スポーツ
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スポーツ 2018年11月28日 17時40分
現在台湾で開催中のウインターリーグ 日本勢のここまでは?
台湾を舞台に、24日から開催されている「2018 アジアウインターベースボールリーグ(AWB)」。日本からは3チーム(NPBイースタン選抜、NPBウエスタン選抜、JABA選抜)、韓国(KBO選抜)、台湾(CPBL選抜)からは1チームがそれぞれ参加している。 27日に行われたJABA選抜対NPBウエスタン選抜(9‐9)、NPBイースタン選抜対CPBL選抜(1‐12)の2試合をもって、ウインターリーグは全46試合(内プレーオフ4試合/3位決定戦1試合/決勝戦1試合)中8試合が終了。ここまでNPBイースタン選抜は4試合、その他の4チームは3試合を消化しているが、その成績はどのようなものとなっているのだろうか。 現在首位に立っているのは、「3勝0敗・勝率1.000」のCPBL選抜。JABA選抜を除く3チームに勝利しているご当地チームは、チーム打率(.368)、チーム防御率(2.33)で共に1位とここまでは投打の歯車が噛み合っている。 「3勝1敗・勝率.750」で2位につけているのはNPBイースタン選抜。全勝同士の首位攻防戦でもあった前述の直接対決では、150km前後の速球を放る相手先発左腕・葉家淇(ラミゴ)に「6.1回11奪三振」を喫するなど打線が沈黙。開幕4試合目にして、初めて土が付く結果となった。 「1勝1敗1分・勝率.500」で3位に位置するのはJABA選抜。その名の通り社会人選手で構成されているこのチームだが、日韓台3か国・地域のプロを相手にここまでは五分の戦いぶりを披露している。 残る日本勢であるNPBウエスタン選抜は、「0勝2敗1分・勝率.000」とここまで白星無しの4位。1巡目最後の試合となる28日のKBO選抜戦では、なんとか勝利を掴みたいことだろう。 ただ、勝ちが欲しいのは「0勝3敗・勝率.000」で最下位に沈むKBO選抜も同じ。初白星をかけた“日韓対決”は、お互いの意地がぶつかり合う試合が大いに期待されるところだ。 その中で、注目したい選手は、イースタン選抜の安田尚憲内野手(ロッテ)・村上宗隆内野手(ヤクルト)、ウエスタン選抜の椎野新投手(ソフトバンク)、JABA選抜の小島康明投手(きらやか銀行)である。 まだまだ先は長いが、早くも明暗が分かれ始めている印象も受ける5チーム。総当たり戦が終了する来月13日に向け、各チームはここからどのような戦いを見せていくのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年11月28日 17時30分
清宮に投じられた「新人王レース2票」に600億円の価値はあるのか?
清宮幸太郎(19)に投じられた2票には、“600億円の価値”があるのか…。プロ野球「NPB AWARDS」が都内ホテルで開催され(11月27日)、セパ両リーグの新人王も発表された。セ・リーグは11勝を挙げたDeNAの東克樹(22)にスンナリ決まったが、パ・リーグは予想されていた通り、票が分かれた。 東北楽天・田中和基 112票 オリックス・山本由伸 70票 ソフトバンク・加治屋蓮 45票 千葉ロッテ・藤岡裕大 17票 北海道日本ハム・清宮 2票 (1票他3名、該当者なし9票) 田中は6月半ばから「1番・中堅」で定着し、18本塁打もマークした。プロ2年目でのブレークだが、俊足堅守のスイッチヒッターであり、近年中にトリプルスリーを実現する逸材とも言われている。次点のオリックス・山本だが、高卒2年目で54試合に登板し、防御率も2点台だった。「パ・リーグ新人王レースがモメる」と言われたのは、彼の躍進のせいである。 そんな新人王レースにおいて、清宮に2票が投じられた。今さらだが、新人王はある一定の基準を満たした野球報道記者の投票によって決められる。規定がある以上、「担当チームへのお付き合い」で投票することは許されない。また、無記名なのでどこの新聞社が投じたのかも分からないが、「田中、山本よりも球界に貢献した」と判断されたのだろう。 清宮の今季の成績は「53試合出場、打率2割、打点18 本塁打7」。球界の発展とチームの勝利に貢献した部分とは――。 「昨秋のドラフト会議以降、彼に向けられた注目の高さ、期待の大きさは並大抵のものではありませんでした。よくやったと思いますよ」(プロ野球解説者) しかし、プロの世界は結果が全てだ。高校卒の10代とはいえ、打率2割、ホームラン7本はお粗末な数字である。清宮のバットで勝ったという試合もなかったように思うが…。 「日ハムは5点取られたら、6点取り返すというスタイルです。打撃優先のスタメンが編成されるため、清宮も不慣れな外野守備をやらされました。キャンプ、オープン戦で外野の練習はやってきませんでした。試合前のノックだけの『ぶっつけ本番』みたいなもの。味方投手が走者を出すと、他選手に守備形態を確認していました」(スポーツ紙記者) かといって、安易にスタメンを決めていたわけではない。打撃優先の方針はたしかにあったが、不慣れな守備位置であっても適応する能力がなければ、栗山英樹監督は起用しない。致命的な守備のミスはなかったはず。そう考えると、清宮はプロの世界に適応してみせたわけだ。 「2020年着工の新球場ですが、日ハムグループによれば、総工費は約600億円。それを回収するには球場を満員にするしかありません。清宮を一日も早く一人前にし、不動の4番にしなければ」(前出・同) 今回投じられた2票には、のちに回収されなければならない600億円分の期待が込められていたのかもしれない。 「ソフトバンクは西武からFA宣言した浅村の獲得に失敗しました。状況によっては、清宮の後輩でもある3位指名の野村大樹(早実=18)を使ってくるかも」(前出・プロ野球解説者) 後輩が一年目から一軍出場してくるとなれば、清宮は将来性という言葉で逃げられなくなる。早々に結果を出さなければ、期待感も薄れてしまうだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年11月27日 17時30分
共にベストナイン0人の阪神・ロッテ・楽天 “得票選手”の内訳は?
日本野球機構(NPB)より、26日に発表された2018年のベストナイン。セ・リーグは9人が、パ・リーグはDHを含めた10人が記者投票によって選出された。 今回の投票によって、セでは広島から3人(會澤翼、丸佳浩、鈴木誠也)、巨人(菅野智之、坂本勇人)、DeNA(宮崎敏郎、ネフタリ・ソト)から2人、ヤクルト(山田哲人)、中日(ダヤン・ビシエド)から1人が、パでは埼玉西武から6人(菊池雄星、森友哉、山川穂高、浅村栄斗、源田壮亮、秋山翔吾)、ソフトバンクから2人(松田宣浩、柳田悠岐)、日本ハム(近藤健介)、オリックス(吉田正尚)から1人が選出されている。 一方、阪神、ロッテ、楽天の3球団は、残念ながら受賞人数は0人。3球団共にリーグ下位に沈んでしまったこともあり、受賞選手を輩出するのはなかなか厳しかったようだ。 ただ、受賞選手が0人だからといって、“得票選手”も0人という訳ではない。前述の3球団にはそれぞれ記者から清き1票を得た選手がいるのだが、その内訳はどのようなものとなっているのだろうか。 セ最下位の阪神は、梅野隆太郎が27票を獲得している。セの捕手としては唯一規定打席に到達している梅野だが、これが票を集めた要因となったのかもしれない。 パ5位のロッテは、田村龍弘(16票)、井上晴哉(一塁手1票/DH1票)、鈴木大地(7票)、角中勝也(1票)の4人が得票選手となっている。今季「打率.292・24本塁打・99打点」とブレイクを果たした井上が、合計2票しか得られなかったのは意外な印象も受ける。 パ最下位の楽天は、岸孝之(44票)、則本昂大(1票)、嶋基宏(1票)、今江年晶(6票)、島内宏明(3票)、田中和基(1票)の6人がそれぞれ票を獲得。今回対象となった3球団の中では、最も得票選手が多い球団となっている。 以上が、ベストナイン0人の3球団における得票選手の内訳である。今回“死票”を投じられた選手たちは、来季チームと共に捲土重来を果たすことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年11月27日 17時30分
日本人横綱・稀勢の里やむにやまれぬ「貴乃花&カネ」問題
さあ、出直しだ。11月11日から始まった九州場所(福岡国際センター)5日目、白鵬、鶴竜の2人が離脱し、1人横綱として孤軍奮闘していた唯一の日本人横綱、稀勢の里(32、田子ノ浦部屋)が休場に追い込まれた。初日から4連敗はいただけないが、「正直者がバカを見る」ような結末に、巨大な相撲協会に1人で戦いを挑み、退職に追い込まれた元貴乃花親方こと花田光司氏(46)の姿をダブらせるファンは多い。果たして稀勢の里は復活できるか――。 稀勢の里にとって、休場を表明した5日目朝までの5日間は、悶々として夜も眠れない、地獄のような日々だったに違いない。横綱史上87年ぶり、15日制下では初めての初日から4連敗を喫する“計算違い”はどこに潜んでいたのか。「少なくとも、原因は2つありました。1つは、白鵬、鶴竜が初日から休場し、図らずも1人横綱になってしまったことです。おかげで場所を引き締める責任感やプレッシャーを1人で背負うことになりましたからね。もう1つは、去年の春場所で痛めた左大胸筋の影響がいまだに消えていなかったことです。おそらく本人は、もう大丈夫と思っていたのでしょうが、やはりかつての力強さは戻っていませんでしたね」 こう分析するのは、審判委員の経験がある親方だ。九州場所の稀勢の里は、本格的に戦列復帰して2場所目。自分のことで精いっぱいで、とても優勝争いを演出するような余裕はない。 そんなところに、白鵬、鶴竜の2横綱が場所前、相次いで休場を表明し、いきなり1人横綱の大役がまわってきたのだ。「気の毒と言えば気の毒。白鵬、鶴竜らのモンゴル人横綱たちは『大相撲界に貢献する』より、『少しでも現役生活を長引かせ稼げるだけ稼ごう』という姿勢がミエミエですから。鶴竜などは直前まで時津風部屋に出稽古し、正代や豊山らを相手に元気に汗をかいていたので、師匠の井筒親方が休場を発表したとき、協会首脳も驚いていました。稀勢の里は、そんな自分勝手なモンゴル人横綱たちのしわ寄せをいっぺんに食った格好で、もしどちらか1人でも出場してくれていたら、展開は全然違ったと思います」(担当記者) もっとも、稀勢の里はこの異常事態にもたじろがなかった。幸いなことに、場所前の仕上がりはまずまず。九重部屋や阿武松部屋、境川部屋などに出稽古し、北勝富士や妙義龍らに圧勝している。むしろ横綱ワーストの8場所連続休場などの汚名を返上するチャンスと受け取り、初日前日には、「やることは変わらない。調子は悪くないので、あとはしっかり結果を残すだけです」 と優勝宣言までした。 しかし、結果は最悪だった。平幕力士が横綱を倒せば「金星」となり、1場所4万円も褒賞金がアップする。まだ完全復調に至らない稀勢の里は、まるで飢えた狼の群れに取り囲まれた小鹿のように、連日、寄ってたかって噛みつかれ、餌食にされたのだ。 最後の出場となった4日目にはさすがに気持ちも滅入り、花道を入場してくるときから目を伏せたまま。こんな状態では「勝て」という方が無理だった。 そして迎えた5日目の朝。「ファンの皆様には申し訳ないが、このままでは終われない。もう一度、チャンスをください」 と言って、ついに休場届を提出し、出直しを誓った。 実に横綱在位11場所で9度目の休場。次はもう言い訳ができない、という退路を断った最後のお願いだった。 歯ぎしりするようなつらい選択…。 稀勢の里にとって不幸だったのは、こういう苦境のとき、適切なアドバイスをしてくれる人間が周囲に見当たらないことだ。本来ならその役は師匠が担うべきだが、田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は平成23年11月に先代師匠(元横綱隆の里)が急死し、急遽、祭り上げられた元兄弟弟子で最高位が前頭8枚目。あまりにも格は違い過ぎ、とてもその任には堪えられない。 そのため、稀勢の里は入門する前から尊敬していた元貴乃花親方を頼り、これまでも部屋の枠を超えて様々な場面で相談し、アドバイスを受けている。10勝してなんとかピンチを切り抜けた先場所のことだ。「(今場所は)表情がよかったし、頼もしかった」 まだ審判委員として協会に在籍していた元貴乃花親方は、こう言って真っ先に祝福している。 おそらく今回も、以前のように直接会話することは叶わなくとも、電話などで相談し、なんらかのアドバイスを受けているはず。もしかすると「恥を忍んで次に再起を目指せ」と、かつて自分も7場所連続全休の試練を乗り越えて再起を図った元貴乃花親方の前例から決意したのかもしれない。 さらに、稀勢の里はここで辞めるわけにはいかないフトコロ事情も抱えている。「稀勢の里は引退したら独立するつもりで、すでに荒磯という株も入手している。ただ、部屋を興すには数億のお金が必要。ところが、稀勢の里は人付き合いが下手で、なかなか太っ腹なタニマチを捕まえることができていない。資金は自分で稼ぐしかないんだけど“さあ、これから”というときに大けがを負い、今に至っている。いろんな意味で、もうひと花咲かせなくてはいけない」(部屋関係者) 稀勢の里に笑顔が戻る日はやってくるか。
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スポーツ 2018年11月27日 17時15分
オリックス、佐藤達也が引退!平野佳寿のビデオメッセージに「泣きそうになった」
オリックスのセットアッパーとして活躍した佐藤達也が25日、京セラドーム大阪で行われたファン感謝デー『Bsファンフェスタ2018』で引退セレモニーを行った。 佐藤は2011年に東海大北海道キャンパス - ホンダからドラフト3位で入団。最速155キロのストレートを武器に、ルーキーイヤー終盤から頭角を現し、2013年は42HP、優勝争いを繰り広げた2014年は48HPを記録し、2年連続で最優秀中継ぎ賞を受賞。2年連続で67試合に登板し、オールスターゲームにも連続出場を果たすなど、クローザーに転向した平野佳寿(現ダイヤモンドバックス)に代わるセットアッパーとしてフル回転の活躍で、登場曲「心絵」(ロード・オブ・メジャー)が流れた時の京セラドームの盛り上がりは凄まじいものがあった。しかし、2015年は59試合、2016年は43試合、昨年は12試合の出場に留まり、2015年からはホールド数も激減。登板過多による勤続疲労が心配されていた中、戦力外通告を受け、現役生活へのピリオドを打つ決断をした。 引退セレモニーは、ファンフェスタの終盤に行われた『お題に従え!サイコロソフトボール』の最後に、『ピッチャー佐藤達也』というお題が出て、佐藤がマウンドへ。キャッチャーは「最後は勝己さんかな」という本人の希望で、山崎勝己がつき、バッターボックスには安達了一が立った。ラストピッチングは「いいボールを投げられなかった」と苦笑いを浮かべていたが、空振りを奪い引退セレモニーへ。ビジョンに流された映像では平野佳寿がサプライズ登場し、「オリックスの中で一番の中継ぎ。信用していた」とメッセージを送ると、佐藤は「あれがいちばん泣きそうになりました」と振り返っていた。「7年間という短い間でしたがありがとうございました。これからは違う形でオリックスというチームを支えていきたいと思います」とファンにメッセージを送ると盛大な拍手の中、選手たちによる胴上げが6回行われてセレモニーは終了。 その後、ベンチ裏で改めて囲み会見に応じた佐藤は、「2014年の優勝に届かなかった試合(2014.10.2)と7回以降(終了時点でリードした試合)100連勝の記事が嬉しかった。当時いた投手で作った記録なんで。その中にいられたのが、いちばん嬉しかったですね」と現役時代で印象に残っている場面を述べると、「何度か怪我もしましたけど、それも実力のうちだと思ってます。2〜3年で終わると思っていたので、ここまでやれたのは良かったけど、今思うともう少しやりたかったかな」と寂しげな表情を浮かべるも、「通用するボールが真っ直ぐしかないのがスタートだったので」と最後は全力でストレートを投げ続けた7年間のプロ野球人生を悔いのない笑顔で振り返っていた。 わずか7年間の現役生活だったが、気迫溢れるピッチングは、チームを鼓舞し、記録にも記憶にも残る選手だった。人柄が良いことでも知られており、今後は球団職員として球団に残留し、チームを支えていくことが発表されている。取材・文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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スポーツ 2018年11月27日 10時30分
機運が高まらない貴景勝の大関取り 御嶽海の結果も原因?
「13勝2敗」の成績を残し、見事に11月場所を制した小結貴景勝。場所前の騒動を乗り越えて賜杯を掴んだ22才の若武者は、好角家を中心に大きな話題を集めている。 11月20日配信記事でも触れた内容だが、先場所貴景勝は小結で9勝をマークしており、今場所の13勝と合わせると合計22勝。「三役で直近3場所33勝」という大関昇進目安を考えると、来場所は大関取りとなってもおかしくはないところだった。 しかし、各メディアの報道を総合すると、昇進を預かる審判部は現時点で「1月場所が大関取りの場所になる」という見解はしておらず、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)も「来場所好成績で大関候補」という旨の認識を示している。前述の条件はあくまで“目安”で、全ては来場所蓋を開けてみてからというのが協会側の考えであるようだ。 一見すると挑戦に値する成績を残しているのに、なぜ大関取りの機運が高まらないのか。人によって様々な意見があるだろうが、筆者は関脇御嶽海も原因の1つではないかと考えている。 「13勝2敗」の成績で7月場所を制した御嶽海は、小結として臨んだ5月場所で「9勝6敗」をマーク。2場所合わせて22勝を挙げたことで、9月場所は11勝以上で大関取りとなった。ただ、7月場所は3横綱1大関が休場(途中休場含む)していたこともあり、昇進には数字だけでなく内容も求められていた。 しかし迎えた9月場所、御嶽海は「9勝6敗」と11勝に届かず、3横綱1大関に敗戦と内容も振るわなかったことで大関取りに失敗。さらに、ごくわずかに可能性が残されていた今場所では「7勝8敗」とまさかの負け越しを喫し、大関取りは完全に消滅してしまった。 御嶽海と貴景勝の間には“起点の場所が小結で9勝6敗”、“3横綱1大関休場(途中休場含む)の場所で13勝2敗の優勝”、“11勝以上で昇進目安クリア”といった少なくない共通点がある。こうした事柄を考えると、協会側が昇進に厳しい姿勢を打ち出すのも致し方ないといえるのではないだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年11月26日 21時30分
DeNA柴田、大和を「怖い人だと思っていた」大盛況ファンフェスティバルで語る!
横浜DeNAベイスターズは23日、横須賀スタジアムで『ファンフェスティバル2018』を開催した。本拠地である横浜スタジアムが、2020年東京オリンピックの野球、ソフトボールのメイン会場になるため、昨年オフからオフ期間を利用して、大幅な改修ならびに増床、増築工事を行っているため使用できず、昨年に引き続き今年もファームの本拠地、横須賀スタジアムでの開催となった。 今回の開催と、ファーム施設『DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA』が、現在の長浦から横須賀スタジアムがある追浜に移転するため、現在建設中であることに伴い、横須賀市、株式会社横浜DeNAベイスターズ、京浜急行電鉄株式会社は、三者連結に関する基本協定を締結。京急線追浜駅に特別装飾を実施することが発表されている。 追浜初開催となった昨年は、18,962人ものファンが駆けつけたが、関係者によると「人数を増やし過ぎて、お客様に混乱を招いてしまった」ことから、今年は抽選の当選数を減らして8,342人のファンが横須賀スタジアムとその周辺に設置した特設ブースに集まった。 昨年よりプレミア感が増したファンフェスティバルだが、昨年よりゆったりとした空間で堪能できるとあって、ラッキーなことに当選したファンにとっては好評だったようだ。 中でもトークショーはどれも好評で、野手5選手で行われた『FIELDER'S TALK』には、桑原将志、大和、筒香嘉智、柴田竜拓、宮崎敏郎が登場。今年、阪神からFAで移籍してきた大和について、柴田が「怖い人だと思っていたけど、気さくな方だった」と語ると、桑原は「よく笑っていて和みます」と続き、宮崎は「とにかく声が低い。たまに何を喋っているのかわからない。お風呂で話しているみたい」とファンの笑いを取った。これには大和も苦笑いするしかなかったが、最後に筒香が「静かなイメージだったんですけど、試合に入ると闘争心が凄い」と話すと、大和は「桑原が面白いことをしてるときは全力で笑います。タイガースにいるときから、若い選手が多いイメージがあった」と自身とチームについて語っていた。 このコーナーの終盤には、9年ぶりに古巣復帰となる田代富雄一軍打撃コーチがサプライズ登場。「魅力のある選手がたくさんいるので期待している」と、選手にエールを送った。またファームの監督時代、若手時代の筒香と寮で一緒に一軍の映像を見ていたときに、筒香が水割りを作ってくれたエピソードを披露。「練習は長くやらずほどほどに行きたい。秋のキャンプでは桑原が良かった。1、2番がしっかりすれば打撃は大丈夫」と語ると、ファンから大きな拍手が送られた。田代コーチの古巣帰還はベイスターズ打線に変化をもたらせるのか注目していきたいところだ。 ベイスターズのファンフェスティバルは、来年まで横須賀スタジアムで開催される予定。取材・文 / どら増田写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2018年11月26日 21時15分
“プロ野球xプロレス”可能性は無限大!ベイスターズファンフェスティバルでFREEDOMSブースは大盛況!
<11月23日 追浜 横須賀スタジアム> ベイスターズがファンに向けて1年間のサポートに感謝する「ファンフェスティバル 2018」を8000人強のファンを集め盛大に行なった。 ファンフェスティバルでは、普段見られない選手の一面を垣間見ることや、直接触れ合える機会があり、ファンには堪らないイベント。また、様々なブースも登場し、おいしい屋台やお馴染みの企業ブースも人気を博している。 中でも異色を放つのが「プロレスリングFREEDOMS」のブースだ。選手兼代表取締役の佐々木貴が大のベイスターズファンであることがきっかけで、今年が6年目の出店。すっかりお馴染みとなっている。今年はパンフレット、タオル、レトルトカレーなどが詰め合わされたファンフェスティバル用のグッズセットを200組用意したが完売の盛況ぶり。ベイスターズの選手と写真撮影ができることもあり、ブースには約240人が訪れた。 人気の秘訣は「ベイスターズファン代表プロレスラーとして球場に応援に行っている。年に何回かはプロレスファンと一緒に観戦するイベントも行っているので、ベイスターズを応援している団体としての知名度が上がってきたのではないか」と佐々木代表は分析。野球に馴染みのないプロレスファンを野球場にいざなう架け橋にもなっているようだ。逆にプロレスを見ない野球ファンが、ファンフェスティバルの機会にブースを訪れ、普段会えないプロレスラーと直に触れあって興味を持ち、「野球がオフだからプロレス行ってみようかな」とチケットを購入してくれるケースも多々あったという。特に来年1月15日に開催される東京ドームの興行は、普段野球で行き慣れているファンに反響が大きかったという。 「自分がプロレス団体を率いるようになっても、年下の選手でも、プロ野球選手は憧れです」と話す佐々木代表。逆にプロレス好きのベイスターズの選手がわざわざブースまで挨拶に来てくれることもあったようで、「恐縮です」と照れ笑いを浮かべる。こんな野球へのリスペクトが異業種交流を成功させる鍵なのかもしれない。プロレスのタッグマッチは単なる1+1=2ではなく、名タッグチームは3にも4にも、またそれ以上にもなると言われている。ベイスターズとFREEDOMSにも、今後とも”名タッグパートナー”としての活動に期待度は高まる。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年11月26日 17時45分
オリックス金子千尋と西勇輝、これが最後のファンフェス?「長引かせるつもりはない」
オリックスは25日、京セラドーム大阪でファン感謝デー『Bsファンフェスタ2018』を開催した。大阪の街は朝から大阪マラソンで盛り上がる中、今年は13時30分と昨年より1時間遅らせての開催となった。 1年に一度のファンフェスとあって、今年も全国からたくさんのファンが京セラドームに駆けつけていた。大阪マラソンが終わる頃には1階スタンドも昨年より埋まっており、1時間遅らせた効果はあったようだ。 佐藤達也の引退セレモニーをはじめ、今年も選手とファンが触れ合えるいろいろな企画が用意されていたが、去就が注目されている金子千尋と、西勇輝にとっては、これがオリックスで最後のファンフェスになる可能性があるだけに、ファンフェスのエンディングで全選手がグラウンドを一周する場面では、2人が続けて歩いて、スタンドに手を振り続ける姿にファンから「残って〜!」という声も飛んでいた。 オリックスファンの前で行われる今年最後の公式イベントを終えた2人。 まず駐車場に現れたのは、国内FA権を行使した西勇輝。「ファンフェスは楽しかった」と切り出した西は、24日に阪神と2度目の交渉を行ったことについて「非常に熱意を感じたし、短い時間だったけど、しっかりした話ができました」と語ると、「そろそろ決めなきゃいけないとは思っている。長引かせるのは良くない」と続け、「明日、明後日、家族と話し合って決めたい」と近日中に決断をしたい旨を報道陣に話し、ドームを後にした。 続いて、残留または自由契約の2択を迫られている金子千尋が姿を現すと、「自分の中では決まっている」と、結論が出ていることを明らかにした。球団とは「近々会う予定がある」とも話しており、その場で結論を伝えるものと思われる。楽天が調査に乗り出していることについては、「報道で見ました。必要とされる。戦力と思われるのは嬉しい」と率直な気持ちを話した。「決まったらしっかり話します。長引かせるつもりはない」と金子も西と同じく、近日中に決断を下すことになりそうだ。 金子はオリックスのエース、西はネクストエースと言われ続けていたが、そんな2人にとって、今年のファンフェスが最後になってしまうのか?結論は間もなく出る。取材・文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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スポーツ 2018年11月26日 17時45分
OBも思わず苦笑い 高校野球超名門校・大阪桐蔭の過酷メニューとは?
25日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に、共に大阪桐蔭OBである平田良介(中日)と辻内崇伸氏(元巨人)が出演。3年間を過ごした野球部に存在する練習前の過酷メニューについて語った。 近年の高校野球界において、圧倒的な存在感を放っている大阪桐蔭。今年は根尾昴(中日1位)、藤原恭大(ロッテ1位)、横川凱(巨人4位)、柿木蓮(日本ハム5位)といった選手たちを擁し、2012年以来2度目となる甲子園春夏連覇の偉業を成し遂げた。 そんな超名門校の厳しさを物語るものとして、今回番組内で取り上げられたのが練習前の“山ラン”。「1年生はバスに乗り切れないので、練習メニューの一環として走っていく」と辻内氏が話したこのメニューは、学校に隣接する生駒山内のグラウンドまで約3.5kmの道のりを走って行くというものだ。 その道のりの中には、“太もも殺しのロング坂”(50mの急な坂道)、“膝泣かせの山道”(足場が不安定な山道)、“心臓破りの地獄階段”(40段に及ぶ階段)、“全身破壊の坂”(傾斜約20度の坂)といった4つの難所が存在。また、これとは別に“獣道コース”と呼ばれる、ショートカットができる分、さらに道が険しくなるコースも紹介された。 紹介VTRを見た辻内氏は「思い出したくないですね…」と苦笑い。このメニューの後には6時間にも及ぶ猛練習が待っているのだが、それを週6日でこなす日々は相当過酷だったようだ。一方、番組MCの浜田雅功(ダウンタウン)から「当然走ってたでしょ?」と聞かれた平田は、「僕は1か月だけ」と意外な回答。その後「実は1年からメンバーに入りまして、そこを免除されてました」と理由を明かし、浜田からツッコミを入れられていた。 今回の放送を受けたネット上には「軍隊レベルの厳しさやな」、「これやってさらに練習とか信じられん…」、「すごいな、そりゃ毎年強いわけだ」といったコメントが寄せられている。輝かしい実績を誇る大阪桐蔭だが、こうした厳しさもそれを下支えしているのかもしれない。文 / 柴田雅人
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K-1MAX ヲタ戦士☆長島 リベンジ誓う
2009年02月24日 15時00分
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スポーツ
K-1MAX 城戸1日2連敗で「休みたい」
2009年02月24日 15時00分
特集
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能
2025年06月01日 12時00分