スポーツ
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スポーツ 2023年05月02日 18時30分
巨人・浅野の一軍昇格を球界OBが猛プッシュ「二軍1割台? 関係ない」 若手時代の浅村と共通点アリ? 独自提案に納得も
元フジテレビでフリーの田中大貴アナウンサーが1日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に野球解説者で地盤調査会社『トラバース』副社長のG.G.佐藤氏(元西武他)が登場。巨人のドラ1・18歳の浅野翔吾にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で佐藤氏は1日時点でセ・リーグ5位(11勝14敗)に沈む巨人を見ていて気になっている点や、「23試合・.186・3本・6打点」と不振が続く坂本勇人への見解などを話した。その中で佐藤氏は、浅野は一軍で積極的に起用するべきと主張した。 2022年ドラフトで2球団競合の末巨人入りした浅野は、高校通算68本塁打を誇るスラッガー候補。迎えた今季はここまで一軍未出場の一方、二軍では「22試合(全24試合中)・.200・1本・7打点」とほぼ全試合に出場中。現時点では育成に重きを置いた起用法となっている。 >>巨人・山崎、マウンドに来た原監督を拒否? ボール渡さず真顔で首振り、降板直前の一場面に驚きの声<< 佐藤氏は低迷中の巨人一軍について話す中で、「オコエ(瑠偉/25歳)選手って結構見てたらワクワクしないですか? 可能性感じるじゃないですか。あと最近は秋広(優人/20歳)選手が上がってきて。そういう選手をどんどん使おう。試合に出さないと」と、閉塞感を打破するために若手を積極起用した方がいいのではと指摘。その流れで「あと浅野選手も出しちゃおう」と浅野も一軍に抜擢すべきではと提案した。 続けて、「二軍だと1割台なのかな? 関係ないから。ステージが人を押し上げるから」、「浅野は二軍じゃ打たないです逆に。一軍に来たら打つタイプだと思う」と主張した。 その理由として佐藤氏は、現役・西武時代の2009~2011年にかけ共にプレーした浅村栄斗(現楽天)を例に、「浅村二軍じゃ打たないのに一軍来ると打ちますから」、「浅野選手もそっちタイプだと思う」と持論を展開。同期間の浅村は一軍成績が「167試合・.267・11本・54打点」、二軍成績が「167試合・.248・9本・59打点」と一軍の方が数字は良かったが、浅野も一軍で使えば同様の傾向になるのではと推測した。 「一般的に一軍は二軍に比べ対戦選手のレベル、他球団によるデータ分析の速度、観衆の視線で生じる重圧といった要素に差があるため、二軍で今ひとつの選手が通用する可能性は高くはありません。ただ、大舞台の方がやる気・闘志が出やすいということなのか、佐藤氏が動画内で挙げた浅村のように一軍成績の方がいいという選手もまれにいます。浅野は超高校級スラッガーとして注目を浴びながら臨んだ2022年夏の甲子園で『.700・3本・6打点』とすさまじい数字をたたき出した他、同大会後に参加したU-18W杯でも本塁打を1本放つなど大舞台では強さを発揮していますが、佐藤氏はこれらを元に浅野は重圧・注目度が高い一軍で使った方が結果を残せるタイプとみているのでは」(野球ライター) 佐藤氏の発言を受け、ネット上には「さすがに気が早すぎる、理由もよく分からんし」などと否定的な意見が上がったが、中には「外野埋まってないし検討の価値はあるのでは」、「微妙な中堅使うくらいなら浅野の方がマシかもしれん」、「秋広みたいになれば儲けものだしなあ」といった同調の声も見られた。 今季の巨人一軍はオコエ、丸佳浩、ブリンソンの3名が主に外野レギュラーとして使われているが、オコエが「.256・2本・6打点」とまずまずの数字を残す一方、丸は「.180・1本・4打点」、ブリンソンも「.236・2本・10打点」と今ひとつ。この状況もあり4月18日に一軍招集された秋広は「.421・1本・4打点」と絶好調だが、浅野も思い切って使えば結果を残すのではと期待するファンも少なくないようだ。 1日時点では浅野の一軍昇格について特に報道などは出ていないが、原辰徳監督ら首脳陣が今後、一軍に抜擢することは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について田中大貴アナの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/c/TDAthleteChannel
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スポーツ 2023年05月02日 15時35分
広島前監督、栗林守護神抜擢のきっかけは肩の不調?「適性見抜いたのすごい」2021春季キャンプ中の裏話に驚きの声
野球解説者・野村謙二郎氏(元広島監督)が1日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、野球解説者・佐々岡真司氏(前広島監督)が登場。広島のプロ3年目・26歳の栗林良吏にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で佐々岡氏は2021~2022年にかけ広島で共に戦った栗林との思い出や、3月のWBCを腰の張りで途中離脱したことの感想などを話した。その中で、同氏は栗林をプロ1年目から抑えに抜擢した経緯を明かした。 栗林は2020年ドラフト1位で広島に入団したが、当時監督の佐々岡氏は翌2021年開幕から抑えで起用。抜擢された栗林は「53登板・0勝1敗37セーブ・防御率0.86」と新人最多タイのセーブ記録をマークするなど大活躍を見せ、その年のセ・リーグ新人王にも輝いた。 >>登録抹消の広島・栗林、やはり重症だった? 新井監督は代役固定せず交流戦突入か<< 抑え起用がハマり新人離れした成績を残した栗林だが、佐々岡氏曰く「1年目入ってきた時に、ちょっと肩の状態がよくなかった」、「栗林もすごく神経質なので、ちょっと(肩に)引っかかったっていったら(調整が)延びてくる。それで(春季)キャンプの時も出遅れてた」と、入団当初は肩の不調による調整遅れに陥っていたという。 また、2021年春季キャンプは抑えを任せていたフランスアの状態も良くなかった(新型コロナ感染により2月中旬までキャンプ合流できず)という佐々岡氏。「先発要員の九里、タフだし体が強いってことも考えながら」と、先発ローテの1人である九里亜蓮の配置転換も考えるほど代役を誰にするか頭を悩ませたという。 他にも塹江敦哉、ケムナ誠、島内颯太郎といった投手を抑え候補として考えていた中、キャンプ中のある日、肩の状態を上げつつあった栗林のブルペン投球を自ら打席に入って確認したという。ストレート、フォーク、カーブ、スライダーと一通り持ち球をチェックする中で「このボールは抑え行けるな。三振取れるな」と抑え適性が高いのではと判断。その後オープン戦で使ったところ「4登板・0勝0敗1セーブ・防御率0.00」と結果も残したことから、シーズンでも抑え固定することを決めたと語った。 佐々岡氏の発言を受け、ネット上には「肩の問題が回り回って抑え抜擢につながったのは知らなかった」、「出遅れがなかったら当初の評価通りに先発やってたんだろうか」、「一応抑え経験はあるってレベルの栗林の適性を見抜いたのはすごい」といった驚きの声が寄せられた。 プロ入り前の栗林はクローザー経験こそあるものの主に先発を務めてきた投手で、入団当初は即戦力のローテ候補という見方が主流だった。ただ、肩の不調を機に守護神として見いだされたのは本人はもちろん、抑えに難儀していたチームにとってもけがの光明だったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について野村謙二郎氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@nomukenchannel
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スポーツ 2023年05月02日 11時05分
登録抹消の広島・栗林、やはり重症だった? 新井監督は代役固定せず交流戦突入か
新井カープに「異変」だ。5月1日、広島のクローザー・栗林良吏投手の一軍登録が抹消された。前節の巨人3連戦、特に4月30日の「対巨人戦」を見た者にとっては、ちょっと驚きだった。 「30日、広島は『11対4』で大勝しています。ワンサイドゲームでしたし、登板過多になっていた一部の救援投手たちも休ませることもできました」(スポーツ紙記者) その試合開始前だった。「試合出場のメンバー表」の中に栗林の名前がなかった。前日の同カードで栗林は救援に失敗し、巨人にサヨナラ勝ちを許している。 >>巨人・原監督、広島戦中の表情に驚きの声「ブチギレてないか」 逆転直後の一場面が物議、敵打者のファールも影響?<< この試合終了時点での栗林の成績は0勝4敗、防御率5.56。WBC出場中に痛めた腰の状態が影響しているのは間違いないが、不調でも12試合に登板し、リーグ2位タイの7セーブを挙げている。 本調子でなくても、投球技術で抑えることができるのはサスガである。 そんな逞しい守護神を「ベンチ入りメンバー」から外すにあたって、新井貴浩監督は栗林に、 「今日はゆっくり休んでくれ」 と、直接声を掛けたそうだ。 また、その29日時点での情報だが、チーム関係者も「横浜に向かわせた」と話していた。 5月2日からの次節・DeNA3連戦が控えている。その試合会場にひと足早く向かわせたと聞かされていたので、新井監督の言う「リフレッシュ休暇」の説明を信じてしまったのだ。 「腰の状態が悪化したのかもしれません。5月1日になって、一軍登録を外したということは、ルール上、最短でも11日まで一軍復帰できません。守護神不在で10日間もしのぐことになります。不調でも12試合も投げてくれたピッチャーを外せば、リリーフ陣だけではなく、野手陣も動揺するでしょう」(プロ野球解説者) 「腰の状態」など詳しい状況は発表されていないが(2日午前)、新井監督は「栗林抹消」に関する質問を受けた際、 「全員でカバーしていく」 とも答えていた。 代理クローザーは固定せず、救援陣の登板状況等を見て、リリーフ陣を投入していくという。しかし、こんな情報も聞かれた。 「(ニック・)ターリーが代理クローザーになるみたい。キャンプ序盤、『もし、WBCの疲労で栗林が開幕に間に合わなかった場合は?』の質問を受けた際、ターリーの名前を出していましたから。でも今は違います。代理クローザーの名前を出したら、それは栗林の長期離脱を意味します。『日替わりクローザー』としか言えないでしょう」(球界関係者) 5月と言えば、「セ・パ交流戦」もある。昨年、一昨年はトータルで勝ち越したものの、セ・リーグは交流戦に対する苦手意識も強く、特に広島は、2019年から「3年連続最下位」なのだ(20年は中止)。 栗林の不在が長引くようなことになれば、大打撃である。「右ヒジを手術した森下暢仁投手が1日からチームに合流しました。4月26日に左太股裏を痛めた大瀬良大地投手は復帰までまだ時間が掛かりそうですが」(前出・プロ野球解説者) 遠征、交流戦と続く5月をどう乗り切るか、投手陣のやり繰りが難しくなってきた。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月01日 19時30分
巨人・オコエに「中田見習って」球界OBが広島戦の打撃に苦言 改善なければレギュラー剥奪も?
独立リーグ・大分B-リングス所属の40歳・内川聖一(元ソフトバンク他)が、4月30日放送の『サンデースポーツ』(NHK総合)に生出演。巨人のプロ8年目・25歳のオコエ瑠偉にまつわる発言が話題となっている。 番組で内川は現在セ・リーグ首位に立つDeNAの強さのカギや、試合前後に取材を行った4月30日・巨人対広島戦などを語った。その中で、同戦に「1番・右翼」で先発したオコエの打撃を問題視した。 同戦のオコエは1回裏無死の第1打席、3回裏無死の第2打席で2打席連続空振り三振を喫すると、4回裏2死一塁の第3打席は投ゴロ。さらに、7回裏1死一塁の第4打席でも空振り三振を喫し、「4打数無安打・3三振」と全くいいところなく終わった。 >>巨人・山崎、マウンドに来た原監督を拒否? ボール渡さず真顔で首振り、降板直前の一場面に驚きの声<< 内川はどちらも3球三振を喫した1、2打席の内容に着目し、「1回の打席は三振、出塁できませんでした。3回の打席も先頭で回ってきたけれども三振。2度先頭で回ってきてるんですけど、打席の中で何もできずに終わってるんですよね」とコメント。出塁してチャンスメイクをする、打てなくても球数を稼ぐといった、先頭打者に求められる打撃がほとんどできていなかったと指摘した。 内川は続けて「中田(翔/巨人)の打撃を見習ってほしい」とオコエに提案。中田は30日の試合で1回裏二死一、二塁の第1打席でタイムリー安打、4回裏無死の第2打席では右安とマルチヒットを記録しているが、内川は「(第1打席は)中田選手の中で、追い込まれてから打撃をコンパクト(なスイング)に変えてる」、「(第2打席は)先頭でもありましたし、追い込まれてる中で強引にいかずにコンパクトにライト前に打ちました」と、中田は状況に合わせた打撃ができていたと説明した。 その上で内川は「オコエ選手がこれからレギュラーとしてやっていくためには、(タイミングが)合わない投手に対してどういうふうにしていくのかというのが大事じゃないかなと思います」と、状況に応じた柔軟な打撃を実践できるかがオコエの今後を左右するのではと語った。 内川の発言を受けては、ネット上にも「確かに先頭なのに大振りしすぎな印象はあった」、「今は軽打、今は一発狙いって上手く打撃を使い分けられないとレギュラーとしては使いづらい」、「後続につなぐ意識が薄い気はする、四球もほとんどない(5個/規定到達野手ではチームワーストタイ)し」、「だんだん数字も落ちてきてるし、この調子ならスタメン追われる可能性もあるぞ」といった同調の声が寄せられた。 オコエは昨年12月に行われた現役ドラフトにより楽天から巨人へ移籍。楽天時代(2016-2022)は通算打率「.219」とパッとせず、成績面以上に素行面の問題で話題になることが多かったが、環境が変わって迎えた今季は4月中旬ごろまで打率3割超をマークするなどこれまでとは一味違う姿を見せていた。 ただ、直近5試合は「.182」とほとんど打てておらず、シーズン打率も「.256」まで下落している。不調でチーム打撃もできないとなれば、スタメンから代走・守備固め要員に格下げされる可能性も出てくるが、オコエは中田もお手本に打撃を修正することができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月01日 19時15分
連覇の宇野昌磨、坂本花織、引退発表の村元哉中&高橋大輔も! 熱と空気感を凝縮、『KISS&CRY』フィギュア世界選手権特集
3月20日から26日までさいたまスーパーアリーナにて開催されたフィギュアスケートの国際競技大会「世界選手権2023」を特集した『KISS&CRY 氷上の美しき勇者たちVol.48 世界選手権2023特集号』が、4月27日に発売された。 >>全ての画像を見る<< 今回、4年ぶりに日本での開催となった世界選手権。男女シングルでは日本勢初となる連覇となった宇野昌磨、坂本花織、ペアでは初優勝を飾った三浦璃来&木原龍一と、日本人選手が華々しい成果を上げた大会に。加えて、日本でも人気のキーガン・メッシング(カナダ)の引退試合でもあり、新しい世代の台頭など、トピックの多い大会となった。 同号では、そんな「世界選手権2023」の感動をまるごとパッケージにして大特集。表紙には、宇野&チャ・ジュンファン(韓国)&イリア・マリニン(アメリカ)が登場している。誌面では、試合での演技写真とリポートはもちろん、選手たちの演技後インタビューや表彰式など、会場の熱と空気感を凝縮。選手たちのお祭りでもある、エキシビションは、スペシャル写真リポートで紹介されている。 さらに、宇野、坂本、三浦&木原、“かなだい”こと村元哉中&高橋大輔の高純度Wワイドポスターグラビアも収録。村元と高橋は、5月1日にチームのインスタグラムアカウントにて、今シーズン限りでの引退を発表。2日には、記者会見とファンに向けてのインスタライブを実施予定だと明かした。『KISS&CRY 氷上の美しき勇者たちVol.48 世界選手権2023特集号』定価:1,540円https://honto.jp/netstore/pd-book_32427459.htmlかなだいチーム公式インスタグラムアカウントhttps://www.instagram.com/kanadai_team_official/
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スポーツ 2023年05月01日 17時50分
DeNA、超大物・バウアーの高額ファンクラブ始動!「プラスになるような体験届けたい」気になる中身は
超大物、トレバー・バウアーが入団会見の際に設立を発表した個人的なファンクラブ。現在はすでに受付終了しているが、VIP会員は220万円と超高額で、内容は横浜スタジアムの特別観覧席で1試合、5月以降の横浜スタジアムでの公式戦のペアチケットに加え、個人的な交流ができるといったぜいたくなものだ。 一軍登板に向けファームで調整をしている最中の28日、横須賀スタジアムで行われたマリーンズ戦後、観客が退場した後のバックスクリーンにファンクラブのロゴが映し出され、実際に会員との交流を楽しんだ。 ファンサービス後バウアーは「今日具体的なことがひとつあったんですけど、ファンクラブに入っていただいた一人の方に試合の後にグラウンドに来ていただいて、個人的な挨拶をしてお話をさせていただいて、またサインもしました」と内容を明かした。 また「そもそもこの企画は自分だけでなく、ベイスターズとのコラボ企画として始まったもので、新しいものをやっていくことに対してすごく楽しみな気持ちであります」と設立の意図を説明した。初めてのことに前向きなようで、気になるサービス内容は「いろいろ考えていることを少しだけ紹介させていただくと、試合で使っているもの、グローブだったりスパイクだったりそういったものをプレゼントすることを考えています」とお宝アイテムの贈与を計画しているようだ。 しかし最も重視しているポイントは「まだ会員の方とたくさんは交流はできていないのですが、このファンクラブを通じて初めての体験、楽しい体験、ワクワクする体験、そういったものを届けていきたいなと思っています」とし「まだお話しできない部分もあるのですが、最終的にはファンクラブに入っていただいた方が、本当に心から楽しんでいただけるようなものを、僕はめざしてやっていきます。何よりもファンの皆さまとつながるといった体験を届けたいなと思っています。モノではなく時間であったり、入っていただいた皆さまの人生にとってプラスになるような体験を届けていきたい」といわゆる“コト消費”にフォーカスしているようだ。 5年連続2ケタ勝利、ドジャースとの3年1億200万ドルの契約と規格外の実績を残してきた超大物との交流は、確かに“プライスレス”な経験となるとも言えそうだ。 取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2023年05月01日 15時40分
中日・立浪監督、打線テコ入れ無し発言に「最下位のまま終わるぞ」ファン激怒 開幕から続く貧打、球界OBも愛想尽かした?
4月30日に行われ、中日が「0-2」で敗れたDeNA戦。試合後に伝えられた立浪和義監督のコメントが物議を醸している。 中日は先発・高橋宏斗が「5回2失点・被安打6・四球4」と粘りの投球を見せ、後を受けたリリーフ陣4投手も全員がDeNA打線を無安打に抑える。しかし、打線がDeNA先発・東克樹に「9回無失点・被安打4・四球0」となすすべなく封じられたため完封負けとなった。 今季23試合目で早くも8度目の完封負け(昨季は52試合目)を喫した中日。打線のテコ入れは急務といえる状況だが、試合後に取材に応じた立浪監督は「我慢してやっていくしかない。(一、二軍メンバーの)入れ替えはないです」と、野手の昇降格は考えていない旨を明言したという。 >>中日・柳、立浪監督の強攻策に呆然? ベンチでうなだれ放心状態、スクイズ失敗直後の表情に同情の声<< この立浪監督のコメントを受け、ネット上には「この状況で野手入れ替えないとか正気の沙汰じゃないだろ」、「貧打は明らかなのに何もしないつもりなのか」、「セ1人負け(5位と2ゲーム差の最下位)になりつつあるのに我慢する余裕ないだろ、マジで最下位のまま終わるぞ」、「誰一人打ててない助っ人を下げるだけでも効果ありそうなのに」といった批判が寄せられた。 「今季の中日は30日終了時点でチーム打率がセ4位(.238)、得点数(56得点)・本塁打数が最下位(4本)と打線の勢いがサッパリ。特に状態が悪いのは助っ人野手陣で、現在一軍のアキーノ(.154)、アルモンテ(.161)、カリステ(.139)は全員打率1割台に沈んでいます。一方、二軍には鵜飼航丞(.314)、ビシエド(.333)といった打率3割超の野手もいるので、なぜこうした好調選手でテコ入れを図ろうという発想にならないのかと憤っているファンは少なくありません。ただ、立浪監督としてはMLB通算41本塁打のアキーノ、2018年に打率『.321』(セ5位)をマークしたアルモンテといった実績ある打者は復調すれば大きな戦力になると期待しているようです。また、鵜飼はプロ2年目・23歳とまだ若くじっくり育てたい、ビシエドは二軍本塁打ゼロと打球が上がっていないためまだ昇格には値しないなどと考えている可能性もあるのでは」(野球ライター) 貧打の主要因となっているアキーノら3助っ人についてはファンだけでなく、30日の試合でラジオ解説を務めた野球解説者・小松辰雄氏(元中日)も「もう見切ってもいいんじゃないかとも思いますけどね」と愛想を尽かした旨を口にしている。こうした批判、不満を覚悟で立浪監督はもうしばらく我慢を続けるものとみられていた。 ところが、翌5月1日にアキーノ、ブライト健太、味谷大誠の野手3名が二軍降格となったことがNPBから公示されたため、ファンの間では「は? 入れ替えナシは嘘だったのか?」、「何考えてるのかいよいよ分からなくなってきた」と困惑の声も広がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月01日 11時00分
阪神・岡田監督、メイン捕手を坂本に切り替え? 現レギュラー・梅野の命運は次カード次第か
これも、岡田采配なのだろう。 4月30日のヤクルト戦を落とし、連勝は「3」でストップ。首位・DeNAとのゲーム差も「3」に広まったが、この試合は前日から“注目”を集めていた。岡田彰布監督は打撃不振の捕手、梅野隆太郎選手を「スタメンで使う」と予告していたからだ。 「一般的に、チームの状態が良い時は『メンバーを動かさない』もの。勝敗は結果論だとしても、岡田監督はあえてリスクを冒したわけです」(プロ野球解説者) しかも、26日の巨人戦9イニング目から「無失点」が続いており、30日も完封勝利なら「球団初の4試合連続完封勝ち」の新記録が懸かっていた。3試合連続の「ゼロ行進」は坂本誠志郎捕手のスタメン起用から始まったと言っていい。 その坂本を外して、30日の試合に臨むと予告した岡田采配は、始まる前から「ナゼ?」と批判されていたのだ。 >>阪神・梅野のSNSに誹謗中傷相次ぎファン激怒「全員訴えられろ」中日戦4タコに我慢ならず? NPBの忠告も届かず<< 「31イニング目の3回裏、ヤクルトに先制点を許しました」(在阪メディア) 「梅野のせい」とは言えない。阪神先発の才木浩人投手の調子もイマイチだった。 試合後、岡田監督は「梅野のスタメン起用の理由」を聞かれると、 「結局、ストライクがなあ…。そらな、ピッチャーによってだいぶ違うから。でもなあ、ストライクが来んかったらどうしようもないよな」と、才木の不調に置き換えた。 「梅野のリードが悪くて負けたわけではない」と言いたかったようだが、これで梅野がスタメン起用された試合は「5連敗」だ。 その点も質問されると、こう答えた。 「だから(甲子園に)帰ってなあ。ちょっと悪かったピッチャーが今度投げるから。どんだけな、前回のあれで調整してな、どんなピッチングするかやな」 「ちょっと悪かったピッチャー」とは、青柳晃洋と西勇輝のこと。青柳は直近2試合とも5回を持たずKOされており、西も前回26日の登板で3回5失点と振るわなかった。「巡り合わせ」が悪かったのか、たまたま調子を落としている投手とバッテリーを組んだせいもあると、かばったわけだ。 阪神OBが指揮官の胸中をこう代弁する。 「梅野に固執しているわけではないと思います。ペナントレースはまだこれからだし、梅野のような配球をする捕手も必要なので、早く立ち直ってもらいたいのでしょう」 関係者、プロ野球解説者の話を総合すると、梅野は「投手の一番良いボールをメインに配球を組み立てるタイプ」で、坂本は「対戦打者の苦手を突いてくる捕手」だという。捕手として甲乙を付けられないが、こんな見方もされている。 「ショートのスタメンは木浪聖也か、小幡竜平。両選手とも打撃ではなく、守備重視の選手です。森下翔太選手が打撃不振で降格して以来、『打撃』でアピールしてきた外野手がいません。坂本をスタメン捕手で使ったら、打撃で期待薄な選手がスタメンに3人もいることになります」(関係者) もともと、梅野は打撃力が高い捕手だった。チャンスを与え続けた理由はこの辺にありそうだ。当の梅野だが、ぶら下がって来る記者団の質問に終始、無言。岡田監督は「5月は選手の入れ替えも」と語っていた。5月2日、甲子園に帰ってからの中日3連戦の結果次第では、“坂本メイン”に切り替わる可能性もある。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年04月28日 20時30分
藤浪晋太郎、リリーフ以外に生きる道ナシ?「さもないと2Aに落ちる」元NPB監督が助言交え提案、メンタル面への影響指摘も
元プロ野球選手・監督のラミレス氏(前DeNA監督)が27日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。オークランド・アスレチックスのプロ11年目・29歳の藤浪晋太郎にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画でラミレス氏は阪神(2013-2022)でのプレーを経て今季からメジャーでプレーするも、同日時点で「5登板・0勝4敗・防御率12.71」とほとんど結果を残せていない藤浪の現状や課題などを話した。その中で、所属チームであるアスレチックス側に藤浪をリリーフで固定すべきと強く主張した。 藤浪はメジャー初登板となった4月2日のロサンゼルス・エンゼルス戦をはじめ4試合に先発したが「0勝4敗・被安打19・四死球15・12奪三振・防御率14.40」と大荒れ。現地メディアやファンから“球史で最悪の先発投手”などとやゆされる中、25日にはコッツェー監督がリリーフに配置転換を指示した。 ただ、転向後初登板となった27日・エンゼルス戦は「2回1失点(自責0)・被安打2・四球1・3奪三振」をマーク。これを受けコッツェー監督は「グレート・ジョブだった」と及第点を与えたといい、ファンの反応もまずまずだったという。 >>前阪神・藤浪、マウンド上で監督批判?「誰が責任とんねん」物議醸した“さらし投げ”の裏話、先輩が暴露<< 現役・DeNA時代(2012-2013)、DeNA監督時代(2016-2020)にそれぞれ藤浪と対戦した経験を持つラミレス氏は、ここまでの藤浪について「リリーフの方が先発よりはるかに効果的」という見解を示す。その上で、「アスレチックスは藤浪をリリーフで1、もしくは2イニングで起用するべき。さもないと彼は2A(メジャー下部組織の一つ)まで落ちるだろう」と強く主張した。 リリーフ起用継続を勧める理由について、ラミレス氏は「リリーバーにすれば自信を取り戻しストレートの精度も上がるし1、2イニングだけであれば20球程度か、それ以下なので重圧を感じず全力投球できるはず」と説明。短いイニングを全力で抑える役割のリリーフなら、最速163キロを誇る藤浪のポテンシャルがフルに活きるのではという。 また、ラミレス氏は藤浪本人に対しても「もう先発のタイプではない。リリーバーになればいいシーズンを送れると思うよ」とリリーフとして生きる道を勧めつつ、「フォークをしっかりストライクからボールの軌道で投げられれば、相手は打つことはできないよ」とフォークを低めに集める投球を意識してみてはと助言した。 ラミレス氏の発言を受け、ネット上には「確かに数字を見る限りはリリーフ適性の方が高そう」といった同調の声が寄せられたが、中には「先発へのこだわりが強い藤浪が果たして受け入れるのか」、「一時的じゃなくずっとリリーフは本人のモチベに関わるのでは」、「今回の配置転換も結構堪えてたみたいだしなあ」と不安視するコメントも見られた。 藤浪は阪神時代(2013-2022)から先発に強いこだわりを持つ投手として知られており、今回の配置転換についても「結果を出せていないので仕方ない」と受け入れつつも「もちろん先発したいので、悔しい」と複雑な心境を吐露したことが伝えられている。先発復帰の可能性を完全に閉ざすと投球に悪影響が出る可能性もゼロではなさそうだが、アスレチックス首脳陣はここから藤浪をどのように扱っていくのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてラミレス氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@ramichan
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スポーツ 2023年04月28日 19時30分
中日・柳、立浪監督の強攻策に呆然? ベンチでうなだれ放心状態、スクイズ失敗直後の表情に同情の声
27日に行われ、中日が「2-3」で敗れた広島戦。先発を務めたプロ7年目・29歳の柳裕也が見せた表情が話題となっている。 注目が集まったのは、「2-2」と両チーム同点で迎えた9回表1死三塁でのこと。打席の中日・加藤翔平が広島3番手・栗林良吏にカウント「2-2」と追い込まれていた中、立浪和義監督は次の5球目に加藤に3バントスクイズを仕掛けさせるという強攻策を打つ。しかし、加藤は高めに浮いたカーブにバットを当てられず空振り三振を喫した上、三塁を飛び出した高松渡も挟殺アウトにされる最悪の結果になった。 三振ゲッツーで9回表が終了した直後、中継カメラはピンチ脱出を喜ぶ広島ベンチ、中日ベンチ内の柳の様子を順に映す。ベンチ前のフェンスにもたれながら戦況を見守っていた柳は、口を半開きにしながら前方を見つめるなど呆然としたような表情を浮かべていた。 >>元阪神・藤川氏が中日を酷評「浮上することはない」 今季の低迷断言し物議、低評価はやむなしと指摘も?<< 柳に対し、ネット上では「柳も三振ゲッツーに呆れ返ってる…」、「自滅でチャンス潰れた絶望感がにじみ出てるな」、「勝ち星消された上にこんな拙攻見せられるのは可哀想過ぎるだろ」、「今日の柳は不憫にもほどがある、モチベーションも相当落ちたんじゃないか」といった同情の声が寄せられた。 「同戦の柳は打線から2点しか援護をもらえない中、『7回無失点・被安打5・四球1』と素晴らしい投球を披露。ところが、8回裏に2番手・田嶋慎二が『0.0回2失点・被安打2』と背信投球を見せたことで今季初勝利の権利をあえなく消されました。その上、9回表の勝ち越し機が監督の采配ミスでつぶれる光景を目の当たりにしたとなれば、内心相当な無力感、脱力感に襲われたとしても不思議ではないのでは」(野球ライター) 同戦の中日はその後延長12回裏、2死満塁のピンチを招いた7番手・砂田毅樹が押し出し四球を与えサヨナラ負け。無失点投球ながら自身もチームも勝てなかった柳だが、試合後の報道では「内容は悪くなかった。自分は投げるだけなので」と気丈にコメントを残したことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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