スポーツ
-
スポーツ 2020年07月01日 18時00分
阪神 矢野監督が鬼となる藤浪晋太郎「敗戦処理投手」采配
永遠のライバル巨人を相手に、開幕3連敗スタート…。矢野燿大監督(51)は、ペナントレースのスタートと同時に軌道修正を迫られた。悩み続けるエース・藤浪晋太郎(25)に課したペナルティーについても、考え直さなければならなくなったのだ。「“バースの再来”と騒がれたJ・ボーアが不振で、苦手だった左投手に対応できていません。先発投手が責任イニングをしっかり投げても打線が3試合で4得点と沈黙し、一方的な展開となってしまいました」(在阪記者) しかし、問題は打線だけではない。救援陣の失点について、早くも立て直しの声が出始めた。 開幕戦は1点リードの場面で先発の西勇輝を交代させ、リリーフ陣がつかまった。第3戦は先発のガルシアが試合を作れなかったが、第2戦もそうだった。 近年の阪神は投高打低のチーム。投手陣が抑えないことには勝機は出ない。「開幕戦は、先発投手を続投させていたら、の声もありました。しかし、それは結果論で、問題は接戦と大量失点した試合で、ほぼ同じリリーフ投手が登板していることです」(球界関係者) 今後、救援陣に頼ることになるのは明らかだ。自慢の救援陣をストロングポイントのまま、負け試合で投げさせて疲弊させない方法を考えなければならない。 これにリンクしてきたのが、6月17日に行われたタイガースの親会社・阪急阪神ホールディングス株式会社の定時株主総会だ。手厳しいトラ批判が出ることでも知られる同総会で、今回は藤浪の新型コロナウイルス感染と“生活態度”に苦言が呈された。「自制できなかった」「チヤホヤしすぎ」の発言に役員たちは頭を下げることしきり…。「藤浪は5月下旬、練習への遅刻を理由に無期限での二軍降格が告げられましたが、このままでは本当に腐ってしまいます。不振で二軍にいた去年も、身体を動かすよりも考え込んでいる時間のほうが長かった」(前出・在阪記者) 考え込むよりも実戦――。「藤浪をリリーフで使うべき」との意見が出始めた。「藤浪の荒れ球は脅威。特に右打者は身体に向かってくるので、死球覚悟の恐怖があり、たとえそこから失点が重なっても、翌日以降、相手は調子を落とすかもしれず、彼を登板させた意義がある。勝ちパターンの投手陣を温存させる意味でも…」(前出・関係者) 藤浪も“敗戦処理”をやることで、何かを掴むかもしれない。同じ負け試合でも相手打線に脅威を与える可能性もあるから、チームに貢献できる。 一軍では、藤浪の名前すら口に出せない雰囲気になっているという。敗戦処理役からの出直し。その再教育法で株主やファンを納得させるしかない。
-
スポーツ 2020年07月01日 17時00分
DeNA・ラミレス監督に「理解不能」批判の声 継投ミスに元巨人・上原氏も苦言、試合後の弁明にも反発相次ぐ
6月30日に行われたDeNA対巨人の一戦。この試合でDeNA・ラミレス監督が見せた継投策が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>ソフトB・工藤監督に「もう辞任しろ」ファン激怒 3連敗を招いた継投ミス、本人も「僕自身も見直して」と反省?<< 同戦のDeNAは初回に佐野恵太の犠牲フライ、宮崎敏郎のタイムリーで幸先よく2点を先制。先発の左腕・濱口遥大は2回裏に巨人・中島宏之にソロホームランを浴びたが、5回裏まで1失点と試合を作っていた。 6回裏も先頭の増田大輝に四球を与えたものの、続く丸佳浩はセカンドゴロに打ち取った濱口。しかし、1死一塁として坂本勇人を打席に迎えるこの場面で、ラミレス監督は濱口に代え中継ぎ右腕・国吉佑樹をマウンドへ。6回途中、球数88球での交代に、濱口は「えっ?」と困惑した表情を見せつつ降板した。 2番手の国吉はその後岡本和真、パーラにそれぞれタイムリーを打たれ2失点。その後8回裏にも4番手のエスコバーが2点を失ったDeNAは、「2-5」で逆転負けを喫する結果となった。 完全に裏目に出たラミレス監督の継投を受け、ネット上には「球数も88球でまだ余裕あったのに、なんであのタイミングで代えたんだ」、「ここまで抑えてた坂本のところで降板は理解不能」、「巨人ファンだから助かったけど、追いつかれてもないのに降ろされて逆転って濱口は絶対納得してないだろ」、「最初から丸までって決めてたなら分かる、でも濱口の表情見る限りそれは無さそうだしなあ」といった批判や苦言が数多く寄せられている。 また、元巨人・上原浩治氏も自身の公式ツイッターで「中継ぎの気持ち…」、「やっぱり回のアタマから投げたいよね」と、イニング途中で中継ぎを投入した点に疑問を呈している。 「試合後の報道によると、ラミレス監督は“前回登板で133球を投げた影響で5回から球速が落ちてきたこと”、“丸より後は坂本、岡本、中島と右打者が続くこと”などを継投の理由としています。ただ、この理由についてもファンからは『じゃあ変に引っ張らず6回頭から継投に入れよ』、『右投手出すなら国吉より伊勢(大夢/防御率0.00)を選ぶべきだった』と反発の声が挙がっています」(野球ライター) 対巨人3連戦の1戦目を落としたことにより首位巨人とは1.5ゲーム差となり、この日試合がなかった広島にもゲーム差なしで2位を譲ったDeNA。残り2試合を連勝すれば巨人を逆転できる状況だが、ラミレス監督は汚名返上の采配を振るうことができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara
-
スポーツ 2020年07月01日 11時40分
巨人・原監督がウィーラーよりも熱視線を送る選手とは 坂本の後継者として期待? 他球団も獲得に興味か
ゼラス・ウィーラーがチーム合流と同時に「7番左翼」でスタメン出場した(6月30日/登録は内野手)。2打席目に三塁手の頭上を破るレフト前ヒットを放ったが、その瞬間、巨人ベンチは大いに盛り上がった。現打線の中で「本塁打を狙って打てるバッター」は、4番の岡本和真だけ。原巨人はチーム本塁打数が勝敗に影響する傾向が強いので、17年シーズンに30本塁打超えを果たしたウィーラーが準備万端と分かれば、今回のトレード補強は成功と見ていい。 「試合前の全体ミーティングで、改めて彼が紹介された時、『(ウィーラーに)何て呼べばいいか?』と聞かれました。さらに、原辰徳監督が『ハクションでいいか? 大魔王?』と突っ込みを入れました。ウィーラーは喜んでいました」(関係者) ウィーラーの風貌がアニメ・ハクション大魔王に似ているのは楽天時代から言われていた。実際にそのコラボ企画もされており、原監督はそのことを知っていたのだろう。「チームに合流したばかりの選手をいきなりスタメンで使うのも、原監督らしいと言うか…」(前出・同) 原監督は「動の指揮官」とも言われている。 その「動」だが、同日、グラウンド外でも原巨人は次の一手を打っていた。“遊撃手・坂本の後継者候補”、“内野陣の強化”で、意中のアマチュア内野手を調査していた。 「巨人三軍が社会人・JFE東日本と練習試合を行いました。スカウトも同行し、調査しています」(アマチュア野球担当記者) 巨人スカウトが熱視線を送っていたのは、平山快内野手。JFE東日本は昨夏の都市対抗野球で優勝しており、平山は攻守に渡ってそれに貢献している。当然、他球団も指名候補に挙げているが、興味深いのは、この日、平山は「2番・遊撃手」でスタメン出場したこと。本来は、三塁か一塁を守っているのだが…。 「右打ちですが、一塁まで走り抜けるスピードが速いんです。でも、高校、大学時代はもちろん、JFE東日本でも4番を務めてきました」(前出・同) 東海大相模、東海大を経て、JFE東日本へ。原監督の後輩でもある。不慣れなショートの守備も無難にこなし、バットの方では3安打2打点と結果を残している。同試合は「関係者以外立ち入り禁止」となったため、詳細は分からないが、巨人以外の球団スカウトも来ていたという。 「原監督は今春のキャンプ前、一塁手と二塁手の力不足を口にしていました。要は、打てないと使ってもらえないということ。中島宏之が一塁のレギュラーを取り戻せたのは打撃が好調だからで、二塁手が日替わりなのは、吉川尚、増田大、山本、北村らが打撃面でまだ不安定だからです」(プロ野球解説者) 6月1日から社会人野球も活動を再開させている。巨人スカウト陣は「その日のうちに、JFE東日本に挨拶をした」という。トレードで獲得したウィーラー、三軍との練習試合を組んでお目当ての選手の力量を計るスカウト活動。色々な意味で、球界は“平常”を取り戻しつつあるようだ。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2020年07月01日 11時00分
ロッテが7.10有観客試合開始に向けてZOZOマリン観戦ガイドラインを発表
千葉ロッテマリーンズは、5000人以下の有観客試合開催を行う7月10日からの埼玉西武3試合(千葉・ZOZOマリンスタジアム)にて、「NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」を参考にしながら新型コロナウイルス対策を実施すると発表した。観戦ガイドラインは次の通り。1.来場制限をガイドラインに準じて実施。体温37.5℃以上、強い倦怠感、感冒様症状(咳、咽頭痛、息苦しさなど)、味覚・嗅覚異常などの異変、海外から帰国後14日未満、マスク未着用(球場売店でのマスク販売なし)等に該当する方のご来場は控えてもらう。2.チケット購入者への対応。座席位置把握のため、試合後14日間はチケット半券の保管を要請。正当な理由・手段でチケットを譲渡する場合は、譲渡先の氏名・連絡先把握の要請。感染の判明や濃厚接触者に指定された場合に球団指定連絡先であるマリーンズ・インフォメーションセンターへの連絡を要請。来場者の感染発覚時には対象席番を公式ホームページ等で公表し、近隣座席購入者へ球団から連絡。3.入場ゲートでの対策。10日のみ開場時間を通常より30分前倒し(16:00開場予定)、並び列での十分な距離(1~2m)の確保への協力依頼、サーモグラフィーでの検温(入場レーンごとに1台設置、各ゲートに追加で予備1台設置、関係者入り口も含めて合計31台設置)、アルコール性消毒液を使用した手指消毒(全ゲートに設置)、アルコール飲料の持込禁止、その他飲料の持込は衛生手袋を着用した係員から渡される移し替え用カップに自身で移し替え。4.スタジアム内での対策。マスクの着用必須、内野・外野間の通行を一部制限、再入場時に再度検温、スタンドに入ったボールを自席から離れて拾う行為の禁止、個室トイレ利用後の便座クリーナーの使用要請、ジェットタオルの使用禁止、退場時、密集・密接を避けるため、規制退場を実施する場合もあり。5.応援ルール(禁止事項)。ジェット風船、タオルを大きく振り回す行為、応援旗、ゲートフラッグ、応援ボード、両手をメガホン代わりにした大声での声援、応援歌・球団歌の歌唱、指笛での応援、お客様同士のハイタッチや握手などの接触がある応援。飛び跳ねなど集団での動きを伴う応援、座席の上に立ち上がっての応援。私設応援団の活動はない。6.飲食店舗。球場内、球場外周の一部店舗が営業、アルコール飲料の販売なし(フードとソフトドリンクのみ)、売り子による販売なし、営業時間の短縮(六回裏終了まで)。7.施設・サービスの利用制限(不特定多数との接触を防ぐ目的)。利用不可となる施設:ボールパークステージ、マリンひろば、キッズハウス(託児所)、Life-do.Plusキッズスクエア、給水機。利用制限のある施設:喫煙所(定員を設定、他利用者との十分な距離(1m~2m)を確保)※新型コロナウイルス感染拡大防止対策の詳細は、公式ホームページにて確認のこと。また、今後政府の指針や状況の変化や「NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」の更新に伴い、内容が変更となる場合があり。 今回の取り決めは、7月10日からの埼玉西武3試合を対象にしているという。7月28日からの東北楽天6連戦のガイドラインは追って発表される見込みだ。今シーズンは2月末からオープン戦も含めて無観客試合で開催されてきたため、各球団のチケットは争奪戦が予想されており、プラチナ化は必至だ。(どら増田)
-
スポーツ 2020年06月30日 21時30分
ダルビッシュ、新球“スプリーム”を解説 150キロの球速で変化?「沢山の投手の武器になる」と自信も
カブス・ダルビッシュ有が30日、文章や写真、イラストなどを投稿できるWEBサービス『note』に投稿。自身が考案した新変化球“スプリーム”について言及した。 >>張本氏とのトラブル続く?『サンモニ』、MLBの話題もダルビッシュの発言スルーで物議に<< スプリームとは、ダルビッシュが20日に自身の公式ツイッターに投稿した動画内で披露した新変化球のこと。ダルビッシュは動画に添えたツイートで「これがスプリームです 150km/hはでます」と速球系の変化球である旨を明かしていたが、30日に開始した『note』で詳細を自ら解説した。 スプリームについて、ダルビッシュは「どんな変化球かというとスプリットとツーシームの間のような球」と説明。速い球速で下方向に落ちるスプリットと、打者の手元で小さく変化するツーシームを掛け合わせた球種だという。 球速については「ブルペンでのストレートの球速は93〜96マイル(149〜154キロ)ぐらいなんですがこの球は92〜94マイル(148〜151キロ)ぐらい出ます」といい、変化量については「4シームに比べ、約18cm落ちていて、約10cmシュートしている感じ」とのこと。右投手である自身が投げると、自身から見て右斜め下方向にストレートと同じ速さで変化するようだ。 『note』内ではこの他にもスプリームの球質や、変化が似ていると言われたというNPB現役投手の変化球について明かしたダルビッシュ。投稿の最後には「この球が通用すると沢山の投手の武器になるかもしれません」と自信をのぞかせた上で、「次はこのスプリームを投げている投手1人を見つけたのでその人について書いてみます」と予告していた。 今回の投稿を受け、ネット上には「空振りを取る球っていうよりは、バットの芯をずらしてゴロやファールを誘う球って感じがするな」、「速球とほぼ同じ速度で小さく曲がるのは打者にとってかなり厄介になりそうだな」、「今までに無い変化球だから初見では絶対に打たれなさそう」、「既に使ってる投手もいるし、これからどんどん習得する投手が増えるだろうな」といった反応が多数寄せられている。 今回ダルビッシュが考案したスプリームは、ソフトバンク・千賀滉大が早くも26日の二軍戦・対阪神戦で使用。試合後の報道によると、千賀はダルビッシュ本人から送られてきた投球動画を見て習得に励んでいるといい、「もう少し球速が出れば理想」と手ごたえも口にしたことが伝えられている。 ダルビッシュや千賀がスプリームを駆使して結果を残せば、他の投手が「自分も投げてみよう」と追随することは想像に難くない。約10日前に披露されたばかりの新球は、今後投手たちの間で一大トレンドとなる可能性も秘めているのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式『note』よりhttps://note.com/faridyuダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu
-
-
スポーツ 2020年06月30日 20時15分
元中日・森野氏、高橋に打点量産を期待も賛否 「大島とくっつけるぐらいしないと」ファン同士で議論が勃発
元中日で野球解説者の森野将彦氏が、29日放送の『ドラゴンズステーション』(東海ラジオ)に生出演。番組内での発言をきっかけに、ネット上の中日ファンの間で議論が巻き起こっている。 >>元中日助っ人、無報酬でNPB復帰? MLB移籍から8年の今なぜ、“後輩ルート”の売り込みもあるか<< 今回の番組内で森野氏は、自身が思う今シーズンのキーマンとなる中日選手を紹介。開幕から9試合が終了した28日終了時点で「.389・1本・5打点・14安打」と好成績を残している高橋周平の名を挙げ、成績や好調の理由について語った。 議論のきっかけとなったのは、高橋に期待する役割についての発言。森野氏はここまでの高橋が四球2個と、あまり球を選んでいない中でもヒットを打てている点に着目。「四球は2個なので少し少ないがヒットは出てるので、今は打って走者を返すことに専念してほしい」、「(現在の)打点は5だけどまだまだ上げてほしい」と、塁上の走者を返すポイントゲッターとしての役割を期待した。 この森野氏の発言を受け、ネット上には「開幕からずっとヒットが出てるから得点圏だと見てて安心感がある」、「今のチームでは一番状態がいいから、無理やり繋ごうとせずに『俺が決める』って気持ちでバットを振っていってほしいね」、「高橋が出た走者を確実に返せればチーム状況も好転するだろうから期待したい」といった賛同の声が多数寄せられている。 一方、「前の打者が打たないから無理、現状は高橋だけが打っても意味ない状況」、「平田やビシエドのバットが湿ってるから、走者無しで高橋って場面も多いしなあ」、「今上位で打ってるのは大島ぐらいだからキツイ、高橋の打順上げて大島とくっつけるぐらいしないと打点は伸びない」といった否定的なコメントも複数見受けられるなど議論が飛び交っている。 「今シーズンの高橋は6月25日・対DeNA戦で3番を務めた以外は全て5番でスタメン起用されていますが、高橋の前を打つ1~4番を見ると主に1、2番を打つ大島洋平(.306)を除いては打率1~2割台。近年上位打線に定着している平田良介(.179)や絶対的4番であるビシエド(.237)が低調なため、走者をためて高橋に回す状況をなかなか作れていません。高橋の得点圏打率はちょうど5割と高い数字になっているため、状況さえ作れれば打点が伸びることは濃厚。そのため、高橋の打順を5番から3番に上げ、さらに出塁が期待できる大島を2番に据えるなどテコ入れをしないと打点は伸びないと考えているファンは多いようです」(野球ライター) 28日終了時点で「3勝6敗・勝率.333」の5位に沈む中日は、チーム得点数もリーグ5位(28得点)と得点力不足に苦しんでいる。高橋は本日30日の対阪神戦でも5番に入っているが、このまま打点、チーム得点が伸びなければ打順を上位に移動させるのも一手なのかもしれない。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年06月30日 18時30分
サッカー日本代表・吉田麻也、狭い場所でトレーニング? コロナ禍の苦労を明かす
サッカー日本代表DFの吉田麻也が29日、オンライン上で100名のファンやサポーターを集め、「KIRIN presents サッカー日本代表 吉田麻也リモートトークライブ」を開催した。 現在、イタリアのサンプドリアに所属する吉田は、毎年オフシーズンにサッカー教室を開催するなどしてファンと交流して来たが、今年はコロナウィルスの影響で帰国が難しく、代わりに抽選で当選した100名のファン・サポーターをリモートでつなぐ、トークライブを開催することにした。 >>全ての画像を見る<< 元Jリーガーでサッカー解説者の近藤岳登がMCを務め、ファンからの質問に答える形で行われたトークライブでは、ファンの熱のこもった質問が次々に飛んだ。9歳の少年のファンからは「センターバックの秘訣」を問われたが、吉田は「センターバックに大切なことは、シンプルに点を取られないこと。そんな中、自分にしかない武器を持つことが大切」とアドバイス。「体は大きくないといけないし、足も早くないといけない、ボールも繋げないといけない。あなたは今9歳だから、いろんなポジションを経験することも大切。それが後々センターバックとしての動きに生きてくると思います」と丁寧に回答すると、質問した少年も嬉しそうな表情を見せる。 別のファンからは「海外生活で過ごしやすかったところ」について聞かれたが、「暮らしやすさはイギリス」と即答し、「オランダやイタリアにも住んでみて、イギリスは国としてしっかりしている。島国だからかもしれないけど、日本とも似ている。何かあればロンドンに行けば手に入るし、静かに過ごしたければ郊外に行けばいい。太陽は少ないけれど、イギリスがとても好きです」とその理由も明かした。 コロナ禍では、イギリスにいる家族と離れ、イタリアのワンルームマンションを借りて単身で過ごしていたというが、苦労も多かったといい、「2月に移籍して4か月間、短期でのレンタル移籍だったので、家族をイギリスに残し、自分はワンルームでいいかなって、イタリアでワンルームを借りたんです。でも、家から出てはいけなくなると、そこで大したトレーニングができず、これはまずいなって思いました」と苦笑い。「日本のフィジカルコーチに連絡して、狭いスペースでもできるトレーニングを教えてもらって、特別なメニューを組んでもらいました」とその苦労話を披露。 さらに、「7年半近く、一人で暮らしていなかったので、久しぶりの一人暮らしも大変でした」と述べ、「家族の大切さ、家族のサポートのありがたみを実感しました。家族と離れての移籍は今後やめようと思いました」と家族のありがたみも実感したとのこと。「油断は禁物ですけど、(コロナ禍の現状に関して)一つ目の山は越えたと思うんです。みなさんが早く日常を取り戻せるよう願っています。みなさんが心の底からサッカーを楽しめる環境を作りたい」と吉田。 「僕らにできることはサッカーしかない。いいパフォーマンスを出すことが一番。みなさんに少しでも元気を与えられたらいいなと思っています。状況が良くなったらみなさんにもスタジアムに来てもらって生の試合を見てもらいたい」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
-
スポーツ 2020年06月30日 18時00分
千葉ロッテ 開幕一軍 佐々木朗希は170kmを出せるか
千葉ロッテのドラフト1位ルーキー、「令和の怪物」こと佐々木朗希(18)が開幕一軍のスタートを切った。その裏には、「英才教育」だけではない、様々な思惑が隠されている。「井口資仁監督(45)が6月16日に、この時点で一軍に帯同させているメンバーで開幕を迎えると断言したんです。佐々木、3年目の安田尚憲、新加入の鳥谷敬なども帯同していました」(スポーツ紙記者) 今季は連戦に備えるため、出場選手登録数が従来の29人から31人に拡大された。それが佐々木にとっても追い風となった。 事前に、23日から28日まで、本拠地のZOZOマリンで行われる6連戦でデビューすると予想する声も多く聞かれたが、同時にこんな情報も錯綜していた。「6月4日の北海道日本ハムとの練習試合で“試運転”があると予想する向きもありました」(関係者) 佐々木が大谷翔平(エンゼルス)、由規(ヤクルト)、千賀滉大(ソフトバンク)らに続いてプロで初の160キロ超えを記録したのは、5月26日に行われた実戦形式のシート打撃に登板した時のことだ。このときのインパクトが強すぎたため、「開幕一軍説」が出始めた。しかし、同4日の日本ハム戦の試合前に井口監督が、「今回の練習試合は見送ろうと思う」と、練習試合での実戦登板を否定した。「佐々木のデビューマウンドが4日になりそうという話は、球団から出たものでした。事前に『騒がないでくれ』とクギを刺された取材陣もいて、おそらく中継ぎで出てくるんだなと思われていました。中継ぎで雰囲気を掴み、公式戦デビューに備えるものと思われたんですが…」(前出・スポーツ紙記者) 練習試合での実戦デビューは消滅。しかも、井口監督は登板回避の理由について、「(シート登板後)体調面で戻らないところがあって」と語っており、「故障ではない」とも付け加えた。 だが、開幕一軍こそ決定したものの、その後はノースローでの調整が続けられた佐々木。開幕は福岡で迎えたが、完全な別メニューでの調整を強いられていた。「ロッテ首脳陣が慎重になりすぎているんです。ただ、本人は投げたがっているとの情報もあって…。投げたがっているということは、故障ではない証しですが」(前出・関係者) 過保護になるのは、佐々木に秘められた才能に魅せられたからか。井口監督は“完璧な体調”でデビューさせるつもりなのだ。「シート打撃は50%の力で投げたそうです」(同) 背番号17には「170キロを!」のロマンも秘められている。衝撃的なデビューを果たすのも、時間の問題か。
-
スポーツ 2020年06月30日 14時00分
杉山愛「今だからこそできることもある」コロナ禍でインターハイ中止の学生らにエール
元テニスプレイヤーの杉山愛が29日、全30競技の部活動を行う高校生に向け、アスリートや全国の有志からエールを届ける「明日へのエールプロジェクト」の一環として開催された『オンラインエール授業』に出席。学生たちとオンラインで対話し、コロナ禍の過ごし方、モチベーションの保ち方などを熱心に指導した。 コロナウィルスの影響でインターハイが中止となり、高校生を勇気付けるプロジェクトとして開催されている本プロジェクト。杉山は授業を終えると、「みんなの質問のレベルの高さにびっくりした。みんなの進むべく道は明るいなと逆に元気をもらえた」と感慨深げな表情。 >>全ての画像を見る<< 「学生というのは、日々時間に追われながら生活していて、勉学とスポーツの両立もすごく難しい。自分が学生の時もそう。そんな中で、自分が何をして時間を過ごせばいいのかなど、ハイクオリティな質問をたくさん受けた。みんなしっかりしているなって感動した」と授業を受ける学生たちの姿勢にも感銘を受けたとのこと。 「インターハイが無くなって、辛い時期。今年3年生の皆さんは特にモチベーションの向上や、どこに自分の目標を置いていいかわからない感じだと思いますが、この時期をどう捉えて進んでいくかがとても大切です。今だからこそできることもある。トライできなかったことにどんどんトライしていってほしい。この時期をむしろプラスに捉えて進んでいくことをわたしも後押ししていきたい」とエールを送る。 また、「こういう機会を通じてわたしもみんなに元気を与えることができたのなら嬉しい」と述べ、「何か少しでも関わりを持つ中でエールを送りたい。大切な時期だからこそ、みんなに少しでもプラスのエネルギーを送れたらと思って参加した。今日はみんなの声を聞いて、どの生徒も頼もしい高校生だと感じることができた。わたしが逆にエールをもらえた」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
-
-
スポーツ 2020年06月30日 13時50分
元阪神・関本氏、梅野の「どこに不満がある?」矢野監督に苦言で賛否 「やり方変えるのも必要」スタメン固定には反発も
元阪神で野球解説者の関本賢太郎氏が、29日放送の『ガチ虎!』(ABCラジオ)に生出演。阪神の“日替わり捕手起用”に疑問を呈した。 >>無期限二軍の阪神・藤浪に、“即復帰”を提案で賛否首脳陣に元楽天監督・田尾氏が「投げさせたら」ファンからは反発も<< 今回の放送で関本氏は、23日~28日の阪神の試合を振り返り解説。その中で梅野、原口、坂本の日替わり出場が続く阪神の捕手起用について語った。 昨シーズンまでの阪神は、ゴールデングラブ賞を2年連続(2018-2019)で獲得した梅野隆太郎が正捕手として主にスタメン起用されていた。ただ、今シーズンは梅野が5試合、原口文仁が3試合、坂本誠志郎が1試合とスタメン捕手が分散しており、25日~26日を除いては毎日スタメン捕手が変わる日替わり起用が続いている。 この日替わり起用について、関本氏は「梅野っていう去年タイトルも獲ったレギュラーがいて、『どこに不満があるんかな?』っていうのは正直感じる」とコメント。実績のある梅野をなぜスタメンに固定しないのかと、矢野燿大監督を始めとした首脳陣に苦言を呈した。 原口は打撃力、坂本はキャッチング、フレーミングといった総合的な力と、他捕手にも良さがあるという関本氏だが、「投手がどう感じてるのか(が不安)。毎日投げる中継ぎ投手が、毎日捕手が違うのはどう感じるのかなと思う」と指摘。毎試合捕手が違うという状況は、中継ぎ投手を混乱させるのではと推測した。 矢野監督が捕手出身であることから、何かしらの意図があって日替わり起用をしているのではないかと推察した関本氏。それでも、「(日替わり起用が)当分続くのか、それとも固定していくのかは分からないけど、僕は梅野で固定するのがいいんじゃないかと思う」と、梅野をスタメンに固定して戦うべきではないかと主張していた。 今回の放送を受け、ネット上には「実績十分な梅野を固定しない理由が分からない、チームも最下位だし一刻も早く固定してほしい」、「スタメンは梅野、途中から原口・坂本って言うならまだ分かるけど、最初から原口・坂本にマスクを被らせるのは違うと思う」、「色んなOBから疑問の声が飛んでるし、1日でも早くやめた方がいいんじゃないか」、「対戦が一巡するまで好きにさせろよと思ってたけど、負けが込んでるからそうも言ってられなくなってきた」といった賛同の声が多数寄せられている。 一方、「たかだが9試合でやめろっていうのは早い、開幕から1か月後の7月中旬くらいまではこのまま試すべき」、「怪我や不振のリスクを考えたら、梅野1人に疲労を溜めない今のやり方は全然いいと思うけどなあ」、「去年は梅野が正捕手でもギリギリ3位だったんだし、優勝を狙うには今までのやり方変えるのも必要だろ」といった、スタメン固定への反対意見も複数見受けられた。 「開幕から続けられている阪神の日替わり捕手起用ですが、これまでにも複数の球界捕手OBが疑問を呈しています。元近鉄他監督の梨田昌孝氏は、スポーツ紙上での解説の中で、『投手との相性も理解はできるが、レギュラー捕手の梅野を固定すべき』とコメント。元中日監督の谷繁元信氏も、阪神戦のラジオ中継で解説を務めた際に『せっかく梅野が2年、3年かけて育ってきたところ(を固定しないのは)、僕の中では“?(ハテナ)”が出る』と口にしています。こうした周囲の疑問は、当然矢野監督の耳にも入っているとは思うのですが…」(野球ライター) 日替わり捕手でチームが好調なら話は違ったかもしれないが、阪神は28日終了時点で「2勝7敗・勝率.222」で最下位に沈んでいる。チームは本日30日から対中日3連戦に臨むが、矢野監督はこのまま日替わり起用を続けるのだろうか。文/ 柴田雅人
-
スポーツ
吉田沙保里 “副学長就任”は五輪回避の大義名分か
2016年11月17日 16時00分
-
スポーツ
2016年「12球団合同トライアウト」 再起を目指す男たち(鶴直人編)
2016年11月16日 17時00分
-
スポーツ
2016年「12球団合同トライアウト」 再起を目指す男たち(久保裕也編)
2016年11月16日 12時15分
-
スポーツ
博多陥没事故も支障なし 大相撲九州場所「給料100万円から無給に…」幕下転落した豊ノ島の試練
2016年11月15日 16時00分
-
スポーツ
プロレス解体新書 ROUND26 〈長州復帰と大仁田劇場〉 電流爆破で“邪道”退治の舞台裏
2016年11月14日 14時00分
-
スポーツ
2016年「12球団合同トライアウト」 再起を目指す男たち(新垣渚編)
2016年11月14日 14時00分
-
スポーツ
友成那智 メジャーリーグ侍「007」 「黒田博樹」が今もメジャーで賞賛される7つの理由
2016年11月13日 16時00分
-
スポーツ
内藤が正論攻勢で棚橋にファン投票提案を突きつける! どうなる? 新日本1・4東京ドーム
2016年11月13日 12時00分
-
スポーツ
バレーボール日本代表監督「中垣内&中田」選出に上がる不安の声
2016年11月12日 16時00分
-
スポーツ
独占入手! 松井秀喜と黒田博樹が東京五輪代表監督で一騎打ち
2016年11月11日 16時00分
-
スポーツ
阪神の糸井FA交渉で始まる「トラの崩壊」
2016年11月10日 16時59分
-
スポーツ
巨人・高橋由伸監督のストーブリーグ隠し玉は盟友・上原浩治
2016年11月10日 16時00分
-
スポーツ
新日本、ヨシタツと抗争中のBONE SOLDIER、初のベルト奪取まで登りつめられるか?
2016年11月06日 12時00分
-
スポーツ
プロレス解体新書 ROUND25 〈巌流島決戦とは何か!?〉 猪木vs斎藤“2時間超えの死闘”
2016年11月05日 16時00分
-
スポーツ
来年もやっぱり留学生が勝敗を左右する「箱根駅伝」に賛否両論
2016年11月03日 16時00分
-
スポーツ
ラグビー界の“至宝”平尾誠二氏逝く! 東京五輪・W杯2019目前の“無念”
2016年11月02日 16時00分
-
スポーツ
友成那智 メジャーリーグ侍「007」 30億円規模の大型契約目前「ダルビッシュ有」の再契約問題
2016年11月01日 16時00分
-
スポーツ
仮面ライダー“レスラー”棚橋弘至が悲願のライダー作品出演で1・4ドームまで突っ走る!
2016年10月30日 12時00分
-
スポーツ
日本シリーズ裏決戦 日本一で大谷翔平に年棒10億円&来季メジャー移籍容認
2016年10月29日 11時00分
特集
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
-
豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分