スポーツ
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スポーツ 2022年07月11日 19時30分
中日・京田、電撃トレード説が急浮上か 最有力候補はロッテ? 突然の抹消が憶測を呼ぶ
2017年のプロ入りから中日でプレーし、昨季までに通算で「657試合・.250・19本・173打点」といった成績を残しているプロ6年目・28歳の京田陽太。11日、NPBが公示した登録抹消がネット上で物議を醸している。 NPB公式サイトはこの日、中日が京田、福元悠真、松葉貴大の3名を登録抹消としたことを公示。松葉はこの日新型コロナ感染が判明したためと報道された一方、京田、福元の2名については詳しい理由が伝えられていない。 今季の京田は「.157・2本・7打点」と不振にあえいでいた5月4日・DeNA戦で、遊ゴロを後逸するなど守備でも精彩を欠いたことが決定打となり、立浪和義監督から試合中に二軍への強制送還を命じられる(抹消は翌5日)。その後、6月17日・巨人戦から一軍に復帰したが、同日から7月10日までの打撃成績は「15試合・.214・1本・1打点」とサッパリだった。 >>中日・京田に「常軌を逸してる」ファンドン引き ボールボーイに防具を投げつけ、死球の怒りは2週間前に伏線アリ?<< 京田の登録抹消を受け、ネット上には「特に理由報じられてないけど多分打撃不振のせいだな」、「守備はある程度安定はしてるけど、打率1割台だとさすがに使いにくい」、「二軍でもう一回再調整して、オールスター明けぐらいに戻ってこいってことだろうな」と納得の声が寄せられた。 ただ、ファンの間では「今の球団なら京田トレード放出をやりかねない、ついこないだも突然石岡出したばかりだし」、「ロッテあたりと電撃トレード成立って展開になるのもあり得なくはないぞ…」と今回の抹消はトレードの布石ではいう憶測の声も少なからず上がっており、Twitterでは一時「京田トレード」というワードがトレンド入りした。 「中日は4日に打率『.360』と好調だった内野手・石岡諒太の登録を突然抹消。ファンから疑問の声が上がる中、4日後の8日に石岡とオリックス外野手・後藤駿太の交換トレードを発表しファンを驚かせました。このこともあり、今回の京田の登録抹消も電撃トレードの前触れなのではと勘繰っているファンは少なからずいるようです。立浪監督は5月に京田を強制送還した際に『戦う顔をしていない』と強い不満をにじませたことが伝えられていますが、再昇格後も復調を見せない京田に業を煮やし、代わりの遊撃手やその他手薄なポジション(三塁手、先発など)を獲得するためのトレード要員とすることを決めたという可能性も決してゼロではない状況ではあります。また、もし本当にトレードに動いているとするならば、作戦サイン流出の問題がなく遊撃も手薄なパ・リーグ球団であり、昨年も中日と野手のトレードを行っているロッテが相手先の最有力候補ともいえそうです」(野球ライター) プロ1年目の2017年からレギュラーをつかんだ生え抜きの遊撃手でファン人気も高い京田。球団が登録抹消以外の動きを見せているわけではないため、現時点では一部ファンによる憶測にとどまっているが、今後もし本当にトレード放出となれば球界に衝撃が走ることは間違いなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月11日 18時30分
大相撲、平幕・佐田の海が審判に抗議?「出てなかったか」際どい判定に本音を漏らし話題
10日に行われた大相撲7月場所初日。平幕・碧山に敗れた平幕・佐田の海の取組後コメントがネット上で話題となっている。 佐田の海は立ち合いから積極的に前に出たが、土俵際を反時計回りに動きながら引いた碧山についていけず地面にバタリ。行司軍配は碧山に上がったが、佐田の海の体が落ちる直前に碧山の左足つま先が土俵外についていたのではと勝負審判から物言いがついた。 NHK中継では審判が協議する間に取組のスロー映像が流されたが、碧山のつま先がついているのかどうか、映像でもはっきりとは確認できず。結局、1分半ほど協議した審判は「協議した結果、足は残っていました。軍配通り碧山の勝ちといたします」として判定は覆さなかった。 その後、次の取組で戦う力士(平幕・若元春、平幕・遠藤)が土俵に上がったところで、花道担当アナウンサーが佐田の海の取組後コメントを伝える。それによると、佐田の海は当初は「相手の足が残っていたと思いましたので仕方ありません。前に出ていましたし足の感覚もいいので、これを明日以降につなげていきたい」と判定に納得した口ぶりだったというが、取組終了後に中継で再度流されたスロー映像を確認した後に「ん? これは碧山関(のつま先が)出てなかったですか?」と一転して未練をにじませたという。 >>大相撲、大関・貴景勝戦で大誤審?「誰1人気付かないのはおかしい」取組中の映像が物議、朝青龍氏も疑問<< この佐田の海の取組後コメントを受け、ネット上には「リプレーでも分からないほど際どかったから異議を唱えたくなる気持ちは分かる」、「内容だけを見るなら完勝といって過言じゃないくらいの相撲だったからなあ」、「三役の座が久しぶりに見えて来てるだけに、本人としても簡単には負けを認めたくないんだろうな」と同情の声が多数寄せられた。 「佐田の海は2003年3月場所で初土俵を踏んだ35歳のベテランで、かねて父の先代・佐田の海(元小結)のように三役力士となることを目標に掲げている力士。現時点での最高位は西前頭筆頭(2015年7月場所)とわずかに目標に届いておらず、近年は十両から平幕中位~下位の間を行き来していました。ただ、先場所は『11勝4敗』と優勝争いに絡む好成績をマークし、今場所は2015年11月場所以来となる西前頭5枚目に在位。他上位力士の成績にもよりますが、場合によっては悲願の三役昇進も射程圏内となっています。目標実現に向けて先場所と同程度の成績が欲しいだけに、際どい判定に未練をにじませたのもある意味では当然といえるのではないでしょうか」(相撲ライター) 立ち合いから出足鋭く碧山を引かせるなど、相撲内容自体は勝っていたといえる佐田の海。敗戦を引きずらずに切り替えられるかどうかが残り14日間の成績を大きく左右しそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月11日 18時10分
オリックスから中日へトレードの後藤駿太「また僕が元気にプレーしている姿を見てもらえることが恩返し」
プロ野球オリックス・バファローズと中日ドラゴンズは8日、オリックスの後藤駿太外野手と、中日の石岡諒太外野手のトレードが成立したと発表した。背番号は二人とも「00」。 「駿太」としてもファンから愛されていた後藤は2010年ドラフト1位で入団。高卒ルーキーながら開幕スタメン起用されるなど期待されていた。守備は日本代表クラスのレベルを誇り、昨年は守備面でチームのリーグ優勝に貢献。今シーズンは序盤こそ打撃が好調だったものの、ファームと行き来していた。新天地での活躍を期待したい。 後藤は「オリックスにはドラフト1位指名で取っていただいて12年間本当にお世話になったチームですので感謝の気持ちしかありません。ここまで期待をしていただいた中で、なかなかその期待に応えられなかったことは、チームの関係者やファンの皆さんに対して本当に申し訳ない気持ちです。そんな中でも、ファームにいる時もモチベーションを上げていただいていたコーチ陣、スタッフの方々やチームメート、そして応援に来てくださっていたファンの方々には本当に感謝したいです。これから舞台が変わることになりますが、また僕が元気にプレーしている姿を見てもらえることが恩返しだと思って、オリックスでかなわなかったことは次の舞台でも目標に掲げて、自分らしさを出して頑張っていきたいと思います」とコメントした。 石岡は2015年ドラフト6位で中日に入団。JR東日本出身とあって、西野真弘、田嶋大樹とは親交があるという。今シーズンは11試合の出場にとどまっていたが、打率は.360をマーク。ファームでも好調だったため、打撃面が補強ポイントだったオリックスは調査していたという。石岡は「中日ドラゴンズで6年半お世話になり、ありがとうございました。活躍することができませんでしたが、オリックスで活躍することが恩返しになると思います。怪我が多かった6年間ですが、みていただき、ドラゴンズには感謝しかないです。オリックスでも頑張ります。ありがとうございました」と感謝の意を口にした。 石岡は9日に入団会見を行うと、すぐに一軍登録され、ほっともっとフィールド神戸で行われた千葉ロッテ戦の8回に申告敬遠で歩かされた吉田正尚の代走として早速試合に出場し、10日の試合では1番レフトでスタメン出場している。 シーズンも折り返し、各球団最後の補強合戦が繰り広げられそうだ。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2022年07月11日 17時30分
DeNA、“左腕4兄弟”がついにそろい踏み! 盤石のローテーションで借金完済狙う
2017年に日本シリーズに進出したベイスターズ。その年は先発の今永昇太、濱口遥大、石田健大の3人のサウスポーで計27勝を挙げ、ローテーションの中心としてチームを上位に押し上げる原動力となった。さらにその年のドラフトで東克樹を1位で単独指名し、他球団もうらやむ左腕4枚の先発陣を形成するかと話題になった。 しかし2018年はチーム方針から、石田が中継ぎと先発を掛け持ちし、濱口はルーキーイヤーの成績を超えられない状況。東は2020年、トミー・ジョン手術で左ヒジにメスを入れ、今永も一昨年左肩の手術に踏み切るなど、四者四様の問題を抱えていた。 そして今シーズン、東は開幕投手に指名され、濱口はオープン戦から好調をキープ。石田は先発に専念し、今永は開幕には間に合わなかったが、ゴールデンウィークには戦線復帰を果たした。 しかし石田と濱口は4月のアタマに新型コロナに罹患の憂き目に遭い戦線離脱し、東は不調で今永と入れ替わるようにファームで再調整。まるで呪われたように、4人が同時にローテーションに名を連ねることはない状況だった。 潮目が変わったのは交流戦。濱口、石田が相次いで復帰すると、今永はファイターズ相手にノーヒットノーランを達成。リーグ戦に戻ってからは、東は6月23日に待望の初勝利を挙げると、3連続で先発としての仕事を果たし、石田にも3月30日以来の勝ち星をマーク。ノーノー以来精彩を欠いていた今永も、ボールの強さが蘇り1勝を挙げると、濱口も2回連続して7回2/3を投げ切り計1失点。今永と濱口は、直近の週末の東京ドームでジャイアンツ打線をきりきり舞いさせるなど、インパクトの強いピッチングを披露。梅雨が開けてから、全員がスターターとしての仕事を見事に全うしている。 話題となった“左腕4兄弟ローテーション”から早5年。おのおの紆余曲折を経て、ついに結成された強力サウスポー先発陣の奮闘で、三浦大輔監督の掲げる「オールスターまでに借金完済」を具現化させる原動力となる。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年07月11日 15時30分
大相撲、大関・正代に「最悪の負け方」解説の北の富士氏が酷評 格下相手の“自滅”は苦手意識も影響か
10日に行われた大相撲7月場所初日。黒星スタートとなった大関・正代の相撲内容がネット上で物議を醸している。 先場所「5勝10敗」でカド番に転落した正代はこの日、「9勝6敗」と勝ち越した平幕・琴ノ若と対戦。今場所も負け越しなら関脇転落となる正代としては、取りこぼしをせず順当に勝利したい一番だった。 ところが正代は立ち合い、胸でぶつかった直後に突然引きに転じ、これを機とみた琴ノ若に押し出されあえなく敗戦。わずか4秒ほどで決着となった取組終了後、この日NHK中継で正面解説を務めた北の富士勝昭氏(元横綱)は「最悪の負け方だね。(本人も)あんまり悔しそうでもないね」と格下相手に引いて自滅した相撲内容を酷評した。 >>大関・正代に「もう言うだけ無駄」OBから酷評相次ぐ カド番転落の5月場所、露呈した“悪癖”は改善するか<< 正代の相撲を受け、ネット上にも「どっちが大関か分からないレベルの酷すぎる負け方」、「出足はまずまずだったのになんですぐに引いてしまったのか」、「土俵際でもほとんど粘れてなかったし先が思いやられるな」、「番付考えたら普通に勝たなきゃいけない相手なのに…苦手意識が強すぎたのか?」といった苦言が多数寄せられた。 「正代は過去に琴ノ若と3度(2021年9月、2022年3、5月)対戦経験がありますが、それぞれ上手投げ、寄り切り、突き落としで敗れ3連敗を喫しています。今場所の敗戦で連敗は4に伸びましたが、正代が琴ノ若に対して苦手意識を持ち、それが相撲に影響したのではというファンの見方も散見されます。また、今回の取組は1度目の立ち合いで琴ノ若がつっかけ不成立となっているのですが、これにより正代は2度目の不成立は避けよう、しっかりと呼吸を合わせようという意識が働き、その分立ち合いで立ち遅れてしまったという可能性も考えられそうです」(相撲ライター) 取組後の報道では「初日ということもあってちょっと硬かった。対応できてなかった」と敗戦を振り返ったことが伝えられている正代。ファン・OBから苦言を呈された初日の反省を2日目以降に活かすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月11日 11時30分
『NEW BLOOD 3』天咲美由と対戦のジュリア「けっこう図太い性格してます?」とスーパールーキーを評価!
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは8日、若手中心としたブランド『NEW BLOOD』の第3弾『NEW BLOOD 3』を、東京・品川インターシティホールで開催した。 メインイベントでは、スターダムの生え抜きルーキー天咲美由の「超新星五番勝負」第一戦として、ジュリアとのシングルマッチが組まれた。 天咲は限られた技と気持ちをジュリアにぶつけて行き、ジュリアも15分という試合時間をフルで天咲の気持ちを受け止めたため、好勝負に。特に天咲のエルボーはかなり上達していた。最後は残り1分を切ったところで、ジュリアが「がんばれよ」と言いながら、滞空時間の長いグロリアス・ドライバーが決まり、3カウント。ジュリアが粘る天咲を破っている。 試合後、ジュリアは「『NEW BLOOD 3』にお越しの若い女が好きで好きでたまらない諸君、ごきげんよう。光由、光由、天咲光由、なかなかいいエルボー持ってるじゃん。そのエルボーがあれば、私は認めたくはないけど、効いちゃったよ。でも、でも、でも、それだけじゃあ、まだダメだよなあ。てっぺんめざすんだよなあ。もっともっと苦しんで、もがいて、もがいて、てっぺんめざして行け。君の行く道は、まだまだ果てしない。でもな、その先には無限の未来が待ってんだよ。テメエの足で歩き通せ。またちょっと成長した頃にシングルマッチやろうよ。また潰してあげる。アリベデルチ、またな」とエールを贈ると、天咲は「今日負けてしまって本当に悔しいです。この五番勝負で絶対成長、そして、この『NEW BLOOD』という大会で私が中心になります。ジュリアさん、ジュリアさん、ジュリアさん、リングに上がってください。今日はありがとうございました。負けちゃった私が言うのもあれなんですけど、この大会、私が締めてもいいですか」とジュリアに聞くと、「オマエが言ったんじゃないか。『NEW BLOOD』は私のための大会だって。オマエが締めろ」と言って、天咲に大会を締めさせた。 バックステージで天咲は「『NEW BLOOD 3』本日、私の五番勝負1戦目がジュリアさんで、負けちゃって、すごく悔しかったです。でもこの五番勝負で、成長してみせます。そしてこの『NEW BLOOD』という大会は、私が中心の大会にして行きたいと思います」とコメント。 ジュリアは「『NEW BLOOD』初めて出させてもらったんですけど、天咲光由と初対戦。メチャクチャ楽しかった。思ったより、なんだろう、思ったより、なんだろう、身体に芯が感じられると言うか、見てるのと実際肌で触れるのと違うと思ったので。前、昔、私が欠場中の頃かな、一緒に何回か練習したことあるけど、その頃より全然、触れ合った感じがすごいドシっとした。今後に期待かなと思いますね。まだまだだけどね。でもエルボーは良かった。あと、なんだろう、けっこう図太い性格してます?ジュリアを呼びつけて、勝手に肩借りるなんて、まあすごい性格してるなと思って。まあそういうところも認めてやろう」と天咲の逸材ぶりを評価していた。 殺伐とした試合が続いているジュリアにとっても、刺激的な一夜になったようだ。◆スターダム◆『NEW BLOOD 3』2022年7月8日東京・品川インターシティホール観衆 419人(超満員札止め)▼超新星五番勝負 第一戦(15分1本勝負)○ジュリア(14分21秒 片エビ固め)天咲美由●※グロリアス・ドライバー(どら増田)
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スポーツ 2022年07月11日 11時10分
阪神、ヤクルト中止は再低迷のきっかけに? 目前の大記録も足かせか、前半戦で待ち受ける不安要素は
前半戦の残り12試合が、全て屋外球場での試合となる。「暑さ対策」が万全なら、矢野阪神が後半戦の主役にもなれるのだが…。 7月10日、東京ヤクルトに新たな新型コロナウイルス陽性者が判明し、2日続けての試合中止となった。 >>阪神戦、塁審が選手に接近しアウトコール5連発!「煽ってるのか」先月に続く行き過ぎた態度に怒りの声<< 「午後から神宮球場を借り切って、約2時間、軽めの練習をしてから甲子園に戻ります」(在阪記者) 中止となったヤクルト戦は9月に組み込まれる。それが消化試合となるか、優勝争いの絡んだ熱い一戦と化すかは夏休み期間中の展開次第だが、この日の練習光景に今年の阪神の「不運さ」も垣間見られた。 「10日に先発登板する予定だった伊藤将司はキャッチボールこそ軽めでしたが、ランニングに時間を割いていました」(前出・同) 厳密に言えば、伊藤は9日先発の予定で、10日に試合が行われていれば、スライド登板となっていた。チーム関係者によれば、「14日の巨人戦に回る」とのこと。好調の伊藤を温存できたのは大きい。 しかし、「不運さ」も見られた。 フリー打撃で4番・佐藤輝明が柵越えを連発していた。それも、スタンド中段まで。「バッティングは水物」とはよく言うが、佐藤の好調さを実戦で使えなかったのはもったいない限りだ。 練習を見守っていた矢野燿大監督は7月12日の巨人戦から9連戦となるタイト・スケジュールについて聞かれ、前半戦で借金を完済する計画を伝えていたが、その場合、球宴までの残り12試合を「9勝3敗」で乗り切らなければならない。 「残り12試合の内訳ですが、甲子園で9試合、マツダスタジアムで3試合。全て屋外球場となります」(球界関係者) この時期、ナイトゲームと言っても19時台まで日中の暑さがグラウンドに残っている。試合前の練習は炎天下だ。練習量を減らすなどの工夫も必要だが、少なすぎると、試合で失敗してしまう。 「中日3連戦初戦(15日)は才木浩人、広島3連戦初戦(18日)は桐敷拓馬。矢野監督は3連戦の初戦に若手をぶつける構想です」(前出・同) 才木は3日の中日戦で3年ぶりの勝ち星を挙げた。桐敷も前回広島戦で5回1失点と好投しており、勝算があっての先発起用だと思うが、両投手とも「2戦連続で同カード先発」というのがちょっと気になる。 「日程上の巡り合わせ、仕方ないこと」 チーム関係者はそう語っていたが、こんな指摘も聞かれた。 「球団通算5500勝まで、『あと6勝』と迫りました。ひょっとしたら、前半戦の残り12試合の9戦目で先発する桐敷に、ヘンなプレッシャーが掛からなければいいんですが」(プロ野球解説者) 矢野監督は節目のカウントダウンについても聞かれ、「伝統って大事にしていきたいことやし、改めて思い出したりする機会かなと思う」と感慨深げに答えていた。しかし、その伝統球団の重圧に苦しんできたのも、矢野監督だ。 勝率5割の借金完済となれば、トラが勢いづくのは必至。これも日程上の巡り合わせだが、阪神は9月にヤクルトとの直接対決を多く残している。まずは、5500勝の重圧を切り切ることだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年07月11日 10時50分
DDT赤井沙希が秋山準へ七夕のラブコール「大田区で秋山さんの隣に立ってたくさん学ばせてください」
DDTプロレスが7日、東京・新宿FACEで『DDT FREE ~みんなで声出そう!~』を開催。今大会はソーシャル・ディスタンスの座席を確保し、不織布マスクの着用を徹底し、万全の感染対策を施した上で、約2年ぶりに「声出し応援」を解禁。大いに盛り上がった。 この日の第4試合で、秋山準&火野裕士&納谷幸男&石田有輝が、HARASHIMA&大鷲透&坂口征夫&岡谷英樹のイラプションと対戦。試合はゴツゴツとした一進一退の攻防となり、新人の石田も相撲殺法で奮戦し、場内を盛り上げたが、最後は実力とキャリアで上回るHARASHIMAの蒼魔刀が決まり、カウント3。 試合後、坂口がセコンドに就いていた赤井沙希を呼び込むと、赤井はマイクを掴み、退場しようとしていた秋山に「秋山さん、ちょっと待ってください。私と組んで戦ってください」と“七夕のお願い”をする。秋山が「俺が組むの?坂口いいのか?リーダーがいいなら」と秋山らしく、「筋を通せ」と赤井に促す。 これを受けて、坂口が「これから先、イラプションはもっと強くなって行かなきゃいけないんです。その中で赤井なりの考えがあっての行動だと思うんで、自分は大丈夫です」と容認すると、赤井は「秋山さん、私もっと強くなりたいんです。大田区で秋山さんの隣に立って、戦いの中で、たくさん学ばせてください。よろしくお願いします」と頼み込み、秋山は「OK」とこれを受諾。 バックステージで秋山は「コーチという面もあるので、組んでと言われたら拒むものはない。男と同じように、横に立って、言うことは言うし、もしかしたらダメ出しも男以上に言うかも。それでもいいならやりましょう。ミックストタッグなので、同じような感じか、赤井選手がよければ男2人で構わないだろうし。何も拒むものはない。女2人はちょっと拒むかな」と少し照れ臭そうにしながらもコーチの立場として、赤井の気持ちを受け止めると述べた。 ビッグマッチである8.20東京・大田区総合体育館大会で、クリス・ブルックス&朱崇花と対戦する。◆DDTプロレス◆『DDT FREE ~みんなで声出そう!~』2022年7月7日東京・新宿FACE観衆 160人(札止め)▼8人タッグマッチ(30分1本勝負)秋山準&火野裕士&納谷幸男&●石田有輝(13分7秒 片エビ固め)HARASHIMA○&大鷲透&坂口征夫&岡谷英樹※蒼魔刀(どら増田)
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スポーツ 2022年07月10日 11時00分
大関・正代に「もう言うだけ無駄」OBから酷評相次ぐ カド番転落の5月場所、露呈した“悪癖”は改善するか
10日の初日が間近に迫った大相撲7月場所(24日まで)。先場所を「12勝3敗」で制した横綱照ノ富士の連覇と共に注目されているのが、貴景勝、御嶽海、正代の3大関の調子だ。 先場所は貴景勝が「8勝7敗」、御嶽海が「6勝9敗」、正代が「5勝10敗」と誰も優勝争いに絡めず多くのファンを失望させた大関陣。中でも唯一2ケタ敗戦を喫した正代にはファンのみならず、複数の角界OBからも厳しい指摘が寄せられた。 >>大関・正代の悩み吐露に「何の対策もしてないのか」厳しい声 稽古後に明かした体重減が物議、課題を放置?<< NHK大相撲専属解説者・北の富士勝昭氏(元横綱)は、5月10日の3日目・小結大栄翔戦の相撲内容を問題視した。正代は立ち合いから大栄翔にのど輪で上体を起こされると、ほとんど何も抵抗できないまま土俵外へ。取組時間わずか4秒のスピード敗戦を喫した。 この相撲について北の富士氏は、翌11日の『中日スポーツ』(中日新聞社/電子版)の記事内で「何度、同じ負け方をすれば気が済むのかと理解に苦しんでしまう。もう言うだけ無駄である。どうぞ好きにやってもらった方が良い。期待をした方がバカを見るだけ」とコメント。立ち合いから上体を起こされての敗戦を何度繰り返しているのかと痛烈に批判した。 陸奥部屋を率いる陸奥親方(元大関霧島)は、5月17日の10日目・関脇若隆景戦を受けて苦言を呈した。若隆景に懐に潜り込まれた正代は左を差して応戦しようとしたが、右おっつけを合わされ差せないまま一気に土俵際へ後退。逆転を狙い、俵に足をかけながらの小手投げを狙ったが不発に終わりそのまま寄り切られた。 この日NHK中継で解説を務めていた陸奥親方は、立ち合いから押されなすすべなく敗れた正代に対し「正代がもう…(若隆景の当たりを)まともに受けてるだけですから」、「このおっつけ(を食らって)、全く差せませんよね。差すにはもっと強く当たらないと差せないですよね」と発言。立ち合いの踏み込みが甘く、そのせいで相手に完全に当たり負けしていたと見解を述べた。 相撲協会・八角理事長(元横綱北勝海)は、5月場所負け越しが決まった13日目・御嶽海戦の内容に不満をにじませた。正代は立ち合いこそ御嶽海に勢いよくぶつかったものの、そこからズルズルと土俵際に後退。左上手を引きながらなんとかこらえようとしたが、最後まで御嶽海を押し返せないまま寄り切られた。 八角理事長は取組終了後に応じた取材の中で、敗れた正代について「番数を増やさないと、立ち合いの重さが出てこない」とコメント。立ち合いから劣勢を強いられたのは稽古不足によるものだと指摘したことが伝えられた。 稽古不足により立ち合いから腰が高くなっている上、腰が高い分出足も鈍っていると角界OBから問題視されている正代。2年ぶりに出稽古が解禁された今場所前は、高安、逸ノ城、錦木ら他部屋の幕内力士と精力的に稽古を行ったことが伝えられているが、ここでどれだけ腰高の悪癖を修正できたかが今場所の成績を大きく左右することになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月09日 17時30分
巨人・ウォーカー、好調キープは対広島次第? 守備難改善も進む助っ人の今後は
助っ人としての存在感が日増しに大きくなってきている。 今季より巨人に加入したアダム・ウォーカーは、ここまで巨人打線の軸として十二分な活躍を続けている。 打率3割1厘、16本塁打、打点36(7月6日時点、以下同)と、期待以上の数字を残しており、本塁打数は岡本和真、丸佳浩に次いでチーム内で3位、リーグ全体でも堂々のトップ5に着けている。MLB出場経験は無く、「米独立リーグMVP」という異色の肩書と共に来日したウォーカー、日本球界で一気に開花した。 月間別の打率を見ると、レギュラーとして常時出場するようになった4月が.279、5月が.301、6月は.330と、月を追う毎に上昇曲線を描いている。また、首位を独走するヤクルト相手にはここまで.381とめっぽう強く、7月5日からの3連戦でも初戦、2戦目に計3本の長短打を放っている。 一方で、苦手とする相手も解り易く数字が示している。広島投手陣には.140と抑え込まれており、出塁率も.173と極めて低い。7月に入ってから最初のカードとなった広島3連戦で僅か1安打、5個の三振を喫するなど、先月までの好調ぶりが影を潜めることとなった。 特定のチーム、投手への苦手意識がはっきりしていることは、今後の大きな課題となる事は言うまでもない。大きく差を開けられているヤクルトをここから追いかけるためには、ウォーカーの打棒への期待はさらに大きくなるはずだ。 そして、来日以来、もう一つ注目を集めているのが外野守備だ。レフトで起用されている今季、浅いフライでも、タッチアップからホームを狙われるなど、『弱肩』というウィークポイントを早くから露呈し、打球判断やキャッチングにおいても拙いプレーが目立った。 しかし、6月28日の中日戦では、本塁への豪快なダイレクト返球で得点を防ぐというビッグプレーを見せており、また7月6日のヤクルト戦でも村上宗隆の放ったフェンス直撃2塁打に、センター丸のバックアップに入り、的確にクッションボールを処理している。 もはやお馴染みとなった亀井善行コーチとの守備練習が成果となって現れてきており、そのひたむきな姿に、ファンからの称賛の声は膨らみ続けている。複数のマイナー球団を渡り歩いた後、米独立リーグでのプレーを経て巨人のユニフォームを着ることとなった苦労人、アダム・ウォーカー。シーズン後半もどんな成長を遂げるか、非常に楽しみだ。(佐藤文孝)
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前高砂親方の違反行為、貴闘力氏が暴露していた? 外出禁止下の外食で退職へ、愛弟子・朝乃山の処分にも影響か
2021年06月11日 15時30分
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スポーツ
故障者続出の巨人にもはや上がり目はない? 復帰間近の坂本・山口に不安な情報、大逆転での3連覇は絶望的か
2021年06月11日 11時10分
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スポーツ
ヤクルト・村上の“密かな”ファインプレーにファン驚愕「周り見え過ぎててヤバい」 常識外れの集中力は以前から?
2021年06月10日 18時30分
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スポーツ
DeNA・エスコバー、交流戦不調は息切れのせい? タフな鉄腕もフル回転で限界寸前か
2021年06月10日 18時20分
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スポーツ
ソフトB・周東、放心状態でベンチ裏に失踪? カメラに映った異様な光景に「メンタル壊れてる」ミスの影響か、心配相次ぐ
2021年06月10日 15時30分
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スポーツ
エンゼルス・大谷に打撃不振の危機? 指揮官が危惧する四球攻め、体たらくな同僚たちにも頼れずか
2021年06月10日 11時00分
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スポーツ
DDTが谷津嘉章の復帰2戦目を発表「レスリング出身者を集めるのは難しくない」8人タッグ王座に挑戦!
2021年06月10日 10時50分
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スポーツ
東京女子プロレス山下実優がプリプリ2冠制覇に向けて強い意欲「しっかり前に進んでいきたい」 SKE48荒井優希初シングルの相手も決定
2021年06月09日 22時30分
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スポーツ
元阪神・江夏氏に「二度と解説聞きたくない」ファン激怒 負傷交代の中田を「練習不足」と切り捨て批判相次ぐ
2021年06月09日 19時30分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分