櫻井のなりすましアカウントは7月29日、大野のは8月2日に開設された。どちらも現在は削除済みのようだ。本物と勘違いしたユーザーも多いようで、大野のなりすましアカウントには1日で約6万人がフォローした。
フォロワーが増えすぎたため、四宮氏は「フォロワー数がかなり増えてしまっていますね…もちろん『なりすまし』ですので、くれぐれもご注意ください」と注意喚起している。
SNSでは「まさかFC会員はいないよね」「翔くん担及び、嵐ファンを舐めすぎ」「こいつらってしばらく本物っぽくしておいてそのうち何か買わせたりするのかな」といった声が上がっている。
著名人や芸能人のなりすましアカウントは後を絶たない。現在公開中の長編アニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」の原作が終了した直後に原作者・吾峠呼世晴氏のアカウントがXに現れ、話題となった。直後に集英社が吾峠呼世晴はアカウントを作ってないと発表。しかし、現在もこのアカウントは削除されていない。人気漫画「HUNTER×HUNTER」の原作者・冨樫義博氏が始めたときは偽アカウント乱立でどれが本物か分からなくなっていた。
なりすましアカウントの多くは、フォロワー数を増やしたいといった承認欲求だろう。フォロワー数が増えたあと、アカウント名を変えて本来の目的に移行するものが多い。他にもDMで個人情報や、ファン心をくすぐる粗悪品を高価で売りつけるケースもある。
悪質なものになると詐欺を働くケースだ。人気芸能人がアカウントを立ち上げた際、ついついフォローしたくなるのは一般人の感覚としてあり得る。なりすましに引っ掛からないようにするには、まず冷静になりニュース情報が流れてくるのを待ってからでもいいかもしれない。