スポーツ
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スポーツ 2023年04月17日 18時55分
DeNA、超大物バウアーが衝撃の日本デビュー!「大谷以来」の大入り満員に横須賀が揺れた
サイ・ヤング獲得経験もあるトレバー・バウアーが16日、横須賀スタジアムで行われたイースタンのライオンズ戦で日本デビュー。4回を投げ、53球の無失点で登板を終えた。 ベイスターズとライオンズのファンのみならず、超大物を一目見ようと早朝から多くの野球ファンが横須賀に集結。チケットは当日券のみ、しかも全席自由席ということもあり、試合開始4時間前の午前9時には約5000人のファンが列をなす異常事態。土日は周辺道路が車であふれ、有料の駐車場も臨時増設分も含めて満車状態となり、近くに2件あるコンビニにもひっきりなしにお客が訪れる盛況ぶりだった。 開門時間も30分前倒ししながらも、試合開始が近づくにつれ、チケットを求める列はどんどん伸び、最後の立ち見券で入場したころには、お目当てのバウアーがマウンドを降りる寸前となる憂き目に遭うファンの姿も。最終的には2580人の観客が訪れた。球場関係者によると、2015年に当時ファイターズの大谷翔平が出場したゲームか、さらに昔の清原和博氏が登場したゲームと同様のフィーバーぶりとのこと。このゲームは球団公式YouTubeでも配信され、普段は多くて5000人の視聴のなか今回は約15倍の7万7322人視聴と、球団関係者も驚く数字をたたき出した。 バウアーは1回に連続三振を奪った後「やっていい状況だったのでやりました。自分自身も楽しめました」とメジャーでも行っていた日本刀をさやに収める“ソードセレブレーション”を披露し、投球以外でもファンを沸かせた。最後には「今日お越しいただいた、たくさんのファンの皆さまにはとても感謝をしています。ライブ配信でも7万7000人に見ていただいたと聞きました。本当に応援してくれたファンの皆さまに感謝しています。ベイスターズファンのみなさんありがとうございました」と感謝の念を示すなど、謙虚で紳士的な右腕。このフィーバーが横浜スタジアムに訪れる日は、もうすぐそこに迫っている。 取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2023年04月17日 16時35分
ソフトB・藤本監督が楽天戦後に失言?「いい加減慎むべき」敵選手のミス引き合いに自軍へ忠告し物議
16日に行われ、ソフトバンクが「6-3」で勝利した楽天戦。試合後に報じられた藤本博史監督のコメントが物議を醸している。 ソフトバンクは「2-3」と1点ビハインドの8回表、先頭・牧原大成が空振り三振を喫するも、振り逃げ阻止を狙った楽天捕手・炭谷銀仁朗の送球を一塁手・フランコが落球。このエラーで無死一塁となった直後、中村晃に決勝の逆転2ランが飛び出し試合を制した。 試合展開が大きく変わったフランコのエラーについて、藤本監督は試合後に応じた取材の中で「反面教師じゃないけど、うちはないようにね。当たり前のプレーを当たり前にできるように。あそこは普通にやっとけば何でもないプレーだった」とコメント。普通にプレーしていれば、落球が起こることはまず考えにくい場面だったと感想を口にしたという。 >>ソフトB・杉山「先発やりたくない」に驚きの声 藤本監督が弱気発言明かし呆れ、昨季の不振で自信喪失?<< 藤本監督の発言を受け、ネット上には「8回のエラーにわざわざ言及する必要あったか?」、「公の場で余計なこと言うな、せめてチームのミーティングとかで言えよ」、「酷いエラーなのは確かだが、敵指揮官の立場で触れるのは軽率では」、「フランコは当たり前のことができなかったって小馬鹿にしてるみたいで不快」、「こういう軽率な発言はいい加減慎んでもらいたいんだが」といった批判が相次いだ。 「藤本は就任初年度の昨季から、相手チーム・選手に対する不用意な発言がしばしば目立っています。昨オフには西武からオリックスにFA移籍した森友哉について『打つ方は嫌な打者だけど、捕手としてはそんなに嫌らしさはない』とコメント。ファンのみならず、当時ソフトバンクに所属していた千賀滉大(現ニューヨーク・メッツ)も自身の公式Twitterに投稿し『言い方よ、、、、』と疑問を呈するなど物議を醸しています」(野球ライター) 8回表の場面、炭谷の一塁送球は速いボールではなく、フランコの頭上や足元に大きくそれたわけでもなかった。プロの一塁手なら問題なく処理してほしかったプレーであることは確かだが、藤本監督が他球団監督の立場で公に言及する必要はあったのかとファンのひんしゅくを買ってしまったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について千賀滉大の公式Twitterよりhttps://twitter.com/kodaisenga
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スポーツ 2023年04月17日 12時00分
『サンモニ』中畑氏がDeNAの強さを熱弁「巨人のOB会長なのに」驚きの声、関口宏にはクレームも
16日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、元横浜DeNAベイスターズ監督の中畑清氏が、MCの関口宏の対応に不満を見せる一幕があった。 番組は、元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏とともに、1週間のプロ野球を振り返る。関口は落合氏に巨人不調の原因を質問し、同氏が独自の解説を加える。中畑氏は「私はジャイアンツのOB会長なんですよ。落合さんの言う通りです」とコメントし、自分と原辰徳監督に「喝」を入れた。 その後、関口は15日終了時点で、首位だった阪神タイガースについて、「私の考えですが、阪神は今のうちに貯金をした方がいいね」とコメントし、パ・リーグの話へと進めようとする。 >>『ミヤネ屋』WBC特集に呆れ 中畑清氏の「反日感情強い国」韓国への発言も物議<< ここで中畑氏が「DeNAも良いんですよ。DeNAも予想より遥かに良くなっているんですよ」と初代監督の立場もあってか、話に割り込む。関口は「上まで2ゲームですからね」と指摘するが、中畑氏は「でも、トップまで行くんじゃないかっていうくらい、チームバランスが良いんですよ」と食い下がる。 続けて、「得点力12球団ナンバーワン(15日終了時点)ですから、今。それで中継ぎ抑えが良いんで。結構良い野球、安心した野球をする。今永と大貫っていうエースがまだ出て来ていないんですよ。そっちの話だと盛り上がりますね。良いですねえ」と中畑氏。 ベイスターズの良さを熱く語った中畑氏だが、関口は「ああそうですか、はい」と言いながら、話を次に進める。すると、中畑氏は冗談交じりではあったものの、「もう終わりですか?」と抗議とも思える発言をした。 中畑氏が巨人よりも饒舌にベイスターズをアピールしたことに、視聴者から「巨人のOB会長なのにベイスターズの方が熱くておもしろい」「ベイスターズのことを売り込んでくれて嬉しい」などの声が上がる。 一方で、中畑氏にツッコまれる形となった関口の対応には「巨人と阪神以外に興味がないのかな」「もうちょっと真摯に対応できないか」という意見も出ていた。
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スポーツ 2023年04月17日 11時30分
阪神・湯浅、巨人戦登板後にアクシデント発生? 勝ちパターン崩壊は岡田監督も想定外か
今季2度目の連敗。関東遠征の最終日は重苦しい空気に包まれていた。4月16日、横浜スタジアムでの一戦を落とした後、阪神・岡田彰布監督が記者団と対峙したのは、帰阪の新幹線を待つ駅の一室だった。 守護神・湯浅京己投手の登録抹消、同日、3打席3三振に終わったドラフト1位ルーキー・森下翔太外野手の二軍降格、代わりに昇格してくる選手たちのこと、首位陥落、そして、「球団ワーストタイのハマスタ10連敗」など…。 聞きたいことは山ほどあったが、時間は限られていた。だが、今のチーム状況を象徴するコメントも発せられた。 「急にだったからさ。そらアカンって」 >>「阪神・青柳は僕を恨んでいる」元DeNA選手がドラフト裏話を暴露 ドラ5指名予定が突然白紙、運命の分かれ目に驚きの声<< 湯浅と交代で昇格してくるのは、及川雅貴投手。及川は「先発要員」として調整を続けてきた。クローザーを外して、先発投手を補充する“矛盾”について聞き直された時、岡田監督は顔をしかめたのだ。 「湯浅抹消」の理由がWBCによる蓄積疲労であることは、既報通り。どの球団もWBC出場選手の疲労は予測していた。岡田監督も慎重を期して湯浅を登板させてきたが、今回の離脱は「緊急事態」「想定外」であったようだ。 「湯浅は4月13日の巨人戦に投げています。3者3三振で試合を締めくくりました。その登板前から、休養させなければならない状態だったという声も聞かれましたが」(在阪メディア) しかし、そんな“ボロボロの状態”にある投手を登板させる状況ではなかったのだ。 9回裏、巨人が始まろうとしていた時点でのスコアは「4対1」。湯浅以外のリリーバーでも逃げ切れたはずだ。 13日の登板後に「何かあった」と見るべきだが…。 「球団発表やコーチ陣の話では、どこか故障したのではなく、肩やヒジなど特定の箇所に痛みがあるわけではないようです」(前出・同) また、岡田監督は12日に「勝ち試合の継投の一角」を任せるつもりでいた浜地真澄投手の二軍降格も決めている。代わって一軍登録された岩貞祐太投手は「救援の経験」もあるが、この時点で「湯浅の蓄積疲労」が念頭にあれば、リリーバーが2人も離脱するリスクにも備えていたはずだ。 「及川もリリーフの経験がありますが、不安が残ります」(前出・同) 「ハマスタ10連敗」のワーストタイだが、岡田監督にとって、同球場はイヤな思い出も残っているようだ。 2008年10月10日、第一期岡田政権はこの球場での一戦を落とし、ライバル巨人の優勝も知らされた。最大13ゲーム差を引っくり返されての屈辱であり、今回の連敗と首位陥落を絡めて、「相性の悪さ」も伝えられている。 しかし、4月15日、同球場で岡田監督は5305日ぶりの単独首位に立った。「5月までは微調整」とも語っていたので、岡田監督もある程度のハプニングは覚悟していたと思われる。甲子園に帰って広島との3連戦が始まる。帰阪の新幹線に飛び乗った指揮官は、チームをどう立て直すのか…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年04月16日 11時00分
中日・立浪監督、ビシエドのトレード放出もあり得る? 打撃改造目的の抹消、不発なら京田の二の舞か
初来日した2016年から中日でプレーし、昨季までに「852試合・.292・132本・524打点」といった通算成績を残している34歳のビシエド。12日にNPBが公示した抹消情報は大きな話題となった。 ビシエドは12日・広島戦前時点で「8試合・.281・0本・0打点」と本塁打・打点はゼロながら打率はチーム2位で、試合前練習も通常通り行っていたが二軍行きに。ネット上には困惑の声が上がり、中には11日の同カード・9回裏無死満塁でゲッツーを喫したことによる懲罰降格説も散見された。 >>中日・ビシエドの登録抹消に「懲罰降格では」憶測の声 打率はまずまずも致命的問題、立浪監督も愛想尽かした?<< 一塁レギュラー格だったビシエドの登録抹消について、立浪監督は12日の試合後に応じた取材の中で「彼も年齢とともに衰えて形を変えようとやってきたわけですが、思い切って変える期間に充てようと」と、打撃フォーム改造を図るためと説明したことが伝えられている。故障や懲罰が理由ではなかったが、不安がぬぐえないファンも少なくないようだ。 「ビシエドは来日当初からチームの主軸を張っている右の強打者ですが、昨季は『129試合・.294・14本・63打点』と本塁打・打点が来日以降最少の数字に。立浪監督はこのままズルズル成績が落ちていくことを危惧し、打撃フォーム改造に着手させようと決断したようです。ただ、ヒット自体はある程度出ており不振とまではいえないビシエドが、立浪監督の意向をすんなり受け入れることはできるのかと不安視しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) ビシエドは今春キャンプ前の1月末、今季について「体の状態をしっかりケアできれば、いままで通りの成績が出せると思うので何も変えずにやっていきたい」と、打撃改造などはせずに臨むと口にしたことが伝えられている。変えないつもりだった打撃を急に変えるよう指示され、戸惑いを覚えたとしても不思議ではなさそうだ。 困惑しながらもビシエドが打撃改造、成績向上を実現させるなら話は早いが、そうでない場合は長期間にわたり二軍暮らしをしいられる可能性もある。「思い切って変える」という立浪監督のコメントを見るに、打撃改造はかなり大掛かりなものになることが予想されるが、同監督を納得させない限りいつまでも二軍に塩漬けにされる可能性も決してゼロではないだろう。 また、一部ファンの間では最悪の展開として、主力選手の一人だった京田陽太(現DeNA)のようにトレード放出される結末もあり得なくはないのではという見方もある。2022年11月中旬にトレードされた京田は立浪監督が就任直後から打撃指導を施すも、なかなかフォームが固まらず数字も残せなかったことが出場機会減、放出の一要因になったとされている。ビシエドも新スタイルを確立できなければ立場を失いかねないのではと不安視する声は少なくない。 立浪監督は12日の試合では一塁にプロ7年目・24歳の細川成也を起用しているが、細川は2安打を放ち今季成績を「.389・0本・1打点」とするなど好調。細川のアピール次第では、ビシエドは打撃改造の成否にかかわらず定位置に戻れない可能性もあるが、果たして今後の展開はどうなるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月15日 11時00分
下半身故障の西武・山川に「帰ってこなくていい」の声 WBCの後遺症? 松井監督は軽症示唆も“長期離脱”望まれるワケ
松井稼頭央新監督の下、今季4年ぶりのリーグ優勝、15年ぶりの日本一をめざしている西武。チームの絶対的主砲であるプロ10年目・31歳の山川穂高の故障離脱が大きな話題となった。 山川は3月31日の開幕戦・オリックス戦から4月9日・ソフトバンク戦まで4番起用されていたが、9日の試合でふくらはぎの張りを訴え、1回裏の守備で早々に途中交代。翌10日に一軍登録を抹消されたことがNPBに公示された。 今年の山川は3月8日~22日にかけ行われたWBCに参加。「3試合・.200・0本・2打点」と出場機会は多くはなかったが、春季キャンプ・代表合宿ではたびたび休日返上で練習を行うなど精力的に調整していた。また、帰国後も3月25日のオープン戦・DeNA戦から復帰とほぼ休まずにシーズンに入っていたが、ここにきて疲労の影響が出たようだ。 >>WBC、森保監督始球式で一部客に「日本の恥」と批判! 中継カメラに映った問題行動が物議<< 松井監督は9日の試合後に「ここは無理するところじゃない」と大事をとっての措置と説明していることから、山川の離脱はそこまで長引かないとみられている。ただ、一部ファンからは「しばらく帰ってこなくていいからじっくり調整するべき」、「怪我の場所が場所だから、調整は日数かけすぎなくらいでいいと思う」、「最短で戻さんでいいぞ、代役見極める時間もほしいし」などと、仮に軽症でも長い目で調整させた方がいいという意見も見られた。 プロ1年目の2014年から西武でプレーする山川は体重103キロ(身長は176センチ)を誇る右の大砲で、昨季までに通算218本塁打をマーク。ただ、体格の関係もあるのか、近年は右足首捻挫(2020)、左ハムストリング肉離れ(2021)、右太もも裏肉離れ(2022)と毎年のように下半身故障に見舞われている。今回痛めた箇所も下半身ということもあり、古傷再発をケアする意味も込めて二軍再調整にはしっかり時間を割くべきと考えているファンは少なくないようだ。 また、山川は今季中に国内FA権を取得する見込みで、場合によっては今オフ、他球団に移籍する可能性もある。これもあってか、仮に山川の離脱が長引いても、その分“ポスト山川”を見定める時間が増えると前向きに捉える意見も多い。 今季の山川は9日終了時点で「.269・0本・1打点」と元々本調子ではなかったが、それでもチームはパ・リーグ3位(4勝4敗)とまずまずの滑り出しを見せている。主砲不在でもそれなりには戦っていけそうだが、首脳陣が今後どのように山川を扱っていくのかは要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月14日 19時30分
日本ハム・ガントの背信投球に「クビ切らないからだ」フロントにも怒りの声 二軍戦ぶち壊し“不要論”再燃か
14日に行われ、日本ハムが「2-9」で敗れた二軍・巨人戦。先発投手を務めた助っ人・ガントの投球が物議を醸している。 ガントは味方打線から1点の援護をもらい1回裏のマウンドに上がったが、3四球でいきなり1死満塁のピンチを招くと、秋広優人に2点タイムリー安打を打たれ早々に逆転を許す。直後には中島宏之への暴投で1点を失った上に四球を与えると、1死一、三塁から香月一也に3ラン本塁打を浴び6失点目を喫した。 さらに、この後も2四球を許し2死一、二塁とピンチが続く中、ガントはマウンドに駆け寄ってきたトレーナーらに付き添われながらベンチ裏へ。何らかのアクシデントが発生した模様で、「0.2回6失点・被安打2・四球6」と散々な内容のまま降板に。試合後の報道では、負傷の有無や箇所について特には報じられていない。 >>日本ハム助っ人のプレーに「舐め腐ってる」ファン激怒 清宮をサポートせず棒立ち、OP戦序盤の守備サボりが物議<< 大乱調のまま降板したガントに対し、ネット上には「試合ぶっ壊しやがった…」などと呆れ声が寄せられた。また、中には「だから残しても意味無いって言っただろ!」、「謎に残留させたフロントも同罪だ」、「故障でロクに投げてないのにクビ切らないからこうなるんだ」といった、日本ハムフロントへの批判も少なからず見られた。 「ガントは2021年12月に2億4000万円プラス出来高(推定)の単年契約で日本ハム入りしましたが、昨季は一、二軍登板がないまま、右肘故障を理由に6月に一時帰国しシーズン終了。ところが、日本ハムフロントはクビにはせず、5000万円プラス出来高(推定)の単年契約で残留に。球団としては故障が治ればメジャー通算24勝の実力を発揮してくれるだろうと踏んだようですが、ファンの間からは『いくら何でもブランクが長すぎる』、『新しい助っ人探す方がマシ』と反対意見も上がっていました」(野球ライター) 迎えた今季はオープン戦で「2登板・1勝0敗・4.2回無失点・被安打5・四球5」、二軍戦も14日試合前時点で「2登板・0勝1敗・9回3失点(自責2)・被安打7・四球9」と制球難が目立っていたガント。現時点では球団フロントの残留判断は、お世辞にも成功とはいえない状況のようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月14日 18時30分
関脇・若隆景、長期離脱濃厚で驚きの声「休場前は完勝だったのに」 先場所直後に右ひざ手術、師匠も関取陥落を覚悟か
右膝故障を理由に、先月行われた大相撲3月場所を14日目から途中休場した関脇・若隆景。4月14日に伝えられた手術情報が物議を醸している。 報道によると、若隆景は3月場所終了後すぐに右膝前十字靱帯の再建手術を受けたとのこと。既に退院しているというが、師匠・荒汐親方(元幕内・蒼国来)は「復帰には半年以上かかる」、「しっかり治してから出ることは本人に言ってあるし、それまでは出すつもりもない」と長期離脱は避けられない見通しを説明したという。 若隆景は3月場所13日目の小結・琴ノ若戦で右膝を痛め、翌14日目に「右前十字靱帯損傷、右外側半月板損傷などで3カ月程度の療養を要する」との診断書を相撲協会に提出し休場。診断書の内容から5月場所は全休、7月場所で復帰と見込まれていたが、今回の手術により年内復帰も不透明な状況となった。 >>大相撲、貴景勝戦前のヤジに場内ドン引き?「邪魔するなら帰れ!」一部客の行動に批判、取組にも影響か<< 若隆景の手術報道を受け、ネット上には「え、そんなに重傷だったの!?」、「診断書の内容以上に離脱長引くのか」、「ここまで事態が深刻だったとは、休場前は完勝だったのに」、「7月復帰ならまだ関取でいれたけど、それ以上延びるなら幕下転落は避けられないな」といった驚きの声が寄せられた。 「若隆景は3月場所の琴ノ若戦で、土俵際に追い込まれた状態からうっちゃり気味に上手投げを仕掛けたことで右膝を負傷しています。しかし、勝負審判に両者同体と判定され迎えた取り直しの一番では、立ち合い鋭くぶつかり一気に琴ノ若を押し出し完勝。その後花道を下がる際もさほど足を引きずってはいませんでした。このこともあり、休場発表当初は3か月もかからずに回復できるのではという見方も多くありましたが、離脱期間が倍以上になることが予想外だったファンも少なくないようです」(相撲ライター) 3月場所までは7場所連続で三役に在位し、次期大関候補の一人として期待されていた若隆景。今回の手術により2018年3月場所以来となる幕下以下への転落も確実視されているが、コンディションを回復させ再びはい上がることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月14日 16時30分
巨人・ウォーカーの昇格報道に「人選おかしい」ファンから不満 打率1割台でも首脳陣が招集したワケは
14日試合前時点で、最下位・中日とゲーム差0のセ・リーグ5位(4勝8敗)に沈んでいる巨人。同日に伝えられた選手の昇降格情報が物議を醸している。 報道によると、巨人は一軍に同行していた松田宣浩が再調整のため14日から二軍に合流。その松田に代わり、二軍からは助っ人打者・ウォーカーが一軍へ昇格するという。 今季から巨人でプレーしている松田は、昨季まで所属したソフトバンクでは「1910試合・.265・301本・991打点」といった数字をマークした右の強打者。しかし、14日試合前時点では「8試合・.111・0本・0打点」とほとんど結果を残せていなかった。 >>巨人・原監督、広島戦中の表情に驚きの声「ブチギレてないか」 逆転直後の一場面が物議、敵打者のファールも影響?<< ネットユーザーは、松田の二軍落ちについては納得した様子。一方、ウォーカーの一軍行きには「いや、明らかに人選がおかしいだろ」、「意味が分からない、ウォーカーは二軍打率1割台なのに」、「不振選手の代わりに不振選手上げてどうするんだ」、「結果残してる他選手のモチベにも関わるぞ」といった不満の声が相次いだ。 巨人二軍には現在「11試合・.415・3本・6打点」の菊田拡和や「12試合・.353・3本・4打点」の廣岡大志など、結果を残している野手が複数いる。彼らを差し置いて「12試合・.188・1本・2打点」と打率1割台にとどまっているウォーカーが一軍に呼ばれたことに首をかしげているファンも少なくないようだ。 「ウォーカーは初来日・巨人入りした昨季、規定未到達ながら『124試合・.271・23本・52打点』といった好成績をマークしています。恐らく、一軍首脳陣は現状の成績よりも昨季の実績を重視してウォーカーに白羽の矢を立てたのでは。また、現在一軍で『11試合・.294・1本・6打点』の助っ人・ブリンソンがここ5試合で13打数1安打(.077)と冷え込んでいることから、助っ人枠を奪われる危機感をあおる意図がある可能性も考えられます」(野球ライター) 14日から最下位・中日との3連戦に臨む巨人。二軍で今一つのウォーカーを一軍昇格させた判断は果たして吉と出るのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月14日 11時00分
阪神・佐藤、DeNA3連戦でも出番ナシ? 岡田監督は代役の活躍に満足か
岡田采配が的中した。しかし、同時に心配な点もある。4月14日からのDeNA3連戦でも、佐藤輝明選手はスタメンを外されるのだろうか。 4月13日の巨人戦で岡田彰布監督が動いた。打撃不振の佐藤に代えて渡邉諒内野手(前日本ハム)を「3番・三塁」でスタメン起用した。その渡邉が決勝アーチを放ち、打順を「5番」に変更したノイジーも先制の一発を見せた。右翼でスタメン出場した板山祐太郎外野手も守備で貢献。指揮官のタクトが冴えわたった。 「昨日から決めとったんや。悩んでないよ。渡邉を呼んだ時からな、おーん。今日、(先発で)行くつもりやって呼んだわけやから。3番の方がちょっと楽に打てるやろ? 初めてのスタメンやったからな」 ライバル巨人に勝ち越し、岡田監督は早口にそうまくし立てた。 >>阪神・佐藤が巨人戦で悪送球、二軍送りの可能性も? 岡田監督は“大ナタ”示唆、代役候補は糸原・渡邉か<< 渡邉がチームに合流したのは、4月12日。発熱等で一時離れていたのだが、当初、渡邉の合流は「14日からのDeNA3連戦から」と伝えられていた。 「佐藤の不振が酷すぎるからですよ。11日の巨人戦後、ファームに連絡しました。12日に練習に合流させ、岡田監督は渡邉の状態を確かめ、佐藤と代えても大丈夫だと判断しました」(球界関係者) 問題は、佐藤の今後。岡田監督は7回に佐藤を代打起用している。結果は「三振」だったが、その起用法を見て、こんな指摘も聞かれた。 「スタメン落ちした悔しさをぶつける機会を佐藤に与えたのでしょう。同日の巨人先発は左腕の横川凱投手。左投手が先発したので、右バッターの渡邉をスタメン起用しやすい状況にありました。佐藤が代打起用された時は、右の直江大輔投手に代わっていました」(プロ野球解説者) 佐藤は左打ち、渡邉は右バッターだ。岡田監督は佐藤をスタメンから外す時は「渡邉を使う」と決めていたが、14日からの合流が予定されていたのは、DeNAには左の先発投手も多いからだ。 その14日、DeNAの予告先発は右腕・ガゼルマン投手と発表されている。 「今日(13日)の渡邉の打撃を見ていたら、対戦投手の右、左に関係なく、やって行けそう。DeNA3連戦も渡邉をスタメン起用すると思います」(前出・球界関係者) 前出のプロ野球解説者がこう続ける。 「いや、14日も佐藤を外したら、精神的ショックで打撃不振が長引きそう。復調の兆しは見えませんが、スタメンで使うべきでしょう」 渡邉は突出して「左投手に強い」というわけではない。 しかし、日本ハム時代を知る関係者によれば、ストレートの打ち損じが少なく、スピードボールに強いそうだ。ガゼルマンはスピードボールがウリの投手である。15日以降、DeNAが左投手を先発させてくるとすれば、この3連戦では「佐藤の出番はナシ」ということになりそうだ。 岡田監督は14日以降の渡邉の起用法について明言していない。チームは好調だが、佐藤だけが取り残されてしまった。(スポーツライター・飯山満)
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日本ハム・新庄監督が清宮育成に成功のワケ 栗山前監督とは決定的違い?“悪癖”払拭で30本クリアも現実味か
2022年12月30日 11時00分
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元大関・正代、来場所での特例復帰は絶望的? 白鵬も指摘の致命的問題、同僚引退でさらに悪化か
2022年12月29日 11時00分
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ガンプロ渡瀬瑞基がSOG王座初挑戦でハートリー・ジャクソンをエルボー葬!「この素晴らしい景色を作ってくれたのはお客さん」
2022年12月28日 22時30分