スポーツ
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スポーツ 2022年11月24日 18時30分
DeNA・坂本「お互い頑張ろうと話はしました」 中日移籍・砂田との絆で目指す捲土重来
トレードはプロ野球選手にとって宿命。だがファンやチームメイトにとってやりきれない思いが錯綜する制度であることも否めない事実だ。 11月18日の12時、ベイスターズ・砂田毅樹とドラゴンズ・京田陽太の1対1のトレードが発表された際は、両チームのファンのみならず、野球界全体に衝撃が走った。 ベイスターズファンにとって砂田は育成から支配下を勝ち取り、長年貴重な左腕としてブルペンを支え続けてくれた思いのある貴重な存在。2017年、62試合に登板し25ホールドをマークし、翌2018年には70試合に登板したが一転、19、20年は苦しいシーズンを送りながらも21年には見事に復活した姿は、まぶしく輝いていた。 様々な経験とともに持ち前のハングリー精神を武器に、幾多のピンチを救ってきた左腕は後輩にも慕われていた。同じ左腕である坂本裕哉もその一人だった。昨年のオフ「シーズン中からアドバイスを頂いていた。考え方の深い方。吸収して実戦で使えるように」と一緒に自主トレを敢行するほどの仲だった。 しかし来季からは違うユニフォームを着ることとなった。坂本は「今年もシーズン中からいろんな声をかけてくださいました。一軍にいても二軍にいてもいろいろなアドバイスをしてくださる先輩だったので、もちろん寂しい思いはあります」と包み隠さず心境を吐露。「本当にありがとうございましたっていう気持ちは伝えさせてもらいました。違うチームになってもお互い頑張ろうねとの話はしました」とトレード決定後はエールを送り合ったと明かした。 それでも「去年のオフからもう話を頂いて誘ってもらっていたので、1月の後半に来年も一緒に自主トレはします」と師弟関係は続行する予定。来シーズンは「まだ言われていませんが、与えられた役割で頑張ろうという気持ち」と、スターター、リリーバーの両にらみでオフを過ごすとした坂本裕哉。デビュー時は先発として育成最年少勝利の記録もマークし、2017年からはリリーバーとしてならした先輩との教えを糧に、チームに欠かせぬ存在となる。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年11月24日 17時30分
スターダムAZMが花園桃花とのハイスピードタッグ結成をアピール「同じ空気をすごく感じた」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムが19日にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開催した『STARDOM GOLD RUSH2022~ぎょーさんスターダム~』の第1試合で行われたハイスピード選手権試合、チャンピオンAZMと、花園桃花の試合の評価が高い。 AZMは「このハイスピード絶対王者のAZMが8度目の防衛に成功しました。花園ちゃん、楽しかった。(駿河)メイちゃんと仲いいだけはある。同じ空気をすごく感じた。リングでも言ったけど、次は花園ちゃんと組みたいな。私ね、勝ってメイちゃんにプレゼントすると言ったタッグもできてないから、いっそ3人でタッグ組もう」とタッグ結成を呼びかけるほど、好印象だった様子。 花園は「負けた…。絶対、私、勝ったと思ったのに。今日絶対勝って大阪のみんなに、(スペル・)デルフィンさんに、そしてメイちゃんにベルト取ったよって見せてあげたかったのに、もう!(イスを蹴る)。ごめん…。本当は本当は勝って言いたかったんだけど、私がこのベルトに挑戦した理由、そしてスターダムに上がる理由、そう私が大阪で一番強い女、今は自称だけど、いつかみんなに、みんな全員に、全人類全員にそう思ってもらえるように、私がまだキャリア4年で23歳のまだまだぺーぺーだけど、大阪の、大阪のプロレス界全部、全部背負うつもりで。いやもう全部背負ってる。全部背負って闘ってるから、この試合を見て、私の試合を見て、大阪に来てくれる人が増えたらいいなって、そんなきっかけの一部になれたらいいなと思ってます。AZMパイセンも言ってたけど、今度は組むって?仕方ないな、AZMパイセンと組んであげる。いや違う、私にはメイちゃんがいるの。私のタッグパートナーのメイちゃんと、AZMパイセンのお友達もメイちゃんだよね。3人で組もうよ、せっかくだからね。その日を楽しみに、私はまだまだこんなもんじゃ終わりません。AZMパイセンありがとうございました。まあ、そういうこっちゃ。さようならみなさん、イスごめんなさい。みんなもうちょっと笑ってよ!」と駿河メイとのハイスピーダー3人によるトリオ結成を訴えている。 この日は大阪勢が多数セコンドに付いており、ロッシー小川エグゼクティブプロデューサーの評価も高かっただけに、続きが見られる可能性は高い。(どら増田)
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スポーツ 2022年11月24日 15時30分
W杯日本戦、ドイツ選手インタビュー中「誰か日本語で叫んでる」指摘相次ぐ 正体は森保監督? 劇的勝利後の一幕が話題
23日に行われ、日本が「2-1」で勝利したW杯グループステージE組第1戦・ドイツ戦。NHK中継で放送された試合後インタビュー中の出来事がネット上で話題となっている。 同戦の日本は前半33分にPKで先制を許すなど前半はドイツに圧倒されたが、森保一監督は後半開始から冨安健洋を投入し3バックにシステムを変えると、その後も三笘薫、浅野拓磨(後半12分)、堂安律(後半26分)、南野拓実(後半30分)と攻撃的な選手を次々と起用。すると、後半30分に堂安が同点ゴール、同38分には浅野が逆転弾を決め見事逆転勝利を収めた。 >>ナイナイ岡村W杯特番「明らかにキャスティングミス」厳しい声も キングヌー井口との共演も話題<< 試合終了後、NHK中継は森保監督ら日本代表メンバーのインタビュー映像に加え、別メディアが行ったドイツ代表・ギュンドアンのインタビュー映像も同時通訳付きで放送。ギュンドアンは最初に「最後の25分はベンチから見ていてどうでしたか?」という質問を受けたが、答え出した直後に「みんなの努力が、結果に出てよかったよ!」という日本語の声が入り込む。さらに、後を追うように沸き立つような歓声も上がっていた。 試合後のギュンドアンのインタビューは、ピッチ上に設けられたインタビュースペースで行われている。また、日本代表は試合後にピッチ上で歓喜の円陣を組んでもいたが、この円陣中に発した言葉がギュンドアンのインタビューに入ったという可能性はありそうだ。 このインタビュー中の出来事について、ネット上には「ギュンドアンのインタビュー中に誰か日本語で叫んでるぞ(笑)」、「聞いた感じ、森保監督が叫んで選手も盛り上がったって感じか?」、「一喜一憂しないって言ってたのにめっちゃ喜んでて笑った」、「よほど歓声大きかったのか、同時通訳の人が聞こえないってボソッと漏らしてたのも面白かったわ」といった面白がる声が寄せられた。 森保監督は試合後インタビューの中で「まだ1試合終わっただけですので、一喜一憂しすぎずしっかり今日終わったことを反省して、次の試合に向けて勝利をめざして戦いたいと思います」と、喜ぶのはまだ早いと冷静なコメントを残している。もちろん選手・スタッフも同様の思いは持っていたものと思われるが、日本史上初となるW杯での逆転勝ち、W杯史上でも1978年アルゼンチン大会のオーストリア代表以来となるドイツ相手の後半逆転勝利とあり喜びを100%抑え込むのは難しかったようだ。 グループE組は日本戦後に行われたスペイン対コスタリカ戦でスペインが「7-0」と大勝したため、日本は得失点差でグループ暫定2位に。次戦の27日・コスタリカ戦に勝利した上で、スペインがドイツ相手に引き分け以上だと第3戦を待たずにグループリーグ突破が決まる状況となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月24日 11時30分
貴闘力氏が長男で『D王』決勝進出の納谷幸男を激励「胸を借りるつもりで頑張ってくれ」
DDTシングル最強決定リーグ戦『D王 GRAND PRIX 2022』で初出場初制覇の偉業に向けて好調なスタートを切った“大鵬三世”納谷幸男が22日、父で大相撲元関脇・貴闘力氏(元大嶽親方)とともにギャンブル特訓を行った。 12月4日の東京・後楽園ホール大会で行われる優勝決定戦で、上野勇希と対戦する納谷は「D王GPというリーグ戦があって、決勝まで残ることができました」と父に報告すると、貴闘力氏は「オマエ、結構出世してるの?頑張らなきゃいけない。でも、もともとコイツは一発、勝負運が弱い。ハングリーで頑張ってるような人間がみんなに好かれるんだよ。オマエをそういう風に育てたつもりなんだけど、そういう風になってるか?相手を引きずり降ろして勝つんだという気迫がないとダメなんだよ。だから、その気迫をギャンブルで教えてやる。俺に勝ったら、ご利益で運気が上がるように」と何やらキナ臭い勧誘。2010年6月、野球賭博に関与していたことが発覚し、角界を追われた過去がある貴闘力氏だが、「裏はやってないから。お金はもう12、3年も賭けてない」と言うと、ブラックジャックを始める始末。 すると、父とは違ってギャンブルは初心者の納谷が、ギャンブル通の父から勝利を飾るという奇跡が起こる。この結果を受けて、貴闘力氏は「今日勝ったんだから、運気は上がる。誰と当たるんだ?上野勇希君?オマエより絶対強いだろうけど、胸を借りるつもりで頑張ってくれ」とあっさり負けを認めると、現在開催中の大相撲九州場所では、納谷の弟で、貴闘力氏の三男・王鵬(西前頭十三枚目)が絶好調。23日現在、9勝2敗で2位につけており、かつて父が成し遂げた平幕優勝の可能性もあるだけに、貴闘力氏は「2人とも頑張ってくれたらこんなにうれしいことはない。ダブル優勝?頑張ってよ」と激励すると、納谷が『D王』で優勝した暁には“ご褒美”として、「パーソナル・トレーニングの半年間タダ券をあげる。100万円以上するんだから。体鍛えてもっと強くなれ」と約束していた。 納谷の実力はデビュー以来「モノが違う」と言われ続けて来ただけに、『D王』で優勝することにより、その実力がホンモノであることを証明したい。(どら増田)
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スポーツ 2022年11月24日 11時00分
日本ハム・新庄監督、現役ドラフトに選手を大量投入? 優勝宣言の裏で勝負に出るか
北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督が、“サクセス・ストーリー”を上方修正した。 11月23日、複数球団でファン向けのイベントが行われたが、日本ハムの「ファンフェスティバル2022」は一風変わっていた。札幌ドームでの開催は最後となるわけだが、新庄監督はその途中に新球場・エスコンフィールド北海道に移動したのだ。 そして、新球場からの中継で「2023年新庄劇場」をこう予告した。 「今年一年、トライアウトとして(ペナントレースを)やって、合格者が投手含め8人。来年3位、3年目に優勝の計画を立てていたんですけど、今年の選手たちの成長を見たら、早まって、来年は優勝だけをめざして、ブレずに戦っていきたい。2月1日から紅白戦をして、紅白戦、オープン戦とやって、エスコンフィールドでプレーができる選手を見極めていきたい」 「優勝を」の言葉に、ファンが沸いた。 ポイントは2つ。「トライアウト合格者8人」と、キャンプ初日の2月1日に紅白戦が実施されること。 2月1日の紅白戦と言えば、2004年、中日指揮官に着任した落合博満氏が実施して、有名になった。当時、選手として、それを経験したプロ野球解説者がこう言う。 「いきなり実戦をやるわけですから、ベストコンディションにほぼ近い状態でキャンプインしなければなりません。そのため、1月の自主トレは厳しいものになりますし、キャンプ初日で失敗したくないので、みんな必死になります」 ベストコンディションでキャンプインしているので、2日目以降の練習も厳しいものになるという。 当時、球界のご意見番的存在だった年長OBがこうも評していた。 「2月1日にベストコンディションを作らせるのは、ちょっとコワイんだ。ハイペースで練習をするからキャンプ中に故障者を出すリスクも伴うんだよ。でも、成功したら、チームのレベルアップは確実。指揮官が初日の紅白戦を決断するのは勇気のいること」 新庄監督も「勝負に出た」ということだろう。 気になるのは「トライアウト合格者は8人」のコメント。イベント後の囲み会見でも8人の名前は明かしていない。 「現役ドラフトが荒れるかもしれません」(ベテラン記者) 12月9日、選手の出場機会の拡大を目的とした「現役ドラフト」が初めて開かれる。各球団は2人以上の選手リストを提出し、1人以上は指名しなければならない。そのリストに記載される選手に関する規定もいくつかあるが、新庄監督のお眼鏡に適った選手が8人しかいないとなれば、日本ハムはそのリストに大量の選手名を掲載してくるだろう。 「昨年、高年俸の選手を『ノンテンダー』で事実上の戦力外を通告したように、ドライな一面も持っている球団なので」(前出・同) その反面、他球団で再生した元日本ハム選手も多い。 「現役ドラフト」は導入の旗振り役的な存在だった阪神が主役になると思われていた。しかし、新庄監督の「優勝」「8人」の発言で様相が変わってきた。今オフも、主役は新庄日本ハムとなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月24日 10時55分
ノア元旦武道館で丸藤正道&KENTAがGHCタッグ挑戦決定「今のKENTAにちょっと興味ありますね」
プロレスリング・ノアは23日、『NOAH the BEST 2022』東京・国立代々木競技場第2体育館大会を開催した。第5試合では、6人タッグマッチ、杉浦貴&藤田和之&ティモシー・サッチャーと、丸藤正道&望月成晃&田中将斗のM'sアライアンスが激突。試合は丸藤がGHCタッグ王者・杉浦を上手く丸め込み3カウント。丸藤はGHCタッグ王座への挑戦をアピールすると、なんとパートナーに現在は新日本プロレスのバレットクラブの一員として活動しているかつてのライバルKENTAを指名した。 バックステージで丸藤が「久々のM's…いいですね」と語ると、田中が「パートナーがね」と疑問を呈する。望月は「ちょっと身構えましたよ。あれ?俺と田中さん、どっちなのかなって。内緒とか出るのかなと思ったら、あれじゃあ、そりゃ出る幕ないですよ」と言うと、丸藤は「僕も悩んだんです」と釈明。田中と望月が「悩んでなかったじゃないですか」と食い下がると、丸藤は「アメリカ行ってる間、ずっとそればっかり考えてたんですよ」と譲らず。望月は「それ例えば3択で、KENTA選手選ばなかったら怒られますよ逆に」と思いを丸藤にぶつけた。 丸藤はKENTAを勝手にパートナーに指名したことについて、「純粋になんて言うのかな。面白い、やってみたい。昔の思い出話なんかどうでもいいんですよ。彼もそうだと思う。今のKENTAにちょっと興味ありますね。KENTAと杉浦貴、そして小島聡。そこの対戦も非常に面白そうだし。一発で獲りにいくならいいんじゃないですかね。KENTA。来年、何の年か知ってる?知らない?俺25周年の年なんだよ。あとKENTAが本当にやってくれるかもわからない。勝手に言っちゃった。あとでDMします。読みました?あいつの自伝。何だっけ?あいつの自伝の題名。ここにいる人は知らないんだ。知ってる?ニュージャパンの人たちはあし・あと(足跡)って言うでしょ。俺も持ってんだよ、あれ。あんなひどいことばっか書きやがって、あいつ。プライベートではそんな仲良くなかったんで、いいんですけど、リング上はKENTAにメッセージだ。KENTA待ってるよ。今のKENTAで大いにこのノアのリングで暴れてほしいと思います。来てね。詳細は会社から連絡行くと思います。プライベートはよくわからないんで。てな感じ」と説明。 場所に関しては、元旦の日本武道館大会が直近にあるが、「どうなんですかね。そこは持っていきたいですよね。レジェンド級の人たちがいて、ウチの若い力も頑張って。そしたらやっぱり僕らの世代というのも、このリングにいるからにはしっかり見せていかなきゃいけないと思うんで。言っといてKENTAに。勝手に組むって言ってたよって。よろしく」と語り、ノアではこれを受けてKENTAにオファーした結果、元旦の武道館大会でGHCタッグチャンピオン、杉浦&小島に丸藤&KENTAが挑戦すると発表した。◆プロレスリング・ノア◆『NOAH the BEST 2022』2022年11月23日東京・国立代々木競技場第2体育館観衆 872人▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)●杉浦貴&藤田和之&ティモシー・サッチャー(17分27秒 変型回転エビ固め)丸藤正道○&望月成晃&田中将斗(どら増田 / 写真©︎NOAH)
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スポーツ 2022年11月23日 11時00分
広島・菊池受賞に大ブーイングのGG賞、不可解な結果に恨み節の選手も?「打てばいいんでしょ」物議醸した3年前のケース
全国の新聞、通信、放送各社に所属し、5年以上プロ野球を担当している記者の投票により受賞者が決定するゴールデングラブ賞(GG賞)。14日に発表された今年のセ・リーグ二塁手部門の結果はネット上で話題となった。 同部門は守備率(.9953)、併殺数(87個)で1位のヤクルト・山田哲人(292票中87票)、もしくは刺殺数(298個)、補殺数(421個)、UZR(11.0)で1位の巨人・吉川尚輝(71票)のどちらかが選出されるという見方が大半だったが、トップ選出されたのは広島・菊池涼介(114票)という結果に。ネット上には「菊池がトップ得票はいくらなんでもおかしいだろ」といった人選への批判が上がった。 >>広島・菊池のGG賞受賞にファン激怒「いくらなんでもおかしい」 セ最長タイの10年連続選出に批判相次ぐワケ<< また、中には「京田の時もそうだったがデータが軽視され過ぎでは」といった、DeNAのプロ6年目・28歳の京田陽太を絡めた指摘も。京田は11月18日にDeNAへトレード移籍するまで中日(2017-2022)でプレーしていた内野手で、本職の遊撃守備には定評があるが、2019年にGG賞を逃したことがファンの間で物議を醸した過去がある。 同年の京田は開幕スタメンこそ逃したものの、その後は遊撃レギュラーに返り咲き139試合に出場。守備率(.985)、刺殺数(202個)、補殺数(384個)、併殺数(78個)、UZR(17.5)といった項目でセ遊撃手1位(規定到達5名中)の数字をマークしたため、プロ入り後初のGG賞受賞はほぼ間違いないと予想するファンがほとんどだった。 ところが、同年オフの10月31日に発表された記者投票の結果は2位(299票中110票)で、1位の巨人・坂本勇人(167票)に大差をつけられ受賞ならず。坂本は守備率(.979/3位)、刺殺数(199個/2位)、補殺数(354個/3位)、併殺数(74個/2位)、UZR(-3.0/4位)と刺殺、併殺ぐらいしか京田に近い項目がなかったこともあり、ネット上には「データを考えたら絶対におかしい」などと大ブーイングが上がった。 同年の投票者が坂本を選んだ理由については様々な要因が考えられるが、坂本はこの年「.312・40本・94打点」で40本塁打をクリア(遊撃手では史上2人目)するなど素晴らしい打撃成績を残していたため、ファンの間では打撃面のインパクトも投票先選択に影響したのではと推測も上がっていた。京田本人も同様の見解だったようで、発表翌日の報道では「来年は取ります! 打てばいいんでしょ」と投票者を皮肉るようなコメントを残したことも伝えられた。 「3年前のセ遊撃手部門と同様に物議を醸している今年のセ二塁手部門ですが、1位選出された菊池は山田、吉川に守備成績で劣り、打撃成績も『.262・6本・45打点』と突出してはいません。ただ、2014年に補殺数(535個)、2020年に守備率(1.000)でそれぞれプロ野球記録を樹立し、両年を含め昨季まで9年連続でGG賞受賞と守備の名手として長らく君臨。加えて、今年はセ・リーグ史上最長タイとなる10年連続受賞もかかっていましたが、こうした要素が投票結果に影響した面もあるのでは。そもそも、GG賞は投票に関して重視すべき基準が設けられているわけではないため、日々試合・プレーを見る中で感じた印象、過去も含めた貢献度などをデータ以上に重視する投票者がいたとしても何らおかしくはありません」(野球ライター) 今回落選の憂き目に遭った山田、吉川だが、現時点では受賞を逃したことについて言及したとは特に伝えられていない。ただ、3年前の京田と同様にモヤモヤとした気持ちを抱えている可能性もゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月22日 20時50分
巨人・元木コーチ、まさかのタイミングで原監督からオファーされていた? 入閣の舞台裏明かしファン驚き
巨人の大久保博元・一軍打撃チーフコーチが21日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、巨人・元木大介一軍作戦兼内野守備コーチが登場。巨人・原辰徳監督にまつわる発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で元木コーチは、2018年オフに巨人コーチ就任が決まった経緯や就任後の気苦労などを話した。コーチ就任の経緯について話す中で、元木コーチは原監督から受けたオファーに当初は困惑したという話を明かした。 >>巨人・秋広に元木ヘッドが「おかしいでしょ」 新人なのにコーチを酷評? 超生意気発言にファンも驚き<< 2018年のある日プライベートで行ったゴルフを終え、何気なく自身の携帯を見たところ原監督(当時は巨人球団特別顧問)からLINEのメッセージが届いていたという元木コーチ(当時はタレント)。ゴルフの誘いだと思ってLINEを確認すると、「来年のジャイアンツに力を貸してくれないか」という入閣オファーだったという。 ただ、元木コーチはこの連絡をもらう10日ほど前に巨人・高橋由伸監督(当時)が2019年も続投するという報道を目にしていたこともあり、「これ…何を言ってるのかな?」と困惑。間接的に高橋政権への入閣を要請されているのではとも考えたというが、真意を確かめるべく原監督に直接連絡をとった。 連絡に応じた原監督に元木コーチが「これどういうことですか?」、「監督はやられるんですか? 原さんですか?」と質問したところ、原監督は「まあ、そうなるだろうな」と回答。ここで元木コーチは来年の巨人は原監督に指揮官が交代すること、その原監督から直接入閣オファーを受けていることを理解したという。 その後オファーを受諾して電話を切った元木コーチは、帰宅後に妻でフリーアナの大神いずみに「俺、来年コーチやるみたい」と、来年は原監督のもとでコーチを務めることになったと報告。元木コーチと同じく高橋監督の続投報道を目にしていた大神にとっても寝耳に水だったようで、「えっ!? だって(続投報道)出てたじゃん!」と驚きの口ぶりだったという。 元木コーチの裏話を受け、ネット上には「元木の入閣ってそんな突然決まった話だったのか」、「高橋政権が続くと思ってる中で、原さんにいきなりコーチで戻ってこいって言われたらそりゃ混乱するわ」、「原監督が就任前に組閣作業してたのも初めて知った」、「原の正式就任は由伸続投報道から1か月以上後だけど、監督交代の準備は裏で進んでたってことか」といった驚きの声が寄せられた。 2018年の巨人は9月12日に山口寿一球団オーナーが高橋監督を続投させる方針を口にしたことが伝えられたが、10月3日に高橋監督は指揮を執った3シーズン(2016-2018)で一度も優勝争いに絡めなかったことを理由に辞任を表明。そこから1週間後の同月10日に原監督が巨人監督就任要請を受諾したことが伝えられ、22日には元木コーチを含む新コーチ陣の陣容が球団から発表されている。 原監督の連絡は高橋監督の続投報道から10日ほど後のことという元木コーチの発言を踏まえると、原監督が入閣オファーを出した時期は9月下旬。自身の監督要請受諾はおろか、高橋監督の辞任表明よりも前の段階だが、水面下ではこの時期から監督交代は既定路線だったようだ。 就任後の元木コーチは一軍内野守備兼打撃コーチ(2019)、一軍ヘッドコーチ(2020)、一軍ヘッド兼オフェンスチーフコーチ(2021-2022)を歴任し、10月13日に現職への配置転換が発表されている。来季で5年目となる指導者生活の始まりにあった裏話に驚いたファンも少なくなかったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元コーチの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2022年11月22日 17時30分
ノアGHCナショナル王座挑戦の稲村愛輝が語る“年下の先輩”清宮海斗「同じ世代でノアをガッと上げていきたい」
プロレスリング・ノアの11.23東京・国立代々木競技場第2体育館大会にて、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.選手の持つGHCナショナル王座への挑戦が決定した稲村愛輝が、年下の先輩であるGHCヘビー級王者の清宮海斗について口を開いた。 稲村にとって清宮は「自分が入門してデビューする前からすごく活躍していて。まぁ年上年下っていうのはこの業界、そんなに関係ないと思うんですけど、リング上では。ただ僕が入ったのが遅い(25歳でデビュー)っていうのもありますし、清宮さんが高校出てからすぐ入ってすぐデビューして活躍しているっていうのを見ているので。ずっと活躍している清宮さんをすぐ近くで見てきて、自分も“ああなりたいな”というより、“ならなきゃな”という気持ちです。全く清宮さんとはタイプも戦い方も違うので、清宮さんにはなれないですけど、同じ位置で活躍する選手に早くならなきゃなという気持ちはずっと持ってやっています」という。 それは「嫉妬ではないですね」という稲村は「清宮さんの活躍に対して嫉妬っていうのはなくて。それは嫉妬するような位置に自分がまだ行っていないという気持ちがあるのかもしれないです。ただ今回、ナショナルのベルトを獲ったら、一つ清宮さんのステージに近づける、そう思っているので。清宮さんがずっと僕ら世代で新しいノアの力を見せていきたいと話をしているので、そのためには僕だけではないですけど、僕の力も絶対に必要だと思っているので。このベルトに挑戦して、このベルトを獲って、清宮さんと少しでも近い位置に行って同じ世代でノアをガッと上げていきたいという気持ちです。清宮さんの言っている、“僕を見に来てください”って言う気持ちは僕にもあるので。しかも、今回は僕が代々木のメインでベルトに挑戦させてもらうという事で。僕を見に来る、僕の戦いを見に来るお客さんもいると思うので、しっかり自信を持って戦いたいです」と清宮とともにノアを底上げしていきたい気持ちが強い様子。 最後に、「結果出してこそ。どんな勝利でも積み重ねていきたいというのもありますし。ただ勝利の一番上というのはベルトだと思うので、そこに今回挑戦して勝つという事が自分の強さ、存在感を示す一番のチャンスですよね」と結果にこだわり、今回タイトルを奪取すると誓った。(どら増田)
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スポーツ 2022年11月22日 15時30分
小結・翔猿、貴景勝戦でアクシデント発生? 取組後に右目押さえ心配の声、中継インタビューにも異変映る
21日に行われた大相撲11月場所9日目。今場所5勝目を挙げた小結・翔猿の取組後の様子を見たファンからネット上で心配の声が寄せられている。 前日まで「4勝4敗」の翔猿はこの日、「6勝2敗」の大関・貴景勝と対戦。立ち合い翔猿は右に動きながらのたたきが不発に終わるも、そこからは貴景勝と互角の突き押しを展開。8秒ほど均衡状態が続いた後、貴景勝は後ろに引きながら翔猿の顔面を左手で勢いよく張ったが、翔猿は構わず前に出て土俵下へ押し出した。 格上相手の熱戦を制した翔猿だったが、取組後の一礼のため西の徳俵前に戻る途中、左手で右目を押さえるような仕草を見せる。また、花道を下がった後に登場したNHK中継のインタビューでも、右目の上まぶたがうっすらと赤くなっている様子が映っていた。 >>関脇・豊昇龍、対戦相手にブチギレ?「取組後も不快だった」翔猿戦の顔面張り手・投げ倒しにファンドン引き<< 取組後の翔猿の様子を見て、相撲ファンからは「翔猿勝ったけど目を痛めたっぽくて素直に喜べない」、「もしかして最後に受けた張り手が変な当たり方したのか?」、「リプレー映像見ると、取組序盤に貴景勝の左の突きがモロに当たってるけどこれも響いてるんじゃないか」、「場所が場所だけに怖いな、インタビューでもちょっと腫れてるような感じが見えたし」といった心配の声が相次いだ。 故障を不安視されている翔猿だが、一部からは「貴景勝相手に突き押し選択した結果だから仕方ない」という指摘も上がっている。貴景勝は低い体勢から回転よく突き押しを繰り出す取り口を武器に大関まで昇進している、角界トップクラスの突き押し相撲の使い手。その貴景勝に翔猿は同じ突き押し相撲で挑んだが、格上相手に激しくやり合うという取り口を選択した以上、多少のダメージは致し方なかったという見方もあるようだ。 取組後の中継インタビューでは肩で息をしながら「負けない気持ちで動きました」、「どんどん前に出る力がついてると思います」と貴景勝戦を振り返った翔猿。激しい一番を制した手応えを10日目以降の相撲に活かしていくことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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ぱんちゃん璃奈、半年ぶりのリングに「今回は新しい得意技を出していきたい」ベルト獲りは「当たり前」
2022年03月01日 11時30分
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スポーツ
DDTタッグリーグはHARASHIMA&吉村直巳が優勝で王座返り咲き!
2022年03月01日 10時50分
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スポーツ
新関脇・阿炎の昇進コメントに「別人のようだ」驚きの声 大口を叩いた新小結会見からキャラ激変?
2022年02月28日 21時30分
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スポーツ
阪神・藤浪、キャンプMVPも期待が持てないワケ 「有意義な時間を過ごせた」調整は順調も危惧される問題とは
2022年02月28日 20時50分
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スポーツ
DeNA、ドラ2・徳山&ドラ4・三浦が無失点実戦デビュー! 即戦力右腕コンビが充実の沖縄キャンプ締め
2022年02月28日 18時30分
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スポーツ
3.20両国国技館決戦を前に雪妃真矢が赤井沙希からフォール勝ち!「もっと醜いところもさらけ出す」
2022年02月28日 17時30分
特集
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
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2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
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2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
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2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分