アカナマダは竜のように細長い体をくねらせて泳ぐ“リュウグウノツカイ”に似た深海魚で、近年、富山湾で目撃が相次いでいる。ネット上では「巨大地震発生の予兆ではないか」と危惧する声が広がっている。
「アカナマダは肛門から墨のような液体を出す“珍魚”として知られていますが、今まであまり目撃されることはありませんでした。ところが昨年2月に富山湾で31年ぶりに発見されると、その後、4月までに8匹も確認され、漁業関係者の間で大きな話題になりました。2011年の東日本大震災の前には、リュウグウノツカイやダイオウイカなどが大量に打ち上げられた例があり、一部のオカルトマニアの間で、近い内に大きな地震が起きるのではないかとウワサされています」(オカルト誌ライター)
実際に、アカナマダが捕獲された2日後の午後8時38分ごろ、紀伊水道を震源地とする最大震度4の地震が発生しており、ネット上で関連性を指摘する声が上がっている。
《アカナマダはリュウグウノツカイと近縁種らしい。昨年から急に目撃されているのは何でだろう。大きな地震が起きなければいいけど…》
《深海魚と地震発生の関連性に注目している。何かヤバそうだな》
《深海魚の出現は地震の前触れといわれているけど、実際はどうなんだろうね。でも、31年ぶりって何か地殻変化が起きてるんじゃないかと思うわ》
《東日本大震災のときは、地震発生前に地殻変動が起きてリュウグウノツカイが海面に押し上げられたといわれている。今回も何かあるかもしれない…》
「16年12月25日には新潟県胎内市の荒井浜の海岸にアカナマダが打ち上げられたことがありますが、それから3日後の28日に、茨城県北部でマグニチュード6.3の地震が発生しています。深海魚の出現と地震発生との関連性は科学的には“否定”されていますが、昔から言い伝えとして残されてきました。注意するに越したことはないでしょうね」(前出のオカルト誌ライター)
いまだコロナが収束しない中で巨大地震が発生すれば、大きなパニックになることは間違いない。アカナマダの出現が地震と関係なければいいのだが…。