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芸能ニュース 2023年06月11日 12時00分
〝無傷〟では済まなかった不倫疑惑の広末涼子 唐田えりかに続き事務所に大損害か
ニュースサイト「文春オンライン」で不倫疑惑を報じられた、女優の広末涼子が出演していたキリンビール「本麒麟」のCM動画が8日、公式サイトから削除されてしまった。 広末の不倫疑惑は7日、同サイトが報道し、8日に発売された「週刊文春」(文芸春秋)にも掲載された。相手は4年連続でミシュランガイドの一つ星を獲得している東京都渋谷区のフレンチレストラン「sio」のシェフ・鳥羽周作氏。 広末は2010年にキャンドルアーティストのキャンドル・ジュン氏と再婚し、3児の母。鳥羽氏にはシェフになる前から支えていた妻と子がおり、ともに既婚者。文春の直撃取材には両者とも不倫を否定したが、広末の所属事務所は7日、公式サイトで厳重注意したことを明かしていた。 >>広末とシェフの不倫疑惑「周りがいう問題じゃない」コラボした料理研究家に「便乗」と批判<< 広末は、3月製造品からリニューアルされた「本麒麟」のCMに出演し、5月18日に開催されたリニューアル発表会にも出席。「本麒麟」のブランドサイトにはタモリ、江口洋介、満島真之介とともに広末のCM動画が掲載されていた。 「広末の事務所といえば、所属する唐田えりかが東出昌大と不倫したせいで大きな損害を受けてしまった。その件があるので、さすがに、広末の不倫疑惑を見過ごすことはできなかったようだが、〝無傷〟では済まされなかった。しばらく、映像作品のオファーも途切れてしまうのでは」(芸能記者) 広末は昨年5月に「第14回ベストマザー賞」を受賞。現在放送中のNHK連続テレビ小説「らんまん」でも主人公の優しい母を好演しているが、すっかりイメージはぶち壊し。「ベストマザー賞」の受賞者といえば、元女優の江角マキコは芸能界を引退しトラブル続き、国際政治学者の三浦瑠麗氏は夫が逮捕されてテレビから消え、元AKB48の篠田麻里子は不倫疑惑が報じられて夫と離婚してしまった。 まだまだ同賞受賞者たちへの〝呪い〟が続いているようだ。
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スポーツ 2023年06月11日 11時00分
阪神・青柳の不振、岡田監督ら首脳陣も責任大? 元コーチが深刻な問題指摘、二軍再調整も難航か
6日終了時点でセ・リーグ首位(34勝17敗2分)に立つ阪神。好調なチームとは対照的に苦戦が続いているのがプロ8年目・29歳の青柳晃洋だ。 青柳は昨季最多勝(13勝/2年連続)・最優秀防御率(2.05/初)・最高勝率(.765/2年連続)と投手三冠に輝いたチームのエース。だが、今季は「7登板・2勝3敗・防御率5.63」と前年までとは一転して不振に苦しんでおり、5月20日には再調整のため二軍降格となった。 二軍では降格後初登板となった5月31日・中日戦は「8回1失点・被安打4・四球1」と好投を見せるも、2登板目の6月7日・広島戦は「6回4失点・被安打9・四球1」と今ひとつの投球に。一軍を率いる岡田彰布監督の信頼を取り戻せているとはいいがたい状況だ。 >>「阪神・青柳は僕を恨んでいる」元DeNA選手がドラフト裏話を暴露 ドラ5指名予定が突然白紙、運命の分かれ目に驚きの声<< 今季から指揮を執る岡田監督は青柳に開幕投手を任せるなど当初は信頼を寄せていたが、開幕後の成績不振に対しては厳しいコメントが相次いでいた。特に4月21日・中日戦から5月19日・広島戦にかけ4試合連続で初回失点を喫したことにはかなりいら立ったようで、広島戦後の報道では「ずっとやんか。何回も同じことをな、オマエ。初めて投げさせたピッチャーちゃうんやから」、「もうええわ、青柳の話は、ほんまに」と愛想を尽かしたような旨を口にしたことが伝えられている。 その広島戦の翌日に二軍降格となった青柳だが、6月7日の試合では初回4失点と、岡田監督を失望させた課題をまたも露呈。同戦の青柳に関する岡田監督のコメントは伝えられていないが、降格前より評価を落としているとしても不思議ではないだろう。 二軍再調整が難航している様子の青柳だが、2004~2015年にかけ阪神で投手コーチを務めた中西清起氏(元阪神)は今年4月24日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画の中で投球フォーム、特に“腰”に不振の原因があるのではという見解を示している。同氏は「腰の回転と腕の出どころが遅れて来てるのかなという感じで、リリースがやっぱり合ってない」と腰の回転が鈍ってリリースポイントが乱れていると指摘。同時に「フルにローテーション守ってきてるわけですから、毎年同じコンディションというのはできないと思う」と、勤続疲労により腰の回転が鈍っているのではとも推測している。 また、2019、2020年にそれぞれ阪神臨時コーチを務めた山本昌氏(元中日)も、昨オフに出演した番組内で「僕も2シーズン連続で最多勝を獲ったことがあるんですけど、次の年にめちゃくちゃ疲れが来る。それを本人が分かっているか」と発言。2年連続最多勝(1993-1994)の翌年に2勝に終わった自身の経験談を交えつつ、青柳にも勤続疲労の影響が出るのではと心配を寄せている。 両OBの見解が正しいと仮定すると、実戦登板を通じて復調を図っている二軍首脳陣のやり方は、青柳にさらに疲労をためる悪手ということになる。逆に起用は一旦ストップし、休養・フォーム見直しのためにまとまった時間を与える方が効果は見込めそうだ。幸いにもチームは現在一軍ローテーション6枠が埋まっている上、二軍に控える入れ替え候補も複数いる状況。最悪今季を棒に振る覚悟で、勇気をもって青柳を完全休養させてもいいのではないだろうか。 現在は良くも悪くもエース・青柳に依存していない状況の阪神。青柳本人、首脳陣は果たしてどのように復調への道筋をつけていくのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について中西清起氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@user-jw5qu6su8z
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芸能ニュース 2023年06月11日 10時00分
ジャニーズ、新社外取締役WBCコーチにまで文春砲! 身辺調査できていなかった?
ジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、このところ、毎週のように新たに被害者の元ジャニーズJr.の証言を掲載している「週刊文春」(文芸春秋)だが、ジャニーズの新社外取締役まで〝文春砲〟を食らってしまった。 5月末、ジャニーズが経営体制の改善と強化のため同事務所の社外取締役に7月1日付で就任することを発表したうちの一人が、WBC侍ジャパンのヘッドコーチを務めていた白井一幸氏。 白井氏は就任が決まった際、自身のブログに《火中の栗を拾うのか?と周りからは言われましたが、私は迷いなくお受けすることを決めました。力を貸して欲しいと望まれて、やらない理由は見つかりませんでした。難しく批判の多い役割だからこそ、やり甲斐を感じました》などと決意をつづった。 >>ひろゆき、ジャニー氏報道の事務所対応に「知らなかったと言い続ける簡単なお仕事」NHK報道にも言及<< とはいえ、白井氏はまさか自身まで〝文春砲〟を食らうことになるとは思ってもみなかったはず。 発売中の同誌によると、北海道日本ハムファイターズのコーチ時代に、チームで原則禁止されていた選手との会食を頻繁に行うなどし、球団内部で問題視されていたという。 また、デザイナー女性と15年不倫関係にあり、妻との離婚調停を行ったことや、離婚成立後にすぐ再婚していたことなど、私生活でのスキャンダルまで報じられてしまったのだ。 「ジャニーズの藤島ジュリー景子社長は外部のアドバイザーの意見も取り入れて社外取締役の選定をしたようだが、しっかり白井氏の〝身体検査〟はできていなかったようだ。それほど世間では騒がれてはいないが、今後、続報が出るようなことがあれば、さすがに、白井氏も自ら就任前に辞任することになるのでは」(テレビ局関係者) これまでの体制を刷新するための新たな社外取締役だが、早くも人選がマズかったことを露呈してしまったようだ。
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芸能ニュース 2023年06月11日 07時00分
ワンオクTakaや山田孝之も…ガーシー容疑者の親友たちがダンマリなワケ
警察庁の露木康浩長官は8日の定例記者会見で、警視庁がアラブ首長国連邦(UAE)から帰国した元参院議員のガーシー(本名・東谷義和)容疑者を逮捕したことについて言及した。 警視庁が3月に暴力行為法違反(常習的脅迫)などの疑いで容疑者の逮捕状を取得したことを受け、警察庁は4月に国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配。5月には警察庁と警視庁の捜査員がUAEを訪問し、現地当局に協力を依頼していた。 その経緯を経ての逮捕とあって、「国外逃亡容疑者の逃げ得を許さないというメッセージを発信できたという点で、特に意義がある」と述べた。 >>緊急帰国し逮捕されたガーシー容疑者、警視庁の狙いはバックアップした人物?<< 同日、数十人がガーシー容疑者の動画を編集し、ユーチューブなどに再び投稿して広告料を得たうえで、ガーシー容疑者側に対価として数千万円を支払っていたことが報じられた。 警視庁は、こうした行為によって過激な動画が拡散し、ガーシー容疑者がより多額の収入を得たとみて金の流れを詳しく調べているという。 「ガーシー容疑者が〝切り抜き部隊〟と呼んでいたユーチューバーたちは、動画を拡散させて稼いでいたが、まさか、警視庁の取り調べの対象になるとは思いもしなかっただろう。へたをすれば、何らかの罪に問われる可能性も。もはや、警視庁はとことん捜査することになるだろう」(全国紙社会部記者) ガーシー容疑者の逮捕後、政治家女子48党の立花孝志氏が弁護団を付けてガーシー容疑者の無罪を勝ち取ることを宣言。現在、弁護士しか接見できないというが、ガーシー容疑者が窮地に立って以後、芸能界の親友たちはダンマリになってしまったという。 「俳優の山田孝之、ONE OK ROCKのボーカル・Taka、UVERworldのTAKUYA∞はガーシー容疑者を見捨てず、ガーシー容疑者も感謝していた。しかし、3人ともそれぞれの仕事のことを考えると、ガーシー容疑者について何らかのコメントを発するのは難しいのでは」(芸能記者) とはいえ、ガーシー容疑者の身を案じているはずだ。
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社会 2023年06月11日 06時00分
ハネムーン最終日にバーでケンカした新婚夫、従業員に首を絞められ死亡
結婚後、夫婦となって行く初めての旅行は、特別なものだろう。海外では、そうした特別な旅行が、人生最悪の旅となってしまった人がいる。 メキシコ・ユカタン半島のリゾートホテルで、ケンカをした男性客を制止した際に、ホテルの従業員らが首を押さえつけて、男性を死なせてしまった事件で、従業員の男2人が殺人の疑いで起訴された。海外ニュースサイト『The Free Press』『CBC』などが5月23日までに報じた。 報道によると1月3日、カナダ・ウィニペグ在住の36歳男性と女性(年齢非公表)が10日間の予定で新婚旅行に出かけたという。行先はメキシコのリゾート地だ。夫妻は8年ほど前に結婚したものの、新婚旅行に行けていなかった。夫妻の間には、3人の子どもがいる。子どもらは、カナダの親戚の家でお留守番をした。 >>48歳男、一夫多妻を拒否され31歳シングルマザーを殺害 息子とともに銃で打たれる<< 夫妻はハネムーンを満喫し、旅行最終日の夜、2人でホテルのバーへ繰り出した。妻は翌日のフライトに備え、先にホテルの部屋に戻って就寝。夫は、バーに残ってお酒を飲んでいたという。 妻によると1月13日午前3時ごろ、ホテルの従業員が部屋にやってきたそうだ。寝ていた妻は起きて、従業員とともにホテルのロビーへ。妻は、そこで夫が亡くなった事実を知らされたという。 警察の説明によると、ホテルのバーで飲んでいた夫は、同じくバーにいた他の男性宿泊客とケンカを始めたという。ケンカの理由は不明だ。酔っていた夫は、バーから追い出された。しばらくして落ち着きを取り戻した夫は、再びバーへ。しかし夫は再びケンカを始めたという。ホテルの従業員が駆けつけて、2人がかりで夫を制止。従業員の1人は、夫の体を押さえつけ、もう1人が、腕で夫の首元を絞めたという。しばらくして、夫は意識を失い倒れたそうだ。 救急隊が呼ばれるも、夫の死亡が確認された。のちの司法解剖で夫の死因は窒息死と判明。警察は、ホテル従業員の34歳男Aと36歳男Bの身柄を拘束したが、その後まったく動きはなかった。無罪の可能性もあったという。事件発生から4か月後、証拠がそろったようで、警察は殺人の疑いでAおよびBを起訴した。AおよびBの初公判は、6月12日の予定という。A、Bの起訴を受けて妻は「やっと正義が実現されてうれしいです」などと各社の取材に語っている。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「首絞めは流石にやり過ぎ」「過激なおもてなし。ホテルの質が悪そう」「メキシコは治安悪い。麻薬カルテルも多いし。暴れる客に首絞めは常識」「ハネムーンの行先は慎重に選んだほうが」「酔って暴れた男性にも責任あり」「酒は飲んでも、飲まれるなの良い例」「旅行最終日に深酒してしまう気持ちは分かる」といった声が上がった。 お酒はほどほどにしておいた方がよいだろう。旅先ならなおさらだ。飲みすぎて悪目立ちした結果、ハネムーンが妻との別れの旅路となってしまった。記事内の引用について‘I’m just glad that justice is finally happening’: homicide charges against Mexico hotel employees in death of Winnipeg man(The Free Press)よりhttps://www.winnipegfreepress.com/breakingnews/2023/05/23/im-just-glad-that-justice-is-finally-happening-homicide-charges-against-mexico-hotel-employees-in-death-of-winnipeg-manWinnipeg woman seeks answers after husband killed during belated honeymoon at Mexican resort(CBC)よりhttps://www.cbc.ca/news/canada/manitoba/mexico-resort-death-canadian-killed-1.6717095
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ミステリー 2023年06月10日 23時00分
宇宙人とのファーストコンタクトは、公表されるまでに「数週間、数カ月」かかる!?
本当に空飛ぶ円盤に乗って地球を訪れているかどうかは別としても、宇宙には無数の天体が存在している。 だから、地球と同じような条件に恵まれ、知的生命体が存在する天体も低確率ではあるが存在するはずだ。 この観点から考案されたプロジェクトが地球外知的生命体探査(Search for extraterrestrial intelligence、SETI)だ。 1984年11月20日にカリフォルニア州マウンテンビューで設立されたSETI研究所は、人類だけが宇宙に存在しているのではない証拠を得るために、既知の自然プロセスでは説明できない電波放射など、体系的に宇宙を調査することが使命だった。常に新たな手法も模索している。 >>タコは「宇宙から来たエイリアン」!?驚きの科学論文が掲載される<< 今年初めに導入された新しいプロトコルCommensal Open-Source Multimode Interferometric Cluster(COSMIC)は1分間に最大37個の星をスキャンできるものだ。 COSMICを使用して、地球外知的生命体の探索に乗り出しているChenoa Tremblay博士はDaily Starの取材に対し「このシステムが稼動してから3カ月間、人間が作り出した信号と断定できないものはまだ見つかっていない」と語っている。 Tremblay博士は「他の文明との最初の接触がいつ行われるか、予測するのは難しい」と語っているものの、「もし最初の地球外知的生命体による信号が検出されたとしても、すぐに世界中に公表されることはないだろう」と語る。 これは大衆のパニックを危惧して隠そうとしているわけではなく、このような重要な発見は、二重三重のチェックが必要になるからだとTremblay博士は説明する。 もしCOSMICで地球外知的生命体のものと疑わしい信号が検出された場合、オーストラリアのパークス64m望遠鏡、カリフォルニアのアレン望遠鏡アレイなど、他の望遠鏡も異常な信号が検出された空の領域に向け、追試を行うこととなる。 「他の望遠鏡を使う理由は、異なる場所から局所的な干渉を除外できるからです。私たちの電子機器の問題を除外するために異なる感度の電子機器でデータを処理し、信号のスタイルに関する追加情報を得ることができます」 「しかし、その後もさらにチェックが必要です。謎の信号を受けたその時点から論文を書き、査読を受け、信号の真の性質に基づいて追加のプロトコルが制定されるでしょう」とTremblay博士は説明する。 なお、このプロセスは理論的には、科学的厳密性を確保するために数週間から数カ月かかると思われるとのこと。 これらの全てのプロセスが終了すると「一般市民、科学界、国連事務総長に完全かつオープンな形で」結果を報告しなければならないとSETIの規則では定められているそうだ。 また、現実的には一般市民に公表する前に政府や軍事当局に発表の事前通告がなされるとのこと。 宇宙人との接触が確認された場合、社会に与える影響は甚大であり、何が起きるかは実質的に予測不可能だという。 バチカン天文台の主任天文学者であるガブリエル・フネス氏は、過去に「カトリック教会は地球外からの訪問者を温かく迎える」だろうと述べているが、世界の主要宗教はおそらく大きく見直されることになると推測されている。 また世界各国の政府も、互いに協力する方法を見つける必要があるが、国連宇宙部事務局のニクラス・ヘドマン事務局長は「現在のところ、人類が地球外知的生命体との遭遇をどのように扱うかを決めた国際協定やメカニズムは存在しない」と明らかにしている。 実際に地球外知的生命体の存在が確認された場合、世界的な混乱が起きる可能性も想定されている。 「COSMICのようなシステムのおかげで検索能力が向上しているので、私が生きている間に何かしらの地球外知的生命体の痕跡が見つかるといいですね」とTremblay博士は語っている。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Alien first contact would take ‘weeks, even months’ to be made public, says expert(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/alien-first-contact-would-take-30020488
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その他 2023年06月10日 22時01分
「おぐらが斬る!」戦場での殺人は平気なのか いまも兵士は心を傷つけながら戦っている
いまも戦争が行われている。戦争には人を殺すという行為が伴う。元米陸軍士官学校教授のデーヴ・グロスマンの著作『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫)によると、第二次世界大戦のとき、米兵士は「敵との遭遇戦に際して、火線に並ぶ兵士100人のうち、平均してわずか15人から20人しか「自分の武器を使っていなかった」のである」と、書かれている。この本によると「人は自分が殺される以上に自分が人を殺すことを恐れる」というのだ。著者によると、人間は本来、人殺しを拒む本能があるという。しかし兵士が戦場において、人殺しを嫌い、戦闘中15~20%の兵士しか発砲しなかったとなると大問題である。これに驚いた米軍は、標的を丸型から人型にしたり、考えずに撃てるようにするなど射撃訓練をよりリアルにして、人を撃てる兵士を育てることにした。すると第二次大戦のときは15~20%だった発砲率が、朝鮮戦争では50~55%になり、ベトナム戦争では95%に上がったのだ。こうして人殺しに抵抗がなくなった兵士たちが、母国に帰還し、抵抗なく人を殺す殺人犯になるかといえば、そうではないらしい。イラクやアフガンの帰還兵は、戦争に参加しなかった同世代の若者に比べて、むしろ殺人率が低いそうだ。それは戦争というルールのもと、国家や上官の命令でやっているということであって、一般社会の殺人とは根本的に違うという。それでも戦争という異常な状況によって、精神を病んでしまう兵士もいる。第二次大戦中の日本では、その病気のことを「戦争神経症」と呼んでいたが、「皇軍にはそんな臆病な兵士はいない」とされ、長く表に出てくることはなかった。欧米においては第一次世界大戦あたりから、兵士の戦闘における精神疾患は研究されてきたが、本格的にはベトナム戦争の帰還兵が、深刻な心理的障害を起こすことから、研究されるようになった。ここからPTSD (心的外傷後ストレス障害・post traumatic stress disorder)といった心の傷の研究が進んでいく。戦争における心の傷は、うつ病や不眠、幻聴などの幻覚、激しいけいれんや震え、アルコール依存などが症状としてでる。さて最初に第二次大戦のとき、戦場での発砲率は15~20%だと書いた。そして様々な訓練を経てベトナム戦争では95%の兵士が敵に向かって引き金を引けるようになった。その結果、ベトナム帰還兵に殺人経験者が著しく増えることになった。同時にPTSDなど心に傷を負う帰還兵が増えた。たとえ戦場とはいえ殺人行為をすると、人の心はひどく傷つくのだ。いまもウクライナなど世界のどこかで戦争や紛争で戦っている人たちがいる。その人たちも肉体だけではなく心も傷つけあいながら戦っていると思うと、1日も早く平和な日常が戻ってほしいと願うばかりだ。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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レジャー 2023年06月10日 22時00分
芸能人のマネをしてズタボロに…~女がドン引く瞬間~
結婚式のスピーチを頼まれることもあるだろう。奈緒さん(仮名・30歳)の交際している男性もそんな依頼を引き受けたのだが、とんでもない結果になったそうだ。 「私と彼の共通の友人がいて、結婚式を挙げるにあたり、彼がスピーチを依頼されました。彼は、どんな内容にしようかといろいろリサーチ。すると、ある芸能人の逸話が見つかりました。その芸能人の方が葬儀に参列した際、弔辞を読み上げたそうですが、それが実は白紙で、全てアドリブだったというもの。 彼はその話を知り、“カッコいい!”と。“自分もそうしたい”と言い出し、結婚式のスピーチで白紙の紙を読み上げることにしました」 >>真の一発屋~女がドン引く瞬間~<< 彼なりにシミュレーションをしながら準備を進め、結婚式当日を迎えた。そこで、予想外の事態に見舞われることに…。 「司会者に呼ばれ、彼がマイクの前へ。そこで、予定通り胸元にある白紙の用紙を取り出し、読み始めました。ところが、緊張からか手が震え、言葉もしどろもどろ。あろうことか、途中で完全に黙り込んでしまったんです。 しかし、ここで救いの手が。“頑張れ!”と誰かが声を掛けました。なんと、震えている彼を見て、感極まって泣いているんだと勘違いしたのです。すると周りからも声援が起こり、最後は拍手喝さいの中、スピーチを終えました。 戻って来た彼は、なぜか得意顔。“まあこんなもんだろう”と言う彼には呆れましたね」 白紙の紙同様に、彼の頭の中も真っ白になってしまったのだろう。大舞台で平常心をたもり…保つのは、並大抵のことではない。写真・stacyinbody
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芸能ネタ 2023年06月10日 21時00分
【有名人マジギレ事件簿】オリラジ中田、先輩芸人の胸ぐらを掴み「ふざけんなこの野郎!」
6月5日に配信されたチョコレートプラネットのYouTubeチャンネルに、オリエンタルラジオ・藤森慎吾が出演。過去、相方の中田敦彦からマジギレされたエピソードを語った。 動画では今回、藤森が過去にYouTubeで中田をイジったところ、それを見た本人から「動画内で呼び捨てにされたり、相方へのイジリ方を見ていてあまり気持ちのいいものではありませんでした」「これから遠くで応援しています。お疲れ様」と一方的なメッセージが届いたことについて、チョコプラ・長田庄平が言及。そして、長田は「中田はイジられることに慣れていないのでは?」と疑問を投げかけた。すると、これを聞いた藤森はある事がキッカケで、中田をイジれなくなったと明かしたのである。 藤森によると、芸歴3、4年目の頃、ある先輩芸人から「もうちょっと相方のことイジれ。そうしないとコンビのバランスおかしくなるから」とアドバイスを受けたことがあったという。その後、藤森は先輩のアドバイス通り、中田と劇場の廊下ですれ違った際に「顔デケェなあ!」とイジったそう。すると、中田は藤森のイジりに何の言葉も返さず、ひたすら無言で蹴ってきたのだとか。それ以来、藤森は「俺、もう怖くて……」と中田をイジることに対し、抵抗があると語った。 >>【有名人マジギレ事件簿】女性を奪われボコボコに…人気芸人がニューヨーク嶋佐に大激怒!<< そんな中田は過去、相方や共演者からのイジりが原因で、番組の本番中に激怒したこともある。それはオリラジが過去、テレビ朝日の人気バラエティー企画『帰れま10』に出演した時のこと。同企画は、飲食店の人気メニュー上位10品を出演者が予想するという内容だが、藤森によるとある時、中田の予想したメニューがトップ10圏外になってしまったそう。その際、周囲の出演者たちは、いつものノリで「おい!」などと言って中田をイジり始めたという。そのため、藤森もその流れに乗って「何やってんだよ!」と声を掛けると、中田は「お前は味方だろ!」と突然声を荒らげ、何度も殴ってきたという。本番中ということで3発目までは笑顔で対応していた藤森だったが、4発目が飛んできたところで堪忍袋の緒が切れ、「テメェ、ふざけんなこの野郎!」と殴り返してしまったそう。 この時、「まぁまぁまぁ」と言いながら2人の喧嘩を止めようとしたのが、共演者のナイツ・塙宣之だった。しかし、中田は頭に血が上っていたためか、芸人として先輩である塙の胸ぐらを掴み、上下に激しく揺らしながら「うるせぇんだよ! テメェこの野郎!」とブチギレ始めたのだとか。この件に関して、塙は後のラジオ番組で「いまだに怖いんですよ、あっちゃん……」と中田のマジギレがトラウマになっていることを明かしている。 ダウンタウン・松本人志への批判的な指摘が世間を騒がせている中田。その一方で、プライドの高さからか、他人からイジられることに関しては慣れていないようだ。
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社会 2023年06月10日 19時00分
拾った注射器で少年を襲う“注射マニア”中学生の恐るべき野望?【衝撃の未成年犯罪事件簿】
新型コロナワクチンの接種やインフルエンザの予防接種など、以前に比べて受ける機会も多くなった注射。注射は体内に直接、薬剤を投入する治療のため、投薬より効果および効き始めが早いというデータがある。だがその一方、身体に針を貫通させるという方法のため、苦手にしている人も多く、特に子どもは注射針に慣れていない事もあり、怖がってしまう事も多い。 1985年、山形県内で中学1年生の男子が、小学生数人に対する傷害の疑いで逮捕された。当時の報道によると、この中学生は夕方頃、公園の近くを歩いていた小学生の男の子数人を呼び止め、「腕に注射をさせてほしい」「注射をさせてくれれば野球遊びをしてやる」「腕に毛が生えなくしてあげよう」と頼んだという。 言葉巧みに小学生達を騙した中学生は腕に数回、水を入れた注射針を刺したという。中には、注射針が怖くて泣き出す子どももいたが、犯人の中学生は一切気にせずに、針を刺し続けていたという。中学生はいたずら目的で小学生達に注射していた事について、「怖がる顔を見たかった」「注射で子どもが泣く姿を見たかった」と犯行を自供していたという。 >>恐怖の「喫煙車両」不良高校生が列車をジャック!【衝撃の未成年犯罪事件簿】<< 彼は小学生の頃から注射が苦手で、学校で予防接種があると毎回、泣いていたという。だが、小学校高学年の頃になると、彼は友人が注射を怖がる姿を見て興奮を覚えるようになり、「自分でも注射を打ってみたい」と考えるようになったという。 そして、彼は自宅近所の病院からゴミに出されていた注射器と針数本を手に入れ、道行く小学生達に注射を打っていたという、幸いにも注射針には薬は入っておらず、薬は水道水で代用されており、大怪我を負った子どもはいなかったが、水道水を血液の中に入れると皮膚が腫れたり、水中毒になって最悪、死亡するケースもある。 それだけに、彼のイタズラは当然、許されるものではなく、警察から厳しい叱責を受けたという。
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『舞いあがれ』、他力本願系ヒロインが不評「自分で何もしてない」「おねだりだけ」の声も
2023年03月23日 18時00分
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スポーツ
辰巳リカIP王座の初防衛戦はロサンゼルスで開催!「相手のホームかもしれないけど、東京女子の興行なので私のホーム」
2023年03月23日 17時30分