スポーツ
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スポーツ 2018年09月26日 22時30分
酒酔い下敷き騒動のラグビー日本代表浅原選手、逆にパンクした車を持ち上げて助けたことも?
9月23日未明、東京府中市の路上で、ラグビー日本代表の浅原拓真選手(東芝ブレイブルーパス)が、酒に酔って路上で寝ていたところを車に轢かれ、軽傷を負った。現場にいた同僚の選手らが車を持ち上げ、難を逃れたという。 捜査関係者によると、40代男性が路肩に駐車していた車を発進させたところ、何かに乗り上げる違和感を感じ、確認すると浅原選手が車の下敷きのような状態になっていたのだとか。現場にかけつけたのは、22日に東京・秩父宮ラグビー場で浅原選手と一緒に試合を行ったラグビー日本代表キャプテンのリーチ・マイケル選手らチームメイト数人。直前まで一緒に酒を飲んでおり、すぐに助けにきたという。彼らが車を持ち上げ浅原選手を救助した。 浅原選手は、腹部を痛めるなどしたが、大きな外傷はなし。24日に始まった日本代表候補合宿を「コンディション不良」という名目で辞退した。 この一連の事件について各局が報道したのだが、『めざましテレビ』(フジテレビ系)などでは、視聴者から提供された現場の写真を放送。ネットでは「思ったよりがっつり下敷きになっていた」「何かいろいろとすごいニュースだな」などと非現実的な展開に驚く一方で、一部では「写真を撮った人もテレビで流す人の気持ちもわからない」と批判の声もあった。また、浅原選手は何かと車に関連する騒動に巻き込まれることが多いという。 「2017年、浅原選手がスーパーラグビー日本代表(ヒトコム サンウルブズ)でニュージーランドへ遠征に行った際、路上でタイヤがパンクしてしまった車を選手ら数人で持ち上げて救助したことがありました。今回は“救助される側”になりましたが、こんな体験したのは浅原選手くらいではないでしょうか」(スポーツ系ライター) 運転手が発進前に周囲を確認しなかったのが事件の引き金になったわけだが、過失は浅原選手にもある。お酒を飲んで気持ちをリフレッシュするのも大切なことだが、飲みすぎには注意してほしいものだ。来年にはワールドカップもスタートする。今回の事件を機に“まさか”の注目を浴びてしまった浅原選手の活躍に期待したい。記事内の引用について東芝ラグビー部公式ウェブサイトより https://www.toshiba.co.jp/sports/rugby/index.htm
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スポーツ 2018年09月26日 21時15分
「見ておいたほうがいいっすよ」TEPPEN三銃士のイケメン長男、白鳥大珠に注目せよ!
格闘技界の“神童”那須川天心が所属するTEAM TEPPEN(TEPPEN GYM、那須川弘幸会長)のキックボクシングマットでの勢いが止まらない。この勢いをけん引しているのが、那須川天心、篠塚辰樹、白鳥大珠の「TEPPEN三銃士」だ。 16日に後楽園ホールで開催された『RISE127』では、TEAM TEPPENから篠塚と白鳥を含む4選手が出場し全勝した。篠塚と白鳥は1RKO勝ち。2018年のRISE最後のビッグマッチ、11.17両国国技館大会へ向けて弾みをつけた。 遊び心を持ちながらも真面目で強さを追求する天心、ビックマウスでヤンチャなキャラが魅力の篠塚、普段はクールで超イケメンの白鳥と、三銃士はそれぞれキャラやカラーが異なるのが特徴的。年齢は天心と辰樹が20歳の同級生で、白鳥は3学年上だ。三銃士に限らず、弘幸会長をはじめ、TEAM TEPPENの全員が共有しているのは「キック界、格闘技界を広めて盛り上げる」ことである。 三銃士では「長男」のような存在である白鳥は、空手時代から地上波のテレビに出演していた。その後、キックでデビュー。高校3年生でWPMF日本スーパーフェザー級王座を獲得。2015年にはプロボクサーに転向し、8勝3敗(5KO)の成績を残して、今年6月にキックのリングに戻ってきた。 181センチの長身に甘いマスクの白鳥を、モデル業界が放っておくはずもない。彼はモデルの仕事もこなしている。これに関して白鳥は「モデル活動は今後もぜひ、お話があれば継続していきたいですね。こういう活動で外の方に少しでも知ってもらえれば、キックにもプラスになっていく」と語る。白鳥にとってのキック再デビュー戦となった『RISE125』6.17幕張メッセイベントホール大会や16日の後楽園ホール大会でも、白鳥は女性ファンからの黄色い声援を受けていた。 16日の試合は、キックでは初の後楽園のリングだった。入場時の声援は「力になった」という。また「ボクシングのときより応援してくれる人が増えた。もっとファン層を増やしたい」と新規ファンの開拓にも意欲的だ。 「ファッションは基本的に黒が好きでストリートファッションを好んでますね」とKO勝利の後に話した白鳥は、インタビューが終わると、その言葉通り黒の帽子、Tシャツ、ロングパンツ、スニーカーに着替えて、TEPPEN勢を応援。試合後の会場でもファッションへのこだわりを見せた。その姿はキックの会場ではいい意味で異彩を放っている。やはり華がある選手である。 篠塚は、自身と同じくプロボクシングを経験した白鳥を「(白鳥)大珠君はボクシングの良いところとキックの良いところを兼ね備えたハイブリッド型キックボクサーですね」と分析してくれた。白鳥はそんな篠塚や天心を「2人ともしっかりしてるし向上心が高い。自分としてもすごくいい空間。オンオフがはっきりしている。でもまだまだ子どもな部分もあるし(笑)。まあそれはオレもか」とほほ笑んだ。 次なる闘いの舞台は11.17両国大会。「両国では強い選手とやりたい。僕より輝いていて上の選手なら誰でもいい」とアピールした。「(現階級の)スーパーフェザー級で気になる人は正直いない。上だったら、RISEライト級王者で、KNOCK OUTスーパーライト級王者にもなった不可思選手。ほんとギラギラしてるじゃないですか。僕はまだ名前はないけど、輝いた選手になりたいので」と不可思の名前を出した。今年はタイとシンガポール合宿に臨み「蹴りの技術を実感した」そう。16日の試合では左ハイキックが決まった瞬間「決まったなと思って、逆に冷静になれた」という。それだけ自身の打撃に自信を持っているということだろう。 「きれいに倒す。侍のような一瞬で決まるような戦いを目指す」。ハイブリッド・キックボクサーの理想は高い。 「試合後に『最高だよ!』って喜んでもらったけど、すぐ11月の試合に向けて『2日で切り替えろ』と言われました」と会長からの言葉を明かしてくれた白鳥。再デビュー前から弘幸会長の期待は高く「こいつはすぐにトップになりますよ」と近未来のエースに目を細めていたのを思い出す。 「チャンピオンになってからがスタート。それまでに負けたら終わりという気持ちでやってます。今、いろいろなスター候補がいるけど、白鳥大珠!見ておいたほうがいいっすよ!」大珠は目を輝かせながら話し、控室に戻った。天心とは違う方向性だが、RISEから世間に通用するスターになれる高い潜在能力を持っているだけに、どんどん世間に売り込んでもらいたい。取材・文・写真 / どら増田【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.24】
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スポーツ 2018年09月26日 17時45分
「3年間のチームの責任は私の責任」オリックス福良監督辞任で気になる後任監督
オリックスの福良淳一監督が今シーズン限りで辞任する意向を1週間前に球団首脳陣に伝えていたことが25日、明らかになった。24日の試合後、今シーズンの負け越しが決まったことについて、私がコメントを求めると「全部自分の責任やないですか。そこは!」といつもより重い口調で話していたので、もしや?という予感はしていた。この発言もあり、一部スポーツ紙では「福良監督今季限りで退任、球団に辞意を伝えていた」と報じたことから、京セラドーム大阪には朝早くからマスコミが詰めかけた。 福良監督が球団に辞意を伝えたことを認めたため、長村裕之球団本部長が急遽会見を開くことになった。会見が行われたドーム内のインタビュールームにはテレビカメラも含め多数のカメラが並ぶ中行われた、長村本部長の会見では、福良監督が9月初旬に辞意を伝えていたこと、球団はCS進出の可能性もあり、残り試合も20試合以上残していたことから、「まだ時間はあるので前向きに考えていきましょう」と翻意に努めたことが明らかになった。 しかし、福良監督の「3年間のチームの責任は私の責任です」という考えは揺るがなかった。長村本部長は「選手の早出に付き合ったり、常にチームや選手のことを考えている熱意ある監督だった」と評価していたが、球団は1週間前に決意が変わらないと判断。福良監督に了承する旨を伝えるとともに、「違った側面で協力してほしい」とフロント入りを打診しているという。 後任については「白紙」を強調し、「これからの作業」と長村本部長は語っていたが、最有力候補とされている田口壮二軍監督には「まだ伝えてない」と発言。田口二軍監督は「福良さんを胴上げしたい」と福良監督が監督代行から監督に就任した2016年シーズンからファームの指揮を執っている。就任時は福良&田口政権とまで言われ、福良監督と田口二軍監督はコミュニケーションを頻繁に取ってきたことは周知の事実。今シーズンの春季キャンプでは、一軍メンバー対二軍メンバーによる紅白戦も実現させて話題になった。球団から連絡をしていないとしても、福良監督は田口二軍監督に再びユニフォームを着させるために背中を押したとされているだけに、辞意を伝える段階で一報は入れているだろう。 福良監督がシーズン最後まで指揮を執るため、昨年のロッテのようにシーズン終了を待ってから新監督が発表されるかもしれない。ただ、今から諸々時間を要する外部から新監督が招聘される可能性は極めて低いと思われる。福良監督のもと、今シーズン台頭した“神童”山本由伸を始め、宗佑磨、福田周平ら若い選手たちを飛躍させてくれるような新監督と新体制に期待したい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年09月26日 17時40分
「相撲協会によるイジメはあります!」貴闘力超ぶっちゃけ発言
9月26日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に、日本相撲協会からの電撃退職を表明した貴乃花親方と公私ともに親交が深かった元関脇の貴闘力が生出演。自身の体験談を交えながら貴乃花親方に言及した。 前日の25日に会見を開いた貴乃花親方は、内閣府に提出した告発状の内容を事実無根と認めるよう、日本相撲協会から圧力があったと暴露。これを受けて、貴乃花親方は相撲協会からの引退を決めたという。7月の理事会では、「全親方は5つの部屋のいずれかに所属しなければならない」というルールが決まったことも、貴乃花親方を引退に追い込んだ一つの理由と推測されている。 番組MCの加藤浩次は、「(貴乃花親方は)行き場所がなくなって辞めざるを得なくなるっていう状況を(相撲協会が)作ったように、僕は見えるんですけど?」と貴闘力に質問した。 すると貴闘力は「ありますよね。ありますよねって言ったらまた、みんなに怒られるかもしれないけど」と苦笑い。「怒られるって誰に?」と加藤が聞くと、「いろいろいるじゃないですか。協会の人間で。『お前、変なこと言ってたら、子どもいじめるよ』って。それ言われたら何も言えないじゃないですか」と、協会からの圧力を暗に認めた。どうやら貴闘力の発言によって、三男で幕下の納谷に危害が及ぶらしい。 この発言に加藤は「そんなことあるの?」と驚き、評論家の宮崎哲弥氏も「コンプライアンス上問題がある」と呆れ返っていた。貴闘力は続けて、「正直な話、クビになるときに理事全員いる前で、『お前、協会に不利益になること言ったら、子どもが相撲取りに入るんだから、ちゃんと静かにしておけよ』って言われて。それで今まであんまり言わないでじっと我慢していた」「そんなことがあるってことだから、協会が貴乃花に言うってことは日常茶飯事っていうことですよ」と、貴乃花に対する相撲協会の圧力を示唆した。 「このぶっちゃけ発言によって、息子・納谷を心配する声が続出しています。メディアが納谷への処遇を監視するため、さすがに問題ないだろうとの指摘もありますが、堂々と制裁を加えるのが相撲協会ですからね…」(スポーツライター) 貴乃花親方を擁護する人が、さまざまな“前科”のある貴闘力というのは心許ないが、この際とことんまでやり合ってほしい。
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スポーツ 2018年09月26日 17時15分
オリックスBクラス確定も、“何かを起こす男”ルーキー福田周平がプロ初ホームラン!
オリックス 5-8 福岡ソフトバンク(23回戦)※オリックス8勝15敗▽25日 京セラドーム大阪 観衆 19,351人 試合前、福良淳一監督が今シーズン限りで退任することが球団から発表され、3連敗中のチームは、比嘉幹貴、山崎勝己、武田健吾を登録抹消。ファームから青山大紀、齋藤綱記、飯田大祐の3選手を昇格させ大幅に入れ替えて臨んだ一戦。 しかし、首位の西武を6ゲーム差で追撃し、6連勝中と好調な状態で京セラドームに乗り込んできた2位のソフトバンクに対し、オリックス先発のローチが先頭打者の上林誠知に22号ソロを打たれ先制を許すと、柳田悠岐にもタイムリーを打たれ1回に2点を失う。オリックスも2回にソフトバンク先発の東浜巨から、大城滉二がタイムリーを放ち1点差に迫るが、5回、ローチがグラシアルのヒット、柳田のタイムリー三塁打、さらにデスパイネに二者連続タイムリーを浴びたところでKO。降板後、ローチは「なんとか抑えたかった」とコメント。きょうの内容次第では来季の契約も考えられただけに、ショックが隠せない様子だった。続く青山は高田知季に2点タイムリーを打たれ、送りバントの1つしかアウトを奪えず1死2、3塁のピンチを作って左腕の齋藤に交代。齋藤は上林を三振に、牧原大成を二ゴロに打ち取る好投でこの回を4失点で食い止めた。 オリックスはその裏2点を返すが、6回には吉田一将がデスパイネに27号2ランを打たれ5点差に。何とか意地を見せたいオリックスの心をへし折るかのような一発に京セラドームのオリックスファンからため息が漏れていたが、“何かを起こす男”福田周平が8回、左腕のモイネロからライトスタンドに飛び込むプロ初ホームラン。これには「福田は野球を知っている」とルーキーながらも評価していた福良監督も思わずニッコリ。試合後も「良かったですね。初ホームラン。(長打は)あまり期待してないんですけどね。ガハハ」と福田の初ホームランを祝福していた。 打線は最終回も五十嵐亮太を攻めて、大城のタイムリー三塁打で3点差まで迫り、ソフトバンクの守護神、森唯斗を引っ張り出したが、小田裕也が11球粘るもファーストフライに倒れて万事休す。チームは4連敗。CS(クライマックスシリーズ)進出の可能性が完全消滅。Bクラスが確定した。福良監督は「残り…ホーム4試合でお客さんに喜んでもらえるような試合をするしかない」と残り試合に対する気持ちを明らかにしている。 プロ初ホームランを放った福田は「打ったのは真っ直ぐです。打った瞬間に行ったと思いました。今シーズン終わるまでに、本塁打のところに数字を載せたいと思っていたので良かったです。ファールで切れるという感じはなかったですね。(コンパクトに打った?)コンパクトならホームランにならないでしょう。すべてが合わさってのインパクトでした(笑)。(記念の)ボールは実家に送っておきます(ニヤリ)」。いつでも平常心を保つことを心がけている福田だが、やはり嬉しかったのだろう。駐車場で改めて祝福すると白い歯を見せて喜んでいた。阪急OBの福本豊氏も福田を気にかけているようで、「福本さんの現役時代の映像は見たことがないんですけど、いらした時は走塁のアドバイスをいただいてます」という。福良監督が最後に残した遺伝子は来季さらなる飛躍を遂げるはずだ。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年09月26日 17時10分
引退してもテレビに引っ張りだこになりそうな貴乃花親方
第65代横綱の貴乃花親方(46)が25日、突如、都内で引退会見を行った。 貴乃花親方は引退に至った理由を、「相撲協会から有形無形の圧力があった」と説明した。 これに対し、相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国、55)が同日夜に会見を行い、貴乃花親方の主張をことごとく否定。引退届を受理しない意向であることを明かした。 「中学卒業に角界に飛び込んだ貴乃花親方ですが、現役時代は強さのみを追い求めていれば良かったので楽だったはず。しかし、引退後、特にここ数年は理事選た弟子の暴行事件などで一貫して反協会の姿勢。しかし、もはやそうしていることに疲れ果ててしまったのでは。弟子の指導に関しても、部屋とは別の場所に住む“通い親方”でしたから、相撲への情熱が尽き果ててしまったと思われます」(相撲担当記者) 角界からすっぱり足を洗えば、今後、“第2の人生”を歩むことになるが、テレビ局が放っておけない人材になりそうだというのだ。 「独特のキャラなので、バラエティのひな壇に座らせればなかなかいい味を出しそうです。本人も裸一貫の覚悟でしょうから、かぶりものでも何でもするでしょう」(テレビ局関係者) そして、注目されるのはあの男との共演だというのだ。 「長年、確執がささやかれている兄の花田虎上(元横綱・若乃花)との共演です。ドキュメンタリーでのガチンコトーク、バラエティーでの兄弟ゲンカ、紀行番組での2人旅など、いくらでもやりようがあり、高視聴率を稼げることは確実。2人そろってM|1に出て『相撲あるある』のネタでもやればたちまち台風の目になりそうです」(同) 人気タレント・貴乃花の誕生が近そうだ。
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スポーツ 2018年09月26日 12時20分
貴乃花部屋の消滅は、ある意味“新貴乃花部屋”のスタートである
「私貴乃花光司は本日、公益財団法人日本相撲協会に年寄を引退する旨の届けを提出いたしました」。 25日に行われた会見の冒頭で、このような言葉を口にしたのは貴乃花親方。昨今様々な話題を振りまいてきた人物は、この度自らの部屋を閉め、協会を去ることを公に表明した。 貴乃花親方が正しいのか、それとも協会側が正しいのか。現時点ではその真意を知る術はない。ただ、1つだけ言えるのは、今回の一件は角界にとって大きな損失であると数多くの好角家が考えているということだ。もちろん、筆者も然りだった。 しかし、「土俵に育てられた私でもありますので、土俵には携わっていきたいという気持ちです」、「入門希望できるような少年たちに携わって、お相撲を少しでも教えられたらなと思っています」という貴乃花親方の言葉を聞くうちに、今回の一件は何も損失ばかりではなく、むしろ利益がもたらされる可能性もあるのではという思いの方が強くなった。 改めて言うまでもないが、貴乃花親方は現役時代に22回の優勝を果たした大横綱であり、引退後は貴景勝、貴ノ岩、貴源治などの弟子を関取の地位まで育て上げた親方である。このような肩書・実績共に抜群の人物が在野で指導をすれば、子供たちのレベルは確実に底上げされ、必然的に角界の門を叩く人材も増えることは想像に難くない。 また、仮に入門まではいかなくとも、その後一裏方、一記者、そして一ファンとなる子も当然出てくるだろう。相撲の素晴らしさを教わった“門下生”たちが様々な形で相撲に携わることは、角界を下支えする豊かな土壌の形成に繋がり、その後の未来を明るく照らすことにもなるのだ。 今回の一件により、確かに貴乃花部屋の歴史には終止符が打たれた。しかし、長い目で見れば、これを“新貴乃花部屋”の部屋開きと位置づけることもできるだろう。“不撓不屈”の精神を持った貴乃花親方が、前述の言葉通りに子供たちをよりよい未来に導いてくれることを大いに期待したい。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年09月26日 12時00分
貴乃花親方の引退、横野レポーターの手のひら返しに批判殺到 北村弁護士の詰問にも逃げ口上?
25日、貴乃花親方の日本相撲協会引退騒動に絡み、相撲コンシェルジュを名乗る芸能レポーター・横野レイコの行動に批判が集まっている。 横野は貴乃花親方が自身のブログに退職を匂わせる投稿を行い、報道各社に「25日17時から記者会見を開く」とアナウンスされていた段階で、『直撃LIVEグッデイ!』(フジテレビ系)にゲスト出演。 これまで貴乃花親方と日本相撲協会が対立していた際、つねに協会側の肩を持ち、執拗に貴乃花親方を叩き続けた横野だが、「今回はショックを受けている」とし、「ここに至った決断がどうしてなのかわからない」などとコメント。「(相撲協会は)退職届を受理せずに残ってほしい」などと肩を持つようなコメントを行う。 そんな横野に怒りをぶつけたのが、コメンテーターの北村晴男弁護士。貴乃花親方が退職を決意せざるを得なくなった「すべての親方は5つの一門のいずれかに属さねば廃業となる」というルールについて、『一門に所属しなければならない意味がさっぱりわからない』と横野に詰め寄ったのだ。 横野は「一門に所属するのは大昔から5つだった」と説明。そして、6月に解体された「貴乃花一門」は北の湖元理事長が決めたものであり、理事会を通したものではないとして、「そもそも相撲界には5つだったんだから、戻しましょうということになった。本来の正しい形に戻しましょうとなった」と説明する。 北村弁護士はこれに噛みつき、「なぜ、過去が正しいんですか?」と激怒。すると横野は「それは私もわからない」と言及を避ける。そして、「貴乃花親方は孤立していて(一門に所属する)ルールを(9月開催の)秋場所で聞いた。貴乃花親方は知らなかった」と、暗に「孤立している貴乃花親方が悪いのだ」とも思える発言を行う。 これにも北村弁護士は激怒し、「知ってる知らないにかかわらず、なぜ5つの一門しかなくて、かつそれに属さねばダメなのかという合理的な理由をご説明頂いてないんですけど」と厳しいツッコミ。 横野はそれについて、「私も納得いってない」とコメント。北村弁護士は「じゃあ正当性はないんですね?」と聞くと、「なぜなら協会はまだメディア発表してない」とし、詳細はわからないとした。 さらに、このルールについて不満を見せる北村弁護士に対し、横野は「これが辞める理由ではない」と釈明し、「無関係」を強調。北村弁護士は追及を続けようとするが、安藤優子キャスターと大村フィールドキャスターが発言を遮り、「横野さんに聞いても仕方がない」とブロック。 高橋克実キャスターが「あれだけ弟子を育てることが好きだと言っていたのに」と嘆くと、横野は「途中で投げ出さないでほしい」と、再び貴乃花親方叩くようなコメントをする。 その後、北村弁護士は圧力がかかったのか言葉少な。横野は「私もわからない」を繰り返すようになり、「急に来てもらった」などと庇われ、コーナーは終了した。その様子にネットユーザーは激怒。「相撲コンシェルジュというよりは、相撲好きの女性」「取材してなかったの?」「取材もせずに話しているならファンと変わりはない」と批判の声を上げた。 そんな横野は、17時から行われた記者会見にも登場。記者として苦渋の決断をした貴乃花親方に「どうしても譲れなかったことはなんだったのか」「他の選択肢はなかったのか」「協会に残る考えはないのか」などと、質問をぶつける。 自身を叩き続け、人格を否定しているとも取れる発言をした横野を知らないはずがない貴乃花親方だが、顔色を変えず淡々と回答。この様子にネットユーザーは「横野に質問させるな」「なぜ当てたのか」「よくのこのこ出てこられたな」と横野に怒りの声を上げ、貴乃花親方については「さすが横綱」「人格者」「拒否しても良かったのに」と評価する声が上がった。 なお、記者会見では貴乃花親方が退職届提出の理由として「5つの一門に則さなければいけないルールがあり、ほかに所属するためには3月に提出した告発状を事実無根と認めるよう圧力をかけられた」と明かしており、横野がグッデイで北村弁護士に話した「ルールと引退は関係ない」という論理は崩壊している。 横野はフジテレビ系の情報番組で度々貴乃花親方を批判しており、その様子を見た社会学者の古市憲寿氏が『とくダネ!』内で、「どうして協会の肩ばかり持つのか」と皮肉るシーンもあるほど。また、貴乃花親方が降格処分を受けた際には古市氏から「嬉しそう」と皮肉を受け、猛反論している。 今回、北村弁護士が厳しく横野を追及した背景も、彼女が相撲協会の意を受け貴乃花親方を叩き続けた件を快く思っていなかった可能性が高い。 横野自身は「貴乃花親方叩き」を否定しているが、ネットユーザーや相撲ファンの著名人、そして、共演者が「貴乃花親方叩き、相撲協会支持」の姿勢を感じていることは事実で、貴乃花親方が引退する遠因になったと言っても過言ではないだろう。 すっかり、「相撲協会の意を受けた人間」というイメージが定着した横野レイコ。世間が彼女に対して向けている目や声に耳を貸し、貴乃花親方のような潔い決断をしたほうがいいかもしれない。
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スポーツ 2018年09月26日 06時15分
引退回避の横綱稀勢の里 来場所真の復活を成し遂げるためには?
去る23日に千秋楽を迎え、全15日間の取組に幕を閉じた大相撲9月場所。この場所に自身の進退をかけていた横綱稀勢の里は10勝5敗の成績を残し、とりあえずは“背水の陣”を脱出することとなった。 今回の結果を受け、ネット上には「怪我なく千秋楽まで乗り切ってよかった」、「10勝は御の字、よく頑張った」といった安堵の声が数多く挙がっている。しかし、その一方で「あくまで今回は延命しただけ」、「これじゃ到底復活とは呼べない」といったコメントも少なくない。 「8場所連続休場明け」という観点から見ると、10勝5敗という成績は“及第点”かもしれない。ただ、彼の地位が「横綱」であるということを考えると、ギリギリの2ケタ勝利は“落第点”と言わざるを得ない。来場所で優勝、またはそれに準ずる成績をマークしてこそ、真の復活と位置付けることができるだろう。 では、その来場所である11月の九州場所で、稀勢の里がこの“ミッション”を遂行するためには何が必要なのか。人によって様々な考えがあるだろうが、筆者はとにもかくにも立ち合いの修正が必要であると考えている。 初日の勢戦から千秋楽の豪栄道戦まで、全15番を戦い抜いた今場所の稀勢の里。しかし、この中で立ち合いが成功したのは6番のみ。その他の9番は全て失敗に終わっている。 稀勢の里にとって成功といえる立ち合いは、相手の懐に左を差し組み止める形にすること。9日目の栃ノ心戦、12日目の御嶽海戦、14日目の鶴竜戦では、これがしっかりとできていたことで相手の攻めを凌ぎ、粘り強く自分の形に持って行けた。 しかし、残る9番ではこれが封じられたことにより、勝敗に関わらず苦戦を強いられた。また、9番中6番は相手の突き押しをまともに食らっており、立ち合いの馬力がある力士への苦手意識も浮き彫りとなっている。 いかにして左を差すのか、差せなければその後どのようにカバーするのか。来たる九州場所に向けては、これらをどこまで修正できるかが大きな鍵となりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年09月25日 21時45分
新日本、棚橋がオカダに3年7ヶ月ぶりの勝利も、ジェイが外道と結託し両者をKO!
新日本プロレス『DESTRUCTION in KOBE』▽23日 兵庫・神戸ワールド記念ホール 観衆 6,454人(札止め) 新日本プロレス1.4東京ドーム大会のメインイベントに臨むことができる「IWGPヘビー級王座挑戦権利証」を懸けて、権利証を持つ棚橋弘至にオカダ・カズチカが挑戦した。 当日券も完売し、6,454人(札止め)の大観衆が見守る中、挑戦者のオカダがレインメーカースタイルのコスチューム姿で現れると、客席からどよめきが起こった。シリーズ中はTシャツで風船を持ちながら入場する“第2形態”を貫いていたが、大一番ではガウン。何となくオカダの姿からは迷走している雰囲気を感じてしまった。 一方の棚橋は“いつものように”権利証が入ったジェラルミンケースを客席に見せつけながら、華やかに入場しコーナーポストに上がってアピールした。『G1クライマックス28』で優勝したことに加え、主演映画『パパはわるものチャンピオン』の全国公開に伴いメディア出演が一気に増えたことも重なり、新日本の会場では再び棚橋人気が上昇中。オカダは長期政権を築きマンネリ化していることや、イメージチェンジにまだファンがついていけない部分があるのか、会場のコールは棚橋コールが圧倒していた。 試合ではオカダが棚橋の膝を右に左にと痛めつけ、終始優勢に進めていたが、棚橋が膝の痛みを感じさせない破天荒な技を連発し、オカダに決定打を許さない。オカダにしては珍しく足4の字固めを繰り出すなど、最後まで棚橋の膝を狙っていく。それに対してピンポイントでオカダの膝にダメージを与えながら粘る棚橋。どんなに技を食らっても棚橋の目は死んでいなかった。 最後は、雪崩式ツームストンパイルドライバーを狙うオカダに、棚橋は藤波辰爾ばりの強烈な張り手で動きを止め、リングに叩き落とすと同時にハイフライフロー。そこからオカダが起き上がるのを待ってからハイフライアタックを放ち、さらに追撃のハイフライフローを見舞った。G1での飯伏幸太戦と同じく、ハイフライフロー3連発で35分を超える激戦を制し、オカダとの対戦成績を5勝5敗3分けと再びイーブンに戻した。 試合後、ジェラルミンケースを掲げて勝ち誇る棚橋の背後から、ジェイ・ホワイトが乱入した。ジェイは棚橋を襲撃すると、なんとCHAOSの同僚であり、自身をCHAOSに誘った存在であるオカダにも攻撃を与えた。 ジェイは場外の英語実況席で解説を務めていたCHAOSのロッキー・ロメロも急襲すると、ロメロが座っていた椅子を奪い取り、リングに向かった。ここで花道からYOSHI-HASHIが走ってくるが、リングインする前にアクシデントで大流血してしまう。すると今度は外道が花道をダッシュしてリングイン。ジェイから椅子を奪うと、振りかざした相手はなんとオカダだった! 突然の出来事に会場は騒然となった。しかしジェイと外道の暴走は止まらず、2人は棚橋とオカダを攻撃し続けてKOした。外道はマイクを持って「負け犬同士の闘いは終わったか?どっちが勝とうと東京ドームのメインイベントにはふさわしくねぇ。オメェらはジェイ・ホワイトに負けているただの負け犬だ。プリーズ・ウイズ・ザ・スイッチブレード!ニューエラ・カミングスーン!」と叫ぶと、権利証が入ったジェラルミンケースを掲げるジェイと誇らしげにポーズを取り、大ブーイングの中退場した。 G1から暴走ファイトを繰り広げたり、CHAOSのパートナーを見殺しにするなど不穏な動きを見せていたジェイだが、外道と結託するとは驚きだ。しかし、外道も8.12日本武道館大会でオカダとのマネージャー関係を解消している。この発表も唐突にオカダが切り出しており、不可解ではあった。オカダがノーコメントだったため、真相はまだ分からない。ただ、外道がそのように仕向けたのだとすれば、「あの日」が布石になっていたということになる。逆にオカダとのマネージャーを解消した外道が新パートナーとしてジェイと合体した可能性もある。このあたりはそのうち明らかになるだろう。 バックステージでジェイは棚橋への挑戦を口にし、外道は「オカダ?オメェはもうお払い箱だ!」と決別とも取れるコメントを残した。しかしCHAOSの後藤洋央紀は「おいおい!どうなってんだよ」とTwitterに困惑した様子でツイートするなど、CHAOSが今後どうなるのかは読めない。 ただ、CHAOSはヒールユニットだったため、原点回帰と受け取れなくもない。新日本は30日にアメリカ・ロサンゼルス大会、10.6新潟・魚沼市堀之内体育館大会を経て、ビッグマッチ『KING OF PRO-WRESTLING』10.8両国国技館大会の開催までに単発の大会は2つしか組まれていない。10.8両国大会も含めた3大会のカード発表が注目される。 「オレがオカダに勝つまで何年かかったと思ってんだよ!」 バックステージで倒れこみながらも、オカダを相手に3年7ヶ月ぶりに勝った棚橋は、エンディングをぶち壊されたことに対する怒りを隠せなかった。こういうときの棚橋は恐ろしく強い「キラーモード」で成敗に乗りだすことが多い。ジェイとの権利証を懸けた戦いは「ジェイ次第」と話していたが、ジェイが強引に割り込んできた以上、棚橋が挑戦を断る理由はない。外道をマネージャーに付けた初陣が棚橋戦になる可能性が高いジェイにとっても負けられない試合になる。またもや展開が読めない権利証戦が組まれることになりそうだ。取材・文・写真 / どら増田
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