佐々木朗希
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スポーツ 2022年04月28日 11時00分
カブス・鈴木、悪名高い審判に目をつけられた? 現地ファンも同情した2度の誤審とは
佐々木朗希の次は、鈴木誠也か? アンパイアは公平にジャッジを下すもの。だが、審判、選手ともに「人」だ。相性というものもあるのかもしれない。 日本時間4月27日のブレーブス戦、カブス・鈴木はノーヒットに終わった。鈴木の無安打は4試合ぶり。それでも、打率は3割2分7厘と高く、対戦投手の脅威となっているようだ。 しかし、その日の鈴木が戦わなければならなかったのは、ブレーブス投手陣だけではなかった。 >>「野球人生が終わった」広島・鈴木が絶望! 緒方監督も悲痛、フェンス激突が招いたキャリア最悪の負傷劇<< 「ブレーブス対カブスの一戦は、TV中継もされていました。カブスファンだけではなく、ブレーブスの地元・アトランタのTV視聴者も鈴木に同情的でした」(米国人ライター) 明らかに「ボール球」という投球をストライクコールされたのだ。それも、二度。ブレーブス側であるはずのアトランタの地元紙「アトランタ・ジャーナルコンスティテューション」も、二度目の誤審がされた時の様子を<鈴木は凍りついてしまった>と伝えていた。 「鈴木の好調さは『ボール球をスイングしないからだ』と分析されています。メジャーリーグにはボール球をスイングした割合を数値化した指標もあります。メジャー平均が28%台なのに対し、鈴木は5%台。米国ファンは選球眼に優れたスラッガーだと認識しています」(前出・同) この日、球審を務めていたのは、テッド・バレット審判員。相手チームのファンも鈴木に同情的だったのは、同審判員が“有名人”だったせいもあるようだ。 公式データではないが、2018年、ボストン大学の研究チームが過去11シーズン、約400万球のストライク、ボールのジャッジを調べ直したところ、「2ストライク後の誤審は約30%」にも及んだそうだ。 また、この研究チームは誤審の多い審判のワースト5も発表している。その1位に名前が挙げられたのが、バレット氏だった。 「ニューフェイスや日の出の勢いにある選手に対し、『オレが指導してやる』みたいな考えになる審判もいると言われています」(球界関係者) ミス・ジャッジはメジャーリーグの洗礼なんて言われ方もしている。バレット氏も赤マル急上昇中の鈴木に対し、“特別な感情”を持っていたのだろうか。 「ボストン大学の調査発表後、AI審判の導入議論が加速しました。マイナーリーグで何回かテストしてみたんですが、うまくいきませんでした。試合テンポも悪くなるみたいで」(前出・米国人ライター) “誤審”に苦しんだブレーブス戦の最終打席は8回表に回ってきた。一死一塁、右中間への大打球を放ったが、相手中堅手に好捕されてしまった。長打を確信していた一塁走者は帰塁できず、ダブルプレーも成立した。ツイてない一日となった。 他選手が打席に立った時は、おかしな判定はなかった。バレット氏との相性の悪さが、今後の打撃に影響しなければいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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芸能ニュース 2022年04月26日 19時00分
マツコ、佐々木朗希投手へ詰め寄った審判に「マウント取りに行った」とバッサリ
4月25日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手と審判の間に生じたトラブルの話題になった。24日の試合で、ボール判定に不服そうな顔を見せた佐々木投手に球審が詰め寄る場面が見られた。この行動には賛否両論が巻き起こっている。 マツコ・デラックスは、佐々木投手が苦笑いのような表情を浮かべたことに、「あれぐらいだったらピッチャーみんなやってるよね」と話し、「だからマウント取りに行ったんでしょ。『佐々木朗希行ったぞ。俺、偉いんだぞ』ってことなんじゃないかって思ったけど」と審判の感情を推し量った。さらに、「だから一人だけ時代に取り残されちゃった。江夏(豊)さんとかの時代のようなあれ。『一発かましたるで』みたいな、あんな人たちがいっぱいいる時代だったら、あれくらいやっとかないと舐められるっていうのはあるけど、どう見ても佐々木朗希君はそういうタイプじゃないよね。なんで行ったんだろう」と疑問を示していた。 >>マツコ「最近の若い子って洒落通じない」褒め合う世代に違和感 背景を分析「SNSとかが発達したから」<< マツコは血の気の多い往年のプロ野球選手に対するノリで、審判が感情を露わにした行動を起こしてしまったと考えているようだ。これには、ネット上で「確かに佐々木はそういうタイプじゃないわな」「これもオッサンと若者世代のギャップなのかも」といった声が聞かれた。 さらに、マツコはかつてのプロ野球の名物だった乱闘も「すごい少なくなった。やっぱ江夏(豊)さんみたいなタイプがいなくなった」と寂しそうに話し、「川崎球場もないしね、宇野(勝)さんもいないしね。今」と、『プロ野球珍プレー好プレー』の名物の場所や選手の名前も挙げていた。改めて、審判の行動には「(佐々木投手の人気が)今ガーッって来ているところで、ちょっとガーッって言っとこうと思う感じだと思うんだけど、ちょっと情報弱者よね、あの人ね」と批判。これには、ネット上で「時代にそぐわないっていうのはあると思う」「悪い意味で目立っちゃうのは良くないかな」といった声が聞かれた。
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スポーツ 2022年04月26日 17時35分
オリックス敗戦も福田周平、吉田正尚らがロッテ佐々木朗希攻略で打線に復調の兆し!
【オリックス・バファローズ 成績 4.19-4.24】対 福岡ソフトバンクホークス大阪・京セラドーム大阪4月19日●オリックス(山本) 0-3 (石川)福岡ソフトバンク○4月20日○オリックス(宮城) 3-2 (和田)福岡ソフトバンク●4月21日○オリックス(田嶋) 3×-2 (千賀) 福岡ソフトバンク●※延長11回対 千葉ロッテマリーンズ大阪・京セラドーム大阪4月22日●オリックス(山崎福) 0-4 (ロメロ)千葉ロッテ○4月23日○オリックス(山岡) 3×-2 (石川)千葉ロッテ●※延長11回4月24日●オリックス(山崎颯) 3-6 (佐々木朗)千葉ロッテ○※(カッコ)内は先発投手※24試合11勝13敗、リーグ4位。首位の東北楽天と4.5ゲーム差(4月25日現在) 今週は本拠地、京セラドーム大阪6連戦。 まず、ソフトバンクとの3連戦では、初戦に昨年から18連勝中の山本由伸が先発するも、打線がソフトバンク先発の石川柊太を攻略できず、味方のエラーなどもあり、0-3で敗戦。山本の連勝記録も途絶えた。 山本は「調子自体は悪くなかったと思いますし、立ち上がりはしっかりと自信を持って投げられていたと思います。なんとか相手に流れを渡さないようにと思って投げていましたが、先制点を与えてしまったところが悔しいです」とコメント。中嶋聡監督は「いつも通りだと思います。苦しいピッチングをさせてるなとは思いますよね。なかなか点が入らないですし、そこに関しては1点もやれないという苦しさもあるでしょうし。申し訳ないと思ってはいますけど、これで野手たちがどれだけのことを思ってくれるかだと思うんでね。これで、のほほんとしてるメンバーがいるとしたら、出る資格がないので、そこは何とかカバーしてほしい」と野手陣に奮起を促した。 2戦目は宮城大弥が好投を見せて今季初勝利。宮城は「立ち上がりはボールが高く浮いてしまっていました。それでもホームランの後、すぐ切り替えてそれ以降をしっかりと抑えることができたところはよかったと思います。ランナーを出してしまった後のフォアボールなど、細かい部分でまだまだ課題もあるので、もっといいピッチングをしていけるようにしっかりと修正していきたいと思います。なかなか勝てない時期が続いていたのでうれしい」と語っている。 3戦目は田嶋大樹が先発として粘りのピッチングを見せるも、打線がソフトバンクのエース千賀滉大からなかなか打てず。その千賀を最終回に捕まえて、吉田正尚の同点タイムリーで追いつくと、延長11回、紅林弘太郎がプロ初のサヨナラ打を放ちオリックスが連勝。紅林は「めっちゃうれしいです。(福田)周平さんと西野(真弘)さんがいい流れを作ってくれたので、自分もいい流れに乗っていけました。打席ではあまり考え過ぎず、真っすぐ系を狙って、来た球を弾き返そうと思った。抜けてくれ!と思って走ってました。(3連戦で出た)ミスを取り返したかった」と振り返った。 2カード連続で勝ち越して迎えたロッテとの3連戦。初戦は山崎福也を打線が援護できず敗戦。2戦目は山岡泰輔が粘りのあるピッチングを見せたが、両チームともに点は入ってもタイムリーが出ないという重い雰囲気に包まれる中、延長10回に1点ずつ取り合うと、続く11回、伏見寅威がセカンドへ強烈なゴロを飛ばすと、ロッテのセカンド中村奨吾がファンブル。その間に、三塁ランナーの来田涼斗が好走塁を見せてサヨナラのホームイン。オリックスが勝利を収めた。 試合後、来田は「風岡(尚幸、三塁コーチャー)さんにGO!と言われた時点で、僕も行く気満々だったんで、ホントにセーフになれと思って走ってました。とてもうれしかったです。それまでけっこう苦しんでたんで、どうにかして後ろにつなげようと思って打席に立ちました。最初、とても緊張してたんですけど、だんだんと慣れていって、最後に自分の良さが出て良かった」と振り返っている。 1勝1敗で迎えた3戦目、ロッテの先発は前回10日の試合(千葉・ZOZOマリンスタジアム)で、完全試合を達成した佐々木朗希。佐々木朗は17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)でも8回をパーフェクトでマウンドから降りており、連続無安打(もちろん無四球)記録を継続中。その姿をひと目見ようと、スタンドには今シーズン最多の観客が詰めかけ、東京から来るマスコミの姿も多数見られた。 そんな期待を初回の初球から、オリックス先頭の福田周平がライト前へ運び打ち砕く。福田は「160キロでも150キロでもスピードは違えどもベース板を通るというのは全員一緒なので、佐々木君の場合は、みんなより早くタイミングをとって、その真っすぐを弾き返せる感じというものを作るべきだと思っていた」と佐々木朗対策を語った。 吉田正も佐々木朗相手にタイムリーを含む2安打1四球。吉田正は「打撃コーチから『(バットを)短く、少し二握りぐらい短く持っていこう』というところで、みんなで徹底していた」と、チームで佐々木朗対策が徹底されていたことを明らかにした。 この試合は惜しくも敗れはしたが、2ケタ10安打と打線が奮起し、平均打率がようやく.200に乗った。昨年活躍したが現在は絶不調の杉本裕太郎にもヒットが出るようになってきており、宗佑磨や紅林の当たりも悪くはない。ようやく打線に明るい兆しが見えてきたのは間違いない。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2022年04月25日 11時35分
ロッテ・佐々木、球審の詰め寄りは溜まった怒りの爆発? 球団側は制止に入った捕手にも苦言か
異常な雰囲気だった。4月24日、オリックス対千葉ロッテ6回戦。佐々木朗希が完全試合を達成した同カードが、京セラドーム大阪に舞台を移して…。 スタンドでは2万8967人の大観衆がざわついていた。昨年11月、日本シリーズ第1戦が同球場で行われた際の観客数は1万9297人。新型コロナ禍であるものの、「令和の怪物見たさ」に約1万人も多く集まったわけだ。 >>ロッテ、痛恨の1安打敗戦は佐々木のせい? 8回完全投球が野手陣に与えた深刻なダメージとは<< 「オリックスのベンチ裏もいつもと違いました。2試合連続でノーヒットに抑えられるようなことになったら、この上ない屈辱です。ピリピリしていました」(スポーツ紙記者) 千葉ロッテ側もいつもとは違った。佐々木が投げるというだけで、「絶対に負けられない」といった責任感のようなものも漂っていた。 その異常な緊張感がハプニングを呼んでしまったのだろうか。「ストライク、ボール」の判定に関する佐々木の表情を巡って、球審がマウンド付近まで詰め寄ったのである。 試合後の井口資仁監督のコメントが全てを物語っている。 「判定に対して、我々は何も言ってはいけないと思います。(佐々木)本人がストライクと思うところをボールと言われているので。そこは、審判が流すところなので」 2回裏二死一塁、カウント2ストライク。3球目の外角低めの直球を「ボール」と判定され、かつ一塁走者にも盗塁を許してしまった。佐々木が口元を緩めると、球審は「判定に不服でも?」と言わんばかりに詰め寄ってきた。 取材エリアからでは何が起きたのか、分からなかったが、「布石」はあった。それ以前にも、ストライクとコールされてもおかしくない際どいコースが「ボール」と判定されていたのだ。 「これまでの佐々木は100球前後で交代してきました。『2ストライク後はボール球を投げて』という、ベテラン投手の配球とは異なります。省エネ投球であり、3球目はボール球が来るという先入観が佐々木と捕手の松川虎生以外にあったのかもしれません」(プロ野球解説者) 球審は正しく判定したはずだ。しかし、井口監督の言うように、佐々木に悪意があったわけではない。この中断によって、試合はまた異常な雰囲気に逆戻りしてしまった。 また、審判をなだめた松川の冷静さに「18歳とは思えない」と称賛の声も寄せられていたが、チーム関係者によれば、試合後に叱られていたという。 「佐々木は3球勝負で投げる、そんな試合の雰囲気を作るのも捕手の務めだ、と。また、問題の3球目を捕球したとき、松川は二塁送球を意識しすぎて、『キャッチャーボックス』から体を出していました。それも球審のジャッジを難しくさせたのかもしれません」 この苦言は松川への期待の大きさでもある。 「令和の怪物」が覚醒したことによって、松川も触発されている。ロッテナインも独特の緊張感の中で鍛えられ、スタンドのファンは佐々木を見入って無口になっていた。これまでにはなかった光景だ。地上波TV局も佐々木の登板試合の中継を検討しているという。新しい扉も開かれつつある。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年04月20日 17時30分
ロッテのGWは豪華!佐々木朗希完全試合達成記念サイン入り色紙プレゼント&元乃木坂46 高山一実が始球式に登場
千葉ロッテマリーンズは、29日の北海道日本ハムファイターズ戦(千葉・ZOZOマリンスタジアム)にて、佐々木朗希投手の完全試合達成を記念したサイン入り色紙(サイン、日付および完全試合と本人が書いたものがプリントされている)を先着2万8000名にプレゼントすると発表した。 色紙は全入場ゲートで開場時間16時から先着で配布する。なお、29日の北海道日本ハム戦の試合開始前には、完全試合達成を記念したパシフィック野球連盟からの連盟表彰式が行われる予定とのこと。佐々木は4月10日オリックス・バファローズ戦(ZOZOマリンスタジアム)で、槙原寛己氏(読売ジャイアンツ、現在はプロ野球解説者)以来、28年ぶりプロ野球史上16人目の完全試合を達成している。 また、5月7日の福岡ソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム)にて、千葉ロッテマリーンズのオフィシャルスポンサーであり、マリーンズ応援番組「MARINES FREAKS」を放送している株式会社ジェイコム千葉の冠協賛試合「J:COMスペシャルデー」を開催し、千葉県出身で南房総市観光大使を務める元乃木坂46の高山一実が始球式を行うことも発表された。 始球式は「J:COMスペシャルデー」のファーストピッチセレモニーとして13時52分頃から行われる。高山は、2011年に乃⽊坂46の1期⽣として加⼊。デビュー以来全てのシングルで選抜メンバー⼊りを果たした。2015年4⽉、千葉県南房総市観光⼤使任命後は市内のイベントなどへ積極的に参加。2021年11⽉に惜しまれつつグループを卒業。コメント⼒に定評があり、レギュラー出演している「Q さま!!」(テレビ朝日系)を始め、バラエティー番組からのオファーが絶えない。読書家で、2018年⼩説家としてデビュー。デビュー作「トラペジウム」(KADOKAWA)は累計発⾏部数25万部を突破し、⼤ヒットを記録している。2022年3⽉にオフィシャルファンクラブを設⽴。オープン時は Twitter トレンドに上がるなど卒業後もコアファンが多い。 高山は「大好きな千葉で、千葉ロッテマリーンズの応援ができること嬉しく思います!まっすぐ投げられるよう頑張ります!」とコメントを寄せている。(どら増田 / 写真・球団提供)
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スポーツ 2022年04月18日 11時00分
ロッテ、痛恨の1安打敗戦は佐々木のせい? 8回完全投球が野手陣に与えた深刻なダメージとは
プロ野球史上初、2試合連続の完全試合達成か? 4月17日の北海道日本ハムファイターズ戦に先発した佐々木朗希は、8回までの一人の走者も許していなかった。しかし、千葉ロッテマリーンズ・井口資仁監督は8回裏の攻撃を終えると、「ピッチャー交代」を告げた。 「9回のマウンドに上がっていたら? 対戦するバッターは7、8、9番の下位打線なので記録達成の可能性はあったと思います。でも、この日の佐々木は調子が良くなかったんです。球速は160キロ台を連発していましたが、シュート回転していましたし、フォークボールの落ち方もイマイチでした」 投手出身のプロ野球解説者がそう言う。 >>ロッテ・佐々木に致命的な問題、球界OBの指摘に「着眼点が違う」感心の声 本人も深刻さを自覚していた?<< それでも日本ハム打線を抑え込んでいたのだから、「佐々木はスゴイ」とも言える。だが、“途中交代”は予定事項だったようである。 「佐々木がブルペンに入り、試合前の投球練習に熱が入ってきたのは、午後0時半頃でした」(球界関係者) ここで、「今日は調子が良くない」とコーチ陣は感じていた。ブルペンに帯同した木村龍治投手コーチから井口監督に報告がなされ、 「投球数が100球に達する前に交代させよう」 と決めていたそうだ。 試合序盤での失点も覚悟していたという。 「直球の威力で日本ハム打線をねじ伏せたという感じ。首脳陣は交代のタイミングを考えながら、佐々木を見ていたと思います。途中から腕の振り方もおかしかったし、これ以上投げさせたら、故障につながるとロッテ首脳陣は判断したのでしょう」(前出・プロ野球解説者) 佐々木が投じた球数は、102。試合後、木村コーチは「6回あたりから球が暴れ出していた」と交代の理由を説明していた。取材エリアからも、佐々木の疲労が窺えた。7回表からバッテリーサインが交換される際、肩で息をしていた。 「8回まで投げさせたのは、交代させるタイミングが見つからなかったからです。8回裏のロッテの攻撃中、佐々木はベンチに座ってリラックスしていました。交代は本人も納得していたはず」(前出・同) 記録よりも怪我防止を優先したロッテ首脳陣はさすがだが、こんな指摘も聞かれた。 「日本ハムとの3連戦で勝ち星ナシとなったのは痛いですよ(1試合は雨天中止)。エースの石川歩と佐々木が投げて、1勝もできなかったことになります」(前出・同) 16日に石川で試合を落とし、勝率5割。17日、佐々木降板後の延長10回、日本ハム・万波中正の一発で敗戦…。この日、日本ハム打線に許したヒットは、1本。万波のホームランだけだ。 こういう負け方はダメージが大きい。また、「記録達成の可能性」はプラス材料だけではないようだ。 「守備に就いているロッテ選手の方が佐々木よりも緊張していました。記録達成となった前回登板の時が特にそうでしたが、『エラーしてしまったら?』のマイナス思考になったのか、守備中の動き方もヘンでした」(ベテラン記者) 「怪物」と呼ばれる投手を預かったチームは、野手陣も精神的に強くなっていかなければならない。17試合を終え、8勝9敗。“大記録2試合分”を戦ったロッテナインの気疲れが心配だ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年04月17日 11時00分
ロッテ・松川の扱いに球界OBが激怒「おかしい!」 佐々木の完全試合を演出した無視できない働きとは
2022年のシーズン開幕から間もない4月10日は、日本プロ野球界にとって歴史的な1日となった。千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希が、史上16人目の完全試合を達成した。昨年のパ・リーグ覇者・オリックスバファローズを相手に、プロ野球新記録となる13者連続奪三振も記録するなど、まさに「怪物」のような圧巻のパフォーマンスを繰り広げた。 さらに、大偉業のもう一人の立役者が、この日の先発マスク、高卒ルーキー・松川虎生だ。この試合がプロ7試合目の出場となった18歳はゲームを通し、最終回の27人目の打者を仕留めるまで、堂々たるインサイドワークで佐々木の投球をリードしてみせた。 計19個の三振を奪った配球や、終始安定したキャッチングも披露し、投げ込まれる160㎞前後の剛速球や、落差とスピードを兼ね備えたフォークボールを難なく受け続けた。試合が進むにつれ、球場が異様な雰囲気に包まれる中、臆することなくプレーする姿は頼もしさと風格さえ漂わせている。 この日はバッティングでも見せ場を演出した。6回、2死満塁の場面では、オリックス先発・宮城大弥から、センターオーバーの走者一掃の特大2ベースを放つなど、パーフェクトゲームを攻守で後押ししている。 また、試合後に行われたヒーローインタビュー、お立ち台に立った佐々木本人からも「松川を信じて投げた。いいリードをしてくれた」と女房役への賛辞が並んだ。20歳の佐々木、そして18歳の松川、まさに28年ぶりの快挙は若きバッテリー2人により成し遂げられた大記録と言える。 だが、このインタビューの光景に、興奮を超え憤りを隠さなかった人物がいる。試合中継で解説を務めていたロッテOBの有藤通世氏だ。 試合序盤から佐々木のコンディションの良さを指摘し、さらには随所で松川のリードも評していた有藤氏。特に7回、バファローズの主砲・吉田正尚から見逃しでの三振を奪った場面では「今のはリードが見事」と配球を絶賛。それ故、お立ち台に捕手・松川の姿が無かったことに我慢出来ない様子がネットを通して伝えられている。「球団関係者は何で松川も呼ばないの?おかしいんじゃない!?」 現役時代、さらには指揮官としてもチームを率いるなど、「生涯ロッテ」を貫いた重鎮の熱い思いが、何よりもこの日の出来事の偉大さを代弁していたのかもしれない。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年04月15日 19時30分
日本ハム・新庄監督、ロッテ・佐々木への“全員バント作戦”は冗談ではない?「これ以上ない策だ」賛同相次ぐワケは
10日・オリックス戦で完全試合を達成し、次回登板予定の17日・日本ハム戦の投球にも注目が集まっているロッテのプロ3年目・20歳の佐々木朗希。15日に伝えられた日本ハム・新庄剛志監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、新庄監督は14日に応じた取材の中で「誰もビビってないよ。(対戦は)楽しみでしかない」と佐々木との対戦を心待ちにしている旨を語る。その一方で、対策について聞かれると「全員にセーフティー(バント)させます」と笑い交じりに予告したという。 15日終了時点で「4勝12敗・勝率.250」とパ・リーグ最下位に沈む日本ハムは、チーム打率がリーグ4位(.215)、得点数が最下位(36得点)と深刻な貧打に苦しんでいる。このこともあってか、新庄監督はこれぐらい大胆な策を打たないと佐々木は攻略できないと冗談を飛ばしたようだ。 >>日本ハム・清宮の“棒立ち”に「酷すぎだろ」怒りの声 大怪我もあり得た? 捕球ミス後のプレーが物議<< この新庄監督のコメントを受け、ネット上には「まともに打てそうにないからって適当なこと言うな」、「バント攻勢ならまあどこかで出塁くらいはできるだろうな、でもその後はどうするつもりなんだ?」、「小兵から強打者までみんな揃ってバント、そんな野球誰が見たいんだよ」と苦言が寄せられた。一方「佐々木の弱点を突くこれ以上ない策だ」、「冗談か本気か分からんが、フィールディングに難がある佐々木にはかなり効くのでは」と賛同するコメントも多数見られた。 「佐々木は昨季レギュラーシーズンで2回(7月9日日本ハム戦、10月7日楽天戦)、CSで1回(11月6日楽天戦)投ゴロを悪送球するなど、フィールディング面で何度か不安な面を見せています。また、バントは成否にかかわらず打球処理による体力の消耗を強いることもできますので、全員バント作戦を本気で実行してほしいと考えているファンも少なからずいるようです。なお、実際にバント作戦を実行すればロッテ側は一塁手、三塁手が前に守備位置をとり対応してくることが予想されますが、これを逆手にとりバスターで頭上を抜きにいくといった戦略なども可能となります」(野球ライター) Twitter上で一時「全員バント」というワードがトレンド入りするほど、多くのファンから賛否の声が寄せられている新庄監督。本人は冗談のつもりだろうが、意外に効果を発揮する可能性も決してゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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芸能ニュース 2022年04月15日 12時25分
ぺこぱ松陰寺「時を戻したい!」ロッテ・佐々木朗希投手へのインタビューを反省?
お笑いコンビのぺこぱ(シュウペイ、松陰寺太勇)が14日、都内で行われた文字入力アプリ「Simeji」の「逆新入社員研修」に伊原六花、景井ひなと出席した。 >>全ての画像を見る<< 壇上では、今まさに新入社員として社会へ出るZ世代(1990年半ば〜2010年代初頭に生まれた世代)の代表である伊原、景井と、上司世代のぺこぱが世代間の考えの相違などを話し合う形式でトークが行われ、Z世代の「上司にしたい有名人TOP10」(同社調査)も発表された。ランキングでは、1位をはじめしゃちょーが獲得したほか、2位がHIKAKIN、3位は水ト麻美、4位はムロツヨシ、5位はマツコ・デラックス、6位は櫻井翔(嵐)、7位にひろゆきこと西村博之氏、8位に指原莉乃、9位に新庄剛志監督、10位にJ.Y.Parkが入り、松陰寺は「芸人が一人も入っていない」と嘆き節。 ぺこぱは、渋谷・道玄坂にある「手羽先唐揚専門店・鳥良」でバイト時代、まさに上司と部下の立場にあったという二人の関係も振り返り、上司であった松陰寺は「シュウペイは雑誌で見たこともないようなギャル男で、皿を洗っている姿がすごく面白くて……。しかも『お前フリーターだろ、将来何やりたいんだ』って聞いたら、『俺、伝説作りたいんです』とか言っていて、初めて会った時からコンビ組もうって思いました」と紹介。シュウペイも「気さくに話しかけてくれて、4歳の年の差もフラットにしてくれるような先輩でした。この人とやればお笑いもうまくいくんじゃないかなって思いました。だから、今があるんじゃないですか」と話す。 シュウペイはまた「この春から始めたこと」を聞かれると、「最近、豆苗を育てておりまして、成長スピードも速くて、家庭菜園ではないですけど、毎年自分の趣味を増やしてお笑いにつなげたい」とコメント。伊原も「最近始めて続けたいことがサウナ。一人サウナとか行っているんです。いつか家にサウナを作りたい。トイレくらいのスペースでできるらしいので。ととのってみたい」と笑顔で続く。伊原はまた「トカゲを飼っています」とも明かし、「レオパっていうヒョウモントカゲモドキで、今からやっていいのであればペットショップの店員をやってみたい。爬虫類コーナーを作ります」とも話す。 最後に「時を戻したくなるエピソード」が話題に上がると、松陰寺は先日、完全試合の偉業を成し遂げた千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希選手とのエピソードを紹介。松陰寺はロッテの大ファンであると言い、「最近、佐々木朗希選手が活躍したんですけど、実はその2年前に僕らインタビューをしていて、その時の映像がよく紹介されるようになっているんです。でも、当時は僕らもテレビに出だしたばかり。映像を見たら化粧が汚くて……。時を戻したい」と話して、照れ笑いを浮かべていた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2022年04月14日 11時00分
ロッテ・佐々木、次回日本ハム戦で炎上の危機? 完全試合の“後遺症”払しょくは捕手次第か
完全試合を達成した千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が、4月17日の北海道日本ハムファイターズ戦で先発登板する。“記録達成後の登板”ということで、さらに注目度も高まる。過度な期待に押しつぶされてしまうリスクも考えられるが、井口資仁監督は「問題ナシ」と判断したようだ。 「中6日、通常の先発ローテーションでの登板間隔をこなす体力作りが今季の課題とされていました」(スポーツ紙記者) >>西武・辻監督の発言に「当てつけに聞こえる」の声も 佐々木の完全試合を大絶賛も物議醸すワケは<< 話は4月12日、長崎で行われた福岡ソフトバンクホークスとの一戦に遡る。取材陣は佐々木の次回登板日を質問した。完全試合が達成されたのは、同10日。翌11日は移動日で試合はない。記録達成の興奮がまだ続いていたのもあるが、忘れていたこともあった。佐々木が9回を投げ抜いたのは、プロ入り初。投球数は「105」だが、大事を取って、一度先発登板を飛ばすのではないかとも予想されていたからだ。 井口監督がそれを否定し、17日の先発が確実となったが、不安材料もないわけではない。 「初回のピッチングが心配です。記録達成後の初登板なので注目度も高まりますし、体力面でどれだけ回復しているのか…。直球のキレ、球速が好不調のバロメーターになると思います」 投手出身のプロ野球解説者がそう言う。 4月10日は今季3度目の登板日でもあった。3月27日、4月3日に先発登板しており、ここまではきちんと「中6日」のローテーションを守ってきた。開幕して約1か月、そろそろ疲れが出てくる頃でもある。 「試合開始直後の佐々木は、直球でバッターを封じ込めようとする傾向が見られます」(前出・同) 体力が回復していないとすれば、苦しい立ち上がりとなるだろう。 佐々木は2月19日の練習試合で日本ハム打線と対戦している。2イニングを投げ、無失点。調整期間ということもあり、その投球のほとんどが直球で、ウイニング・ショットにフォークボールを使ったのは1回だけだった。日本ハム打線は力でねじ伏せられており、佐々木に対する苦手意識のようなものもできているのではないだろうか。 前出のプロ野球解説者がこう言う。 「中6日の登板間隔を乗り切れるかどうか、それを克服するための課題は体力だけではありません。試合中に相手打線が何を狙ってくるのかを読み、配球を変える応用力です。それができなければ、一年を通じて投げ抜くことはできません」 完全試合を演出した捕手・松川虎生にも注目が集まっている。「配球は松川が全て出しているのではない。ベンチから出すこともある」(関係者)との情報も聞かれたが、佐々木攻略の一環として、松川も分析対象にされているそうだ。 次回登板の17日、佐々木を勝利に導くことができるのどうかは、“新人捕手”の配球次第とも言えそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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元ソフトB・川崎氏、沈黙破り意外な才能発揮? 注目のルーキーをズバッと見抜き「ノムさんの後釜に」と期待集まる
2020年03月23日 21時30分
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スポーツ
「地元の良さを改めて感じた」卒業式参加のロッテ佐々木朗希、里帰りでリフレッシュ!
2020年03月03日 17時30分
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スポーツ
ロッテ・佐々木、来週にも実践デビュー? キャンプで判明の“特異体質”、首脳陣も育成プランを上方修正か
2020年02月05日 11時50分
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スポーツ
ロッテ・佐々木にホワイトソックスの影? しかし、メジャーの本命は巨人の主戦投手か
2020年01月09日 11時43分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分