スポーツ
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スポーツ 2021年03月29日 11時30分
オリックス開幕3連戦負け越しも宮城大弥&紅林弘太郎ら若い戦力に光明!
プロ野球が26日、セ・パ両リーグともに開幕した。パ・リーグの昨年最下位、オリックスは埼玉・メットライフドームに乗り込んで、埼玉西武と3連戦を行うも、開幕戦は今年も勝てず11年連続で勝ち星を逃し、開幕カードも1勝2敗と10年連続で負け越している。【オリックス 3.26-28試合結果】対 埼玉西武埼玉・メットライフドーム26日●オリックス(山本)3-4(高橋光)埼玉西武○27日○オリックス(宮城)3-2(浜屋)埼玉西武●28日●オリックス(山岡)1-5(平井)埼玉西武○※(カッコ)内は先発投手。 「チームはしばらく開幕戦に勝っていないので、勝って良いスタートを切りたい」と話していたエース山本由伸が先発を務めた開幕戦は、センターラインを太田椋、紅林弘太郎といった若い選手で固めた中嶋聡監督。しかし、選手たちからは明らかに緊張感がヒシヒシと伝わっていた。これは無理もないだろう。このセンターラインにエラーが出たこともあり、開幕戦は黒星スタートに。主砲の吉田正尚と、開幕初のスタメンキャッチャーとなった頓宮裕真にホームランが出たのは好材料と言えただろう。 2戦目は高卒2年目の左腕、宮城大弥が7回を123球の熱投。2失点を喫してしまったが、8三振を奪うなどテンポの良いピッチングで、本人が「さらに精度を上げていく」と話していたカーブが効果的に決まっていた。敵失もあり、8回を平野佳寿が、9回を漆原大晟がピシャリと抑えて、中嶋監督の誕生日に監督初勝利をプレゼント。パ・リーグ相手に宮城が7回まで計算出来ることが分かったのは大きい。また平野を8回にしたことで、今年のクローザーは漆原になりそうだ。 3戦目は、もう一人のエース山岡泰輔が先発。6回を5安打、4失点でマウンドを降りた。山岡は「立ち上がりはボールが高く浮いてしまっていたと思います。2回以降、なんとか粘り強く投げようと思っていましたが、6回のピンチの場面で粘り切れず、悔しいです」とコメント。試合は1-5で敗れたが、7回に紅林が嬉しいプロ1号のソロホームランを放った。紅林は「打ったのは真っすぐです。しっかりと芯で捉えられましたし、いい感触でした。(プロ初HRについては)うれしいですが、ここまであまり打てていなかったので、1本出てくれてよかったです!」と安堵の表情を浮かべた。 2019年ドラフト1位の宮城と、同2位の紅林といった同期2人を中心に、太田や頓宮もしっかりとアジャストしており、宗佑磨の守備には光るものがあった。ジョーンズ、モヤ、伏見寅威も絶好調だ。負け越してしまったが、今年のオリックスは希望に満ちている。30日からは福岡ソフトバンクと大阪・京セラドーム大阪で本拠地開幕3連戦。ソフトバンク相手に若い力がどう立ち向かっていくのか注目したい。(どら増田)
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スポーツ 2021年03月29日 11時05分
巨人・原監督が9回打ち切り制に大苦戦? 勝負所での意味深采配、開幕勝ち越しスタートも言葉を濁すワケは
「9回打ち切り制」は先発投手を交代させるタイミングが難しいようだ。 巨人対DeNAの第3戦(3月28日)は、ロースコアの投手戦となった。巨人サイドから見た展開になるが、0対1で迎えた6回裏、無死二塁と一打同点の場面を迎えたが、続く松原聖弥は送りバントを失敗。原辰徳監督は先発の今村信貴投手をそのまま打席に立たせ、もう一度、送りバントのサインを出したが、こちらも失敗してしまった。今村に代打を出す選択肢もあったはずだが? 「1点ビハインドの展開でしたが、今村も好投していました。原監督も勝ち星をつけさせてやりたいと思ったのでは」(ベテラン記者) 8回からは大竹寛をリリーフ投入した。その後、2アウトを取ったものの、走者を一人出したところで、左腕・高梨雄平を送った。梶谷隆幸のタイムリーで追いついた後、9回は中川皓太が投げ、引き分けに。今季は新型コロナウイルス禍による影響で「9回打ち切り制」となった。 延長戦に突入しないため、同日のように試合終盤の2イニングに3人のリリーフ投手を送り込むこともできる反面、先発投手を交代させるタイミングが難しくなった。「9回打ち切り制」に適した投手継投策が優勝争いのカギとなるだろう。 >>巨人・原監督、三浦監督に胃薬常備を推奨? 過酷さがにじむ助言に反響、セ監督対談でリアルな苦労話を語り合う<< そもそも、この「9回打ち切り制」だが、3月18日に緊急開催された12球団実行委員会で方針を固め、同22日の代表者会議で正式決定した。 「試合開始時間を前倒しはともかく、9回打ち切り制に難色を示す球団も少なくありませんでした。でも、受け入れざるを得ないということで…」(球界関係者) その頃、在留資格を持たない外国人選手が来日できず、各球団は頭を抱えていた。 先の球界関係者によれば、12球団は政府や東京都に「入国手続きの緩和」を申し出ていたものの、色よい返事はもらえなかった。 「プロ野球界全体でも感染防止対策をさらに強めましたという、具体的な動きを政府や東京都に見せなければなりませんでした。それが試合開始時間の前倒しと9回打ち切り制だったんです」(前出・同) その“お願い”の交渉は斉藤惇コミッショナーやNPB幹部が行っていたが、巨人・山口寿一オーナーも駆り出されたとの情報も聞かれた。そう言えば、原監督がこれから来日する外国人選手について、「12球団合同の隔離プラン」を提案したこともあった(3月8日)。原監督が公の場で“感染防止策”を語ることで、ファンの反応を確かめていたのかもしれない。 巨人が入国手続きの緩和のために尽力した件はもっと評価されるべきだが、こんな指摘も聞かれた。 「DeNAとの開幕3連戦を終え、13失点、チーム防御率は4点台です。バント失敗、主力投手たちの失点などゲーム内容は良くありません」(プロ野球解説者) 試合後、原監督は「2勝1分けと好スタートが切れましたね?」の記者団からの問いに、「あのう、…そう思います」と含みを残した物言いを見せた。執念で同点に追いついたが、ゲーム内容に納得していなかったのだろう。球界全体のための活動は大賛成だが、チーム状況を見直す時間も必要のようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年03月28日 11時00分
横綱・鶴竜の引退で先輩親方にとばっちり? 名跡を巡り懸念される困難、白鵬の動向も命運を左右か
24日に日本相撲協会から現役引退・親方転身が発表され、翌25日に引退会見を行った横綱・鶴竜(陸奥部屋)。師匠・陸奥親方(元大関・霧島)と共に臨んだ引退会見で、引退決断の経緯や今後の抱負を述べて土俵に別れを告げた。 会見終了後に時津風部屋の部屋付き親方・井筒親方(元関脇・豊ノ島)が、鶴竜に花束を渡したことも話題となった引退会見。ただ、同じ時津風一門の横綱を労ったその井筒親方に廃業の危機が迫っているという見方が一部で浮上している。 >>横綱・鶴竜の引退会見に批判相次ぐ 白鵬の現役続行を熱望?「横審は辞めさせにかかる」の声も<< 「現井筒親方が保持している『井筒』の名跡は、もともとは鶴竜の前師匠だった先代井筒親方(元関脇・逆鉾)が持っていた名跡。2019年9月に先代親方が亡くなってからは遺族が所有者となっており、現井筒親方は遺族から名跡を借りる形で2020年4月に襲名しました。ただ、先代親方とその遺族は鶴竜が『井筒』を継ぐことを強く希望しており、先代の死で井筒部屋消滅、陸奥部屋移籍を経験した鶴竜も自身が取得して井筒部屋を再興する意思が固いとされています。そのため、具体的な時期は不明ですが現井筒親方はいずれ鶴竜に返す約束で名跡を借りたといわれています。となると、鶴竜が現在のしこ名のまま親方を務められる今後5年の間に新たな名跡が取得できなければ、現井筒親方は本人の意思に関係なく協会を去らなければいけない状況に追い込まれます」(相撲ライター) 現行制度において親方は『最高位が小結以上』、『通算20場所以上の幕内在位』、『通算30場所以上の関取在位』のいずれかを満たし、定数105個の年寄名跡のうち1つを保持する日本国籍力士のみが転身できる。鶴竜は名跡保持のみ条件を満たしていないが、名跡を取得していない横綱が引退後5年に限り現役時の四股名のまま年寄を名乗ることができる『現役名年寄』制度により“鶴竜親方”として転身している。 「井筒」を返還する約束が本当ならば、現井筒親方は鶴竜が“鶴竜親方”として活動できる今後5年の間に代わりとなる新名跡を取得する必要がある。ただ、手に入らなかった場合は鶴竜に名跡譲渡後、そのまま廃業となる可能性が濃厚だ。 一刻も早い新名跡の取得に迫られているといえる現井筒親方だが、現在空き名跡となっているのは計105個の中で「君ヶ濱」、「間垣」の2個のみ。ただ、「君ヶ濱」は平幕・隠岐の海が所有し、「間垣」も3月場所前に横綱・白鵬が取得を進めていると伝えられたため実質的にはゼロといえる。 そのため、現井筒親方は協会が定める定年(65歳、希望者は70歳まで)を迎えた親方から名跡を譲ってもらう方向で動く必要がある。ただ、定年を迎える親方は一般的に同部屋の力士を優先して名跡を継がせる傾向が強いといわれている。そのため、自身が所属する時津風部屋では今後5年名跡が空く予定がない現井筒親方が、部屋外の親方から名跡を渡してもらえるかは不透明な状況だ。 茨の道になることが予想される現井筒親方の新名跡探しだが、この状況が一発で解決しそうな展開もある。それは「間垣」取得に動く白鵬に「一代年寄」制度が認められること。同制度は現役時代に顕著な成績を残した横綱に対し協会が本人のみの一代に限って、四股名をそのまま年寄名跡として使用し親方業に転身することを認めるもの。20回以上の優勝が暗黙の基準といわれているが、44回の優勝を誇る白鵬は条件を十分満たしている。 仮に一代年寄が認められれば、取得に動いている「間垣」は一転して空き株となる。そうなると、白鵬と仲が良くバラエティ番組でも何度も共演している現井筒親方にとっては、新名跡取得に向け動きやすい状況が整うといえるだろう。 明るい性格や丁寧な指導には定評があり、時津風部屋所属・正代の大関昇進(2020年9月場所後)にも大きく貢献したといわれている現井筒親方。部屋としても同親方を失うことは避けたいところだろうが、新名跡探しは今後どのような展開となるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月27日 11時00分
今季導入の“9回打ち切り制”は広島・オリックスに追い風? 元阪神・藤川氏も指摘、リリーフ以上にカギとなる要素とは
26日にセ・パ同時に開幕した今シーズンのプロ野球。セ・リーグは巨人、パ・リーグはソフトバンクが優勝候補筆頭とみられているが、そのシーズンを左右するカギとなりそうなのが“9回打ち切り制”だ。 例年延長12回制の下で試合が行われていた球界だが、新型コロナウイルスの影響で開幕が約3カ月遅れた昨季は、過密日程による選手の負担軽減のため延長10回打ち切り制を採用。迎えた今季は新型コロナ感染拡大を受けた飲食店などの営業時間短縮要請に対応するため、昨季よりもさらに1イニング短い9回打ち切り制の導入が22日に決定。同点の場合でも延長に入らず試合が終わるため引き分け数の増加が見込まれている。 延長戦の不実施はリリーフを温存せずにつぎ込む戦略が可能となるため、ファンの間ではリリーフの頭数が多い球団が有利になるという見方が強まっている。ただ、その一方で積極的な継投策ができるかどうかは先発次第ではないかという意見もある。 >>巨人・原監督が中川を守護神に昇格させたワケ “9回打ち切りルール”がもたらす他球団にはない好材料とは<< 「延長戦が行われないとなると確かにリリーフを潤沢につぎ込むことは可能ですが、先発が序盤から崩れる試合が多いと、その分勝ちパターンを積極投入する意味・効果は薄れます。また、9回打ち切り制では先にリードを奪って逃げ切りを図るため、代打・代走策といった采配のタイミングが早まることも予想されます。そのため、継投逃げ切り策で白星を稼ぐためには、先発陣がどれだけ試合を作れるかが大事になるのではないでしょうか」(野球ライター) 9回打ち切りで想定される展開については、ソフトバンク・工藤公康監督が24日に「攻撃面での仕掛けが早くなるのかなとは思っている」と語ったことも伝えられている。どのチームもリードで終盤に持ち込むために早めの攻勢を仕掛けるとなると、先発がどれだけ我慢してリリーフ陣につなげるかは大きなポイントとなりそうだ。 一方、阪神SAで野球解説者の藤川球児氏は23日放送の『ニュースウオッチ9』(NHK総合)にVTR出演した際、9回打ち切り制での戦略について「ローテーションの投手を5人にして、1週間に1度の登板ではなく中5日にして、どんどんいいピッチャーに回ってもらうやり方も一つ」と指摘。先発ローテは投手6名が中6日で回していくやり方がセオリーだが、継投逃げ切り策をとる場合先発は6回前後で降板することが可能となるため、余力を残して降板した分、登板間隔を詰めることもできるとの見方を示している。 この藤川氏の意見を踏まえると、先発層が薄い球団でもローテ枠を削って主戦投手をより多くの試合に登板させることで、層が厚い球団と渡り合うことが可能となる可能性はある。セ・リーグでは大瀬良大地、森下暢仁、九里亜蓮に次ぐ存在が見当たらない広島、パ・リーグでは山本由伸、山岡泰輔以外に実績のある先発に乏しいオリックスあたりは大きな恩恵を受けることになるかもしれない。 9回打ち切り制により、例年以上に首脳陣の采配・戦略が大きくモノをいうことになりそうな今シーズン。各球団はこれからどのような策を打ち出していくのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月26日 21時30分
楽天・田中、登板前日の故障離脱に落胆の声「せっかくチケットとったのに」 今宮級の離脱長期化に懸念も
オープン戦で「3登板・2勝1敗・防御率2.25」といった成績を残し、27日の開幕2戦目・日本ハム戦での登板が内定していた楽天のプロ15年目・32歳の田中将大。26日、その田中の故障を球団が公式サイトを通じて発表した。 球団公式サイトによると、田中は25日に仙台市内の病院で「右ヒラメ筋損傷」、「試合復帰まで3週を要する見込み」と診断を受けたとのこと。同サイトには「幸いにも怪我の程度は軽症です。一日でも早くマウンドでの姿をお見せできるようにしっかりと治します」という田中のコメントも掲載されている。 田中の故障を伝える報道によると、田中は25日の練習中に右足の張りを訴え、その後病院で検査を受けたところ故障が発覚したとのこと。また、チームの石井一久監督が「明日田中は登板しないことになった」と明言したことや、代役にプロ5年目・22歳の高田萌生が起用されることも伝えられている。 >>楽天復帰の田中、右肩・ひじは既に限界? 毎オフの意味深行動も金村氏が暴露「ある筋から聞くと…」<< 田中の登板回避を受け、ネット上には「マー君登板回避ってマジかよ、せっかくチケットとったのに」、「MLBとは違うマウンドの硬さが負担になってたのか?」、「メジャー帰り投手は割とすぐ故障する印象だけど田中もか…」、「3週間登板無しは営業面でも相当な痛手じゃないか」、「高田は単なる代役とは思わず、マー君からローテ奪い取るぐらいの気合で頑張ってほしい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「ヒラメ筋って今宮が昨シーズン棒に振った故障箇所じゃなかったか?」、「今宮と同じ怪我なら、最悪3カ月離脱の可能性もある」、「今宮は1カ月半って言われてた離脱期間がかなり延びたから、マー君も3週間じゃ帰ってこないんじゃないか」といった、ソフトバンク・今宮健太を絡めたコメントも複数見受けられた。 「一部ファンが引き合いに出している今宮は、昨季8月下旬に左ヒラメ筋損傷で離脱。当初は復帰まで1カ月半から2カ月と見込まれていました。ところが、今宮はシーズン最終戦の11月9日・西武戦までに戦線復帰はできず、その後のCS・日本シリーズも離脱したままシーズンを終える結果となっています。そのため、今回の田中も今宮のように、当初想定されていた復帰までの期間が大幅に延びるのではと懸念しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 違和感を訴える前までは特に予兆などはなく、実戦登板や練習をこなしていたとも伝えられている田中。チームにとっては間違いなく痛手といえる離脱だが、果たして復帰までにどれほどの時間を要することになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月26日 19時30分
巨人・原監督、三浦監督に胃薬常備を推奨? 過酷さがにじむ助言に反響、セ監督対談でリアルな苦労話を語り合う
25日放送の「プロ野球 監督座談会」(NHK BS1)に、巨人・原辰徳監督がVTR出演。番組内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 番組ではセ監督陣、パ監督陣がそれぞれリモートで顔を合わせ、今季の抱負や警戒している他球団などをテーマにトーク。昨季までチームをリーグ2連覇に導いている原監督は、「皆さんそんなに警戒しないで大丈夫です」と余裕も漂わせていた。 >>巨人・原監督「職場放棄だ!」毒舌が話題も昨年よりはマシ? 故障選手をやり玉に、現役時代の苦悩も影響か<< その中で、今季から指揮を執るDeNA・三浦大輔監督が他5監督に「胃薬は必要でしょうか? やっぱりストレスとか大変だと思いますので」と質問。これに原監督が反応し、「手放せなくはないけれども、あるに越したことはないんじゃないでしょうか」と回答。監督業では胃が痛む機会がしばしばあるという理由で三浦監督に常備を勧めた。 すると、続けて口を開いた広島・佐々岡真司監督は「僕は遠征バッグに1箱、(本拠地)マツダスタジアムの監督室に1箱置いてあります」と胃薬を常備していると回答。さらに、ヤクルト・高津臣吾監督からは「胃薬はそんなにあれ(服用していない)ですけど、寝られない日はよくありましたね」という体験談も飛び出し、三浦監督は神妙な面持ちで聞き入っていた。 今回の放送を受け、ネット上には「原監督の発言から次々と過酷な体験談が出てきて驚いた」、「DeNAはOP戦11位だったから、三浦監督はシーズンに向けて不安が尽きないのかな」、「指揮官は胃薬、睡眠薬が必須ってよく聞くけどやっぱり本当なんだな」、「連敗中とかは想像できないほどのストレスがかかるんだろうか」、「ストレスで薬に頼ったり激ヤセしたりっていうのはたまにニュースにもなってるし、全員とにかく無事にシーズンを乗り切ってほしい」といった反応が多数寄せられている。 「シーズンを戦う中でかかる重圧やストレスの大きさからか、胃薬や睡眠導入剤を服用しながら職責を果たしている監督は少なくありません。近年でも特に過酷さがうかがえたのはソフトバンク・秋山幸二前監督(2009-2014)で、監督最終年の2014年終盤は酒を飲んだ上で睡眠導入剤を服用しないと眠れない日々が続いたことが伝えられています。また、広島・緒方孝市前監督(2015-2019)は退任後に記した著書の中で、監督時代はストレスを発散するためにタバコを1日60本吸い、コーヒーを1日20杯飲んでいたということを明かしています」(野球ライター) 番組放送翌日の26日から今季がスタートしたプロ野球。各球団の指揮を執る監督たちが、体調を崩すことなくシーズンを完走することを願っているファンは多いようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月26日 17時00分
今季のセ・リーグは広島が優勝? 意外なキーマンが数年来の悩みを解決か、前田氏の主張に納得の声「確かに一番大事な選手かも」
25日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)に、元広島で野球解説者の前田智徳氏がVTR出演。広島の優勝のキーマンにドラフト1位ルーキー・24歳の栗林良吏を挙げた。 番組では元中日で野球解説者の川上憲伸氏と前田氏が、開幕が翌日に迫った今季のプロ野球をセ・パそれぞれ展望。セは昨季まで巨人がリーグ2連覇を果たしているが、川上氏は阪神、前田氏は広島が今季優勝すると予想した。 その中で、前田氏は広島の今季を左右するキーマンとして、佐々岡真司監督が抑えでの起用を明言している栗林を挙げる。栗林はオープン戦で「4登板・0勝0敗1セーブ・防御率0.00」と結果を残したが、前田氏は「いいストレートと落ちるボール(を持っている)。クローザーとしての条件はそろっている」、「昨年はクローザーで落としたゲームが多くて(苦しんだが)、佐々岡監督も早い段階で(抑えとして)計算していたんじゃないかと思うぐらいの(投球を見せている)」と、OP戦の時点で抑えとしてふさわしい活躍を見せてくれていると評価した。 一方、前田氏は「(貢献度合いは)連投がどこまでできるのか(にも左右される)」ともコメント。栗林はOP戦では1回も連投起用されていないが、前田氏はどれだけ連投が利くのかも個人、チームの成績を左右するポイントになるとの見方を示している。 >>広島・九里の“347球”に「よくやった」 スタミナ強化だけじゃない? 野村氏が語ったブルペン投げ込みのメリットとは<< 今回の放送を受け、ネット上には「大瀬良(大地)や鈴木(誠也)ではなく栗林を挙げたのは意外」、「抑え不在のチーム事情を考えたら確かに一番大事な選手かもしれない」、「昨季は救援防御率がリーグワースト(4.64)だったから、自分も栗林の活躍次第で順位が大きく変わるって思ってる」、「本人が『何連投になっても抑えられるように』って言ってるニュースもあるし、多少の連投でも頑張ってくれそう」といった反応が多数寄せられている。 「広島は巨人の2連覇以前に3連覇(2016-2018)を達成していますが、この当時は中崎翔太、今村猛といったリリーフを抑えに固定できていました。しかし、2019年から昨季までは両名が不振に陥っており、スコット、塹江敦哉、菊池保則といった新守護神候補たちも定着には至らず。昨季中盤にようやくフランスアが抑えに定着しましたが、そのフランスアは9日に右ひざの手術を受け長期離脱が濃厚となっています。こうした台所事情を考えると、栗林はルーキーの立場でありながら、いきなりチームの命運を左右する非常に重要な役割を担うことになったといえます」(野球ライター) チームでは2003年の永川勝浩(現広島一軍投手コーチ)以来、18年ぶりにルーキーで開幕守護神を任された栗林。近年広島が苦しんできた抑え事情を解決する救世主になるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月26日 11時10分
DeNAドラ2・牧なら菅野攻略も可能? OP戦での新人離れした技術、三浦監督もマー君に続く“大物食い”に期待か
阪神・佐藤だけではない。巨人対DeNAの開幕戦のキーマンも大卒ルーキーとなりそうだ。 「自分の頭の中では、ほぼ固まっています。新人? 入ります」 開幕前日、その舞台となる東京ドームでの練習前、横浜DeNAベイスターズの三浦大輔監督が取材に応じ、スターティングメンバーについてそう答えた。 >>DeNA・三浦監督、戦略明かし「失敗する予感しかしない」反発の声 昨季も3チームが掲げた機動力強化のデメリットとは<< DeNAで開幕一軍入りを果たした新人は、2人。5位の池谷蒼大投手(ヤマハ)と2位・牧秀悟内野手(中大)だ。牧の開幕スタメンデビューが決定的となった。 その牧はファーストに入って守備練習をこなしていた。阪神・佐藤の活躍で目立たなかったが、牧はオープン戦で打率2割7分3厘、打点3。「3割5分1厘」という、チームトップの出塁率(注・1打席1出塁のみで10割の田部隼人を除く)が決め手になったようだ。 「近い将来、クリーンアップの一角を任されると思います。大学日本代表では4番も務めており、右の大砲候補として、昨秋のドラフト会議でも注目されていた選手です」(スポーツ紙記者) 巨人の開幕投手は昨季、MVP、最多勝、勝率1位などのタイトルを獲得したエースの菅野智之投手だ。 オープンで好成績を収めたとは言え、新人の牧がキーマンになると予想される理由だが、それは彼の打撃テクニックにある。“変化球を拾う”のが巧いのだ。その打撃技術は、新人とは思えないほどだ。 「変化球でタイミングを外されても、バットに当てることができるんです。下半身主導の打撃技術もしっかりしているから、変化球を当てただけの打球がヒットになることも多い」(ライバル球団スコアラー) 菅野は変化球を投げる割合の多い投手でもある。 特に今年は桑田真澄投手チーフコーチ補佐の指導で、カーブを多投している。そのカーブで対戦バッターのタイミングを外す効果はオープン戦で証明済み。だが、牧にはタイミングを外された時に「バットに当てる技術」がある。ヒットにならなかったとしても、ファールで粘ることはできるはずだ。 「牧は大型二塁手として注目されてきました。三浦監督は守備面での負担を軽減させ、今季は打撃に専念させるため、一塁を守らせることにしました。一塁を予定していたソトの来日も遅れているので」(前出・スポーツ紙記者) 牧が菅野攻略の突破口を切り開くかもしれない。「名投手に対して自分のスイングがしたい」と新人自主トレで語っていたように、本来の打撃スタイルは初球からフルスイングしてくるタイプだ。楽天とのオープン戦では田中将大投手から2打席連続で快音を響かせた(3月14日)。牧は“ビッグネームとの対戦”に強いタイプなのかもしれない。 3・26、東京ドーム。順位予想ではDeNAを上位に挙げる声は聞かれなかったが、波乱の幕開けなんてことも十分に考えられる。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年03月25日 22時30分
DDT&ノア合同興行で、竹下幸之介と清宮海斗がタッグ対決!「これは対抗戦」
DDTグループとプロレスリング・ノアを統括する株式会社サイバーファイトは24日、東京・渋谷区のAbema Towersで記者会見を開いた。「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でのDDTvsノアの対抗戦2試合を発表した。 発表された第1弾カードは、竹下幸之介&上野勇希組(DDT)vs清宮海斗&稲村愛輝組(ノア)と、オープニングマッチとなる飯野雄貴&中村圭吾&小嶋斗偉組(DDT)vs宮脇純太&岡田欣也&矢野安崇組(ノア)の2カード。 近未来のプロレス界を担うであろう元KO-D無差別級王者の竹下、現DDT UNIVERSAL王者の上野。同じような立場である元GHCヘビー級王者の清宮と対戦するのは、「TAKAYAMANIA EMPIRE 2」(19年8月26日、東京・後楽園ホール)での竹下&上野&渡瀬瑞基組vs清宮&原田大輔&宮脇戦以来、2度目。その際は原田が上野に勝利している。 ノアの稲村は「『CyberFight Festival』で、この試合が意味のある試合になるよう、そして自分たちの強さを示せるよう、正々堂々と竹下選手、上野選手と闘いたいと思います」と抱負を口に。 清宮は「さいたまSAのこの対戦に新鮮さと未来の景色を感じてます。竹下選手、上野選手の現在の居場所というのが、僕のなかではハッキリとはしない部分があって。それは僕たちも同じことだと思ってます。これをきっかけにこの後の対抗戦や、交流戦をファンの方は期待するかもしれませんが、僕は今回の対決は通過点であると思ってます。俺たち世代の新しい景色をこの試合でまずはぶつけて、この大会の主役になって、その後自分たちが自分たちの会社で、お互いの居場所を完成させたときに、この通過点を線につなげたいと思います」と述べた。 続けて「自分個人の話で言うと、先日(14日)の福岡の試合で武藤(敬司)選手に完敗して、これからイチからはい上がろうと日々描いてるので、この対抗戦は勝負にしっかりこだわってノアファンのためにも勝ちます」とキッパリ。 かたや、DDTの上野は「この対抗戦でいろんなものが比べられると思います」と切り出した。 「僕はDDTで楽しいプロレス、プロレスは楽しいと伝える。それは自分が一番に楽しく、楽しんでプロレスをする、それを感じる、ということを信条にやってます」としつつ、「でもDDTの楽しさというのは誤解されたりなめられてしまったり、そういうことというのは絶対に起こりうる。『DDTって楽しいプロレスだけでしょ?』とたくさんの人に言われます。でも僕は楽しいと強さというのは両立すると思ってます。この対抗戦で僕たちは強くて楽しんでいるんだぞ、というところを証明するように、この対抗戦、なめられないように勝ちにこだわっていきたいと思います」とコメントした。 竹下は「これはDDTvsノアの交流戦ではなく対抗戦なので、正直なところプロレスの闘いの部分、強さの部分というところでは『DDTよりもノアの方が上』、そんなふうに思われがちなんじゃないですかね。でも、なめんなよって。当日この試合を見てもらったら、どっちの方が強いのか?それは見てもらった人がハッキリ分かるような試合を見せたいと思います。清宮選手も、いつも何かと僕と比べられて、もう面倒くさいと思うので、この試合でハッキリさせましょう」と語った。 竹下と清宮はシングルマッチ実現への機運を高められるのか注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年03月25日 19時30分
横綱・鶴竜の引退会見に批判相次ぐ 白鵬の現役続行を熱望?「横審は辞めさせにかかる」の声も
24日に日本相撲協会から現役引退・親方転身が発表され、翌25日に引退会見を行った横綱・鶴竜。会見内でのコメントがネット上の相撲ファンの間で物議を醸している。 鶴竜は同日、師匠・陸奥親方(元大関・霧島)と共に、リモート形式で行われた引退会見に出席。引退決断に至った経緯や、“鶴竜親方”として後進の指導にあたる今後の抱負などについて語った。 その中で、鶴竜は母国モンゴルの先輩横綱である白鵬について言及。鶴竜は「自分が上がる前から横綱でいた。高い目標であったし、その高い目標を追いかけたから自分も横綱になれたと思う」と、白鵬を目標に努力を重ねたことで自身も横綱になれたとコメント。 その上で「たくさん優勝して結果を残している。また結果を残してくれると信じている」と、現在行われている3月場所を3日目から休場している白鵬の現役続行を願っていた。 この鶴竜のコメントを受け、ネット上には「白鵬がつけあがるようなことを言うなよ」、「自分以上に引退しろって言われてることを知らないのか?」、「ただでさえ『一人横綱になったからまだまだ辞められない』とか思ってそうなのに」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「横審が激怒してるっぽいし白鵬も後を追って引退だろ」、「本人は引退する気無さそうだが、横審は恐らく辞めさせにかかるだろう」、「委員の一人が今場所中に辞めろって言ってたし、引退勧告は確実に出るんじゃないか」といった、横綱審議委員会を絡めたコメントも複数見受けられた。 >>横綱・白鵬、2連勝からの休場は計算通りか 次の出場は7月場所に? 師匠が明かした今後に冷ややかな声<< 「鶴竜の引退により一人横綱となった白鵬の現状ですが、師匠である宮城野親方(元幕内・竹葉山)は16日、白鵬が今月中に右ひざの再手術を行い7月場所で進退をかける意向であることを報道陣に告白。その言葉通り19日に右ひざの手術を受けるなど、7月場所出場に向けて動き出しています。ただ、協会は3月場所を含めて5場所連続休場という体たらくにしびれを切らしたのか、当初開催予定がなかった横審定例会を場所後に開くことを16日に決定。また、翌17日には横審・山内昌之委員が個人的な意見と前置きしながらも『余力を持って今場所中に進退を決してほしい』と決断を迫ったことも伝えられています」(相撲ライター) 3月場所後の横審定例会では昨年11月場所後に受けた「注意」より重い「引退勧告」を決議される可能性もある白鵬。この決議は強制力を持たないが、実際に出されれば現役続行へ向けた風当たりはますます強くなるとみられている。 文 / 柴田雅人
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