スポーツ
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スポーツ 2022年11月27日 17時30分
ロッテ・佐々木朗希、来季は25登板がノルマ?「勝たないと意味が無い」吉井新監督が描く青写真は
選手、指導者としても豊富な経験を積んできた新指揮官の誕生だ。千葉ロッテマリーンズの吉井理人監督の手腕には既に高い関心が寄せられている。 現役時は、近鉄やヤクルトなどNPB球団を渡り歩き、メジャーの舞台でも活躍、実働23シーズンで先発、リリーフ両方で実績を残した。 指導者としてはソフトバンク、日本ハム、千葉ロッテでコーチを務めている。さらに、今シーズンはロッテで新設された「ピッチングコーディネーター」というポストに就き、チーム内でのさまざまな役割を担ってきた。 ファンからの注目を集める理由の一つが、佐々木朗希との繋がりにある。入団1年目より、コーチとして佐々木の育成に携わってきており、初年度には1・2軍での登板をさせなかったことも大きな話題となった。監督に就任し、丹念に育てあげてきた愛弟子である佐々木との師弟関係は「第二章」が始まろうとしている。すでに「中6日ローテ、25登板」という来季の構想も明かしており、「怪物」のさらなる成長を見据えている。 そして、新指揮官は現・日本代表「侍ジャパン」投手コーチも兼任しており、佐々木も来春のワールドベースボールクラシックに主力として出場することが期待されている。3大会振りの優勝を狙う代表チームの中でも、二人の間でどんなコミュニケーションが交わされるのか、想像するだけでプロ野球ファンの胸は膨らむ。 もちろん、レギュラーシーズンでは、今季Bクラスに沈んだ千葉ロッテの立て直しが求められる。チームとして久々となる投手出身監督にとって、佐々木以外でも有望な若手投手の育成の他、チーム打率がリーグ5位に終わった打撃陣の活性化など、巻き返しへ向かうためにやるべきことは多い。 10月18日に行われた就任会見では「プロなので勝たないと意味が無い。目的としては優勝。勝てるようにまず、選手の個性・スタイルをしっかり見て、監督としてチームの勝利に貢献できるよう頑張りたい」と勝つことへの強い意気込みも示している。 選手時代には仰木彬さん、野村克也さん、ボビー・バレンタイン氏といった名立たる名将の下でプレーし、それぞれの選手育成やチーム構築といった野球観を学んでいる。投手としても、強い個性を放っていた吉井理人新監督が、2023年のプロ野球界にどんなうねりを起こすのか大いに楽しみだ。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年11月27日 11時00分
コスタリカ、日本に負けたら国に帰れない? W杯グループE第2節、注目の一戦の勝敗は
先日23日に行われた、ワールドカップカタール大会において過去4度の優勝を誇る強豪ドイツとグループリーグの初戦で対戦した森保“ブラボー”ジャパンが、2−1の逆転勝利で勝ち点3をもぎ取った。 当初の予想では「ドイツ有利」と言われていた中、後半からの思い切ったシステム変更と選手起用で流れを一気に変え、堂安、浅野の連続ゴールで勝利を収め、日本サポーターを歓喜に導き「ドーハの悲劇」から「ドーハの歓喜」へと歴史を変えた。 >>W杯日本戦、ドイツ選手インタビュー中「誰か日本語で叫んでる」指摘相次ぐ 正体は森保監督? 劇的勝利後の一幕が話題<< グループリーグで日本は、得失点差で首位スペインに次ぐ暫定2位となった。次戦は、無敵艦隊スペインに7−0と大敗したコスタリカとなる。 ここでは27日19時(日本時間)キックオフのコスタリカ戦に向けて、日本のフォーメーションや選手起用について予想したい。 コスタリカは北中米カリブ海予選を4位で終え、大陸間プレーオフに回り本戦出場を決めた。過去5回W杯に出場している。最新FIFAランキングでは日本の24位に対し、31位と格下ではある。 だが世界屈指のGKケイラー・ナバスを中心に強固な守備を誇り、日本同様様々なフォーメーションで試合に臨むチームである。 日本は次戦コスタリカに勝つか引き分け、スペインがドイツに勝つか引き分けた場合グループリーグ突破となる。初戦で大敗したコスタリカは日本戦でなんとしても勝利し、勝ち点3を得たいところ。 日本戦では守備を基本にいきたいところだが、得失点差もあるので、早い時間から仕掛けていくであろう。 日本のスタメンで気になるところは、初戦で故障明けの冨安と、試合後に病院に行った酒井の起用法。サポーターからは「コスタリカ戦は無理をしてでも、勝利で突破に近づくので、2人ともスタメンでいってほしい」との声が多いが、グループリーグ最終戦のスペイン戦もある。判断が難しいが、状況によってはここで「ベストの布陣」で戦った方が突破できる可能性が高いのではないかと思う。 システムは様子を見るために初戦の前半のフォーメーションでいくとも思われるが、1位通過を望むためにも、前がかりで来るコスタリカに対し裏のスペースを使い、得点を積み上げたいところ。 日本の事前練習を見た限り、初戦で機能した後半の3−4−2−1ではないかと思われる。 GKは初戦、神がかり的なスーパーセーブを連発した権田。CBは中央に吉田、左は冨安、右が板倉。ドイツ戦では途中倒れ込むシーンが見られた冨安だが「時間稼ぎのためだった」と言っているように、問題はなさそうだ。 左WBは長友、右WBは伊東、ボランチは遠藤と故障から復活したと思われる守田が濃厚。前線にはドイツ戦で守備に追われ、フィジカル的にもきつかった久保。コスタリカ相手であれば、得意のドリブルが通用しそう。 鎌田はトップ下や状況によっては下がってボールを受ける役割となり、トップは初戦同様、前田になりそうである。 ドイツ戦同様、後半は浅野、堂安、南野、三笘の「ジョーカー軍団」を投入し、大量得点を期待したい! 予想は3−0か4−1で日本の勝利! 頑張れ! 森保ブラボージャパン!文 / 三浦賢
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スポーツ 2022年11月26日 17時30分
W杯日本代表、コスタリカ戦のキーマンは南野・相馬? 前回対戦から抱える致命的弱点アリ、得点ラッシュにも期待大
サッカー日本代表が23日に臨んだW杯グループリーグE組第1戦・ドイツ戦。W杯を過去4度制している強豪国相手の勝利は多くのファンを熱狂させた。 日本は前半33分にPKで先制を許すなど前半はドイツに圧倒されたが、後半は森保一監督のシステム変更、選手交代もあり徐々に反撃に転じると、後半30分に堂安律、同38分には浅野拓磨が立て続けにゴールを奪取し「2-1」で逆転勝利。同戦後に行われたグループE・スペイン対コスタリカ戦でスペインが「7-0」と大勝したため、得失点差でグループ暫定2位につけた。 >>W杯日本戦、ドイツ選手インタビュー中「誰か日本語で叫んでる」指摘相次ぐ 正体は森保監督? 劇的勝利後の一幕が話題<< 日本は27日午後7時(日本時間)キックオフ予定の第2戦で、スペインに大敗を喫したコスタリカと対戦。同国を率いるスアレス監督はスペイン戦後に「日本の方が優位だが、試合はやってみなければ分からない」とコメントしたことが伝えられているが、日本もスペイン級とまでいかないものの、複数得点で試合を有利に運ぶ可能性は十分といえる。 日本は過去にコスタリカと4回対戦し、「3勝1分」で負けなしと好成績を収めている。勝利した試合はいずれも3得点を挙げており、直近の対戦となった2018年9月11日の国際親善試合も「3-0」で快勝。前半16分に相手のオウンゴールで先制すると、後半には今W杯にも召集されている南野拓実(後半21分)、伊東純也(後半48分)がそれぞれ代表初ゴールをマークし森保ジャパンの初陣を飾ったという試合だった。 この3得点は1点目が右からのコーナーキック、2点目が左サイドからの崩し、3点目が右サイドからのドリブル突破と、3点中2点はサイドからの攻撃が起点となって生まれている。また、得点にはつながらなかったものの、サイド攻略から決定機を作り出す場面も多く見られた。 同戦から約4年、お互いに少なからずメンバーが入れ替わってはいるが、コスタリカは先のスペイン戦で当時と同じくサイドに脆さがあることを露呈している。同戦のコスタリカは中央突破を試みる敵選手を倒しPK・失点を許した3失点目以外は、全てサイド攻撃絡みで点を失っている。長短のパスを織り交ぜ圧力をかけてくるスペインの前に守備陣が翻弄された形だった。 コスタリカは3点目を失った後に4バックから5バックに移行と試合途中から守備の枚数を増やしているが、日本戦では最初から5バックを敷いてくる可能性も考えられる。ただ、前回対戦やスペインを参考にサイドからの攻撃で揺さぶりをかけ続ければ、人数をかけた守備網をこじ開けることは十分可能ではないだろうか。 森保監督は今大会前の報道で、9日間で3試合という過密日程で行われるグループリーグの対策として先発メンバーを大きく入れ替える、いわゆるターンオーバーを実行する可能性を示唆したことが伝えられている。仮に実行すると考えると、ドイツ戦で途中出場し流れを変えた堂安、南野、浅野の3名や、本大会前最後の強化試合・カナダ戦でゴールを挙げている相馬勇紀といったアタッカーがサイド攻略のキーマンとして先発起用される可能性もありそうだ。 コスタリカ戦に勝利した上で、28日午前4時(同)からのスペイン対ドイツ戦でスペインが引き分け以上ならグループリーグ突破が決定する日本。ドイツを破った勢いのままコスタリカも飲み込むことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月26日 11時00分
中日・根尾、来季の先発ローテ入りは絶望的? 二軍調整すべきと指摘も、本人は意欲も課題山積
今季は「66勝75敗2分」で6年ぶりにセ・リーグ最下位に沈んだ中日。チームの苦戦が長引く中、ファンの注目を集めた話題の一つがプロ4年目・22歳の根尾昂の投手転向だった。 根尾は今季開幕から6月上旬までは主に外野手・遊撃手として起用されていたが、立浪和義監督の意向もあり6月中旬から、大阪桐蔭高校時代の2018年以来となる投手に転向した。転向後は「25登板・0勝0敗1ホールド・防御率3.41」といった数字を残しチームに貢献。球団からもブランクを感じさせない投球は高く評価されたようで、シーズンオフの11月22日に臨んだ契約更改では550万円増の年俸1850万円(推定)でサインした。 立浪監督は今季主にリリーフ・ビハインド要員として根尾を起用したが、転向当初から将来的に先発起用する意向を口にしている。根尾も契約更改後会見で「先発ローテーションに入ることが目標。最初から最後まで投げきる部分は憧れというか、そういう部分は強い」と強い意欲を見せたことが伝えられているが、来季のローテ入りは現状では困難という見方も少なくない。 >>中日・京田のトレード放出、時間の問題だった?「戦う顔をしていない」立浪監督は今季冷遇、球団首脳も上がり目ナシと判断か<< 「立浪監督は今季最終戦の10月2日・広島戦で、来季以降を見据えた策として根尾をプロ初の先発に起用。マウンドに上がった根尾は『3回無失点・被安打1・四死球1』と上々の投球を見せました。ただ、シーズン終了後に派遣され2試合に登板したフェニックスリーグ(同月10~31日)では1戦目の同月12日・DeNA戦で『4回無失点・被安打3・四死球1』と好投するも、2戦目の同月30日・巨人戦では『5.2回4失点(自責2)・被安打5・四死球4』と乱調。また、フェニックス終了後に参加したチームの秋季キャンプ(11月2~19日)では初ブルペン入りした11月5日に10球ワンセット、上限100球で内角に50球投げればクリアというストライクテストに臨むも制球が定まらず、開始数分で落合英二・一軍ヘッド兼投手コーチから『投げるレベルじゃない』とテストを打ち切られたことも報じられています」(野球ライター) 根尾は前述の契約更改後会見の中で「疲れてきて技術不足を痛感した」と、シーズン後半は疲労に苦しんでいた旨を口にしたことも伝えられている。オフシーズンの乱調もスタミナ不足が原因の可能性はあるが、いずれにせよ現状では1年間ローテを守り試合を作り続けることは体力的に厳しそうだ。 また、根尾のローテ入りは体力不足といった個人の問題だけでなくチーム事情も大きな障壁となり得る。球界では先発ローテは6名の投手で構成されることが一般的だが、今季の中日は柳裕也(今季24先発)、大野雄大(23先発)、小笠原慎之介(22先発)、高橋宏斗(19先発)、松葉貴大(19先発)とシーズン中の時点で5枠が埋まっていた。 さらに、今オフの11月15日に通算154勝を誇るプロ18年目・36歳の涌井秀章が楽天からトレード加入したことで最後の1枠も埋まる形に。もちろん、故障やリフレッシュを理由にローテ枠が空く展開も考えられるが、来季が先発1年目の根尾が本職の投手たちを差し置いてその枠をつかむ可能性は決して高くはないだろう。 そもそも、根尾は多くのファンや球界OBから、二軍で投手としての体作り・フォーム固めを行う時間を設けられないまま一軍起用され続けた点も不安視されている。前述した疲労も体作りをしなかったツケが回った結果ともいえそうだが、来季は無理にローテ枠を狙いにいくよりも、二軍で調整・実戦を積むことを優先するべきではという意見も多い。 ただ、それでも全ての課題を乗り越え先発枠を奪取することを期待するファンも多い根尾。今オフはアメリカで自主トレを行う計画も立てているというが、ファンをいい意味で裏切るような大化けを果たすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月25日 21時30分
ベストナイン、ロッテ・福田に1票で「馬鹿にしてるのか」ファン激怒 打率1割台も、故障覚悟のプレーが好印象か
これまでソフトバンク(2007-2019)、ロッテ(2020-)でプレーし、今季までに「782試合・.228・29本・145打点」といった通算成績を残しているプロ16年目・33歳の福田秀平。日本プロ野球機構(NPB)が24日に発表したベストナインで1票を獲得していたことがネット上で物議を醸している。 ベストナインは全国の新聞、通信、放送各社に所属し、5年以上プロ野球を担当している記者投票により受賞者が選ばれる。今年の投票結果は24日にNPB公式サイト上で発表されたが、福田はパ・リーグ外野手部門で1票を獲得していた。 ただ、今季の福田は8月下旬に左肩関節前方脱臼を負い今季絶望となった影響もあり一軍出場はわずか20試合。成績も「.171・0本・4打点・7安打」と打率1割台にとどまるなど、ベストとは到底言えないような数字に終わっている。 >>ロッテ・福田に「何度やれば気が済むのか」呆れ声も 来季に早くも黄信号? 右肩手術発表が物議<< 福田のベストナイン票獲得を受け、ネット上には「福田に票を入れた奴はふざけてるのか」、「出場試合も成績も全く伴ってない福田に投票は馬鹿にしてるだろ」、「誰が誰に票入れようが自由とはいえ、今回の福田に関しては本当に謎すぎる」、「訳わからん票を入れられた福田にとっても迷惑な話だ」、「こういうおふざけ票があると賞自体の価値も下がりかねないから本当にやめてほしい」といった呆れ声が寄せられた。 多くのファンからひんしゅくを買っている福田の得票だが、一部からは「決死のダイビングが相当なインパクトだったのでは」という指摘も上がっている。福田は8月24日・西武戦7回表無死一塁の場面で、右翼後方に上がった大飛球をフェンスに激突・転倒しながらキャッチ。さらに、カバーに入った中堅・高部瑛斗に転倒した状態で返球し、結果二塁タッチアップを狙った一塁走者もアウトとした。福田はこのプレーで今季絶望の左肩脱臼を負ったが、投票者は故障と引き換えにチームのピンチを救ったインパクトから1票を投じたのではという見方も少なからずあるようだ。 ベストナイン投票では1票だけ票を獲得する選手は毎年少なからず出ており、今年はセ・パ合わせて29名の選手に1票だけが入っている。福田は右肩甲骨の亀裂骨折(2020-2021)、右恥骨筋損傷(2020)、左肩関節脱臼(2022)と故障が続く影響もあり、ここ3年は「86試合・.202・5本・25打点」とほとんど稼働できていないことから他選手以上に物議を醸した面もあるが、来季は自他共に認める活躍を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPB公式サイトよりhttps://npb.jp/
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スポーツ 2022年11月25日 18時50分
W杯ポルトガル戦、C・ロナウドがブチギレ? 左手振り上げ味方に説教、決定機招いた大ポカ後の一幕が話題
24日に行われたW杯グループリーグH組第1節・ポルトガル対ガーナ戦。「3-2」でポルトガルが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがポルトガルGKのディオゴ・コスタのミスだった。 同戦は前半スコアレスとお互いネットは揺らせなかったが、後半はポルトガルがクリスティアーノ・ロナウド(後半20分/PK)、ジョアン・フェリックス(同33分)、ラファエル・レオン(同35分)、ガーナはアンドレ・アユー(同28分)、オスマン・ブカリ(同44分)がそれぞれゴールを決めるなど一転して打ち合いに。両国は9分間のアディショナルタイムも激しくやり合ったが、9分過ぎにコスタがボールを収め、手にしていたボールを大きく蹴り出せば試合終了かという状況になった。 ところが、コスタは背後にガーナのイニャキ・ウィリアムズが残っていたにもかかわらず、後方を全く確認しないままボールを地面に置いてしまう。この直後、猛然と走り込んだウィリアムズからボールをかっさらわれシュートを打たれたが、ウィリアムズがボール奪取の直前に足を滑らせていたこと、ポルトガルDF陣が慌ててカバーに入ったことなどもあり失点には至らなかった。 >>W杯日本戦、ドイツ選手インタビュー中「誰か日本語で叫んでる」指摘相次ぐ 正体は森保監督? 劇的勝利後の一幕が話題<< この直後に試合終了の笛が鳴りポルトガルは勝利したが、ネット上には「最後のコスタのミス背筋凍ったわ」、「ガーナ選手が足滑らせてなかったら間違いなく同点弾決まってたな」「最後の最後に集中切れたのか知らんが不注意過ぎるだろ」、「あんな信じられないミスが出るとは…本人も心臓止まりかけたのでは」といった驚きの声が相次いだ。 多くのファンを戦慄させたコスタのミスだが、一部からは「ロナウドが一番ブチギレてないか」という指摘も上がっている。後半43分に交代していたロナウドはベンチで試合終了の瞬間を迎えたが、この直後にピッチに出てコスタに近寄ると、左手を振り上げるジェスチャーを交えながら厳しい表情で何かをまくしたてている。コスタは終始うつむき加減でこれを聞いていたが、ロナウドは勝利を台無しにしかけたミスをとがめていたのではという意見も多い。 また、ロナウドは自身の代名詞である両腕を上げジャンプしながら180度回転し、着地と同時に両手を広げるというゴールパフォーマンスを、後半44分に2点目を決めたブカリにまねされ不満げな表情を浮かべたことも伝えられている。そもそもイライラしていたところに大ポカを見せられたことが“説教”につながった可能性もありそうだ。 ガーナの奇襲に遭いつつも何とか勝利したポルトガル。同戦前に行われたグループH・ウルグアイ対韓国戦がスコアレスドローに終わっていたため、勝ち点3でグループ暫定首位に立っている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月25日 15時55分
W杯、熱戦の裏で100億円がパー? 余ったビール「優勝国に進呈」バドワイザーの投稿が話題、巨額補償要求の可能性も
11月20日~12月18日の日程で行われているカタールW杯。日本が「2-1」で逆転勝利を収めた23日・ドイツ戦は大きな話題となった。 同戦を含めた各国の熱戦に多くのファンが盛り上がっている今大会だが、スタジアム外では様々な問題が取りざたされてもいる。そのうちの1つが大会スポンサーのビール大手・アンハイザー・ブッシュ・インベブ社(ABインベブ社)を襲ったビール販売禁止決定だ。 >>W杯日本戦、ドイツ選手インタビュー中「誰か日本語で叫んでる」指摘相次ぐ 正体は森保監督? 劇的勝利後の一幕が話題<< 同社が展開するビールブランド『バドワイザー』は、30年以上にわたってW杯のスポンサーを務めている。今大会でもビールの独占販売権を得るために、国際サッカー連盟(FIFA)と7500万ドル(約104億円)にのぼる巨額契約を結んでいるという。 今大会の舞台であるカタールはイスラム教を厚く信仰している国で、公共の場での飲酒や酒類の販売に厳しい制限が設けられている。ただ、カタール当局は今大会では首都・ドーハに設けるパブリックビューイングや飲食などが楽しめるスペース、いわゆるファンゾーンに加え、スタジアム周辺でもチケットを持つ観客、試合開始3時間前から終了後1時間までという条件付きでビール販売を認めると『ロイター通信』(トムソン・ロイター社/9月6日付)が伝えていた。 ところが、FIFAは開幕を2日後に控えた11月18日に、スタジアム周辺でのビール販売禁止を発表。突然の方針転換に至った理由は明らかにされていないが、海外メディアではカタール王室からの介入があったためとも伝えられている。 この決定を受け、『バドワイザー』の公式Twitterは11月18日に『これは厄介だ』と困惑がにじむ一文を英語でツイート(ツイートは現在削除済み)。また、開幕戦の同月20日・エクアドル対カタール戦でエクアドルサポーターが「ビールをよこせ!」とスタンドで大合唱するなど、観客側も強い不満を抱いている様子が複数メディアによって伝えられている。 ファンゾーンでは当初の予定通りビール販売が許可されているが、『東スポWEB』(東京スポーツ新聞社/電子版/11月22日付)の記事によると、1杯約2000円(500ミリリットル)という値段の影響もあってか販売コーナーは意外にもガラガラとのこと。また、同メディアは同月20日の記事では、ABインべブ社側がFIFAに4000万ポンド(約66億円)の補償を求める可能性があることも伝えている。 『バドワイザー』の公式Twitterは11月19日に倉庫に山積みにされたビールケースの写真を添え「優勝国にバドを進呈。受け取るのは誰?」と投稿。行き場をなくしたビールを大会優勝国に贈呈する意向を表明しているが、ビール販売禁止による影響はまだまだ続きそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について『バドワイザー』の公式Twitterよりhttps://twitter.com/Budweiser
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スポーツ 2022年11月25日 11時30分
東京女子プリンセスタッグ王者の赤井沙希&荒井優希、挑戦者変更も「自分たちらしくマイペースに頑張ります!」
東京女子プロレスが24日、11.27東京・後楽園ホール大会で行われるプリンセスタッグ選手権試合、チャンピオンチームの赤井沙希&荒井優希の“令和のAA砲”に愛野ユキ&原宿ぽむが挑戦するカードの調印式と記者会見を開いた。この試合は13日の京都KBSホール大会で愛野とらくが挑戦を表明し、王者組が受諾も、らくが新型コロナウイルスの陽性と判定されたため、らくの代役としてぽむが起用された。 荒井は「3度目の防衛戦ということで、全然慣れなくてまだまだ緊張するんですけど、今までの防衛戦で経験とかそこで得た強さを出して、ユキさん、ぽむさんにしっかり勝ってベルトを守りたいです。そしてこのベルトを持って年越しができるように2人で力を合わせて頑張ります」とコメントすると、赤井は「京都大会で挑戦表明されて決定して、その時とカードは変わってしまったんですけど、挑戦者には変わりないので意識は全く変わってないです。愛野選手については、デビューの時から試合はちょこちょこ見ていたんですけど…。最近の試合を『WRESTLE UNIVERSE』で見させていただいたところ、前の方が彼女のキャッチフレーズの“バーニング”は感じました。最近の試合を見てると、そんなに脅威を感じないです。ぽむ選手もこういう形で挑戦者になった以上はハプニング、アクシデントを味方につけるのがプロレスラーだと思うので、この状況の2人がプロレスラーとしての芯を見せてくれるのか楽しみにしています」と余裕の表情を見せる。 一方の愛野は「らくと挑戦することはできなくなってしまったんですけど、ベルトに挑戦するのっていつでもできるものじゃない。らくとたぐり寄せたこの機会を絶対にムダにしたくなかったので、らくの闘えない悔しい気持ちと自分の気持ち、それを考えた時に今、挑戦しなきゃいけないなと思いました。そしてそこにぽむがいてくれたから、らくの気持ちと一緒に挑戦できます!ぽむにも感謝だし、この挑戦を受けてくれる赤井さん、優希ちゃんにも感謝してます。だから、らく、ぽむ、ユキの力でチャンピオンに勝ちます!」と話すと、この日がデビュー4周年記念日だったぽむは愛野のコメントに感極まりながら、「らくさんとユキさんが2人で頑張って挑戦するのを知ってて。うちが一緒にいっていいのかなって悩んでくれたと思うし、らくさんもぽむのことを考えてくれたりしたと思うし、ぽむは2人がそうやって、ぽむのことを考えてくれたりして、ベルトに挑戦しますってなって。2人が巻いているところを見たかったし、ここにらくさんにいてほしかったんですよ。でもこうやって代わりにぽむがいるからには、獲ってベルトを三等分にして巻きたいです。ぽむが一番悔しいんですよ、ここにらくさんがいないことが!ぽむがやるしかないですよね。ユキさんと一緒に、らくさんと一緒に」とベルト獲りを誓った。 挑戦者がらくからぽむに変わったことについて、赤井は「らく選手に関しては、苦手なテンポなので警戒していた部分はあるんですけど、ぽむ選手は今日これだけブチまけて驚異的だなと思ってますし。私たちはチャンピオンなので挑戦者を受けて立って追い返すだけなので、それで強さを重ねていくので」と語ると、荒井も「相手は変わったんですけど、やることは変わらないので。自分たちらしくマイペースに頑張ります!」と特に問題はないようだ。(どら増田)
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スポーツ 2022年11月25日 11時00分
阪神・佐藤、三塁レギュラー剥奪の危機? 岡田新監督が与えたオフの“宿題”は
阪神タイガース選手会の来季の役員人事が発表された(11月24日)。選手会長は3年連続で近本光司、副会長には中野拓夢が、役員には湯浅京己が選出された。中野と湯浅は新任である。 「佐藤が選出されるってウワサもあったんだけどね…」 佐藤輝明は来季がプロ3年目だが、“大学卒のオトナ”であり、岡田彰布新監督も大きな期待を寄せている。秋季キャンプ中は怒られていることの方が多かった。しかし、それも「期待の裏返し」というのが周囲の一致した見方だ。 「佐藤が侍ジャパンの強化試合を終え、秋季キャンプに合流したのが、11月12日。19日には背中の張りを訴えて途中から別メニューになりました。同じく侍ジャパンからチームの帰還した中野は、普通に練習していました。佐藤は体力不足を叱責されました。その後は一生懸命やっていましたが」(在阪メディア) 期待値の高さと、本人の努力。選手会役員への選出が予想されたのは、「チームを牽引して行くことをより強く自覚させるため」である。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< 同時に、こんな見方もされていた。「今オフはほかにやることがたくさんあるので」――。 どういう意味かと言うと、佐藤は秋季キャンプ中に「打撃フォームの改造」を命じられた。しかし、短期間では習得できず、来年の春季キャンプまでの“宿題”となってしまったのだ。 「守備も課題だらけ。馬場敏史内野守備走塁コーチが付きっ切りになる場面もありました」(前出・同) 佐藤が最も期待されているのは打撃だが、守備面での向上がなければ、ちょっとヤバイ状況になりそうなのだ。というのも、新加入のシェルドン・ノイジー(アスレチックス傘下3A)だが、岡田監督は「外野で使いたい」と言ったものの、実際は内野手で、かつ三塁守備に関しては好評価を受けていたそうだ。 その報告は岡田監督も受けている。佐藤が守備面での成長を見せなければ、「三塁・ノイジー、右翼・佐藤」への守備変更もあり得ない話ではない。 「佐藤が秋季キャンプに合流した直後、岡田監督は渡邉諒と板山祐太郎も三塁ノックに加えています」(ベテラン記者) 体力強化、新打撃フォームの習得、守備力のアップ…。試練のオフとなりそうだ。 阪神OBのプロ野球解説者がこう続ける。「岡田監督は解説者時代から、佐藤の打撃フォームを気にしていました。構えた時、バットのグリップの位置が高すぎると言って。プロ一年目の昨季、二軍落ちするほど佐藤は打撃不振に苦しみましたが、岡田監督は『あの時に改造させていれば』とも嘆いていました」 「バットに当てるだけのヒットはいらない、ホームランを」と、岡田監督は思っている。 「佐藤は来年3月のWBC本番に招集される可能性も高いので、打撃フォームの改造に費やす時間は限られています」(関係者) 佐藤がどんなオフを過ごすのか。そこにチームの命運も懸かっている。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月24日 19時30分
元大関・御嶽海が取組中に棒立ち、芝田山親方が怒り? 豊昇龍戦での無気力相撲にファンも呆れ「勝ちたくないのか」
23日に行われた大相撲11月場所11日目。今場所7敗目を喫した関脇・御嶽海の相撲内容がネット上で物議を醸している。 前日まで「4勝6敗」の御嶽海はこの日、「9勝1敗」の関脇・豊昇龍と対戦。立ち合いで豊昇龍の当たりを胸で受けた御嶽海は、上体を起こされた隙を突かれ右四つの体勢を許す。十分の形を作った豊昇龍は両腕で御嶽海をグッと引きつけながら前に出た。 ところが、御嶽海は劣勢に追い込まれているにもかかわらず、特に抵抗を見せないまま簡単に寄り切られ敗戦。取組終了後、NHK中継解説・芝田山親方(元横綱・大乃国)は「当たりもなければ、そのまま体起き上がってズルズル下がって土俵を割るという。これはいけませんよね」、「(11日目前時点で)負け越したわけじゃないわけですから、もっと必死になっていかなイカンですよ」と、勝利への気力や執念が見えなかったと御嶽海に苦言を呈した。 >>大相撲、行司が取組中の御嶽海と激突!「もう身を引くべき」今年も相次ぐ致命的失態に引退望む声も<< 取組時間約5秒で瞬殺された御嶽海に対しては、ネット上からも「なんだ今の御嶽海の相撲は、やる気無さ過ぎだろ」、「本人には申し訳ないが何しに土俵に上がったのか、勝ちたくないのかと言わざるを得ない」、「棒立ちのまま電車道で寄り切られるって…無気力にも程がある」、「先場所まで大関だったのが信じられないくらいの酷すぎる内容」といった批判が寄せられた。 多くのファンを失望させている御嶽海だが、一部からは「半年前から抱えてる右肩故障が響いているのでは」という指摘も上がっている。御嶽海は今回の取組終了後に花道を下がる際、ひじを曲げた状態で少し右腕を上げ視線をやるなど何かを気にするようなそぶりを見せている。これを見て、ファンの間では今年5月場所で平幕・高安を土俵下に転落しながら押し出した際に負傷し、同場所を含め3場所連続で負け越しを喫する一因となった右肩の故障が悪化しているのではという心配も散見される。 大関復帰の条件だった10勝クリアは既に消滅し、勝ち越しにも後がなくなった御嶽海。不振に苦しむ元大関は残り4日間も我慢の相撲をしいられそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ
DDT両国大会でラストマッチのLiLiCoが純烈・小田井涼平と特別特訓も「もっと強くならないとダメなんだよ」と夫婦ゲンカ!
2022年03月08日 10時50分
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スポーツ
日本ハム・吉田に「ちょっと生意気」苦言も 藤川氏が明かしたキャンプ指導の裏話が物議、苦労した分効果も絶大?
2022年03月07日 20時45分
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スポーツ
大関・御嶽海、母親の方が人気? 優勝直後のハプニングに不満「僕は嫉妬してます」、北の富士氏の解説も影響か
2022年03月07日 19時50分
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DeNA・嶺井が正捕手争いに名乗り! 遅れてきた島人がオープン戦でアピール中
2022年03月07日 18時30分
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東京女子プロレス ともに今春卒業の天満のどかと小橋マリカがシングル対決!天満が勝利「これからもお互い大丈夫」
2022年03月07日 17時30分
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スポーツ
日本ハム・新庄監督に「笑いごとじゃないぞ」厳しい声 万波の“本塁打サイン”無視が物議、空気が緩んでいると指摘も
2022年03月07日 15時30分
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スポーツ
赤井沙希と雪妃真矢がバチバチ継続!「どっちのやってきたことが強いのか、両国で証明される」
2022年03月07日 11時30分
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巨人・原監督、ドラ1・大勢のリリーフ転換に踏み切れない? 150キロ超連発も球団の“伝統”が足かせか
2022年03月07日 11時05分
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初代タイガーマスクが保護者と離れて過ごす新入学児童にランドセル贈呈「皆さんには応援がついていますから、大丈夫ですよ!」
2022年03月07日 10時50分
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中日・根尾に「認識が間違ってる」厳しい声 昨季の不振は体力不足のせい? 自己分析も疑問相次ぐ
2022年03月06日 11時00分
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スポーツ
広島・小園、同期選手との差は広がるばかり? 転換期を迎えるチームの「顔」へ視界良好か
2022年03月05日 17時30分
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スポーツ
阪神・藤浪へのアドバイスに「完全な間違い」と批判も 球界OBの“下半身死球OK”提案が物議
2022年03月05日 11時00分
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スポーツ
阪神・大山らの「ノーアウト三塁」がトレンド入り、長打放った佐藤にも批判? 解説も嘆いた拙攻が物議
2022年03月04日 19時30分
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ソフトB・藤本監督に「絶対スタメンの方がいい」反対意見も 野村の代打構想が物議、本人も「胃が痛い」と弱気?
2022年03月04日 18時35分
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スポーツ
巨人・菅野が堀田に「何やってんだよ!」と厳しく注意? 本拠地デビュー直前の練習動画が話題、 大ブレークを願う“親心”の表れか
2022年03月04日 15時30分
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スポーツ
日本ハム・新庄監督が今川に激怒?「あり得ない」 4番抜擢の有望株を突然ベンチに下げたワケは
2022年03月04日 11時00分
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巨人・小林、2年後にDeNAへ移籍?「実現するわけない」反対意見も、元木ヘッド動揺の占い結果に驚きの声
2022年03月03日 19時35分
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スポーツ
DeNA・倉本がいぶし銀の働きで躍動! チームに欠かせぬマルチプレーヤーの反撃
2022年03月03日 18時35分
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スポーツ
巨人・秋広、背番号55に「そのようなレベルの選手ではない」 自己評価が物議、前任者の二の舞に懸念も
2022年03月03日 15時30分
特集
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
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2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
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2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
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2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分