スポーツ
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スポーツ 2019年05月16日 22時30分
「お前の所属場所はここじゃない」罵声を浴びたKUSHIDA NXTで新日本から移籍デビュー2連勝!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間16日、ファームブランドNXTを世界配信。新日本プロレスから移籍した日本人スーパースター、KUSHIDAがコナ・リーブスを相手にデビュー2戦目に臨んだ。 グラウンドの攻防からKUSHIDAは得意の関節技で攻め込んだが、突如ドリュー・グラックがステージに現れて試合を観戦。これにKUSHIDAはリズムを崩され劣勢に陥ったが、ブレーンチョップからのハンドスプリング・エルボーを放ち形勢を逆転させると、コーナーからトペ・コンヒーロを炸裂させた。 最後は必殺のホバーボードロックでリーブスを仕留め、タップ勝ち。NXT2連勝を飾ったKUSHIDAはステージのグラックを指差しにらみつけ、けん制した。公開で契約する高待遇でWWE入りしたKUSHIDAに対する包囲網が既にできつつある。 KUSHIDAは日本時間2日配信のNXTでデビュー。KUSHIDAの初陣はカシアス・オーノとだった。体格差に苦しみながらもドロップキックやスタンディングムーンサルトで攻め込むと、オーノも顔面へのビックブーツ2発で応戦。 さらにKUSHIDAは「お前の所属場所はここじゃない」とオーノの罵声を浴びながら強烈なフェイスバスターやカウンターパンチを食らうなど苦戦したが、マサヒロ・タナカ(ピッチングフォームからのパンチ)を披露すると、最後はホバーボードロックを決めてオーノにタップ勝ちしていた。新日本の壮行試合で、WWEで闘いを想定しながら棚橋弘至とシングルマッチを行ったことがさっそく生かされた形となった。 KUSHIDAは「初めてのNXTの試合が終わりました。甘く見てたわけではないけど、この結果。ちょっと甘く見てたかもしれない。けれども、俺は培ってきた、日本で培ってきた日本のプロレス。それを武器にしてここで腹を据えて闘っていきますのでみなさん、ぜひ」と応援を呼びかけた。 続けて「距離的には遠く離れているかもしれませんけど、間近にいるような活躍を海の向こうに届けますのでしっかりとチェックしてください。死ぬ気でがんばります。OK!See you later!Bye!」と意気込みを口にした。 日本ではKUSHIDAのシリーズだった『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.』が開幕したばかり。日米で負けられない闘いが続く。文 / どら増田写真 / ©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2019年05月16日 17時30分
“負債総額7億6000万”? 巨人が抱える「費用対効果」が薄い投手は誰だ
ようやく、復帰への段取りがつき始めたようだ。 春季キャンプを一軍でスタートするも、調整のため開幕メンバー入りを逃していた巨人・岩隈久志。その右腕がブルペンでの投球を再開したことが、各メディアによって報じられている。 報道によると、岩隈が本格的な投球を行うのは、春季キャンプ中の2月27日以来のこと。捕手を立たせた状態で直球を30球ほど投げ込んだ右腕は、今後徐々に球数を増やし、調整のペースを上げていくという。 日米両国で豊富な実績を持つも、2017年に右肩を故障して以降は満足に投げられていない年俸5000万円の38歳。もちろん、このまま復活といけば5年ぶりのリーグ優勝を目指すチームにとって追い風となり得るが、状態が戻りきらずに“不良債権”と化す可能性も捨てきれない。 ただ、このような状態に陥っているのは岩隈だけではない。上原浩治(44歳/年俸5000万円)、大竹寛(35歳/年俸2625万円)、スコット・マシソン(35歳/年俸3億5500万円)といったベテラン投手も、コンディション不良によりここまで一軍未出場。上原とマシソンは二軍で登板してはいるものの、前者が「9試合・防御率4.00」、後者が「1試合・防御率27.00」と本来の調子とは程遠い。 中堅組を見ても、森福允彦(32歳/年俸8400万円)、吉川光夫(31歳/年俸7500万円)の両左腕はどちらも二軍で調整中。森福は「2試合・防御率10.80」、吉川は「8試合・防御率9.95」と、両名共に一軍では痛打される場面が目立っていた。また、澤村拓一(31歳/年俸1億2150万円)に至っては、先月一般人を相手に飲酒トラブルを起こしていたことが一部メディアの報道により発覚。処分自体は厳重注意に留まったものの、この不祥事が“二軍での飼い殺し”や、“他球団への放出”につながるのではとも囁かれている。17日から一軍昇格するとの報道もあったが、この機会を物に出来ないと今後は厳しい。 上に挙げた7選手の総年俸は、しめて7億6175万円。大枚をはたいた結果がこれでは、いくら“金満”といわれるチームにとっても、到底看過できない損失となることは想像に難くない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年05月16日 17時00分
中日・松坂が投球練習再開「なんとかしてやりたい」と“昔の人脈”が復活のために立ち上がる?
松坂大輔(38)がブルペンで投球練習を再開させた。復活に向けてはいまだに厳しい声も多いが、“昔の人脈”が後押ししてくれそうである。 去る5月14日、松坂がナゴヤ球場のブルペンで、捕手を立たせて50球、座らせて22球を投げ込んだ。その後、「違和感なく投げられた」と球団を介してコメントを伝えた。しかし、復活マウンドはまだ先の話ではないだろうか。「2月のキャンプ初日に投げ込む量よりも少ない。まだ試運転と呼べるレベルにも来ていません。長い目で見てあげないと…」(プロ野球解説者) 厳密に言えば、松坂は4月下旬からブルペンの傾斜を“体感”している。この時点では投球練習と呼べるものではなく、「実戦同様、傾斜のあるところで投げ込み、肩に痛みが出ないかどうか」を確かめていた。傾斜でのキャッチボールから投球練習へ。松坂にとっては大きな前進なのだろう。 しかし、前述のプロ野球解説者のコメントのように、客観的な評価を聞く限りは、まだ一軍レベルには戻っていない。 「先発投手陣の頭数が不足しているわけでもないので、松坂の復帰を急がせる必要はありません。ただ、松坂が出るとお客さんが喜ぶので、中日球団の営業サイドは『一日も早く』との心境だと思いますが」(地元紙記者) 復帰の時期について聞いてみた。調整がこのまま順調に進むことが大前提だが、「松坂次第」なるコメントが多く返ってきた。この言葉は意味深い。 「昨季まで指揮を執っていた森繁和監督(現シニアディレクター、以下SD)は、松坂を特別扱いしていました。その善し悪しはともかく、松坂の調子に合わせて、他の先発投手の登板日まで変更していました」(関係者) 森SDは松坂が西武ライオンズに入団したころの投手コーチだった。森SD側にも特別な思いがあったのは間違いない。また、与田剛現監督(53)は、09、13年のWBCで日本代表チームの投手コーチを務めた経験を持ち、“日本のエース”だった時代の松坂を知っている。伊東勤ヘッドコーチ(56)も、松坂とは西武時代に「監督・選手」の間柄だった。 つまり、中日には「松坂をなんとかしてやりたい」と思っている人が多いのだ。それも、監督、ヘッドコーチといった強い権限を持つ立場にある人がそう思っている。 「松坂の性格も影響しています。ローテーションを『松坂の都合次第』で変更されても、中日投手陣から不満の声はひとつも出ていません。『良いヤツ』なんですよ。だから…」(前出・同) これでイヤなヤツだったら、中日はチームとして、とっくに崩壊していただろう。 しかし、松坂はこうしたチームの温情に応えていない。森SD、与田監督、伊東ヘッドは全盛期の松坂を知っているだけに、単に一軍マウンドに帰還するだけではなく、勝利投手にならなければ「晩節を汚すな!」と通達するだろう。 「昨季の松坂は打ち損じを誘う綱渡りのピッチングでした。次に一軍登板するときは勝てなければ、戦力として見てもらえないでしょう」(前出・同) 松坂には今のリハビリに専念できる環境、そして、復活を信じて球団が全面協力してくれるのも、これが最後だと認識してもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年05月16日 11時30分
打率.197、得点圏.000…広島・長野がそれでも「チームを上向かせた原動力」と言える理由とは?
開幕からここまで打率が.197、得点圏でも.000と、まだまだ昨年までの打棒が目覚めていない感のある広島・長野久義。最近では主に代打での出場が多くなってきているものの、開幕からここまでの戦いぶりの中で数字には表れない存在感を示している。 4月17日のジャイアンツ戦、6番・中堅で出場すると、初打席でいきなりセンター前ヒットを放ち、チームに勢いを与えた。この日からカープは8連勝、一気に勝率も5割まで戻している。この間、殆どの試合でスタメンに名を連ね、クリーンナップにも座るなど、開幕直後に苦しんだチーム状態を上向きにした原動力とも言える。 ベテランの頼もしさはそれだけではない。 GW中、5月4日の巨人戦、9回に先頭バッターとして代打で登場すると、マツダスタジアムは一気に歓声に包まれた。古巣巨人との拮抗したゲームの終盤の打席だったが、左腕・中川の変化球に3度空振り、三振に終わる。だが、翌5日にも5回に代打でバッターボックスに立つと、フルカウントから巨人先発・山口の外の速球を捉えライト前へと運んだ。スタンドが大いに沸いたのは言うまでもなく、チャンスでは打てていなくとも、相手投手の右・左や試合状況に関わらず、あらゆる場面で起用されており、指揮官からの信頼の高さが窺える。開幕直前、昨年までの主力が抜けたチームのキーマンとして緒方監督は長野の名前を挙げ、「どれだけやってくれるか楽しみ」と語り、4連覇への戦力として大きな期待を寄せていた。また、8連勝を達成した先月27日のヤクルト戦では自身今季初の決勝打を放っているが、「個人的なことよりチームが勝つことが大事」とコメント。淡々と語られた言葉からはベテランとして、さらに王者の一員としての貫禄が伝わってきた。5月はここまで連敗が無く、首位巨人とのゲーム差も確実に縮めてきている広島カープ。長野自身も長年、バッティングの調子が上がってくるのは5月以降だ。新たな時代の幕が開け、チームも生まれ変わろうとしている中、ベテラン長野が本来の当たりを取り戻した時、いよいよ4連覇へ向けて王者らしい他を圧倒するチーム力が蘇ってくるのではないだろうか。(佐藤文孝)
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スポーツ 2019年05月16日 06時30分
日本凱旋なるか?アスカ&カイリのタッグチーム名はカブキ・ウォリアーズ!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間15日、英ロンドンのO2アリーナでスマックダウンを開催した。 『レッスルマニア』が終わり、WWE女子タッグ王座を狙うアスカ&カイリ・セインの日本人女子スーパースタータッグが、マンディ・ローズ&ソーニャ・デビルと対戦した。王者チームのアイコニックスがゲスト解説で見守る中、代理人のペイジからタッグ名が“カブキ・ウォリアーズ”になったことを知らされたアスカ&カイリは強敵相手に躍動した。 カイリはカブキエルボーをマンディに叩き込めば、アスカがヒップアタックをソーニャに決めるなど攻め込んだ。スライディングDをポストに誤爆したカイリがマンディ&ソーニャに捕まって苦戦したが、交代したアスカがマンディを攻撃で圧倒すると、最後はマンディの隙を突き、丸め込みで3カウント。カブキ・ウォリアーズはチーム名が決まってからの初戦に勝利した。女子タッグ王座へ向けて前進したと言えるだろう。 試合後、アスカとカイリは「ついに私たちのタッグネームが決まりました。その名もカブキ・ウォリアーズ!アイコニックスもビビってるんじゃないですか。カブキ・ウォリアーズが必ずベルトを取りますよ」と王座奪取を宣言した。アスカは6月末に東京公演(両国国技館)での凱旋が発表されているが、カイリはまだメンバーに名を連ねていない。しかし現在の流れを見ていると、カブキ・ウォリアーズとしての凱旋に期待がふくらむ。今後の発表に期待したい。 またファームブランドNXTを統括するトリプルHがツイッターで『NXTテイクオーバー: XXV2』の対戦カードとして、王者シェイナ・ベイズラー対紫雷イオのNXT女子王座戦と、王者ジョニー・ガルガノ対アダム・コールのNXT王座戦を発表した。先週のNXTでは怒りを爆発させたイオが練習中のシェイナを襲撃してスタッフに仲裁されるトラブルもあっただけに、この因縁の対決は激戦必至。さらにイオはツイッターで「誰が次のNXT女子王者になると思う?私は自分だと信じてる!私はすべてを変えるためにここに来た!」と悲願の王座戦に向けて闘志を燃やしている。同大会は日本時間6月2日に世界配信される。イオもカブキ・ウォリアーズに負けられない。文 / どら増田写真 / ©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2019年05月15日 21時45分
「スランプは平成に置いてきた」DeNA・宮崎が令和に復調気配!
“ハマのプーさん”のニックネームで親しまれている宮崎敏郎が、開幕から苦しんでいた。宮崎は2017年には首位打者のタイトルを獲得し、昨年は自己最多の28ホームランを放ったベイスターズ打線の中核を担うプレーヤーだ。 天才的なバットコントロールで、レギュラーポジションを手にしてからはスランプらしいスランプを経験してこなかったが、今年は開幕してからバットは湿りがち。3月は.083、4月は.176とまさかの低打率にあえぎ、4月までの打点はわずか4と信じられない数字が並んだ。守備でも精彩を欠き、昨年ゴールデングラブを獲得した姿は影を潜めてしまった。 また一昨年には23とリーグ最多の併殺打を記録したが、去年は16まで減らしていた。しかし今年は既に7つも記録してしまうなど”らしくない”状況が続いていた。 そんな絶不調だった宮崎が、令和になってから調子を上げてきた。5月の打率は.351で、ホームランも3本マーク。特に印象的だったのは5月10日のカープ戦。ここまで既に2敗を喫している苦手左腕の床田寛樹から2発を放ち、チームを勝利に導いた。1本目は粘って11球目のインコース高めのストレートをレフトへ、2本目はインコース膝元の難しいストレートを、これまたレフトへ運んだ。 スランプの間も、三振は相変わらず少なく、フォアボールを選ぶ率と、ボールをバットに当てるコンタクト率も去年から大きく変わってはいなかった。ただボールが上がらない状況が見られ、ゴロが多くなったことから併殺打も増えてしまったのであろう。ここに来て打球が上がってきたことで、調子も上がってきたとみてよさそうだ。 チームは二桁の借金を抱え、苦しい状況に変わりはない。打線もネフタリ・ソトとホセ・ロペスの両助っ人外国人が本来の姿を見せていない。それだけに天才ヒットメーカーが復調し、オフェンスの起爆剤として機能してくれることをファンは待ち望んでいる。 “涙枯れるまで“のテーマ曲とともに、ハマスタのお立ち台に立つ日がもうすぐやってくるはずだ。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年05月15日 17時40分
ムード作りが悪い方向へ? 阪神・矢野監督のパフォーマンスは吉と出るか凶と出るか
矢野阪神が本当の意味で「強いチーム」になるには…。 大型連休の連戦が終わり、プロ野球各チームは「ちょっとお疲れ」といったところ。5月後半にその疲れの出始めたチームを建て直し、6月4日スタートの交流戦に備えなければならない。交流戦でパ・リーグとの相性が悪いセ・リーグはGW明けの建て直しが重要になってくる。「阪神がちょっと心配ですね。巨人はGWの連戦を巧くしのいだという感もあります」(パ・リーグ球団スコアラー) GW期間中の10連戦だが、巨人の成績は5勝4敗1分け。阪神は7勝3敗。数字上ではこの間、勝率を落としたのは巨人のほうだ。勝ち星を伸ばした阪神のほうが「低評価」となった。その理由を聞かされると、チーム再建とは本当に長い道のりであるようだ。 「矢野燿大監督(50)は得点シーンで大げさな喜び方をします。ベンチを盛り上げるため、あえてやっているんでしょうが」(前出・同) このパフォーマンスについては、開幕当初から賛否両論が出ていた。「負けが込んだときにどうするのか。選手がベンチのほうを見てプレーするようになる」等々…。 しかし、前任の金本知憲監督のころ、阪神ベンチはピリピリしていた。凡ミスが続くと、金本前監督は腕組みをし、苦虫を噛みつぶしたような表情をする。怒鳴りつけることはしないが、選手は萎縮し、ドロ沼の連敗街道にはまってしまった。 こうしたムードに再び陥ることのないよう、矢野監督自らが明るく、前向きな雰囲気作りをしているのだという。 5月5日の対DeNA戦だった。阪神は勝利を収めているが、1イニングで3つのエラーを重ね、先制点を許した。その失点につながったエラーだが、スタメン遊撃手・木浪聖也(24)が2つ犯している。また、エラーの記録はつかなかったが、送球判断ミスのフィルダースチョイスもやってしまった。 木浪個人を責めるわけではないが、こんな指摘も聞かれた。「その木浪が名誉挽回の同点ヒットを打ったんですが、ベース上でガッツポーズをしました。誰のミスで苦しい展開になったのか。矢野監督の目指す明るいムード作りが、悪い方向に行ってしまっている」 阪神OBを含む複数のプロ野球解説者がそう嘆いていた。 一方、GW期間中に勝率を落とした原巨人に対し、こんな高評価も聞かれた。 「原辰徳監督(60)は不振のゲレーロ、ビヤヌエバの両外国人選手を再調整で二軍に落とし、山本、増田大、重信、石川、北村らの若手を登用しました。連戦で体力のある若手をテストし、両外国人選手を『隠した』ところが、実にしたたかです」 前出のパ・リーグ球団スコアラーの言葉だ。「隠した」なるセリフの意味だが、GW期間から、12球団は交流戦に臨むためのデータ収集を本格化させる。パ・リーグ球団からすれば、ゲレーロ、ビヤヌエバを見る機会がなかったわけだ。連戦の疲れが出始める5月中旬以降、原監督は勢いのある若手と再スタートを切る両外国人選手の調整に充てようとしている。これに対し、失策を一本の適時打で帳消し、なかったことにする矢野采配はいかがなものか、と…。 最下位からのチーム再建を図る矢野監督は、ベンチのムードを明るくした今、次にどんな一手を打ってくるのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年05月15日 11時30分
打てない刺せない楽天・嶋 このままだと“政権交代”か?
楽天・嶋基宏が不振を極めている。34歳のベテラン捕手は14日終了時点で30試合に出場しているが、打撃成績は「打率.200・2本塁打・11打点・14安打」。12日オリックス戦では猛打賞を記録したものの、14日日本ハム戦では無安打と復調にはつながっていない。 また、バット以上に深刻な状態なのが「肩」。今シーズンはここまで盗塁を29回企図され、阻止したのはわずか2回。11日オリックス戦で初めてアウトを奪うまで、開幕から26回連続で盗塁を許し続けた。 さらに、同戦での阻止も二塁走者の大城滉二が三盗を狙い損ねたことによるもので、嶋の送球で直接盗塁を刺したわけでは無い。つまり、純粋な「盗塁刺」といえるのはたったの1回だけだ。 盗塁阻止率「.069」は、両リーグを通じて断トツの最下位。また、NPB公式サイト上で記録が公開されている期間(2005年〜)を見ても、0割台をマークしている捕手はほとんどいない。もちろん、今後のシーズンで揺り戻しが来る可能性もなくはないが、このまま行くと、近年の球史では稀に見る数字が記録されることになる。 2006年ドラフト3位で楽天に入団した嶋は、これまでにベストナイン、ゴールデングラブ(いずれも2010年・2013年)、最優秀バッテリー賞(2011年・2013年)をそれぞれ2回ずつ受賞。また、盗塁阻止率も3割以上を3回記録するなど、看板捕手として長らくチームに貢献してきた。 また、2012年〜2017年にかけては、第8代日本プロ野球選手会長としても活動。チームだけでなく、球界のためにも身を粉にして働き続けてきた。 ただ、過去にどれだけの実績を積み重ねていようと、今結果を出せなければ立場が苦しくなるのがプロ野球の世界。打てない、刺せないという状態のままなら、いずれ山下斐紹(26歳)や石原彪(20歳)といった後輩による“政権交代”が実現することは想像に難くない。 「見せましょう、野球の底力を」という言葉で、嶋が多くの人に勇気を与えたのは2011年のこと。あれから8年が経った今、自身の底力を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年05月15日 06時30分
RIZIN6.2神戸、那須川天心、浜崎朱加、浅倉カンナ 対 山本美憂に続き関西勢続々参戦!
『RIZIN.16』6.2兵庫・神戸ワールド記念ホール大会の追加カードが発表された。 出場を予定していた朝倉海だが、5月7日の練習中に「眼窩底骨折」をし、ドクターストップがかかった。治療には全治2カ月を要するため、今大会は欠場となる。 既に那須川天心のタイトル挑戦やRIZIN女子スーパーアトム級のタイトルマッチ、浜崎朱加対ジン・ユ・フレイ、浅倉カンナ対山本美憂、山本アーセン対ティム・エスクトゥルース、白鳥大珠対山口裕人など、目玉カードが発表されている。 今回は、地元関西で必勝を誓う中村優作と、RIZINで存在感を放つトップノイ・タイガームエタイの軽量級の一戦が実現。RIZINライト級の門番として君臨するダロン・クルックシャンクと、昨年末に大尊伸光を強力なパウンドで葬ったトフィック・ムサエフのストライカー対決など、計6カードが決定。全14試合が出そろった。 中村は「とうとうRIZINが関西にやってきましたか!これはもう関西イチおもろい試合する僕がイチバン盛り上げなあかんでしょ!!日本拳法 vs ムエタイ。KO必至の闘いになっちゃいますねー!まぁ勝つんは僕です!120%すべらない試合、皆さんほんまに楽しみにしててください!」とコメントを寄せた。 カナ・ハヤットと対戦する魚井フルスイングは「修斗で育ててきてもらって今の自分があると思ってます。地元の神戸でこういった大きい舞台で戦えるチャンス最後かもしれないので、修斗育ちの選手の強さと神戸育ちの強さを力強いKOで見せたいと思います」とRIZINを通じてコメント。修斗への感謝の気持ちを述べている。 征矢貴と対戦する大阪出身の川原波輝は「体重差とかもう俺に関係ない。自分が呼ばれた理由はわかってる。いつも通り絶対引けへん。バッチバチのドつき合いするんで征矢選手!生きるか死ぬかの打ち合いしようぜ!打撃にビビってタックルで逃げんなよ!」と猛アピールした。 同じく大阪出身の憂也は田中STRIKE雄基と対戦する。「ずっと出場したかった夢の舞台RIZINに出場が決まって感動しています。勝つだけでなく、他の試合に負けずインパクトのある試合をしますので、応援宜しくお願いします。田中選手の試合は生で見たことなくて印象などないんですが、階級が上の選手なのでいつもより圧力やフィジカルなど強く感じるんじゃないかとイメージしながら練習したいと思います。そして、KOで勝ちます!」とKO宣言した。 注目はシュートボクシングスーパーバンタム級王者の植山征紀だ。4.27シュートボクシング後楽園ホール大会では、KNOCK OUTで活躍している小笠原瑛作を相手に、僅差の判定負けを喫している。今回は拳剛との関西対決だ。 植山は「去年念願のシュートボクシング日本チャンピオンになり、これからSBの軽量級を盛り上げていくのは自分だと思っています」と強調。「今回ベルトを獲ってから初の対外試合、しかもRENA選手や海人選手などシュートボクサーが活躍しているRIZINという日本最大の格闘技イベントに出場できることになってモチベーションが上がりまくっています」という。 続けて「久しぶりの地元関西での試合なので、ただ勝つだけでなく圧倒的なKO勝ちで会場を盛り上げてシュートボクサー植山征紀の強さを魅せつけます。必ずおもしろい試合を魅せるので期待してください」と常に立ち技最強を目指すシュートボクサーらしいコメントを寄せた。 一方の拳剛は「こんな素晴らしい舞台で戦えることを光栄に思います。サポーターの方々、会場の方々に楽しんでもらえる最高の試合をします。ハイスピードな戦いをお見せしますで宜しくお願い致します」と好勝負を誓った。 関西勢のカードが加わり、既に売り切れた席種も出始めている。RIZIN初の関西大会は大いに盛り上がりそうだ。文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年05月14日 22時30分
「100年に一人の逸材感が…」棚橋弘至、プロ野球・楽天戦の始球式でストライク投球
新日本プロレスの棚橋弘至が14日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天対北海道日本ハム戦で始球式を行った。 野球少年だったことで知られる棚橋だが、先シリーズは左肘の怪我で欠場。6月5日、両国国技館でジェイ・ホワイトを相手に復帰することが決まったばかり。今回は5月13日に開幕した新シリーズ『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.』(仙台サンプラザ)のプロモーションの一環として登場したが、元気あふれる姿を披露した。 この日は平日であるにもかかわらずデーゲームだった。棚橋は昼前、球場エリアで流されるラジオ番組に出演すると、楽天のキャップとユニフォームを着用、「イメージトレーニング」とグラウンドへ。楽天の平石洋介監督と記念撮影するなど、天然芝と土の香りが漂う楽天生命パーク宮城のグラウンドを堪能し、マウンドへ向かった。 楽天ファン、日本ハムファンの歓声に包まれながらマウンドに上がった棚橋は、球場内がどよめくほどのストライクピッチングを披露。大役を果たした。 登板後、棚橋は「室内練習場で練習したときは全然ストライクが入らなかったのですが、本番でしっかりと決められるあたり、100年に一人の逸材感が出ましたね!しっかりと腕を振ったつもりですが、筋肉がつきすぎて回転が悪くなってしまいました」と振り返った。 続けて「怪我で欠場中だったので、久しぶりにたくさんのお客様の前でパフォーマンスができて本当にうれしいです。ぜひ、大きな声援で楽天イーグルスも新日本プロレスも応援していただけるとうれしいです!」とコメント。これまでも始球式の経験がある棚橋だが、今回は間違いなくベストピッチング。この勢いを復帰戦につなげたい。文・写真 / どら増田
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