スポーツ
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スポーツ 2022年12月11日 11時00分
中日・岡林、来季コンバート浮上も動じる様子ナシ?“血の入れ替え”進むチームを牽引できるか
今オフ、中日ドラゴンズの動向が球界関係者、プロ野球ファンの視線を集めている。まさしく「血の入れ替え」の如く選手の放出、交換トレードを敢行、その勢いには来季の陣容を不安視する声が上がる程だ。 「マスター」の愛称で親しまれ、打線の中軸としての活躍を見せていた阿部寿樹、また長年、ショートのレギュラーを張り続けた京田陽太のトレード放出のニュースには、ストーブリーグが一気に熱気を帯びることとなった。さらに福留孝介が現役引退、平田良介も退団となるなど、多くのベテランもチームを去っている。 2023年シーズンに向け、主力野手陣のラインナップが一新されつつある中、新たな「顔」として期待が寄せられているのが今季、急成長を遂げた岡林勇希だ。 プロ3年目でレギュラーの座を掴み、142試合に出場し初めて規定打席に到達、.291をマークした。DeNAの佐野恵太と並び161安打で最多安打タイトルも獲得している。盗塁24、犠打22はそれぞれリーグ2位の数字であり、クリーンナップへのつなぎ役としての存在感も絶大だ。 さらに右翼守備でも高いパフォーマンスを発揮した。広い守備範囲に加え、捕殺7はリーグ最多。20歳にして、ベストナイン、ゴールデングラブも初受賞と、一躍、飛躍を遂げたシーズンとなった。攻守でのスタッツを見る限り、多くのファンは近い将来、大器となる予感を抱いていることも間違いないだろう。岡林のブレークは、シーズン中よりネガティブな話題が続くドラゴンズにとって、数少ない明るいトピックでもある。 新外国人獲得により、来季は中堅を守ることも伝えられていることについても「センターが簡単とは言わないけど、僕の中では守りやすい」と語るなど、動じる様子は無い。来季も広いバンテリンドームでの外野守備で、さらにそのポテンシャルの高さは披露されることだろう。 立浪和義監督の体制となり最初のシーズンは、6季ぶりの最下位に終わるなど低迷打破への兆しが見えづらい1年となった。チームの転換期とも言える現状、プロ4年目を迎えるリードオフマンの存在には再建に向けた急先鋒としての大きな期待が寄せられている。 「チームが優勝できるように勝ちにこだわりたい」。今季終了後にはそんな頼もしい言葉も発していた岡林。2023年シーズン、若武者はさらに大きな役割を担うこととなりそうだ。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年12月10日 12時00分
ガーシー議員の暴露が影響? W杯の背番号10南野が活躍できなかったワケ
クロアチア代表に負けて史上初のベスト16入りを逃したサッカーW杯の日本代表だったが、背番号10を背負ったのがFW南野拓実(ASモナコ)。クロアチア戦で途中出場したものの得点ならず。トップバッターで蹴ったPK戦は力ないボールをキーパーに止められてしまった。 「10番を背負わせてしまったのがプレッシャーになってしまったのでは。首脳陣が期待する活躍がまったくできなかった。おまけに、9月にはNHK党の参院議員・ガーシー氏に元彼女の〝中絶スキャンダル〟を暴露され、精神的に影響を受けていたかもしれない」(サッカー担当記者) >>W杯アルゼンチン戦、メッシが敵主将に怒り? 謝罪無視後に態度一変、試合終了間際の光景に驚きの声<< 大一番のクロアチア戦、現在ドバイに住むガーシー氏は試合前にインスタライブを行い、スタンドの最前列で観戦することを明かした。 日本からの観戦客に誘われたことがきっかけだそうで、「日本からわざわざ十何時間かけてくるのに、1時間の距離にある俺が断ったらあかんやろ思て」と話した。 試合中はツイキャスで生配信したが、ヒートアップしたのは南野が途中交代でピッチに入った際。ガーシー氏は、「何出してんねん。お前、堂安(律)と交代とかないやろ。結果出さなければ、明日ボコボコにするからな。出てきたからにはちゃんと結果残せよ。おい、分かってんねんやろうなお前。これで負けたら戦犯やぞ」と叫んだ。 そして、PK戦、南野が蹴る前も同じようなことを叫んだ結果、南野のPKは止められてしまった。 ガーシー氏に対して、《これ完璧に脅しじゃないの?》、《日本代表で頑張ってる人に対しての言葉か?》といった批判が殺到したのだが……。 「たしかに、ガーシー氏の観戦マナーはほめられたものではなかったが、南野が女性にしたことはどうなるのか?今回はW杯があったから、取材拒否されたくない各メディアは忖度したが、ガーシー氏は一切忖度せずに暴露。代表の首脳陣は南野の召集を見送るべきだったのでは」(スポーツ紙デスク) とはいえ、ガーシー氏は日本の勝利を見届けたかったはずだ。
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スポーツ 2022年12月10日 11時00分
巨人・菅野、来季ローテ剥奪の危機? 原監督は「エース背負って立つのは難しい」と苦言、大減俸も招いた深刻な問題は
12月6日までに来季契約を結ぶ選手との契約更改を終了した巨人。中田翔(1億5000万円→3億円/推定)、戸郷翔征(4000万円→9000万円/同)らが大幅アップを勝ち取った一方で、チーム最大の減俸を食らったのがプロ10年目・33歳の菅野智之だった。 菅野は今季「23登板・10勝7敗・防御率3.12」と2ケタ勝利こそクリアしたものの、球団からは年俸6億円のエースとしては不十分な働きと判断されたようで、11月30日の契約更改で1億円ダウンとなる年俸5億円の単年契約でサイン。それでも球団内では坂本勇人(6億円)に次ぎ2位の高年俸だが、今オフダウン査定を受けた23名の中では最大の減俸額となった。 >>巨人・岡本の新契約に「厳しすぎないか」の声 攻守で結果も減俸のワケ、ヤクルト・村上の存在も悪影響?<< 契約更改後に臨んだ会見の中で、菅野は「(来季は)200イニング投げたいなというのはありますね。貯金も10個つくる。15勝ぐらい」とエースとしての復権を誓ったと伝えられている。ただ、来季は復権はおろか、エースから一人のローテ投手にまで序列を下げるのではという厳しい見方も少なくはない。 「菅野は2013年のプロ入りから今季までに『238登板・117勝63敗・防御率2.46』といった通算成績を残し、沢村賞2回(2017-2018)、最多勝3回(2017-2018,2020)、最優秀防御率4回(2014,2016-2018)、最多奪三振2回(2016-2018)、最高勝率1回(2020)と、あまたのタイトルを獲得した絶対的エース。ただ、2021年は足、右肘の違和感などの理由で4度一軍離脱を強いられわずか6勝。2022年も右肘違和感、発熱の影響で今ひとつの数字にとどまっています」(野球ライター) 今季まで1622回2/3イニングを投げていること、30代中盤と年齢も重ねてきていることなどがここ2年のコンディション不良の原因とみられる菅野。投球にも悪影響を及ぼしているようで、2022年は直球の被打率が「.268」と、2020年の「.223」に比べ4分以上も悪化している。 直球で打者を押せなくなっている点は、チームを率いる原辰徳監督からも問題視されている。原監督は12月7日、大久保博元・一軍打撃チーフコーチが自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に登場。その中で「真っすぐを投げるのが怖いというような状況じゃ、巨人のエースを背負って立つのは難しいこと。真っすぐ打てるなら打ってみろという(気持ちで投げる)ことで、スライダーとかフォークの変化球が活きるんであってね」と、勢いのある直球を投げ込めないようではエースとしての運用は難しくなると苦言を呈している。 さらに、原監督は動画内で「野球選手、アスリートというのは昔の名前では勝負できない。誰しもが力は落ちる。僕らでもデーブでもみんな、全盛期から力が落ちたからやめる、ユニフォームを脱ぐことになった。だからその部分は冷静に見る必要があるし、若い人たち、新しい力というものをしっかり指導しておく、目を凝らすというのは大事だなと思っている」ともコメント。場合によってはエースの座はおろか一軍戦力としての立場も剝奪し、その枠を若手に与える可能性も示唆している。 今オフは12月にハワイ、来年1月に宮古島でそれぞれ自主トレを行う予定という菅野。ここでどれだけコンディションを上げられるかがキャリアを左右する状況といえそうだが、名誉挽回のシーズンを送るために体を仕上げることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元コーチの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2022年12月09日 20時30分
オリックス・大下、ロッテ移籍を匂わせていた? 現役ドラフト発表直前、SNSでの突然の挨拶が物議
2020年のプロ入りからオリックスでプレーし、今季までに「.207・52試合・3本・11打点」といった通算成績を残しているプロ3年目・25歳の大下誠一郎。9日、現役ドラフトでロッテに移籍することがNPBから発表された。 現役ドラフトは出場機会に恵まれない選手の移籍活性化を目的に今オフから導入された新制度で、各球団は必ず1人は選手の入れ替えが発生する仕組みとなっている。ドラフトは9日13時から開催され、同日17時過ぎにNPB公式サイトが結果を発表。オリックスはヤクルト・渡邉大樹が加入、大下がロッテ移籍という結果になった。 育成6位としてプロ入りした大下は1年目の2020年9月に支配下に昇格すると、そこからシーズン終了までに「32試合・.216・2本・9打点」と爪痕を残す。ただ、翌2021年は「15試合・.160・1本・2打点」、今季も「5試合・.250・0本・0打点」と一軍定着には至っていなかった。 >>オリックス・中嶋監督、ベンチ蹴り上げ福田に激怒! 吉田も塁上であ然、同点打潰した走塁ミスに批判<< 大下のロッテ移籍を受け、ネット上には激励の声が寄せられたが、それ以上に「やっぱり直前のインスタはドラフト結果の匂わせだったのか」、「ストーリーにありがとうって上げてたから移籍かって思ってたらその通りだった」、「真相は分からんがこれ移籍情報漏らしてないか? すぐに投稿消してるし」といった指摘が見られた。 大下は移籍発表直前の9日16時過ぎ、自身の公式インスタストーリーにプレー中の自身の画像を、『ただ、ありがとう』(MONKEY MAJIK)という曲をBGMに設定した上で投稿。その後16時半ごろに同投稿は削除されたのか閲覧できない状態となったが、一部ファンの間ではこの後発表の現役ドラフトに関係しているのではと憶測を呼んでいた。その後大下の移籍が正式に発表されたことで、やはり自身の移籍を匂わせていたのかと同投稿に再注目が集まったようだ。 オリックス球団公式サイトを通じて「3年間という短い期間でしたが、育成選手だった自分をここまで育ててくれたオリックスには感謝しています。このターニングポイントをチャンスと捉えて、自分はやるだけだと思っています」とコメントした大下。今回の移籍を機にキャリアを好転させることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPB公式サイトよりhttps://npb.jp/オリックス・バファローズの公式サイトよりhttps://www.buffaloes.co.jp/大下誠一郎の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/orix.0722/
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スポーツ 2022年12月09日 18時30分
日本代表・長友に「おふざけイメージ変わった」の声 監督のハグで号泣、W杯クロアチア戦の舞台裏動画が話題
日本サッカー協会(JFA)の公式YouTubeチャンネルが9日、日本が「1-1(PK1-3)」で敗れた6日のW杯決勝トーナメント1回戦・クロアチア戦の舞台裏動画を投稿。動画に登場した36歳のベテラン・長友佑都の試合後の様子がネット上で話題となっている。 今回の動画では試合前日のミーティング・練習や当日ハーフタイム中のミーティングの模様、さらには敗戦後のロッカールームにも密着した映像が公開された。 >>W杯日本戦、ドイツ選手インタビュー中「誰か日本語で叫んでる」指摘相次ぐ 正体は森保監督? 劇的勝利後の一幕が話題<< 注目が集まったのは、敗戦後のロッカールームでの長友の様子。日本は延長120分、PK戦までもつれた死闘に敗れるという悔しい結果でW杯終了となったが、長友は座席に座りうなだれる田中碧、南野拓実、堂安律らに歩み寄りハグを交わす。その後自身も座席につくと、ソックスを脱ぎながら「次の未来につなげろ。問題ない。顔上げて帰れ」と前向きな言葉を口にするなど気丈に振る舞った。 ただ、その後ロッカールームに入ってきた森保一監督にハグを求められ抱き合うと、緊張の糸が切れたのか先ほどまでとは一転して泣き顔に。同じく泣き顔を見せながら何かを語りかける森保監督に何度もうなずくと、最後は頭を下げながら両手でがっちりと握手を交わした。 この長友の様子を受け、ネット上には「長友と森保監督の抱擁でもらい泣きした」、「ピッチ内外でムードメーカーとして振舞ってた長友が、最後の最後で見せた涙は胸に来るものがある」、「ブラボー連発とかおふざけしてたイメージが完全に変わった」、「ニュースとかではほぼ明るい長友しか見てなかったからギャップが凄い、ここまでずっと我慢してたんだな」といった感動の声が相次いだ。 多くのファンの涙を誘った長友は、8日に自身の公式Twitterに「W杯の凄まじい緊張感から解放され日常に戻ると心が空っぽになり、何というか感情が言い表せない。心身をだいぶ削ってきたからサッカーのことは忘れゆっくり休みたいと思う これから自分の心の中に出没する感情たちと会話しながら進む道を決めたい」と投稿。大会中は相当な重圧と戦い心身ともに疲弊したこと、今後の去就は不透明ということなどを明かしている。 今大会はグループ初戦・ドイツ戦からクロアチア戦まで4試合連続でスタメン出場し、ドイツ戦後のインタビューで「ブラボー!」と何度も絶叫しながら喜びをあらわにする様子も話題となった長友。2大会連続の16強入りに大きく貢献した立役者の一人だったことは間違いないだろう。文 / 柴田雅人記事内の引用についてJFA公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/c/jfa長友佑都の公式Twitterよりhttps://twitter.com/YutoNagatomo5
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スポーツ 2022年12月09日 15時30分
ロッテ、来季6年ぶりに最下位転落? 守護神オスナの流出報道に「デスパイネの悲劇再来」心配相次ぐ
今季途中の6月にロッテに入団し、「29登板・4勝1敗9ホールド10セーブ・防御率0.91」といった成績を残した27歳の助っ人・オスナ。8日、ソフトバンクへの移籍が決定的になったと複数メディアが報じた。 報道によると、2日にロッテの保留者名簿を外れ自由契約となっていたオスナは、8日までにソフトバンクと単年契約で大筋合意。5~8日にかけ行われた米メジャーのウィンターミーティングでも、複数のメジャー関係者がオスナ、ソフトバンクの契約合意を証言したという。 オスナはトロント・ブルージェイズ(2011-2018/2011-2015はマイナー)、ヒューストン・アストロズ(2018-2020)でプレーしたメジャー時代に「314登板・14勝18敗10ホールド155セーブ・防御率2.74」といった通算成績をマークし、年俸9000万円(推定)の単年契約で入団したロッテでも防御率0点台と実力を示した。今オフの去就は注目を集めていたが、11月末に米メディアの記者が自身のツイッターを通じ、ロッテと1年の再契約で合意間近と伝えていた。 >>ソフトB・藤本監督、ロッテへの発言に「馬鹿にしてるのか」ファン激怒 決戦前コメント、オリ山本は打てないと決めつけ批判<< そのオスナの流出報道を受け、ネット上には「ロッテ残留間近じゃなかったのかよ…」と落胆の声が相次いだ。また、中には「デスパイネ獲られた6年前の悲劇が再来しそうで笑えない」、「焦ったフロントが意味分からん代役獲ってきてチームがガタガタになるのが怖すぎる」、「これでまたパラデス級の助っ人連れてくるようじゃ最下位不可避だろうな」と、来季を悲観視するコメントも少なからず見られた。 「ロッテは2016年オフに慰留に努めていた主砲・デスパイネ(同年は134試合・.280・24本・92打点)がソフトバンクに流出したケースがありますが、翌2017年はダフィー(54試合・.201・6本・18打点)、パラデス(89試合・.219・10本・26打点)の両新助っ人が代役を果たせず。さらに、両名の不振もあり同年5月に途中補強したサントス(66試合・.250・3本・8打点)、6月に獲得したペーニャ(70試合・.242・15本・38打点)も今ひとつに終わりました。2016年は『.256・80本・583得点』、2017年は『.233・95本・479得点』とデスパイネ流出によるチーム打力低下に最後まで苦しんだチームは、『54勝87敗2分』と球団史上ワーストの敗戦数で最下位に。当時はどういう基準で補強人選を行ったのかなどとフロント批判も上がっていましたが、今回のオスナ流出で再び6年前のような事態が起こるのではと募らせているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 2017年のロッテは敵となったデスパイネに「25試合・.281・6本・18打点」と打ち込まれ、その影響もありソフトバンク戦は「7勝18敗」と大きく負け越し。中軸級の助っ人不在をデスパイネ獲得で解消したソフトバンクにいいようにやられた形となっている。今回のオスナも、今季守護神不在でセットアッパー・モイネロを9回に回さざるを得なかったソフトバンクにとってはこれ以上ない適役であるため、選手、チームともに来季のロッテにとってはかなりの難敵になる可能性が濃厚だ。 報道通りにオスナが流出した場合、ロッテは今季前半に守護神を務めたプロ11年目・33歳の益田直也(今季52登板・1勝2敗8ホールド25セーブ・防御率3.29)を再び9回に回すことで対応は可能だが、年齢や今季成績を踏まえるとリスクもあるため助っ人補強も求められる状況。オスナ流出のマイナスを補って余りある新戦力を連れてこれるのか、今オフの動向には要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月09日 11時15分
オリックス・吉田のRソックス入り、本拠地の狭さが決め手? スピード交渉まとめた代理人の作戦は
「もうちょっと待ってくれ。(代理人の)ボラス氏が会見すると言っているんだ」 オリックスからポスティングシステムで大リーグ挑戦を決めた吉田正尚外野手が、レッドソックスと契約合意に達した。 5年総額9000万ドル(約123億円)。鈴木誠也がカブス入りした際は「5年8500万ドル」だったから、吉田は日本の野手として“史上最高額”を勝ち取ったことになる。 >>ダルビッシュ、WBC合流前倒しはルールが原因? 整備遅れ大谷翔平にも影響か<< その大型契約はもちろんだが、日本のファンとメディアが驚いたのは“スピード合意”したこと。ポスティングシステムの申請完了がMLBに伝えられ、「交渉スタート」となったのは、日本時間12月7日午後10時。現地から「合意」の一報が飛び込んできたのが8日午前7時前後だったから、7、8時間の交渉でまとまったことになる。 冒頭の「もうちょっと待ってくれ」は、現地協力者に連絡を取っていた際に繰り返し、返ってきた言葉。8日正午から夕方に掛けてのやり取りになるが、吉田の代理人であるスコット・ボラス氏が米メディアの前に現れたのは、8日午後3時過ぎ。米ウインターミーティングの行われているサンティエゴの時間帯で言うと、12月7日午後10時過ぎだった。 そんな“喧騒ぶり”も含め、関西圏で活躍しているプロ野球解説者がこう振り返る。 「吉田本人もこんな早く決まるとは思ってなかったはず。日本シリーズ終了後の話になりますが、吉田には特定の希望球団もなければ、『温暖な西海岸の』といった地域的な要望も強くなかったそうです」 “希望球団ナシ”が、交渉をスピード進行させたのだろう。 「今年の米FA市場は、トップクラスの外野手が少なかったんです。だから、吉田が注目されていました」(米国人ライター) また、現地時間午後10時過ぎにメディアの前に現れた代理人のボラス氏だが、レッドソックスとの交渉を進めた理由として、本拠地球場の「フェンウェイ・パーク」を挙げていた。 「レフトが狭い。それは、彼が攻守で生かされると思った」 同球場は左翼エリアがえぐりとられたような形態になっている。ホームランが出やすいヒッターズ・パークでもある。 「吉田のことが米メディアでも紹介されると、すぐにこんな欠点も指摘されました。『守備範囲が狭い』と」(前出・米国人ライター) ボラス氏はレフトの守備範囲が狭くなるフェンウェイ・パークに行けば、吉田の弱点は補えると読んだわけだ。また、持ち味の打撃能力をいかんなく発揮できる場所ともなる。 ボラス氏はこうも話していたそうだ。 「ワタシが日本に行った時に驚いたブレットトレイン(新幹線)のように、交渉は2、3倍の速度で…」 “交渉解禁”と同時に、ボラス氏の元には16球団がアポイントを入れてきたそうだ。 ヒッターズ・パークを本拠地とする球団から順番に交渉するつもりでいたとすれば、代理人の作戦勝ちだ。大型契約を結んだ日本人選手に対し、ファンや米メディアは“辛口”になりがち。吉田の重圧との戦いが始まった。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年12月09日 10時50分
前園真聖氏「日本が勝ってオファーが増えた」W杯テレビ出演の裏事情を明かす
12月8日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、サッカー解説者でタレントの前園真聖氏が「2022 FIFAワールドカップ カタール」の裏側を明かした。前園氏は元プロサッカー選手で日本代表も務めた経歴を持つ。 前園氏は開幕から18日間で50番組に出演。前園氏はフジテレビの応援隊長を務めており、同局を中心に出演していたが、「日本が勝つことによっていろんなところの番組のオファーがあって」と告白。当初はドイツ、スペインとサッカー強豪国がひしめくグループリーグ突破の可能性は低いと言われていたため、テレビ局も編成に力を入れていなかったのだろう。日本が勝ってから前園氏へのオファーが殺到したようだ。 >>前園真聖、5年前の“あの事件”の反省をブログに綴る 誠実な態度で事件後に好感度上昇<< 前園氏は、各番組には「フジテレビ以外もやっていいですよって。(試合の)中継局以外であればということで出させてもらった」と語った。さらに、前大会と比べて「盛り上がりは今回の方があったと思うんですよ。同じベスト16ですけど。同じグループリーグにドイツ、スペインと歴代の優勝国がいて、まずドイツに勝ったってのでより盛り上がってきた」と背景を解説。 そして番組では、前園氏が最も忙しかった12月5日から7日にかけてのスケジュールを紹介。朝からワイドショーに出ずっぱりであり、それぞれ5日深夜の日本対クロアチア戦、6日深夜のスペイン対モロッコ戦にも出演した。 前園氏は当時の様子を「そうですね。日本戦の前後はこんな感じだったんですけど。もうちょっとわかんなかったですね、時間のあれ(感覚)が」と語り、ほとんど寝ないで番組出演をこなして行ったという。 また前園氏は、元プロサッカー選手で解説者のセルジオ越後氏が「負けてもいいところを見つけようとする日本の文化が成長を妨げる」という辛口の批判に対しても、「セルジオさんの言っていることは非常にわかりますし。負けは負けで何が足りなかったという分析は必要」と共感を寄せていた。一方で、「これだけ厳しい中でスペインとドイツに勝ったことは評価しなきゃいけない」とも語っていた。 これには、ネット上で「確かに前園、出ずっぱりだったわ」「日本が勝ってからオファー増えるってこれも手のひら返しだな」といった声が聞かれた。
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スポーツ 2022年12月08日 19時30分
巨人・原監督、岡田監督に“既読無視”された? 浅野競合ドラフトの裏話明かし話題「水面下でやり合ってたとは」
巨人の大久保博元・一軍打撃チーフコーチが7日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、巨人・原辰徳監督が登場。今年のドラフトの裏で、阪神・岡田彰布監督との“攻防戦”があったことを明かし話題となっている。 今回の動画で原監督は「68勝72敗3分」でリーグ4位に終わった今季の反省点や、高校時代から旧知の間柄である岡田監督が今オフ阪神監督に復帰したことへの感想などを語った。その中で、原監督は10月20日のドラフト会議直前に、岡田監督にメールを送るも無視されたという話を明かした。 >>巨人・原監督、ドラ1抽選後インタビューに「いつまで喋るんだ」と批判 14年ぶりの当たりクジに大興奮?<< 今年のドラフトは9月末に高松商高・浅野翔吾を1位指名することを公言した巨人を含め、9球団が事前に1位指名を公表。DeNA、阪神、ロッテの3球団は公言していなかったが、原監督は「どうも新聞で見ると、阪神が浅野くん来る気配があるね」と、各報道から阪神が浅野指名を被せてくる可能性を察知したという。 そこで、原監督はドラフト当日の朝に「監督おめでとうございます。全力をお互い出し合いながら、ペナントレースでは雌雄を決しましょう。しかし、ドラフトでは戦いたくありませんね」と、それとなく探りを入れようと就任祝いも兼ねて岡田監督にメール。ただ、ドラフト本番前に返信は来なかったという。 迎えたドラフトでは阪神が浅野指名を被せ両球団は抽選で争うことになったが、原監督は抽選会場に向かう際に岡田監督とその日初めて顔を合わせたという。そこで岡田監督から「タツ、(浅野指名は)もう決まってたんや。なんて返信していいか分からんかった」と謝られたため、「そうですか、いや僕は電話番号が変わったのかなと思いました」と冗談交じりに返したという。 原監督の発言を受け、ネット上には「ドラフトの裏でそんなやりとりしてたのか」、「浅野を巡って水面下でやり合ってたとは凄い話だな」、「抽選前にえらい仲良さげだったのはこれが真相だったのか」といった驚きの声が寄せられた。 ドラフトでの両監督は浅野の抽選に臨む際、お互いにニコニコしながら肩を並べて抽選会場に入るなど和やかなムードを漂わせていた。この様子は当時のネット上でも「なんか楽しげだけど何を話してるんだ?」などと話題となっていたが、原監督が送ったメールについて話を交わしていたようだ。 抽選では巨人が浅野の当たりクジを引き、外れた阪神は中央大・森下翔太を1位指名している。ドラフトでの“伝統の一戦”は巨人、原監督に軍配が上がった形だが、来季はどのような戦いを繰り広げることになるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元コーチの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2022年12月08日 18時30分
DeNA・神里「練習するしかない」 来季のレギュラー獲りへ闘志、メンタル強化も実践中
81試合出場、打率.189、ホームラン1、得点圏打率.227。 昨年は打率.191、ホームラン4、得点圏打率.278で「今年は梶さん(梶谷隆幸)が抜けてチャンスだったのにつかみきれなかった。悔いしか残らないシーズンだった」と反省したが、神里和毅はワーストを更新してしまった。 昨年は「結果を残さないといけないという気持ちが強く、キャンプからうまくいかずに焦ってしまった1年だった」と反省。今年は「キャンプは良かったんですけど…」と語る。 スタートは良かったが「1年間通してできなかった。そこがこのような結果になってしまった。自分に自信があまりなかったので、結果が出ないとすぐに打ち方を変えたりしたことがあったので、1年間通して自分自身を信じることができなかった」と、自己肯定ができなかったと振り返った。 反省から取り組むのはメンタル面の強化。オフは約週1回の頻度で「メディテーションヨガ」を実践中。具体的には「メンタルを鍛えながらヨガで体の動きをしっかり出していければいい。自分自身集中して、ゾーンに入れやすくするヨガ」でレベルアップを図ると明かした。 ルーキーイヤーの2018年は、当時不動の1番センターだった桑原将志からスタメンを奪い、翌年は123試合出場で打率.279。20年は出場数を減らしたが、打率は3割を超え勝負強いバッティングが光った。 だがスター候補生も、気付けば来シーズンで29歳を迎える。今シーズンもタイガースの難攻不落のエース・青柳晃洋に対しフォアボール3を選び、打率3割ジャスト。今季唯一のホームラン、新人王に輝いた大勢からもあわやホームランの打球を横浜スタジアムで放つなど、随所で輝きを見せたが安定した成績は残せなかった。 「練習するしかない。しっかりとレギュラー取って、チームの優勝に貢献したいのが一番」と気を引き締めた神里和毅。同期ドラフトでは既に3人が球団を去った厳しい世界だけに、6年目シーズンは崖っぷちの覚悟で復活をもくろむ。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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オリックス山岡泰輔の復活勝利から3連勝!借金「1」で5日から首位ソフトバンクと3連戦
2022年04月04日 18時10分
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スポーツ
日本ハム・宮西、新庄監督に激怒?「思いっきり睨みつけてる」敬遠指示直後の表情が物議、でたらめな策ではないと指摘も
2022年04月04日 15時30分
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スポーツ
東京女子・中島翔子のプリプリ王座に挑戦する愛野ユキ「力ずくで持ってる武器を全部ぶつける」
2022年04月04日 11時30分
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スポーツ
阪神・矢野監督、「諦めない」発言は口だけ? 開幕9連敗目の試合中に見せた深刻な振る舞いとは
2022年04月04日 11時00分
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スポーツ
DDTフェロモンズ討伐へ今林GMにAKIRAとマッスル坂井が合体!「子どもたちにやられっ放しの姿、見せ続けるわけにはいかない」
2022年04月04日 10時50分
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スポーツ
阪神・岩崎、開幕戦の乱調は矢野監督のせい? 球界OBの問題点指摘に賛否「あんなの予想できんだろ」
2022年04月03日 11時00分
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スポーツ
日本ハム・新庄監督、選手の意識改革は道半ば? 本拠地開幕カードでの記録に残らないミスとは
2022年04月02日 17時30分
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スポーツ
田中将大、YouTubeで本音吐露? 苦境脱出に安堵も、無援護続く 解消のキーマンは安田・西川か
2022年04月02日 11時00分
特集
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
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2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分