スポーツ
-
スポーツ 2021年10月12日 11時00分
巨人、ドラフトの本命は1位ではなく2位だった? 指名当日の異例登板で実力を証明か
「弱点」を補強したということだろう。 10月11日、ドラフト会議。午後6時を少し過ぎた頃、原巨人が2位指名したJR東日本の山田龍聖投手(21=左投左打)に関する情報が各メディアにも広まった。 「今、神宮球場にいる。ひょっとしたら、投げるかもしれない」 都市対抗東京地区予選第3代表決定戦が行われていた。ドラフト会場の最寄り駅・品川から神宮球場の信濃町までなら、30分も掛からないはず。何人かの取材記者が神宮球場に移動した。 「左投手として評価は2番目。その選手を2位で獲れたのは非常に大きい」 原辰徳監督はそう評していた。 1番は1位入札した隅田知一郎(22=西日本工業大学/埼玉西武)だろう。 >>巨人、ドラフト1位の人選に不満の声「何を考えてるのか」 堀田・平内の二の舞に? 指名直後の酷評に苦言も<< 山田は試合中、自軍ベンチとブルペンを行ったり来たりしていた。そして、「まさか?」と思ったが、本当に投げてきた。 「普通なら、ドラフト当日に投げさせませんよ。今日、自分がどこかの球団に指名されるのは分かっていましたから、集中できないでしょう」(スポーツ紙記者) JR東日本のチーム関係者によれば、ドラフト会場で山田の名前がコールされた時は試合中。浜岡武明監督がブルペン待機していた山田をベンチに呼び寄せ、「巨人指名」を直接伝えたそうだ。 「球場入りの際は折り畳み式の椅子やドリンクホルダーなどの荷物運びをやらされていました(笑)」(前出・チーム関係者) あえて知らせたということは、試合に集中させるためであり、登板を予定していたのだろう。同点で迎えた9回にマウンドに上がり、10イニング目に力尽きて決勝のソロアーチを許したのは既報通りだが、9回3分の1を投げ、被安打3、失点1、奪三振数10は立派な数字である。 「ドラフト前、山田が大きく取り上げられなかったのは『巡り合わせ』だと思います。昨年までは伊藤将司(現阪神)の陰に隠れていました。高校時代(高岡商)も3年夏の甲子園大会に出場していますが、同年のスターは吉田輝星(現日本ハム)でした」(在京球団スカウト) 都市対抗戦の資料を見てみたが、山田は6月の日本選手権予選でも1イニングしか投げていない。「近年、巨人は1位指名した投手が出遅れています。高橋優貴はともかく、ほかに一軍戦力と言えるのは桜井俊貴だけ。鍬原、堀田、平内が一軍戦力になっていたら、今季のペナントレースの結果は違っていたと思います」(プロ野球解説者) 今年は支配下で7人を指名した。うち6人は投手で、大学・社会人は3人、将来性の高校生も同じく3人。右投げ3人、左投げ3人。“絶妙なバランス”である。 山田を始めとする社会人・大学の投手は即戦力として期待されており、投手不足の弱点を補うための指名だ。 昨季1位の平内は大学在学中にメスを入れており、それが即戦力の期待に応えられなかった一因とされている。今年1位の翁田大勢(22=関西国際大/右投右打)も右肘の故障で実戦復帰したのは、今年秋だった。来季のカギを握っているのは、神宮で好投したこの山田かもしれない。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2021年10月12日 10時50分
FMW-E10.24鶴見のメインの試合形式がさらに過激に変更!大仁田厚「電流爆破の原点に回帰じゃ!」
FMW-E旗揚げ第4戦「SKY HIGH」(10月24日、神奈川・鶴見爆破アリーナ=鶴見青果市場)のメインイベントで行われる、大仁田厚、高木三四郎組VSミスター・ポーゴ、アブドーラ・小林組の試合形式がさらに過激に変更されることが決まった。当初、この一戦は「ノーロープ有刺鉄線4面電流爆破+邪道ロケット+コーナー地雷爆破デスマッチ」として実施されると発表されていたが、「これじゃ生ぬるい。ポーゴも小林も、2度と電流爆破のリングに上がりたくないようにしてやるから」(大仁田)との意向で、さらに電流爆破バットが2本、電流爆破イスが2脚追加され、試合形式は「ノーロープ有刺鉄線4面電流爆破+邪道ロケット+コーナー地雷爆破+電流爆破バット+電流爆破イス・デスマッチ」となった。 そして、大仁田が何よりもこだわりを持っているのが、電流爆破の“原点”である「ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ」への回帰だ。90年8月4日、FMWの東京・レールシティ汐留大会で、大仁田とターザン後藤との間で、「ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ」が世界で初めて行われた。その後、この試合形式はFMWのみならず、新日本プロレスなどのメジャー団体でも実施されてきたが、近年では後に開発された電流爆破バットデスマッチが主流になっていた。しかし、大仁田は今回、原点に立ち返り、「ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ」に臨む。この試合形式が行われるのは、18年10月に大仁田が7度目の復帰を果たして以降では初で、そのほかにもさまざまなアイテムがプラスされた“令和版・4面爆破”となる。 また、セミファイナルに組まれている、雷神矢口、リッキー・フジ、ザ・シューター組VS神谷英慶、星野勘九郎、兵頭彰組による、FMW軍対大日本プロレス軍選抜対決(エニウェア電流爆破バット6人タッグデスマッチ)も注目されるところ。FMW軍の矢口、リッキーは電流爆破、デスマッチの経験も豊富。一方の大日本軍は3人とも電流爆破初体験。神谷はBJW認定世界ストロングヘビー級王座に戴冠したこともある本格派だが、今年に入って、本格的にデスマッチ戦線に進出。ベテランの星野は元BJW認定デスマッチ・ヘビー級王者で、その星野と「G★SHOCK1010(セントーン)」を結成した兵頭は今年からハードコア路線に参入した。チームとして、デスマッチの経験値ではFMW軍が上だが、大日本軍はしっかりした実力を兼ね備え、未知なる可能性を秘めているだけに、勝負の行方は闘ってみなければ分からないだろう。(どら増田)
-
スポーツ 2021年10月11日 22時30分
堀田祐美子が青木真也戦に手ごたえ!「経験の差が出るんじゃないですか」
DDTプロレスの12日、東京・後楽園ホール「Get Alive 2021」大会に参戦するT-HEARTS の堀田祐美子、川畑梨瑚が同8日、東京・御茶ノ水のDDT道場で公開特訓を行い、ともに“全女イズム”での勝利を宣言した。同大会で堀田はDDT EXTREME王者の青木真也に挑戦し、川畑は第三ダークマッチで赤井沙希との一騎打ちに臨む。 まずは堀田が同王座戦に向け調印書にサインを入れ、青木の希望で通常のプロレスルールで行われることが発表された。堀田は「ルールは何でもよかった。私は37年目だけど、プロレスの基本の基本でフォールを取ってやろうかなと。全女固めはフォール技。全女イズムを爆発させてやろうかな。今日は全女イズムの押さえ込みをやってみたい」と力強く語った。そして、リングに上がった堀田と川畑は入念に押さえ込みの練習を繰り返し、堀田は「全女でいつもやってたフォール。これを出すしかない。私はこのフォールで青木から3カウント絶対取るんで。アンタも赤井沙希をこれでフォールして。これで2人して勝利を得ます」とキッパリ。 特訓を終えた川畑は「普通の女子同士のシングルとは違った、自分と赤井さんならではのシングルにして、全女イズムが何なのかを証明するような試合をしたい」とコメント。堀田は「最後の最後まで押さえ込む。全女で教わった全女イズムを、T-HEARTSで主導していかなきゃいけない。2人して勝つ。勝利しなきゃいけないと思ってるので。プロレスルールということでいろいろ考えてることもあるんで」と勝利を誓った。 現在のコンディションについて、堀田は「万全です。週3回トレーニングに行ってますから。(相手は)格闘技界で名の知れた強豪なんですが、プロレスのリングに上がれば関係ない。強かろうが弱かろうが。問題ない」と自信を見せた。青木が自身に不利とも思えるプロレスルールを指定したことについて、堀田は「なめてる。『プロレスルールでやってやるよ』と思ってるんじゃないですか。逆にやってやるよって。気持ちを逆なでしてくれた。プロレスの奥深さを教えてやる。逆によかったんじゃないですか」と怒りもチラリ。 プロレスルールでは5カウントまで反則が認められるが、堀田は「そこはお楽しみ。プロレスは奥深い。勝つ手段として、何が出るのはお楽しみです。経験の差が出るんじゃないですか」と不敵な笑みを見せた。(どら増田)
-
-
スポーツ 2021年10月11日 20時20分
巨人、ドラフト1位の人選に不満の声「何を考えてるのか」 堀田・平内の二の舞に? 指名直後の酷評に苦言も
11日に行われた今年のドラフト会議。本指名では総勢77選手が各球団から指名を受けた中、現在セ・リーグ3位の巨人が翁田大勢(関西国際大)を1位指名したことがネット上で物議を醸している。 >>巨人・中田が原因説浮上? 石井コーチの三軍送りに憶測の声、異例の配置転換が「原監督と揉めたのか」と勘繰られるワケは<< 同日17時にスタートしたドラフト会議の1巡目指名で、巨人は最初に隅田知一郎(西日本工業大)を1位指名。ただ、隅田は巨人の他にヤクルト、広島、西武も1位指名しており、4球団による抽選の結果西武が当たりクジを引き当てたため指名に失敗。その後行われた外れ1位指名で、巨人は翁田を単独指名し交渉権を獲得した。 翁田はドラフト会議前の報道で、隅田、廣畑敦也(三菱自動車倉敷オーシャンズ)と共に巨人の1位指名候補に挙げられていた最速157キロ右腕。球団としては納得の指名のようで、原辰徳監督も交渉権獲得直後に「右では翁田君を1位で評価していた。そういう点では非常に満足しています」と語ったことが伝えられた。 しかし、ネット上には獲得を喜ぶ声以上に「またドラ1で故障歴のある投手を指名してで冗談抜きで笑えない」、「原監督はなんで満足してるのか、何を考えてるのかよく分からないな」、「翁田くんにはもちろん頑張って欲しいんだけど、ここ最近のドラ1がパッとしないのを考えると不安だな」、「堀田(賢慎)とか平内(龍太)みたいに、翁田も入団直後から下降線を辿るとしか思えない」と指名を疑問視するコメントが複数挙がった。 「翁田は昨年3月に阪神二軍との練習試合で『4回2失点・被安打3・5奪三振』と好投を見せ注目を集めましたが、その後は右ひじ炎症、右ひじ疲労骨折と相次いで故障に見舞われた投手。こうした故障歴があることから、即戦力としての期待以上に故障再発に心配を募らせるファンは少なくないようです。なお、巨人は2019年のドラ1・堀田賢慎が入団直後の2020年1月に右ひじ炎症を発症すると、同年4月にはトミー・ジョン手術を受け長期離脱し、2021年8月末にようやくプロ入り後初の実戦登板を果たしたばかり。2020年のドラ1・平内龍太も同年春に右ひじのクリーニング手術を受けた影響を引きずったのか、今季は『3登板・0勝3敗・防御率14.40』とほとんど結果を残せず5月中旬から二軍暮らしが続いています。直近のドラ1が相次いで苦戦していることも、翁田の指名が疑問視される一因となっているようです」(野球ライター) 一部からは「指名したばかりなのにもう翁田投手を外れ扱いするのは違うだろ」と、指名を疑問視する声への苦言も挙がっている翁田。現時点では賛否の分かれる指名となっているが、プロ入り後の活躍で評価を覆すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年10月11日 18時30分
元巨人・上原氏、指導者オファーを受けていた?「ジャイアンツ以外からはお話がある」松井氏に明かした裏話に驚きの声
野球解説者の上原浩治氏(元巨人)が、10日放送の『サンデースポーツ』(NHK)に出演。自身の去就にまつわる話を明かしネット上で話題となっている。 番組では上原氏とニューヨーク在住の元巨人・松井秀喜氏(現ニューヨーク・ヤンキースGM特別アドバイザー)の、ニューヨークでの対談を放映。両名は6日(現地時間5日)に行われたア・リーグ地区シリーズ進出決定戦(ボストン・レッドソックス対ヤンキース)の感想や、お互いの古巣である巨人の現状などを語り合った。 >>巨人・中田が原因説浮上? 石井コーチの三軍送りに憶測の声、異例の配置転換が「原監督と揉めたのか」と勘繰られるワケは<< 巨人について話す中で、上原氏は「常に監督騒動になった時は、松井さんの名前が絶対挙がるじゃないですか」と、これまで巨人監督候補として報道などでしばしば名が挙がっていることについて松井氏に質問。これを受けた松井氏は「それはあくまでもうわさかね、メディアの皆さんがそうやって言うだけで実際にはないですよ」と返答した上で、「自分はどうなの?」と上原氏に逆質問した。 すると、上原氏は「僕もないですよ。僕はジャイアンツ以外からはお話があるんですけど、ジャイアンツはないんですよね」とコメント。2019年5月の引退から現在までに他球団から指導者オファーを受けたことはあるものの、巨人から声をかけられたことはないと明かし、これを聞いた松井氏は「そりゃおかしいね」と首をかしげていた。 上原氏の発言を受け、ネット上には「上原にどこかの球団が声かけてたって初めて聞いた」、「あれだけの実績を残したんだから、やっぱりオファーの1つや2つはもらってるものなんだな」、「NPB球団なのか、それ以外の球団なのかも気になるな」、「そもそも巨人が声かけてないのも不思議だな、同時代を戦った由伸(高橋由伸前監督)や阿部(慎之助一軍作戦コーチ)が一軍監督になるまでは自由にさせとくつもりなんだろうか」といった反応が寄せられている。 一方、「どこの球団がオファーしたのかは知らないけど、縁もゆかりも無いんじゃ呼ぶのは相当ハードル高そう」、「巨人とか他の古巣ならともかく、それ以外の球団が声かけても無駄では?」、「上原は金にも困って無さそうだし、多少の好条件じゃ来てくれないだろう」と、上原氏に古巣以外の球団がオファーをかけることを疑問視するコメントも複数挙がった。 「現在46歳の上原氏は現役時代に巨人(1998-2008,2018-2019)、ボルチモア・オリオールズ(2009-2011)、テキサス・レンジャーズ(2011-2012)、レッドソックス(2013-2016)、シカゴ・カブス(2017)でプレーし、『748登板・134勝93敗104ホールド128セーブ・防御率2.94』といった通算成績を残した投手。その上原氏にオファーした球団については不明ですが、おそらくは現役時代の実績を買って声をかけたのでしょう。ただ、現役時代の上原氏は報じられているだけでも70億円(推定)以上の年俸を手にしている上、引退後も野球解説者としてメディアに出演したり、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿したりと精力的に活動中。もちろん、こうした仕事でも相応の収入を得ていると思われますので、古巣以外の球団が好条件でオファーをかけたとしても招へいは厳しいのではとみているファンも少なくないようです」(野球ライター) 現役時代には最多勝(1999,2002)、最優秀防御率(1999,2004)、最多奪三振(1999,2003)をそれぞれ2回、最高勝率(1999,2002,2004)を3回とタイトル獲得経験も豊富な上原氏。指導者としては申し分のない実績を持っているが、今後巨人をはじめとした古巣球団から声がかかることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2021年10月11日 17時30分
DeNA・三嶋、3連戦3連投で勝ち越しに貢献! 三浦監督もクローザーの復権を評価「大きな収穫だったと思います」
昨シーズン途中からクローザーを務め、今シーズンは初めてクローザーとして開幕を迎えた三嶋一輝。しかし開幕戦でサヨナラホームランを被弾し、5月11、12日にはともに2点差を守れず、9月に入ると9、15日のジャイアンツ戦でともに3失点し、遂に守護神の座を山崎康晃に譲った形となっていたが、その山崎も不調で現在はファームで調整中。9回のマウンドは流動的となっている中、8日からの対ドラゴンズ3連戦では改めて三嶋の存在感が際立つ結果となった。 初戦は9−3の6点リードの場面の9回に登場し、ダヤン・ビシエドを力でライトフライに抑え込むと、続く渡辺勝、高橋周平を連続して空振り三振に切って取る圧巻のピッチングを披露。9日は2−1でリードの9回、終盤戦ということもありマウンドに伊勢大夢が送られるが、同点にされワンアウトも取れずに降板し、砂田毅樹に継投したが2点を許し、なお1アウト一、二塁で三嶋が登場。前の打席でホームランを放っているアリエル・マルティネスをファーストファールフライ、伊藤康祐をピッチャーゴロに打ち取り、勢いのついたドラゴンズ打線相手をしっかりと抑えた。 10日には1−1の同点の9回に登板。先頭の高橋にヒットを打たれ、桂依央利の送りバント後、福留孝介をサードゴロに打ち取りツーアウトまでこぎ着ける。しかし堂上直倫にレフト前ヒットを浴び2アウト一、三塁の大ピンチを迎えたが、京田陽太には全球魂のストレートを投げ込み、力のないサードフライに打ち取った。その裏柴田竜拓のサヨナラ犠牲フライで勝ったため、三嶋は3勝目を手にした。 三浦監督も試合後「先頭を出しながらも集中してましたし、あそこでホームを踏ませなかったのは大きな収穫だと思います」と納得の表情。プロ入り2年目の開幕投手から長期の不調。敗戦処理からクローザーまで上り詰めたが、またもや壁にぶつかっている感がある三嶋。しかし厳しいプロの世界で、酸いも甘いも経験している剛腕は、ポジションに関係なく、常に全力で腕を振る姿勢と負けん気を武器に、来年以降もチームに貴重な働きをしてくれるはずだ。取材・文・写真 / 萩原孝弘
-
スポーツ 2021年10月11日 15時30分
ソフトB・千賀の試合後コメントに怒りの声「思いやりの心は無いのか」 反省は口だけだった? 死球直後の態度から批判
10日に行われたソフトバンク対オリックスの一戦。「3-1」でソフトバンクが勝利した試合後に伝えられたソフトバンクのプロ11年目・28歳の千賀滉大のコメントがネット上で物議を醸している。 >>ソフトB・工藤監督、小久保ヘッドから尻を叩かれる場面映る「怒られてるのか?」 序列無視の異例行動、愛弟子への仕打ちに激怒?<< 同戦に先発登板した千賀は、「8回1失点・被安打5」と終盤まで試合を作り今季8勝目をマーク。ただ、「3-1」で迎えた8回表1死一、二塁の場面では、オリックスの2年目・19歳、紅林弘太郎の左腕付近に死球をぶつけ負傷交代に追い込んでもいた。 千賀は試合後のお立ち台では紅林への死球について言及はしなかったが、報道によるとその後受けた報道陣からの取材では「(骨が)折れていると思う」と大怪我を招いたのではと危惧したとのこと。また、「2年目でショートを守れる選手はほとんどいないし、これからのことを考えると思うところはある」、「今日は当ててしまった時点で何もうれしくない。それが全てです」と後悔の念を口にしたことも伝えられた。 ただ、千賀のコメントを受けたネット上には、激励や同情の声を上回る勢いで「本当に申し訳ないと思ってたなら態度で示してほしかった」、「帽子も取らなかったくせにどの口が言ってるんだ」、「直後にマウンドで吼えたのも煽られてるようでめちゃくちゃ不快だった、思いやりの心は無いのか」といった苦言や批判が挙がった。 「球界では投手が打者に死球を与えた際は、帽子を取って謝罪の意を示すことが一般的。ただ、今回の千賀は死球後にマウンドを少し降りて神妙な顔つきで紅林を見てはいたものの、この間に帽子は取るそぶりは一切見せなかったので、『本当に反省してるのか』といら立ちを募らせているファンは少なくないようです。また、千賀は死球後に招いた2死満塁のピンチを切り抜けた後に大きくほえながらマウンドを降りましたが、この振る舞いについても配慮に欠けていたのではという意見が噴出しています」(野球ライター) 紅林は試合後に病院で受けた精密検査の結果、骨折には至っていなかったと11日に伝えられている。ただ、12日から2位ロッテと首位攻防3連戦を控える首位のチームにとって、今季は正遊撃手として10日終了時点で「.225・10本・44打点」といった数字を残している紅林が傷をつけられたことはかなりの痛手となりそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年10月11日 11時30分
葉月がスターダム復帰戦でコグマに勝利!「戻ってきて良かった」同期タッグでタッグリーグに出場を表明
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは9日、大阪・大阪城ホールでビッグマッチ『10th Anniversary GRAND FINAL OSAKA DREAM CINDERELLA 2021~大阪めっちゃスターダム~』を開催した。 第5試合では、葉月復帰戦となる葉月対コグマのシングルマッチが行われた。2019年12月に引退をした葉月は8.29 東京・ベルサール汐留大会で復帰を発表し、その後、復帰戦の相手に自身のデビュー戦の相手でありハイスピード王座を懸けて戦ったこともある同期のコグマを指名した。コグマも今年の6月に復帰したばかり。ライバル同士の2人が6年半ぶりに再会を果たす。 試合はデビュー戦と同じく組み合う形から始まると、葉月はコードブレイカー、顔面ウォッシュと攻めていく。コグマも負けじとDDTやミサイルキックで流れを掴む。一進一退の攻防から、コグマは雪崩式ダイヤモンドカッターからダイビングボディプレスを立て続けに決めると、さらに胴締めスリーパーから腕ひしぎ逆十字固めの猛攻で葉月を追い込むもここは葉月が耐え抜く。 キックと張り手で葉月は応戦するもコグマの強烈なジャーマンスープレックスで2人は立てず。起き上がると激しいエルボー合戦へ。ここを打ち勝った葉月は雪崩式コードブレイカー、みちのくドライバーII、ダイビングセントーンで畳み掛け、最後は垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い復帰戦を勝利で飾った。 試合後、リング上で葉月は「やっぱりプロレスは最高だ!今日凄く不安だったんですけど、お客さんの顔を見て戻って来て良かったなと思います。きょうコグマと選手として闘えたのは運命だと思います。タッグリーグでタッグを組むのも運命じゃないですか?」と10.17東京・後楽園ホール大会から始まる『第11回ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ』に2人での出場を提案すると、コグマは「悔し涙というより、嬉しかった。ずっと葉月とプロレスをしたかったんだと思う。チャンスは逃したくない。一緒にタッグリーグ出よう。プロレス楽しいよね。」と久しぶりの再会に涙を見せながら出場を受諾した。最後は、葉月が「タッグリーグ!コグマと葉月が盛り上げるんで、よろしくお願いします!」と締めた。葉月はメインイベント終了後、ワールド・オブ・スターダム王座を防衛した林下詩美の前に現れ、11.3神奈川・とどろきアリーナ大会で挑戦することが確実視されている。◆スターダム◆『10th Anniversary GRAND FINAL OSAKA DREAM CINDERELLA 2021~大阪めっちゃスターダム~』2021年10月9日大阪・大阪城ホール観衆 1441人(新型コロナ感染対策人数)▼リユニオン・オブ・ディスティニー〜葉月復帰戦・運命の再会〜(30分1本勝負)○ 葉月(11分39秒 体固め)コグマ ●※垂直落下式ブレーンバスター(どら増田 / FUZKI)
-
スポーツ 2021年10月11日 11時00分
ヤクルトスカウト陣がドラフト直前に大慌て? 優勝争いの裏で起きている異変、高津監督の意向も影響か
まるで、“テスト前の一夜漬け勉強”のようだ。10月11日のプロ野球・ドラフト会議に向け、どの球団も頭を抱えているという。特に、東京ヤクルトは混乱を極めた。異例の3日連続でのスカウト会議を開き、約70人の指名候補選手の映像を見直したそうだ。 >>元近鉄・金村氏「ヤクルトロッテの日本シリーズ寂しい」発言に怒りの声 首位球団への“難癖”が物議、興行的には旨味アリと指摘も<< 「(ドラフト会議の)直前で(1位入札選手名を)発表できるかもしれない」 これは、先日10日、球団スタッフの一人が待ち構えていた取材陣にこぼしたセリフ。その表情は、まさに疲労困憊といったところだった。 プロ野球のスカウト陣がドラフト直前になって慌てるなんてことは、初めてではないだろうか。 理由は、いくつかある。まず、コロナ禍で中止に追い込まれた大会もあり、視察機会が激減したこと。また、感染防止の観点から練習時間を大幅に減らした学校も少なくなかった。 「東京五輪の影響で変則日程となり、ドラフト会議も例年よりも2週間近くも前倒しとなりました。視察機会が減った上に時間まで削られて…」(在京球団スタッフ) しかし、ヤクルト球団が最終チェックに苦しんだ理由は、それだけではなかった。 「現場から左投手の指名を強く言われています」(関係者) 目下、一軍で先発登板しているのは、石川雅規と高橋奎二。石川は41歳だ。シーズン途中から田口麗斗がリリーフにコンバートされたのもブルペン陣に左投手がいないからだ。「昨年のドラフト会議で早稲田大学の早川隆久(現楽天)を入札し、抽選で外れました。2回目の入札でも法大の左腕・鈴木昭汰(現ロッテ)の獲得を狙いましたが、失敗しています。そのツケも大きい」(前出・同) 優勝カウントダウンは始まったが、左投手の補強は急務である。高津臣吾監督は苦しい継投策を強いられてきた。 即戦力と称される好左腕は何人かいる。西日本工大・隅田知一郎、筑波大・佐藤隼輔、三菱重工West・森翔平らがそうだが、前出のチーム関係者がこんなホンネもこぼしていた。 「隅田、佐藤、森、みんな良いピッチャーですよ。でもね、急に良くなったんですよ。彼らの努力によるものだと思いますが、急成長したピッチャーってのは『勢い』だけで投げているところもあるので、実力がホンモノかどうか分からないんです。今年は見極める時間、機会が少なかったし」 今年は“急成長タイプ”が多いそうだ。 一般論として、プロ野球全球団のスカウトは大学生の指名候補なら高校時代のデータを、高校球児なら中学時代の調査書も持っている。極端なことを言えば、10代前半で見つけた逸材がどの学校に進み、どんな風に成長していくかを見守るのがスカウトの仕事である。急成長した選手については10代前半を見ていないので、データが少ない。 ヤクルトのスカウト陣が映像の“直前チェック”をしなければならなかった理由は、この辺にある。「隅田クンに指名が集中しそうですね。指名重複による抽選は必至」(スポーツ紙記者) ドラフト直前情報として、そんな声も多く聞かれた。 2年連続で1位入札の抽選クジを外したら…。高津監督は優勝しても心底から喜べないだろう。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2021年10月11日 10時50分
SKE48荒井優希がアジャコングの洗礼を浴びる「想像の何倍も強い」
東京女子プロレスが10月9日、東京・大田区総合体育館で年間最大の祭典「WRESTLE PRINCESS II」を開催。名古屋を拠点とする人気アイドルグループSKE48のメンバーで、同団体でプロレスラーとしても活動する荒井優希が女子プロレス界の“レジェンド”アジャコングに玉砕するも、来年の継続参戦を熱望した。この日、第5試合のスペシャルタッグマッチで荒井は「アップアップガールズ(プロレス)」の渡辺未詩とのアイドルコンビで、アジャ、宮本もか組と対戦した。 アジャとファーストコンタクトとなった荒井は、ロックアップから果敢にエルボーを叩き込むも、あいさつ代わりのチョップ連発、サッカーボールキックを食らった。それでも荒井はエルボーを繰り出すも、逆片エビ固めで返された。その後、渡辺がアジャをジャイアントスイングで回そうとするも持ち上がらず。10分過ぎ、荒井はアジャの一斗缶攻撃を食うも渡辺がカット。渡辺との連係でアジャにビッグブーツを見舞った荒井は、立て続けに必殺のFinallyを振り下ろしたが、宮本が阻止。渡辺と荒井は2人がかりのブレーンバスターでアジャを投げようとするも、逆に2人まとめて投げられてしまった。荒井は再びアジャに向かっていくが、アジャが張り手からバックドロップを一閃。勝負あったと思われたが、荒井は自力でキックアウト。しかし、アジャのダイビング・エルボードロップを食うと無念の3カウント。 荒井は「初めて、(東京女子の)先輩以外の方と試合をしました。プロレスラーとしてやるって言ってくださっていたので、覚悟はしてたんですけど、想像の何倍も強い。自分のできること、Finallyはどうしても決めたくて、未詩さんのサポートがあって、アジャさんに出すことができて、それは1個よかった。でも、まだまだ強くなりたいって気持ちをすごく感じます」と唇を噛んだ。そして、「私は年内参戦の予定だったんですけど、中途半端は大嫌い。今日はアジャさんにこてんぱんにやられて。こんな状態でやめられない。22年も東京女子に参戦させていただけたらうれしい。やり切るまで、プロレスができたらなと思いました。アジャさんともまた当たった時、『変わったな』と言ってもらえるように頑張りたい」と来年も参戦したい意向を口にした。 一方、アジャは「私は普通にプロレスをしました。やってることは普段通り。彼女(荒井)だからって特別なことをしたわけじゃない。それを彼女がどう感じ取ってくれるか。普段当たってる選手とは、体重があったり、パワーがあったり、キャリアもずる賢さもあったりするので。バックドロップ返されるとは思わなかったし、エルボードロップした後も、『殺してやるぞ』みたいな顔して立ち上がってきたからね。その辺の気持ちの強さはある。アイドルやるって並大抵の根性じゃないですよ。彼女は二足のわらじって言われてますけど、アップアップガールズも二足のわらじだろうし。認めたくないけど、伊藤麻希もクビドルで、もともとアイドルやってたわけですから。それが今や東京女子の大田区のメインを張るくらいになってるわけですから。彼女にだって、その可能性がないわけじゃない」と今後の可能性を感じたようだ。(どら増田)
-
スポーツ
渋野日向子からスマイル消失? 新型コロナの影響でツアー中止相次ぐ
2020年03月12日 18時00分
-
スポーツ
ラミレス監督も「プレッシャーに打ち克つ」と太鼓判! DeNA新キャプテン・佐野恵太が目指す不動の四番の座
2020年03月12日 17時30分
-
スポーツ
ヤクルトベンチ「当たったら死ぬぞオイ!」 阪神藤浪へのヤジが物議、「誰がヤジ飛ばしたんだ」犯人捜しも
2020年03月12日 17時00分
-
スポーツ
日本ハム・栗山監督、今年も清宮を“えこひいき”? 新助っ人を差し置いての起用もあるか
2020年03月12日 11時40分
-
スポーツ
オリックス西村監督「ロドリゲスの打席増やしていく」初打点!
2020年03月12日 11時35分
-
スポーツ
全日本プロレス、22日までの全大会開催延期を発表!
2020年03月11日 22時30分
-
スポーツ
バド桃田「必ず良い結果を」故郷福島に金メダルを約束 「3.11」から9年、吉田沙保里・丸山桂里奈らアスリートがメッセージ
2020年03月11日 19時30分
-
スポーツ
大相撲75年ぶり無観客! ザブトン舞わず白鵬&鶴竜の両横綱に追い風!?
2020年03月11日 18時00分
-
スポーツ
新日本プロレス新潟2連戦他、大会中止を発表!3.31両国大会はどうなる?
2020年03月11日 17時30分
-
スポーツ
元巨人・堀内氏「投げこみが足らんな」 ソフトバンク戦10失点の戸郷に苦言、「去年の日本シリーズみたい」の声も
2020年03月11日 17時00分
-
スポーツ
長州力がSNSに問題写真を投稿、削除の事態に スタッフも慌てた孫の“全裸”公開、「明るい話題をありがとう」と感謝の声も
2020年03月11日 12時45分
-
スポーツ
元・阪神の鳥谷、開幕延期でロッテに最大のチャンスもたらす? その一方で巨人・菅野ら開幕投手は苦悩の日々か
2020年03月11日 11時45分
-
スポーツ
オリックス“開幕投手”山岡泰輔、ファンに気遣い。西村監督も開幕延期に言及
2020年03月11日 11時00分
-
スポーツ
大相撲春場所、無観客でも大盛り上がり? まるで異空間…注目集めたのは音、アングル、生解説
2020年03月11日 05時30分
-
スポーツ
ノア、タッグリーグ出場チーム発表!丸藤&望月ら8組が参加
2020年03月10日 22時30分
-
スポーツ
前阪神・鳥谷「ある球団と契約がいいところまでいった」? チームOB里崎氏、ロッテ移籍の裏側を暴露
2020年03月10日 19時00分
-
スポーツ
カーリング 藤澤・山口組が肘タッチ連発で「感染説」が浮上
2020年03月10日 18時00分
-
スポーツ
ダルビッシュ、「強要するなら虐待」野球少年への過度な指導に苦言 過去には張本氏と議論を繰り広げたことも
2020年03月10日 17時00分
-
スポーツ
楽天・黒川、開幕一軍メンバーにサプライズ選出? 三木監督の“忖度”、開幕延期も追い風となるか
2020年03月10日 11時35分