スポーツ
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スポーツ 2018年11月23日 06時00分
オフシーズンにパ・リーグのチアが大阪に集結!来年1.5オリックス劇場で競演!
プロ野球パ・リーグ6球団とパシフィックリーグマーケティング株式会社(PLM)は、来年1月5日に大阪・オリックス劇場で、『パ・リーグ ダンスフェスティバル2018-2019』(14時開演)を開催すると発表した。 勝利の女神たちによる、もうひとつの夢の球宴『パ・リーグ ダンスフェスティバル』は、パ・リーグ6球団のチアリーディングチーム、パフォーマンスチーム、ダンス&ヴォーカルユニットの選抜メンバーが大阪に集結。華麗なパフォーマンスで新春を彩る。 4年目を迎える今回は、6球団を2チームに分け、ダンス以外にも対決企画を行う。勝敗を決めるのは会場の観客だけではなく、インターネットを通じて、会場に来れない多くのファンが参加できる投票制度も企画中とのこと。オリジナルコンテンツを多数用意しているという。なお、当日の様子は、パ・リーグ公式動画配信サービス『パーソル パ・リーグTV』でLIVE配信されることが決定した。 『パ・リーグダンスフェスティバル』(ダンスフェスティバル)はPLMが主催し、地元のオリックスがホスト役を務める形で、2016年から毎年1月上旬にオリックス劇場で開催している。球団によっては、このダンスフェスティバルがその年のメンバーでは最後の活動になることもあり、北は北海道から南は福岡まで、全国のパ・リーグファンが集える場所として、ファンの人気を得ている。 オリックスのBsGirlsがCDデビューを果たし、ワンマンライブなどを行うようになったことから、当時の関係者が「他球団のチアにも光を当てたい」「オフシーズンにファンが楽しめる企画」「パ・リーグだからできること」を考慮した結果、このダンスフェスティバルが誕生した。1年目からの名物コーナーである「6球団応援歌(ラッキー7)メドレー」では、全メンバーが6球団の振り付けで踊るのだが、これは公演日の前日しか合わせられないため、かなり大変な作業だという。しかし、約50人のメンバーによるダンスはAKB48並みの迫力があり圧巻で、ダンスフェスティバルで最も盛り上がる企画となった。会場でファンから話を聞くと「応援歌メドレー」を見ることを目的に来場するファンも多い。 この企画が好評だったこともあり、2年目からは各球団のメンバーがコラボする機会を増やしていき、今回は、北海道日本ハムファイターズ公式チアリーダー『ファイターズガール』、埼玉西武ライオンズ公式ダンスパフォーマンスチーム『bluelegends』、福岡ソフトバンクホークスオフィシャルダンス&パフォーマンスチーム『ハニーズ』を紅組、東北楽天ゴールデンイーグルス公式チアリーダー『東北ゴールデンエンジェルス』、千葉ロッテマリーンズ公式チアパフォーマー『M☆Splash!!』、オリックス・バファローズ球団公式ダンス&ヴォーカルユニット『BsGirls』を白組に分けて、様々な企画が行われる。 シーズン中に球場で流されているスタジアムソングも多数流れるので、各球団の演出の違いもわかるため、パ・リーグファンはもちろん、プロ野球ファンにも楽しめるオフシーズンのスペシャルイベントで、約3時間に渡って勝利の女神たちが繰り広げる元気いっぱいのステージを見て、球春到来に向けてテンションを上げてもらいたい。取材・文 / どら増田写真 / 垪和紗衣美
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スポーツ 2018年11月22日 21時30分
RIZIN大晦日決戦“女王”浅倉カンナがタイトル戦!宮田引退試合の相手は山本アーセン!
総合格闘技イベントRIZINは、12月31日に開催する『RIZIN.14』さいたまスーパーアリーナ大会の追加カード2試合を発表した。 まず注目は浅倉カンナ。カンナは昨年の大晦日にさいたまスーパーアリーナで行われた『RIZIN女子スーパーアトム級グランプリ』の決勝で、“ジュシカククイーン”RENAを絞め落とし、初代女王に輝いた。今年7月29日に同所で行われた『RIZIN.11』でも判定でRENAに連勝。一躍、女子格闘技界の新女王としての地位を確立した。試合後には「もっと上の選手とやり合えるように壁を乗り越えたい」と口にしていた。先日まで単身で渡米し武者修行するなど、次戦への準備を着々と進める中、5ヶ月ぶりの試合が決定した。 対戦相手は浜崎朱加。9月30日に行われた『RIZIN.13』で、黒部三奈を相手に1R、アームロックで完勝し、試合後「みなさんが見たいのは浅倉カンナ選手との試合だと思います。その準備はできています」とアピールしていた。浜崎はカンナより16学年上だが、日本の女子格闘技界での実績は十分で、RIZINでは初参戦から3連勝中。カンナにとっては手強い相手になりそうだ。 今大会では、カンナの“相方”の那須川天心がフロイド・メイウェザーとの大一番に臨む。カンナは勝って天心にバトンを渡したいところだろう。今大会ではRENAも再起戦の舞台にするべく参戦をアピールしている。来年のRIZINジョシカク戦線を占う意味でも重要な一戦になるのは間違いない。 なお、この試合はRIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチと銘打たれた。昨年の大晦日の大会総括会見で榊原信行RIZIN実行委員長は「このベルトはこのトーナメントだけのもので、タイトル化は考えていない」としていた。しかし方針を変え、カンナを初代王者と認定し、今回の試合を初防衛戦として扱うことにしたと思われる。同じくトーナメントで優勝し、ベルトが授与された堀口恭司の立場はまだ分からないが、RIZINにとって初のタイトルが女子王座というのは興味深いものがある。 もうひとつの追加カードとして、宮田和幸対山本アーセンが決定。宮田和幸にとっては引退試合で、山本“KID”徳郁さんのメモリアルマッチと位置づけた。シドニーオリンピックでレスリング日本代表として出場した宮田は、総合格闘技のリングでもHERO'SやDREAMで活躍した。2年前の大晦日ではアンディ・サワーを相手に腕十字固めで勝利を収め、健在ぶりを発揮していたが、今年9月に年内限りでの引退を表明している。 対戦相手は今年死去したKIDさんの甥・山本アーセン。KIDさんが亡くなった直後に行われた9月の大会では、KIDさんの姉であり、アーセンの母である山本美憂がKIDさんに捧げる勝利を収めている。KIDさんと対戦経験がある宮田が、KIDさんの甥・アーセンとの試合を通じてどんなメッセージを伝えるのか注目だ。 榊原実行委員長は先日の緊急会見の後、「後のカードは全部決まってるから。順次出していきます」と話していた。取材した感覚で言えば、来月にならないと“確定”できないカードもいくつかありそうだ。メイウェザー戦が正式にアナウンスされたことで、チケットは再びすさまじい勢いで売れているという。9月の大会をも上回る動員は確実な情勢だ。他にどの選手が出て、どんなカードが組まれるのか。引き続き注目していきたい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年11月22日 17時30分
巨人の新外国人選手獲得でレアード争奪戦が過熱化
原巨人がサンディエゴパドレスのクリスチャン・ビヤヌエバ内野手(27/右投右打)との契約が合意したと発表した(11月21日)。その一報に驚いたのは、セのライバル球団ではなく、パ・リーグのほうだった。「ビヤヌエバって、オリックスが狙ってたんじゃないの?」 今季は110試合に出場し、20本塁打を放った。打点46、打率2割3分6厘と成績はそれほどでもないが、4月は絶好調で、大谷翔平と共にナ・リーグの『月間最優秀新人』にも選ばれている。阪神も獲得を狙っていたが、最終的には巨人が口説き落としたようである。 ビヤヌエバについて、米国人ライターがこう評していた。「主に三塁を守っていましたが、守備は巧いほうではありません。でも、外角球を左翼スタンド中段に運ぶパワーは一級品です。右方向へのヒットも多く、広角に打ち分ける技術があるものの、三振も多い不思議なバッターです。得点圏打率も1割台、対戦投手が次に何を投げてくるのか、ヤマを張って振りに行くタイプなのかな」 得点圏打率の低さがメンタル面での影響だとしたら、期待薄だが…。「オリックスはビヤヌエバの獲得に本腰を入れていました」(在阪記者) 関西圏で活躍しているプロ野球解説者がこう言う。「この時点で、オリックスは西勇輝の残留を確実にしていませんし、金子千尋ともモメています。西武からFA宣言していた浅村には逃げられるし、戦力ダウンは必至です。同じく、浅村獲得を狙っていたソフトバンクも目立った補強はしていません」 ソフトバンクは浅村栄斗内野手(28)を「獲れる」と見込んでいた。来季、37歳となる内川聖一の後継者となり得るスラッガーを補強ポイントに挙げていたが、台湾球界で打ちまくっていた王柏融(25)の争奪戦から早々に撤退を決めたのは、そのためだった。 また、パ・リーグの他球団の補強状況だが、楽天は浅村の獲得に成功し、日本ハムは王柏融の交渉優先権を獲得した。千葉ロッテは広島からFA宣言した丸佳浩(29)に熱いラブコールを送り続けている。「来年はロッテオリオンズから数えて球団創設50周年のメモリアルです。補強に関しては、本社も全面的な協力を約束しています」(チーム関係者) ハッキリとは言わなかったが、丸獲得のほかにも有名どころの獲得も狙っているようだ。「王柏融ですが、日ハムはあくまでも交渉優先権を得ただけ。巨人、ソフトバンク、阪神、DeNAが熱心にならなかったのは、彼の背後にヤリ手の自称・代理人がいたからだとも聞いています。でも、その代理人が暗躍し、補強で苦戦している他チームにウラで接触してくるかもしれませんし、逆に、日ハムに高額な年俸を吹っ掛けてくるかもしれません。日ハムといえば、今季で契約が終了したレアードの去就がハッキリしないのが気になります。4季で131本の本塁打を放った実力派だけに心配です」(ベテラン記者) 日本ハムとレアードの交渉はこれからだが、王柏融の交渉権を落札したということは、慰留の可能性が低いからかもしれない。「レアードの評価が上がっています。埼玉西武は菊池雄星のメジャー挑戦が確実で、浅村、炭谷もいなくなるのだから、レアード争奪戦に参戦してくるかもしれない」(前出・プロ野球解説者) ビヤヌエバの交渉に敗れた阪神、オリックス、浅村獲得に失敗したソフトバンク。ここに西武が加わり、日本ハムとレアードの交渉に横やりを差してきそうだ。「ビヤヌエバが日本で活躍できるかどうかはともかく、特定選手の争奪戦に負けると、監督、首脳陣、フロントの気持ちが一気にトーンダウンしてしまうんです」(前出・同) 近年、セ・リーグは交流戦でパ・リーグ各球団に苦戦を強いられている。原巨人のビヤヌエバ獲得の狙いがパ・リーグ各球団を混乱させることにあるのだとしたら、それはそれで、成功と言えそうだ。現にその煽りで、レアード争奪戦は高騰化してしまったのだから。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年11月22日 17時00分
幕内での全場所勝ち越しは0人に…5場所勝ち越しの逸ノ城が11日目に負け越し
21日に行われた大相撲11月場所11日目。ここまで「3勝7敗」と大きく黒星が先行している関脇逸ノ城は、結びの一番で大関高安に敗戦。これで成績は「3勝8敗」となり、今場所の負け越しが決定した。 互角の立ち合いから一進一退の攻防を経て、土俵際へ高安を押し込んだ逸ノ城。しかし、同時に高安もはたきを繰り出しており、両者土俵下へ落ちる中、軍配は大関へ。同体ではないかと物言いがついたものの、高安の足が残っていると判断されたため結果は覆らなかった。 千秋楽まで残り4日のこの段階で、早々に負け越しとなってしまった逸ノ城。小結貴景勝が既に勝ち越しを決めていることからも、来年初場所では関脇から陥落することが決定的。また、今回の敗戦は、今年の幕内では逸ノ城しか達成の可能性がなかった「年間6場所全て勝ち越し」という記録にも終止符を打つ痛恨の黒星となった。 前頭筆頭で臨んだ初場所で「10勝5敗」をマークした逸ノ城は、3月場所(小結)で「9勝6敗」、5月場所(関脇)で「8勝7敗」、7月場所(関脇)で「8勝7敗」、9月場所で「8勝7敗」とここまで5場所連続で勝ち越し。しかし、今年最後の場所である今場所で、とうとう今年初の負け越しを喫してしまった。 全場所勝ち越し力士が1人も輩出されなかったのは、2003年以来15年ぶりのこと。この年は7月場所終了時点でただ1人の有資格者となっていた若の里(元関脇)が9月場所も勝ち越して望みを繋げるも、「7勝7敗」で迎えた11月場所千秋楽で敗戦。最後の最後で記録が途絶えている。 ちなみに、2003年は年間で4人(朝青龍3回/千代大海1回/魁皇1回/栃東1回)の優勝者が誕生しているが、今年も9月場所までで既に4人(鶴竜2回/白鵬1回/栃ノ心1回/御嶽海1回)が賜杯を手にしている。初場所で貴乃花(元横綱)が引退した2003年は、翌2004年から朝青龍の黄金時代が到来するなど時代の転換点となった印象が強い年だが、今年もそういった意味合いを持つ年となるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年11月22日 17時00分
球界「熱盛」裏スクープ ★西武 菊池雄星ポスティングに暗雲立ち込めるMLB事情
ポスティング・システムでの米球界挑戦を目指す西武・菊池雄星(27)の代理人がスコット・ボラス氏に決まった。ボラス氏といえば、’06年オフ、松坂大輔(現中日)を総額5200万ドル(約59億円)の超大型契約でメジャーリーグに送り込んだ強引な交渉人として知られるが、今回は菊池の交渉に集中できそうもない。「11月7日、ボラス氏はGM会議に姿を現し、さっそく菊池を売り出し、『松坂の6年、年俸総額5200万ドルを超えるだろう』と吠えていました。パフォーマンスもあったと思いますが、西武はすでに菊池を売って得る譲渡金を見込んでいるようです。国内FA権を行使した浅村栄斗、炭谷銀仁朗の慰留交渉にそれを充てるらしい」(スポーツ紙記者) ボラス氏は別の米球界情報でも注目されていた。 今オフ、ニューヨーク・メッツがブロディー・バンワゲネン氏を新GMに迎えた。しかし、そのバンワゲネン氏は現役の代理人で、メッツの投打の主軸選手を顧客に抱えていた。主軸バッターのヨエニス・セスペデスがそうで、元顧客には今季のサイ・ヤング賞候補、ジェイコブ・デグロムを筆頭に、複数の選手を抱えている。この状況に、米トップエージェントのボラス氏が噛みついたのである。 「44歳のバンワゲネン氏は米経済誌にも紹介された敏腕です。大谷翔平の代理人で有名になったネズ・バレロ氏と同じ『CAAスポーツ』に所属しています」(特派記者) 現役の代理人がGMに就任した前例はある。’14年のDバックスがそうだ。とはいえ、顧客と元顧客がいる球団に着任するのは初めてのケースとなる。大型契約を目指す代理人と予算内に収めたいGMは、目的が全く対照的なのだ。 「バンワゲネン氏は就任会見で、顧客と元顧客の交渉では席を外すと言っていましたが…。同じ『CAAスポーツ』の誰かがクライアント契約を引き継ぐことになります」(同) ボラス氏は選手査定などの情報漏洩を危惧しており、米メディアの多くも氏の疑念に同調しているという。 「菊池の今回の米挑戦について、松坂、大谷のときのようなムーブメントは起きないでしょう。150キロを投げる20代の左腕は貴重です。でも、低めへの制球力はイマイチだし、クライマックスシリーズで敗れたように、精神面でのモロさも指摘されています。好投手たる根拠を、時間をかけ、いかに相手球団に理解させるかが、大型契約を勝ち取れるか否かの分かれ目になります」(球界関係者) それだけではない。ポスティング・システムの要項がまた変わり、菊池は新制度適用の第1号となる。 簡単に説明すると、これまで上限2000万ドルと決まっていた譲渡金が、新制度では契約金の額で違ってくるのだ。契約金が2500万ドル(約28億円)以下なら、その金額の20%。2500万ドルから5000万ドル(約56億円)なら、その金額の17・5%、5000万ドル以上なら15%。つまり、契約金を多くブン取った分だけ、西武への実入りも多くなる。 「ボラス氏は松坂の代理人としてレッドソックスと交渉したとき、期限5分前までゴネて年俸や条件を吊り上げました。今回、米国の野球ファンは、メッツGMに反対するボラス氏の次の一手に期待しています」(前出・特派記者) 菊池の所属球団が決まるのは、いつになるか。
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スポーツ 2018年11月22日 10時30分
楽天入りが決定的の浅村 一部西武ファンがグッズ燃やすなど“暴徒化”?
FA権を行使し、楽天へ移籍することが決定的となっていた埼玉西武・浅村栄斗。21日に楽天・石井一久GMから獲得が正式に発表され、各メディアによって大きく報じられた。 今シーズン「打率.310・32本塁打・127打点」で打点王に輝き、主将としても埼玉西武を牽引した浅村。2008年以来のリーグ優勝を果たしたチームにおいてMVP級の働きを見せた選手の1人だが、来シーズンは楽天のユニフォームに袖を通すこととなった。 今回の一件を受けたネット上には、「ファンとしては残念でならない」、「ある程度は覚悟してたけどやっぱりしんどい」、「もう浅村のこと応援できないのか…」といった埼玉西武ファンからの悲しみの声が数多く寄せられている。優勝球団の主力選手が同リーグの最下位球団への移籍を決断したという事実を考えると、ファンが大きな悲しみを抱くのも致し方ないといえるだろう。 ただ、ファンの中にはその悲しみが行き過ぎたのか、ネット上で“暴徒化”している人も。当事者の浅村や楽天に対し「タンパリングだろ」と根拠のない批判を浴びせたり、ファン感謝祭や来年の公式戦でのブーイングを呼び掛けたり、果ては浅村の写真を燃やしたりと、もはや何でもありの状況だ。 また、オークションサイトやフリマアプリには、浅村に愛想を尽かしたファンが大量に関連グッズを売りに出してもいる。あくまで個人的な印象だが、こうした状況は見ていてあまり気持ちのいいものではない。 そもそも、FAというのは所属球団で長年頑張った選手がもらえる真っ当な権利である。権利を行使するかは個々人の自由であり、どのような決断をするかももちろん自由だ。 心無い批判や反応に対しては「普通に権利行使しただけやろ、民度が低すぎる」、「多少の文句は仕方ないけどこれはやりすぎ」、「球団はこういう奴らを取り締まった方がいい」といった苦言のコメントも寄せられている。納得できないファンの気持ちも理解できるが、その決断をもう少し尊重してもいいのではないだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年11月22日 06時10分
ノックアウト12.9両国の試合順が決定!メインは石井対大崎、S-cup覇者 海人参戦
ブシロードグループのキックスロードは、12月9日に両国国技館で開催されるキックボクシングの『KING OF KNOCK OUT 2018 両国国技館』の試合順を発表した。 KING OF KNOCK OUTフライ級トーナメント決勝戦、ライト級アジアトーナメント一回戦など豪華カードが目白押しとなっている今大会は、KNOCK OUT史上最多の9試合。KNOCK OUTの木谷高明オーナーは「手売りをしている限りはプロとは言えない」というポリシーを持つ。格闘技業界では珍しく選手によるチケットの手売りを禁止しており、試合数は多くても7試合程度に収めてきた。しかし、今大会は2018年の総決算の意味合いがあり、自然と試合数も増えてしまったというのが実情のようだ。旗揚げから尽力をしてきた小野寺力プロデューサーにとっては嬉しい悲鳴と言ったところだろう。▼第1試合 (61.5kg契約 3分5R)“Mr.KNOCK OUT”森井洋介 対 “やんばる将軍”マサ佐藤 初代ライト級王者でKNOCK OUTの顔とも言える森井洋介が、なんと第1試合に登場する。現在ライト級アジアトーナメントに出場中の森井は「小林(聡会長)さんに行けと言われれば両国も出ます」と話していた。結局、ゴーサインが出た。年内最後の試合は昨年ベルトを獲得した両国のリングで行う。相手はパワフルな攻撃型の実力者・マサ佐藤。第1試合から激しい打ち合いで会場がヒートアップするのは間違いないだろう。▼第2試合 (48kg契約 2分5R)“渋谷小町”小林愛三 対 “ムエタイ才女”伊藤紗弥 KNOCK OUTの女子エース小林愛三(まなぞう)が、ジュニアタイトル4階級制覇を成し遂げた伊藤紗弥と対戦。愛三にとっては年内最後の試合をKOで飾りたいところ。ボーイッシュで親しみやすい愛三はメディア露出を強化すれば人気が出るのは間違いない。バレーボール出身でふくらはぎが自慢の“ふくらはぎ系女子”ブームを巻き起こしてもらいたい。熱望しているRENAとの対戦の行方も気になるところだ。▼第3試合 KING OF KNOCK OUTライト級アジアトーナメント一回戦(61.5kg契約 3分5R)“神撃キッカー”重森陽太 対 “SBの遊牧民族”ボルドバートル・アルタンドルグーン 一撃必殺の蹴りを持つ重森陽太が登場。過去に日本で大活躍したアマラ忍が推薦するボルドバートルとアジアトーナメント一回戦で激突。森井、ヨードレックペットの本命2人が順当に準決勝に進出しただけに、重森も期待に応えたい。▼第4試合 KING OF KNOCK OUTライト級アジアトーナメント一回戦(61.5kg契約 3分5R)“コリアンデビル”チャンヒョン・リー 対 “居合いパンチャー”町田光 RISEスーパーフェザー級王者のチャンヒョン・リーがKNOCK OUTに初登場する。KNOCK OUTにレギュラー参戦中の町田光は再戦を制して準決勝進出となるのか?相手を失神させる恐怖のハードパンチャーのリーは、RISEでも狙われる立場にあるが、見るたびに強さが増している。町田は新日本プロレスの永田裕志と取り組んだ特訓の成果が出せるか注目である。▼第5試合 (58.5kg契約 3分5R)“鉄腕燃焼中”駿太 対 “逆境スピリット”村田裕俊 ベテランながら、常にトップ戦線を張る正真正銘の鉄人・駿太。昨年2月に森井洋介相手に一歩も引かず、大応援団の声援をバックに引き分けた村田裕俊との一戦はどんな結末を迎えるのか?▼第6試合 (55.5kg契約 3分5R)“SPEED ACTOR”小笠原瑛作 対 “凶暴三兄弟・次男”髙橋亮 旗揚げ大会からレギュラー参戦し一躍、軽量級の代表選手となった小笠原瑛作が、半年ぶりにKNOCK OUTのリングに復帰。華があるのだから、来年はもっとKNOCK OUTにも参戦してほしいところ。1年前には、同じく両国で髙橋亮と対戦している。瑛作が勝てば悲願の那須川天心戦実現へ大きく前進した試合だったが、髙橋は後半に盛り返しなんとか引き分けている。ここは両選手による激闘に期待したい。▼第7試合 (65kg契約 3分5R)“ボルケーノ”水落洋祐 対 “シュートボクシングの若きエース”海人 18日に両国で行われたシュートボクシングの大会で、S-cupトーナメントを制し優勝した海人が、KNOCK OUT初参戦!小野寺プロデューサーが「ベストな選手を考えている」と話していた対戦相手には、名勝負製造機・水落洋祐が選ばれた。水落は「勝ったら自分の名を上げるチャンス」と話している。超絶イケメンで色気もあり人気急上昇中の海人だが、やっかいな選手と当たった。▼第8試合 (65kg契約 3分5R)“ギラギラ系激闘派”不可思 対 “マッドピエロ”山口侑馬 KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者・不可思が王座戴冠後初登場。相手は4年前にTKO負けを喫している山口侑馬だ。この4年間で両選手ともに大きく成長している。両選手ともにKNOCK OUT旗揚げ時は前半に出場していた。今回セミファイナルでこのカードが組まれた意味は大きい。不可思にはチャンピオンとして、負けたらベルトを返上するぐらいの覚悟で臨んでもらいたい。▼メインイベント KING OF KNOCK OUTフライ級王座決定トーナメント決勝戦(51kg契約 3分5R)“SUNRISE PRINCE”石井一成 対 “ワンダーボーイ”大﨑一貴 10月の後楽園ホール大会の試合後、「両国のメインは僕に任せてもらいたい」と訴えていた“キック界のプリンス”石井一成。これを聞いた小野寺プロデューサーは「その思いも受け止めた上で考えたい」と話していたが、この一成の願いが通った。今年6月に開幕したKING OF KNOCK OUTフライ級王座決定トーナメントの決勝戦が、両国大会のメインに組まれた。 両者は、過去に2度対戦し引き分けている。お互いに「手の内は分かっている」と話していたが、3度目の対戦に最高の舞台が用意された。フライ級がビッグマッチのメインを飾るのはチャレンジだが、フライ級の素晴らしさを広めるには絶好のチャンス。一成も一貴もスター性がある。このチャンスを活かし、フライ級の黒いベルトを巻いてもらいたい。 現在ブシロードグループでは、山手線を中心としたJRの主要駅に巨大ポスターを掲示している。これは新日本プロレスの『G1クライマックス』『レッスルキングダム in 東京ドーム』と同様のプロモーションだ。RISE、シュートボクシングに続くキック両国3大ビッグマッチの大トリとして、KNOCK OUTにかかる期待は大きい。最後に大会を締めるのは石井一成か?大崎一貴か?格闘技界の注目が高まっている。写真 / cキックスロード【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.32】
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スポーツ 2018年11月21日 21時30分
「我が道を行く」伊藤美誠と卓球チームメイトの不協和音
ライバルであり仲間の選手たちは、「伊藤の快挙を手放しで喜んではいない」という。卓球ワールドツアー『スウェーデン・オープン』の女子シングルスで、11月4日、日本の伊藤美誠(18)が優勝した。決勝戦で、世界ランキング1位の中国人選手・朱雨玲を破っての快挙は、同日中に石川佳純ら日本人選手の耳にも届いたが、仲間であるはずの彼女たちの表情は複雑だった。 「準々決勝から3試合続けて格上の中国人選手を破りました。優勝はもちろんですが、日本にとっても、この3連勝は意義深いものとなりました」(担当記者) それでも、仲間たちが複雑な表情を浮かべたのにはワケがあった。伊藤は10月に開幕した国内初の卓球のプロリーグ『Tリーグ』に参加していないからだ。 「当然、伊藤も目玉選手になる予定でしたが、伊藤自身がリーグ参加に難色を示し、彼女を支えるスタッフたちも不参加に賛成したと聞いています」(同) 伊藤が国内リーグ参加に難色を示した理由は、危機感だという。 一昨年夏のリオ五輪代表は、福原愛、石川、伊藤だった。ライバルで親友、ダブルスのパートナーでもある平野美宇は落選したが、五輪後に平野が覚醒し、国際大会はもちろん、国内でも女王・石川をしのぐ勢いを見せている。伊藤は「このあたりで巻き返しを!」との思いが強く、あえて厳しい海外での大会を主戦場にすることを選んだのだ。 「伊藤は平野に追い抜かれたと思っています。平野に対する焦りもあったのかもしれません」(関係者) その意気やよしだが、さらなる不安材料も指摘されている。 「日本の国別団体戦のダブルスの組み合わせは、これまで平野と伊藤の“みうみま”一辺倒でしたが、東京五輪対策として、このコンビを解体。どちらかを、唯一の左利きである石川と組ませられるようにしておくべきだとの意見があるのです」(同) Tリーグを盛り上げようとする石川と平野、我が道を行く伊藤の間に“距離感”が生じ、団体戦で最も重視されるチームメイトの結束に影響を与える恐れも懸念されているのである。 卓球ワールドツアー優勝を引っさげて帰国した伊藤は「もっと対策を(中国に)練られて成長したい」と、これからの目標を語ったが、「打倒美誠」に燃えるライバルたちは中国選手ばかりとは限らない。まず、日本国内の選手たちの不安材料を打ち消すのが一番の課題だろう。
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スポーツ 2018年11月21日 21時30分
「来年は初代タイガーをWWEに上げたい」“過激な仕掛け人”新間寿会長が明言!
80年代のスーパーアイドル初代タイガーマスクと、当時“過激な仕掛け人”と言われ新日本プロレス営業本部長として活躍した新間寿氏が再びタッグを組む。 初代タイガー、アントニオ猪木、藤波辰巳(現・辰爾)とともに80年代の黄金時代を築いた新間氏は、初代タイガーマスク・佐山サトル認定『原点回帰プロレス』の第5弾を12月6日に東京・後楽園ホールで開催すると発表した。 同大会では世界マスクマン・トーナメント決勝戦を行う。出場するのはブラック・タイガーJr.(UMA)。ドス・カラスJr. 対 イホ・デ・ブラック・タイガーの勝者と対戦する。ブラック・タイガーJrの正体は船木誠勝であることが明らかになっている。 リアルジャパンのスーパー・タイガーは、大谷晋二郎(ZERO1)&岩崎孝樹(ガンバレ☆プロレス)とトリオを結成し、将軍岡本(フリー)&ベン・クロコダイル(国籍不明)&松本崇寿(リバーサルジム立川ALPHA)と対戦。その他、“大鵬三世”納谷幸男も参戦。全6試合を予定している。 先日、メキシコUWAの帝王として長年ヘビー級王者に君臨したエル・カネックが来日し、かつてのライバル藤波と試合をして話題になった。今大会では、ユニバーサルプロレスの代表として、日本でルチャブームを巻き起こした新間寿恒UWA海外国際部長が持つUWAルートを活かし、大物のメキシカンが多数来日する。UWAという団体名は昭和のプロレスファンにはたまらない響き。まさに原点回帰を彷彿とさせる。 新間氏は「メキシコからは前回と一緒でブラソ一家が来ます。前回の評判が高かったので、また同じメンバーを集めました。メインの優勝者には、黄金のマスクが贈られることになっています。チャンピオンベルトではなくて黄金のマスクになりますので、ぜひご注目いただければと思います」と語った。 その上で、新間氏は今後の活動について語る。「来年は、初代タイガーマスクと一緒にイジメ撲滅とか振り込め詐欺防止とか、そういうことにプロレスのリング上を提供して発信していこうじゃないかと。原点回帰というのは、私自身が新日本プロレス、またその前の力道山道場で自分が一生懸命にベンチプレス、力道山先生の教え通りにやって、ボディービルの道に進むということを教えてくれたのが力道山先生でありプロレスであった。そしてWWF(現・WWE)のビンス・マクマホン(シニア)と知り合って、新日本プロレスの隆盛を極めた」と述べた。 その上で「来年は、飛行機に乗れない(初代)タイガー(マスク)を説得してWWEのリングにでも上がってもう一度、昔の(WWE)会長時代を思い出し、WWEのリングへタイガーを連れていこうかなと、そういうような考えを持っております」と明言した。 新間氏は80年代にWWEの会長職を務めており、新日本退社後もマクマホンファミリーとのつながりは強い。初代タイガーも新日本とWWEが提携していた時に、マジソンスクエアガーデンでダイナマイト・キッドとの名勝負数え歌を披露。当時、アメリカでは表情が見えないためマスクマンが人気を得るのは難しいと言われていたが、タイガーはこれを1試合で覆し、ミル・マスカラス以来のマスクマン人気を得ていた。毎年、殿堂入り候補として名前が出るのはそれが理由となっている。 70年生まれの男性の多くは初代タイガーマスクの試合を金曜夜8時にテレビで見て夢を見た。そんなタイガーと新間氏が再び手を取り合った。もう一度夢を見たいと思っているファンは多いだろう。今大会から来年にかけての活動に期待したい。取材・文 / どら増田写真 / ©︎原点回帰プロレス
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スポーツ 2018年11月21日 20時30分
TBSドラフト特番で話題!オリックスのドラフト7位、“最後のPL戦士”中川圭太が仮契約
オリックスは、ドラフト7位で指名した東洋大学の中川圭太内野手と21日、都内のホテルで仮契約を行った。 中川はドラフト当日に全国放送されたTBS系列の『ドラフト緊急生特番!「お母さんありがとう」』で、密着取材を受けており、中川の特集が放送されている時間に、オリックスが7位で指名したことで、話題になっていた。東洋大からはDeNAに1位指名された上茶谷大河、ソフトバンクから1位指名された甲斐野央、中日から2位指名された梅津晃大に続いて4人目の指名となり、甲斐野とは同じリーグということもあり、対戦機会が多くなることが予想される。 “最後のPL戦士”ということでも注目されている中川だが、地元球団の指名に「良かった」と安堵の表情を浮かべつつ「PLや東洋大学の先輩の今岡誠さんが目標。京セラドーム大阪にはまだ大阪ドームだったころにオリックス戦を見てます。強力いてまえ打線が印象に残ってる。地元の球団で、身近に感じられる。指名に感謝したいですね。プロに入ることが目的ではなく、活躍することが目的なので、1日1日を大切に、1年間開幕から一軍にいたい」と指名直後の会見で話していた。 仮契約を終えた中川は、「仮契約を終えて、いよいよ勝負する時がきたんだなという気持ちです。オリックスは地元の球団で、中学生の時には京セラドームでホームランを打ったこともあり、とても縁を感じています。ルーキーイヤーから1年間1軍で活躍できるように、入団までしっかりと体づくりをしていきたいと思います。安打数にこだわりがあるので、目標は右打者のシーズン最多安打です!」とコメント。中学のときに京セラでホームランを打ったというのは頼もしい限りだ。背番号は67と発表されている。 小谷野栄一の引退、中島宏之の退団により、オリックスの内野は競争が激化しており、ルーキーの中川も来年の合同自主トレや春季キャンプでアピールに成功すれば可能性は十分にある。大学日本代表のクリーンナップを任された実力をプロの舞台でもいかんなく発揮してもらいたい。取材・文・写真 / どら増田、萩原孝弘
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