スポーツ
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スポーツ 2023年05月15日 17時30分
高梨沙羅がイメチェン ネガティブ意見は「気にならなかった」職場・学校での髪色自由化を支持
スキージャンプの高梨沙羅選手が15日、都内で開催された「#髪色自由化」プロジェクト発足発表会にゲストとして出席した。 >>全ての画像を見る<< 「たくさんの学びが多かったシーズンだったので、しっかり今季につなげていきたい」と昨シーズンを振り返った高梨。オフシーズンも「トレーニングを続けています。普段オフの時は、写真を撮りに行ったり、読書したりしています」と充実した毎日を過ごしている。髪にもカラーを施して、「生まれ変わった感じ。髪がきれいに整うと気持ちも芯が通る感覚があります」と笑顔を見せた。 発表会当日もグラデーションカラーにイメチェンしたという高梨。髪型の変化が話題になることも度々あるが、「私の場合はモチベーションを上げることもそうですし、魅せる競技でもあると思うので、自分の個性を大切にする思いもあります。髪を変えることで、沈んでいた気持ちを切り替えたり、新しく何かを始める時に心機一転につながる」と気分を一新していると話した。 接客業を始め、多くの企業で髪型規定が導入されていることには「私はその人が見えていた方が話しやすいし、話のきっかけになってうれしいんですけど、やっぱりそういう決まりがあるんですね」と考え込む様子。髪色自由化プロジェクトについて、「個性を大事にしている人は素敵だなと思うので、私自身もそういう風になっていきたいです。この活動が広がって、みんな自由に自分を出していける世界になってほしい」とエールを送った。 終了後の囲み取材では、高校スポーツの髪型制限に関する質問も。「なかなか難しいところではありますが」と前置きしつつ、「髪型が強制されてしまうのは、その子の個性が消えてしまうので寂しい」と見解を述べた。 また、ネガティブな反響への向き合い方を聞かれ、「気にしていないと言ったら嘘になるかもしれないですけど、あまり気にならなかったです。自分の気持ちが一番大事で、周りの意見も大事ですけど、やるのは自分。なりたい自分になるのは大事なことで、自分の個性を殺したくない」と海外を転戦するアスリートの矜持を語った。 日本ロレアル株式会社のジャン-ピエール・シャリトン代表取締役社長は「ロレアルは、性別に関係なく誰もが自分らしくいられる社会の実現に向けて、あらゆる場面で働く人をエンパワーしている。働く全ての人がその人らしいスタイル、髪色で働ける自由で風通しの良い社会にするために貢献したい」と挨拶した。(取材・文:石河コウヘイ)
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スポーツ 2023年05月15日 15時30分
大相撲、貴景勝が初日勝利も「また休場しそう」心配の声 格下相手に立ち合い変化、カド番脱出に早くも暗雲?
15日に行われた大相撲5月場所初日。今場所初白星を挙げた大関・貴景勝の相撲が物議を醸している。 貴景勝はこの日、結び前の一番で平幕・阿炎と対戦。両者はともに力強い突き押しを武器とする力士で、立ち合いからの激しいぶつかり合いを期待するファンも少なくなかった。 ところが、迎えた一番は阿炎が立ち合いから勢いよくもろ手突きを仕掛ける一方、貴景勝は阿炎の右脇腹に左手を当てながら左方向に変化。体勢を崩した阿炎は前のめりになりながらなおも前に出ようとするも、貴景勝は阿炎の右腕を手繰りつつ土俵外へ押し出した。 >>大相撲、貴景勝戦前のヤジに場内ドン引き?「邪魔するなら帰れ!」一部客の行動に批判、取組にも影響か<< この貴景勝の相撲に、ネット上では「格下相手に注文相撲はガッカリ」などと失望の声が上がったが、それ以上に「膝の怪我は回復順調じゃなかったのかよ」、「明らかに強い当たりを受けられる状態じゃないだろ」、「初日からこの調子じゃ千秋楽まで持たないんじゃないか」、「日を追うごとに悪化していきそうで怖いし、最悪また途中休場しそう」といった状態を心配するコメントが寄せられた。 「貴景勝は先場所3日目の平幕・正代戦(押し出しで勝利)で左膝を痛めると、6日目の平幕・御嶽海戦(押し出しで敗戦)で状態が悪化し翌7日目から休場。『3勝4敗8休』で場所を終えることになり、綱取りから一転してカド番に転落しました。今場所前の報道では師匠・常盤山親方(元小結・隆三杉)が左膝故障について『だいぶ良くなっている』とコメントしたことが伝えられていたのですが、今回の阿炎戦を見る限りでは完全回復にはほど遠い状況のようです」(相撲ライター) この日NHK中継で解説を務めた舞の海秀平氏(元小結)からも「押し込めないんじゃないか、押し負けるんじゃないかという、そういう不安があって左からかわしたのかな」と指摘されている貴景勝。左膝故障の影響で下半身がうまく使えないとなると、カド番脱出へ必要な8勝も一筋縄ではいかないことが予想されるが、2日目以降どのように戦っていくのかは要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月15日 11時30分
大谷翔平、劣勢での走塁ミスが現地で賛否? 右手中指負傷の回復状況も不明
日本時間5月15日、ガーディアンズ戦に「2番・DH」で出場したエンゼルスの大谷翔平は、4打数1安打1打点1盗塁と活躍した。打率も2割8分7厘と高い数値をキープしている。しかし、試合後の監督インタビューでは「別の意味」で、大谷に関する質問が集中した。 「9回の走塁は行き過ぎではないか?」 フィル・ネビン監督も「大谷の走塁判断」に関する質問が出ることを予想していたのだろう。 「スコアリング・ポジションにいて、自分が(同点の)得点となろうとしている最中で、確かにあれはアグレッシブな動きだった」 そう答えた。すると、米メディアの質問を待たずにこう続けた。 「だが、(ガーディアンズ三塁手のホセ・)ラミレスが彼の左側のフィールドに動いている時、(三塁まで)行けると思ったのだろう。我々はまだ走者がいたので、いい当たりが出たら得点できると思ったが、あと一本が足りなかった」 敗因を伝え、同時に大谷とベンチの考えが一致していなかったことを答えてくれた。 >>大谷翔平に深刻な問題? 偉業達成も笑顔ナシ、“即席バッテリー”が配球に悪影響か<< 2点差となった9回最後の攻撃場面、一死二、三塁。打者テーラー・ウォードは三塁ゴロ、しかし、三塁走者が好ダッシュで本塁突入に成功したが、二塁走者だった大谷は欲張って(?)、三塁に進もうとし、タッチアウトとなってしまったのだ。次の打者ブランドン・ドゥルーリーがショートゴロに倒れてゲームセット…。 大谷の三塁を奪おうとした走塁判断に、賛否両論だ。 「大谷の三塁に向かおうとした判断は間違っていません。相手三塁手が冷静だった」 そうかばう声が圧倒的に多かったが、 「次のドゥルーリーは5番バッターですよ。味方打者を信頼し、リスクを冒すべきではなかった」 と、大谷の勝利に対する貪欲さが空回りしたと批判する声も出た。 現地入りしていた米国人ライターがこう言う。 「前日の同カードで逆転負けを喫したのも影響していると思います。『6対2』の大量リードで迎えた8回裏、一挙6点を失ってエンゼルスは敗れました。この逆転負けを喫した14日(日本時間)、大谷はスパイクのひもをピンク色に変えるなどしていたんですが」 「母の日」にちなんでの“オシャレ”である。大谷は14、15日ともに「試合後の会見」を辞退しているが、感謝の気持ちを表していたはずだ。 「16日(日本時間)は予定通り、大谷が先発すると聞いています。『予定』と言ったのは、大谷が右手中指の爪を痛めているとの情報が流れているからです。右手中指の爪を痛めているのは間違いのない情報ですが、詳しい状況は分かりません」(前出・同) 14日の試合前、ブルペン投球を行ったとの目撃談もある。 「投手・大谷」の懸念材料は、やはりキャッチャーだ。 前回登板ではマイナーから昇格したばかりのクリス・オーキーと“急造バッテリー”を組まされた。直近数試合のオーダー表を見てみると、エンゼルスはこのオーキーと、一塁手にコンバートさせたマット・タイスの2人を併用している。 オーキーは大谷のスプリットやスイーパーの捕球に苦戦していた。タイスは「配球難」でコンバートが決まった選手だ。大谷の「勝ちたい気持ち」が空回りしたとすれば、その原因はチーム内にある。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月15日 11時30分
『サンモニ』中畑氏がDeNA三浦監督を猛批判「そういう選手を外していいのか」落合氏も「いい傾向ではない」
14日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、司会の関口宏が横浜DeNAベイスターズ・三浦大輔監督の采配を批判する一幕があった。 事の発端は、首位を走るベイスターズが今週は(前日土曜日まで)勝ち星なく、4連敗を喫したこと。関口は「どうしたんでしょう?」とこの日のコメンテーターで元監督の中畑清氏に質問。同氏は「選手起用にクエスチョンマークを付けるんですけど。一番当たっている宮崎敏郎っていう選手を、(阪神先発の)青柳晃洋の時に外すんですよ」と指摘する。 関口が「それはなぜなんですか?」と質問すると、中畑氏は「相性が悪いっていうことだと思うんですけど、相性が悪いからと言って外せるレベルの選手じゃない。チームの顔ですよ。ジャイアンツで言ったら岡本和真を外すようなものですから。そしたらやっぱり相手は戦いやすいですよ。打つ打たないじゃなくて、いるだけで威圧感を与える。そういう選手を外していいのかという」と三浦監督の采配を疑問視した。 >>『サンモニ』関口宏、大谷翔平の野球は「ベーブ・ルースの時代とは違う」比較報道を疑問視し物議<< 元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏も「相性で外すというのは、いい傾向ではないですね」と中畑氏に同調。すると、関口は「相性を良くするためにやらせなきゃダメだよね」と話し、中畑氏も「そういうことですよ」と力を込めた。 中畑氏と関口、そして落合氏も同調した三浦采配に対する疑問符に、視聴者からも「その通り」「主力を簡単にスタメン落ちさせるのはどうかと思う」「どうせ負けるなら出場させた方がいい」などと同調の声が上がる。 一方で、「宮崎を休ませながら使うのは良いと思う」「三浦監督にも言い分を聞かないと」などの指摘も出ていた。
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スポーツ 2023年05月14日 11時00分
巨人・菅野、“行方不明状態”から復帰?「魔の8回」脱却へ配置転換もあるか、厳しい姿勢打ち出す原監督の判断は
11日試合前時点でセ・リーグ5位(14勝18敗)に沈んでいる巨人。振るわないチームにファンの心配が集まる中、特に不安視されていた選手の1人がプロ11年目・33歳の菅野智之だ。 今季の菅野は2月の春季キャンプは一軍メンバーとして順当に完走したが、翌3月18日のオープン戦・日本ハム戦で右肘の張りを訴え1イニングで降板。その後状態が上がらず開幕一軍を外れると、4月は中旬にブルペン投球を行ったことぐらいしか続報が伝えられていなかった。 音沙汰がない状況が続いていた菅野だったが、5月11日になり来週中に二軍で実戦復帰する見通しであることが報じられている。報道によると菅野の右肘は既に回復しているものの、キャンプ中に首を寝違えた影響からここまでコンディション不良が続いていたという。 >>巨人・原監督「お前もう一生料理するな!」 甥っ子・菅野への激怒に賛否、致命的な怪我を負った選手も?<< 「菅野は2015年5月末の練習中に突然首の痛みを訴え、10日間の登録抹消をしいられた過去があります。当時の報道ではきっかけや前兆があったとは特に伝えられていませんが、この古傷が今回の寝違えに関係している可能性もゼロではなさそうです。ただ、いずれにせよ復帰の見通しが立ったことはチームにとっては朗報でしょう。菅野はOP戦で『3登板・2勝0敗・防御率0.00』と結果を出していましたので、原辰徳監督ら首脳陣としてはコンディションが戻り次第すぐに先発ローテで運用したいところでは」(野球ライター) 巨人のローテは現在戸郷翔征、グリフィンの2名を中心に運用されているが、6枠全てが埋まっている状況ではない上、横川凱(通算2勝)、山崎伊織(通算6勝)などまだ実績に乏しい若手も複数。通算117勝を誇るエース格の菅野は、ローテに安定感をもたらすためにはうってつけの存在といえる。 首脳陣も菅野を先発要員として考えているものと思われるが、一部の間ではセットアッパー起用も検討するべきではという見方も上がっている。巨人は11日試合前時点で救援防御率がリーグワースト(4.51)に沈んでいる上、2日・ヤクルト戦から7日・中日戦にかけて6試合連続で8回に失点。ファン・メディアからは“魔の8回”とも呼ばれ始めているが、これ以上リリーフ不振が続くようなら経験豊富な菅野に救世主役を担ってもらうことも考慮する価値はあるという考えもあるようだ。 原監督は球団OB・岡崎郁氏(元巨人)が今年2月7日にアップしたYouTube動画に登場した際、菅野と坂本勇人について「彼らが主力、主軸ですから。その中心選手が力がないっていうのではチームとしては一番ダメ」、「昨年のような2人の成績では、とてもじゃないけど主軸、主力っていう(役割)、これは預けることはできない」と明言している。成績次第では先発の役割を剥奪される可能性もあるといえそうだが、菅野はここから出遅れを取り戻していくことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について岡崎郁氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@asuaka
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スポーツ 2023年05月13日 18時00分
特番が高視聴率でまだまだテレビ局がすがりそうな侍ジャパン
7日に放送されたテレビ朝日系の特番「緊急特報!侍ジャパンWBC世界一の熱狂!」の平均世帯視聴率が15.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を記録した。 同番組には侍ジャパンの栗山英樹監督、野球解説者の古田敦也氏、松坂大輔氏が出演。今だから話せる合宿、強化試合、決勝までの全プロセス、知られざる真実を栗山監督や代表選手らが明かした。 また、強化試合から決勝まで常にチームを鼓舞し、そして自らも大活躍を見せたメジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手のクライマックスとなるチームメイトで米国代表のマイク・トラウト選手との一投一打も徹底解剖するなど、WBCの興奮がよみがえる内容となった。 >>WBCの取材で大ヒンシュクのテレ朝と日テレ、DAIGOと東山紀之は出禁に?<< 「番組は午後7時から3時間にわたって放送された。WBCの全7試合のTBSとテレ朝の生中継はいずれも世帯視聴率が40%を超えたが、まさか、この時期の特番でNHKも合わせたテレビ各局の同時間帯の番組の中でトップの視聴率をダントツで記録するとは思わなかった。逆に、各局は軒並み前週よりも視聴率がダウンしたが、予想外のダウン幅だった局も多かったのでは」(テレビ局関係者) 世界一を奪還した激闘から1カ月半ほど経過したにもかかわらずの高視聴率だったが、今後もTBSとテレ朝はコンテンツとしての侍ジャパンにすがりそうだというのだ。 「シーズンオフには、興行としての侍ジャパンの試合を組むことになるのでは。名目はあくまでも次回の大会に向けての選手選考だが、1人ぐらいメジャーリーガーを呼ぶことで数字は跳ね上がるだろう。次回大会は放映権が高騰して購入が難しいかもしれないが、なりふり構わずに今回、放映権を獲得したAmazonプライム・ビデオのAmazonとの〝3社連合〟の結成もありそうだ」(球界関係者) このところ、各局のニュース・情報番組がスポーツコーナーばりにメジャーの選手たちの活躍をリポートするのも納得だ。
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スポーツ 2023年05月13日 17時30分
日本ハム・田中、“ガラスの剛腕”がついに覚醒?「流れに乗っていきたい」ソフトB時代の悔しさ晴らせるか
今季、新たに日本ハムの一員となった田中正義が存在感を放っている。3月30日、楽天との開幕カードで3番手として初登板を果たすと、続く2戦目で初ホールドを記録、チームの初勝利に貢献した。その後も、試合終盤のマウンドに登り続け、4月26日のオリックス戦ではプロ初セーブを挙げた。試合後、お立ち台に立った田中は、感極まりながらも「すごく嬉しいです」と本拠地のファンに喜びの声を届けていた。 昨年まで6年間を過ごしたソフトバンクでは大器として期待されながらも、満足な結果を残せなかった。2016年のドラフトで5球団の競合の末にソフトバンクにドラフト1位で入団。しかし、大学時代より悩まされていた肩の故障により、ルーキー時は2、3軍での調整の日々が続いた。2年目では開幕1軍、プロ初登板を果たすも夏を待たずに2軍行き。プロの厳しさを味わい、さらにコンディション不良にも苦しんだ。 3年目以降も毎年のように肩、肘の不調を訴え、「リハビリ組」として過ごす時期もあるなど、1軍のマウンドは遠のくばかり。シーズンを通して戦力となることが出来ないまま時間が過ぎ、ドラフト時の輝きはとうに消えていた。 今年1月、その名前が久々に大々的にメディアで伝えられることに。FAでソフトバンクに移籍した近藤健介の人的補償として、田中を日本ハムが獲得したことが発表された。プロ入り後の実績から見て、戦力として未知数と思われながらも、新庄剛志監督始め、日本ハム首脳陣からの信頼、そして期待は絶大だった。 新たな転機を迎えた28歳は、新天地で順調に結果を残し続けてきている。5月に入ってもセットアッパー、そしてクローザーの役割を担っており、涙の初セーブから間もなく、5月7日の楽天戦では待望のプロ初勝利も手にした。2対2の同点で迎えた9回に登板して、打者三人を全て三振に斬って獲ると、その裏に上川畑大悟のサヨナラ安打が飛び出すという劇的な幕切れとなり、この日もエスコンフィールドは歓喜に包まれることとなった。 そして試合後、ヒーローインタビューの場では「チームとしていい流れが来ている。自分もその流れに乗っていきたい」と静かな口調で意気込みを語っている。その言葉は自信に満ち溢れており、遅れてきた「大器」がさらに大仕事をやってのける、そんな予感さえ抱かせていた。(佐藤文孝)
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スポーツ 2023年05月13日 11時00分
中日・ビシエドの二軍降格に「何考えてんだ」不満の声 同僚との“格差”も問題に? 立浪監督の判断の行方は
9日終了時点でセ・リーグ最下位に沈んでいる中日。10日にNPBが公示した来日8年目・34歳助っ人のビシエドの抹消は大きな話題となった。 今季のビシエドは開幕から「8試合・.281・0本・0打点」とヒットは出ていた最中の4月12日、打撃改造を図りたいという立浪和義監督の意向もあり二軍降格に。その後二軍で「10試合・.333・0本・6打点」と結果を残したこともあり5月2日に再昇格したが、昇格後は「7試合・.174・0本・0打点」と結果が出ないまま二軍へ逆戻りとなった。 数字を踏まえると不自然ではないビシエドの再降格。ただ、「1週間しか使ってないのにまた落とすとか何考えてんだ」、「いやいや見切り早すぎる、まだ20打席ぐらいしか立ってないぞ」と不満の声を上げているファンも多いようだ。 >>中日・柳、立浪監督の強攻策に呆然? ベンチでうなだれ放心状態、スクイズ失敗直後の表情に同情の声<< 「球界では一般的に、打者の調子の良し悪しを見極めるには50打席程度が必要とされています。ただ、今回のビシエドは再昇格した2~9日にかけて25打席しか立っていません。そのため、ファンの中には今のビシエドが本当に不調なのか、それとも一時的に成績が出ていないだけなのかを判断するにはもう少し出場機会が必要なのではという考えもあるようです」(野球ライター) ビシエドは1度目の抹消前32打席に立ち、再昇格後の打席数と合わせると57打席(.236)になる。打率の低さに加え、1度目の抹消前から本塁打・打点ゼロが続いていることなどにより降格が判断された可能性もゼロではなさそうだが、時期尚早ではと感じたファンの方が多かったようだ。 また、一部の間ではビシエドと同じ助っ人野手のアルモンテを二軍降格にする方が先ではという意見も上がっている。アルモンテは開幕から10日試合前時点まで一軍に同行し続けているが、「19試合(37打席)・.189・1本・2打点」と不振にあえいでいる。また、アルモンテの本職である外野は細川成也(.323)、大島洋平(.298)、岡林勇希(.289)らがおり駒不足というわけでもないが、なぜ32打席で打率3割近くでも落とされたビシエドとは違い、我慢して起用を続けているのかと不満も高まっているようだ。 10日はビシエド、石垣雅海の2名が二軍降格となり、二軍からは鵜飼航丞(二軍打率.339)が昇格した中日。立浪監督も打線テコ入れに頭を悩ませているようだが、今回の昇降格は果たしてどのような結果をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月12日 20時30分
ソフトB・藤本監督の起用法に「壊すつもりか」と批判も 故障明け・栗原は休ませない? 打順降格翌日に明かした方針が物議
11日の日本ハム戦で、今季初めてクリーンナップ以外の打順(6番・三塁)で起用されたソフトバンクのプロ9年目・26歳の栗原陵矢。翌12日に伝えられた藤本博史監督のコメントが話題となっている。 報道によると、藤本監督は12日・オリックス戦前に対応した取材の中で、栗原は2戦続けて6番起用することを明言。その上で「疲れているといってもみんな疲れているんでね。これからまだ100試合以上あるわけだから。主力だから休ませながらなんか考えられない。うまくDHを回しながら使っていけたらいい」と今後の起用方針を口にしたという。 今季の栗原はオープン戦で「18試合・.415・4本・11打点」と絶好調だったが、迎えたシーズンは12日試合前時点で「30試合・.235・4本・21打点」と確実性を欠いている。直近5試合は「.176・0本・0打点」と本塁打・打点もゼロという状況だが、藤本監督は打順・ポジションを適宜変えながら辛抱強く起用を続ける意向のようだ。 >>ソフトB・杉山「先発やりたくない」に驚きの声 藤本監督が弱気発言明かし呆れ、昨季の不振で自信喪失?<< 藤本監督の発言を受け、ネット上には賛同の声が寄せられたが、中には「栗原に関しては休ませながら使った方がよくない?」、「あんだけの大怪我してるのにその言い草は厳しくないか」、「いや休養は考えとけよ、壊すつもりかよ」といった指摘も見られた。 「栗原は昨季開幕直後の3月30日・ロッテ戦の外野守備中に味方野手と交錯。このアクシデントにより左膝前十字靱帯断裂などの大けがをし、残りシーズンを全て棒に振りました。故障明けのシーズンとなる今季はここまで目立った故障はありませんが、左膝前十字靱帯断裂は再発リスクも決して低くなく、また打撃に精彩を欠く状況が長引いていることなどから、休養日を設けながら起用していく方が理にかなっているという見方も少なくないようです」(野球ライター) 栗原は今季の目標に全試合出場を掲げており、ここまでは「6番・三塁」で先発起用された12日も含め全31試合で起用されている。藤本監督は栗原本人の意向も尊重している可能性はありそうだが、今後の起用法がどうなっていくのかは要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月12日 19時45分
中日・立浪監督、バッテリーに苦言も「選手のせいにするな」と批判 広島戦最終盤の失点、敬遠指示ナシのベンチにも責任?
11日に行われ、中日が「2-3」で敗れた広島戦。7番手で登板したプロ12年目・33歳の田島慎二、バッテリーを組んだプロ8年目・31歳の木下拓哉に対する立浪和義監督のコメントが物議を醸している。 この試合は9回裏終了時点で「2-2」と両チーム同点のまま延長戦に突入したが、延長11回表に中日側が1死三塁のピンチを招く。ここで打席の代打・松山竜平に対し、中日バッテリーはカウント「3-0」からの4球目に外角高めのストレートを選択したが、松山に左中間を破るタイムリー二塁打とされてしまった。 この1点が決勝点となり中日は敗戦となったが、試合後に取材に応じた立浪監督は「あのケースは正直にいくところではない」、「相手打者も直球かなと思ってくるとこなので、最悪外野フライになる確率は高い」とコメント。相手は待ち球が絞りやすい上、仮に四球でも得点に直結しない状況で安易にストライクを取りにいくのはよくなかったと苦言を呈したという。 >>元阪神・藤川氏が中日を酷評「浮上することはない」 今季の低迷断言し物議、低評価はやむなしと指摘も?<< ただ、ネット上には同調の声以上に「どう考えても采配が悪い、選手のせいにするな」、「だったら最初から申告敬遠で歩かせとけよ」、「カウント悪くなってからの敬遠指示でも遅くはなかったのでは」、「言ってることは間違いじゃない、だからこそ采配でカバーしてほしかった」といった批判が寄せられた。 「今回の場面は一、二塁が空いていたこと、打席の松山が好調(打率.333)だったことを踏まえると、申告敬遠で松山との勝負を避けつつ併殺を狙える状況に持ち込むのがセオリー。また、次打者の菊池涼介(.339)が怖いのならばその菊池も歩かせ、1死満塁で次々打者の野間峻祥(.231)と勝負という選択肢もありました。立浪監督としてはバッテリーが松山を打ち取る可能性も考え敬遠指示を出さなかったのでしょうが、最初から歩かせる、あるいはカウント不利になったら即座に指示を出すといった動きをとるべきだったのではと不満を抱いたファンも少なくなかったようです」(野球ライター) 現在最下位の中日は11日の敗戦により、広島との今カードは3戦全敗という結果に。セ・リーグ最速で20敗に到達、この日勝利した5位・巨人とのゲーム差も2.5に広がるなど苦しい戦いが続いている。文 / 柴田雅人
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芸能
2025年04月28日 19時03分