スポーツ
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スポーツ 2019年05月21日 17時00分
「大谷に教わったんだ」活躍中の楽天・ブラッシュ、大谷翔平から受けたアドバイスとは?
今季、エンゼルスから楽天に入団したジャバリ・ブラッシュが、元同僚の大谷翔平からアドバイスを受けていたことを「the Japan times」が報じた。 ブラッシュは、3、4月は特別目立った成績を残していたわけではなかったが、徐々に調子を上げ、5月20日現在、打率.268、リーグ3位の12本塁打を放ち、チームの主力打者として活躍している。その陰に、大谷の功績があったというのだ。 19日の記事でブラッシュは「来日当初は、ストライクゾーンの違いに戸惑ったんだ。だから、早いカウントで(自分にとっての)ストライクゾーンを拡大したよ。このやり方は(日本の)ストライクゾーンに順応するのに役立ったけど、注意深くなりすぎた。そこで相手のピッチングに対するアプローチを変えた。それが功を奏したかな」と、日米での野球の違いに戸惑ったことを告白した。 さらに、こうした調整がすぐにはうまくいかなかったとし、「何年も自分のアプローチを取ってプレーしていたから、1〜2カ月で変えるのは簡単ではなかった」と苦しんだことも明かした。 ブラッシュは2018年シーズンをエンゼルスでプレーし、今季来日した。しかし、同球団時代、大谷翔平からアドバイスをもらったという。「大谷は『調整には時間がかかると思う。変化球を追いかけないように』と言ってくれたんだ」と話した。 そして「『日本の野球に順応する機会を与えてくれるチームを選んだ方がいい。がんじがらめにするチームに行くと大変だ』とも話してくれた」と、チーム選択の重要性についても説いてくれたという。 はたしてブラッシュは「イーグルスはみんながフレンドリーで、みんなが楽しんでいる。ファンの方も素晴らしく、最後までチームを応援してくれる。それが衝撃的だったね」とチーム選びに成功したようで、その喜びを表現した。 大谷に励まされ、アドバイスをもらったことで、日本野球に順応しつつあるブラッシュ。「素晴らしいチーム」と語る自慢のチーム・楽天を引っ張る長距離砲の活躍は止まらない。
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スポーツ 2019年05月21日 17時00分
横浜DeNA ラミレス監督「休養」中畑「再登板」が浮上
“切り札”の出番にはまだ早い。よって、時計の針を戻すことになりそうだ―。 そんな中、横浜DeNAの取材記者の人数が増えつつある。この現状は何を意味しているのだろうか。「今の成績では、ラミレス監督(44)がヤバいんです。契約が切れるシーズン終了まで持つのかどうか」(スポーツ紙記者) シーズン途中での“指揮官交代”もあり得ると各メディアは万が一に備え、DeNAの取材記者を増やし、待機しているというわけだ。「5月13日現在、13勝24敗で勝率が3割5分1厘、断トツの最下位です。屈辱的な10連敗もあり、その後、チームを建て直したように見えてはまた連敗が続いて…。近年、序盤戦でコケたチームの監督が休養するのは、交流戦の前後です。敗因は主軸打者である宮﨑敏郎の不振、守備陣の手痛いミスの連続などが挙げられています」(同) 次の監督は誰か…。前監督・中畑清氏(65)の再登板も囁かれている。「本命は生え抜きの三浦大輔投手コーチ(45)ですが、チーム再建が必要な今、登板させるべきではない。優勝を狙えるチームになった時に登用すべきで、かといって、チーム再建の重責をこなしながらお客さんが呼べる監督は見当たらない。DeNAが球界に参入した2012年、その両方の責務を全うしてくれた中畑氏を除いては…」(球界関係者) ラミレス監督とは昨季で契約満了となるはずだった。その続投が決定したのは、昨季最終戦後。敵地・甲子園で行われた一戦に南場智子オーナーがわざわざ足を運び、ラミレス監督と直接面談して決まった。「ラミレス監督はデータを根拠に自ら作戦を立てますが、コーチ陣から反論が出ても、聞き入れるタイプではありません。オーナーとの面談後、ラミレス監督はそういった状況を改めると言っていたんですが」(同) 人望の厚い三浦コーチの入閣には、指揮官とコーチ陣の溝を埋める役目も含まれていた。そんなチーム状況に重なってきたのが、主砲・筒香嘉智のメジャーリーグへの挑戦願望だ。 毎オフ、海外リーグに参加するなど、筒香にその意志があることは球団も把握していた。後継者の登場が待たれるが、伊藤裕季也、細川成也といった若手はまだ覚醒していない。 そんな状況下で、経験不足の三浦コーチにすべてを託すのはマズイと判断し、経験者の中畑氏が再浮上してきたというわけだ。「現役時代、ベイスターズとは無縁の中畑氏ですが、選手の人望はありました。『監督批判はけっこう。ただしコーチ批判は許さない』と宣言。どんなに負けが込んでも若手育成の方針を変えなかったからです」(同) 第3期原辰徳政権の誕生で、中畑氏の古巣帰還の可能性はほぼなくなった。DeNAは横浜スタジアムの観客席増加の改修も進めており、「大敗=観客減」は絶対に許されないのだ。 客も呼べる再建請負人…。三浦政権への繋ぎ役としても、中畑氏の再登板は加速していきそうだ。
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スポーツ 2019年05月21日 11時40分
「高城のおかげです」初勝利のオリックス・K-鈴木、女房役に感謝!
20日現在、42試合、16勝23敗3分け、パ・リーグ首位ソフトバンクと7ゲーム差の最下位に低迷中のオリックス。2位〜5位が団子状態の中、5位西武とも3ゲーム離されている。ソフトバンクに1勝7敗1分けと、借金7のうち6を同一チームに与えてしまっているのが響いている。 先週は15日からZOZOマリンスタジアムで2連戦。17日からは『関西クラシック』第1弾として、1999年に着用した大阪近鉄のビジターユニフォームに袖を通し、京セラドーム大阪で西武を迎えた3連戦を行った。5試合の結果は2勝3敗。マリンでは榊原翼が地元千葉で今シーズン2勝目を記録。防御率ランキングで、同級生の山本由伸に続く5位につけている。新人王有資格選手なだけに今後も注目だ。先週、もう1人光ったのは、昨年のドラフト2位右腕、K-鈴木のプロ初勝利だろう。 昨年はドラフト1位の左腕、田嶋大樹が前半戦チームを引っ張ったが、今年は鈴木が先に出てきた。プロ入り後からスタミナ面に問題があるとされてきた鈴木だが、11日にほっともっとフィールド神戸で行われた楽天戦で、7回を112球、4安打、無失点の好投を見せて、勝ち負けはつかなかったが、首脳陣の信頼を得ている。 西武、今井達也との投手戦となった18日の登板では、球が高めに行くなど制球に苦しみ、5回2/3を125球、3安打、6三振、1失点も、6四死球と納得のいく内容ではなかったが、相手のエラーで得た2点をリリーフ陣が守り切り、プロ初勝利が舞い込んだ。 「きょうは感覚的にも良くなかった。コントロールも、真っ直ぐも、スライダーも…良くなかったですね。こういう日でも試合を作れたのは高城(俊人)のおかげ。初勝利は嬉しいけど、内容が悪かったので」と反省をしながら試合を振り返り、同級生の女房役を労った鈴木だが、赤いユニフォームの話題を振られると、「赤好きなんですよ」と笑顔。最後は「チームが優勝するために自分のピッチングをするだけ」と、次なる目標に向けて前を向いていた。 山岡泰輔、由伸、榊原に続く「計算ができる」ピッチャーに、鈴木が加われば交流戦までの巻き返しも夢ではない。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年05月21日 11時30分
「首脳陣はもっと考えろよ」成績よりも実績重視の巨人にファンから批判「あの選手を使ってくれ」の声も
チームでは、一軍の山口俊、坂本勇人に続く“月間MVP選手”となった。 16日に発表された「スカパー!ファーム月間MVP賞」。イースタン・リーグで受賞したのは、「打率.333・3本塁打・27打点」をマークした巨人のプロ2年目・北村拓己(23歳)だった。 NPB公式サイトに記載の受賞理由は「3、4月度は、37安打、27打点、得点圏打率.487(いずれもリーグトップ、安打はトップタイ)、打率.333、3本塁打と好成績を残し、出場した33試合中24試合で安打を放つなど入団2年目の今季は開幕からチームの勝利に大きく貢献した」というもの。当該月がどれだけ好調だったのかは、その文面からも十分に窺える。 現在リーグ3位の2軍で好調なのは北村だけではない。19日終了時点の成績を見ると、野手では「打率.302・1本塁打・12打点」の岸田行倫(22歳)や、「打率.282・3本塁打・11打点」の加藤脩平(20歳/育成)。投手では「3勝2敗・防御率2.63」の高田萌生(20歳)が出色の成績を残している。 ただ、活躍を見せる彼らの中で、今季1軍への切符を手にしたのは冒頭で触れた北村のみ(6日昇格・13日抹消)。また、加藤など育成選手に関しても、今のところ支配下登録の話は聞こえてこない。 そんな彼らを差し置いて、首脳陣は田中俊太(打率.214・0本塁打・5打点)、ホルヘ・マルティネス(打率.250・1本塁打・12打点)、田口麗斗(1勝1敗・防御率4.80)、澤村拓一(1勝2敗・防御率3.28)といったパッとしない成績の面々を1軍に登用。しかし、この4名は全員活躍しているとは言い難く、マルティネスに至っては16日に抹消された。 こうした選手を抱えた上で勝てるならば話は別だが、チームは現在2位広島にゲーム差無しまで肉薄されるなど失速気味。ファンからは「せっかく若手がアピールしてるんだから首脳陣はもっと考えろ」、「選手起用で大事なのは実績ではなく状態だろ」といった声も挙がり始めているが…文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年05月21日 06時30分
「強くなった姿を見せたい」“シュートボクシングの若きエース”海人が、6.23後楽園で早くも再起戦!
シュートボクシング協会は、6月23日に東京・後楽園ホールで、2019年シリーズ第3戦『SHOOT BOXING 2019 act.3』を開催すると発表。第1弾出場選手を発表した。 メインには、S-cup2018世界王者の海人(TEAM F.O.D)が抜てきされた。2、4月に続き3大会連続の後楽園となる。海人は昨年11月、世界の強豪が集結したシュートボクシングの祭典『S-cup‐65kg世界トーナメント』両国国技館大会に出場、3試合連続でKO勝利し完全優勝を果たした。続く12月にはKNOCK OUT両国国技館大会で、水落洋祐と激戦の末、3RTKO勝ち。今年2月のポンシリー・ポーシリポン(タイ)戦でも圧勝し5連勝をマーク。しかし4月、ムエタイ戦士チャド・コリンズ(豪州)に判定負けを喫した。 「若いうちはどんどん経験を積んだ方がいい」 シーザー武志会長はそう話す。海人をシュートボクシングの真のエースにしようと考えているのだろう。メインで負けようが海人を続けてメインに起用するあたり、ブレないのが素晴らしい。海人は大阪の選手ではあるが、試合を重ねるたびに会場の声援は大きくなっている。“若きエース”から“若き”という言葉が消える日も遠くないはずだ。今大会の対戦相手は現在調整中とのこと。本人が熱望しているザカリア・ゾウガリー(オランダ)、チャムアトーン・ファイタームエタイ(タイ)とのリベンジマッチをそろそろ見たい気もするが…。シーザー会長がチャド戦を通じて見えてきたという「ウィークポイント」を2カ月でどこまで改善するのかも注目だ。 調整期間2カ月での再起戦となる海人だが「4月大会で自分がダメなところがさらに見えたので、すぐに練習も再開しましたし、準備もできてて、すぐにでもやりたいと思ってました!再起戦なので勝つのはもちろんですが強くなった姿を見せたいです。対戦相手は未定ですが誰が来ても倒します!」と早く試合がしたくて仕方がない様子。試合まで間もないが不安は全くないとのこと。輝きに満ちあふれた本来の姿を見せてくれそうだ。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年05月20日 22時30分
“ドライチ”トリオが頑張った! DeNAが燕を3タテで、さあ反撃開始
ベイスターズは17〜19日、敵地神宮球場で行われたスワローズとの三連戦で、見事に3連勝をマーク。最下位に沈むチームに、やっと上昇気配が漂ってきた。 初戦は、もはや“スーパーエース”との称号もふさわしい存在となっている今永昇太。 昨年4勝11敗、防御率6.80と散々たる成績に終わった今永だったが、今季は一変。開幕投手に指名されると、指にかかった150キロ超えのストレートを軸に強気のピッチングを披露。17日の試合も、6回まで1失点のみと安定感抜群の内容。7回味方のエラーもありパットンの救援を仰いだが、今シーズン5勝目を挙げた。これで防御率(1.37)、奪三振(60)、勝率(.833)と合わせてセ・リーグの投手部門でトップの成績を収めている。8登板で全てクオリティースタートを記録していることも見逃せない数字で、このままの調子でシーズンを終えれば、沢村賞も夢ではない。 2戦目は、ルーキーの上茶谷大河。 援護の少なさや、リードしている場面でリリーフにバトンを渡すもミスなど不運も重なり、未だ未勝利の右腕。この日は3回までに3点の援護をもらうも、4回に村上にスリーランを許し同点に。しかし、直後の5回には自らのプロ入り初ヒットもあり勝ち越しに成功すると、6回途中99球でマウンドを譲った。その後、打線の爆発もあり、7回目の登板で嬉しいプロ初勝利を上げた。 3戦目は、パワフル左腕・濱口遥大。 今シーズンは開幕から好調で、4月10日のタイガース戦で完封勝利を挙げるも、同17日のドラゴンズ戦で打球を右ふくらはぎに当てられ戦線離脱。復帰戦となったこの日は、初回山田哲人にフォアボール、バレンティンにヒットを許すも後続を断つと、味方の大量援護もありスコアボードに0を並べていく。最終回に一死満塁のピンチも気合いで切り抜け、完封勝利。“濱ちゃんスマイル”と女房役伊藤の“光の抱擁”が、神宮のマウンドで輝いた。 この三連戦は全て先発投手に勝ち星が付く理想的な勝利。その3人ともドラフト1位指名と、チームの期待の大きいピッチャーが躍動する展開となった。15日には、左肘故障で出遅れていた、昨年のドラフト1位で新人王の東克樹も今シーズン初勝利を挙げた。打線もやっとホームラン頼りから、タイムリーヒットで得点出来るようになってきた。投打が噛み合ってきたベイスターズ。ハマに吹く風は、明らかに追い風だ。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年05月20日 17時40分
怪現象!「阪神打線がコワイ」相手投手から悲鳴、中でも1番怖い打者は…?
1番バッターは俊足タイプが良い。このアナログ的な打順の編成法は、令和の時代になっても十分に通用する。それを、矢野阪神が証明しつつある。1番・近本光司 打率.280 出塁率.3312番・糸原健斗 打率.248 出塁率.3633番・糸井嘉男 打率.304 出塁率.4144番・大山悠輔 打率.257 出塁率.301(5月19日現在) ようやく、打順が固定されつつある阪神の1番バッターから4番までの成績だ。安打、本塁打といった“打撃能力”のみの数字を示す打率よりも、四死球を加算した出塁率のほうが高くなる。 注目すべきは、1番に定着した近本の盗塁だ。盗塁数「11」はリーグ2位。トップは「12」で、ヤクルト・山田、中日・大島の2人。しかし、近本は盗塁において、山田、大島とは異なる数字も残している。盗塁失敗を意味する「盗塁死」はリーグトップの「5」を記録していた。つまり、近本は合わせて「16」というリーグトップの“盗塁挑戦”を行っているのだ。 その影響だろう。打点数を見ると2番・糸原は「14」、3番・糸井は「14」、4番・大山は「26」と高い数字を残している。 投手出身のプロ野球解説者がこう言う。 「近本が出塁したら、対戦チームのバッテリーは『一塁走者・近本』と『次打者・糸原』の両方に気を遣わなければなりません。近本に二盗を許してしまえば、シングルヒット1本で近本は本塁までかえってきます。1点献上ですよ。だから、近本への警戒はおろそかにできません」 一塁走者・近本への警戒。それは、クイックモーションやけん制球だけではない。味方捕手に二塁に送球してもらい、「アウト」を取ってもらわなければならない。クイックモーションも大切だが、コンマ1秒を争う場面だから、投手から捕手にボールが渡る時間を短縮しようと、変化球よりも直球中心の配球になってしまう。 糸原には「まずは真っすぐ狙い」という、ヒットを打ちやすい前提が与えられるのだ。前出のプロ野球解説者は、阪神OBのスピードスター・赤星憲広氏が現役だったころと、今の阪神打線が似てきたとも話していた。 矢野燿大監督は昨季、二軍を指揮していた。今さらだが、同年の阪神二軍は「シーズン163個」という驚異的なチーム盗塁数をカウントした。矢野二軍監督(当時)は「次の塁を果敢に狙う姿勢を植えつけるため」と語っていたが、走塁センスの高い1番バッターがいることによる相乗効果も十分に分かっていたはずだ。赤星氏がルーキーイヤーから5年連続で盗塁王を獲得した時代、矢野監督は現役の捕手として活躍していた。 足の速いバッターを1番に置く。盗塁は、相手投手のモーションを盗むセンスや研究なしにはできない野球技術ではあるが、スピードプレーヤーの出現は、チーム全体に大きな相乗効果ももたらす。「阪神打線がイヤ」、そう話す投手も増え始めた。盗塁がダメ虎を蘇生させつつあるようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年05月20日 17時30分
「晩節を汚した」引退の上原に厳しい声 日本人メジャーリーガーはなぜ日本に戻ってくるのか?
巨人・上原浩治が引退することを、一部スポーツ紙が報じた。上原は昨季、シカゴ・カブスから巨人に入団。2018年シーズンは36試合に登板したが、今季は一軍での登板が無く、二軍でも9試合を投げただけだった。 ルーキーイヤーから20勝4敗の記録を打ち立てて、最多勝や最優秀防御率などタイトルを総なめにし、日米通算134勝を挙げて2013年にはレッドソックスで胴上げ投手ともなった大投手だが、ネット上での反応は芳しくない。 「まぁよく頑張ったよ」「メジャーで終えていればよかったのに」「晩節を汚した感ある」と、素っ気ない反応や日本に戻ってきたことに否定的な意見も目立った。 復帰後のNPBでは目立った活躍を残せなかった上原だが、なぜ戻ってきたのだろうか。本人曰く「野球がしたかった」とのことだが、とある野球ライターはこのような見解を示す。 「結局のところお金でしょうね。『元メジャーリーガー』という実績を引っ提げて、契約金1億円、推定年俸2億円を巨人から貰いました。出来高もあったようですが、全く活躍しなくても3億円貰えるんだから、日本に戻りたくもなるでしょう」 上原は今年1月12日に放送された「ジョブチューン」(TBS系)で、一軒家やマンションなど、合計7つの豪邸を持っていることを明かしている。それでもさらに金銭が欲しいというのだから驚きだ。前述のライターはこうも語る。 「今、巨人にいる中島宏之などは、渡米する前は推定2億8000万円だった年俸が帰国後は推定3億5000万円まで増えました。アメリカではマイナー止まりで全く活躍出来なかったにも関わらずです。松坂大輔なんかは2015年から2017年まで推定4億円の3年契約を結びましたからね。やっぱりある程度余力を残して日本に戻ると、大金が貰えるんです」 振り返ると、メジャーリーグ球団で引退し、日本の球団へは帰らなかった選手はごくわずかしかいない。イチロー、大塚晶則、野茂英雄、長谷川滋利、松井秀喜…。桑田真澄も帰国後プロ野球球団には入らなかったが、そもそも渡米する前に巨人を半ば戦力外で退団しており、NPBからのオファーが無かったものと思われる。 晩節を汚した形となった上原だが、今後の動向に注目したいところだ。
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スポーツ 2019年05月20日 11時20分
日曜日に勝てないオリックス…近鉄時代のマスコットもガックリ
オリックス 3-9 埼玉西武(9回戦)※オリックスの3勝6敗▽19日 京セラドーム大阪 観衆 27,437人 人気復刻シリーズ『関西クラシック』大阪近鉄バファローズ編を、埼玉西武ライオンズ相手に1勝1敗で迎えた最終戦が19日、大阪・京セラドーム大阪で開催された。近鉄当時のマスコット「バフィリード」も登場した。 オリックスは新外国人選手エップラーが来日一軍初先発。アルバースが不調により、先発ローテーションから外れたため、巡ってきたチャンスだったが、全体的に球が高めに行くなど、強力な西武打線が見逃してくれるはずがなく、3回2/3を71球、被安打8、失点3の内容で降板。 先発の役割を果たせなかったエップラーは「調子自体は良かったし、序盤は自分らしいゴロで打たせて取るピッチングが出来ていたと思う。3回4回とゴロを打たせることは出来ていたけど、野手の間を抜けるヒットが続いてしまった。連打を止めることが出来なかったし、長いイニングを投げることが出来ずに悔しい」と肩を落としている。 エップラーの後を、山田修義、山崎福也のレフティーズが登板したが、回またぎをした山崎が一死、2、3塁のピンチを招くと、西村徳文監督は小林慶祐にスイッチ。小林は山川穂高を申告敬遠で歩かせると、続く森友哉が6号満塁弾を放ち万事休す。打撃陣もクリーンナップが精彩を欠き、チャンスをモノに出来ず。オリックスはこのカードを負け越してしまった。 試合後、西村監督は「(山崎)福也を続投させたのは自分の責任なんですけど、粘って欲しかったですよね。エップラーの内容がどうとか関係なく、ピッチャーはもう一回考え直すところがあるので」と、なかなか安定しない中継ぎ陣と、離脱者が出ている先発ローテーションを含めて再考していく意向を明らかにしている。 打撃陣に関しては「点を取りに行かなきゃいけない。相手は西武ですから、それ以上の思いじゃなきゃいけないですからね。(先発の松本航を)なんとか攻略しないといけなかった。また明後日からやっていきます」と話すのが精一杯。 日曜日が7敗1分けと今シーズン一度も勝てていないことについては「そこもやっていかなきゃいけないところ。日曜日だけじゃなくて他の日もしっかりとやっていかなきゃいけないですよ」と厳しい口調で答え、会見を終えた。 プロ初登板初先発の西武のドラフト1位ルーキー、松本航に初勝利を与える屈辱に加えて、18試合連続一桁安打と貧打の深刻さは高まるばかり。ピッチャーの再編が打撃陣にどんな派生効果を生むのか。最下位独走をそろそろ止めないと手遅れになる。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年05月20日 10時30分
張本氏、競技トランポリンに「我々でもできそう」発言でスタジオ凍りつく “やってみて”と怒りの声
19日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏のある発言でスタジオが凍りつくシーンがあり、話題となっている。 問題のシーンは、トランポリンの全日本年齢別選手権の様子がきっかけ。女子の森ひかる選手、男子の海野大透選手がトランポリンを跳び、空中で複数回回転し、見事に着地するVTRを見た張本氏は、アッパレを入れたのち、 「これは田中さん、我々にもできそうじゃないの?」 とコメンテーターの元衆議院議員の田中秀征氏に声を掛ける。ゲストの元横浜ベイスターズ選手の高木豊氏が笑いながら、「どういうこと」とつぶやき、関口宏も「なんですか」と話す中、声をかけられた田中氏は凍りついて無視をする。 張本氏は「我々もできそうじゃないの? 我々でもできそうじゃないですか、これ?」と連呼。田中氏は「何がですか?」と返すと、笑ってごまかしてしまう。即座に関口が「止めてくださいよ、大変なことなんですよ」と制すが、張本氏は 「ぴょーんぴょーんと。怪我はないと思うよ、下が柔らかいから」 と少々意図のわかりにくい論理を見せる。関口は「膝や足首が危ないから、止めてください」と諭した。 張本氏の発言に、ネットユーザーからは「トランポリンを馬鹿にするな」「トランポリンより野球のほうが誰でもできるだろ」「発言の根拠が全くわからない」と反対意見が噴出。さらに、「なら実際にやってみてもらいたい」「そんなに言うなら張本氏がやってみてもらいたい」という声も。 そして、「ジャンプして空中で回転するのは難易度が高く危険」「回転に失敗すれば頭から地面に落ちて大怪我をするケースがある。危険なスポーツってことがわかっていない」と知識不足の指摘もあった。 さらには、安倍政権を支持する張本氏だけに、毎週のように政権批判を繰り返すサンデーモーニングのコメンテーター陣らに「一杯食わしてやろうとしたのではないか」という見方をするネットユーザーもいた。 トランポリンは難易度の高い競技であり、全日本トップのような演技を張本氏や田中氏が行えるとは思えない。今回の発言は、意図がわかりにくいものだった。
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