属するが、昨季はダントツの最下位。60勝102敗、勝率3割7分と悲惨な状況だった。 今後、「藤浪対大谷」で日本のMLB中継の視聴者がアスレチックス戦にも関心を持つのは必至だが、チームの雰囲気が藤浪に合うかどうかは疑問である。 10年ほど前、ブラッド・ピット主演の「マネーボール」なる野球映画が上映された。打率や本塁打数ではなく、出塁率を重視するなど、独特の着眼点で集めた選手たちが活躍し、チームも大躍進を遂げる内容で、実話を元にしたストーリーである。その主役となったゼネラルマネージャーのビリー・ビーン氏は球団幹部に出世したが、「お金を掛けないチーム編成」は今も続いている。 いや、近年のチーム動向を見る限り、悪い方向に向かっているようだ。 「主砲のオルソン、エースのバシット、左腕のマナエア、みんな放出してしまいました。捕手でゴールデングラブ賞を獲った(21年)ショーン・マーフィーも、今オフ見切りをつけて、他球団と契約してしまいました。活躍したらよその球団に出すみたいな。おカネがないから、昇給が確実な選手はトレード要員になる感じ」(米国人ライター) アスレチックスは人材難にあり、ケガさえなければ、間違いなく藤浪を使って来る。「試合に出たい」とする藤浪の要望は叶うわけだが、シーズン終了後、藤浪が別の色のユニフォームを来ている可能性もある。 「先発、リリーフともに投手不足なので、藤浪が3連戦の初戦を任されることだってあり得ますよ」(前出・同) 藤浪の代理人を務めるスコット・ボラス氏だが、交渉の最終段階に入ったものの、「粘っている」との情報もある。年俸アップか、それとも、専属通訳などの条件面で折り合いがつかないのかどうかは分からない。 「移籍1年目で“放出対象”にされたら、大変でしょう。トレード拒否の条項を勝ち取ろうとしているのかもしれません」(現地記者) MLB日程表を見ると、アスレチックスの開幕戦は3月30日(現地時間)。その3連戦の相手はエンゼルスだ。「対大谷」、いきなり、ハイライトが見られそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年01月05日 11時00分
侍ジャパン・栗山監督、大谷翔平をクローザー起用? 最終メンバー選考は調整難航か
世界一奪回のカギを握るのは、やはり、大谷翔平選手(エンゼルス)ということになりそうだ。 第5回ワールドベースボールクラシック(以下=WBC)に挑む侍ジャパン30人が1月中に正式発表される。その裏方作業などに追われている複数のNPB関係者の話を総合すると、大谷は「リリーフ登板」にも興味を示しているようだ。 「栗山英樹監督も大谷のリリーフ登板を視野に入れているような雰囲気でした」(関係者) 2022年シーズン中、大谷は何度かWBC関する質問も受けてきた。その際、米メディアから「3月開催」による調整の難しさも指摘されていたが、「リリーフなら、調整を早める必要もない」 と返していた。 >>ダルビッシュ、WBC合流前倒しはルールが原因? 整備遅れ大谷翔平にも影響か<< 「おそらく、クローザー役としてメンバー招集されるのが、阪神・湯浅京己、巨人・大勢。力強いボールを投げられますが、弱点を挙げるとすれば、経験値が足らないということ」(前出・同) リリーバー・大谷と言えば、思い出されるのが、日本ハムに在籍していた2016年の“珍記録”だ。 同年のパ・リーグ「クライマックスシリーズファイナルステージ第5戦」、3番DHで出場した大谷は9回のマウンドに上がり、日本シリーズ進出を決めた。その時、<先発出場した野手がセーブを記録するNPB初の珍事>も記録された。 当時の日本ハム指揮官が栗山監督であったことは、言うまでもないだろう。 「DH制が解除され、大谷がマウンドに向かった時、スタンドのファンが大歓声を上げました。リリーフの1イニングの登板だったので、大谷も全力投球し、160キロ強を連発しました」(当時を知る地元メディア) 決勝戦などの大舞台で大谷がリリーフ登板すれば、日本のファンはもちろん、WBC大会も大いに盛り上がるだろう。 「第5回大会はこれまでとは比較にならないほど、米国ファンが注目しています。各チームの主力級、スター選手がこぞって『出たい』と発言し、米代表チームは総年俸438億円のドリームメンバーになりました」(米国人ライター) リリーバー・大谷対米ドリームメンバー。オールスターゲームとは異なる緊張感もあり、野球ファンの記憶に残る大会となりそうだ。 「侍ジャパンの最終メンバーの選考は、少し遅れています。栗山監督は日系人メジャーリーガーの招集を強く希望しています。国際大会であり、侍ジャパンを発展させる意味でもその趣旨には賛成ですが、日系人メジャーリーガーを呼べば、その人数分、NPB12球団の選手には泣いてもらわなければなりません」(前出・関係者) ひと足先に、同じプールBの第1ラウンドを争う韓国が代表メンバー30人を発表した(1月4日)。やはり、米国生まれの韓国系アメリカ人選手も選ばれており、栗山監督の提案は時流に合わせたものでもあったようだ。 侍ジャパンは大谷を軸に編成されていく。(スポーツライター・飯山満)
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社会 2022年12月16日 17時00分
一茂、防衛費増額巡りミサイルと大谷翔平を比較し物議「無意味に野球に例えるな」呆れ声も
16日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に、タレントの長嶋一茂が出演。防衛費増額について、メジャーリーグで活躍する野球の大谷翔平投手の球のスピードを持ち出して批判し、ネット上からツッコミを集めている。 防衛費増額の財源を賄う増税策をめぐり、自民党の税制調査会は15日、法人税、所得税、たばこ税の3つの税目を組み合わせる案を了承。一方、党内から反発が上がっていることを踏まえ、具体的な実施時期は来年に改めて議論することとなった。 >>防衛費増額に「現状維持にお金掛かるの?」バービーの疑問に呆れ声 『ひるおび』出演者からフォローも<< この話題について話を振られた一茂は、そもそも防衛費の増額について、「上げる理由がよく分からない」と苦言。「『防衛費』というからにはなんらかのイメージ、つまり戦争になったときのイメージをどういうふうに描いているか、ってことなんですよ」と指摘した。 一茂は北朝鮮から頻繁に打ち上げられているミサイルを例に挙げ、遅くてもマッハ4~6、早いと17(時速約2万キロ)あると指摘。「大谷くんのボール(時速)160キロですから。160キロのボール、手前で見てもすごい速くて見えないのに、どうやって落とすんだ」と苦言を呈した。 また、一茂は「防衛費を上げるときにPAC-3(ミサイル防衛システム)を増やすか、イージス艦を増やすかってなったときに、本当に実用性があるのかを含めて、それが抑止力になるのか。そんなことをしたって北朝鮮は多分ミサイルを打ってくるだろうし、中国だって尖閣に領海侵犯してくると思いますよ。そのへんのところを、もうちょっと国民に理解をさせるというか」と政府の説明不足を批判していた。 しかし、この発言にネット上では「無意味に野球に例えるな」「ミサイルと大谷の球速比較する人初めて見た」「なんで大谷選手出すの…?」「目視でミサイル誘導するわけない」「だから安保関連3文書改定に敵基地攻撃能力があるんでしょ」といったツッコミが殺到していた。
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スポーツ 2022年12月16日 00時00分
大谷翔平、試合前の“昼寝”重要さ明かす 愛用する西川『エアー』マットレスシリーズがアメリカ初出店、インタビュー動画公開
エンゼルスの大谷翔平がイメージキャラクターを務める寝具メーカー西川のコンディショニング・マットレス『エアー』が12日、アメリカ・ロサンゼルスにある大型ショッピングセンター内に旗艦店『AiR by nishikawa』をグランドオープンした。 >>全ての画像を見る<< 『エアー』は、最新の睡眠科学を取り入れた寝具ブランド、コンディショニング・ギアシリーズ。マットレス、枕、クッションなどの多彩なアイテムを展開し、国内でも人気を博している。 出店地に選んだロサンゼルスは、西川が眠りの面からコンディショニングサポートを行ない、イメージキャラクターでもある大谷が所属するロサンゼルス・エンゼルスの本拠地。今回、開店を記念して、大谷が長いシーズンの中で“二刀流”を続けるコンディションを保つ秘訣として、昼寝について語ったインタビュー動画が、西川の公式YouTubeチャンネルにて公開された。 日本ハム時代から“二刀流”を続けるため、特注マットレスで1日8時間以上寝ていたという大谷。「メジャーは連戦が多いので、夜にしっかり睡眠を確保することはもちろん、昼も睡眠を取り入れないと間に合ってこない。球場入りしてご飯を食べた後は、試合まで2時間ほど特注マットレスでよく寝ています」と、歴史的な活躍を続ける裏側について明かしている。 西川にとって初のアメリカ店となった『AiR by nishikawa』では、睡眠時の体幹をサポートする特殊立体クロススリット構造を採用した『エアーSI』マットレスをはじめ、3次元特殊立体構造のピローやずっと座っていても疲れにくいクッションなど、USオンラインストアで販売する全7アイテムを実際に体感できるエリアを展開(※購入はオンラインストア)。11日までのプレオープン期間中も、多くの人が来店し、アメリカではあまり見かけない寝具の計測サービスに興味を持ったり、実際にマットレスに横になったりするなど、珍しい形状のマットレスが注目されていた。 また、USオンラインストアでは、マットレスの大きさをアメリカ照準に合わせたサイズで販売するなど、ニーズに合わせたアイテムを販売中。『エアー』公式サイト: https://www.airsleep.jp大谷翔平インタビュー動画:https://www.youtube.com/watch?v=-2uoUzX_JLI&feature=youtu.be
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スポーツ 2022年12月13日 11時15分
日本ハム、来季は二刀流選手が“複数”誕生? 新庄監督は「大谷ルール」で近藤流出を穴埋めか
フリーエージェント権を行使した日本ハムの近藤健介がソフトバンク移籍を決断した(12月12日)。通算打率3割7厘、6年連続出塁率4割強を誇るバットマンの選択は「パ・リーグの勢力分布図も変えた」と言っても過言ではないだろう。 「今オフ、ソフトバンクの執念のようなものを感じます。千葉ロッテが残留交渉を進めていたクローザーのロベルト・オスナも獲りました。新外国人選手も獲り、さらに前阪神のジョー・ガンケルとも交渉中です」(プロ野球解説者) >>日本ハム・新庄監督、近藤を“構想外”に? ドラフト後TVで漏らした起用方針が物議、FA慰留不調の表れか<< 世代交代の過渡期にあり、若手の成長を補うための大補強だ。 しかし、「優勝しか狙わない」と言った日本ハム・新庄剛志監督はどうなるのか? 近藤喪失は大きい。ソフトバンクには「人的補償」を求めてチームを再構築していくことになるが、明るい情報もないわけではない。パ・リーグはルール改定を検討していた。それも前向きに――。 「プロ、アマ合同の日本野球規則委員会で『指名打者制』(以下=DH)のルール改定が議案に上がっています」(球界関係者) 日本のDH制も、メジャーリーグに倣って、通称・大谷ルールに変更すべきかどうかが協議されるそうだ。 その日本野球規則委員会が開催されるのは、12月13日。近藤喪失が決まった翌日というのも、「変更の気運」みたいなものが感じられる。 「ルール変更が決まれば、日本ハムはその恩恵を受けます。いや、DH制を採用しているパ・リーグの6球団において、恩恵を受けられるのは日本ハムだけです」(前出・同) 「大谷ルール」とは、1人2役が可能となるもの。大谷が先発登板する試合では「投手兼DH」として出場していたが、投手降板後も「DH」として試合に出続けることができる。 この新DH制がメジャーリーグで採用されたのは、2022年。MLB30球団でその恩恵を受けたのはエンゼルスだけだったので「大谷ルール」と呼ばれるようになったのだが、日本ハムは今秋のドラフト会議で、投打の二刀流で活躍していた矢澤宏太(日体大)を指名している。 この時点で「23年大谷ルール採用」の話は出ていなかった。しかし、日本ハムは“大谷の古巣”らしく、矢澤を二刀流で育成していくことを“公約”している。 矢沢の「先発投手兼DH」が可能となれば、選手層の薄い日本ハムの救世主ともなってくれるはずだ。 「新庄監督は来季8年目の左腕、上原健太にも打撃練習をさせています。あと、加藤貴之も高い打撃センスを持っています。高校、社会人時代は打者として試合にも出ていました」(地元メディア) 新庄監督は「大谷ルール」に活路を見出してくるのではないだろうか。 何人かの日本ハム関係者に聞いたところ、人的補償では外野手か投手を優先的に選択していくという。「優勝」のため、チーム編成をまたゼロから作り直さなければならないが、何かを仕掛けてくるのは間違いない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年12月08日 11時00分
ダルビッシュ、WBC合流前倒しはルールが原因? 整備遅れ大谷翔平にも影響か
「物は言いよう」、同じことでも言い方次第でプラスにもなれば、マイナスにもなる。その点では、侍ジャパンの栗山英樹監督とダルビッシュ有は、野球ファンに期待感を抱かせてくれたようだ。 ダルビッシュの侍ジャパン合流――。 米サンディエゴで開催中のウインターミーティングで、「WBCイベント」が設けられた。それに出席した栗山監督が、「ダルビッシュ合流の意義」を力説した(12月7日/日本時間)。 「日本の野球にとって大きな意味がある。できる限りジャパンに協力しますと言ってくれて、ちょっと感動した」 >>侍ジャパン・栗山監督、WBC本番の正捕手が決まらない? 甲斐・森がそれぞれ抱える課題は<< この栗山監督の会見に先駆け、ダルビッシュも自身のSNSで代表合流を表明している。興味深いのは、合流の時期だ。<日本ラウンドからいないと気持ち悪い部分もありましたので> 日本ラウンドとは“予選”のこと。“決勝トーナメント”の行われる米国ラウンドから参戦する選択もあったわけだが、ダルビッシュは予選から投げるという。 しかし、この「日本ラウンドから」発言には、別の意味も含まれていた。 「決勝ラウンドに進んだチームは、その時点で選手を入れ替えることができます。そういうルールになることは参加国に伝えられていますが、『投手だけなのか』、『何人までOKなのか』、細かい内容までは決まっていません」(関係者) 選手の入れ替えを認めたのは、故障を防ぐため。しかし、ダルビッシュが決勝ラウンドからの合流となれば、「予選リーグだけの参加選手」も生じてしまう。 「予選だけで登録を抹消される選手が出たら、日本人メジャーリーガーの合流という夢のある話にケチがついてしまいます」(前出・同) いまだ、ルールの詳細を決め切れないのはWBC主催のメジャーリーグ機構、同選手会側の事情もあるが、ダルビッシュはそれを非難せず、「気持ち悪い部分も…」とユーモアのある言い方をしたことで、日本の野球ファンは期待感を持つことができたのだ。 “未定ルール”はほかにもある。指名打者制(以下=DH)だ。通常のDH制になるのか、それとも、今季、MLBが採用した“通称・大谷ルール”になるのか、まだ正式な発表はされていない。 「投手兼DH」で出場し、投手として降板した後も「DH」で打席に立つことができる大谷ルールになれば、侍ジャパンにとっては大きなプラスだ。当然、栗山監督の采配も変わってくる。 「大谷が先発登板する試合で、『打者・大谷』がいるのといないのとでは打線の破壊力が違ってきます。MLB側の情報では、大谷ルールになるようですが」(米国人ライター) 侍ジャパンの強化合宿は来年2月17日から始まる。合宿地・宮崎は大谷、ダルビッシュの合流で大フィーバーとなるだろう。 栗山監督は「日本のファンの人たちが見たいと思う選手が集うというのは、すごく重要なこと」と話していたが、ダルビッシュの36歳という年令を考えれば、途中参加も許されたはずだ。「予選リーグだけの選手を作らない」とした決意と、マイナスの情報を一切口にしなかった言動に“世界一”が見えてきた。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月18日 11時00分
ロッテ・佐々木朗希、来春WBCは不参加? 大谷翔平参戦の裏で燻る不安要素は
サプライズは、まだある。エンゼルスの大谷翔平が来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(以下=WBC)を戦う侍ジャパンに合流することを正式に伝えた。 「エンゼルス首脳陣が大谷の出場を認める発言もしてきました。大谷の代表入りは予定通り」(NPB関係者) 同時に聞こえてきたのは、「合流する日本人メジャーリーガーは大谷1人でない」の声。もし本当なら、3大会ぶりの世界一も期待できる。しかし、「2人目の日本人メジャーリーガー」の合流には“日本国内のゴタゴタ”が隠されていた。 >>大谷翔平、来春WBCでリリーフ転向? 栗山監督が思い描く二刀流の新たな形は<< 「ピッチャーの選出について、再検討しなければなりません。11月の強化試合に選ばれたメンバーのうち、何人かを入れ替えることになると思います」(前出・同) 強化試合で選出された投手は14人。広島・森下暢仁が故障辞退し、13人で4試合を戦ったが、こんな“反省”も出たそうだ。 「専門のセットアッパーも増員すべきではないか、と。WBC大会では、投球数の制限があります。これまでは1試合で先発タイプの投手を2人用意して、その後は各球団のクローザーを2、3人使う贅沢な継投でした。でも、その登板させた投手の誰かが不調だと、緊急に誰かを登板準備させなければなりません。専門のセットアッパーは短時間で肩が作れるので」(ベテラン記者) それだけではない。千葉ロッテ・佐々木朗希は、WBC本番にはいないかもしれないのだ。 「吉井理人氏の考え方次第でしょうね」そんな声が多く聞かれた。 吉井氏は千葉ロッテでは一軍監督、侍ジャパンでは投手コーチ、2つの肩書きを持っている。代表コーチとして、佐々木の海外試合での活躍に期待するコメントも発してきたが、千葉ロッテ監督として、こうも語っていた。 「チームのため、無理をさせてしまうところも出てくるかもしれないが、それでは監督としてダメだと思う。選手の健康を守りながら勝つことを…」 「(佐々木は22年の)終盤に調子を落としていた。基礎体力の向上が必要だ」 前者はチーム全体に関してのコメントだが、監督として、選手の健康管理を一番に置いた起用に徹すると言う。 つまり、佐々木には「ペナントレースを乗り切る体力がまだない」と見ており、ここにWBCを加えた一年を乗り切ることはできないとも語っていたわけだ。 こうした“千葉ロッテ監督”吉井氏の佐々木評は、NPB、侍ジャパンのスタッフも聞かされている。佐々木をケガから守るため、“代表コーチ”として、代表入りの見送りを進言するのではないかとも予想されているのだ。 「パドレスのダルビッシュ有、得点力アップのため、カブスの鈴木誠也も呼ぶともっぱらです」(前出・関係者) ダルビッシュの合流が実現すれば、まさにサプライズだが、今オフ、佐々木には体力不足の評価を覆してもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年10月19日 11時35分
大谷翔平、来春WBCでリリーフ転向? 栗山監督が思い描く二刀流の新たな形は
10月18日、エンゼルスの大谷翔平が帰国した。20分程度ではあったが、成田空港内での共同会見に応じ、「2ケタ勝利&本塁打」「打席数&投球回数のW規定到達」など2022年シーズンのこと、そして、来春開催のワールド・ベースボール・クラシック(以下=WBC)への思いなどを語ってくれた。 「まずは良い契約ができるように応援しているし、同級生なので、同じグラウンドでプレーできれば嬉しい」 米球界挑戦を認められた藤浪晋太郎にもそんなエールを送った。 >>阪神・藤浪のメジャー志望、黒幕がいる? 交渉手腕には定評も、移籍可否は西の去就次第か<< 「同級生」。そのワードが出た瞬間、“元チームメイト”についても聞いてみたいと思った。代表質問制のため叶わなかったが、この会見の約15時間後、フィリーズがナ・リーグチャンピオンシップ第一戦でパドレスと激突する。フィリーズにはブランドン・マーシュとノア・シンダーガードの元エンゼルス選手がいるのだ。 「マーシュ、シンダーガードともにトレード期限日の8月2日に、エンゼルスから移籍していきました。2か月ほど前まで同じユニフォームを着て一緒にプレーしたチームメイトが、リーグチャンピオンシップの晴れ舞台に立とうとしています」(米国人ライター) 複雑な心境だろう。 2か月ほど前と言えば、大谷の活躍とは対照的に、チームは優勝戦線から脱落。優勝争いの刺激を求め、今オフの巨額な年俸更新が確実な状況から「大谷の放出も!?」と全米がその去就に注目していた。 「試合後の会見拒否なんて日もありました。シーズン途中で去ったチームメイトはほかにもいます」(前出・同) オーナーのアルトゥーロ・モレノ氏が「球団の売却先を検討している」と発表したのは、8月23日。今後、球団の売却額も「大谷の去就次第で大きく変わってくる」という。 個人成績はともかく、大谷にとって、今シーズンは“つらい一年”だったのではないだろうか。 「フィリーズがリーグチャンピオンシップ進出を決めた地区シリーズ第4戦、先発マウンドに上がったのがシンダーガード。先制の3ランを放ったのが、マーシュでした。その試合は全米中継され、実況のアナウンサーが『元エンゼルスの選手が活躍。サンキュー、エンゼルス!』と叫んだんです」(特派記者) 気になるのは、WBC出場だ。侍ジャパンを預かる栗山英樹監督とNPB周辺からは“意外な起用法”も聞かれた。大谷のリリーフ起用である。 「大谷を指名打者か、外野手でスタメン出場させ、試合終盤にリリーフ登板させるプランです。今季、規定投球回数に到達したことや、WBC後のペナントレースでの体力面に配慮し、『打者』にウエイトを置いた起用法になりそう」(関係者) 2013年、「5番右翼」でスタメン出場し、終盤の8回から登板した試合もあったが…。 大谷は会見でWBC出場は「まだ決断はしていない。ゆっくり考えて」と話すに留めたが、「前向きには捉えている」とも付け加えた。今週末からの練習再開も囁かれている。不甲斐ないチーム成績のウップンをWBCで晴らす――。(スポーツライター・飯山満)
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エンゼルス・大谷、メスを入れた右ひじに異変? KO後の意味深な表情、計算を狂わせた2つの理由とは
2020年08月04日 11時50分
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スポーツ
張本氏「難しいな今年の大谷は」紅白戦登板の大谷翔平を酷評 「投手としては厳しい」「結論出すの早い」賛否の声
2020年07月13日 12時00分
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スポーツ
張本勲氏、大谷翔平に「今年は大した成績を残せない」 数十秒の練習動画への発言に「何がわかるのか」批判の声も
2020年06月08日 12時00分
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スポーツ
マエケン、大谷の凄さを独自の表現「ちっちゃ!」 NPB時代に打者として対戦、打席で受けたストレートの衝撃を明かす
2020年05月07日 17時00分
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スポーツ
コロナ禍でも衰え知らず? 張本勲氏の上半期炎上発言3選
2020年05月05日 11時30分
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スポーツ
大谷、外崎は望み薄も楽天・銀次に達成の期待? 歴史上で2名のみ、全ポジションで出場したユーティリティープレイヤー
2020年04月26日 11時00分
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スポーツ
中日・石川、大胆起用の必要はなし? 開幕スタメンに抜擢された高卒新人野手、揃って1年目に大苦戦
2020年04月12日 11時00分
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スポーツ
甲子園がどよめいた! 大谷翔平の豪速球を受けたDeNA伊藤、率直な感想を明かす 「一般人には想像できない」ファンも驚き
2020年04月10日 18時55分
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スポーツ
大谷翔平、監督の言った「タイミングのずれ」本当の意味は 昨季後半にも露呈した姿、オフの“マッチョ化”も逆効果に?
2020年03月06日 11時55分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
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2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分