スポーツ
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スポーツ 2019年05月28日 06時30分
“脅迫めいた映像”が…「MOX」元WWEのディーン・アンブローズが新日本6.5両国国技館大会参戦を示唆!
新日本プロレスのIWGP US王者、ジュース・ロビンソンに脅迫めいた映像を送りつけていたのは、とんでもないビッグネームであることが濃厚となった。 ジョン・モクスリーは今年4月にWWEを退団し、ディーン・アンブローズから、WWE入団前に使用していたリングネームに変えた。彼はケニー・オメガ、Cody、ヤングバックスらが設立したアメリカの新興団体AEWの旗揚げ戦(日本時間26日)のメインイベントでケニーに勝ったジェリコを急襲したばかり。モクスリーは自らのツイッターに新日本プロレス公式アカウントのみ記載して、ジュースへの脅迫動画を添付した。映像の最後には「MOX」の文字が映し出されている。モクスリーが新日本6.5両国国技館大会でジュースの前に姿を見せるのか注目される。 AEWはモクスリーと複数年契約を結んだことを発表しているが、同じくAEWと契約を結んだクリス・ジェリコは、新日本6.9大阪城ホール大会でIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカに挑戦することが決定している。ジェリコとケニーは「新日本プロレスには出場できる」と契約に盛り込まれていることを明らかにしている。モクスリーも同様の契約を結んだのだろうか。今後の動向が見逃せない。 モクスリーはWWE時代、セス・ロリンズ、ロマン・レインズらと“ザ・シールド”として、一世を風靡。日本公演にも来日しており、WWE退団にショックを受けた日本のファンも少なくなかった。アンブローズとしてWWE王座をはじめ、WWE US王座やWWEインターコンチネンタル王座など数々の主要タイトルを獲得している大物。セミレギュラーだったジェリコと違って、WWEで第一線を張ったまま退団し、年齢も33歳とまだ若い。AEWのスケジュールの合間をぬって新日本に定期参戦することになれば、世界的な知名度と実力を誇るモクスリーが新日本にとってさらなる起爆剤になるだろう。 まずは6.5両国大会に期待したい。文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年05月27日 22時30分
バレットクラブに不穏な空気! 新日本スーパーJr.終盤へ 鷹木信悟が無傷の7連勝
新日本プロレス初夏の最強ジュニア戦士決定戦『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.26』(BOSJ)が26日に開幕した。千葉・幕張メッセ国際展示場7ホール大会では、A、B両ブロックとも公式戦7試合を消化。各選手、残り2試合となった。開幕から6連敗中だったTAKAみちのくは右足の負傷で幕張大会から欠場。ドラゴン・リー、マーティー・スカル、金丸義信は不戦勝となった。 リーグ戦は予想通り、22日からの東京・後楽園ホール3連戦で大きく動いた。Aブロックは優勝候補筆頭の鷹木信悟が無傷の7連勝中。これを1敗の石森太二、2敗のリーが追う展開。31日の愛媛・アイテムえひめ大会で鷹木と石森の公式戦が残っており、この結果が決勝進出に影響を与えるのは間違いない。 Bブロックは24日の後楽園大会でメインに抜擢されたロッキー・ロメロが奮起。Bブロックを全勝で独走していたバレットクラブの新メンバー、エル・ファンタズモに土をつけると、25日の幕張大会ではロッキーと同じロッポンギ3KのYOHがファンタズモを破る快挙。思わぬ連敗に焦ったファンタズモは、ウィル・オスプレイと対戦したバレットクラブのロビー・イーグルスに加担し、イーグルスの勝利に“貢献”したが、自身の実力で闘ってきたイーグルスは納得がいかない様子。ファンタズモのしたたかさが見え隠れしていることもあり、両者の間に不穏な空気が流れた。 Aブロックに比べるとBブロックは混戦で、田口隆祐、オスプレイ、ファンタズモ、イーグルスが2敗で首位。YOHとBUSHIが3敗で追う。ファンタズモは田口戦を残しているが、直接対決でオスプレイ、イーグルス、BUSHIに勝っているだけに同点で並んだ場合は優位に立つ。田口かYOHが上がってくるようなことがあれば面白いが、田口もYOHもまだ強敵との闘いを残しているだけに簡単にはいかないだろう。 6.5東京・両国国技館大会のメインイベントを巡る闘いは佳境を迎える。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年05月27日 20時30分
「睡眠時間2時間半」で試合に出場した大学野球部が敗戦 東都大学野球連盟にファンから批判殺到
5月24日、神宮球場で東都大学春季リーグ・中央大学対立正大学の試合が行われた。この試合は中央大が6対2で勝利したが、一部スポーツ紙は立正大の「過密スケジュール」について報じ話題となっている。 それによると、立正大の野球部員は前日に駒澤大と試合を行っており、終了したのは午後11時だった。その後、青山の神宮球場から寮がある熊谷市まで戻り、翌午前2時前後に就寝。さらに翌24日の試合開始が同10時だったため、同4時半に起床して同6時に寮を出発した。睡眠時間はわずか2時間半だったという。 寮に戻り、すぐ就寝するのでなく、野球部員は洗濯など雑務をこなし、就寝が遅れた事情もあったという。さらに、同11時試合開始を本来予定していたのだが、プロ野球が球場を使うために開始が1時間早くなる不運も重なった。これには坂田精二郎監督も、試合後に「もう少し配慮してくれてもよかったかな」と話した。 過酷なスケジュールで敗戦したこともあり、ネット上では「さすがにかわいそう」「なんとかならなかったのか」「なんでこんな日程にしたの? 信じられない」「順位に影響しない消化試合だったからいいけど、さすがに」と同情する声や、東都大学野球連盟を批判する声が挙がっている。 また、「選手だけホテルに泊まらせるなど、対策が取れれば」「日程を来年からは考え直して」など変革を求める声もあった。さらに、野球ライターの1人はこうも語る。 「今年から東都リーグは、1日2試合制から1日3試合制を取り、最後の試合は午後5時開始のナイター戦となることが決まりました。これによって日程の消化が早くなるメリットが生まれ、連盟側も『仕事帰りに卒業生がナイター戦を見に来てくれれば、活性化につながる』と言っていたのですが…。思わぬ問題が現れてしまいました」 1日3試合の改革案を出した東都大学野球連盟だが、今後もさらなる改善が求められそうだ。
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スポーツ 2019年05月27日 17時30分
なぜ? 日本ハム・清宮の速すぎる一軍昇格 栗山監督の狙いとは
3月に右手有鈎骨の骨折で離脱した清宮幸太郎(20)が、5月24日に一軍登録された。同日に「7番・DH」でいきなりスタメン出場し、復帰2戦目の翌25日には2点適時二塁打を放ってみせた。 今回の昇格に二軍首脳陣が反対し、そのことを伝えた各メディアに対し、栗山英樹監督(58)が「必要だから呼んだ」と反論したのは既報通り。清宮のヒットは栗山監督を救う一打ともなったわけだが、「戦力」として疑問視する声はいまだ続いている。 「清宮が二軍の実戦に復帰したのは5月14日、わずか10日後で一軍に帰ってきたことになります。経験豊富なベテランならまだしも、一軍でまだレギュラーを獲得していない、プロ2年目の選手です。やはり、栗山監督の温情だと思います」(ベテラン記者) 温情…。しかし、えこひいきではないようだ。長期故障の経験を持つプロ野球解説者がこう言う。 「リハビリってのは、通常の練習よりもラクなんです。通常の練習をして身体が疲れると、精神面での達成感みたいなものもあるんですが、リハビリはやっても身体が疲れないので、『こんな調子で大丈夫なのだろうか』と常に不安になります。チームと離れて一人になることも多いので、気持ちの上でもつらい」 栗山監督はそういった清宮の不安感から救うため、一軍という刺激の多い世界にいったん引き入れたとも解釈できる。 一方、他球団の反応だが、「戦況に大きな影響ナシ」とみる声と同時に「清宮次第」と意味深な言い方をするスコアラーもいた。 「日本ハムは、5位。勝率も5割を切っています。チームの起爆剤として、清宮を呼んだのかもしれません」 清宮昇格が決まる前夜、日ハムは東北楽天に快勝した。勝率がようやく5割を超え、貯金1。この時点で、千葉ロッテ、埼玉西武も勝率5割をウロウロしている状況だったが、首位ソフトバンクと2位楽天とはさほど離れていない。勝率5割ラインの日ハム、ロッテ、西武にも首位浮上の可能性は十分にあった。 「若い清宮が打ってチームが活気づけば、日ハムは上昇気流をつかむことができます。栗山監督はそういう狙いも持っていたのではないか?」(前出・ライバル球団スコアラー) また、日ハムに限った話ではないが、GWの大型連休期間の連戦で、選手は疲れきっている。主力選手を休ませたい。1、2試合、試合から外れるだけで十分な回復が望めるのだが、代わりが務まる選手が見当たらない…。そんな状況だという。 試合に出場することを前提とした一軍昇格だったようである。その意味では、清宮は大きなチャンスをもらったといえるが、チームを活気づけるまでには至っていない。清宮の合流した西武3連戦は、全て落としてしまった。 打点を稼いだ25日の第2打席だが、相手ピッチャーは快速球を誇る多和田真三郎だった。実戦に復帰して間もなく、二軍投手の速球にも差し込まれていたのに、一流投手を相手に結果を出した点は、素直に評価すべきだろう。栗山監督は、一流選手はトップレベルの中で調整すべきとも考えていたのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年05月27日 17時00分
新神宮球場で危機感 巨人に再燃する「築地市場跡地」本拠地計画
東京オリンピック・パラリンピックを契機に、明治神宮外苑一帯の再開発が始まる。本拠地移転問題に揺れていた東京ヤクルトが商業施設も併設する「ボールパーク」を手にする一方、心穏やかでないのが巨人だ。球界勢力図が替わる可能性もあり「築地ジャイアンツ球場」建設計画が再燃――。 5月8日、東京五輪を契機に東京・明治神宮外苑地区一帯の再開発に関して、都の環境アセスメントの手続きが本格的に始動した。神宮球場は、明治神宮、日本スポーツ振興センターなどにより、神宮球場と秩父宮ラグビー場が場所を入れ替えて建設されるという。 しかも、2027年に新球場が完成してから旧球場を取り壊すことで、空白期間はない。つまり、一時期騒がれたヤクルトの本拠地移転問題も消滅したのだ。 五輪開催にともない来年7月6日から9月13日までは使えなくなるが、あとは従来通り神宮球場で試合ができる。新神宮球場一帯の再開発の工程表はこうだ。 まず’21年に神宮第二球場を解体し、翌年、新たな秩父宮ラグビー場をその跡地に建設。工事は2024年にいったん終了し、その後、秩父宮ラグビー場を解体してその跡地に新神宮球場の建設を始め、2027年に完成させる。その後、神宮球場を取り壊して、新秩父宮ラグビー場の観客席を増設。合わせて商業施設や宿泊施設も建設し、2030年秋をめどに全体の計画を完了する計画だ。 およそ10年、総工費1000億円の巨大事業だが、この工程表からも分かるように、計画の中心にあるのは神宮球場である。メジャーリーグのサンディエゴ・パドレスの本拠地、ペトコ・パーク(数約4万2000人収容)を参考に、球場にビルの一部を取り込み、レストランやホテルを営業し、屋上は観客席として利用する計画もあるという。 2万5000人収容の新秩父宮ラグビー場は、開閉式の屋根を設け、コンサートなどでも利用可能。6万8000人収容の新国立競技場は、サッカー日本代表の試合や陸上などの世界的な大会やイベントで使用され、ライブコンサートなら8万人が収容できる予定だ。「地獄から一転とはこのこと。地方への本拠地移転どころか、ヤクルトは新宿区と渋谷区という都心一等地に超豪華なボールパークを手に入れます。スポーツ観戦のみならず、それ以外でも楽しめるトレンドな街にする計画で、その旗艦的存在がヤクルト。球界の人気勢力地図も塗り替わりそうです」(スポーツ紙デスク) これに危機感を募らせているのが巨人だ。本拠地の東京ドームは築30年を超え、老朽化が目立つ。建て替えたくても、持ち主は読売グループと資本関係がない東京ドームで、後楽園球場から建て替えた際は旧後楽園競輪場に移してスムーズに工事が運んだものの、その際、同球場跡地に東京ドームホテルを建設したことから、今回敷地内での新球場建設はできないのだ。 とはいえ、球団と球場の一体経営は日本球界でも主流になっていて、福岡ソフトバンクや横浜DeNAがMLB流のボールパーク化で観客動員を大幅に伸ばしているのは歴然たる事実。日本ハムも本拠地を札幌市から北広島市に移して新スタジアムを建設し、2023年からボールパークとなる。「ヤクルトが明治神宮外苑の再開発を機により大きく変貌することで、巨人1球団だけ、時代に取り残され球界盟主の座から転落する可能性がある」(巨人OBの野球解説者) そこで再燃しだしたのが、新球場建設に伴う巨人の「本拠地移転案」。これまでも築地市場跡地をはじめ、東京スカイツリーに近い墨田区や、よみうりランドがある稲城市への移転が検討されたが、いずれも保留とされてきた。しかし、今度はそうはいかない。「読売グループが狙いを定めているのが、東京の一等地・銀座に近い築地市場跡地。ここに松井秀喜氏が希望する天然芝の新ジャイアンツスタジアムを建設し、監督招請の切り札にする計画です。それ以外、神宮外苑に勝てるブランドはありません」(前出・デスク) 小池百合子都知事は今年3月、築地跡地を「交流促進」「おもてなし」など4つのゾーンに分け、MICE(国際会議場・展示場)施設を建設すると公表。隣接する浜離宮恩賜庭園の魅力を生かし、観光客のための高級ホテルやレストランなども誘致していくとしているが、来年夏には都知事選があり、再選は極めて微妙だ。 自民党は総じて反発しており、鈴木大地スポーツ庁長官や丸川珠代元五輪相、橋本聖子参院議員会長、さらに谷垣禎一元総裁の名も刺客候補に挙がっている。 小池氏の頼みの綱は、かつて保守党で同志だった二階俊博幹事長だが、「タヌキ親父」と呼ばれる同氏がすんなり応じるとは思えない。そこに乗じるのが読売新聞であり、オピニオンリーダーの渡邉恒雄氏だ。 自民党支持を取り付けた再選とバーターで、築地市場跡地をジャイアンツスタジアムに変更する可能性は十分にある――。
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スポーツ 2019年05月27日 12時00分
張本勲氏、トランプ大統領に「赤いシャツに上手いものなし」発言で物議 タイガー・ウッズの例を出す指摘も
26日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が来日しヘリコプターでゴルフ場に姿を見せたドナルド・トランプ米大統領について独自の見解を示し、物議を醸している。 番組では、スポーツの『週刊御意見番』コーナー内で、VTRに割り込む形でトランプ大統領が乗ったヘリコプターが千葉県茂原市のゴルフ場に着陸し、安倍晋三総理大臣が出迎える様子を中継。トランプ大統領と安倍総理に批判的な関口宏は、なかなかヘリから降りないトランプ大統領に、「まだ見せますか?」「まだ降りてこないのかしら」「スタッフは会うところを見せたいんだ」「どうしても見せたい?」と、露骨にいらだちを見せる。 数分後、ヘリコプターから出てきたのは、赤いシャツを来たトランプ大統領。2人で歩き友好関係をアピールする両者を関口は苦々しく思っていたのか、「無事会ったんでいいでしょう。番組戻してください」と早々に中継を打ち切ってしまう。 そんな関口にツッコミを入れたのが、週刊誌上で安倍総理を評価する発言を行い、一緒に食事をしたこともあるという張本氏。トランプ大統領について安倍総理から聞いた話として、 「ちなみにね、トランプ大統領は安倍さんに言わしたら距離は出るの。スコアはまあまあで。だけど、日本では赤シャツに上手い者なしって言われてるんですよ。赤いシャツを着た人は上手い人がいないってね」 と独自の見解。ちなみに、ヘリコプターから出てきたトランプ大統領は赤いシャツと黒のズボン。一方、安倍総理は青のブレザーと白のズボンだった。番組は安倍総理とトランプ大統領の関係性や発言の趣旨などには触れず、さっさとボクシングの話題に移った。 あくまでも冗談の範疇だと思われるが、視聴者からは「失言と取られかねない」「全く根拠がなく、偏見」と不満の声が。また、「そんな話は聞いたことがない」「タイガー・ウッズは最終日に赤いシャツを着ている」など、不満や批判の声が上がった。 反日反米で親韓の色が濃い『サンデーモーニング』の中にあって、張本氏は実際に広島で被爆していることから愛国心が強く、日本の防衛に力を入れる安倍総理を高く評価していると言われる。 政治論については各方面から高い評価を受ける張本氏にしては、少々残念な発言だった。
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スポーツ 2019年05月27日 11時40分
DeNA“困った時の国吉”が語る好調の要因は?「“あれ”が慣れてきた…」
10年目の国吉佑樹が、ベイスターズの投手陣を支える存在となっている。 26日のタイガース戦では先発の濱口遥大が大乱調で、初回の先頭打者近本光司に、2球目をライトスタンドに運ばれると、2回にはマルテ、中谷将大の連続ホームランを喫し、自らのエラーも絡んでの計5失点を喫すると1回2/3で降板。この緊急事態にマウンドを任された国吉は、2アウト1-2塁のピンチを脱すると、5回まで大山悠輔にカーブを上手く捕らえられたソロホームラン1本に抑える好投を見せた。中継ぎピッチャーとして3回1/3を投げ切り、67球、5奪三振と、気温30度をゆうに超える中での、まさしく“熱投”だった。 23日のジャイアンツ戦でも、6-0の劣勢から6-4まで追い上げた6回からマウンドを託され、相手1番から始まる打順を三者凡退に抑えると、続く7回もピンチは迎えたものの無失点で切り上げる好投を見せた。 これらを含め、直近の4試合は危なげない投球内容でチームに貢献。開幕前から目標として語っていた、去年中継ぎでビハインドの場面での回跨ぎなどでフル回転した「三嶋(一輝)さんのような役割」を果たしている。 昨年シーズンオフにオーストラリアで武者修行し一回り大きくなった国吉は、オープン戦から好調。今季は開幕から一軍入りし、4月6日には日本プロ野球史上2番目の161キロを記録し注目を集めたが、それだけではなく、今まで課題だったコントロールが安定したことと、中継ぎピッチャーとして「ルーティンも慣れてきた」と語っており、これも、このところの好調の要因であろう。 開幕から1か月半だが、日本球界ではまだ馴染みのない“オープナー”や、勝っている場面、負けている場面、同点の場面など、ありとあらゆるケースでの登板が続く国吉。ベイスターズのストロングポイントであるブルペン陣が、昨年のフル回転の影響からか、イマイチな状況が続いているだけに、196センチの大男の右腕にかかる期待はこれからも大きくなっていくであろう。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年05月27日 11時30分
あの先輩横綱も「いいね」平幕・朝乃山の“大金星”にツイッターで…
紛れもない“大金星”となった。 26日の千秋楽をもって、全15日間の戦いが終了した大相撲夏場所(東京・両国国技館)。令和初の開催となった今場所を制したのは、横綱でも大関でもなく平幕の朝乃山だった。 中日を終え「7勝1敗」と好位置につけた25歳は、11日目に「10勝1敗」で優勝争い単独トップに。翌日は敗れて横綱・鶴竜に並ばれるも、そこから関脇・栃ノ心、大関・豪栄道と実力者に連勝し千秋楽を待たずに初優勝を決めた。 小結・御嶽海と対戦した千秋楽は、立ち合いからの圧力に屈し寄り切りで敗戦。有終の美こそ飾れなかったものの、賜杯と共に殊勲賞(初)、敢闘賞(3回目)をダブル受賞。加えて、今場所新設の米国大統領杯を初めて授与された力士としても歴史に名を刻むこととなった。 そんな朝乃山の優勝は、各メディアによって記録的な優勝であると広く伝えられている。これらの報道によると、今回の優勝は「三役未経験の力士」としては1961年夏場所の佐田の山(元横綱)以来58年ぶり、「富山出身の力士」としては1916年の太刀山(元横綱)以来103年ぶりの快挙であるという。 一方、「所属部屋(高砂部屋)」という視点からみると、今回の優勝は9年ぶりとなる。前回高砂部屋に賜杯をもたらしたのは、今も根強い人気を誇るあの朝青龍(元横綱)だ。 2010年初場所で「13勝2敗」をマークし、自身25回目となる優勝を勝ち取った朝青龍。直後に不祥事の責任を取る形で電撃引退した横綱にとって、高砂部屋最後の優勝は自身最後の優勝でもあった。 そこから先場所に至るまで高砂部屋からは優勝力士が輩出されず、新入幕を果たしたのも朝乃山のみ。ただ、その唯一の力士が、偉大な先輩横綱を最後に止まった時計の針を再び動かした。 朝青龍のツイッターを確認すると、朝乃山の優勝を報告する複数のツイートに「いいね」を寄せている。部屋に久方ぶりの歓喜をもたらした後輩の活躍は、角界を離れた先輩の元にもしっかりと届いているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年05月26日 11時30分
名球会に入らない方がいい? 巨人・上原の大記録への議論白熱 しかしメリットが…
涙の引退を機に、議論が再燃し始めている。 20日に引退を表明し、21年間の現役生活に幕を下ろした巨人・上原浩治。日米で一時代を築いた右腕の決断は各メディアによって大きく報じられ、その功績を改めて振り返る報道も数多い。 そのような報道の中で、たびたび報道されているのが、日米通算「100勝・100セーブ・100ホールド」という記録。日本人では上原のみ、メジャーを含めても過去に1人しか達成者がいない偉大な記録だ。 ただ、その功績の大きさが、冒頭で述べたようにとある議論を呼んでいる。それが名球会入りだ。現に、ファンからは「名球会に入会させてほしい」という待望論が数多く寄せられており、工藤公康(ソフトバンク監督)、ダルビッシュ有(カブス)といった野球関係者も入会をプッシュしている。 昨オフの名球会総会では、上原の記録樹立を機に「100勝・100セーブ・100ホールド」を新たな資格とするか話し合われている。もし今後結論が出れば上原も晴れて名球会の一員となるが、現状を考えるとそこまでして名球会に入るメリットは少ない。 名球会に入るメリットとして、主に考えられるのは「一流選手としての箔がつく」、「OBとの人脈が仕事につながる」、「野球教室や講演会参加による収入」の3点。しかし、数多くの人が引退を惜しんだように上原の人気・知名度は既に確立されている。また、収入面に関しても、日米両国で不動産投資を行っているため今後は安泰だ。 そもそも、名球会はもともと400勝投手・金田正一を中心に作られた一任意団体でしかなく、過去には榎本喜八(入会後、集まりに一度も参加せず脱会扱い)、落合博満など興味を示さなかった選手も存在。また、2013年には当の金田を含め3人が退会する“内ゲバ”が起こっていたことが、複数の週刊誌によって伝えられてもいる。 OBがひしめく中に入っても、余分に神経をすり減らすだけ。そんなリスクを負うのであれば、引退会見で意欲を示したアマチュア野球の指導に精を出す方がいいのではないだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年05月26日 06時30分
無謀すぎる貴景勝、強行出場は「若気の至り」では済まされない?
右膝の負傷で途中休場し、19日の8日目に再出場するも、結局翌日の9日目から再休場した大関・貴景勝。22日の11日目をもって勝ち越しの可能性がなくなり、7月の名古屋場所でカド番に転落することが確定した。 1度目に休場した時点で、マスコミや世間からは「無理はしない方がいい」という意見がほとんどだった。再出場後の案の定ともいえる成績にネット上では「全く意味のない強行出場だった」、「まだ若いのに無謀なことをするな」「千賀ノ浦親方も含めて判断が甘すぎる」といった批判が寄せられ、報道を見ると相撲関係者からの苦言が伝えられている。 22歳の若武者に不満をぶつける人々は、決して悪意を持ってこのようなことを言っているわけではない。現に、過去には強行出場に走り、莫大なツケを払う羽目になった事例が複数存在する。 最も記憶に新しいのは、1月の初場所で引退した稀勢の里(元横綱、現荒磯親方)。2017年春場所で左胸に負傷を負いながら賜杯を手にするも、その代償は大きく翌場所から2018年秋場所まで8場所連続休場(横綱では史上ワースト、途中休場含む)。結局、引退までコンディションが戻ることはなかった。 「大関」に絞ると、具体例となるのは照ノ富士(現三段目)。2017年春、夏場所で左膝の状態を悪くするも、どちらの場所でも優勝争いを演じていたため出場を継続。その結果左膝半月板損傷で名古屋場所、秋場所は途中休場に追い込まれ、14場所在位した大関の座を失うこととなった。 強行出場が尾を引いたのは、貴景勝のもともとの師匠である貴乃花(元横綱)も同様だ。右膝に重傷を負いながら優勝決定戦で武蔵丸(元横綱、現武蔵川親方)を下した2001年夏場所のシーンは広く知られているが、その翌場所から7場所連続休場。その後、2003年初場所中に現役を退く決断を下している。 怪我に対する判断を誤れば、その後の土俵人生も簡単に狂ってしまう。今回の貴景勝に関しても、これが「若気の至り」で済まなくなる可能性は少なくない。文 / 柴田雅人
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