スポーツ
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スポーツ 2018年07月25日 18時00分
伊調馨vs吉田沙保里 階級刷新で激突する遺恨バトルの行方
オリンピック4連覇の伊調馨(34)が、10月13日開幕の全日本女子オープン選手権での復帰を検討している。再来年の東京五輪出場を目指すなら、来年までに世界大会にコマを進めておかなければならない。期限ギリギリでの復帰となるが、その前に立ちはだかるのが、「霊長類最強女子」と言われた吉田沙保里(35)となりそうだ。 「レスリングは、東京五輪から階級が刷新されます。女子は50、53、57、62、68、76㎏級となる。伊調は58、63㎏級で頂点に立ったが、53㎏を目指すことになるでしょう」(体協詰め記者) 伊調はこれまでも体重が足らずに出ていたという。しかし、そうなると53、55㎏級で世界を極めた吉田が狙う階級とぶつかる。 「国内大会ではまだ従来の階級が使われます。2人が現役を続けるのなら、直接対決は東京五輪までのいずれかの世界大会で実現しますが、まずは吉田の進退が注目です」(同) 吉田は至学館大学副学長で、レスリング部のコーチでもある。同大学といえば、パワハラで問題となった栄和人氏が指導者復帰して、すぐに解任されている。 後任は近く発表されるが、吉田はその有力候補の1人だ。 「東京五輪を目指すのなら、吉田も伊調同様、来年の世界大会に出ておかなければなりません。監督兼任の選択もあり得ますが、吉田は後輩からの人望も厚い。同大学には軽量級の強豪選手も多いので、吉田の愛弟子が伊調と対戦する可能性も高い」(関係者) 6月の明治杯では、伊調と同じくパワハラ被害者である田南部力コーチの娘、夢叶が59㎏級に出場。決勝まで勝ち上がれば至学館OGの川井梨紗子とぶつかるため、この間接遺恨に注目が集まったが、準決勝で夢叶が敗れた。 「伊調が57㎏級を避けるのは、この川井がいるからです。また、伊調と吉田の不仲説は以前から囁かれていた。直接対決でオトシマエを付けるか、それとも教え子たちによる代理戦争になるか。関係者らも2人の選択に興味津々ですよ」(スポーツ紙記者) 遺恨バトルの行方やいかに。
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スポーツ 2018年07月25日 17時30分
金本監督が決断!FA補強で弾き出されるあのベテラン
首位広島に6連敗を喫し、リーグで最も消化試合数が少ない金本阪神までが「自力V消滅」の危機に陥った(7月24日時点)。しかし、この敗退が阪神を「決断」させたようである。 「好投手が出てくると、著しく得点能力が落ちます。フロントは本拠地で負け越していることを懸念しており、現場が求める打線の強化を受け入れる方向です」(在阪記者) 同日は広島の左腕・ジョンソンに苦しめられ、7回途中まで散発5安打に抑え込まれた。最も多く試合をする本拠地・甲子園で、15勝24敗1分けでは、観客動員数に影響してくる。金本知憲監督(50)は相手の先発がエース級だと、打撃優先の打線で臨むことが多い。その打線が得点を挙げられないのだから、今オフは大胆に選手を補強していく。阪神フロントはそんな雰囲気になっていた。 「今オフ、国内FA権を取得した選手で去就が注目されているのは、広島の丸(佳浩=29)です。本人は去就についてひと言も発していませんが、こちらはライバル巨人も注目しているともっぱらです」(プロ野球解説者) 昨年オフ、その権利を行使しなかった中田翔(29=日本ハム)もいる。しかし、一連の打線低迷を受け、阪神は「もう一人の大物」の調査も進めていた。西武内野手、浅村栄斗(27)だ。浅村も去就を明確にしていないが、こんな情報も聞かれた。 「大阪府の出身で、大阪桐蔭から西武に入っています。ソフトバンク、オリックスも熱視線を送っています」(前出・在阪記者) 浅村はセカンドを任されているが、内野ならどこでも守れる。昨季も全試合に出場し、2割9分1厘と好成績を残し、今季も3割2厘(5位)と当たっており、66得点はリーグトップだ(同時点)。この右のスラッガーが獲得できるのなら、大きな戦力となる。 「一方で、阪神は矛盾する動きも見せています。故障で戦線を離脱した上本(博紀=32)に対し、残留の下交渉を開始しています」(球界関係者) 上本はシーズン序盤、低迷する打線において唯一爆発し、存在感を見せつけたが、左ヒザを故障してしまった。6月半ばに手術を終えて退院しているが、本格的な練習はまだ再開していない。阪神フロントには昨年オフ、守備の名手・大和をFA流出させてしまった反省もあり、早々に動き始めたのだろう。上本にフロントの誠意が伝わったとすれば、浅村と上本、セカンドのポジションで重複してしまう。浅村は内野ならどこでも守れる。また、上本も外野守備の練習に加わったこともあり、両方をスタメンで使おうと思えばいくらでもその方法はある。 「糸原、北條、大山。金本監督が育てたいとする若手の内野手がいます。4番を任せている陽川は守備に難があり、今は無理をして三塁を守らせていますが、本来なら、一塁か外野で固定したいと思っています」(前出・プロ野球解説者) 福留孝介は来季42歳になる。糸井嘉男も7月31日に37歳の誕生日を迎える。3年以上先のことも考えれば、ポジションの重複は一時的なことなのかもしれない。近年、阪神は外国人選手の補強が巧くいっていない。同じ補強ならば、国内FAにシフトしたほうが得策かもしれない。 「国内FAで浅村を獲りにいくとなれば、厳しい立場に置かれるのは鳥谷と西岡。鳥谷は打撃不振とはいえ、『まだできる』というのが、OBたちの一致した意見です」(前出・同) ジョンソンに抑え込まれた24日、何人かの阪神OBは「右方向への打撃を意識しすぎたのか、全員おかしな振り方をしていた」という趣旨のコメントを出していた。好投手からは長打は出にくい。コンパクトスイングで右方向を狙う作戦は間違っていないが、その意識が強すぎて選手が萎縮してしまうのは良くない。金本監督はどういう指示の出し方をしたのか…。補強の是非を検討する前に、鳥谷を始め、現有戦力を活かす方法も考えるべきではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年07月25日 14時00分
ファンの胸を打つ力投 ロッテのプロ4年目・岩下大輝がプロ初登板
24日に行われたロッテ対ソフトバンクの一戦。共に3位を争うチーム同士の試合で、ロッテのプロ4年目・岩下大輝がプロ初登板を果たした。 2014年のドラフトで3位指名を受け、プロの門を叩いた岩下。しかし、プロ1年目のオフに右ひじ靭帯の怪我によりトミー・ジョン手術を、更に昨年オフには腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けるなど、予期せぬ回り道を強いられていた。 そんな苦労人がようやくたどり着いた、1軍マウンドの晴れ舞台。しかし、野球の神様は、またしても岩下に試練を与える。“延長12回裏1点リード”、“登板時刻は23時台半ば”、“ブルペンに控え投手0”、“先頭打者はソフトバンク4番のデスパイネ”といった過酷な要素が揃う場面に、岩下は放り込まれたのだ。 プロ初登板の投手が迎えるにしては、あまりにも荷が重すぎるこのシチュエーション。緊張と重圧に飲まれ、チームの逆転サヨナラ負けを演出してしまう可能性もあっただろう。だが、岩下は味方のエラーもあり1失点こそ喫したものの、自責点・四球共に0で1イニングを完投。「ナイスピッチング」と言って全く差し支えない、堂々の投球を披露した。 岩下が見せた踏ん張りは、多くのロッテファンの胸を打っているようで、ネット上には「とんでもない場面だったけどよく頑張った!」、「岩下の力投が最大の収穫だわ」、「本当によくやってくれた、ありがとう」といった労いの声が多く挙がっている。 また、こうした声の大きさからか、ツイッターのトレンドランキングでは、「プロ初登板」というワードがランクインを果たしている。21歳の右腕が残したインパクトの大きさを証明する、何よりの証拠といっても過言ではないのかもしれない。 星稜高校(石川)時代には、9回裏に8点差を逆転した夏の県大会決勝戦(対小松大谷)で2ランホームランを放ってもいる岩下。痺れる場面にも臆することのないその豪胆さで、これからの未来を切り開いていってほしいところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年07月25日 11時30分
4連敗のオリックス、借金生活突入に福良監督「ズルズルいくわけにはいかない!」
オリックス 1-7 埼玉西武▽24日 12回戦 オリックス4勝7敗1分けメットライフドーム 観衆 15,990人 怪我人が続出する中、何とか踏ん張って貯金生活を維持していたオリックス・バファローズ。しかし、20日からの千葉ロッテ(ZOZOマリン)で3連敗を喫したことで、借金が「0」になり、勝率が5割に。24日からは首位・西武と、27日からは2位・日本ハムとそれぞれビジターで3連戦(計6連戦)に突入。移動日はあったが、ZOZOマリンからの9試合は厳しいロード。連日の猛暑により、マリンとメットライフのグラウンドは半端ない暑さとなっており、練習を終えた選手たちからは「暑い」「ヤバイ」といった声が多く聞かれていた。 連敗を止めるべく、カード頭の先発に復帰した“エース”金子千尋は3回、メヒアに7号2ランを浴びると、4回には外崎修汰の内野ゴロの間に1点。さらに7回、この日2打数2安打と打たれていた森友哉に10号2ランを打たれてしまい6回1/3を投げて、8安打5失点でKO。打線も西武の先発、多和田真三郎を前にこの日昇格し、2番でスタメン起用された宮崎祐樹が6回に3号ソロを放つも、散発の5安打でこの1点止まり。金子は(4勝)6敗目。オリックスは、6月1日以来の借金生活突入となる。 試合後、福良監督は「金子は悪くなかったと思うけどね。きょうはボールは良かったと思う。辛抱できなかった。野手が打ってあげないと。もうちょっと打ってほしいですね。(怪我人が離脱していることは)チャンスですからね」と金子のピッチングを評価する一方、打線に関しては奮起を促した。さらに、借金生活に突入したことを伝えられると、「明日からやっていくしかない。踏ん張っていかないと。ズルズルいくわけにはいかないから」と前を向いた。 この日勝てば自身の勝率も5割になった金子は「援護というか、先に点を取られてしまっていますから。2本ホームランを打たれてしまっている。意識しすぎてランナーを溜めてもいけないですけど、だからといってホームランを打たれてもいけないので」と険しい表情で自身の投球を振り返り、「きょうは何としても勝ちたかった。申し訳ない気持ち」と悔しさを口にし、バスに乗り込んだ。 今年のオリックスはズルズルいかない安心感のようなものが芽生え始めていたが、4月5日からの5連敗以来となる大型連敗、しかもAクラス争いを繰り広げているこの時期の連敗は、ここ数年見られてきた「ズルズルいく」最大の危機かもしれない。まずは25日の試合で、連敗ストッパーと借金返済の仕事を予告先発のディクソンに託す。文・取材・写真 / どら増田、垪和さえ
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スポーツ 2018年07月25日 06時00分
女子バレー、監督・中田久美も元日本代表・大山加奈も絶賛する“若手選手”に注目
元バレーボール選手の大山加奈が24日、TBSの『2018世界バレー女子大会』公式サイト内のブログを更新。「2年後の今日、東京オリンピック開幕!」というタイトルで、この2年が選手たちにとって“勝負”になると現役選手を激励した。自身の公式ブログでも、バレーボール関連のイベント報告などを行っている。 大山と言えば、バレーボールの名門校である下北沢成徳高校出身。在学中の2001年に全日本代表に初選出され、翌年2002年に代表デビューを飾った。さらに2003年のワールドカップでは、大山と同じ19歳だった栗原恵と“メグカナ”の愛称で人気を集めた。2010年に現役を引退して以降は、解説者やコメンテーターとしても活躍している。 そんな大山は、6月3日の投稿で“期待している選手”について言及。その選手とは、大山と同じ下北沢成徳高校出身の黒後愛だった。春の高校バレーで2連覇、さらに2年連続でMVPを獲得するなど、“ポスト・木村沙織”と言われる選手である。バレーボール全日本女子監督の中田久美も、4月に開かれた会見で、新エースとして黒後の名前を挙げていた。今、最も注目されている選手ということだろうか。 しかし、黒後への期待は今に始まったことではない。というのも、将来が期待されるスポーツ選手を応援するドキュメンタリー番組『ミライ☆モンスター』(フジテレビ系)で、黒後は過去に4回も特集されているのだ。春の高校バレーで2連覇を果たす前から、すでに注目されていたことになる。そんな黒後のインスタグラムには「黒後選手を番組で見てからバレーボールを始めました。今私はバレー部のキャプテンです」「バレー部の娘とミライモンスターを毎回見ていました。愛ちゃんの今後の活躍が楽しみ」といったコメントが多く見受けられる。同番組で黒後の存在を知った人も多かったようだ。 来月8月には“アジア版オリンピック”とも称されるアジア大会、そして9月には世界バレー女子大会が開催される。黒後はパワフルなスパイクを得意としているが、中田監督は、21日の『Volleyball Channel』(BSフジ)のインタビューで「世界のトップレベルでは、パワーだけでは通用しない。そのパワーをテクニックにどう生かしていくのかが、黒後のこれからの課題」と辛口コメントを残している。これも2年後の東京オリンピックを見据えてのことだろう。この夏、エースの最有力候補と言われる黒後から目が離せない。記事内の引用についてTBS公式サイト内「パワフルカナのLOVE世界バレー」よりhttp://www.tbs.co.jp/sebare/ooyama_blog/o54.html
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スポーツ 2018年07月24日 21時15分
新日本G1、Aブロック序盤はオカダが笑顔の巻き返し!みのるが連勝のジェイを制裁!
新日本プロレス真夏の最強決定戦『G1クライマックス28』は、序盤の7大会を終えた。各地で札止め、満員を連発し、会場は活気に満ちあふれている。 Aブロックは各選手が4試合を消化し、棚橋弘至、ジェイ・ホワイト、EVILの3選手が3勝1敗でトップに。真壁刀義、マイケル・エルガン、オカダ・カズチカ、鈴木みのるが2勝2敗で追う展開だ。期待のYOSHI-HASHI、ハングマン・ペイジは善戦しているが、1勝3敗と厳しい闘い。バレットクラブOGのバッドラック・ファレは1勝3敗。ファレはユニットを立ち上げた当時に原点回帰し、反則を繰り返して、優勝候補のオカダからは白星を挙げるなど優勝より存在感をアピールすることを優先させている。3つの負けはいずれも反則負けであることから、Aブロック唯一の厄介者と化している。 思わぬ連敗スタートで心配されたオカダだが、同門のジェイに敗れた翌日は、反則暴走で負けたことについて「同じユニットだから許す」と発言。セコンドの介入でファレに敗れた後も「どんな勝ち方だろうが負けは負け。こっからしっかり勝って、勝って、勝って勝って勝って勝って勝って、何回勝つか?ずっと勝って、とりあえず笑顔で!」と前向きだった。 オカダは今回のG1のテーマに「笑顔」を掲げている。これまでの豪華なガウンではなく、外道とともにかわいいイラストが描かれたTシャツを着て、風船を持ちながら笑顔で入場し続けている。髪の色も金から赤に変わった。現在は色が抜けてピンク系。今年の1.4東京ドーム大会で「自分自身も変化をしないとつまらない」とタイツをパンタロンに変えて以来の大イメージチェンジを果たした。 オカダはペイジ戦で連勝を止めると、続く真壁にも勝利し勝率を5割に戻した。リング上では珍しく「何も話すことはない」とかつての天龍源一郎さんのような発言をしてファンを驚かせた。ただ、インタビューブースでは「『頭がおかしくなって終わり』って言われたくないですから。風船持って遊んでるだけ、そんなふうに思われたくないからね。風船持って、遊んで、頭おかしくなって、勝って、カッコよくて、優勝します」とイメチェンへの批判を受け止めつつ、優勝宣言した。 たび重なる反則や暴走ファイトで、開幕からオカダ、棚橋、エルガンを相手に3連勝したジェイだが、鈴木みのるには“高校デビュー”ならぬ“G1デビュー”したジェイのヒールファイトは通じなかったようだ。ジェイはそれまでの3戦のように序盤から場外の鉄柵や、リングのエプロンに叩きつける荒々しい攻撃で、主導権を握ろうとした。しかし、リングに戻るとみのるの関節技地獄に捕まり、動きを止められてしまう。みのるの執拗な関節技や打撃により、G1では初めてジェイの弱い部分を露呈してしまった。 最後はジェイが急所を殴ろうとしたところを、鈴木が両手でブロック。ジェイの顔面に強烈なエルボーを放つと、一気にゴッチ式パイルドライバーを炸裂させ、3カウントを奪取。わずか10分でジェイの連勝を止めて見せた。 試合後、みのるは「貴様はな、やっと一人で歩き始めた小僧にしか過ぎないんだよ。誰にケンカ売ってんだよ。そのお前のスイッチブレードとやらで喉を掻っ切ることか?後ろから仲間を襲うことか?違うよ」とジェイを諭した。さらに胸を叩きながら「本物のケンカは何に対してでも折れないここだ!ここ!貴様なんかにな、オレが折られてたまるか」とジェイを叱咤した。 みのるも、棚橋、真壁を相手に連敗していただけに、YOSHI-HASHIに続いて、大物食いをしてきたジェイに勝って勝率を5割に戻せたのは大きい。一方のジェイはこれで勢いが止まるのか?次回は27日の浜松大会でYOSHI-HASHIと対戦する。 首位の棚橋はジェイに敗れたものの「過去は変えられない!ここ何年か、ずっとパッとしなかった棚橋も変えられない!ならばどうする?最高の今を見せてやるよ!」と気持ちを切り替えた。ペイジには完勝したが「オレに預けろよ」とペイジの実力を評価し、ペイジも「棚橋とは友好的な試合がしたかった」と試合後に述べている。棚橋は開幕戦で膝を痛めつけられたものの、みのるに勝っているのが大きい。27日の浜松大会では真壁と対戦する。 Aブロックの不気味な存在はやはりEVILだろう。EVILは開幕戦ではエルガンに力負けしてしまったが、その後はYOSHI-HASHI、真壁に連勝。ファレ戦は反則勝ちを収めて3連勝を収めている。因縁の棚橋とは8.2大阪大会、オカダとは8.5福岡大会で、ジェイとは8.10日本武道館大会でそれぞれ対戦する。この3試合を勝ち越せるかどうかが鍵になりそうだ。27日の浜松大会では、この日が誕生日のペイジとの対戦が組まれており、足もとを救われないよう気をつけなければならない。療養中の盟友、高橋ヒロムの思いも背負って参戦しているだけに、決勝進出を目指すEVILにとって負けられる試合はひとつもない。 7.27浜松、7.30高松、8.2福岡、8.5大阪の中盤戦は、どんなドラマが待ち受けているのだろうか?取材をしていて驚いたのだが、イメチェンしたオカダは棚橋よりも明るさを放っていた。そして何よりあか抜けていたのがとても印象的で、今年のG1は絶対王者時代とは違う形で勝負してやろうという気概を感じた。笑顔のオカダは一度見ておいたほうがいいと思う。取材・文 / どら増田写真 / 舩橋諄
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スポーツ 2018年07月24日 17時30分
同時日本一なら史上初?共に首位を走るカープとサンフレッチェ
共に広島県を本拠地とするチームである、プロ野球・広島東洋カープとサッカーJ1・サンフレッチェ広島。どちらのチームも近年複数回の優勝を飾るなど実績を残しているが、今シーズンも現時点ではそれぞれ好調な戦いぶりを展開している。 20日から22日にかけて行われた2位巨人との3連戦を全勝し、ゲーム差を8にまで広げた広島。2位以下の追撃を難なく跳ね返し続けるなど、独走態勢は揺るぎなく、早ければ27日にも球団史上最速となる優勝マジックが点灯する可能性も出てきた。 他5球団を圧倒する広島の戦いに、ネット上では早くも白旗を挙げる人も少なくない。現在チームはセ・リーグ2連覇中だが、その数字が“3”となる可能性は日に日に大きくなっているようだ。 カープに負けじと、こちらも首位を走っているのがサンフレッチェ広島。22日に行われた最下位名古屋グランパスとの一戦では、痛い引き分けを喫したものの、それでも2位のFC東京とは勝ち点差7がついている。降格スレスレの15位となった昨シーズンの悔しさを晴らすため、今後も着実に勝ち点を積んでいきたいところだろう。 仮にこのまま首位を守り切ると、カープは3年連続9回目の、そして、サンフレッチェは2015年以来3年ぶり4回目のリーグ優勝となる。また、同じ県を本拠地とするプロ野球・サッカーのチームが同時優勝するとなれば、2010年の中日・名古屋グランパス以来史上2度目の例となる。 ちなみに、プロ野球側の優勝を「リーグ優勝」ではなく「日本一」と捉えた場合、前述の例は対象外となる(中日が日本シリーズでロッテに敗れたため)。つまり、広島がここ2年惜しくも逃している日本一を手中に収めることができれば、晴れて史上初の快挙が成し遂げられることにもなるのだ。 先の「平成30年7月豪雨」では県内各地に甚大な被害が発生するなど、予期せぬ天災に見舞われた広島県。その土地の名を冠する2チームは、県民に勇気と感動をもたらす栄冠を勝ち取ることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年07月24日 17時20分
勝ち星・内容で高いハードル 9月場所の御嶽海が臨む大関取り
13勝2敗の成績を残し、大相撲7月場所を制した関脇御嶽海。3横綱1大関が休場という“追い風”を、見事に生かし切った形となった。また、躍進を遂げた今場所の成績を受けて、複数メディアからは次の場所である9月場所が大関取りの場所となるということも報じられている。 5月場所後の栃ノ心以来となる新大関誕生となれば、好角家たちにとっては喜ばしい出来事となることは間違いない。また、他の力士たちにも、非常に大きな刺激がもたらされることだろう。しかし、これがそう簡単な話ではないこともまた事実だ。 「三役直近3場所で33勝」という、大関昇進の大まかな目安。これを額面通りに捉えるならば、5月場所で9勝、7月場所で13勝を挙げている御嶽海には、来場所11個の白星が求められることになる。ただ、御嶽海が三役で2ケタ以上の白星を挙げたのは今回が初めてで、三役以外幕内を合計しても2ケタ以上は今回を含めて17場所中5場所だけ。また、目安をクリアする11勝以上となると、その数は3場所とさらに減少、確率にすると約17.6%となる。これだけを見ても、昇進への道のりが容易ではないことが大いに伺える。 加えて、前述の報道の中では、昇進を判断する阿武松審判部長が相撲内容も重視する意向であるということも合わせて伝えられている。冒頭でも触れたが、今場所は上位陣に休場が相次いだということが大きな理由だろう。 8場所連続休場中である横綱稀勢の里の出処進退は不明だが、恐らく白鵬・鶴竜の2横綱、そして、昇進早々カド番となる大関栃ノ心は9月場所で土俵に戻って来る。この3人に対する御嶽海の過去の対戦成績は、白鵬に2勝6敗(2017年3月場所の不戦勝を含む)、鶴竜に3勝4敗、そして、栃ノ心に2勝5敗。内容面で好印象を植え付けるには、こうした分の悪さも覆さなくてはならない。 勝ち星・内容で高いハードルが課せられている御嶽海の大関取り。気鋭の25歳は、この難題にどのような答えを出すことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年07月24日 11時50分
登坂絵莉「東京2020で2連覇目指す」 松島幸太朗らと五輪への決意語る
登坂絵莉(レスリング)、松島幸太朗(ラグビー)が23日、都内で行われた「オメガ東京2020リミテッドエディションズ プレス向け発表会」に出席した。両選手は東京2020オリンピックに向けての決意や、スポンサーでもあるオメガに関連して時間と試合の関係について考えを発表。他に、本発表会には、松田丈志(競泳)、楢﨑智亜(スポーツクライミング)、小川航基(サッカー)も出席した。 前回リオ大会では、試合終了13秒前に勝利を決定づける技を打ち出した登坂。司会者は「試合中に時間は気になるものか」と質問を投げかけた。前回大会を振り返りながら登坂は、「時間は気にしながら試合をしています。あのとき最後に時間を見たのは、残り40秒くらいだったのかな……それからは無我夢中で記憶がない。一つ取れれば勝てる状況だったので、絶対に取ってやるという気持ちだった」と語る。その結果、手にしたのが前回大会は金メダルだったが、金メダルを取って人生は変わったか聞かれると、「変わったのかな、変わったと思います」と戸惑いながら、最も変わった変化については「会いたい人に会えた」と告白。歌手の西野カナと出会えたことが変化だと語った。 故障していた時期について聞かれた登坂は「いつか復活してやる」という気持ちで挑んだことを語り、今も東京2020に向けて努力していることを明かす。レスリングは残り1年ほどで代表選手が決まることに触れ、2020年で2連覇を目指すと力強く語った。 同じく東京2020に寄せる思いを聞かれた松島は「オリンピック種目なので、楽しみの1つ」と語り、2019年に控えたラグビーワールドカップではベスト8位に入るという目標を明かした。「前回大会も惜しい試合だったので、最後の部分で勝ち切れるようになりたい」と、前のめりに気持ちを語った。
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スポーツ 2018年07月24日 06時10分
【DeNA】苦手タイガースにまたも負け越しも…期待したい強力打線復活!
☆理想のスタメン ここまで3勝8敗と大きく負け越している、苦手タイガースとの3連戦。しかし、ベイスターズには待望のホセ・ロペスが帰ってきた。ミスターJulyの桑原将志は絶好調で、筒香嘉智も暑くなるにつれ調子を上げて来た。ラミレス監督も「理想に近いオーダー」と自信のコメントを口にするなど、期待の大きいホームでの三連戦。先発投手陣も東克樹、石田健大、今永昇太の左腕3枚を立て、一気に上昇気流に乗りたいところだった。☆またも負け越し 金曜日の初戦、6月30日以来の登板のルーキー東が、初回に北條に被弾し先取点を許す。しかし、その後はブランクを感じさせないピッチングを披露。6回1アウトを取った時点で、左手人差し指の皮が剥け無念の降板も、被安打2、失点は初回のみの上々のピッチングを披露した。打線は初回、いきなり桑原の先頭打者ホームランで追いつくと、2回にはデッドボール、送りバントから連続タイムリー。盗塁を絡め、再び連続タイムリーと、往年のマシンガン打線を彷彿とさせる攻撃で、4点をもぎ取り試合の主導権を握った。7月に入り絶好調の桑原は、サイクルヒットを達成し、試合は10-3の大勝。大事な初戦を理想的な形で勝利した。 土曜日は前日から復帰のロペスが活躍。1点ビハインドの2回、筒香をランナーに置いて、レフトスタンドへ逆転のツーランホームランを放ち、試合をひっくり返す。しかし、先発石田がピリッとせず、特にベイスターズ戦では深い眠りに付いていたロサリオに2被弾。復帰の糸井にはライトスタンドへ弾丸のスリーランを許し、3回を被安打7、6失点と炎上。被ホームランはリーグワーストの15本となってしまった。打線はネフタリ・ソトのホームランと、桑原、筒香のタイムリーで3点は返したものの、5-7で敗戦。前日の勢いに乗る事が出来ず、後味の悪い敗戦を喫してしまった。 日曜日は前回7回2失点と、復調気配の今永が先発。しかし、この日は初回から制球が安定せず、2フォアボールを与えた後にタイムリーと、苦しい立ち上がり。その後も立ち直る気配を感じさせず、2回にはナバーロに、3回にはロサリオにホームランを打たれ、3回を被安打7、5失点で降板。前日の石田と同じような形で炎上してしまった。打線は今季4戦全敗の天敵メッセンジャー対策として、セカンド・ソト、ライト・梶谷を起用した超攻撃型打線で挑んだ。1点ビハインドの初回にソトが同点弾を叩き込み、策がハマったかのように見えたが、大量得点を得たメッセンジャーは7回を3安打、89球で2失点にまとめる余裕の投球。代わった高橋、谷川から5点を奪ったが、7-11で悔しい敗戦を喫した。☆打線に期待 この3連戦は残念ながら負け越してしまったが、ロペスの帰ってきた打線は明らかに迫力が増した。リードオフマン桑原も打率3割に届きそうな勢いで、優良助っ人ソトの好調も心強い。指揮官から「前半戦のMVP」と評された宮崎敏郎のペースダウンは気掛かりだが、故障者続出だった交流戦時から比べれば、得点力は格段に上がっている。 ここまで強力リリーフ陣の踏ん張りで星を拾ってきたベイスターズ。先発左腕達が調子に乗れないのも誤算。だからこそ、夏場からの苦しい時期、今度は打撃陣がチームを勢いに乗せて行く番。宮崎、筒香、ロペスのクリーンアップトリオは全員打率3割超えでホームラン15本以上放っている。トレードで獲得した伊藤光も打てるキャッチャーだ。打線の爆発で、カープへのコンテンダーとなる。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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全日本プロレス 西村修が3冠王者・佐々木健介狩りを予告。“カメレオン作戦”を投入へ
2008年03月25日 15時00分
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スポーツ
全日本プロレス 昨年の覇者・武藤敬司に敷かれる包囲網
2008年03月25日 15時00分
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スポーツ
DREAM 桜庭和志がまたしてもミドル級GP参加回避を念押し
2008年03月25日 15時00分
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スポーツ
パンクラス ノヴァ・ウニオンの2戦士に重要任務発覚
2008年03月25日 15時00分
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スポーツ
ノア 川畑輝鎮が丸藤正道に反骨心むき出し
2008年03月25日 15時00分
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スポーツ
大日本プロレス シャドウWXがBJWデスマッチヘビー級王者の伊東竜二にファイヤーデスマッチを要求
2008年03月25日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 棚橋弘至が3冠奪取宣言。NJC優勝の裏に“神のお告げ”
2008年03月24日 15時00分
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スポーツ
ゼロワンMAX 田中将斗が至宝を懸け、新日本プロレス中西学を挑発
2008年03月24日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス チャンピオン中邑、棚橋に警戒感
2008年03月24日 15時00分
特集
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能
2025年06月01日 12時00分