スポーツ
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スポーツ 2018年07月27日 17時40分
連敗巨人はベテラン総動員!高橋監督が若手起用をためらう理由は…
6連敗。延長戦で救援陣が粘れず、首位広島とのゲーム差を「10」まで広げてしまった。試合後、巨人・高橋由伸監督(43)にある質問が集中した。「代打、阿部は何故?」――。 同点の延長10回裏、一死一、二塁とサヨナラ勝ちの好機を掴んだ。そこで打席がまわってきたのは「7月の打率は3割7分5厘」と絶好調の吉川尚だった。この日もすでに、2安打を放っている。だが、代打で送られたベテラン阿部は期待に応えられず、平凡なレフトフライ。そのまま、試合も落としてしまったのだ。「一時はなかなか安打が打てない時期があったが、また調子が戻ってきている。さらに日々、成長してほしい」“本心”は応えてくれなかった。 勝敗は結果論だ。代打失敗も結果論だから、采配を責めるつもりはないが、この選手起用に対し、別の見方をする関係者も少なくなかった。「過去2年と同じ。まだ取り戻せる時期ではあるが…」(プロ野球解説者) 過去2年、高橋監督は優勝の可能性がなくなった後もベテラン勢をフル稼働させ、クライマックスシリーズ出場に“全力投球”してきた。人気球団である以上、試合を捨てることはできない。だから、若手の育成が遅れたのだが、首位広島が独走態勢を固めつつある今、高橋監督は「若手をもっと登用するか、広島追撃のため、ベテランも駆り出しての総力戦」のどちらかを選択しなければならないのだ。「チームが勝っていれば、試合途中から若手を出して実戦経験を積ませることもできます。度胸の据わった指揮官なら、勢いのある若手をスタメン起用するケースもありますが、高橋監督はそのどちらでもありません」(前出・同) ベテランを総動員させ、CS進出が果たせなかった昨季、巨人に残ったのは虚しさだけだった。「ヒット1本でサヨナラ勝ちという、先の10回裏、2年目の吉川尚を打席に立たせて負けたほうが、傷口も小さかったかもしれない。まして、11回表に決勝点を奪われたのもベテランの上原でしたから」(ベテラン記者) チームが停滞している時期だからこそ、若手を使うべきという意見だ。 ある関係者によれば、二軍で好投している2年目の高田萌生(20)の一軍昇格案が検討されているという。「未完成な状態で一軍昇格させるよりも、二軍でもう少し鍛えてから一軍に」の声もあるそうだ。 こういう情報を聞かされると、総力戦に加えるべきではない若手もいるようだ。無理をさせて故障するようなことになれば、ここまで育ててきた二軍首脳陣もショックを受けることになる。「育成枠にいたマルティネス(25)を支配下登録しました。大砲タイプの彼の昇格は時間の問題ですが」(関係者) 先の関係者がこう続ける。「ファンは若手の起用には寛大です。巨人二軍には、期待が持てる若手が投打ともに少なくありません。敗戦の言い訳作りで若手が大量に一軍に送られることも考えられます」(前出・ベテラン記者) 若手に一軍戦を経験さけなければ、成長はない。かといって、無理をさせるのも宜しくない。高橋監督がベテランにこだわるのはこの辺に理由があると指摘する声も聞かれた。 若手起用を連敗脱出の突破口にするのならともかく、CS進出を失敗した敗戦理由にされたら、ファンも納得しないだろう。高橋監督は近々に広島追撃の態勢を整えなければ、昨季同様、また虚しさだけが残ってしまうだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年07月27日 17時30分
あぁ…オリックス、連夜のサヨナラ負けで今季最多6連敗!首位・西武と9.5ゲーム差
オリックス 1-2× 埼玉西武※延長10回▽25日 14回戦 オリックス4勝9敗1分けメットライフドーム 観衆 18,039人「チャンスはあったと思う」と福良監督が振り返っていたように、西武のエース菊池雄星から、2回、3回、4回と得点圏に進めてチャンスを作った。2回は無死1、3塁、4回は無死2塁から後続が凡退。7回まで西武打線を外崎修汰の12号ソロホームランの1失点と、10勝目を目指し好投を続けていた先発のアルバースを援護できなかった。 7回表には先頭の武田健吾が二塁打を放ち、チャンスを作ると、宮崎祐樹が送りバントで、1死3塁の大チャンス。ここで打席に立った若月健矢は、強く叩きつけるショートゴロを打つも、武田の代走・小島脩平はバックホームせず。結果的に、続く大城滉二がアルバースの好投に応えるため「とにかく気持ちで打ちました」というセンター前へ同点となるタイムリーが出たから良かったものの、この采配については疑問が残ったので、試合後、指揮官に質問すると「あそこは若月と大城の2人で行くということでしたので(小島はいかなかった)」と話し、ゴロゴーのサインではなかったことを明らかにした。 この日は“オリの神童”山本由伸が、アルバースの後を受けて初めて回の途中、2死1、2塁の場面から登板。ブルペンでは「浅村(栄斗)さんに合わせていた」と予め言われていたそうで、注文通り浅村をサードフライで打ち取り、ピンチを凌いだ。9回は吉田一将が46試合目の登板も3人で打ち取り、今シーズン13度目の延長戦へ。ここで前日に回またぎをした上でサヨナラ打を打たれた“新守護神”増井浩俊を連投させたが、先頭の中村剛也にヒットを打たれると、送りバントで1死2塁のピンチを招き、代打の森友哉にサヨナラ2塁打を許し、連夜のサヨナラ負けとなってしまった。 「これだけ延長が多かったら仕方がない。常に厳しい場面で投げているわけですから、もうちょっと楽な場面で投げさせてあげないと…(増井は)きのうよりは良かった。信頼は変わらない」 指揮官は、連夜のサヨナラ打を許した“新守護神”をかばった。増井も「あそこまで持って行かれてますからね。もっと低めに投げないと。(制球は)昨日より良かったと思います」と課題を挙げつつ、前日よりも制球が良かったことを明らかにしている。 しかし、今シーズン初の6連敗。借金は「3」、首位・西武とのゲーム差は9.5まで広がってしまった。最後は、報道陣から聞かれる前に、自ら「何とか取りにいかないとですね」と切り出し、27日からの2位・日本ハムとの札幌3連戦での巻き返しを誓ったが、中継ぎ陣の疲労はピークを迎えており、この3連戦では、野手も試合後にアイシングをしながらメットライフドームの長い階段を登る姿が見られた。 「ピッチャーが頑張ってくれてるから、俺らが何とかしないと」 これは帰りの階段で後藤駿太から出た言葉。夏の札幌決戦でズルズル行くのを止めて、ビジター9連戦(1日の移動日を挟む)を終えてもらいたい。文・取材・写真 / どら増田、垪和さえ
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スポーツ 2018年07月27日 17時20分
「めちゃくちゃいい笑顔!」阪神・ロサリオがベンチ内での2ショット写真を公開
阪神甲子園球場で26日に行われた阪神対広島の一戦。降雨により試合開始が1時間ほど遅れ、グラウンド整備を行う阪神園芸にも注目が集まる中、ベンチ内で意外な行動をとっていたのがウィリン・ロサリオだ。 雨が上がるのを待つ間、中継カメラが映し出した阪神側ベンチ。そこには、金本知憲監督を交え何やら自撮りに興じているロサリオの姿が。金本監督も笑顔とピースサインでこれに応じ、撮影後はロサリオにツッコミを入れるなどまんざらでもない様子で、非常に和やかな空気が画面からは伝わっていた。 その後、ロサリオは自身が開設しているツイッター、インスタグラムのアカウントでこの写真を公開。「雨が降っている間、金本監督と写真を撮りました」という旨の一文も添えられたこの1枚には、両者の笑顔がバッチリと写し出されていた。 ちなみに、インスタグラムの方では、チームメイトのエフレン・ナバーロと写った写真も合わせて公開されている。先ほどの写真と同様に、こちらも両者の笑顔が印象的な1枚に仕上がっている。 降りしきる雨がもたらした思わぬ“副産物”はなかなかの反響を呼んでいるようで、確認時点でツイッターでは「リツイート」が2239件、「いいね!」が5703件、そして、インスタグラムでは「いいね!」が5168件記録されている。また、ネット上にも「さっき自撮りしてたやつやん」、「めちゃくちゃいい笑顔!」、「素敵な写真ありがとう」といった声が寄せられている。 一方、中には「監督フレンドリーやね」、「インスタ女子みたいやな笑」、「こんな金本久々に見たぞ」と金本監督の姿に驚く人の声も。ファンにとっては、撮る側、撮られる側双方の姿が意外なものに映ったようだ。ただ、残念ながらその後の試合においては、ロサリオは3打数ノーヒットと快音を響かせることはできず、チームは3対9で敗戦した。ファンからすれば、試合前だけでなく試合後にも笑顔をもたらすような活躍をしてくれれば、言うこと無しであったことだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年07月26日 18時00分
阪神 夏の甲子園+豪雨災害+台風で悪魔の20連戦へ
ペナントレース後半戦のスタートは、宿敵・巨人との3連戦だった。「借金3」からの再スタートとなった金本阪神にとって負けられない戦いに変わりはないが、敵は相手チームだけではなかった。近年、例のない「20試合以上の連戦」を覚悟しなければならないのだ。 「球宴前の3連戦(7月9、10、11日)が中止となった時点で、阪神スタッフは右往左往していました。7月19日、セ・リーグの営業担当者が集まって話し合うことまではどうにか決まりましたが、阪神側が妙案を持っていたわけでもなければ、結論を先延ばししただけ。金本知憲監督(50)にとって致命的なダメージとなりそう」(在阪記者) 西日本一帯が記録的な豪雨に見舞われた。これを受けて8日のDeNA戦前、次カードを主催する広島球団から阪神に一報が入った。9日からの3連戦を中止にすると…。豪雨災害に伴う被災者の心情や交通事情を考慮したのだ。当然の判断ではあるが、今年の阪神は「天」にも見放されている。 前半戦、12球団でもっとも少ない74試合しか消化できなかった。雨天中止が続き、予定していた11試合が流れてしまったのだ。 「この11試合を10月初旬までに消化しなければなりません。8、9月は連戦に次ぐ連戦です」(同) 19日の担当者会議では、その11試合をどう消化させるかが話し合われた。妙案なんかない。他球団の移動休日に組み入れる以外、方法はないのだ。 「最悪、24連戦という計算でした(8日時点)。ここまで来ると、他球団も阪神サンに同情しています」(在京球団スタッフ) 他球団も譲歩するつもりでいたが、長期連戦は避けられない。クライマックスシリーズ、日本シリーズの日程もある。11月には日米野球も開催されるため、日程を遅らせたくない。 「8月は夏の甲子園大会で長期遠征となります。宿泊ホテルの快適さにより肉体的負担は昔ほどではないものの、9月に本格的な台風シーズンを迎えます。屋根のない甲子園は天候に左右されやすい。豪雨、甲子園大会、台風の三重苦ですが、営業的にダブルヘッダーはやりたくない。1枚のチケットで2試合分となれば、売上げは半分。お客を入れかえるとしても、短時間で混乱を起こさないようにするのは難しく、警備上の問題もあります」(同) 意地悪な言い方だが、このまま首位広島の独走を許した場合、阪神には「雨に負けた」の言い訳もできてしまう。金本監督は悩めるエースの藤浪晋太郎、若手投手らでローテーションを補充するつもりだが、リーグワーストの打線のテコ入れ策は持っていない。 ロサリオは完全に見放され、現有メンバーに喝を入れるだけ。チーム打率2割4分3厘はリーグワースト。救援投手への負担も大きい。 「ロサリオの不振でナバーロを緊急獲得したが、関連グッズは在庫の山。予算オーバーの収支は赤です。打たなくても『ロサリオを使え』が営業の本音」(在阪記者) 金本監督は長期連戦について「鍛えてきたから大丈夫」と言ったそうだが、勝負どころの9月に強行日程となれば、故障者も続出するだろう。 チームは崩壊寸前だ。
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スポーツ 2018年07月26日 17時30分
ロッテ藤岡貴裕と日本ハム岡大海のトレードが成立!トレード期限直前の電撃発表
千葉ロッテマリーンズの藤岡貴裕投手と、北海道日本ハムファイターズの岡大海外野手のトレードが成立した。26日、両球団が発表した。トレードや育成からの支配下登録を含む補強期限が今月の31日と迫っている中、パ・リーグで優勝、CS争いを展開している両チームが、知名度の高い選手同士のトレードを成立させたことは異例だ。両チームだけではなく、プロ野球ファンの多くが驚きを隠せないようで、ネット上ではこのニュースが大きな話題になっている。 藤岡は2011年に横浜(現DeNA)、楽天との3球団競合の末、ロッテに東洋大学から入団。即戦力左腕として1年目から順調なスタートを切ったが、その後なかなか勝ちきれず。2015年からは先発から中継ぎに転向するも、持ち味である150キロのストレートを活かすことができなかった。今シーズンはまだ一軍に昇格していないが、再生能力に定評のある日本ハムへの移籍はチャンスかもしれない。 藤岡は「正直、驚いています。ここまでの6年半、お世話になった千葉ロッテマリーンズには感謝をしています。新天地であるファイターズで新しい気持ちで頑張りたいと思います」と感謝。「様々な思い出がマリーンズではありますが一番印象に残っているのは長男が生まれた日に仙台で勝ち投手になれたことです。仙台ではプロ初登板、初勝利も挙げられましたし、色々と思い出が残っています」と振り返った。「千葉ロッテマリーンズファンの皆様には、いつもどんな時も大きな声援で後押しをしてもらったことに感謝をしています。皆様の応援を背に投げることが出来て、とても幸せでした。ファイターズで頑張ります。ありがとうございました」とロッテファンに感謝しつつ、新天地での活躍を誓った。 一方の岡大海は、2013年ドラフト3位で入団。1年目は開幕一軍の切符を勝ち取ったが、プロに入ってからの岡は長い間、怪我と戦っている印象が強い。今シーズンは、主に代打や代走で28試合に出場、打率.154、打点7、盗塁5の成績。昨日の楽天戦まで一軍登録されており、仙台遠征中のトレードは青天の霹靂だったことだろう。 岡も藤岡と同じくコメントを発表。「入団から5シーズン、故障が多く思うようにプレーできない時期もありましたが、ファンの皆様からの温かい声援が大きな支えになり、本当に有難うございました」と感謝した。「ファイターズでの一番の思い出は、2016年の日本一をフィールドの上で味わえたことです。チームメートや監督・コーチ、スタッフの方々にも本当に感謝しています。ファイターズという素晴らしいチームで野球ができたことは大きな財産です。今後はファイターズを相手に戦うことになりますが、自分らしさ出して精一杯頑張ってきます」とファイターズファンにメッセージを送った。 両選手とも背番号は未定。ロッテ球団は28日に岡の入団会見を開く予定だ。 他球団も駆け込みでトレードや選手獲得を続々と発表しており、両リーグとも団子状態から抜け出すためにあの手この手で補強を進めている。31日までまだ動きがある可能性は十分にある。文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年07月26日 17時10分
7.29RIZIN、浅倉カンナとRENAがメインで再戦!民意はどちらを推すのか?
29日にさいたまスーパーアリーナで開催する総合格闘技イベント『RIZIN.11』の全対戦カードと、試合順が決定した。メインイベントは浅倉カンナだ。昨年大晦日に同所で行われた女子スーパーアトム級トーナメントの決勝で、優勝大本命だったRENAを絞め落とし、大番狂わせで優勝している。5.6『RIZIN.10』福岡大会で、カンナの試合後に現れたRENAは、再戦を要望するも「RENAさんはその後試合をやっていない」とカンナは返事を保留した。 するとRENAはホームリングのシュートボクシングが主催する7.6『Girls S-cup』TDCホール大会のスペシャルワンマッチになんとMMAルールで参戦すると発表。ブラジルのエレイン“パンテラ”リアルと対戦した。しかし、エレインが契約体重をオーバーしたこの試合で、RENAは大苦戦。結果は3-0で判定勝ちを収めたが、カンナとの再戦に不安を残した。 試合後、マイクを持ったRENAは「復帰戦、スカッと勝ちたかったですけど、初めて判定までいきました。明日から死に物狂いで練習して29日に向かっていきます!」と述べていたが、RENAにとっては課題が見つかり、カンナ戦に向けて収穫を得たようだ。 『RIZIN.11』のカード発表会見で、榊原信行RIZIN実行委員長は「ジョシカク(女子格闘技)の将来を左右する重要なカード」として、同カードをメインイベントにする意向を示していたが、このたび、正式にメインイベントで行うことが決定した。フジテレビ系列で全国中継も決定。今回も一部の試合を生中継する予定だ。大晦日の一戦を機にカンナの世間的な知名度は一気に増した。榊原委員長の名言“ハートウオーミング”交際を報じられた良き相方、“神童”那須川天心(今大会はロッタン戦のダメージが癒えず欠場)の存在もある。昨年の大晦日から、ジョシカクの風はカンナに吹き続けている。 「絶対に負けられない一戦。楽しんで頑張りたい」 カンナに意気込みを聞くと、“誰か”の大一番前と似たような発言が聞かれた。続けて「もう一回勝って、もっと上に行きたいですね」とさらなる高みを目指す考えを示した。本人は「そうですか?うれしいです」とおどけていたが、今年のカンナを見ていると、昨年には見られなかったオーラが感じられるようになった。RENAとは別の意味で「私もカンナちゃんみたいになりたい」という子供たちや学生が増えていると思う。女子のスポーツ競技において、若い同姓のファンを増やすことは競技人口の増加に繋がる。 榊原委員長が話していたように、そういう意味でもこの一戦は「ジョシカクの未来」を左右する大一番になるのは間違いない。勝敗も気になるが、観衆がどちらの選手を推すのかも重要なテーマになってくるだろう。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年07月26日 15時00分
【DeNA】浜口遥大が待望の初白星!指揮官期待のキーマンが連敗ストッパーに!
⚫中日ドラゴンズ3-4横浜DeNAベイスターズ◯<ナゴヤドーム>☆10度目の正直 ベイスターズ期待の2年目左腕が、10度目にして待望の初勝利を挙げた。初回にロペスのタイムリーで1点をプレゼントされるも、先発浜口遥大は立ち上がりからランナーを許す苦しいピッチングで、2回には昨年新人王を争った京田に逆転打を浴びてしまう。その後も毎回ランナーを背負うも粘り強く投げ抜き、6回を100球ジャスト、被安打7、3フォアボールでお役御免。その後リリーフ陣の踏ん張りで、嬉しい今季初白星を手に入れた。☆二年目のジンクス ラミレス監督も語っていた「難しい2年目」。いきなり10勝を挙げたルーキーイヤーを超えるべく、自主トレでは高速スライダーや、解禁された2段モーションを試すなど、準備は怠っていなかった。しかし、キャンプ中に発症した左肩違和感から歯車が狂い始め、戦列復帰は5月12日までずれ込んだ。及第点のピッチングはするものの、勝ち星からは見放され続けた。7月1日のカープ戦では、連続押し出しの記録を残してしまいファーム行きを命じられると、7月9日には専属キャッチャーの高城俊人がオリックスにトレードのニュースも飛び込んでくる。2年目のジンクスとは言えぬ、予期せぬ事が立て続けに起こった。☆指揮官、そして周囲の期待 指揮官から「後半戦のキーマン」と指名された浜口。ワインドアップを取り入れ、高速スライダーも有効利用し、プロ初勝利を挙げたナゴヤドームで、やっと今季初白星をゲットした。思えば、今季キャップのデザイン変更された際のモデルも浜口。横浜駅には特大ポスターがお目見えした。スローガンの"VICTRY is within US"も、浜口の日本シリーズのあわやノーヒットノーランの好投からインスピレーションされたものだった。 石田、今永、井納が序盤に崩れ、嫌な形での3連敗。チーム今季最大借金7の状況での連敗ストッパーとなった浜口。東も左指の負傷の為一旦抹消され、先発陣は苦しい状態。日本シリーズでチームに息を吹き返させた爆発力を持った左腕が、苦しい夏場にやっと"開幕"した。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年07月26日 12時40分
「相撲ダメだな」元横綱朝青龍、横綱全員不在の7月場所に“物言い” SNSでは賛否
名横綱の目には、どこか物足りなく映ったのだろうか。 8日から22日にかけて行われた大相撲7月場所。関脇御嶽海の初優勝で幕を閉じたこの場所に、ツイッターで“物言い”をつけたのが元横綱朝青龍のドルゴスレン・ダグワドルジ氏だ。 千秋楽から2日後の24日に、「名古屋場所優勝誰!?」という質問ツイートを投稿したダグワドルジ氏。多くの人がコメント欄に御嶽海が優勝した旨を書き込んでいたため、恐らく質問の答えは瞬時に判明したことだろう。 しかし、その後朝青龍氏は「えーありえない!!」、「相撲ダメだな!!」というツイートを連投。今場所の結果について、納得のいかない部分があったということを伺わせている。 ダグワドルジ氏の一連のツイートに対し、コメント欄には「何があり得ないんですか?」、「御嶽海頑張ってましたよ」、「なんで後輩の活躍を素直に喜べないのか」といった反発の声が寄せられている。一方、中には「まあ気持ちもわかりますよ」、「横綱が誰もいなくて…」、「豪栄道・高安にはもうちょっと頑張って欲しかったですね」と一定の理解を示すコメントも見受けられた。 改めて説明するまでもないとは思うが、今場所は白鵬(4日目から)、鶴竜(6日目から)、稀勢の里(初日から)の3横綱が揃って休場。横綱不在は2006年夏場所以来12年ぶり、3横綱不在となると1999年春場所以来19年ぶりとなる異常事態であった。 加えて、場所前最大の注目力士であった新大関栃ノ心も、7日目から無念の休場。さらに、本来ならば休場者に代わって優勝争いを牽引すべきだった豪栄道(10勝5敗)、高安(9勝6敗)の2大関も、共にカド番を脱出するのが精一杯。こうした状況を考えると、ダグワドルジ氏が疑問を持つのも致し方ない部分があるのかもしれない。 全ての力士に万全の状態でいてほしいという思いは、恐らくダグワドルジ氏もファンも同じ。次の9月場所では、全員揃い踏みの熱戦を切に願いたいところだ。文 / 柴田雅人記事内の引用ツイートについてAsashoryu第68代横綱朝青龍の公式Twitterよりhttps://twitter.com/Asashoryu
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スポーツ 2018年07月26日 11時35分
W杯の影響がこんなところにも?初訪日のドイツ外相がまさかの「ハンパナイ」
閉幕から早くも10日あまりが過ぎた2018ロシアW杯。ベスト16入りを果たした日本代表の戦いは各方面で話題を集めたが、その影響は意外なところにも及んでいたようだ。 25日、日本を初めて訪問したドイツのハイコ・マース外務大臣。午前10時頃の到着以降、河野太郎外務大臣との会談や増上寺の訪問などのスケジュールをこなし、その後、政策研究大学院大学での講演に臨んだ。 先の「平成30年7月豪雨」へのお見舞いから、講演をスタートさせたマース外相。その後は当然、政治・外交面について話が及ぶのかと思いきや、話題は先のロシアW杯へ。日本代表へ賛辞を述べた後、最後にマース外相が口にしたのが「ハンパナイ」という単語であった。 高校時代の大迫勇也の活躍に、端を発したフレーズである「大迫半端ないって」。大会期間中に多くの日本国民に認知されたこの言葉は海をも超えたようで、マース外相も「大迫勇也選手のおかげで、私たちは新しい表現を覚えました」と述べている。 もちろん、「ハンパナイ」以降のマース外相は、両国間の関係や世界情勢について至って真面目に講演を行っている。ただ、サッカーとはおおよそ無縁の場におけるこの発言は“まさか”であったようで、ネット上には「どこまでいくんだこのセリフ」、「おもしろい人だな」、「これがサッカー外交か」といった驚きの声が寄せられている。 また、今回の講演について報じているNHKニュースの公式ツイッターは、発言部分を個別にピックアップした記事も公開している。既に全日程を終えて機上の人となっているマース外相だが、色々な意味で半端ない反響を呼ぶ初訪日となったようだ。 ちなみに、マース外相による今回の講演全文及びに訪問中の足取りは、ドイツ大使館の公式ツイッターが「#マースでございマース」というユーモラスなハッシュタグの元、逐一ツイートを投稿してくれている。もし、「ハンパナイ」発言でマース外相に興味を持たれた方がいたら、そちらもチェックされてみてはいかがだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年07月25日 18時30分
新日本G1、Bブロック飯伏の連勝を止めた“日大レスリング部出身”矢野の悪質タックル!
新日本プロレス真夏の最強決定戦『G1クライマックス28』は、序盤の7大会を終え、Bブロックは各選手が3試合を消化した。IWGPヘビー級王者ケニー・オメガが唯一の3連勝で単独トップに立つ。石井智宏、飯伏幸太、内藤哲也、SANADAが2勝1敗で続き、NEVER無差別級王者の後藤洋央紀、矢野通、タマ・トンガ、ザック・セイバーJr.が1勝2敗。IWGP USヘビー級王者のジュース・ロビンソンはまさかの3連敗で、残り試合は一つも落とせない状況だ。 首位を走るケニーは、昨年、一昨年のG1決勝で対戦した内藤、後藤を相手にそれぞれ充実した内容で勝利。7.21後楽園大会で行われた3戦目は、タマ・トンガが相手だった。 タマはアメリカ・サンフランシスコ大会で再び一つになりかけていたバレットクラブから造反。弟のタンガ・ロア、父のキング・ハクとともに、オリジナルメンバーの魂を持つ「バレットクラブOG」を結成したのだ。バッドラック・ファレも合流し、タマはBブロックで、ファレはAブロックで、それぞれ暴れている。2人は勝負度外視で存在感をアピールしようと反則負けの山を築く。ケニーは残るメンバーとバレットクラブELITEを率いることになったが「バレットクラブのことをハッキリさせようじゃないか」とタマ戦をバレットクラブの「清算試合」と位置づけていた。 しかし、タマにそんな気持ちはさらさらない。というより、ケニーよりも切り替えができているのだろう。この日もロア、ファレを介入させるなど反則三昧で試合をぶち壊し、反則負けを喫した。試合後もケニーへの攻撃をやめない3人に対して、ハングマン・ペイジ、チェーズ・オーエンズ、そして飯伏が救出に入り、OG勢を蹴散らした。 試合後、タマは「俺たちはこれで元に戻った。俺たちこそがバレットクラブだ。俺にはこの問題を正す責任があった」と改めてケニーらと決別すると宣言。ケニーも「俺はここにいるボーイズを連れて、俺のユニットを大事にしていく」と気持ちを整理したようだ。 矢野はリングアナに「日大レスリング部出身」とわざわざ言わせておきながら、最初の2試合は「クリーンファイト」に徹し、日大のイメージアップ貢献に向けて、ラフファイトを封印していた(というより、させてもらえなかった)が、結局2連敗スタートとなった。初戦では石井に急所蹴りを食らい、敗れるなど本末転倒な展開が続いていた。 しかし、3戦目は違った。「勝たなきゃ意味がない!勝ちしか意味がないんだよ!相手をぶっ壊してでもな、勝たなきゃ意味ねーんだよ!俺はそうやって教わったんだ、バカヤロー!」と戦前に本音をチラつかせながら臨んだ相手は2連勝中の飯伏幸太だった。この日の矢野は試合中、観客に「やってられねーんだよ」と悪態をつくなど、普段の矢野に戻っていた。最後は飯伏の攻撃をくぐり抜けた矢野が急所を殴り、飯伏が無防備になると、なんと矢野は背後から“悪質タックル”を炸裂させ、ひるんだ飯伏を丸め込んで3カウントを奪取。飯伏の連勝を止めるとともに、念願の公式戦初勝利をゲットしている。 試合後、インタビューブースに現れた矢野は「俺は、アマチュアレスリング、及び、日大精神を忘れてないはずだ。忘れてないんだ! 忘れてないんだ!」と叫んだ。2戦目までは保身に走っていたが、今後も悪質タックルを使う可能性は十分考えられる。敗れた飯伏は「矢野さんの罠にハマりましたね。あれはタックルだったんですか?背後からのタックル、ありなんですか?」と報道陣に逆質問。「プロレスならアリ」と伝えられると「じゃあ、完敗ですね。矢野さんのスタイル的に完勝ですね。またやります。リベンジ、リベンジ」と股間を押さえながら控室に入っていった。 その他の試合では、SANADAが真田聖也名義の時代に得意としていた回転足折り固めをザックに決めて2連勝。内藤は、パートナー不在時に“組まされていた”ジュースを相手に完勝。後藤と石井のCHAOS同門対決は、大激戦の末、垂直落下式ブレーンバスターで石井が勝利した。試合後は2人とも話せる状態ではなく、ノーコメントで控室に向かった。 BブロックはAブロックに比べると今後の展開は予想がつかない。この後は、7.26新潟、7.28愛知、8.1鹿児島、8.4大阪と続く。中盤戦で誰かが突き抜けるのか?猛暑の中、序盤から激戦が続いているだけに、選手のコンディションも心配されるが、地方のファンにもG1の熱波を届けてもらいたい。取材・文 / どら増田写真 / 舩橋諄
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2008年04月02日 15時00分
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DREAM 山本“KID”徳郁が年内王者宣言
2008年03月31日 15時00分
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スポーツ
ドラディション マット界再編へ一気に加速! 藤波辰爾がウルティモ・ドラゴンのレジェンド入りに向けて触手
2008年03月31日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 3・30東京・後楽園ホール大会のIWGPヘビー級王者・中邑真輔VSNJC覇者・棚橋弘至のタイトルマッチを永田裕志、菅林直樹社長がぶった斬る
2008年03月29日 15時00分
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スポーツ
PREMIUM 蝶野正洋が5・5サプライズ決行を企てている
2008年03月29日 15時00分
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スポーツ
ハッスル 坂田亘が戦列復帰。夫婦愛でM軍粉砕だ
2008年03月29日 15時00分
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スポーツ
K-1 武蔵VS谷川貞治EPの内ゲバぼっ発!?
2008年03月29日 15時00分
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スポーツ
戦極 ライト級戦線異常あり! 強豪がぞくぞく参戦へ
2008年03月29日 15時00分
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スポーツ
全日本プロレス 武藤敬司が“4冠戦”を要求
2008年03月28日 15時00分
特集
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能
2025年06月01日 12時00分