スポーツ
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スポーツ 2022年07月15日 16時05分
巨人戦、審判の判定に投手が両手を広げ猛抗議!「そんな怒るほどか?」異例の態度に疑問の声、当日は重い試合展開
14日に行われ、巨人が「0-3」で敗れた阪神戦。先発登板した巨人助っ人・シューメーカーの態度がネット上で物議を醸している。 「0-3」と巨人3点ビハインドの7回裏無死。打席の阪神・梅野隆太郎に対し、シューメーカーはカウント「3-1」から外角にスプリットを投じる。この球はコース、高さ共に際どかったが、球審はボールと判定し梅野は四球となった。 ただ、シューメーカーはこの判定に納得できなかったのか、四球宣告直後に「なぜ?」と言わんばかりに両手を横に広げるジェスチャーを見せると、捕手から返球を受け取る際にも何か言葉を口走るなど強く不満をにじませる。直後に降板となりベンチに下がる際も、球審の方を見ながら何かつぶやいていた。 >>巨人・岡本、三振後の態度に「嫌いになった」と批判 敵ベンチへのバット投げ捨てが物議、際どい球に内心イライラだった?<< このシューメーカーの態度を目にしたネット上のファンからは「え? そんなに怒るほどおかしい判定だったか?」、「映像見る限りでは少し高めに外れたように見えたけど、本人からしたら入ってるように見えたんだろうか」、「押し出しで失点とかっていう場面でもなかったのに…それまで溜まってたイライラが爆発したのか?」、「個人的には、審判以上に自分の不甲斐なさに怒りの矛先が向いてるようにも感じた」といった疑問が多数寄せられた。 「梅野への四球後に降板となったシューメーカーですが、この日は『6.0回3失点・被安打6・四球3』でクオリティ・スタート(QS/6回以上を投げ自責点3以下)をクリアと試合自体は作っています。しかし、打線には1点も援護をもらえなかった上、この回は先頭・ロハスに4号ソロを浴びさらに戦況が悪くなっていました。梅野に投じたスプリットはストライク、ボールのどちらでもおかしくない際どいコースだったのですが、ファンの間ではシューメーカーは重たい試合展開が続く中でいら立ちを募らせており、これがボール判定に納得できなかった原因なのではという見方をしています。また、シューメーカーは試合前時点で2連敗中だったため、今日もチームを勝利に導けないのかという自身への怒りから振る舞いが荒くなったのではという意見も見られます」(野球ライター) 試合後の報道では原辰徳監督が「次も期待できる投球をしたと思う」、桑田真澄一軍投手チーフコーチも「粘ってよく投げてくれた」とかばったことが伝えられているシューメーカー。内容的には悪くなかったと気持ちを切り替えて次回登板に臨むことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月15日 11時15分
大谷翔平、ホームランダービー出場に迷いか 後半戦失速につながった昨季の二の舞に懸念?
9勝目を挙げたアストロズ戦(日本時間7月14日)後、エンゼルス・大谷翔平はこんな質問を受けた。 「今年は、ホームランダービーに出ないのか?」 大谷は淡々とこう返した。 「何も話していないので分からない。去年(の本塁打競争)はなかなかハードだったし、もちろん光栄なことなので頑張りたい気持ちはありますが、試合(の起用法)がどうなるか。それによって変わってくる」 >>エンゼルス・大谷、二刀流はそろそろ潮時? 現地メディアの指摘に監督も不満を吐露「私には伝えてくれなかった」<< 昨年のオールスターゲームは、大谷のホームランダービー挑戦で大変な盛り上がりを見せた。日本人選手して初のチャレンジでもあった。 「昨年、前半戦を終了した時点での大谷のホームラン数は『33』。ア・リーグトップでした」(米国人ライター) アストロズ戦を終えた時点での今季本塁打数は「19」。ア・リーグ9位タイである。 しかし、大谷が“謙遜した理由”は、それだけではなかった。 MLBのロブ・マンフレッドコミッショナーの“強い推薦”によって、42歳のアルバート・プホルス(カージナルス)のホームランダービー出場が決定した。大谷は昨季途中までチームメイトだったプホルスに「優勝してもらいたい」「今度は自分が応援する側に」とも思っているそうだ。 昨季のホームランダービーでのやり取りが思い出される。 「ホームランダービー1回戦、大谷がタイムアウト(小休止)を取っていたら、エンゼルスの球団職員が大慌てでスマホを渡しました。その電話の主がプホルスでした」(前出・同) プホルスはすでにエンゼルスを離れていたが、大谷に「引っ張るな、センターを狙え!」とアドバイスを送った。 「プホルスは今季の出場で通算5度目。出場を嫌う選手もいますが、貴重な経験になると大谷に伝えていました」(関係者) 同時にこんな指摘も聞かれた。 「昨季、後半戦で大谷が失速したのはホームランダービーの影響です。飛距離を争うスイングと、実戦での『間』の取り方は違うので」(前出・同) 出場を辞退する選手が出るのも、そのためだという。また、米球界には日本のプロ野球のように「打ちやすいボール」を投げてくれるバッティングピッチャーはいない。ストライクゾーンから外れた投球をスタンドに運ぶのは至難の業だ。 「大谷はア・リーグ指名打者部門で選出されましたが、昨年同様、『先発兼DH』の二刀流で出場する可能性も残されています」(前出・米国人ライター) 14日、大谷に敗れたアストロズのダスティ・ベイカー監督だが、今年の球宴ではア・リーグの指揮を執る。球宴で大谷が先発登板する可能性について聞かれ、「候補者の一人だよ」と答えていた。 同日、投手・大谷は6イニングを投げ、12奪三振。4試合連続での2ケタ奪三振であり、強いインパクトを与えたのは間違いないようだ。大谷が「起用法によって変わる」と言ったのは、先発登板の準備もあるからだ。二刀流の体力面も考慮しなければならない。日米のファンは「見たい!」の一心だが。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年07月14日 19時30分
平幕・宇良、土俵下に落ちた相手を煽った?「そんな奴とは思わなかった」取組後の“バンザイポーズ”に批判
13日に行われた大相撲7月場所4日目。今場所2勝目を挙げた平幕・宇良の態度がネット上で物議を醸している。 前日まで「1勝2敗」の宇良はこの日、同じく「1勝2敗」の平幕・若元春と対戦。立ち合い低くぶつかり懐に潜り込もうとしたが、右のかち上げで応戦した若元春に逆に土俵際に追い込まれる。宇良はここから若元春の左腕をたぐりながら右方向に動くと、体勢が崩れた若元春をそのまま土俵下へ送り出した。 問題視されたのはこの直後に宇良が見せた態度。相撲では勝った力士がガッツポーズなど、喜びをあらわにするジェスチャーをとることは礼を欠く行為とされているが、宇良は土俵下に落下した若元春を見ながら両腕の肘を伸ばし上に大きく上げる、いわゆる“バンザイ”のようなポーズをとった。 >>平幕・宇良、照ノ富士戦の撃沈シーンが「かめはめ波くらった?」「赤ちゃんみたい」と話題に 白鵬との“リプレイ検証”では笑顔も<< この宇良の態度を見て、ネット上には「こんなあからさまなバンザイはやったらダメだろ、宇良がそんな奴とは思わなかった」、「相手を見ながらやったのも感じ悪い、挑発行為と捉えられても文句言えんぞ」、「それだけ手応えのある相撲だったのかもしれんが、だからといって派手なポーズが許されるわけじゃない」といった苦言が多数寄せられた。 その一方で、「挑発したわけじゃなくて、単に驚いて手を上げたのでは?」、「若元春は転がりながら派手に落ちてたから、びっくりして両手が動いた可能性の方が高いと思うけどなあ」、「なんか挑発とか煽ってるとか言われてるけど、宇良の性格上その線は薄いと思うんだが…」と、驚きが原因で挑発などの意図はないとする意見もみられた。 「この日の宇良は攻め込まれたところで選択した変化が見事にハマり逆転勝ち。また、“バンザイポーズ”の直後には『よしっ!』と言わんばかりに首を小さく縦に振るような仕草も見せていました。これらを踏まえ、相撲内容への手応えから思わず感情が高ぶってしまったことが“バンザイポーズ”が出た理由ではないかと見ているファンは少なくないようです。ただ、宇良はこれまでに“土俵外に出た相手が転落しないように抱きかかえる”、“幕内土俵入りの際に後続力士のことを考え位置取りを気にする”といったエピソードで知られるなど心優しく思いやりのある力士で、取組後に派手なジェスチャーを見せたことは過去、あまりありません。加えて、土俵下に転落した若元春が砂かぶり席に突っ込むように転がるという派手な落ち方をしていたことから、宇良のジェスチャーは転落した若元春を見ての驚きによるもので、相手を貶める意図は無かったのではという見方もされています」(相撲ライター) 取組後の報道では、今回の“バンザイポーズ”について相撲協会側から注意を受けたとは特に伝えられていない宇良。このようなジェスチャーをとった真相は不明だが、せっかくの好結果に自ら水を差さないためにも今後はなるべく控えることを意識した方がよさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月14日 17時30分
DeNA、“左腕王国の末っ子”石川が驚きのスターターデビュー! サプライズ続きのハマっ子に大チャンス到来
13日の予告先発で、ベイスターズは石川達也が14日に先発すると発表した。2年目左腕の抜擢に、ファンを中心にザワメキが起きた。 石川は6月21日に支配下登録が発表された2年目の左腕。昨年はファームで、前半だけで4勝を挙げるもけがで離脱と悔しい1年目シーズンを過ごしたが、オフには同じ左腕の田中健二朗に師事するなど研鑽を積み、今年はキャンプから好調を維持した。 クレイトン・カーショーをほうふつとさせるダイナミックなフォームにブラッシュアップし、オープン戦ながら念願の一軍登板。横浜スタジアムでオリックス相手に、2回3奪三振無失点デビューを飾った。ファームで支配下登録までに14試合で救援登板し、21回1/3をわずか1失点と結果を残した。背番号101を背負った育成時代の今シーズンのトータルは1勝0敗2セーブ、防御率0.42と素晴らしい内容だった。 新しく背番号95を背負ってからはサプライズが続いた。7月5日に念願の一軍登録となったが、その際もファームでのジャイアンツ球場でのゲーム前に急きょ昇格を告げられ「正直びっくり」と目を白黒させた。 一軍での初戦はいきなり雨天中止となると、その後は3回の延長戦を含む僅差のゲーム展開が7試合続き、デビューはお預け。ブルペン待機が続いていた中、ローテーション通りなら14日に登板予定の東克樹が体調不良のため先発を回避し、白羽の矢が立ったのはなんと石川だった。 横浜高校3年時には、藤平尚真(楽天イーグルス)とのダブルエースで2016年夏の甲子園で話題をさらい、法政大学進学後もドラフト上位候補と注目されていたが、4年生の4月に鉄棒トレーニング中に利き手の左手を骨折。社会人からの誘いを絶ち、育成指名ながらプロの道を選ぶなど、思えばサプライズに満ちた野球人生を歩んできた。生まれも育ちも横浜の“生粋のハマっ子左腕”は「持ち味の空振りの取れるストレート」を武器に、ようやくたどり着いた一軍のマウンドで躍動する。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年07月14日 16時05分
大相撲、舞の海氏の解説に「正代を馬鹿にしすぎ」と批判 初勝利に水を差すコメントが物議、敗れた豊昇龍にも失礼?
13日に行われた大相撲7月場所4日目。NHK大相撲中継に解説として出演した舞の海秀平氏(元小結)の発言がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、今場所「0勝3敗」の大関・正代対「1勝2敗」の小結・豊昇龍戦終了直後の発言。同戦は立ち合いから右上手をつかんだ豊昇龍が積極的に前に出たが、土俵際に追い込まれた正代からたたき込みを食らい逆転負け。取組終了後、花道担当アナウンサーは豊昇龍が厳しい表情を浮かべながら無言で花道を下がったことを伝えた。 これを聞いた舞の海氏は「ここのところ上位陣、(特に)正代と対戦する時は『自分の相撲を取り切れば正代には勝てる』という気持ちで向かってますよ」、「だから悔しいんですよね。『正代には負けないと思った』っていうね、そういう気持ちになると思うんですね」とコメント。豊昇龍は正代のことを白星が計算できる力士と捉えており、その分、敗戦の悔しさが増したのではと推測した。 >>大関・正代の悩み吐露に「何の対策もしてないのか」厳しい声 稽古後に明かした体重減が物議、課題を放置?<< この舞の海氏の発言を受け、ネット上には「正代のことを馬鹿にしすぎでは、個人的見解とはいえ何言ってもいいわけじゃない」、「正代“には”勝てるとか本当に失礼過ぎる、対戦相手がそんな舐めた態度してるわけないだろ」、「正代はもちろん、勝手に気持ちを代弁された豊昇龍にとってもいい迷惑だ」といった批判が寄せられた。 ファンの反応は批判一色ではなく、中には理解を示すコメントも上がっている。正代は先場所までの過去1年間で勝ち越し4回(2ケタ勝利0回)、負け越し2回と優勝争いには全く絡めておらず、負け越しなら関脇転落となる今場所も初日から3連敗と不調。加えて、今回の対戦までに「2勝4敗」と豊昇龍に負け越していた。これを受け、ネット上には「勝てると思ってたとしてもおかしくはないのでは?」という指摘も散見される。 取組後の報道によると、豊昇龍とは対照的に取材に応じ「ここから調子を上げていきたい」と語ったという正代。残り11日間の今場所、言葉通りに復調し舞の海氏の評価を覆すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月14日 12時40分
鈴季すず、プロレスきっかけは「蛍光灯って痛いのかな」? 不登校気味の学生時代、デスマッチ中の意外な裏話も明かす
プロレスラーの鈴季すずが13日、東京・代々木のLIVE STUDIO LODGEでトークイベント「鈴季すずの地図」を開催した。 >>全ての画像を見る<< 2021年末にアイスリボンを退団し、プロミネンス結成以降、女子プロレス界の台風の目となった鈴季。イベントは、そんな鈴季のこれまでとこれからを考察する内容で開催された。鈴季は現在19歳だが、MCの青木泰寛を相手に元気一杯のトークを繰り広げ、青木は鈴季の落ち着いた振る舞いに感心しきり。「自分が二十歳くらいの時はこんなしっかり受け答えができなかった。落ち着いていてすごい」と絶賛する。 鈴季がプロレスラーになったきっかけは、夜中にテレビつけた時にやっていた小橋建太主催の「Fortune Dream」だったと言い、「そっから、なんだこれって。デスマッチ団体を見るようになったんです。宮崎出身なんですけど、プロレスはあんまり宮崎には来ない。だから、福岡まで夜行バスで遠征して見に行ったりしていました」とプロレスに興味を持つきっかけになったエピソードを紹介する。 当時はまだ中学生だったと言うが、「デスマッチを見て、蛍光灯って痛いのかな、有刺鉄線って痛いのかなって思うようになって、だんだん自分もやりたくなった」と当時からプロレスラーになることにも憧れを持っていたと言い、「同級生は、私が『プロレスラーになりたい』って言うと冗談だと思っていたみたいです。進路指導の時に先生に『高校には行きません。プロレスラーになる』って言ったら、先生も『こんな生徒は過去にいなかった』って」と中学時代の思い出を回顧。 当時は不登校気味だったと言い、「あんまり学校に行かなかったので、先生が心配して、『プロレスラーになるんだったら、一時間目から六時間目まで体育の先生と筋トレしていていいよ』って。それを本当にやらせてくれて、優しい人たちに囲まれた学生時代でした」と周囲に助けられての学生時代であったことも紹介。プロレスラーになることに関しては両親も反対しなかったと言い、「両親は私がプロレスを見に行くようになって、一緒について来てくれるようになっていたんです。『プロレスラーになりたい』って言ったら、否定とかせず、やらせてくれた。そこはありがたかったです」と述べた。 その後、プロレスラーになり、多忙な日々を送るようになった鈴季。気持ちの切り替え方を聞かれると、「自分が誰と戦っているかわからなくなる時があるんです。次の試合誰だっけって。それくらい充実させてもらっていると思います。だから、あんまり何も考えないようにしています。一つの試合に集中しすぎると、そこしか考えられなくなるので。その時思ったこと言うしという感じでやっています」と答える。また、オフの過ごし方についても「家で電気を消してめっちゃ映画を見るとか、大した休日はしていない」と述べ、「休みの時はプロレスのことを考えていることは少ない」と話した。 今まで一番かけられていたかった技を聞かれると、「全部痛いよ」とおどけつつ、「でも最近一番衝撃だったのは(試合でかけられた)パワーボム。えげつなかった」とコメント。「一番痛かった凶器」を聞かれると、「デスマッチ楽しすぎて、痛みは感じない」と答えたが、「でも画鋲とか落ちているんですけど、それが指に刺さった時が我に返る瞬間です」と話して笑わせていた。(取材・文:名鹿祥史)※同トークイベントの内容は下記リンクにて19日までアーカイブ配信https://eplus.jp/sf/detail/3657070001
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スポーツ 2022年07月14日 11時00分
巨人・原監督、背信投球のメルセデスに激怒? ヤクルト戦での登板機会も剥奪か
「厳しさ」の裏側に見えたのは、「余裕の無さ」だった。 7月13日の甲子園球場での一戦は、巨人の大惨敗だった。聞けば、阪神戦での「2ケタ失点+完封負け」は2020年9月17日以来だそうだ。また、NPBデータによれば、対阪神で「13点差&完封負け」は1982年4月29日以来、2度目。歴史的な惨敗と言っていいだろう。 >>巨人・岡本、三振後の態度に「嫌いになった」と批判 敵ベンチへのバット投げ捨てが物議、際どい球に内心イライラだった?<< 「前日12日から9連戦となりました。その9連戦を一つでも多く勝っておきたいと、原辰徳監督は考えていたんですが」(プロ野球解説者) 「大敗の扉」を明けてしまったのは、2回裏の守備。一塁走者・島田海吏に二盗を許し、一死二、三塁となった時だった。3番・近本光司の一ゴロを中田翔がエラー、4点目が入るのと同時に原監督と桑田真澄チーフ投手コーチがベンチを飛び出した。 原監督は先発・メルセデスだけではなく、一塁手・中田の交代も告げた。エラーに対する「懲罰交代」というヤツだ。スタンドがちょっとざわついた。 「原監督は中田に対し、厳しく接してきました。それは中田のことを思っての振る舞いでしたが」(前出・同) 中田は緊張感を持って守備に就いていた。懲罰交代は「厳しく」の一環だが、ファン、関係者にはそうは見えなかった。 余裕がないのだな、と…。 この試合を落とせば、44勝44敗1分で、再び勝率5割。甲子園球場に入ってきた他球場の途中経過を見ると、主力選手が大量離脱した首位ヤクルトは、この時点で中日をリードしていた。DeNA戦を戦っている3位広島のスコアは1対1。長いペナントレースにおいて、大敗する日もあるのだが…。 「中田がエラーした後、原監督は間髪を入れずにベンチを飛び出しました。桑田コーチが慌ててそれを追い掛けるように」(球界関係者) 中田のモチベーションも心配だが、2回途中での交代となったメルセデスの不振は気掛かりだ。 「この9連戦の最後の対戦カードがヤクルトです。予定通りに行けば、中6日でメルセデスがそのヤクルト3連戦の最終戦(20日)に先発します。この調子では他のピッチャーを探さないと…」(前出・同) 桑田コーチは「その予定」と記者団に話していたが、原監督は「スターティングオーダーは昨日と変わってないけど、1人だけ変わっていたというところでね」と、吐き捨てていた。変わったのは先発投手、つまり、メルセデスだ。その様子からすると、メルセデスも“懲罰交代”で、一度、ローテーションを外されるのではないだろうか。 前出のプロ野球解説者がこう続ける。 「18日からのヤクルト3連戦ですが、原監督はローテーションを崩して、菅野智之、戸郷翔征、メルセデスの3人を先発させる必勝態勢を口にしていました。メルセデスの不甲斐なさに、原監督は20日のヤクルト戦も重ねて見ていたのでは」 主催者発表によれば、同日入場者数は3万9124人。そのほとんどが虎ファンである。声を出しての応援はNGだが、得点を挙げる度に盛り上がり、巨人ベンチを追い込んでいった。このダメージが残らなければいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年07月14日 10時50分
スターダム白いベルト初挑戦のSAKI「今の女子プロレスは私の方がわかってる」と7度防衛の上谷沙弥を挑発!
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは、『STARDOM MidSummer Champions 2022 in NAGOYA』7.24愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会の対戦カードを発表した。 セミファイナルでは、白いベルトことワンダー・オブ・スターダム選手権試合、チャンピオンの上谷沙弥に、コズミック・エンジェルズ&COLOR'S連合軍のSAKIが初挑戦する。 7.9東京・立川ステージガーデン大会で、スターライト・キッドを相手に7度目の防衛に成功した上谷の前に現れたSAKIに対して、「初めての遭遇、新しい刺激、ワクワクしますよ!前から思ってたけど、めっちゃギャルだよね? 正反対だよね?まあ別に関係ないんだけど。見た目、見た目。まあまあまあ、置いといて、私は不死鳥だから、誰の挑戦でも受けます。もちろん挑戦受けますよー!」と挑戦を受諾した上谷。 調印書への調印は「人生で初めて」というSAKIは「その白いベルトは、スターダムの象徴なんですよね。象徴がプロレスラー3年生ってメチャクチャすごくないですか。メチャクチャすごいと思って。3年生の上谷さん、今プロレス楽しんでますか?私、3年生のとき正直ホントに、正直な気持ちで言うと全く楽しくなかったんですよ。全く楽しくなくて、でも10年目の今が一番メチャクチャ楽しいんです。だから今プロレス続けてるんです。だから今ここにいます。素直に3年生の象徴に興味が沸きました。白いベルトがほしいです。う~ん、10年の私も、新しい刺激も、全力で受け止めてください」と挑戦表明に至った経緯を説明。 上谷は「今、スターダムで一番光り輝いているベルトは、この白いベルトだと思ってます。SAKIさん、スターダムに来ていきなり白いベルトに挑戦するなんて、いい度胸してますねえ。プロレス楽しいかどうか、正直言うと、7度防衛した今もプレッシャーに押しつぶされそうになることもたくさんあるし、苦しいこともたくさんある。でも全ての感情をさらけ出して、生き様も全て見せてプロレスをしてるからこそ、今ここに私の元に白いベルトがあると思っています。SAKIさんはプロレス10年やってるそうですけど、今の女子プロレスは上谷沙弥だということを教えてあげますよ。刺激感じちゃうの、SAKIさんの方なんじゃないですか?」とチャンピオンとして7度も防衛して来た自信からか、上から目線で挑発。 これに対して、SAKIは「多分だけど、今の女子プロレスって言い方をしてしまうと、私の方がわかってるかもしれません。今の女子プロレスも、経験の違いも、教えてあげるので楽しみにしててください」とスターダムでしか活動していない上谷と、いろんな団体で試合をしている自身を比べて、不敵な笑みを浮かべていた。 メインイベントでは、コズミック・エンジェルズのリーダー、中野たむが赤いベルトに挑戦するだけに、SAKIとしてはいい形でバトンを渡したいところだ。(どら増田)
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スポーツ 2022年07月13日 19時30分
阪神、矢野監督の試合後コメントに「いい加減にしろ」と批判 完封の戸郷を不調呼ばわり? 止まらない嫌味が物議
12日に行われ、阪神が「0-4」で敗れた巨人戦。試合後に伝えられた阪神・矢野燿大監督のコメントがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは巨人先発・戸郷翔征へのコメント。戸郷はこの日阪神打線に先発野手全員安打(計8安打)をマークされ、5イニング(2~4回、8~9回)で得点圏に走者を背負うピンチを迎えながらも得点は許さず。打線が挙げた4点を試合終了まで守り切り、「9回無失点・被安打8・四死球3」で自身初の完封勝利を記録した。 しかし、試合後に取材に応じた矢野監督は戸郷について「完封されるような調子じゃないと思うけどね。こっちが打ち損じているというか、打ってないというだけ」とコメント。完封負けは戸郷の調子が良かったからではなく、自軍打線が8安打しながら10残塁と拙攻を重ねたからだと見解を示したという。 >>阪神戦、塁審が選手に接近しアウトコール5連発!「煽ってるのか」先月に続く行き過ぎた態度に怒りの声<< この矢野監督のコメントを受け、ネット上には「確かにランナー自体は何度も出てたし、全く歯が立たない感じでは無かった」と同調の声が上がったが、それ以上に「また矢野監督は敵選手に負け惜しみ言ってるのか」、「相手のことを大したことなかった呼ばわりするのは本当にいい加減にしろ」といった批判が多数寄せられた。 「今季の矢野監督は阪神を敗戦に追い込んだ相手選手を過小評価するような試合後コメントが度々問題に。巨人戦では4月17日の試合で『6.2回1失点・被安打4・四球2』で勝利投手となった赤星優志を『めちゃくちゃいいコースに決まっているかというと、そんな感じには見えなかった』と、制球はさほどでもなかったと評し物議を醸しました。このこともあり、ファンの間から発言内容への怒りと共に、また相手選手のことをけなしているのかという呆れ声が寄せられています。矢野監督としては自軍側に問題があったと口にすることで、選手たちに奮起を促す狙いもあるのでしょうが…」(野球ライター) 球宴までの残り12試合で借金完済(9勝3敗以上)を目標に掲げるも、12日の1試合目でいきなりつまずいた矢野監督。目標達成を邪魔されたことも、戸郷に嫌味のようなコメントを口にした一因なのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月13日 15時30分
大相撲、大関・貴景勝に「みっともない」「失望した」批判相次ぐ 格下相手に顔面張り手・ダメ押し連発、過去対戦の仕返しか
12日に行われた大相撲7月場所3日目。今場所2勝目を挙げた大関・貴景勝の相撲内容がネット上で物議を醸している。 前日まで「1勝1敗」の貴景勝はこの日、埼玉栄高校時代の1年後輩で今場所2連勝中の平幕・琴ノ若と対戦。立ち合い貴景勝は琴ノ若からもろ差しを狙われるも、両脇を締めながらの押しでこれを封じ少し距離ができる。この直後、貴景勝は琴ノ若の顔面に右フックのような強烈な張り手を食らわせた。 「バチンッ!」と大きく響いた音に観客からどよめきが起こる中、貴景勝は体勢を崩した琴ノ若をそのまま土俵外に押し出し勝利。ただ、貴景勝は琴ノ若の両足が出て勝敗が完全に決したにもかかわらず、なおも琴ノ若の胸を左腕で強く突くなどダメ押しのような動作も見せていた。 >>大相撲、大関・貴景勝戦で大誤審?「誰1人気付かないのはおかしい」取組中の映像が物議、朝青龍氏も疑問<< この貴景勝の相撲内容を受け、ネット上には「今日の貴景勝、勝ったとはいえ取り口が荒すぎて不快だった」、「張り手は別に反則じゃないけど、大関が格下相手にやるのはみっともないな」、「張り手もそうだけど、その後のダメ押しも見苦しくて失望した」、「これまで張られ続けて怒りが溜まってたのか? それでも到底褒められた相撲じゃないが」といった批判が寄せられた。 「貴景勝は立ち合いから激しい突き押しで相手に圧力をかける相撲を持ち味とする力士ですが、自分から顔面を張りに行くことも、取組後のダメ押しも過去にあまり見せたことがないため、現地やネット上のファンは騒然としているようです。では今回なぜ荒い取り口となったのか。貴景勝は琴ノ若と過去3回(2021年9月・勝利、2022年3月・勝利、同年5月・敗北)対戦し、その全てで琴ノ若から顔面張り手を見舞われたのが関係したのでは。2022年3月の対戦では立ち合い張り手から変化を見せた琴ノ若に激怒したのか、取組後花道を下がる際に通路の金網フェンスを左手で1度強くたたき物議を醸しましたが、こうした鬱憤(うっぷん)が取り口に影響した可能性はあります。さらに、琴ノ若は今回の対戦まで対大関戦7連勝中でもあったため、貴景勝には大関として意地を見せなければならないという気持ちもあったのではないでしょうか」(相撲ライター) 取組後の報道によると、今回の一番については「あまり覚えていない」と詳細は語らなかったという貴景勝。ただ、心の中に秘めた思いがあった可能性はゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ
不倫解雇の元ロッテ・清田、先輩のYouTubeに登場し物議「復帰を狙ってるのか」 電撃出演の思惑に憶測飛び交う
2021年06月18日 15時30分
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スポーツ
巨人・スモークの退団が他球団にも影響? 今オフの助っ人補強に向かい風、原監督にはそれ以上の悩みも
2021年06月18日 11時30分
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スポーツ
ロッテ・唐川、突然の一軍抹消も深刻ではない? 井口監督の前言撤回にトレードの影響指摘も
2021年06月17日 20時30分
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スポーツ
DeNA・田中、国吉放出の翌日に支配下登録 TBS戦士の去就にファンは悲喜こもごも
2021年06月17日 17時45分
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スポーツ
交流戦最下位の広島に「消化ゲームのよう」 球界OBが酷評 「終戦扱いするな」ファン反発の中、低迷長期化を期待する声も?
2021年06月17日 17時00分
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スポーツ
侍ジャパン・稲葉監督がロッテ選手を1人も選ばなかったワケ 井口監督のチーム改革が順調な証?
2021年06月17日 11時30分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分