スポーツ
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スポーツ 2022年07月09日 11時00分
CM出演の元横綱・白鵬、なぜまだちょんまげ姿? 引退力士の断髪事情、3年近く待たされたケースも
5日から全国で放映されている『本麒麟』(キリンビール)の新CMに、タレントのタモリ、俳優の江口洋介と共に出演している元横綱の白鵬(現間垣親方)。同CMにネット上から疑問の声が上がっている。 CMは白鵬がタモリ、江口に「ネクタイを外した後のお酒はおいしいですね」と笑顔で語った後にグラスを傾けるという内容だが、注目が集まったのは白鵬のまげ姿。「あれ? 白鵬って確かもう引退したはずでは?」、「相撲に疎いからよく分からんが、現役退いたのに何でまだちょんまげなんだ?」と、まだまげを結っていることを不思議に思う視聴者が少なからず見受けられた。 >>横綱・白鵬に貴乃花親方が激怒「一番後ろに行け!」 大麻解雇・貴源治が巡業中のトラブルを暴露、その後も遺恨は残り続けた?<< 「相撲ファン以外の方はほとんど聞きなじみがないとは思われますが、引退力士は自身の家族や所属部屋の師匠・関係者などに鋏(はさみ)を入れてもらってまげを落とす『断髪式』を行うことが慣例で、式を迎えるまではまげをそのままにしておくことが一般的。今回注目を集めた白鵬も引退・親方転向自体は2021年9月場所後でしたが、まだ断髪式を終えていないためまげ姿のままということになります」(相撲ライター) 大正時代から慣例になったとされる断髪式だが、式を行うこと自体に基準や条件などは特に設けられていない。ただ、不祥事で引退を余儀なくされた力士の場合は、式自体を行わずに自主的に断髪を行うケースもある。 一方、白鵬のように関取として長く活躍した力士、具体的には関取(幕内・十両)を30場所以上務めた力士は、断髪式に横綱の綱締め実演や力士の取組といったプログラムを加えた「引退相撲」を両国国技館で行うことが可能となる。 東京場所(1、5、9月)後の土日に行うことが原則とされる国技館での引退相撲は、入場料などの収入が全て引退力士の懐に入るため、引退後に親方に転身する力士にとっては今後の活動資金を確保する意味でも重要度が高いとされている。それゆえ、通常は引退から半年~1年以内とそこまで時間を空けずに行われることがほとんどだ。 ただ、2020年から続く新型コロナ禍により、昨今は引退力士が引退相撲を行うまでに1年以上かかるケースが続出している。直近では5月場所後の同月28日に元関脇・豊ノ島(現井筒親方)、翌29日に元関脇・安美錦(現安治川親方)がそれぞれ国技館で引退相撲を行っているが、2020年4月引退の豊ノ島は約2年、2019年7月引退の安美錦は約3年の期間を要した。 開催日時の原則や世情も絡み、日程調整に苦労する元関取が相次いでいる引退相撲。今回注目を集めた白鵬も現時点では日程は決まっておらず、一部報道では2024年までずれ込むのではないかという見方もある。“まげ付き親方”からの脱却はもうしばらく先の話になりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月08日 20時30分
中日・石岡のトレードに「絶対間違ってる」ファン激怒 補強ポイントには合致せず? フロントの決断に批判相次ぐ
プロ入りした2016年から中日でプレーし、昨季までに「8試合・.067・0本・0打点」といった通算成績を残していたプロ7年目・30歳の石岡諒太。8日、オリックスのプロ12年目・29歳の後藤駿太との交換トレードが成立したと中日球団が発表した。 球団公式サイトはこの日、「本日(7月8日)、中日ドラゴンズ 石岡諒太選手とオリックス・バファローズ 後藤駿太選手のトレードが成立しましたのでお知らせいたします」とトレードを発表。また、「6年半お世話になり、ありがとうございました。活躍することができませんでしたが、オリックスで活躍することが恩返しになると思います」という石岡のコメントも掲載されている。 今季の石岡は開幕から5月上旬まで二軍暮らしが続いていたが、同月17日に一軍に昇格すると「11試合・.360・0本・1打点」と少ない出場機会の中で結果を残した。しかし、7月4日に突然登録を抹消され、ファンから疑問の声も少なからず寄せられていた。 >>中日・石岡、三振後の態度に「岡本とは大違い」称賛の声 バット投げ捨て後の対応で好感度アップ?<< 今回のトレード発表を受け、ネット上には「なんで二軍に落とされたのかって思ってたけどトレードが絡んでたのか」など驚きの声が上がる中、「守備型外野手の後藤をトレード相手に選んだのは絶対間違ってる」、「今ウチが欲しいのは打てる内野手なのに、フロントが打てない外野手を獲ったのは本気で意味分からん」といったフロント批判も少なからず見られた。 「8日試合前時点で『32勝45敗1分』とセ・リーグ最下位に沈む中日は、チーム打率がリーグ5位(.245)、得点数(222得点)が同6位と打線低迷が深刻。これを踏まえると補強ポイントは打力のある野手で、ポジションとしてはレギュラー格の京田陽太が『.176・3本・8打点』と大不振の遊撃、もしくは高橋周平が『.234・2本・13打点』にとどまる三塁が理想でした。ただ、今回トレード獲得した後藤は既にレギュラー3枠が埋まっている外野手で、守備走塁には確かなものがあるものの打撃は今季『.184・0本・2打点』とサッパリ。そのため、フロントは自チームが抱える課題を正しく認識しているのかと憤っているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 今季の球界では初めてのトレードをオリックスと成立させた中日。ファンの間で物議を醸す補強は果たしてどのような結果をチームにもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について中日ドラゴンズの公式サイトよりhttps://dragons.jp/
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スポーツ 2022年07月08日 19時30分
大関・御嶽海、今場所の関脇転落は避けられない?「力士生命にも関わる」稽古後に明かした右肩不安に心配相次ぐ
5月場所で「6勝9敗」と負け越しを喫し、7月場所は負け越しなら関脇転落のカド番として迎える大関・御嶽海。8日に伝えられたコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、御嶽海は場所初日を2日後に控えた8日の稽古後に取材に対応。その中で「(故障で稽古を)全然やっていない」、「正直、初日、2日目と取ってみないと分からない。未知です、未知。ぶっつけなので」と不安要素を口にしたという。 御嶽海は5月場所初日(8日)で土俵下に転落しながら平幕・高安を押し出しで破った際、転落の衝撃で右肩を負傷していたことを6月下旬に明かしたと伝えられている。取組からは2か月が経過しているが、患部の状態は思わしくなくあまり稽古も積めていないようだ。 >>大相撲、大関・御嶽海戦で行司が大失態!「引退考えた方がいい」取組中の接触・土俵下転落に怒りの声相次ぐ<< この御嶽海のコメントを受け、ネット上には「未だに稽古に支障が出てるってそんなに重い怪我だったのか」といった驚きの声と共に、「カド番だから休みにくい状況だけど勇気をもって休んでほしい、怪我前の状態に戻れば再復帰も十分可能だろうし」、「そこまで状態悪いなら今からでも休場を決断するべき、力士生命にも関わるリスクもゼロじゃないんだぞ」と休場を勧めるコメントも少なからず見られた。 「御嶽海は今場所で8勝以上をマークできなければ関脇転落となり、来場所は特例での大関復帰条件となる10勝以上が求められる状況となります。普通ならまず休場は選択肢に入らない状況ではあるのですが、ファンの間では故障で調整ができない中で出場しても勝ち越しは望めないとして、今場所は休場して回復に努めた方がいいという意見も散見されます。御嶽海はけがをした5月場所前までは3場所連続で2ケタ勝利をクリアしており、2022年1月場所では『13勝2敗』で優勝を果たしてもいますので、けがが癒えれば復帰条件の10勝は十分にクリア可能と思われます。逆に、もし強行出場で右肩悪化、別箇所故障ということになれば途中休場に追い込まれ関脇に転落する展開はあり得ますし、来場所以降も引きずり最悪、二度と大関に戻れなくなる可能性もゼロではありません」(相撲ライター) 8日の報道では「勝ち越すというか、10勝できれば」と2ケタ勝利を目標に掲げたことも伝えられている御嶽海。目標実現なら文句なしでカド番脱出となるが、コンディション不良を抱える中、白星を積み重ねることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月08日 17時30分
危険球退場の巨人・高橋に「野球人生危うくなる」心配の声 登板直後の大失態、ぶつけた相手以上に大ダメージ?
7日に行われた二軍・巨人対DeNA戦。「7-11」で巨人が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ4年目・25歳の高橋優貴の危険球退場だった。 先発した高橋は初回先頭のDeNA・粟飯原龍之介に、カウント「0-1」からスライダーを投じる。しかし、この球は粟飯原の頭部に向かう完全な抜け球となり、顔を背けてよけようとした粟飯原の後頭部に直撃。粟飯原はあお向けの状態でその場に倒れ込んでしまった。 これを見た審判はすぐにマウンドに近寄りながら、一塁側・巨人ベンチ方向を右手で指差すジェスチャーで高橋に危険球退場を宣告。また、粟飯原も担架で運ばれ負傷交代となり、その後向かった病院で頭部打撲と診断されたことが試合後に報じられた。 >>巨人・岡本、三振後の態度に「嫌いになった」と批判 敵ベンチへのバット投げ捨てが物議、際どい球に内心イライラだった?<< 両チームにそれぞれ退場者が出た高橋の危険球退場を受け、ネット上には「粟飯原の選手生命を脅かしかねない酷すぎる失投だ」、「試合開始早々あんなところに抜け球投げるのは話にならない」、「退場後に9人も中継ぎ出す羽目になったし、二軍首脳陣としても大迷惑だろこれ」といった批判が寄せられた。 また、「今日に限らず、最近制球めちゃくちゃ乱れてるけど大丈夫なのか?」、「内部事情は分からんが、何らかの理由で投球フォームが狂ってるんじゃないのか」、「このなま制球難が続くようなら野球人生も危うくなってくるのでは」と今後を心配するコメントも多数見られた。 「高橋は7日を含めた直近5登板(5月29日、6月5・12・21日、7月7日)で『22.0回15失点・被安打25・四死球17』と、約1か月制球難に苦しんでいます。また、この間に登板した一軍・中日戦(6月28日)でも『4.2回1失点・被安打8・四球1』と、最少失点ではあるものの打ち込まれていました。制球難の理由としては表に出ていない故障で投球フォームが乱れている、『これ以上四死球は出せない』などとメンタル的に追い込まれているといった要因が考えられますが、今回の危険球退場でさらに制球難が悪化するのではないかと懸念しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 試合後の報道では、危険球退場について何かコメントしたとは特に伝えられていない高橋。わずか2球で終わったこの日の投球をどのように捉えているのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月08日 11時00分
阪神・近本の快記録ストップ、味方打線の低迷も原因?「緊張感を楽しめた」本人は気丈も事態は深刻か
阪神・近本光司の連続安打記録が「30試合」でストップした。9回裏の近本の最終打席、打ち損じの打球が広島二塁手・菊池涼介の正面に転がったのと同時に、スタンドからため息が漏れた。「連続安打」は近本の個人記録だが、それをサポートするのは“チーム”である。9回表のディフェンスに成功していれば…。これが、今年の阪神の限界なのかもしれない。 7月7日の広島戦に敗れ、完封負けは今季16度目である。 >>阪神のサヨナラ負け、本当の“戦犯”は島田ではない? 致命的守備ミス以上に問題視「あんな球投げたせいだ」の声<< 「9回表、無死一、三塁のピンチのあと2アウトまでこぎ着けるまでは良かったんですが。二死一、二塁となって、代打・松山竜平にセンターオーバーの二塁打を放たれ、そこで阪神ナインの集中力が完全に途切れてしまいました」(プロ野球解説者) 松山の一撃が出るまで、スコアは「0-1」。1点を争う好ゲームだった。 矢野燿大監督は失点こそしたが、好投を続ける先発・桐敷拓馬を5回で諦め、継投策に出た。その後、松山に2点適時打を打たれたのだが、そのセンターオーバーの二塁打は前進守備が裏目に出た結果でもあるのだ。 「追加点をやりたくないと備えた守備陣営でした。その選択は間違っていません」(ベテラン記者) 打たれたのは結果論だが、近本の心境を考えると、そうとも言い切れないようだ。 「1点差なら、勝敗もまだ分かりません。でも、3点差に広がって9回裏の攻撃に入ったのなら、『今日は負けた』という雰囲気になっています。近本も『31試合連続安打』を狙う心境にはなれません」(前出・プロ野球解説者) ここまで、近本は3打数ノーヒット。1点差であれば、「自分が出塁して4番・佐藤輝明に」と、高いモチベーションを持って打席に立てたはずだ。 「9回裏、近本に打席が回ってくることは分かっていました。ヒットが出て『31試合連続』となれば、球団新記録。近本を援護してあげたい気持ちはありましたが。全打席、もっとラクな雰囲気で打たせてあげたかった」(チーム関係者) 試合中盤で同点に追いつくなど打線に勢いがあれば、近本の心境も違っていたはずだ。 しかし、試合後の近本はこう語っていた。 「やっぱり、そこで止まっちゃうんだなと、守備をしながら思ってましたね」 3打席ノーヒットとなった時点で諦めていたのかもしれない。 前出のチーム関係者は「彼の謙虚さから出た言葉」と説明していた。「緊張感を楽しめた」とも近本は語っていたが、今の阪神には個人記録をサポートするチーム力や、精神的な余裕もない。 近本から「これからも」と前向きなコメントが聞かれたのは救いだが、こんな指摘も聞かれた。阪神がペナントレース後半のキーマンになる、と。 「7月8日からの東京ヤクルト3連戦で阪神が勝ち越せば、ヤクルト独走の雰囲気も変わってくるはず」(前出・プロ野球解説者) 矢野監督も「ストップ・サ・ヤクルト」の重責は感じている。近本の再スタートにヘンな重圧が掛からなければ良いのだが。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年07月07日 20時30分
「国技館でボールを蹴ってみたり」相撲協会・八角理事長が構想明かす スポーツの垣根越えた『TOKYO UNITE』プロジェクト始動
7日に行われた『TOKYO UNITE』報道発表会に、日本相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)が登場。同プロジェクトへの思いや具体的構想などを語った。 >>全ての画像を見る<< 『TOKYO UNITE』は本拠地を東京に置く14のスポーツチーム・団体が、チームや競技の壁を越えて協力し合い、新たな価値を生み出していくことをめざす社会イノベーションのプロジェクト。会見には八角理事長をはじめとした各チーム・団体の代表者に加え、スポーツ庁・室伏広治長官や東京都・小池百合子知事も登場した。 会見であいさつした八角理事長は「日本相撲協会の定款第3条には『我が国固有の国技である相撲道の伝統と秩序を維持し、相撲文化の振興と国民の心身向上に寄与することを目的とする』と記されており、相撲文化の振興と国民の心身向上に役立つことが我々の成すべき使命だと考えております」と、その責任を明らかにした。 その上で、「この『TOKYO UNITE』の取り組みが東京の活性化につながり、ひいては国民皆さまの幸せ、子どもたちの生き生きとした生活につながることを心から祈念しております。日本相撲協会も全面的に協力し、積極的に取り組んでまいりますのでよろしくお願いいたします」と同プロジェクトへの全面協力を約束した。 八角理事長は会見後半には具体的な協力方法として、東京場所が開催されない時期に、子どもたちがいろいろな運動ができるスペースとして両国国技館を開放したいという考えを明かした。「今東京の中ではだいたい、公園の中でキャッチボールとかボールを蹴るとか、そういうのは禁止なところが多いんですね。ですから、国技館の中で思い切りボールを蹴ってみたり投げてみたり、そういうことができるんじゃないか」と、遊び場を失っている子どもたちの受け皿になれればとコメントした。 また、「その後にちゃんこ鍋でも作ってあげたりとか、そういうこともいろいろ、メンバーと相談しながらですけどやっていければなと思っております」と、角界ならではの構想も口にしていた。取材・文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月07日 17時45分
中日・小笠原、初回の3失点謝罪も「もっと悪い奴らいる」戦犯を指摘する声 改善無ければCS争いも絶望か
6日に行われ、中日が「1-3」で敗れたDeNA戦。先発マウンドに上がった中日のプロ7年目・24歳の小笠原慎之介のコメントがネット上で物議を醸している。 この日の小笠原は初回に3点を失う不安定な立ち上がりとなったが、2回以降は立ち直り「6回3失点(自責2)・被安打6・四球1」とクオリティ・スタート(QS/6回以上を投げ自責点3以下)をクリア。ただ、本人は初回の3失点に相当な責任を感じたようで、降板後に「立ち上がりに点を取られてしまい、申し訳ありませんでした」と謝罪コメントを残したことが伝えられた。 小笠原が投げ終えた6回裏終了時点で「1-3」と2点ビハインドだった中日は、7~9回の終盤戦も得点を挙げられないまま敗戦。初回の3失点が結果的に致命傷となった小笠原は今季6敗目を喫した。 >>中日・石岡、三振後の態度に「岡本とは大違い」称賛の声 バット投げ捨て後の対応で好感度アップ?<< 小笠原の降板後コメントを受け、ネット上には「初回から簡単に3点奪われたのは痛すぎた」と苦言が寄せられたが、それ以上に「そんな謝罪なんかする必要ない、今日は小笠原よりもっと悪い奴らがいる」、「謝らなきゃいけないのは小笠原じゃない、見殺しにした野手陣の方」、「今日の小笠原は打撃でも守備でも足引っ張られて本当に可哀想だった」といった擁護の声が多数寄せられた。 「この日の小笠原は初回につまずいたものの全体で見れば内容は悪くなく、野手陣の働き次第では勝利投手になっていてもおかしくない投球でした。ただ、野手陣は試合を通じて得点圏のチャンスを5度(2~5回、7回)も作りながら、3回表1死二、三塁でビシエドが放った内野ゴロによる1点のみしか得点を挙げられず。また、守備でも捕手・木下拓哉が初回無死一塁で、盗塁に対し二塁に悪送球して無死三塁とするミスを犯しており、この直後に小笠原は先制点を奪われています。このこともあり、今日の敗戦について責任を感じなければいけないのは小笠原ではなく、攻守で足を引っ張った野手陣の方だと考えているファンは少なくないようです」(野球ライター) 6日の試合も含めて7月はチーム防御率「2.83」と投手陣は頑張っている一方で、チーム打率は「.221」、得点数も「6」と野手陣が機能していない中日。月間勝敗は「1勝3敗」と黒星が先行し、シーズン成績も5位DeNAと3.5ゲーム差の最下位(32勝45敗)とCS争いからも脱落しつつあるため、野手陣には一日でも早い奮起が求められているといえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月07日 17時30分
DeNA・宮崎、再び首位打者戴冠へ! 稀代のヒットメーカーのバットが止まらない
ベイスターズが誇るヒットメーカー・宮崎敏郎の打率が急上昇している。 6日のドラゴンズ戦でも3打数2安打とマルチヒットをマークしたことで、7月は4試合ながら16打数9安打、打率.563と大暴れ。シーズン通算打率も.325までアップし、現在首位打者をしっかりとキープしている。 今シーズンも開幕から不動のサード、そしてクリーンアップの一角として機能。6年の大型契約の初年度ながら、オープン戦から打率.424と絶好調でシーズンインし、打率も.350超えの好成績を残していた。しかし4月23日に左足ハムストリングの炎症で登録抹消されると、宮崎離脱時の4月23日から5月14日までの期間は5勝10敗とチームも下降線をたどるなど、宮崎の存在の大きさが浮き彫りにもなった。 炎症も癒えた5月15日から戦線に復帰すると、ここまで毎試合スタメンを張り続け攻守でチームに貢献。6日のゲームでも初回に2点を先取し、なお一死二塁で「みんながつないで先制できたので、自分も後ろにつなぐ意識で打席に入りました。自分のスイングができ、最高の結果となり良かったです」と振り返る一打は左中間を破るツーベースヒットとなり、決して足の速くない佐野恵太を悠々ホームに迎え入れた。3点先取となったことで、3回にドラゴンズに作られたチャンスにも内野が前進守備を引くリスクを取らずに済むなど、相手にボディブローのようなダメージを与えるタイムリーだった。三浦大輔監督もこの一打に「先制点を取って満足せずに、もっともっと、もう1点もう1点と良い攻撃ができた」と高評価を与えていた。 交流戦では打率.265と宮崎にしては苦しんだが、リーグ戦に絞ると打率は.355まで跳ね上がっていることからも、2017年以来のリーディングヒッターに向け視界良好な“ハマのプーさん”。「まずは3割」と毎年目標を掲げているが、その先の「もう一度、首位打者を」も現実味を帯びてきた。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年07月07日 11時00分
巨人・坂本、前カードから異変を訴えていた? サヨナラ勝ちをかすませるアクシデントで再離脱濃厚か
単なる偶然か? いつもと違う試合前の練習にハプニングの前兆があった。 5回裏、5番ショートでスタメン出場していた坂本勇人に代打が送られた。7月6日、巨人が連勝し、首位・東京ヤクルトの連続カード勝ち越し記録を「14」でストップさせたが、またもや“キャプテン不在”となりそうだ。 >>巨人・坂本、審判の判定に不満爆発? 吉川も両手で頭抱え呆然、見逃し三振直後の態度に批判も<< 「まだゲームが終わって、話をしてないんで。正常ではなかったということですね」 試合後、原辰徳監督はTVカメラの前で坂本の途中交代について聞かれ、そう答えていた。その後、ダッグアウトに向かう通路でも記者団に囲まれたが、 「ちょっと正常ではなかったというところ」 と、繰り返すだけだった。 坂本は右ヒザの内側側副靭帯を損傷し、序盤戦を離脱している。 その右ヒザを「再び痛めた」、あるいは、「腰を強く痛めた」などの情報も聞かれたが、球団も「コンディション不良」と言うだけ。医師による診察・検査はこれからだとしても、球団が言葉を濁す時は、“重症”のケースが多い。 「ヤクルト追撃の態勢が整ったものの、チームリーダー不在のピンチとなってしまいました。右ヒザのリハビリ中、坂本は『思ったよりも治るのが遅い』『ラクになってきたと思ったら、また痛くなったり』とこぼしていました」(球界関係者) 試合終了時点では「3回裏の第2打席で、胸元付近のボールをのけ反って避けた際に腰を痛めた」との情報が有力だが、原監督は「坂本の異変」に気づいていたようだった。 同日の試合前、中山礼都が一軍合流している。 中山は坂本不在の間、スタメンショートを務めてきた。坂本復帰と同時にファーム降格となったが、それは「実戦経験を積むため」だった。 「原監督は好調な若手を一軍練習に参加させてきました。一軍登録はなくても、その雰囲気や試合前の調整を体験させてきたので、その一環だと…」(スポーツ紙記者) 中山は一軍登録されず、“練習参加”のみでグラウンドを後にした。しかし、単なる“一軍体験”ではなかったようだ。 「広島遠征の時から(7月1~3日)、坂本は違和感を報告していたようなんです。ここ最近、攻守交代でベンチに向かう際も走らず、歩いていました」(前出・球界関係者) そう言われてみれば、前日5日も坂本は途中交代している。その時点では「勝ちゲームの安全圏に入ったから、休憩」と思われていた。中山の一軍合流もそうだが、原監督は湯浅大を守備につけるなどし、有事に備えていたのだ。 後付けかもしれないが、中山合流の日、坂本はストレッチ系の準備運動でいつも以上の時間を費やしていた。 「本来なら、坂本は1番か3番を打つタイプですが、5番を任されてきました。本調子ではなかったからでしょう。守備にしても、下半身を使わず、腕の振りだけで一塁送球していました」(前出・同) サヨナラ勝ちを収めたため、キャプテンの故障・途中交代による暗い雰囲気は感じられなかった。ケガは仕方ない。だが、「自身が思ったよりも治りが遅い」とこぼしていたのが気になる。この時期の長期離脱はヤバイ…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年07月07日 10時50分
AEW無期限遠征中の竹下幸之介が注目のツイート「大仁田厚と電流爆破やりますか?」大仁田は即受諾!
アメリカAEWに長期遠征中の竹下幸之介が、DDTプロレスの9.4愛知・名古屋国際会議場イベントホールで行われる電流爆破デスマッチに参戦の名乗りを上げた。 今年の4月に米国に旅立った竹下は8月に一時帰国し、DDTの8.20東京・大田区総合体育館大会に出場することが発表されている。 竹下は日本時間5日に「最近狂ったように90年代のFMWを見漁ってて。子供の頃に見てたものを今もう一度見ると、その時の気持ちを思い出せるんです。ちょうどこの日は日本に一時帰国してるタイミング。大仁田厚と電流爆破。やりますか?」とDDT9.4名古屋大会のツイートを引用リツイート。さらに、竹下とはサウナカミーナの同志である勝俣瞬馬も「竹ちゃん!ちょっと!先にずるい!俺令和の邪道になるには、大仁田厚を倒さないといけないんだよ!大仁田さんよぉー!俺らと闘ってくれよ!あんたに勝ってジャケットもらって着てやる!!!それで俺が令和の邪道になるんだ!!爆破より熱い熱波WER!!を届けるぜ!」と6日にツイート。 この竹下と勝俣のツイートに対して、大仁田は「どんとこい!お前らみんなまとめて電流爆破じゃ 挑戦状もSNSの時代か!俺は書状で持参したもんだが…紙で持ってこい紙で(笑)」と挑戦状を持って来いと要求。これに青木真也が「我々(某先輩と青木真也)は大仁田厚を応援します」と乗っかったため、大仁田は「青木選手よ ついに目覚めてくれたか?ももクロ歌合戦の武道館の電流爆破が効いてるか?ありがとう青木真也!お前はいい奴じゃ」とすぐさま反応。 このやり取りから、9.4名古屋大会で竹下&勝俣と大仁田&青木が絡む電流爆破6人タッグマッチの実現が濃厚となった。 大仁田と竹下は2020年に埼玉・さいたまスーパーアリーナ、東京・渋谷HARLEM、東京・としまえん(閉園)で、計3回、路上電流爆破で対戦しており、竹下はその後、KO-D無差別級王座を奪還し、昨年度の「プロレス大賞」敢闘賞を受賞、アメリカAEWへ長期遠征するなど、世界の竹下へと成長を遂げており、大仁田との再会が注目される。(どら増田)
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マーベラスを仙女勢がジャック!橋本千紘「世界初6本のベルトを懸ける」GAEAISMは4冠の権利闘争に!
2021年06月07日 11時30分
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スポーツ
阪神・藤浪、今後の先発起用は絶望的? 球団OBも決断に疑問、矢野監督が突然二軍調整を打ち切ったワケは
2021年06月07日 11時15分
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スポーツ
SKE48荒井優希がさいたまスーパーアリーナにレスラーとして出場!敗戦も次戦はシングルマッチに決定
2021年06月07日 10時50分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分