スポーツ
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スポーツ 2021年04月01日 11時00分
阪神・佐藤が12球団ワーストの三振を量産しているワケ 矢野監督も心配の不振は打撃フォーム以外にも原因アリ?
広島に連敗し、4位に転落。まだ始まったばかりである。順位は二の次だが、阪神タイガースというチームは一度コケると、長いトンネルに迷い込む傾向にある。早めに建て直しておかないと、手遅れになってしまう。 「佐藤(輝明=近大)次第、打線好調でペナントレースに臨めたのも佐藤のおかげ。連敗も佐藤のバットから快音が聞かれなかったせいですから」 そう指摘する関係者、プロ野球解説者は少なくない。 3月31日の広島戦で、佐藤は3三振を喫した。それも、「2戦連続3三振」となる。 「得点を挙げるチャンスでの3三振でした。佐藤も肩を落としていました」(在阪記者) バットを3本も折られる屈辱にも見舞われた。好機で三振を喫した以上、「佐藤次第」と言われるのも当然だろう。 「オープン戦で新人とは思えない打撃力を見せ、各球団が警戒を強めました。低めの変化球を集め、たとえ打たれても長打にならないコースばかりを執拗に攻められています」(プロ野球解説者) オープン戦とペナントレース本番は違う。こうした試練は矢野燿大監督も想定していたはず。同日の試合後、記者団にこうコメントしていた。 「あんまり壁がなく、ここまで来たんでね。この悔しさを乗り越えて成長していくという…」 2日合わせて6三振。トータル11三振は12球団ワーストだ。三振を恐れ、バットにボールを当てにいくバッティングになってしまったら、「長打力」「パワー」という長所が消えてしまう。一刻も早く対応策を講じ、的確なアドバイスを送るべきだと思うが? >>阪神ドラ1・佐藤に「スランプの影が出てる」 金村氏が開幕3連戦で見抜いた問題点を指摘、首脳陣への注文に反発も<< 対戦チームのスタッフが興味深い話しをしてくれた。 「オープン戦終盤、『佐藤の打撃フォームが変わった』との声も聞かれるようになりました。野手出身のプロ野球解説者から、特に。今の佐藤はホームランを意識しすぎているのかも」 通常のスイングと、オープン戦の本塁打新人記録が報じられたころの打撃フォームが違うというのだ。“プロ”が見なければ分からない、微妙な違いだが、今の佐藤はホームランを意識しすぎていたオープン戦終盤のスイングのまま、ペナントレース本番に突入してしまったようだ。 「無意識のうち、ホームランを欲するようになったのでしょう。でも、通常のスイング、ホームランを意識した打撃フォームの両方とも、佐藤の持ち味ですよ」(前出・同) 対戦投手にコントロールミスが生じて、低めではなく、ストライク・ゾーンにくれば今のスイングでもスタンドに放り込むことはできるという。ただ、プロ野球のピッチャーはコントロールミスがほとんどない。 「佐藤はストライクが来たら、すべて打ちに行きます。『打たなければもったいない』と思うタイプなんです。球種、コースに関係なく、です。だから、打ち損じのファールも多くなり、ストライクカウント先行の苦しい場面になってしまうんです。狙い球を絞り込めば…」(前出・プロ野球解説者) 同日の試合後、佐藤は球場内の施設で素振りをしていたそうだ。ホームグラウンドではないため、十分な時間は取れなかったが、真摯な姿勢は評価したい。大山、サンズらがもっと打って、佐藤をラクにしてやればいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年04月01日 10時55分
ヤクルト新型コロナの影響で青木宣親、内川聖一が濃厚接触者に…
東京ヤクルトは3月31日、アルバート・スアレス投手、西田明央捕手、山田哲人内野手、西浦直亨内野手、内川聖一内野手、青木宣親外野手を登録抹消した。抹消された6人は、新型コロナウイルスの影響に伴う「特例2021」の対象となり、選手登録された嶋基宏捕手、長岡秀樹内野手、武岡龍世内野手、松本友内野手は代替指名選手となる。 球団は「3月30日(火)、関係者1名が陽性判定を受けたことに伴い、3月30日(火)に実施したスクリーニングのPCR検査で西田明央選手、球団スタッフ(20代男性)が新型コロナウイルス陽性判定を受けましたので、お知らせします」と、選手では西田が新型コロナウイルスス陽性反応を受けたと発表。「現在、発熱、味覚障害、倦怠感、息苦しさなどの症状はなく、自宅にて隔離しております。今後につきましては、所轄保健所の指示に従い対応してまいります」と説明した。 また、「濃厚接触者に関しては、所轄保健所に行動履歴および接触状況を報告し、特定を行っています。特定結果が確認でき次第、お知らせいたします」としており、「濃厚接触者が特定されるまでの対応として、濃厚接触の可能性のある、6選手(スアレス投手、山野投手、山田選手、西浦選手、内川選手、青木選手)、スタッフ1名については、自宅待機としております」と山田、内川、青木ら主力選手を抹消した理由を明らかにしている。 球団は「本件については、一般社団法人日本野球機構(NPB)事務局に報告いたしました。『NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン』と『感染拡大防止特例2021』に従い、日本野球機構および専門家チームと相談のうえ、本日以降、予定通り活動を継続致します。ヤクルト球団は、これまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策について、選手、スタッフ、関係者全員に再度周知徹底を図ってまいります」としており、今後も対策を徹底した上で、試合を続けていく。3月31日夜に濃厚接触者の認定が発表され、青木と内川が濃厚接触者に。その他の選手は1日から再び一軍に合流予定とのこと。 新型コロナウイルスに関しては、昨年千葉ロッテで大量感染をしており、主力選手が一時的に離脱しチームが優勝争いから後退したことがあった。(どら増田)
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スポーツ 2021年03月31日 21時30分
元横浜・高木氏、DeNAバッテリーに激怒「納得いかない」 敵選手からも見抜かれていた? 敗戦を招いた配球に「やむを得なかった」の声も
元横浜で野球解説者の高木豊氏が30日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。26日の開幕戦・巨人戦でのDeNAバッテリーの配球に苦言を呈した。 今回の動画で高木氏は26~28日に各地で行われた開幕3連戦の中から、巨人対DeNA、阪神対ヤクルト、楽天対日本ハムの3カードをピックアップしそれぞれ複数選手の名を挙げながらトーク。その中で、26日の試合で巨人・亀井善行にサヨナラ弾を許したDeNAバッテリー(投手三嶋一輝・捕手戸柱恭孝)の配球に苦言を呈した。 >>元横浜・高木氏、DeNA・高城に過激な言葉で警告?「冗談でも言っちゃダメ」ファン猛批判の“NG発言”のワケは<< 同戦は9回表終了時点で「7-7」と同点だったが、9回裏に登板した三嶋が先頭打者の代打・亀井に右翼席へ飛び込むホームランを打たれチームはサヨナラ負け。三嶋が打たれたのは、カウント「1-1」から投じた真ん中付近のスライダーだった。 この場面について高木氏はまず、「(今季は9回打ち切り制で)引き分けが決まって負けることはないんだから、彼(亀井)はある程度長打を狙ってたと思う。そしたら待つ球はこの付近(真ん中から内角高め付近)なんだよ」とコメント。引き分け以上は確定、一発出ればサヨナラ勝ちという状況だったため、亀井は甘いコースの球を強振しようと狙っていたのではと推測した。 その甘いコースにスライダーを投げサヨナラ弾を浴びたDeNAバッテリーに対し、高木氏は「何でスライダーいったんだ」、「スライダーを選択して真ん中にいったらアウト。ホームラン(の危険性がある)という意識がない」と苦言。長打のリスクをできる限り避けるため、外角低めの直球で押す配球をするべきだったと主張した。 「真っすぐでここ(外角低め)を狙って、間違えた(真ん中への失投になった)んならしょうがない(と思えた)」と、外角低めに直球攻めを仕掛けた結果打たれたならまだ分かるという高木氏。「スライダーを選択したっていうところが俺は納得いかない」と、直球より長打のリスクが高いスライダーを選択したDeNAバッテリーに首をかしげていた。 高木氏は動画で阪神・佐藤輝明のプロ初本塁打への感想や、楽天・早川隆久の評価についても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「確かに何でスライダー選んだのかは分からなかった、案の定真ん中に行って打たれたし」、「亀井は38歳で去年も2本しかホームラン打ってないから、直球で力押しすれば長打はなかったと思う」、「どうしてもスライダーを使いたいなら、ボールゾーンへの見せ球にするべきだった」といった反応が多数寄せられている。 一方、「直球は使わなかったんじゃなくて、使えなかったっていう方が正しいと思う」、「亀井本人は三嶋のコントロールが不安定だったって言ってたぞ」、「あの日は対戦前から制球が乱れてたらしいし、スライダー攻めはやむを得なかったんじゃないか」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「開幕戦で三嶋からサヨナラ弾を放った亀井ですが、本人は試合後に『投球練習からあまりストライクが入っていなかった』と、打席に入る前に三嶋の制球が乱れていることに気付いたと語ったことが伝えられています。また、亀井は初球の直球がボール、2球目のスライダーがストライクとなったことから、スライダーを中心に投球を組み立ててくるのではと予想していたそうです。バッテリーとしては直球の制球が不安な中、高木氏が指摘した外角低めへの直球攻めは選択しづらい状況だったのかもしれません」(野球ライター) 史上初めて開幕戦で代打サヨナラ弾を放った選手となった亀井。DeNAバッテリーの配球ミスというよりは、鋭い洞察力を発揮した亀井が一枚上手だったということなのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2021年03月31日 20時30分
西武・山川の負傷交代、大久保氏の意外な指摘に反響 試合中の印象よりも重症? 登録抹消も発表され心配の声強まる
30日に行われた西武対日本ハムの一戦。「11-4」で西武が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが西武のプロ8年目・29歳の山川穂高を襲ったアクシデントだった。 試合開始直後の1回表2死三塁。同戦に「4番・一塁」で先発出場した山川は、日本ハム先発・河野竜生の3球目を捉え右翼席へ先制2ランを放つ。ところが、一塁ベースを回った直後に一度立ち止まり左足を伸ばすような仕草を見せると、そこからは走らずに歩いてダイヤモンドを一周した。 顔をしかめながら本塁を踏んだ山川はトレーナーに付き添われながらベンチへ戻ると、1回裏に山田遥楓と交代し早々にゲームから離脱。試合後の報道によると交代後の山川はアイシング治療を受けたというが、故障の詳細について現在(31日午後4時)までに続報は伝えられていない。 山川の負傷交代を受け、ネット上には「結構辛そうな表情してたけど大丈夫なのか」、「本塁までの歩き方を見る限りとても軽症には見えない」、「一塁ベースを踏んだ時に足首ねんざしたのかと思ったけど、足伸ばしてるから筋肉系の故障か?」、「デーブは肉離れじゃないかって言ってるがその説もありそうだな」といった反応が多数寄せられている。 「山川のアクシデントについてですが、元楽天監督で野球解説者の大久保博元氏は同日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)で『この感じは(一見すると)足がつった感じがするんですけど、「あれ、つったのかな」と思ったら、実はそのつった感じが肉離れ(という場合もある)』と肉離れの可能性を指摘しています。肉離れは2019年にソフトバンク・柳田悠岐が約4カ月の離脱をしいられたことも記憶に新しい厄介な怪我ですが、大久保氏の指摘が正しければ山川も最悪夏場まで一軍に戻れない事態になるかもしれません」(野球ライター) >>楽天フロントが監督に無断で選手を二軍送りに? 大久保氏の暴露にファン激怒、変わらぬ体質に懸念も「またコーチに逃げられる」<< 31日に一軍登録を抹消されたことがNPBから公示されたため、「重症の可能性が高まった」という声も挙がっている山川。同戦の交代時点で「.308・1本・3打点・4安打」という数字をマークしていた主砲の離脱を、チームは今後どのようにカバーしていくのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月31日 15時30分
阪神・マルテに「何を考えてるんだ」ファン激怒 好機を潰した“タイム要求”はそもそもルール違反だった?
30日に行われた阪神対広島の一戦。「1-0」で広島が勝利したこの試合で、阪神・マルテが見せたプレーがネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-1」と阪神1点ビハインドで迎えた8回表に飛び出たプレー。阪神はこの回先頭の原口文仁が広島3番手・塹江敦哉から内野安打を放ち出塁。その後状況が2死二塁となったところでマルテが打席に入った。 ところが、マルテはカウント「1-2」から塹江が4球目を投じる直前にタイムを要求し打席を外したが、審判はこれを認めずにプレーを続行。その結果マルテは見逃し三振となり、審判に詰め寄ったものの判定は覆らなかった。 チャンスをみすみす手放す形となったマルテのタイム要求を受け、ネット上には「勝手に打席外して見逃し三振って何を考えてるんだ」、「要求するならするでもう少し早くしろよ、投球開始と同時じゃ審判もプレー止めれんわ」、「そもそも投手がセット入ってからのタイム要求は違反行為だろ」といった反応が多数寄せられている。 >>阪神・マルテに「挑発行為だ」厳しい声 エモやんも批判のパフォーマンス、掛布氏の見解に注目集まる<< 「打者のタイム要求については、公認野球規則で『打者は投手がセットポジションをとるかまたはワインドアップを始めた場合には、打席の外に出たり、打撃姿勢をやめることは許されない』、『審判員は投手がワインドアップを始めるかセットポジションをとったならば、打者または攻撃側チームのメンバーのいかなる要求があってもタイムを宣告してはならない』と定められています。今回の場面では塹江は既にセットポジションの体勢に入っていましたので、マルテのタイム要求はルール上認められない行為となります。実際には審判が投手のセット後も打者のタイム要求を認めることは少なくありませんが、今回はマルテのタイム要求と塹江の投球開始がほぼ同時だったため、審判もプレーを止めるタイミングがなかったのではないでしょうか」(野球ライター) 塹江が投じた4球目が真ん中のスライダーだったため、一部では「タイムかけなきゃ普通に打てただろ」という声も挙がっているマルテ。チームやファンにとっては悔やまれるミスになったといえるかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月31日 11時20分
DeNA・三浦監督、不調の石田にあえて投げさせた? 逆転負けは「自分の継投ミス」猛省の裏にあった思惑とは
「初勝利」を飾ることができなかった。ともに“勝ち星ナシ”で迎えた東京ヤクルトとの一戦は(3月30日)、三浦大輔監督に投手継投の難しさを痛感させる結果となってしまった。同時点で勝ち星がないのは、セ・リーグでは横浜DeNAベイスターズだけだ。 「3点リードで迎えた8回表に左腕・石田健大を投入し、逃げ切りを図りました。その石田が打ち込まれ、3戦連続での失点となりました」(スポーツ紙記者) 石田は昨季、50試合に登板して25ホールドをマークしている。「勝ち試合で使う投手」と位置づけられているが、まだ本調子にはなっていない。 「石田に早く立ち直ってほしいから、そのきっかけとなる登板機会を与えたのだと思います」 三浦監督を現役時代から知るプロ野球解説者がそう語っていた。 >>DeNA・三浦監督、機動力強化が不発でも余裕を見せるワケ シーズンの行く末は前巨人・田中次第?<< 「あえて石田を投げさせた」のだとすれば、三浦監督は、クローザーに繋ぐ7回と8回を重要視していることが分かる。 7、8回を託すセットアッパーの投手について、思い当たるものがある。今季のペナントレースが開幕する直前、各球場でこんな声が多く聞かれた。「今季は引き分け試合が増えるそう」――。 新型コロナウイルス禍で、今季は9回打ち切りの特別ルールで行われる。その特別ルールが引き分けの試合数を増やし、さらに、強いチームとそうではないチームの差が大きく開いてしまうと危惧されていたのだ。 「例えば、同点のまま8、9回の攻防に入ったら、監督は延長戦を意識します。延長戦で投げてもらうリリーフ投手を残しておかなければなりません。でも、今季はそんなやり繰りは心配しなくていいので、どんどんリリーフ投手を投入できますし、8、9回を投げるセットアッパーが好調なら、投手継投策で引き分けに持ち込むことができます」(前出・同) 見方を変えれば、セットアッパーが本調子ではないことがDeNAの連敗スタートの要因と言えそうだ。 また、選手層の厚いチームはリリーバーの大量投入だけではなく、代打攻勢も仕掛けていける。強いチームとそうではないチームのゲーム差が「大きく開く」と予想される理由は、そこにある。 「もうしばらくの間は、我慢して不振投手も使っていくつもり。でも、先発投手から山崎につなぎ、その山崎に2イニングを投げさせ、クローザーの三嶋につなぐ継投策も囁かれています」(前出・スポーツ紙記者) 山崎、三嶋の新旧クローザーがフル回転すれば、チームの雰囲気も好転するだろう。 三浦監督は「自分の継投ミス」と言い、同日の逆転負けの敗因を全てかぶったが、こんな話も聞かれた。 「現役時代から『打たれても下を向かない』が信条でした。でも、球場と自宅を往復するクルマの中では一人になれるので、その中でストレスを発散させているそうです」(球界関係者) 大音量のBGMをかけ、歌いまくるそうだ。当然、クルマの窓は閉め切られているから外には漏れない。逆転負けを喫した30日、“大音量”は確認できなかったが、リリーフ陣の調子が上がってくるまでの間、クルマの窓は閉め切ったままとなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年03月30日 22時30分
スターダムなつぽい、ハイスピード王座初防衛で、4.4横浜の中野たむ挑戦に弾みをつける!
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは28日、大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第2競技場で『OSAKA Day & Night(Day)』を開催した。 3日の東京・日本武道館大会でAZMを破り念願のハイスピード王座を奪取したなつぽいが、スターライト・キッドを相手に初防衛戦を行った。なつぽいは4.4神奈川・横浜武道館大会で白いベルト(ワンダー・オブ・スターダム)王者の中野たむへの挑戦を控えており、たむとの一騎打ちを前に絶対に落とせないタイトルマッチだ。 試合はキッドが握手を求めると、なつぽいもゆっくりと応じてゴング。激しい攻防から両者がダウンする場面もあったが、エルボーの打ち合い、ラリアットのかわし合いからキッドがフライングクロスアタック、DDT、スイングネックブリーカーを放った。 フィニッシュを宣言してコーナーに上がるとムーンサルトプレスを決める。しかし、なつぽいが肩を上げた。キッドはなつぽいを引き起こし、タイガーの構えに。なつぽいが丸め込むとキッドが反転。丸め込みの応酬からなつぽいが連続マヒストラル。一進一退の攻防が続く中、最後はなつぽいが突進しバックラッシュからジャーマン、フェアリーストレイン(クロスアーム式ジャーマン)が決まりカウント3。なつぽいが初防衛に成功している。 なつぽいは「キッチャン、このベルト、7度目の挑戦だっけ?すげえ執着心じゃん。それほど、このベルトに思いがあるんだね。すんげえ伝わった。でも、このベルトは絶対に渡さない。ウチらさあ、小さいじゃん。小さいものクラブじゃん。だけどさ、小っちゃくても、ウチらにしかできない試合、あると思うんだよね、これからももっともっと、キッチャンとは闘いたい。ウチらにしかできない試合していこう」とエール。 キッドと握手を交わしたなつぽいは「改めまして、ハイスピード初防衛成功しました。ハイスピードチャンピオンなつぽいこと…なつぽいです。4.4横浜武道館、私は中野たむの白いベルトに挑戦します。そして、DDM、タッグのベルト、メインであります。DDMは最強だけど、なつぽいも最強だってことをもっともっと多くの人に広めたいなって思います。それでは、舞華ちん、ひめか、朱里ねえちゃん、ジュリア、そして、なつぽいこと、なつぽい。世界に弾ける女たちドンナ・デル・モンド、バイポーイ」とマイクで締めた。 インタビューブースで、なつぽいは「ハイ、ハイスピード初防衛成功しました。キッチャンとは、遅かれ早かれ絶対に闘いたいと思ってたし、闘うべき相手だと思ってたので、ここで勝てたこと、ホントにうれしいです。キッチャンはさあ、かわいい顔してるけど、絶対性格悪いよね。私も人のこと言えないけどさ。なんか、うざいくらいしつこい執着心というか、死ぬほど諦めない気持ちみたいな。改めてキッチャンから感じて、私もこれからどんなことがあっても、諦めないし、小っちゃい身体から出る最高のスーパーパワーでこれからスターダムを駆け上がっていきたいなと思いました。キッチャンと闘えてよかったです。バイポイ」と初防衛戦の内容に手ごたえを感じた様子。ハイスピード王者として、中野たむの前に立つ。◆スターダム◆『OSAKA Day & Night(Day)』2021年3月28日大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第2競技場観衆 285人▼ハイスピード選手権試合(30分1本勝負)<王者>○なつぽい(12分40秒 フェアリーストレイン)スターライト・キッド●※第20代王者が初防衛に成功。(どら増田 / 写真・カゼヒト)
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スポーツ 2021年03月30日 20時30分
元ヤクルト・宮本氏、イチ押しする意外な若手を明かす 飛距離は柳田・山川以上? 直接目にしたプレーに高評価「あの力は凄い」
元フジテレビでフリーの田中大貴アナウンサーが29日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元ヤクルトで野球解説者の宮本慎也氏がゲスト出演。自身が次代のブレーク候補に推す打者を挙げた。 今回の動画には元横浜で野球解説者の野村弘樹氏と宮本氏がゲスト出演し、それぞれ自身が思う次代のブレーク候補選手を挙げながらトーク。その中で宮本氏は、ロッテのプロ3年目・20歳の山口航輝の名を挙げ印象や評価を語った。 >>ヤクルト・小川の偉業に同僚が激怒「なんで守らなあかんねん!」 交代を志願した選手も? 上田氏がチーム内の混乱ぶりを明かす<< 今季開幕前にロッテの練習試合を視察した際に、松中信彦臨時打撃コーチ(元ソフトB)から「宮本さん、山口っていうの面白いからちょっと見てください」と声をかけられたという宮本氏。松中氏の言う通りに山口の打撃練習や試合でのプレーをチェックすると、「あの力はすごい」と打球の飛距離に驚かされたという。 宮本氏は続けて、「松中いわくですけど、『リチャードよりも(打球が)飛ぶ』っていうんですよ。(リチャードは)僕が『リチャードよりも(打球が)飛ぶ奴いるのかな』って思うくらい飛んでた(選手な)んですけど」とコメント。リチャードはプロ4年目・21歳で昨季まで一軍未出場だが、打球の飛距離はソフトバンク・柳田悠岐や西武・山川穂高をしのぐといわれている選手。ただ、松中臨時コーチから山口はリチャード以上の飛距離を出すと言われ、ますます将来が楽しみになったという。 26~28日の開幕カード・対ソフトバンク3連戦では「.125・0本・0打点・1安打」と結果は出なかったが、オープン戦では「.250・2本・6打点・12安打」とホームランを2本放っている山口。宮本氏は「ちょっとこの子出てきてほしい」と今季のブレークに期待を寄せていた。 今回の動画を受け、ネット上には「宮本が名前出すまで知らなかった、そんなに飛ばす選手がいるのか」、「ロッテの若手だったら佐々木(朗希)とか藤原(恭大)の方が有名なのに意外」、「右の強打者は井上(晴哉)ぐらいしかいないから、山口には不動の4番クラスに大きく育ってほしい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「期待してくれてありがたいけど、現状は使いどころがないから悩ましい」、「安田(尚憲)や藤原を試合で育成中なのに、山口まで試合で育てるのは難しいんじゃないか」、「レアードもそろそろ帰ってくるらしいし、そうなったら二軍での育成に切り替えられそう」といったコメントも複数見受けられた。 「宮本氏が名を挙げた山口は正一塁手・井上晴哉がOP戦でノーアーチと不振を極めたこともあり、井口資仁監督が開幕スタメンに抜擢した選手。開幕戦ではプロ初安打をマークしましたが、第2、3戦目ではいずれもノーヒットと苦戦。チームは開幕カードで山口の他に安田(同期間打率.091)、藤原(同.000)といった若手打者もスタメン起用しましたが、いずれも結果を出せずに3連敗を喫したことで一部ファンからは『若手を3人もスタメンで育成する余裕があるのか』という不満も挙がっていました。なお、首脳陣も3タテを喫したことに危機感を抱いたのか、30日・楽天戦では一塁に中堅野手の菅野剛士、DHには同日昇格したレアードを起用。1日でも早く借金を返済したい現状では、山口にチャンスが回ってくる機会も乏しくなることが濃厚です」(野球ライター) 一部では「一軍で持て余すくらいなら二軍で試合に出させた方がいい」という声も挙がっている山口。チームでは現在佐々木が今季中の一軍デビューへ向け二軍で鍛錬を積んでいるが、山口もじっくりと二軍で育成した方が今後のためと考えているファンも少なくないようだ。 文 / 柴田雅人記事内の引用について田中大貴アナの公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC95Lxy4H7OA0w-bVzIvFyzg
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スポーツ 2021年03月30日 15時35分
阪神ドラ1・佐藤に「スランプの影が出てる」 金村氏が開幕3連戦で見抜いた問題点を指摘、首脳陣への注文に反発も
元近鉄で野球解説者の金村義明氏が、29日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。番組での発言がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 金村氏は週末のスポーツニュースを語る番組内のコーナーで、26~28日の開幕3連戦・ヤクルト戦で3連勝を飾った阪神についてトーク。26日の開幕戦に先発し「5回2失点・被安打5・与四球5」と粘りの投球を見せた藤浪晋太郎への評価や、3連戦中に見受けられた課題などを語った。 >>阪神・マルテに「挑発行為だ」厳しい声 エモやんも批判のパフォーマンス、掛布氏の見解に注目集まる<< その中で、金村氏はこの3連戦で全てスタメン起用され、27日の第2戦目にはプロ初本塁打をマークしたドラ1ルーキー・佐藤輝明を「スランプの影が出てる」と懸念。「あれだけインハイ攻められて、(開幕)3試合目になったらスイングもおかしくなってきて(いた)」、「インハイをムキになって打ちにいってる。昨日(28日)のゲームなんか甘いボールが空振りになってスイングも波打ってた」と、厳しい内角攻めを受けて打撃を崩しているように見えると指摘した。 金村氏は続けて、「これは井上一樹(一軍ヘッドコーチ)の出番やね。(チームは)今日休養日にしてるはずやけども、(今のうちに)『あれ(インハイ)を打ちにいくな』と止めなきゃいけない」、「(打撃)練習で修正できる(部分もある)。(首脳陣は)『センターから左中間の方向に打っていけよ』、『インハイは全部捨てていいから』と(指示するべき)」とコメント。首脳陣は佐藤に対し無理に引っ張りにいかず、センターから逆方向へ打ち返すよう練習などを通して意識づけをさせた方がいいと主張していた。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに3戦目とかは4タコ2三振でサッパリだったな」、「開幕戦は結構内角攻められてたけど、その残像が2戦目以降尾を引いたのかもしれない」、「ヤクルトはイン攻めに加えて二遊間が右に寄る守備シフトも敷いてたから、他球団からもこれをやられるとさらに内角への意識が強まりそう」といった反応が多数寄せられている。 一方、「3試合出ただけの新人をスランプ扱いするのはさすがに気が早すぎる」、「初めて対戦する投手も多いだろうし、対戦カードが一回りするまではとやかく言う必要は無い」、「首脳陣が下手に指示すると逆に混乱しそう、他の打者陣は好調だししばらく様子見でもいいのでは」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「開幕カードで阪神と対戦したヤクルトは、開幕戦で佐藤に投じた14球中7球がインコース(その内インハイは5球)と内角攻めを展開。2戦目は28球中8球(同4球)、3戦目は16球中4球(同1球)と内角球の割合は減っていますが、一定の効果はあったようで佐藤はこの3連戦『.182・1本・3打点・2安打』と打率2割以下に抑え込まれました。金村氏は佐藤が次カード以降も他球団からこうした内角攻めを受け、その結果打撃をどんどん狂わせていくのではないかと心配しているようです。ただ、まだ開幕3連戦が終わったばかりの段階である上、阪神は佐藤が今一つでも3戦合計21得点(リーグトップ)と打線が機能しているため、不調・不振と論ずるのはまだ早いのではと考えているファンもいるようです」(野球ライター) 開幕2カード目となる対広島戦(3月30日~4月1日)でも、引き続きスタメン起用されるとみられる佐藤。前カードで得た経験を活かして結果を出すことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月30日 11時30分
K-1武尊が那須川天心戦に言及!「真剣を持っている選手。いい試合になる」
29日、都内にて「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」日本武道館大会の一夜明け会見が行われた。 武尊はK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチでレオナ・ペタスを迎撃。1R終盤に左フックでダウンを奪うと、2Rに右ストレート、右フックで立て続けにダウンを奪い、KOで2度目の王座防衛に成功。見事な勝利で大会を締めくくった。 歴史に残るKO劇を見せた武尊は「本当、試合的にはレオナ選手は今K-1で戦う中で最高の相手だと思ってたんで、強さも本当にわかってたし。もちろん、勝つつもりではいたんですけど、打ち合ったらどっちが倒れるかわからない相手だなって思っていました。作戦ではパンチの打ち合いは避けようと思っていて、レオナ選手は内側からのストレートを打ってくる選手なので。僕、打ち合いになるとフックが多くなるんで、相性的はあんまりよくないなっていうのもありました。あと、一年ぶりの試合というのもあったんで、ちょっと感覚見ながらやろうと思ってたんですけど。向かい合って試合始めた時に、この人と打ち合いたいなって思える選手で。勝利を優先しないといけないんですけど、昨日は自分の中の楽しみを優先して戦ったんで、それが逆につながったのかなと思います」と試合を振り返った。 前日に初めてK-1の会場に姿を見せた那須川天心戦については「もちろん試合なんで、絶対に負けたくないし。この数年、ずっと言われてきて。武尊の方が強い、天心選手の方が強いっていう論争みたいなものがずっとあって。自分より強いと言われてる人がいるのは格闘家として悔しいし許せないし。それはずっとあったんで、やっぱ勝って、立ち技最強はK-1だというのを証明したいっていうのもあるし。なんですけど、やっぱり格闘技という一つの大きなジャンルとして、勝ち負けは決まるんですけど、格闘技のパワーっていうのはこんなに大きいっていうのを、たくさんの人に知ってもらえる機会でもあると思うので、そういううれしさもあります」と改めて対戦に意欲。 天心が55kgに落として対戦しようとしているが、体重について質問が飛ぶと、「それもちょっと、昨日の試合に勝たないと、やる権利がないと思ってたんで。この試合が終わるまでは、何もまだ話も進んでないし。勝って、そこから関係者の方たちと話し合って決めていくことだと思うので。これからっていう感じですけど、お互い納得いく体重でできたらいいなと思っています」とこれから考えるようだ。 昨年の大晦日に天心選手に「武尊選手はどんな存在?」と聞いたら、「悟空とベジータ、ナルトとサスケ」って言ってたが、武尊選手にとっては?と聞かれると、「ナルトがちょっとわかんないんですけど(苦笑)。悟空とベジータだったら、僕が悟空でいいんですかね?(向こうも悟空のつもりらしいが?)僕も悟空が好きなんで(笑)。そんな感じじゃないですかね」と少し困惑しながら答えた。 最後に天心選手にはそれを超える、“リング上のいい友達”になってほしい?という質問に関しては「まあ、わかんないですね、リングに上がるまでは。(感じない可能性も?)その可能性もありますよね。でも、真剣を持ってる選手だと思うので。いい試合になるんじゃないですかね」と武尊の中で描いている試合のイメージを明かしている。 ドリームマッチ実現に向けてお互いに条件はクリアしただけに、後は大人の話し合いで調整されることになるだろう。ベストなタイミング、ベストな舞台で開催してもらいたい。(どら増田 / 写真(C)K-1)
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