スポーツ
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スポーツ 2019年11月21日 22時30分
オリックス育成D4位・平野大和、同7位・佐藤優悟と仮契約!
オリックスは21日、育成ドラフト4巡目で指名した日章学園高の平野大和外野手と、宮崎市内の宮崎観光ホテルで仮契約を締結した。背番号は「004」。 縞田拓弥スカウトとともに会見に臨んだ平野は「野球を始めた頃、プロ野球選手になることが夢だったので、今日一つ夢がかないました。次の夢は一軍の試合に出ることなので、自分の持ち味でもある脚力をしっかりとアピールして、1年目から支配下選手になれるように頑張ります!」と抱負を述べた。 縞田スカウトは「特に足が魅力で、50メートル5秒8を誇る。身体能力が非常に高く、走攻守3拍子がそろっている将来性豊かな外野手」と評価している。会見が行われた宮崎観光ホテルは春季キャンプの1軍の宿舎として使われており、今度は1軍の支配下選手として同ホテルに凱旋したいところだ。 また育成7巡目で指名した仙台大の佐藤優悟外野手も、宮城県仙台市内のホテルで仮契約を結んだ。背番号は「007」。 上村和裕スカウトとともに会見に臨んだ佐藤は「仮契約を終えて、プロとしての自覚がよりいっそう強くなりました。オリックスは寮の設備など、野球に集中できる環境が整っているので、今からとても楽しみにしています。1日も早く支配下選手になって、走攻守でファンのみなさまに楽しんでいただけるような選手になりたいと思います。将来的にはトリプルスリーを達成できるように頑張ります!」とアピールしている。 上村スカウトは「身体能力が高く、三拍子そろった好素材。逆方向にも長打が打てるパンチ力が持ち味の選手」としており、育成からのトリプルスリーが誕生するか期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2019年11月21日 22時00分
大相撲九州場所“大荒れ”で勃発した史上最低の年間最多勝争い
大相撲九州場所も終盤戦に差し掛かっているが、いまひとつ盛り上がりに欠けている。なぜなら、11日目を終えた時点で、横綱・鶴竜、大関・豪栄道など、7人もの幕内力士が休場する18年ぶりの異常事態に見舞われているからだ。協会関係者は嘆く。 「力士数が足りず、誰を横綱や大関に当てたらいいか、審判部は取組編成に悲鳴を上げていますよ。ただ当てるだけでなく、盛り上げなければいけませんからね」 優勝争い以上に泥沼レースと化しているのが、年間最多勝争いだ。 世代交代の嵐がモロに吹き付けた今年、土俵上は大荒れだった。横綱陣でも稀勢の里の引退をはじめ、休場力士が相次いだ。過去10回もこの部門を制している白鵬も、途中休場を含めて3場所も休場している。このため、最多勝争いも混沌とし、誰が栄冠に輝くのかが分からなくなっているのだ。 九州場所前の時点で、トップは御嶽海と阿炎の45勝。これを44勝で朝乃山が追い掛け、さらに43勝で豪栄道、遠藤と続いていた。休場していち早く戦列を離れたもう1人の横綱・鶴竜は42勝、白鵬も休場がたたり、ほぼ圏外の37勝だった。 先頭争いはいずれもニューフェイス。時ならぬ好機到来に、阿炎は優勝争いそっちのけで年間最多勝に色気を示していた。 「今年はまだ、負け越した場所がないんです。この勢いでがんばりますよ」 大関取りの期待がかかっていた御嶽海も、意欲をかき立てていた。 「意識せず、いつもの相撲が取れればチャンスはある」 ところが九州場所が始まると、両者は空回り。御嶽海は3日目にバッティングで右目の上を切って失速し、二ケタは絶望。阿炎も同様で、上記に名前の挙がった力士で好成績で終えそうなのは朝乃山ぐらいだ。 「これまで最少の年間最多勝は、一昨年の白鵬の56勝でした。まさか白鵬が大逆転することはないと思いますが、史上最低の最多勝になるのは確実な状況です」(担当記者) これを面白いとみるか、情けないとみるか。いずれにしろ、要注目だ。
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スポーツ 2019年11月21日 19時16分
「炎上の可能性も…」ダルビッシュ、新庄氏の“暴露”動画投稿を予告 自ら“やばい”と称する衝撃内容が明かされる?
メジャーリーグ・カブスのダルビッシュ有が、21日に自身のツイッターを更新。日本ハム時代の2005〜06年に共にプレーした元プロ野球選手・新庄剛志氏に関する動画を、自身のユーチューブチャンネル上にアップすることを明かした。 日本ハム時代の2006年に現役を引退した新庄氏は、今月12日に自身のインスタグラムに投稿した動画内で「1%の可能性があれば必ずできる。今日からトレーニングを始めて、もう1回プロ野球選手になろうと思います」と現役復帰を目指すことを宣言。 また、同日に新庄がユーチューブチャンネル上で公開した動画では、「ここからの地道な努力が自分を救う(と思う)し、みんなの勇気にもなると思う。だから楽しみだよね。47歳、来年のトライアウトに向けて」と、来年の12球団合同トライアウトを目標にトレーニングを積んでいく意向も明かしていた。 その新庄氏を取り上げた動画について、ダルビッシュは21日午前8時25分(日本時間)に「新庄さんとのやばいエピソードやプロ野球再挑戦に関する考えなどを話した」と撮影した旨をツイート。 続けて、同じ日の午後2時26分(同)には、「新庄さんについての動画、内容は100点やけど炎上の可能性もある。ただもう14年前で自分も救われたし、何より事実で新庄さんらしくもあるから自分は出します」と動画の内容を巡って視聴者から批判を受ける可能性があると示唆した上で、「多分日本時間今日の23時ぐらいか、その翌日かになります」と具体的な投稿時間についても明かした。 今回の予告ツイートを受け、ツイッターやネット上のファンからは「このタイミングで新庄氏の動画はめちゃくちゃ楽しみ」、「炎上の可能性があるってどんな内容なんだ、怖いけど気になる」、「今回の動画も反響が凄そうだな」といった反応が寄せられており、新庄氏も自身のツイッターで「見る」とツイートしている。 これまでに“日本時代に印象に残った打者”、“自身が起こした喫煙騒動の真相”、“中日・祖父江の契約保留”について言及し、それぞれ数十万回以上の再生回数を記録するなど話題となっているダルビッシュのユーチューブチャンネル。果たして、近く公開される動画ではどのような話を展開しているのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu新庄剛志氏の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/shinjo.freedom/新庄剛志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCjt6NPFj7irkSHbntZyxMKw新庄剛志氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/tsuyoshishinjo
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スポーツ 2019年11月21日 18時40分
“猪木”が捨てられかけていた? 新日本・棚橋が「危なかった」と雄たけび、ファンは「バレたら怒られそう」
新日本プロレス・棚橋弘至が20日に自身のツイッターを更新。団体が保有するアントニオ猪木のパネルが、廃棄寸前の事態に見舞われていたことを報告した。 棚橋はまず「『猪木さんのパネルが清掃局に出されてましたよ』と聞いたのは昨夜(19日夜)。菅野トレーナーが出発前に見かけたそうで。台風被害での道場改修工事のためリング下に置かれていたパネル」と事の発端について説明。その後清掃局へ電話した上で、「福島から帰ってきて、清掃局内を見たら…(続く)」と清掃局を訪れたことを明かした。 続けて、「(続き)『まだあるじゃん!』。急いで清掃局の方に事情を説明して、パネルを救出 選手バスで倉庫に移動してもらいました。間一髪。危なかったぁぁぁー!」と、すんでのところで猪木パネルの救出に成功した旨をつづった。 ツイート内にある「道場」とは、東京・世田谷区にある団体の道場『野毛道場』のこと。野毛道場は先月12日に関東地方を襲った台風19号の影響で浸水などの被害が発生しているが、その改修工事が今月19日に行われている中、何らかの手違いで猪木パネルが清掃局に出されてしまったと思われる。 ただ、19日の棚橋は、同日に開催される試合のため福島県に遠征中。そのため、連絡を受けた直後は電話で問い合わせることぐらいしか対応できなかったようだが、帰京後に自ら清掃局へ足を運んだことが功を奏したようだ。 「新日本プロレスの創立者である猪木のパネルですが、もともとは道場内の壁面にかけられていたもの。2008年に『新日本プロレスがいつまでも猪木さんのイメージのままではいけない』という棚橋の意向により外されていますが、その後は道場内の倉庫に保管されていたものと思われます」(プロレスライター) 今回のツイートを受けてツイッター上のファンからは、「無事に戻ってきて良かった、けど捨てられそうになったこと自体もバレたらめちゃくちゃ怒られそう」、「元々は自分が壁から外したパネルだけに、福島からの帰り道はずっと気が気じゃなかったんだろうな」、「なんで捨てられなかったんだろう?清掃局で働く人の中に新日本プロレスのファンがいたのかな?」といった反応が多数寄せられていた。文 / 柴田雅人写真 / 萩原孝弘記事内の引用について棚橋弘至の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/tanahashi1_100
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スポーツ 2019年11月21日 18時00分
巨人が東海大・中央大「主流派閥」で楽天美馬学FA獲得
今オフの国内FA市場は、例年と様相が違う。これまでは交渉日を事前に明かし、メディアサービスもしていた。しかし、今年の巨人は「もう会った」、「すでに終えている」といった報告をするにすぎない。水面下でどのような交渉が行われているのか?「今年は、昨年の丸佳浩のような大物、つまりエース級や主砲クラスがいないので、そこまで騒ぐ必要はないのかもしれません。とはいえ、不気味なストーブリーグですね」(スポーツ紙記者) そんな中、意味深長な情報を発信したのが巨人の原辰徳監督(61)だ。「セ・リーグもDH制導入を」、「人的補償をなくすべき」など、独自の改革論を展開。それと同時に、FA宣言した楽天・美馬学(33)、千葉ロッテ・鈴木大地(30)への獲得意思を明かし、「もうすでに会っていた」と告白したのだ。 しかし、わざわざ交渉日を明かす必要はないのかもしれない。「美馬は現役の女優・歌手でもある夫人のことも考え、関東地方を本拠地とする球団への移籍を希望していました。他の在京球団も興味を示し、ヤクルトとの交渉にも応じましたが、巨人有利というのが周囲の一致した見方です」(同) 美馬は中央大学の出身。同大学は今季限りで引退した阿部慎之助二軍監督の母校であり、ベテラン亀井善行、澤村拓一も輩出している。 同校と巨人の太いパイプは以前から伝えられており、「在京球団が希望」なる美馬の言葉は、露骨に「巨人」と言えないまでも、オブラードに包んだということのようだ。「原監督の東海大ルートに加え、阿部が二軍指揮権を持ったことで、巨人と中央大のルートが再クローズアップされています。今回の美馬移籍で、原監督から阿部へ権威が継承されたことが、改めて認識されましたね」(同) 芸能界のコネと違って、アスリートにとって、「体育界の縦の繋がり」は絶対に近い。「美馬は今季8勝(5敗)。それでもほしいと思うのは、原監督なりの若手育成論が根底にあるからでしょう。日本シリーズの大舞台で高卒ルーキーの戸郷翔征を先発させなければならなかった苦しい台所事情を思うと、安定したベテラン投手がいれば、重圧の掛からない試合で若手を登板させられますから」(ベテラン記者) 鈴木に対しても、過剰評価の批判が出ている。しかし、これも原監督が「阿部が抜け、左のスラッガーが必要」と判断した以上、フロントは全力でサポートするしかない。 今後、FAは水面下での交渉が主流となりそうだ。
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スポーツ 2019年11月21日 17時30分
DeNA・高城、トレード・戦力外を経て古巣復帰 帰ってきた「人気者」がチームにもたらす効果とは
2018年のシーズン途中、オリックスへトレード移籍した高城俊人が戦力外となったことを受け、古巣ベイスターズが獲得。再びYOKOHAMAのユニフォームを着ることとなった。 高城の復帰はベイスターズにとって、大きなメリットが考えられる。 入団会見で三原一晃球団代表が「26歳と若い。編成上の構成で最適」と獲得の経緯を明かしている通り、主戦キャッチャーの伊藤光が30歳、一軍での実績がある戸柱恭孝29歳、嶺井博希28歳で、期待の若手山本祐大は21歳という陣容、26歳の高城は年齢的にその中間層に当てはまる。順調に行くと3~4年後には戸柱、嶺井共にFA権を取得するだけに、万が一に備える意味でも高城の存在は大きいと見る。 また、高城は「専属捕手」としての役割を担える。2014年には井納翔一とコンビを組むと、2016年には現ジャイアンツの山口俊、2017年には濱口遥大を、リードでも精神面でも引っ張った。三原代表も「安心して任せられるピッチャーがラミレス監督の中でもあった」と明かしているようで、来季も濱口とコンビを組むことが予想される。本人も「コミュニケーション」がキャッチャーとして大切と感じていると語っており、荒れ球が持ち味のピッチャー相手にケアできる存在は、チームにとって重要だろう。 そして、高城の人柄も魅力。三原代表も「彼の人柄がチームに与える影響を良く知っている」と、性格の面も高く評価。トレードの際に横浜スタジアムから荷物を運び出す際には、チームメイトはもちろん球場の受付までもが涙したエピソードを持つ“愛されキャラ”は、持って産まれた貴重な個性。チームを引っ張り続けたキャプテン・筒香嘉智がメジャー挑戦でチームを離れる公算のため、ムードメーカーとしての高城の存在はベンチにとっても貴重になるはずだ。 元々高卒ドラフト2位で入団し、名球会入りも果たしたベイスターズOB・谷繁元信氏級の期待を集めていた高城俊人。応援歌のフレーズ「強肩強打のスゴいヤツ」も谷繁氏から受け継いだもの。会見で「正捕手を狙う」と宣言した“ジョー”は、パ・リーグでの経験を武器にして、ベイスターズに勝利を呼び込むためにサインを出し続ける。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年11月21日 17時00分
ヤクルト・バレンティンに批判噴出 今季取得のFA権は不行使、そこから一転して自由契約を目論んでいるワケは
今シーズン取得したFA権を行使しなかった上で、チームと残留交渉を行っていることが伝えられていたヤクルト・バレンティン。21日、そのバレンティンがチームの契約保留選手名簿から外れる見込みとなったことを『サンスポコム』(産経新聞社)が報じた。 報道によると、交渉中のバレンティンについて、ヤクルト幹部は「自由契約になる意向が強い」といった旨を語ったとのこと。また、報道通りに契約保留選手名簿から外れた場合、バレンティンは来月2日に自由契約選手として公示され、そこからは他球団との交渉が可能となる点についても合わせて伝えられている。 バレンティンは、2013年にプロ野球記録を更新する60本塁打を放った球界屈指の長距離砲で、今シーズンも「120試合・.280・33本塁打・93打点」といった成績をマーク。加えて、来年からは外国人枠を離れ日本人扱いでのプレーが可能となるという利点もあるため、巨人、ソフトバンクといった球団が獲得に動いているとの報道もある。 今回の一件を受けたヤクルトファンからは、「FA行使しなかったから残留に向かってるかと思ったのに」、「流出したら穴が大きすぎるから絶対に残ってほしい」、「球団も諦めずに交渉を続けてくれ」といった声が多数。 一方、「FA使わずに退団、やっぱり金目当てか」、「金欲しさに球団と喧嘩別れしようとしてるのは気に食わない」、「金満球団に行きたいなら勝手に行け」といった批判も少なからず寄せられている。 「FA権を保持する選手が権利を行使して他球団に移籍した場合、原則としてその選手の翌シーズン年俸は現状維持が上限となります。今回のバレンティンで言えば、移籍1年目は現在の年俸額である4億4000万円(推定)以上の金額は貰えないということです。ただ、自由契約になればこうした縛りは無くなるため、交渉次第では初年度から5億円以上の金額を引き出すことも可能でしょう」(野球ライター) 来日1年目となる2011年から今シーズンまでの9年間で、「1022試合・.273・288本塁打・763打点・959安打」といった成績をマークしている35歳のバレンティン。長年活躍しこれだけの数字を残してきたこと、そして来シーズンは36歳と現役生活に残された時間も少なくなってきていることを考えると、「実績を残してきたからもっと評価されてもいい」、「稼げるうちに少しでも稼げるところに行きたい」などと思っているとしても不思議ではないのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年11月21日 11時55分
巨人、今オフ真っ先に狙っていた“本命”がいる? シーズン中に挙がった牧田以外の補強候補とは
巨人が新外国人選手を獲得した。ヘラルド・パーラ外野手(32=左投左打)だ。現役バリバリのメジャーリーガー、それも、ワールドシリーズを制したナショナルズのメンバーだという。そう聞かされると、国内フリーエージェント市場の敗北感も払拭されたようだが、“本命”がほかにいた。 「パドレス傘下のマイナーリーグでプレーしていた牧田和久(35)ですよ。阪神も獲得を狙っています。古巣西武への帰還を予想する声もあり、こちらも他球団との争奪戦が繰り広げられています」(在阪記者) 今さらではあるが、牧田は前回WBC大会で侍ジャパンを牽引するなど、実績十分なアンダースロー投手だ。 こちらは阪神・矢野燿大監督(50)がメディアの前でラブコールを送り、球団幹部もオファーを送ったことを伝えている。 「牧田が日本に帰還するとしたら、西武との話を終えてからでしょう。西武・渡辺久信GMは松坂大輔を帰還させる方向で動いており、牧田に対しても同じです」(スポーツ紙記者) 阪神、西武に対し、原巨人は一歩遅れているような雰囲気だ。 FA補強で巨人が他球団の遅れを取るなんてことは、今までなかったはず。こんな情報も聞かれた。 「誰がFA宣言しそうなのか、こうした情報はどの球団にも9月には入ってきます。そのリストの中で、巨人が真っ先に興味を持ったのは、美馬学でもなければ、鈴木大地でもありません。千葉ロッテのセットアッパー、益田直也だと言われています。昨季は70試合、今季も60試合に登板したタフネス右腕を獲得すれば、手薄だった救援陣を補えます」(球界関係者) 救援タイプの投手を狙っていた。益田を本命視し、埼玉西武・十亀剣、そして、前パドレス・牧田の順番で調査を進めてきたという。 しかし、10月下旬、ドラフト会議を終えたころに「益田はFA権を行使しない。十亀は迷っているみたいだが、残留に傾いている」との一報が入ってきた。興味を持ったリリーバーが権利行使しないとなれば、巨人はオフのFA市場に対し、ゼロからまた調べ直さなければならない。美馬、鈴木の争奪戦に敗れ、牧田にアプローチしたのか否かさえも聞こえてこない理由は、ここにある。 「阿部の引退も重なり、左バッターがほしいと考えていたのは本当です。ただ、所属選手との絡みで、左打ちの内野手を狙うのか、外野手なのかも絞り切れないままオフを迎えてしまいました」(前出・同) ドラフト会議後、日本シリーズが行われた。救援タイプの投手を狙っていなければ、結果は違っていたかもしれない。 その最重要課題であるリリーバーの増員はまだされていない。劣勢が伝えられる牧田での巻き返しを図るか? 獲得が決まったパーラだが、悲観的なデータも少なくない。今季はSFジャイアンツで開幕を迎えたが、5月に解雇され、ナショナルズに拾われた。外野守備の巧さには定評があるか、打率は2割5分程度。「メジャーでの現役続行」が難しいと思い、巨人入りを決めたようだ。山口俊の喪失を考えると、巨人は戦力ダウンしている。来季は本当に大丈夫なのか…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年11月20日 20時20分
元ロッテ・里崎氏に賛否の声 巨人・原監督も疑問の“FA人的補償”、現行制度に対し提言した改革案とは
元ロッテでプロ野球解説者の里崎智也氏が、19日に自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。プロ野球・FA制度の制度変更について言及した。 チーム内の年俸が上位のAランク、Bランク選手の獲得先球団は、獲得元球団への金銭補償、もしくは人的補償が必要となる現在のFA制度。この現行制度を巡っては、今月4日に巨人・原辰徳監督が「人的補償は撤廃する必要がある」と提言したことが広く報じられている。 里崎氏は原監督の提言に対し「分からなくもない」とした上で、「じゃあ人的補償、やめましょう」と一言。続けて、元球団側の補償について「人的補償をやめる代わりに、Aランクの選手を獲った場合は今まで通り旧年俸の8掛け(0.8倍の金額)を(金銭補償として)もらうか、もしくは旧年俸の6掛け(0.6倍)プラス翌年のドラフト1位(指名)権をもらえるか…」と現行制度に代わる新しい制度の導入を提案した。 また、現在1位が入札指名制(全球団が同時に指名し、重複した場合クジによる抽選を行う方式)、2位以下がウェーバー方式(下位球団から順に指名する方式)、逆ウェーバー方式(上位球団から順に指名する方式)を交互に繰り返す現行のドラフト制度についても、「完全ウェーバー(入札指名制を用いず、1位から下位球団が優先して指名できる方式)にします。これはFA(前述・自身の改革案)とセットです」と提言した。 里崎氏は他にも、FA権の取得規定年数やドラフト入団拒否選手への処遇について持論を展開。また、動画内で述べた一連の改革案について、「これ(自身の案)に賛同してくれる人は、少なくとも(一定数は)いると思いますよ」と自信をのぞかせる場面もあった。 今回の動画を受け、ネット上のプロ野球ファンからは「選手にとって活躍の場が増えそうだから賛成」、「ドラフト権譲渡なら引き抜かれる側の球団にもメリットがある気がする」、「各球団の戦力均衡が進んでシーズンが面白くなりそう」といった賛同の声が多数。 一方、「この案だとFAに参加するチームが減りそう」、「完全ウェーバーにすると最下位になるためにわざと負けにいく球団が出るぞ」、「プロ入り前の選手がFAのシワ寄せを受けるような案はいい案とは言えない」といった反対意見も少なからず寄せられていた。 選手会との折衝やオーナー会議での承認が必要なことを考えると、早期の実現は現実味が薄い里崎氏の改革案。ただ、里崎氏が今後監督や球団幹部といった立場になって発言力を強めれば、今回の案も実現に近づくのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について里崎智也氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww
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スポーツ 2019年11月20日 18時00分
令和の怪物・佐々木朗希に「侍ジャパン」3月デビュー浮上
ロッテからドラフト1位指名を受けた“令和の怪物”こと佐々木朗希(18)の育成は、「温室でゆっくり」とはいかないようだ。野球日本代表の侍ジャパンが、そこまで待っていられない状況にあるからだ。「プレミア12の一次リーグは、色々な意味でショックな報告が多すぎて」(球界関係者) 稲葉篤紀監督(47)率いる侍ジャパンが、一次リーグ3試合を全勝で1位突破した。先制され、主導権を握られる試合もあったが、世界ランキング1位の実力通りの結果となった。 しかし、深刻な事態も露呈した。今のままでは「客を呼べない」のだ。「台湾が舞台とはいえ、もうちょっとお客が入ると期待していたんですが…。観客は、ベネズエラとの初戦が3868人。プエルトリコとの第2戦は4209人。地元・台湾との第3戦は2万人以上入りましたが、NPB関係者たちは『もっとお客を呼べたはず』と悔しがっていました」(同) もっと呼べたとする理由は、テレビ放送にある。台湾のスター選手、陽岱鋼(巨人)がらみで、日本のプロ野球中継は台湾でも放送されてきた。これは日本ハム時代からのことで、巨人に移籍後も、「巨人戦」「パ・リーグ6球団」、そして、今季日ハム入りした“大魔王”こと王柏融の力で、NPB中継は人気チャンネルとなっていたからだ。「ベネズエラとプエルトリコ戦の観客動員で、野球人気が広がっていないとIOCは判断するでしょう。これでは野球の正式競技への復活は叶いません。日本国内での観客動員数、ならびにテレビ視聴率もイマイチです」(同) ここで関係者が期待するのが、佐々木の「侍ジャパン待望論」だ。夏の甲子園大会前、NPB関係者たちは「全国デビュー前なのに163キロを投げる怪物」の人気と将来性に着目していた。この人気に便乗して「侍ジャパン本隊は無理でも壮行試合の12球団代表チームに入れたい!」と“人気打開策”を考えていたのだ。「連投できない未完の体、体力不足が、甲子園予選やU−18大会ではっきりした。でも、問題となったのは、たかが血マメで、肩、肘に問題はない。キャンプ、オープン戦を上手に乗り切れば、壮行試合で少し投げるくらい、非現実的ではない」(ベテラン記者) 数年後を見据えて若手を代表入りさせるのは、サッカー日本代表の久保建英しかり、スポーツの世界では珍しいことではない。心躍らせるファンも多いことだろう。ここに、まだ20歳の日ハム・清宮幸太郎が加われば鬼に金棒と、関係者は算盤を弾いている。
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