スポーツ
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スポーツ 2019年12月13日 19時11分
清原和博氏、絶縁状態の桑田氏を語る PL入学前、中3で周囲を驚かせたケタ違いの身体能力とは
元プロ野球選手の清原和博氏が12月12日、元阪神・片岡篤史氏のユーチューブ動画にゲスト出演。PL学園高等学校時代の同級生である元巨人・桑田真澄氏について言及した。 高校時代は「KKコンビ」として共に高校野球界を席巻するも、現在は親交が途絶えていることがしばしば伝えられている清原氏と桑田氏。これまでに伝えられている報道によると、清原氏が桑田氏に「一切関わらないでほしい」と言い放ったことが理由で2013年ごろから絶縁状態が続いているといい、清原氏本人も11月17日に参加したイベントで「(桑田と)仲悪いよ」と発言していた。 しかし、高校時代をテーマとした今回の動画の中で、清原氏は「(当時の先輩から)桑田は大事にされていた」と発言。これを受けた片岡氏の「やっぱり桑田さんはすごかったんですか?」という質問をきっかけに、清原氏は桑田氏と初めて会った時のエピソードについて口にした。 「大阪の八尾に桑田っていうすごいピッチャーがいる。中3で140キロを投げる(ピッチャー)」と、PL学園に入学する前から桑田氏の噂を耳にしていたという清原氏。その後、当時PL学園入学前の中学生が参加していた鹿児島でのキャンプで初めて桑田氏と顔を合わすも、予想に反して体格が小さかったことに「えぇー?」と面食らったという。 ただ、いざ一緒に練習をしてみると、清原氏は「キャッチボールとかしても、『ビューン!』って(球を)投げる。(他の選手とは)まるで違う」と桑田氏の素質に驚かされたとのこと。 また、練習内で遠投していた際、桑田氏は選手の中で1人だけ「ワンステップがツーステップして(投げて)、そのままバックスクリーンに『ガシャーン!』って当てた」といい、この光景にも清原氏は度肝を抜かれたという。 「足も速いしバッティングもいい。すごいなあ」と、桑田氏のプレーに終始感心したという清原氏。ただ、「喋ったら口数少ないし、ギャップ(がすごい)。野球やってる時は(言葉を)言うけど、普段は『えっ?』って感じ」と、グラウンド内外のギャップに多少困惑していたことも明かしていた。 この他にも清原氏は、高1で出場した夏の甲子園や、甲子園で初めてホームランを打ったことについても動画内で言及した。 今回の動画を受け、ネット上のファンからは「桑田はこの時点から素質を見せてたのか」、「入学前の中学生集めて鹿児島キャンプってすごい時代だな」、「清原の口から桑田の名前が出るのは嬉しいなあ」、「今すぐは無理かもしれないけど、いつかまたKKコンビが揃うところが見たい」といった反応が数多く寄せられている。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA
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スポーツ 2019年12月13日 18時00分
朝日新聞潰しか「夏の甲子園」ドーム開催が急浮上
萩生田文科相が夏の甲子園に待った! 東京オリンピックのマラソンと競歩に続き、高校野球の頂上決戦を秋の国体で、それも札幌ドームで開催する案が浮上した。そこには、安倍政権と対峙する「朝日新聞潰し」の狙いも――。 今年9月、中東・カタールのドーハで開かれた世界陸上のマラソンと競歩で棄権者が続出したことを受け、国際オリンピック委員会(IOC)は、東京五輪では札幌開催を決定。この問題が高校野球の夏の甲子園大会に飛び火した。 日本高校野球連盟(高野連)を統括する萩生田光一文部科学相が11月27日の衆院文部科学委員会で次のように述べ、高校球界に大きな動揺が走った。「アスリートファーストの観点で言えば、甲子園での夏の大会は無理だと思う。最終の決戦は秋の国体の場だと思う」 これに対し、全国の高校野球の監督たちは、「夏が無理だと言ったら、もう高校野球ではなくなる。無茶苦茶だ!」と猛反発。それでも萩生田大臣は、「選手の健康面に配慮しての私の考え。真夏の炎天下で行われ、日程もハードな高校野球の過酷さは、ドーハに勝るとも劣らない」などと“アスリートファースト”を強調。保守的な高野連も今回ばかりは大臣方針に追随せざるを得ない状況だ。 高野連は同29日、大阪市内で理事会を開き、甲子園球場で開催される来春の選抜高校野球大会(3月19日開幕)で「投手1人の投球数を1週間500球以内」とする投球数制限の実施を全会一致で承認。来春から3年間は試行期間として罰則は設けないとして再検討の余地を残したが、安倍首相側近からの「待った」があっただけに、さらなる譲歩は避けられない情勢だ。 そんな中、水面下で検討されているのが、五輪マラソンに続く、札幌での夏の甲子園大会開催案だという。官邸番記者が明かす。「あの発言の後、萩生田大臣は先の発言について、『感想を申し上げたまでで、大会をやめろとか、中止すべきと言ったつもりはない』と釈明したように、夏の甲子園を全面否定しているわけではありません。球児の健康面に配慮して高校野球の最終決戦を秋の国体に移行するのも一考に値する、というのが発言の趣旨です。見据えているのは、夏の甲子園に代わる、札幌ドームでの全国大会開催です」 札幌ドームを本拠地とする北海道日本ハムファイターズは、2023年に北広島・北海道ボールパークへと移転する。そのため“日ハムロス”を懸念する札幌市と道内財界が新たな全国イベントを熱望している事情もある。また、夏の札幌市は、ビアホールを中心としたさっぽろ夏祭りや札幌競馬の開催で宿泊施設は大混雑するものの、これらのイベントと入れ替わる形で8月下旬から国体野球が開催されれば、夏が去っても街が賑わうだろう。 さらに、夏の甲子園大会が、慰安婦問題や憲法解釈などで安倍政権に批判的な朝日新聞の主催であることも見逃せない。安倍政権シンパの読売新聞が、萩生田大臣の「アスリートファースト」と連合を組み、夏の甲子園大会を消滅させる、という“朝日新聞潰し”の意図も透けて見える。「夏の甲子園を秋に移行させるだけでは何も変わらない。そこで国体、というわけ。高校野球の最終決戦を読売が全面バックアップする国体に移行し、札幌ドームで行う。準備の都合や父兄応援団の移動の問題があれば、『東京ドームを使用する』という情報もある」(スポーツ紙デスク) 国体の開催県は47都道府県を東地区(北海道・東北・関東)、中地区(北信越・東海・近畿)、西地区(中国・四国・九州)に分けて輪番に開催することになっている。しかし、野球は例外的に札幌ドーム、もしくは東京ドームで開催しようというのだ。インターハイのヨット競技の会場は毎年、和歌山県の和歌山セーリングセンターで実施していることから、例外も受け入れやすく、またダルビッシュ有や大谷翔平をメジャーへ送り出した札幌ドームか、巨人が本拠地とする東京ドームでの開催なら、理解も得やすい。 どちらにしても、読売主導ならメリットは大きい。「この場合の問題は、国体野球を東京ドームで開催すると、ペナントレースの佳境と時期が重なることです。しかし、都内の他球場も使って1カ所開催をやめてしまえば、難しい話ではありません。実際、来年夏の東西の東京大会は東京五輪で神宮球場が使えないため、準決勝と決勝が東京ドームで開催されます。これは、国体を見据えたテストケースでもあるのです。ただし、来年の夏については、東京ドームの貸し出しスケジュールや巨人の日程ですでに埋まっているため、札幌ドームで開催される可能性が高い」(大手広告代理店幹部) 萩生田大臣は自身が出演したテレビ番組で、2020年度から始まる大学入学共通テストに導入される英語の民間試験・検定試験をめぐり、「自分の身の丈に合わせて頑張ってもらえれば」と、経済力による教育格差を容認するような発言で批判を浴び、陳謝したばかり。しかし、今回は用意周到な準備と勝算があればこその本音発言。単なる思いつきではない。 読売新聞は過去にも、日程や天候を考え、春、夏の甲子園をドーム球場で開催する案を持ちかけてきたが、主催する毎日新聞、朝日新聞が反発して実現しなかった。しかし、今回は高野連を統括する文科大臣が旗振り役。これまでとは違う。 夏の甲子園が消滅すれば、阪神タイガースも「死のロード」から解放される。虎党も万々歳だ!
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スポーツ 2019年12月13日 17時30分
新日本、“時限爆弾”高橋ヒロムが12.19後楽園大会で復帰!
新日本プロレス『レッスルキングダム14』来年1.4東京ドーム大会で、IWGPジュニアヘビー級王者ウィル・オスプレイに挑戦する高橋ヒロム。翌5日には獣神サンダー・ライガーのラストマッチでライバルのリュウ・リー(ドラゴン・リーから改名)とタッグを組み、ライガー&佐野直喜と対戦することも先日発表されたばかりだ。 昨年7月のサンフランシスコ大会で負傷欠場した高橋。離脱が長引いていたが、東京ドームに先駆けて、今月19日に復帰戦を行う。東京・後楽園ホール大会のメインイベントで、ヒロム&BUSHI対ウィル・オスプレイ&ロビー・イーグルスのカードが組まれた。 オスプレイ&イーグルスの“Birds of Prey”(B.O.P)はヒロムの欠場中に結成され、2019年のジュニアタッグ戦線に新風を巻き起こしたタッグチーム。いきなりのメインイベント登場、そしてパートナーのBUSHIとのタッグ復活、オスプレイとの1.4東京ドーム前哨戦、B.O.Pとの初遭遇などテーマ満載の復帰戦となった。ジュニアの中心人物にふさわしい舞台が用意されたと言っていいだろう。 ヒロムの復帰は、ドームのぶっつけ本番なのか、それとも年内に“試運転”があるのか注目されていたが、本人と新日本が出した結論は「年内復帰」だった。オスプレイとはドーム以降、ヘビー級で新しいユニットを結成する動きもある。ヒロムの復帰は、ジュニアヘビー級戦線だけでなく、新日本マット全体にとっての“時限爆弾”となる可能性を秘めている。まずはIWGPジュニアヘビー級王座をオスプレイから取り戻し、ライガーの最後の相手を務めるのに集中するのは間違いないが、復帰1戦目から注目度は高い。(どら増田)
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スポーツ 2019年12月13日 17時00分
元広島・北別府氏、後輩・長野に「良い存在ではない」 プロ生活で最悪の成績、期待を裏切ったベテランに喝を入れる?
元広島でプロ野球解説者の北別府学氏が、12月12日に自身のブログを更新。今シーズンから広島でプレーしている長野久義について言及した。 広島から巨人にFA移籍した丸佳浩の人的補償として、昨オフ巨人から移籍してきた長野。プロ入りから9年を過ごした巨人で新人王(2010年)、首位打者(2011年)、最多安打(2012)などのタイトルを獲得した選手とあって加入当時、ネット上では「丸の穴を埋めてくれる」と期待を寄せる広島ファンも少なくなかった。 しかし、迎えた今シーズンは72試合の出場にとどまり、「.250・5本・20打点・45安打」とファンの期待には応えられず。打撃3部門全てで自己ワーストの成績になってしまったことにより、球団とは今オフ、5000万円ダウンの年俸1億7000万円(推定)で契約更改した。 北別府氏は「長野選手の存在が若手選手の刺激になっていることは間違いありません」と、若手選手に対し積極的にアドバイスする様子もしばしば伝えられる長野の姿勢や取り組みを評価。 一方、若手への献身的な姿勢以外の部分については、「いてくれたら良い存在ではないですね」と一言。現状では成績面でチームに貢献しているとはいえず、ファンの支持を得るような存在になれていないということを示唆した。 その上で、「もっと出場試合を増やし長野選手が活躍してくれたらリーグ優勝へ近くなることか」と来シーズンの奮起を求めていた。 今回のブログを受け、ネット上のファンからは「来年はやってくれるはず、レギュラーとしてバリバリ活躍してほしい」、「給料に見合った数字を残してくれ、本当に頼むぞ」、「35歳のロートルに期待しても無駄な気がする」、「どうせ打てないなら長野より若手を使った方がよっぽどマシだろ」といった反応が多数寄せられている。 契約更改を報じる報道の中では、「カープファンにかっこいい姿を見せたい」と思いを語ったことも広く報じられている長野。今シーズンの悔しさをバネに、来シーズンは広島ファン、そして北別府氏に「かっこいい姿」を見せることができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について北別府学氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/manabu-kitabeppu/
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スポーツ 2019年12月13日 14時40分
ロッテ今年の漢字1文字は『福』に決定!福浦二軍ヘッド「来年も福をもたらせる」
球団公式インスタグラムで「2019マリーンズ今シーズンの漢字1文字」を10日まで募集をしていた千葉ロッテが12日、結果を発表した。 今回は914件の投稿が寄せられたそうだが、その中から、球団選考スタッフ選考の元、『福』に決定したという。 球団選考スタッフは「幕張のレジェンド福浦選手の引退。日本一チームの福岡ソフトバンクホークス戦に17勝8敗の大幅勝ち越し。福岡ソフトバンクホークスから福田秀平外野手の入団。ドラフトでも法政大学から福田光輝内野手を獲得しました。その他にもたくさんの福があり、来年もっともっと福が訪れ、ファンの皆様にも福が訪れることを祈願し、この一字とさせていただきます」と選考理由を説明した。 『福』を決めた理由の一つとして、自身の引退が挙げられた福浦和也二軍ヘッド兼打撃コーチは「それはビックリだね。ホークスから福田選手も来るしね。来年、もっと福がある?それしかないよね。みんなの力で福にしましょう!来年からコーチ?新たな気持ちと楽しみが一杯あるね。コーチとしてアドバイスをすることで、選手たちの人生に福が訪れるようになればいいよね。精一杯、頑張りたいと思います」と驚いた様子だったが、来シーズンも『福』をもたらせるシーズンにすることを強く誓っている。 今年の漢字1文字の発表(令和などの『令』に決定)のタイミングに合わせて発表するなど、ロッテの「出来ることは何でもやろう」という企画力と発信力は12球団で一番ではないだろうか。今回のように時事ネタと絡めるような企画も他球団に先駆けて行っているイメージが強い。来シーズンは“キラーコンテンツ”である佐々木朗希を獲得したことにより、さらに「攻めるロッテ」をハード面でもソフト面でも見せてくれることだろう。(どら増田)
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スポーツ 2019年12月13日 11時42分
原巨人、“サボリ部屋”を来春キャンプで増設? 金本阪神と同じく失敗に終わりそうなワケ
最終的には「自己責任」ということになるが…。 原巨人が早くも来春キャンプに向けて動き始めた。キャンプ地・宮崎にウエイトトレーニング・ルームを増設するという。これまでは一、二軍の全選手がサンマリンスタジアム内のトレーニング室を使っていたが、「宮崎県総合運動公園」の敷地内に新たに2か所のトレーニングスペースを確保し、時間の効率化を図るそうだ。 確かに、去年まで「おや?」と思うような光景も見られた。一軍のメイン練習場であるサンマリンスタジアム内の通路を二軍選手がウロウロしていた。これを解消するための増設だが、懸念する声も聞かれた。ウエイトトレーニング・ルームは、ウラで「サボリ部屋」とも呼ばれているからだ。 「マジメにやっている選手もいますよ。ですが、リフティングを10回ずつ4セットやるとなったら、最初の10回と次の10回の間でお喋りをしたり…」(プロ野球解説者) それだけではない。ウエイトトレーニングは“錯覚しやすい”のだ。「短期間で筋肉が大きくなり、適度な疲労感も出るので、満足してしまうんです」(前出・同) ウエイトトレーニングと言えば、金本知憲監督時代の阪神が思い出される。金本氏はウエイトトレーニングで強靱な肉体を作り上げた。キャンプでウエイトトレーニングの練習時間を増やし、若手をレベルアップさせようとしたが、失敗している。「合う、合わない」があり、阪神ナインの場合は後者だった。 「高校野球の世界でもウエイトトレーニングをやっています。私立校になると、専門ルームもあります。あくまでも練習の補助としてですが」(スポーツ紙記者) 巨人選手とウエイトトレーニングの“相性”について、関係者の一人がこう言う。 「シーズン中も、リリーフ投手陣は試合後に球場に残ってウエイトトレーニングをやっています。『軽いウエイトトレーニングをやると疲れが取れる』と言って、ルーティンにしている投手がけっこういます。野手でもルーティンにしている選手がいます」 ウエイトトレーニングに関する知識があれば大丈夫だろう。しかし、巨人がトレーニングルームを増設した理由は、順番待ちの渋滞を緩和するだけではなかった。2020年はオリンピックの関係で夏場に一か月ほど、ペナントレースが中断される。その影響で開幕戦が例年よりも一週間ほど前倒しになる。コンディションを早く仕上げるため、ウエイトトレーニングの練習量も増やすのだという。 ウエイトトレーニングに頼らず、キャンプインも前倒しすればいいのだが、それは野球協約でNGとなっているので、できないそうだ。対策を講じるのは良いことだが、新しいことをやれば失敗のリスクも伴う。 「ウエイトトレーニングの練習メニューは人それぞれ。100回やらなければ効果の出ない人もいれば、50回で効果が出る人もいます」(前出・プロ野球解説者) 選手各々がトレーニング知識を持たなければならないようだ。チームとしても、ウエイトトレーニングの専門家に詳しくレクチャーしてもらったほうがいい。でなければ、原監督は泣きを見ることになるだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年12月12日 20時53分
日本ハム・大田の打撃理論に反響続々 キャリアハイの今シーズン、ブレークをもたらした独自の思考とは
人気ユーチューバーグループの「トクサンTV」が12月11日にアップした動画に、日本ハム・大田泰示が登場。自身が持つ打撃理論について明かした。 今シーズンの大田は132試合に出場し「.289・20本・77打点」と、打率、本塁打、打点の打撃3部門全てでキャリアハイとなる数字をマーク。今オフの契約更改では、年俸も大台の1億円(推定)に到達するなど飛躍の1年となった。 大田は12月6日に行われた「ミズノブランドアンバサダーミーティング」に、総勢38名のプロ野球選手の1人として出席。このイベントをトクサンTVが取材・動画撮影していたことにより、今回のチャンネル出演が実現することとなった。 「今シーズンはキャリアハイ、ということなんですけれども」と太田の打撃成績に触れつつ話を切り出したトクサンTVのメンバー・トクサンは、「バッティングで変えたことはあったんですか?」と大田に質問。これに対し大田は「バッティングそのものを変えるっていうことはないですね」と、バッティングに関する基本的な考え方は変えていないと回答した。 大田は続けて、「(基本は)センターに大きい当たりを打つイメージ。ちっちゃくもならず、大きいのを狙い過ぎず、センターにしっかり打ち返していくイメージですね」とセンター方向へ打ち返すこと、いわゆる“センター返し”が基本的な考え方となっていることを告白。 また、「(投手が)“まっすぐ”を投げてきて、それをセンターに打ち返そうとして振り遅れると(自然と)右に飛んでいく。右に合わせて打とうとすると、僕の場合は(逆に)飛ばなくなる」と、“センター返し”を基本とした考え方を逆方向へのバッティングに応用していることも口にしていた。 大田はこの他にも、2016年オフの日本ハム移籍から一貫しているというバットへのこだわりや、スイング時に大事にしている感覚についても動画内で言及している。 今回の動画を受け、ネット上のファンからは「こういうしっかりとした考え方がブレークに繋がったのか」、「真似できるか分からないけど、自分も部活で試してみよう」、「あえて振り遅れるっていうのは独特の思考だな」といった反応が数多く寄せられている。 契約更改後の記者会見で、「4番を打つことに憧れがある」と口にしたことも広く報じられている大田。今回明かした打撃理論を武器に、来シーズン4番の座を手中に収めることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について『トクサンTV』公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCfkM3u-0uSKADDitZLpXcfA
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スポーツ 2019年12月12日 18時00分
巨人 菅野智之2020年オフ「入札」でチーム崩壊
歴史的な方向転換だ。巨人が今オフ、山口俊(32)のポスティングシステムを使ってのメジャー挑戦を認めた背景には、やはりエース・菅野智之(30)の「メジャー挑戦願望」があった。「海外FA権を行使しての挑戦であれば認めざるを得ないというのが、これまでの巨人の考え方でした。その基本方針は変わりません。でも、山口のように最多勝利、最多奪三振、勝率1位と“投手三冠”に輝くなど、チームに大きく貢献した選手には、これからは認めていくことになったようです」(球界関係者) DeNAに所属していた山口は’16年オフにFA宣言した。巨人の球団幹部とはその交渉中から、「将来の米球界挑戦」が語られていたという。しかし、今回は単にその約束が果たされたのではない。「チームの優勝に貢献してくれた」と巨人側が認め、応援する気持ちに変わったのだ。「11月27日のオーナー会議でも話題になっていました。これでポスティングを認めていない球団はソフトバンクだけ。こちらは千賀滉大を巡る波乱も起こりそうです」(ベテラン記者) 今季、腰痛で菅野が抜けた穴を見事に埋めたのが山口だった。そんなリーグ優勝の立役者の挑戦を認めるとなれば、来年、菅野が同じような活躍を見せたら「NO」とは言えなくなる。本人も、復活はもちろん、フル回転するだろう。 また、こんな情報も聞かれた。令和のプロ野球界は、ドラフトとポスティングを“セット”で考えなければならない、と。「ロッテ・佐々木朗希の指名を思い出してください。あれだけ日本中が大騒ぎとなり、11球団が指名前の面談をやったにもかかわらず、実際に1位で入札したのはパ・リーグの4球団だけでした。この4球団とも、すでにポスティング移籍を経験しているんです」(前出・球界関係者) つまり、佐々木は「12球団OK」と表明したが、本当は違ったのだ。将来のメジャーリーグ挑戦を、それも早く応援してくれる球団を熱望したのである。 このように巨人の方向転換は、時代の流れでもある。「今オフ、巨人のFA補強の失敗は、情報不足が原因とされています。美馬学、鈴木大地に対してはダメモトで挑戦した感も否めません。ポスティングを認める代わり、今後いっそうFA補強しなければ、常勝チームは作れません」(同) 今季の巨人で、2桁勝利を挙げたのは山口と菅野だけだ。その山口が抜け、来年には菅野も…。 巨人は、菅野の後継者育成を急がなければ、チームが崩壊してしまう。原辰徳監督のクビが危ない。
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スポーツ 2019年12月12日 17時00分
ダルビッシュ、メジャーの本塁打増に「なーぜー?」 “飛ぶボール疑惑”への追及に「検証動画作って」との声も
メジャーリーグ・カブスのダルビッシュ有が、12月12日に自身のツイッターを更新。メジャーリーグで本塁打が増加し続けていることについて私見をツイートした。 それまでの最多記録だった6105本(2017年)を大幅に塗り替える、6776本もの本塁打が飛び出た今シーズンのメジャーリーグ。急激な本数の増加を受け、アストロズ・バーランダーら一部投手からは「飛びやすいボールに変わったのでは?」といった指摘がシーズン中から上がっていた。 現地時間11日(日本時間12日)に会見を開いた大リーグ機構は、ホームラン増の理由は打球に角度をつけてフライを上げることが有効とする打撃理論“フライボール革命”の影響で、各打者の打撃に変化が生じたことによるものとの見解を示した。 一方、ボールについては縫い目の高さがわずかに低く、それにより空気抵抗が減っていたことを公表したものの、これはあくまで製造上の誤差で意図的なものではないと主張している。 ダルビッシュは、リーグ側の発表内容を伝える記事を執筆した現地記者のツイートを引用した上で、「2016年以前の投手の打撃練習でホームランなんてほぼ出なかったのに、以降はほぼ誰でもホームランになっている」と、近年は打者だけでなく投手が打った打球の飛距離も伸びたと感じていると告白。 また、「ドジャースに行ってから試合で打ったことすらない左打席で打ってもセンターにホームラン打てた」と、自身も打撃練習の際に本来の右打席ではない左打席で本塁打を打ったことがあると明かし、最後は「なーぜー?」とリーグ側の見解に疑問を突き付けた。 今回のツイートを受け、ネット上のファンからは「本当に飛ぶボールに変わってるなら、投手にとっては死活問題になる」、「日本でも昔違反球が問題になった(※2013年)し、アメリカで同じようなことがあっても不思議じゃない」、「本塁打や得点が増えれば、平均観客数の減少(※4年連続で減少中)に歯止めがかかると考えているのかも」といった反応が多数寄せられている。 また、ダルビッシュが自身のユーチューブチャンネルで頻繁に動画を公開していることもあってか、「近々飛ぶボールについてさらに踏み込んで語った動画がアップされそう」、「昔の球と今の球の検証動画作ってくれたら絶対見るわ」と期待を寄せるファンも複数見受けられた。 “飛ぶボール”ではないとしたリーグ側に対し、自身の経験も交え疑問を呈したダルビッシュ。今後他のメジャー選手の中から、同調の声を上げる選手は現れるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu
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スポーツ 2019年12月12日 11時37分
西武・松坂、開幕カードの“怪物”対決で踏み台に? 吉田・清宮ら新世代のブレークは確実か
「元号対決」となる。埼玉西武ライオンズに帰還した松坂大輔の見せ場は、開幕カードまでだろう。 松坂の復帰会見が行われた(12月11日)。「ライオンズに戻って来られて、ウチに戻ってきた感覚」と笑顔を見せ、「残り30勝」となった日米通算200勝も、「まだ諦めていない」と語っていた。しかし、今季も故障続きで勝ち星ゼロに終わったベテランの復活に懐疑的な声は少なくない。 「西武は新入団選手の発表会見を同12日に行います。わざわざ松坂だけ、個別に単独会見を設けたところから見て、とにかく大々的にアピールし、観客動員数も増やしたいのでしょう。優勝チームなのに、スポーツメディアにおけるライオンズの露出度は少ないですからね」(ベテラン記者) 一か月ほど前まで所属していた中日の関係者にも確認したが、故障した右肩は「ほぼ完治したはず」とのこと。ベテランなのでキャンプではマイペース調整も許されるはず。そうなると、松坂は開幕ローテーションに入ってくる。その後、中6日の間隔で投げ続けるかどうかは分からない。体力的な事情もあるので、その後のことは初登板の結果も見て、辻発彦監督が判断するのだろう。 先の“特別扱いの会見”だが、どのメディアも使っていたフレーズが「平成の怪物」。このワードと、「開幕ローテーション入り」を合わせて考えてみると、ヤバイ光景がさっそく見えてきた。 2020年、西武の開幕カードは北海道日本ハムファイターズだ。そして、第2節が千葉ロッテマリーンズとなる。日本ハムには同じく「平成の怪物」と称された清宮幸太郎がいて、平成最後の夏の甲子園を沸かせた吉田輝星もいる。 また、千葉ロッテには「令和の怪物」、佐々木朗希がいる。 「開幕カードは西武の主催ゲーム、第2節は千葉ロッテの主催。そう考えると、松坂の復帰マウンドは開幕第2戦か、第3戦でしょう」(プロ野球解説者) 開幕投手は考えにくい。ローテーションの柱は残留交渉に成功したニールか、今井、高橋だろう。 「清宮、吉田は松坂が夏の甲子園で日本中を沸かせた98年には、まだ生まれていません。映像でしか見たことがありません。だから、松坂が実際に投げているボールを見ると、遅いと思うはず。松坂も技巧派として変化球で打ち損じを誘うピッチングに変わりましたが」(前出・同) 清宮はまだ覚醒していないが、変化球には対応できている。剛速球に差し込まれることがあっても、コントロールミスで甘いコースにきたボールを一撃で仕留める技術は持っている。開幕カードで2人の「平成の怪物」が激突したら、清宮が松坂を踏み台にしてブレイクするなんてことになるかもしれない。 「吉田は秋季キャンプから激しいトレーニングを積んでおり、2年目のブレイクが期待されています。松坂との投げ合いになったら、試合後半になっても衰えない吉田の速球と、対照的なピッチングスタイルになるでしょう。」(前出・ベテラン記者) 今年はオリンピックの関係で例年よりも開幕戦が一週間ほど早い。年齢的理由で松坂が開幕に照準を合わせきれず、第2節に初登板がスライドされる可能性もある。千葉ロッテはお披露目を兼ねて、佐々木をいったん一軍登板させ、その後で二軍での体力作りに入るプランだという。「令和の怪物」が“時代の流れ”をまざまざと見せつけるのではないだろうか。 いずれにせよ、松坂は新世代の怪物たちの踏み台にされてしまいそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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2012年11月05日 11時00分