スポーツ
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スポーツ 2023年04月20日 11時30分
巨人の最下位低迷、原監督の日替わり打線が原因? 今季初弾の吉川も固定起用には至らずか
7回の攻防で「巨人らしさ」が見られた。野球は集団競技だが、「個」が主張される場面もある。その「個人の能力」「個性」が多く見られるのも“巨人スタイル”ではないだろうか。 4月19日、佐賀県・さがみどりの森球場で行われたDeNA戦に勝利し、連敗を脱出した。まだシーズンは始まったばかりだが、セ・リーグで勝率5割を切るのは、5位・中日と最下位・巨人だけだ。 「この1勝で反撃態勢とまでは行きませんが、山崎伊織投手の好投は収穫です。戸郷翔征投手以外にも計算の立つ先発投手がようやく出てきました」(プロ野球解説者) >>巨人・原監督の代打策に「勝ちたくないのか」批判相次ぐ 好調選手より不振のベテランを優先、DeNA戦終盤の不可解起用が物議<< 2人の野手も強いインパクトを残した。 1点リードで迎えた7回表、DeNA・桑原将志選手の打球が三遊間を襲った。これをショートでスタメン出場していた中山礼都選手が逆シングルでキャッチ。深いところからファーストに送球。一塁塁審がアウトを告げる。中山はマウンドの山崎に“ドヤ顔”。強肩という“個性”にスタンドが沸いた。 「7回裏に出た吉川尚輝選手の2ランで勝敗が決まりました」(前出・同) その通りなのだが、そのホームランが飛び出す前、吉川は送りバントを失敗している。巨人ベンチが「犠打を決められそうにないなぁ~」と判断し、「だったら、しっかり振ってみろ」のサインに変更した結果がホームランになったのだ。 「今季の吉川は打撃不振でベンチスタートとなる日もありました」(スポーツ紙記者) 不振でも、失投は見逃さない吉川の“能力の高さ”である。 もっとも、ここ数日、吉川は試合前練習でかなりの量のバットスイングを重ねてきた。結果が出たことで、精神的にも救われたはず。打撃成績も上向いていくと思われるが、こんな指摘も聞かれた。 「しばらくの間、固定して使ってあげられたらいいんですが。この日は『二塁・吉川、遊撃・中山』の布陣でしたが、前日の同カードでは『二塁・中山、遊撃・門脇誠選手』。坂本勇人選手もいます。原辰徳監督の日替わり打線の采配ばかりがクローズアップされていますが、二遊間の守備が固定されないのはマイナス要素でしかありません」 前出のプロ野球解説者がそう言う。 “守備の日替わり”も、続きそうだ。坂本は前日に「通算2000試合出場」のメモリアルを迎えたが、9回に代打出場しただけ。チーム功労者の記録達成としては寂しい限りだが、坂本も試合前練習で相当量のバットを振っている一人だ。 「監督、コーチも『試合に出してやりたい』と親心で考えてしまいます。守備位置が固定されないマイナスも分かっていますが」 関係者がそんな内情も打ち明けてくれた。 中山、吉川、門脇、坂本。誰かがこの横一線の状況から抜け出した時、巨人の反撃攻勢も始まるのではないだろうか。 「巨人のチーム打率は2割3分1厘でリーグ3位ですが、ホームラン数はリーグトップ(15本)。吉川のホームランが出る前のバント失敗ですが、本当はノーアウトで出た走者を二塁に進めて、じっくり、堅実に追加点を狙う作戦でした」(前出・同) その是非はともかく、「個」が力を発揮すれば、勝てるチームでもあるのだ。「個」を一瞬ではなく、継続して発揮できる選手がいない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年04月19日 19時30分
中日・龍空、背中死球を“神回避”も批判?「下手したら死んでた」 ヤクルト戦中盤の一場面、敵投手以上に物議醸したワケ
18日に行われ、中日が「0-2」で敗れたヤクルト戦。「8番・遊撃」で先発した中日のプロ3年目・20歳の龍空を襲ったアクシデント未遂が話題となっている。 注目が集まったのは、「0-1」と中日1点ビハインドの4回表1死二、三塁でのこと。ヤクルト先発・サイスニードは打席の龍空に対し、カウント「2-1」からの4球目にカットボールを投じる。ところが、手元が狂ったのか、このカットボールは龍空の背中上部付近へ向かう死球寸前の球になってしまった。 しかし、龍空は捕手・中村悠平の方へ顔を背けながら、とっさに身をかがめて間一髪で球を回避。避ける際に脱げたヘルメットをかぶり直すとそのままプレーを続行し、フルカウントからの7球目を見極め四球をもぎ取った。 >>中日・龍空「書かなければよかった」サイン入りユニ転売にショック SNS投稿にファンも激怒「恥ずかしくないのか」<< 結果的には死球交代、危険球退場といった展開は免れたが、この場面についてネット上には「なんて球投げるんだ危ないだろ!」などとサイスニードに対する批判が上がった。一方、被害者側である龍空にも「避け方が危なすぎてヒヤヒヤした」、「今の球は避けるより受けるべきだっただろ」、「当たらなかったとはいえから怖過ぎる、後頭部直撃なら下手したら死んでたのでは」といった苦言が寄せられた。 「野球では体に向かってきた球を変に避けようとせず、体を背けて背中で受けた方がリスクは少ないとされています。過去には大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)も『背中は大きな筋肉がついているので重傷にならない。それよりインサイドを打ちにいって手首に当たる方が危ない』と証言したことも伝えられていますが、龍空は受けずに回避を選択。幸いにも大事には至りませんでしたが、身をかがめる際にヘルメットが脱げ後頭部がむき出しの状態になっていたため、そこに球が直撃すれば命に関わる事態になっていた可能性もゼロではなかったのでは」(野球ライター) 龍空は昨季7月ごろから遊撃レギュラーとして台頭し、今季は本格ブレークが期待されている若手選手。打撃、守備はもちろん、死球対策も今後の課題といえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月19日 15時30分
巨人・原監督の代打策に「勝ちたくないのか」批判相次ぐ 好調選手より不振のベテランを優先、DeNA戦終盤の不可解起用が物議
18日に行われ、巨人が「0-2」で敗れたDeNA戦。原辰徳監督が繰り出した采配が物議を醸している。 問題となっているのは、「0-2」と巨人が2点を追う9回裏1死でのこと。この回攻撃の巨人はプロ8年目・25歳のオコエ瑠偉(.333・2本・4打点)に打席が回ってきたが、原監督はオコエを下げ、不振にあえぐ17年目・34歳の坂本勇人(.133・1本・2打点)を代打起用。坂本は初球からバットを出すも平凡な中飛に倒れた。 これで2死と後がなくなった巨人だが、原監督は後続の3年目・21歳の中山礼都(.286・0本・3打点)に代え、14年目・38歳の長野久義(.222・0本・1打点)を起用と再度代打策に打って出る。しかし、長野は空振り三振に終わり試合終了。2連敗の巨人は借金6となった。 >>巨人・原監督、広島戦中の表情に驚きの声「ブチギレてないか」 逆転直後の一場面が物議、敵打者のファールも影響?<< この原監督の代打策に、ネットユーザーからは「何がしたいのか理解不能な采配、勝ちたくないのかよ」、「好調選手に代えて不振のベテランをわざわざ使うって…」、「オコエ、中山にそのまま任せた方が絶対チャンスの確率は高かっただろ」、「これで代えられた2人のモチベにも関わるのでは」、「敗退行為だって言われても文句言えないぞ」といった批判が寄せられた。 代打策が物議を醸した原監督だが、試合後に伝えられたコメントもファンのひんしゅくを買っている。同監督は試合後に応じた取材の中で「やっぱり打たないと。0点では全体にプレッシャーがかかる。もう少し全体で打線につながりが出ないと駄目」とDeNA投手陣に完封された打線に苦言。ただ、ファンからは「駄目なのは監督の代打策だよ」、「3割打者下げて1割打者を使ってるようじゃそりゃ点取れんわ」といった不満の声が上がっている。 18日の試合は長崎・長崎県営野球場で行われたが、巨人が長崎県内で公式戦を戦うのは実に14年ぶりだったという。原監督は興行面も考慮してチーム随一の人気を誇る坂本、長野を代打起用した可能性も考えられるが、オコエ、中山に任せるべきだったと憤るファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月19日 12時00分
W杯に向け「日本の強さを世界で証明したい」稲垣啓太が意気込み「体が壊れるまでラグビーやりたい」
ラグビー選手の稲垣啓太が18日、東京・新宿区の国立競技場で開催された「アルパイン イーグル ジャパン リミテッド エディション、およびアンバサダー就任発表会」に出席した。 >>全ての画像を見る<< 会見には、ショパール共同社長のカール・フリードリッヒ・ショイフレ氏も同席し、稲垣がスイスの高級時計メーカー・ショパールが発表したスポーツウォッチ「アルパイン イーグル」の新アンバサダーに就任したことが発表された。 稲垣は漆黒デザインの「アルパイン イーグル」を装着して壇上に上がると、「光栄に思います。このような素晴らしい機会を与えていただき、この時計の素晴らしさを皆さんに伝えられるよう頑張っていきたいです」とコメント。時計のデザインについても「本当にかっこいいです。黒が一番好きな色なんですけど、この漆黒は職人の魂を感じます。ベルト部分も鏡面である部分とない部分があって、力強さを感じます。ずっとつけていたい時計ですね。スーツにすごく合うので、ビシッと決めたい時はこれをつけていくと思います」と嬉しそうな表情で感想を述べた。 稲垣は現在、JAPAN RUGBY LEAGUE ONE・埼玉パナソニックワイルドナイツに所属する。ラグビーの話題から「自分にとって強い人」の定義を聞かれると、「強さの定義は人それぞれ。僕であれば肉体的な強さ、精神的な強さもあるんですけど、何かが起こった時に人のために動ける自分でありたいと思っています。結婚もしたし、守りたい人もできた。何かあれば動ける。それが僕が一番大切にしたい強さです」と回答する。 来たるW杯「ラグビーワールドカップ 2023 フランス」に向けても意気込みを述べ、「日本は今、リーグの真っ最中。試合に向けて準備をして、技術的なトレーニングも毎日しています。そんな中、先を見越して世界で戦う準備も同時進行でしております。まずは日本代表メンバーに選ばれること。そこで選ばれて日本の強さを世界で証明していきたい」と話す。 また、この10年で自身が成長したことも強調し、「いろんなものが変わったと思います。10年前はすごく体が細かったんです。一番変わったのはラグビーに対する考え方かもしれません。物事の考えがスムーズになって、無駄が省かれた気がします。考えるよりも勝手に予測ができて、物事がスムーズになる。より効率的に考えられるようになったのが、10年で一番成長した部分かもしれません」と自身を分析する。 最後に、「10年後は42歳。体が壊れるまでラグビーをやりたいし、42歳になってラグビーができているかわからないけど、できるように準備していくつもりです」と話した稲垣。「目の前の一試合に取り組みながら、42歳までできたら幸せ。そうなっていてほしいと思います」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2023年04月19日 11時30分
阪神、湯浅の代役守護神がいない? 離脱期間も1週間延長見込み、岡田監督は打撃戦で乗り越えようと画策か
西勇輝投手の気迫の完投がサヨナラ勝ちに繋がったが、気になったのは「クローザー」である。 4月18日、甲子園球場で行われた広島との一戦は、阪神が勝利した。1点ビハインドで迎えた9回裏、中野拓夢選手が逆転打を放ったのだが、その阪神の攻撃中、こんな声も囁かれていた。 「もし、同点止まりで延長戦に突入したら、新・守護神が分かるんじゃないか?」 トラの守護神・湯浅京己投手は登録を抹消されている。 中野が打てなかったとしても、次の攻撃イニングは3番のシェルドン・ノイジー選手から始まる。10回表の広島の攻撃をゼロに抑えれば、もう一度、「サヨナラ勝ちへ」の雰囲気は作り出せる。 >>阪神・湯浅、巨人戦登板後にアクシデント発生? 勝ちパターン崩壊は岡田監督も想定外か<< 湯浅不在の間を埋める新・守護神のお披露目は先送りされたが、大方の予想は石井大智投手か、カイル・ケラー投手である。 「新・守護神を見れば、岡田彰布監督の心境も分かります。若い石井を抜てきするのであれば、『まだ負けても後半戦で巻き返せる』と思っていて、ケラーなら、勝ち試合を一つも落としたくないと思っているはずです」 阪神OBのプロ野球解説者がそう言う。 同日の午前中、湯浅が二軍の鳴尾浜球場に姿を現した。ランニングなど軽めの練習を行ったが、他の二軍ナインとは“完全な別行動”だった。二軍は12時30分から独立リーグ・石川との試合が組まれていて、湯浅は出場の予定がなかったからだ。 しかし、今後については、こちらも色々な情報が飛び交っていた。 「詳しいことは言えません。でも、一部にあった右ヒジを痛めたとの報道だけは完全否定します」(関係者) 17日に精密検査を受け、肩、ヒジ双方の関節に異常がなかったことは湯浅自身も報道陣に明かしていた。「前腕部に痛み、疲れがある」とされ、同日はノースローだった。 「一軍再登録が可能となる26日に、湯浅が帰って来るとは思えません。前腕部のモヤモヤは消えるでしょうが、首脳陣が無理をさせないため、さらに1週間くらい休ませると思います」(在阪メディア) 「休養」も兼ねて休ませると見る声も多く聞かれた。 だとすれば、「石井か、ケラー?」と予想される代理クローザー選びも慎重に判断しなければならないだろう。 同日、対戦した広島だが、中野にサヨナラ打を許したのは、クローザー・栗林良吏投手である。こちらもWBCの蓄積疲労で本来のピッチングができていない。 この日は阪神先発・西、広島・九里亜蓮投手が好投したから救援投手の負担も少なくて済んだが、日程が変則となる5月下旬、連戦の多くなる8月以降に「WBC後遺症の第2波」がやって来るのではないだろうか。 試合後、岡田監督は「打つ方がもっともっと奮起しないといけない」と言った。サヨナラ勝ちはチームの雰囲気を良くするが、勢いをつけるのは打撃戦というのが指揮官の持論だ。 「試合前、広島との対戦は2巡目だから配球などが厳しくなると打撃陣に注意していました。湯浅の代役? まだ決めていないのかも」(前出・関係者) 守護神不在の間を、「打」で乗り越えようとしている。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年04月18日 20時35分
中日・ビシエド、二軍戦初出場もやる気ナシ?「犠飛ぐらい打てよ」呆れ声も、立浪監督の改造計画は早くも不発か
18日に行われ、中日が「2-3」で敗れたファームの広島戦。「4番・一塁」で先発した来日8年目・34歳のビシエドの打撃が物議を醸している。 12日に二軍降格となったビシエドは18日、抹消後初めて二軍戦に出場。両チーム無得点の1回裏2死一塁で第1打席を迎えたが、一塁への力ないファールフライに倒れた。 さらに、「0-2」と2点ビハインドの4回裏1死での第2打席もライトフライに終わると、状況変わらず迎えた6回裏1死一、三塁の第3打席でも空振り三振。「3打数無安打・1三振」と全く結果を残せないまま、7回表の守備から途中交代となった。 >>元阪神・藤川氏が中日を酷評「浮上することはない」 今季の低迷断言し物議、低評価はやむなしと指摘も?<< 3タコに終わったビシエドの打撃に、ネット上では「何一ついいところ無かったけど大丈夫なのか」、「まだ1試合だけど打撃改造は早くも失敗の匂いがする…」、「これかなり重症だぞ、第3打席はせめて犠飛くらい打てよ」、「やっぱり不振でもないのに落とされたからモチベ下がってないか?」と先行きを不安視する声が寄せられた。 「今季のビシエドは『8試合・.281・0本・0打点』と本塁打・打点はゼロながらヒットは出ていた中、立浪和義監督が『彼も年齢とともに衰えて形を変えようとやってきたわけですが、思い切って変える期間に充てようと』という理由で二軍降格に。同監督はビシエドが昨季本塁打(14本)・打点(63打点)で来日以降最少の数字に終わるなど成績が下落傾向にあることを危惧し、間の取り方やバットの出し方などの変更を画策しているものとみられますが、ネット上にはビシエドの混乱やモチベーションの低下を招くのではと心配する声も上がっていました。ビシエドの打撃改造はまだ始まったばかりの段階なのですが、18日の3打席の内容にほとんどいい点がなかったことから、早くも失敗の烙印を押そうとしているファンも散見されます」(野球ライター) 一部からは「そもそも試合に出るのが早すぎないか」、「抹消から数日じゃフォームは変わらんだろ」といった指摘も寄せられているビシエド。打撃改造、一軍復帰に向けてまだまだ険しい道のりが続きそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月18日 16時05分
巨人・坂本と丸は見切るべき? 原監督のベテラン優遇方針に不満相次ぐ、怒りの原因は不振以外にも
18日試合前時点でセ・リーグ最下位(5勝10敗)に沈む巨人。前日17日に伝えられた原辰徳監督のコメントが物議を醸している。 報道によると、原監督は17日に応じた取材の中で、この日から一軍に合流したプロ3年目・20歳の秋広優人に言及。「数字も素晴らしいしね」と二軍でのアピールを評価する一方、起用法については「最初はそんなにチャンスを与えられないかもしれない」、「ベテランは50打席ぐらい渡すつもりだけど、若い人たちにはなかなかそれだけの打席を渡せない」と明言したという。 秋広はオープン戦で「3試合・.167・0本・0打点」とほとんど結果を残せず開幕二軍スタートとなったが、二軍では「13試合・.341・1本・8打点」と3割超の打率をマーク。この好調ぶりを買われ一軍に昇格したわけだが、どれだけ出場機会をもらえるかは不透明といえそうだ。 >>巨人・原監督、広島戦中の表情に驚きの声「ブチギレてないか」 逆転直後の一場面が物議、敵打者のファールも影響?<< 原監督の発言を受け、ネット上には「好調な内にまとまった出番あげなくてどうする」などと不満の声が上がった。一方、中には「じゃあ50打席もらって不振の坂本(勇人)、丸(佳浩)はそろそろ見切るのか?」、「発言通りなら判断下してもおかしくない段階だが…」、「今回明言した以上はレギュラー外さないと筋が通らなくなるしな」といった推測のコメントも見られた。 「坂本はプロ17年目・34歳、丸はプロ16年目・34歳とどちらもベテランの域に入っている打者ですが、今季は坂本が50打席で『.133・1本・2打点』、丸も58打席で『.154・1本・3打点』と打率1割台。彼らがほとんど機能していないことも最下位低迷の一因といえますが、今回明言した50打席を既に与えている原監督が両名に見切りをつけ、空いた枠に秋広などの若手を起用する可能性も決してゼロではないのでは。中でも、坂本については昨年女性トラブルが報じられ物議を醸したこと、今季はワールド・ベースボール・クラシックを辞退してまで調整しながら結果を出せていないことなどから、グラウンド内外で上がり目ナシとファンの意見も厳しくなっています」(野球ライター) 巨人は坂本、丸が大不振に陥っていながらも、チーム打率(.232)がリーグ4位、本塁打数が1位(13本)、得点数(46得点)が1位タイとある程度の数字は残している。両名を外し好調の若手を抜擢すればさらに数字が向上する展開も考えられるが、原監督が決断を下すことは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月18日 11時00分
大谷翔平、“侍対決”の裏で弱点露呈? 敵監督が繰り出した戦略で制球大荒れか
日本時間4月18日、まだ夜中の午前1時過ぎに始まった「大谷VS吉田」の対決は、わずか4球で終わってしまった。 「もっと見せてくれ!」と思った日本のファンもたくさんいたはず。雨天による1時間25分の中断から試合再開後、「投手・大谷翔平」は降板となり、指名打者に専念した。注目の「VS吉田正尚」との真剣勝負は1打席のみだったが、大谷にとっては“恵みの雨”ともなったようだ。 「レッドソックスの本拠地(フェンウェイ・パーク)で行われたエンゼルス戦ですが、同日(17日現地時間)はボストンマラソンが行われるため、異例の午前11時10分の試合予定でした。明け方から雨が降っていて、開始時間は約1時間遅れて、3回表のエンゼルスの攻撃途中で『中断』となりました」(米国人ライター) 「投手・大谷」は先頭打者に四球を与え、次打者のところで2暴投も記録してしまった。 >>大谷翔平、「投手だけで二刀流」を実現? ピッチ・クロック対策には深刻なデメリットも<< 制球難は雨によるマウンドのぬかるみ、気温10℃ほどの肌寒さのせいだと思った。しかし、そうではなかったのだ。 試合前日、レッドソックスのアレックス・コーラ監督は“意味シンなこと”も語っていたそうだ。「今シーズンのオータニはすでに12個も四球を出しているよね?」 コーラ監督の大谷攻略法は「ストライクか否か」をしっかり見極め、「2ストライクまで待つべき」だった。 大谷は、この日が今季4試合目の登板。開幕戦は勝敗がつかなかったが、過去3試合の成績は2勝0敗。19イニングを投げ、与えた失点は「1」。好スタートを切ったが、コーラ監督の言うように、「四球12、デッドボール3」も記録していた。 「今季の大谷は『制球難』の傾向が見られます。四球で自滅した試合はありませんが」(前出・米国人ライター) レッドソックスの「待て!」の作戦に加えて、雨と寒さで“制球難”はひどくなっていた。エンゼルスのフィル・ネビン監督も「今日の大谷はヤバイ」と判断し、早めの降板を決めたのだろう。 調べ直したら、前回11日のナショナルズ戦では「四球5、デッドボール1」。その前のマリナーズ戦(5日)でも「四球4、デッドボール2」を記録している。マリナーズ戦では「失点1」だが、ナショナルズ戦は7イニングを投げて無失点だった。2試合とも「勝利投手」にもなっている。 「適度に荒れていて、それが対戦バッターを効果的に惑わしているんでしょう」 メジャーリーグ中継も担当する日本のプロ野球解説者がそう言う。 「適度な荒れ球」、アスレチックスでも制球難で自滅している藤浪晋太郎との“差”だろうか。 「コーラ監督は6人も左打者を並べる打線で臨みました。大谷が投げにくそうにしていたのは雨と寒さのせいだけではないかもしれません。次に対戦してくるチームも左打者を並べ、大谷がどんな反応を見せるか、チェックしてくるかも」(前出・同) 左打者・吉田からは三振を奪ったが…。 いつもなら、大谷が活躍し、「なおエンゼルスは敗れました」の「なおエ」状態だが、この日は大谷が目立たず、エンゼルスが勝利した。何かの前兆か? (スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年04月17日 20時50分
阪神ドラ1・森下、死球の後遺症深刻?「再調整は長引くのでは」プロ初の二軍降格に心配相次ぐ
16日終了時点でセ・リーグ2位タイ(7勝5敗1分)につける阪神。17日にNPBが公示した抹消情報がネット上で物議を醸している。 NPB公式サイトはこの日、開幕から一軍に同行していたドラ1・22歳の森下翔太が登録を抹消されたと公示。代わりに昇格する選手は今回の公示内には記載されていなかったが、各報道によると二軍で「.258・4本・13打点」と好調のプロ4年目・21歳の井上広大が昇格するという。 森下は開幕からここまで11試合に出場するも、「.161・0本・5打点」と打率1割台に低迷。「6番・右翼」で先発した16日・DeNA戦も3三振と全くいいところがなく、試合後には岡田彰布監督も「バット出えへん、見送ってばっかりで。見送り三振は何も起きへん」とため息をついたことが伝えられていた。 >>「阪神・青柳は僕を恨んでいる」元DeNA選手がドラフト裏話を暴露 ドラ5指名予定が突然白紙、運命の分かれ目に驚きの声<< 今回の二軍降格は再調整が目的とみられているが、ネット上には「ちょっとやそっとじゃ戻ってこない気がして不安」、「不振の原因が疲労ならいいけど、もし死球なら再調整は長引くのでは」、「死球の後遺症があるとするならかなり時間がかかるのでは」といった二軍暮らしの長期化を心配する声が寄せられた。 「今季の森下はオープン戦で『17試合・.314・3本・8打点』と好アピールを見せ開幕一軍の座をつかむと、迎えたシーズンでも4月4日終了時点で『.385・0本・5打点』と絶好調。ところが、4月6日・広島戦の第1打席で左肩付近に死球を受けると、次の第2打席から20打席連続ノーヒットと別人のように打てなくなったまま二軍降格となりました。森下は左肩死球で故障を負ったとは特に伝えられていませんが、仮に何らかのアクシデントが発生しているならば、二軍暮らしが長引く展開は十分考えられます。また、死球は体自体は無傷に終わっても、残像で打撃フォームが狂ったり、内角球に腰が引けてしまったりといった後遺症のリスクもありますが、これが不振原因の場合も矯正には相当の時間がかかるのでは」(野球ライター) 17日に二軍降格となった森下は、最短では27日に一軍再登録が可能となる。10日間で復調し復帰となるのか、それとも二軍暮らしが長引くのか要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月17日 19時30分
日本ハム・上沢に「見てて不快」「新庄監督も怒るよ」球界OBが酷評! 西武戦の大炎上をバッサリ、メジャーにも行けないと断言
野球解説者・高木豊氏(元横浜他)が16日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。日本ハムのプロ12年目・29歳の上沢直之にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で高木氏は14~16日に各地で行われた3連戦について、セ・リーグから順に1カードずつ振り返った。その中で、15日・西武戦に先発登板した上沢の投球を問題視した。 同戦の上沢は1~3回を三者凡退と順調な滑り出しを見せたが、両チーム無得点の4回表にタイムリーを2本浴び3失点。さらに「0-3」で迎えた6回表にもタイムリー1本、押し出し四球2個で再び3失点し、なおも1死満塁と大ピンチが続く状況で降板に。後を受けたメネズが走者を全員かえしてしまったため、上沢は「5.1回9失点(自責8・被安打7・四死球4」と2ケタに迫る失点を喫する散々な内容となった。 >>日本ハム・新庄監督、松本をタイトルに導いた奇策明かし話題 「そんなせこいことするか!」シーズン後にはひと悶着も?<< 試合中盤に一気に崩れた上沢について、高木氏は「点を取られてから、投げる気がないのか知らないけども、どこか痛めたのかなって思うくらいふわっとしか投げなくなったんだよね」と、最初の失点を機に球威・制球が急激に低下したように見えたと指摘。 続けて「9点取られてもさ、一生懸命投げる姿は見たいよね。これ新庄監督も憤慨してると思うよ。怒ると思うよ」と、新庄剛志監督も大量失点で気持ちが切れたような上沢の姿に憤ったのでは推測した。 さらに、高木氏は「メジャーに行きたいとか言ってるわけでしょ? こんなんじゃ絶対行けるはずがないよね。誰でも行けると思って…今日俺はね、すごく見てて不快だった」ともコメント。上沢は昨オフの契約更改後会見の中で今オフ、ポスティングを利用しメジャー移籍したいと公言しているが、西武戦のような投球をしているようでは絶対に通用しないと断言した。 高木氏の発言を受け、ネット上には「酷評も致し方無いくらい覇気は無かった」などと同調する声が上がった。一方、中には「投球を狂わせたのは外崎への死球では」、「大量失点で投げやりになったというよりは、頭部死球で動揺したせいって印象」、「たらればだけど、頭への投げミスが無かったら9失点する展開にはならなかったと思う」といった指摘も見られた。 「西武戦の上沢は4回表1死一、二塁からマキノンに先制タイムリーを打たれましたが、この直前の1死二塁の場面で、外崎修汰の後頭部にすっぽ抜けの変化球をぶつけています。球威がさほどなかったこともあり危険球退場とはならず、外崎も大事には至らずプレーを続行。ただ、上沢がこの後に大崩れしたことから、メンタル面には深刻な影響が及んでいたのではという見方もあるようです。実際、試合後の報道では上沢とバッテリーを組んだ清水優心も『あんなに制球が良くないのはあまりないので、うーんって感じです』とコメントを残したことが伝えられています」(野球ライター) 上沢が1試合で9失点を喫したのは、2018年9月8日・楽天戦(3回9失点・被安打8・四球2)以来。本人は試合後に「ただただ申し訳ない気持ちしかありません」と肩を落としたというが、大炎上の原因は果たしてどこにあったのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@takagiyutaka4045
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ロスインゴと金剛がシングル5番勝負!内藤哲也「もし敗れたら喜んでノアのリングに上がりますよ」
2023年01月10日 10時50分
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巨人ドラ1・浅野、レギュラー獲り期待も二軍で低迷する? 原監督熱望のスラッガーに燻る不安要素は
2023年01月09日 11時00分
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関脇・正代、大関には二度と戻れない? 兄弟子電撃退職が今後に悪影響か、今場所前調整も不調
2023年01月08日 11時00分
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巨人・岡本、WBCメンバー入りへ猛アピール?“人生初”の大役担う生え抜き主砲にかかる期待
2023年01月07日 11時00分
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横綱・照ノ富士、現役引退秒読み? 3場所連続で休場、白鵬らの前例から厳しい見方「持ち直せた横綱いない」
2023年01月06日 19時30分
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巨人首脳の会合後コメントに「本気で言ってるのか」怒りの声 主力級補強ゼロも満足? 原監督も内心ガッカリか
2023年01月06日 18時30分
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IWGP女子王者KAIRIが中野たむを破り初防衛に成功も元WWEサーシャ・バンクスが襲撃!「日本全土を虜にしてしまうわ」
2023年01月06日 17時30分
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元日本ハム・有原のソフトB入りに「古巣への義理はないのか」怒りの声 上沢の来オフ米挑戦にも悪影響?
2023年01月06日 15時30分
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赤井沙希&荒井優希の“令和のAA砲”がアメリカのバケモノコンビに王座陥落も「うちらに火をつけさせてくれて感謝です」
2023年01月06日 11時30分
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巨人、坂本の後継者はドラ4・門脇? 原監督は中山らの打撃力に不満か
2023年01月06日 11時00分
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鈴木軍解散の鈴木みのる&エル・デスペラードが成田蓮を勧誘!「ストロングスタイルの息子なんだろ?」
2023年01月06日 10時50分
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中日・ロドリゲス、登板直前までゲーム三昧? 元同僚が暴露、試合中の意外な行動に驚きの声
2023年01月05日 19時30分