スポーツ
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スポーツ 2022年05月24日 11時00分
中日・中村紀洋コーチの二軍降格、原因は“裏の顔”? 不可解人事の裏にある立浪監督の思惑は
ペナントレースは、まだ100試合近く残っている。このタイミングでのコーチの配置換え…。「深い意味はありません」と言われても、納得できないのだが? 5月23日、中日が中村紀洋・一軍打撃コーチと二軍打撃担当の波留敏夫コーチの入れ替えを発表した。落合英二ヘッド兼投手コーチの新型コロナ感染により一軍登録されていた小笠原孝コーチのファーム復帰も伝えられたが、驚いたのは中村コーチの“降格”。球団スタッフは衝突などキナ臭い話は全否定していた。 しかし、意味シンな言葉も口にしている。 「監督の判断ですので」 >>中日、立浪監督が試合後に謝罪も「謝るのはそっちじゃない」の声 完封負け以上の問題点は<< 中日のチーム打率は2割4分6厘。高い数値ではないが、昨季リーグワーストから3位に引き上げている(同時点)。また、石川昂弥や岡林勇希、根尾昂などの若手も結果を出しつつある。 「チームは5連敗で、交流戦(5月24日)に突入します。20勝24敗の借金4、波留は2014年から中日でコーチをしており、選手たちとの付き合いも長いです。起爆剤になれば」(名古屋在住メディア) 「監督の判断」というのも気になる。立浪和義監督の就任はファンが待ち望んでいたこと。とは言え、その就任にはこんな事情も隠されていた。 「現在のコーチスタッフですが、立浪監督の要望が全て叶ったわけではありません。球団が“推薦”したコーチも何人かいます」(球界関係者) 球団推薦のコーチが誰なのかは分からない。だが、中村コーチは立浪監督がお願いした人事であったことは間違いないようだ。 「石川を育てたいと立浪監督は考えていました。長打力のあるバッターを育てるにあたって、アベレージを稼ぐタイプよりも、ホームランバッターだったコーチに見てもらった方が絶対に良いんです」(前出・同) 現役時代の中村コーチと言えば、フリーエージェント交渉でのゴタゴタや内部批判などの黒歴史も思い出される。金髪、無精ヒゲ姿でプレーしていたため、“孤高の雰囲気”も醸していた。 中日では07年から2季プレーしているが、FA権を行使して楽天に移籍してしまった。 「06-07年オフ、前在籍チームのオリックスから“事実上の解雇通告”を受けました。再起のチャンスを与えてくれたのは中日、当時の中日スタッフはFA宣言しても残留すると見ていました」(ベテラン記者) “ウラの顔”もあった。ベンチ裏の控え室に入ると、ブ厚い手帳に対戦投手の印象、変化球の軌道、カウント別の配球傾向などを事細かにメモしていた。それは引退するまで続けられていた。 「バットのグリップに子どもの名前を書いていました。優しいし、豪快な風貌とは違って、本当は臆病なくらい慎重な人」 近鉄、オリックス時代を知る複数のOBたちがそんなことを話していた。 現役を退いたあと、学生の指導にもあたっていた。技術、体力ともに未熟な学生に教えることがもっとも難しいとされる。 「メモ魔」で、繊細。立浪監督は若手の育成を託したのだろう。「立浪監督の判断は正しかった」と言われるには、シーズン後半に中村コーチが新たな大砲候補を一軍に送り込むしかない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年05月24日 10時50分
無期限メキシコ遠征のノア宮脇純太、5.30壮行試合の相手は背中を見続けて来た清宮海斗に決定!「スーパースターになるまで帰って来ない」
プロレスリング・ノア、生え抜き5年目のジュニア戦士、宮脇純太が無期限のメキシコ遠征を訴え、これを受けたノアは宮脇の考えを尊重し、メキシコ遠征を決定した。 21日に東京・大田区総合体育館で行われたビッグマッチ『Dream on 2022 FINAL』では、稲葉大樹と組んで、稲村愛輝&藤村加偉と対戦するも、稲村のショルダーアタックにフォール負けを喫しており、試合後には「クソ!クソ!クソ!クソ!!」と悔しさを爆発。「両国でも情けない試合して、横浜でもずっと勝ってきた岡田に勝てず、今日なんて稲村に完璧な3カウントを獲られちゃった。クソ!ノアには今、メキシコに行くルートがある。会社がどう言うかわからないけど、俺が決めた!俺はメキシコに行く!メキシコに行って、もっともっと強くなって、もっと大きくなって。会社もファンも先輩もみんなが認めてくれるまで、俺は無期限でメキシコに行きます!」と一方的に無期限のメキシコ遠征を宣言。 宮脇が話していたように、最近では後輩に敗れる場面も見られており、今年1月8日に神奈川・横浜アリーナで開催された新日本プロレスとの全面対抗戦『レッスルキングダム16 in 横浜アリーナ』や、プロレスリング・ノア、DDTプロレス、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスのサイバーファイト傘下の団体が集結する『サイバーファイトフェス』6.12埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会から名前が漏れていたのも事実。 ノアは4月13日、ドラゴンゲート最高顧問のウルティモ・ドラゴンがメキシコに持つ練習拠点「闘龍門CASA」をノア若手選手の海外武者修行先の一つになると発表した。宮脇が話していた「ルート」とは、この事を指していると思われる。ウルティモも「海外の経験してるしてないとでは今後のレスラー人生にすごい影響があると思うので。その中で海外で武者修行をさせたいという話があったので。たまたま合宿所が空いてるもので、そこを基地にして修行ができれば」と若い力の後押しをしていく意向だ。 武田有弘サイバーファイト取締役は「候補はいるんですが、これは選ばれた選手はチャンスだと思いますので。もう少し様子を見て考えたいと思います」と話していたが、第1号が宮脇になったということだろう。サブミッションを取り入れたファイトスタイルの宮脇にとって、メキシコ、ルチャ・リブレの“ジャベ”を勉強出来れば、試合の中に幅が広がるのは間違いない。 「スーパースターになるまで帰って来ない!」。覚悟を持って、海を渡る宮脇の壮行試合では、こちらも海外遠征を経て、GHCヘビー級チャンピオンを獲得する選手に成長した清宮海斗が、30日のノア特設アリーナ大会(神奈川・クラブチッタ川崎)で相手を務める。清宮の背中をずっと見て来た宮脇と、そんな宮脇を可愛がって来た清宮による壮行試合は注目だ。(どら増田 / 写真提供・NOAH)
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スポーツ 2022年05月23日 20時30分
中日、中村紀洋コーチの配置転換に「監督と対立したのでは」の声 打線強化中の不可解人事が憶測を呼ぶ
今季から中日の一軍打撃コーチを務めている中村紀洋コーチ。23日にNPBが公示した配置転換がネット上で物議を醸している。 NPB公式サイトはこの日、中日が同日付で中村一軍打撃コーチと波留敏夫二軍打撃コーチの役職を入れ替えたことを公示。配置転換を伝える報道によると、中日球団首脳は入れ替えの理由について立浪和義監督の意向だという旨を明かしたという。 >>中日、立浪監督が試合後に謝罪も「謝るのはそっちじゃない」の声 完封負け以上の問題点は<< 中村コーチは現役時代に近鉄(1992-2004)、ロサンゼルス・ドジャース(2005)、オリックス(2006)、中日(2007-2008)、楽天(2009-2010)、横浜・DeNA(2011-2014)でプレーし、「.266・404本・1351打点」といった通算成績をマーク。この実績を立浪監督に買われ、今季から一軍打撃コーチとして入閣していた。 中村コーチの配置転換を受け、ネット上には「え? 中村コーチと波留コーチ入れ替えるの?」、「昨季に比べて打線良くなってるのになぜなんだ」、「数字が悪ければ責任取らされたのかって納得もできるんだが…」と困惑の声が相次いだ。 同時に、「現役時代みたいに監督と対立したのでは?」、「中村コーチの過去を考えると、左遷人事の可能性も全くのゼロでは無さそう」、「育成とか采配の方向性で揉めた説もあり得なくはないか」と憶測のコメントも多数見られた。 「球界ではチーム成績が芳しくない場合に、テコ入れとしてコーチの配置転換が行われることはあります。ただ、中日は22日終了時点でチーム打率が『.246』(昨季は.237)、本塁打数が『28』(シーズン約91本ペース/昨季は69本)、得点数が『143』(シーズン約464得点ペース/昨季は405得点)と昨季以上に打線は機能していることから、中村コーチが成績不振を理由に二軍行きとなったとは少々考えにくい状況です。立浪監督が配置転換を決めた詳しい背景は不明ですが、一部ファンからは中村コーチは現役・DeNA時代に2度(2012,2014)、当時の中畑清監督の采配を批判するような言動があったとして二軍に落とされた過去があることから、指導・育成方針などを巡る対立があったのではと勘繰る声も挙がっています」(野球ライター) 3位広島と5ゲーム差の4位(20勝24敗・勝率.455)で24日からのセ・パ交流戦に臨む中日。上位浮上を狙う上で非常に重要度が高い交流戦を前に、立浪監督が中村コーチを配置転換した真相は果たしてどこにあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月23日 20時00分
6.12たまアリで「大切なご報告」をする武藤敬司に清宮海斗が「もっともっと俺は武藤さんを吸収していきたい」とエール!
プロレスリング・ノアは21日、ビッグマッチ『Dream on 2022 FINAL』を東京・大田区総合体育館で開催した。 メインイベントでは、潮崎豪&清宮海斗&田中将斗が、武藤敬司&丸藤正道&小島聡と激突。『サイバーファイトフェス』6.12埼玉・さいたまスーパーアリーナメインアリーナ大会のメインイベントで、潮崎が保持しているGHCヘビー級選手権試合に挑戦する新日本プロレスの小島にとっては、貴重な前哨戦。左股関節唇損傷で欠場を続けていた武藤にとっては、これが4か月ぶりの復帰戦となる。 試合は、潮崎と小島が激しくやり合う展開に。どちらも一歩も譲らず、熱のこもったアツイ攻撃を仕掛けていく。武藤もドラゴンスクリューを踏ん張った清宮にアキレス腱固めで切り返すなど、復帰前と変わらぬベテランらしい冷静な動きを見せて、観客を魅了。ここに田中と丸藤が加わっているのだから、面白くないわけがない。最後は、丸藤のトラースキック、武藤のシャイニング・ウィザードを切り抜けた潮崎が、小島に逆水平チョップからラリアット合戦を制すと、豪腕ラリアットで沈めた。 バックステージで武藤は現れるなり、「非常に悩んでいるなあ、本当にね」と復帰戦だというのに突然の告白。「正直さ、相手の技を受けるじゃなくて、自分の技を仕掛ける時に、それでもちょっと痛みが股関節に走ったりするからよ。やっぱり気持ちが落ちるよ。今、あんまり喋りたくないっていうか」と語り、どうやら股関節に違和感を抱いている様子。これは心配だ。 武藤は「近々に、近々、報告することがあります。以上」と話すと、会見を切り上げた。バックステージでは「ハイ!質問!」と報道陣に投げかけるのが恒例となっている武藤が、自ら会見を切り上げるのは珍しい。かなり深刻な状況である可能性も考えられる。 まだ、武藤越えを果たしていない清宮は「武藤さんともう一度このリング上で向かい合うことができて。やっぱりもっともっと俺は武藤さんを吸収していきたいです。武藤さんと続きを俺はやりたい。それをお客さんにも見てもらいたいので、自分で掴んでいきたいと思います」と新日本との対抗戦ではタッグを組んだが、シングルではまだ勝ち星がない武藤との“続き”を強く望んでいた。 ノアによると、6.12『サイバーファイトフェス』さいたまスーパーアリーナ大会に武藤が来場し、ファンとマスコミに向けて「大切なご報告」を行うという。◆プロレスリング・ノア◆『Dream on 2022 FINAL』2022年5月21日東京・大田区総合体育館観衆 924人▼6人タッグマッチ(60分1本勝負)○潮崎豪&清宮海斗&田中将斗(23分46秒 片エビ固め)武藤敬司&丸藤正道&小島聡●※豪腕ラリアット(どら増田)
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スポーツ 2022年05月23日 19時00分
大相撲・優勝決定の取組、解説が「こんなもんか」敗れた御嶽海を北の富士氏が酷評し物議
22日に行われた大相撲5月場所千秋楽。NHK中継に解説として出演した北の富士勝昭氏(元横綱)のコメントがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、横綱・照ノ富士対大関・御嶽海戦の終了後に飛び出た発言。照ノ富士が勝てば自身7回目の優勝、御嶽海が勝てば4名(照ノ富士、小結・大栄翔、平幕・隆の勝、平幕・佐田の海)での優勝決定戦に突入という大一番だったが、立ち合いすぐに両まわしを得た照ノ富士が危なげなく御嶽海を寄り切り優勝を決めた。 取組終了直後、北の富士氏は完敗を喫した御嶽海に対し「こんなもんか。気迫が違ったね」と笑い混じりにコメント。また、この後中継でリプレー映像が流された際にも「反対だね形が。大関がこうならなきゃいかん。(照ノ富士が)絶対負けないっちゅう体勢だ」と、何としても横綱を倒すというような気迫が全く見えなかったと苦言を呈した。 >>大相撲、大関・御嶽海戦で行司が大失態!「引退考えた方がいい」取組中の接触・土俵下転落に怒りの声相次ぐ<< 北の富士氏のコメントを受け、ネット上には「御嶽海へのリスペクトに欠ける発言に聞こえた」、「いくら不満でも『こんなもんか』なんて言い方はないだろ」、「御嶽海のことをあからさまに馬鹿にしてて不快」と批判が寄せられた。 一方、「北の富士だけじゃなく、結構な数のファンが『こんなもんか』って思っただろうな」、「カド番に転落した理由がよく分かる覇気のない相撲だった」、「鼻で笑われるのも当然、それくらい今場所は今日も含めて酷かった」といった同調の声も多数見られた。 「今場所の御嶽海は前半8日間で『4勝4敗』と苦戦すると、その後も調子は上がらず14日目に8敗目を喫し負け越し・カド番転落。横綱相手に大関としての意地を見せられるかに注目が集まった千秋楽も、立ち合いから簡単に回しをつかまれ、そのままなすすべなく敗戦しました。不振の理由としては“早々に優勝争いから脱落したことでモチベーションが失われた”、“表に出ていない故障を抱えている”などが考えられますが、いずれの理由にせよ場所を通じてほとんどいいところがなかったという事実から、北の富士氏以外にも『こんなもんか』とため息をついたファンは少なくなかったようです」(相撲ライター) 先場所(11勝4敗)、先々場所(13勝2敗)からは一転して不振にあえいだ今場所の御嶽海。負け越しなら関脇転落となる次の7月場所(同月10~24日)で、カド番脱出のために適切な策を打つことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月23日 17時30分
DeNA・佐野、交流戦のキーマンへ! 故障から復帰のキャプテンがチームを引っ張る
ベイスターズのキャプテン・佐野恵太が満を持して戦線復帰。21日に2番レフトでスタメンに名を連ね、いきなりマルチヒットをマークすると、翌日は4安打の固め打ち。2日間で10打数6安打と打率.600、ヒットはすべてレフト方向に放ち、ツーベースも3本記録。得点も2つ挙げており、2番としてチャンスメイクの仕事を完璧にこなしてみせた。 今シーズンの佐野はキャンプ中に脇腹を痛め離脱したが、開幕にはなんとか間に合わせるとシュアな打撃で打率は常に3割超えと好調をキープ。しかし5月5日のドラゴンズ戦で、一塁からホームまでを駆け抜けてホームインした際に椎間関節炎を発症し、翌日には登録抹消されてしまった。 しかし19日にファームで復帰し、2試合の調整を経て再び一軍に復帰。昨年苦しめられたスワローズの内野手をライト方向に極端に配置するシフトをものともせず、ライナー性の打球を続けて逆方向に放ってみせた。三浦大輔監督も「万全の状態で上がってきています。一軍での試合勘(の問題)もありましたけど、佐野だけあってしっかりとやってくれてます。しっかりとコースに逆らわずにバットが出てきている」とキャプテンの打撃を絶賛。「状態もどんどん上がってきているなと思って見ています」と、さらなる打棒爆発を予言した。復帰2日間のヒット量産もあり、打率はセ・リーグ3位の.331まで上昇させ、上を見るとチームメイトの牧秀悟と、ジャイアンツの吉川尚輝の2人だけとなり首位打者も視野に入ってきた。 昨年はリーグ戦の打率.301に対し、交流戦は.314と数字を上げ、得点圏打率も.353とチームの勝利に貢献。伝統的に苦手としていたパ・リーグ相手に健闘し、結果3位に引き上げる原動力になった。昨年はチーム唯一の全試合出場を果たし、2年連続3割をクリアしているヒットメーカー佐野恵太。キャプテンのバットがパ・リーグ粉砕の鍵となる。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年05月23日 15時30分
松坂大輔氏「何度かやめたいと思った」野球人生を支えた人々を明かす 野球少年・少女への“金言”も
23日に行われた「『AIG』×『MLB CUP 2022』活動プラン発表会」に、元プロ野球選手・松坂大輔氏(元西武他)が登場。野球人生を支えてくれた人々や、野球に励む子どもたちへの思いを語った。 >>全ての画像を見る<< 2016年に創設された『MLB CUP』は、次世代を担う野球少年・少女に夢を与え、野球人口拡大につながる普及プログラムを創ることを目的とした、小学4〜5年生が対象の野球大会。毎年決勝大会には、全国から選抜されたチームが宮城県石巻市に集まり、復興支援の一環として開催されている。会見には元プロ野球選手・岩隈久志氏(元楽天他)、プロゴルファー・東尾理子も登場した。 子どもの頃から毎日家族で中継を見るなど野球が身近にある中で、父親と自然にキャッチボールをするようになったことが野球を始めたきっかけだったという松坂氏。「今僕が息子を野球の試合のグラウンドに連れて行ったり、練習の時とか連れて行ったりしてるんですけど、そういう環境が当たり前じゃないんだなっていうのを今になって改めて分かって、両親に感謝しています」、「大変だよというのを見せたりする親ではなかったので、本当に気持ちよく野球をやらせてもらいました」と、野球に打ち込ませてくれた両親に感謝した。 野球に励む日々の中では「何度かやめたいなと思った時期はあった」という松坂氏だが、「親の励ましだったり、当時所属していた監督さん、また友達の親だったりに励まして(もらって)、やめることなく続けてくることができた」と、両親をはじめとした周囲の人々の応援のおかげで挫折を乗り越えることができたと振り返った。 ただ、松坂氏は仮に志半ばで野球をやめていたとしても、「野球に関わったこと、野球チームで学んだことっていうのは決して無駄にはならなかったと思います」とし、「(悩んだ時に)どうしたらいいかって100%の答えを出すのは難しいんですけど、小学校の時に経験したものっていうのは未だに心の中に残っているので…。その時に経験したものは絶対無駄にはならないということは伝えたいですね」と、今野球に励んでいる経験は必ず将来の糧になると子どもたちに伝えた。 今年は全国から150チーム、総勢1900名の子どもたちが参加している『MLB CUP 2022』。松坂氏は「多分そこだけでは終わらない、その後も関係が続いていくことにもなると思うので、この大会を通じて新しい友達を作ってほしいなと思います」と呼びかけた。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月23日 11時30分
スペシャルハードコアマッチを制したプロミネンス鈴季すず「私は勝俣瞬馬と試合がしたいんだ!」
DDTプロレスは22日、東京・後楽園ホールで『Audience 2022』を開催した。第4試合では、スーパーハードコアガールズvsプロミネンス全面対抗戦、カルーセル❤︎シュン&エリザベス❤︎トーイのスーパーハードコアガールズと、デスマッチ&ハードコアユニット鈴季すず&藤田あかねによるスペシャルハードコアマッチが実現した。 この試合は、4.10「路上プロレス世界一決定戦」1回戦で、勝俣瞬馬に敗れたすずがプロミネンスとしてリベンジを宣言。勝俣はこの要求を断り、3年前からスーパーハードコアガールズとしてアメリカで活動していたという米国帰りで自身の親戚の女子レスラーのシュンと、小嶋斗偉の親戚の女子レスラーのトーイをプロミネンスの相手として指名。試合はロープエスケープなし、凶器の使用がOKの完全決着ルールに決定した。 試合は、両軍がイスのチャンバラを繰り広げると、シュンが場外に設置したテーブルの上に鈴季を寝かせて、ととのえスプラッシュでテーブルクラッシュに成功。リングに戻り、トーイがカバーもカウントは2。すると、シュンがすずにクラッカーを放ち、ラダーをセッティングするも、逆にすずがシュンにぶつけるが、シュンがラダーを倒してすずに当てて、カバーに入るものの、これもカウントは2。 そして、シュンと藤田がどちらもリング上には無数のブロックをぶちまけると、スーパーハードコアガールズが、ブロックにすずを背中から打ちつける。場内からは思わず悲鳴が漏れる中、すずはこの危機をドロップキックで切り抜けると、シュンとエルボー合戦。さらにラダーでシュンを挟み打ちにする。藤田がラダーからコンクリートブロックを落とすが、必死にかわすシュン。 ブロックを使った攻防を制したハードコアガールズは、シュンが「耳にピアスよ!」と言うと、ピアスを開ける器具を取り出すが、これをプロミネンスはあっさり奪って、シュン&トーイの耳にピアスの穴を開けてしまう。会場は再び悲鳴に包まれ、今度はコーナー上の攻防が繰り広げられるが、ダイビング・ボディプレスを自爆したシュンはブロック玩具付きバットですずを狙うも、トーイに誤爆。藤田が画びょうバットでシュンにフルスイングすると、すずのジャーマンがトーイに決まりカウント3。プロミネンスが勝利を収めた。 試合後、すずは「おい!カルーセル!私はオマエみたいな厚化粧のオバサンじゃなくて、勝俣瞬馬と試合がしたいんだ!」と改めて勝俣戦をアピール。シュンは「私18歳よ」とかわしたが、怒りのすずにシュンは「言っとくわ!」と返答。すずは「クソババァ!」と叫んだ。 バックステージでシュンは「鈴季すず、私は負けてない。いつでもやってやるわ。勝俣瞬馬と戦いたいなら、カルーセル・シュンを倒しなさい」と今度はシングルでの対戦を示唆。最近のすずは、スターダムでも評価が高まっており、『5☆STAR GP 2022』への出場も決まっているが、ハードコアの舞台では、勝俣戦を越えなければ進まないのだろう。その前に立ち塞がるシュンの存在はとても厄介である。◆DDTプロレス◆『Audience 2022』2022年5月22日東京・後楽園ホール観衆 529人▼ スーパーハードコアガールズvsプロミネンス全面対抗戦~スペシャルハードコアマッチ (30分1本勝負)カルーセル❤︎シュン&●エリザベス❤︎トーイ(12分18秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)鈴季すず○&藤田あかね(どら増田)
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スポーツ 2022年05月23日 11時00分
カブス・鈴木の三振激増、原因は審判? 大谷翔平も苦しんだ深刻な問題、本人は沈黙も打撃フォームに乱れか
鈴木誠也(シカゴ・カブス)は大丈夫か? 日本時間5月23日、カブスがアリゾナ・ダイヤモンドバックスに5対4で勝利した。鈴木は4打数1安打だった。 「低迷していた打撃も上向き状態にある」との声も聞かれたが、この日も“三振”を喫している。 第一打席は見逃し三振、7回裏に回ってきた第4打席では空振りの三振だった。こんなに三振の多いバッターではなかったはずだが…。 「直近の3試合だけでも、13打席で5三振をカウントしています。米メディア、ファンともに首を傾げています」(米国人ライター) ファンに疑問を抱かせているのは、審判団なのだ。 これは打撃不振に陥った原因でもある。鈴木が「ボール球だ」と思って見逃した投球が「ストライク」とコールされている。それに対し、多くのファンが「球審がおかしい」と言い、米メディアも映像を見せながら、「判定が厳しすぎる」と訴えているのだ。 この件について、鈴木は“ノーコメントの姿勢”を貫いているが、 「際どいコースがみんなストライクとコールされるので、ボール球にも手を出し、打撃フォームを崩してしまったんです」(前出・同) と、周囲も心配しているそうだ。 そう言えば、昨季、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平も“広すぎるストライク・ゾーン”に悩まされていた。真相は分からないが、「オレが新人を教育してやる」「メジャーリーグの厳しさを…」と“上から目線”でジャッジしようとする審判員もいるという。 日本のプロ野球解説者もこう続ける。 「メジャーリーグのストライク・ゾーンは、外角に広いとも言われています」 望まれるのは、鈴木が自信を持って見逃した投球が、球審も「ボール」と判定されるようになること。このギャップをどう埋めていくか、だ。 「鈴木は四球を選んだ時、相手捕手、球審の後ろを通って一塁に向かいます。年上の人の前を歩くのは失礼だとする日本のエチケットですよね。そういう配慮に感心したと伝える米メディアもありました」(現地関係者) だとすれば、“上から目線の審判”も鈴木に対する考え方を変えてくれるはず。 「カブスが浮上できるかどうかは、鈴木次第」(前出・同) カブスは前日の同カードでチームリーダー的な存在でもある捕手のウィルソン・コントレラスを故障で欠いている。こんな指摘も聞かれた。 「コントレラスとチームの契約は今季で終了します。彼は長期契約を熱望しており、資金面で苦しいカブスは引き止められないと見られていましたが…」(前出・米国人ライター) 残留交渉はまだ終わっていない。 しかし、チームは鈴木と5年総額8500万ドル(約94億円)の大型契約を結んでおり、「鈴木に大金を出したら、コントレラスを残留させる資金はない」の声と、「コントレラスにも出せるのでは?」と見る向きの両方があるという。 チームは目下、ナ・リーグ中部地区で同率3位。とは言っても、地区5チーム中3チームが勝率5割以下で、カブスも16勝24敗と苦しんでいる。浮上するには鈴木の復調が必須だが、リーダー退団となるのではあれば、鈴木が看板選手となる。いずれにせよ、“三振量産”の現状から早く抜け出さなければならない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年05月23日 10時20分
スターダム白いベルト戦を前に王者の上谷沙弥、シンデレラ覇者MIRAIとバチバチの前哨戦に「やっとエンジンかかってきたみたいだね」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムが21日、長野・上田創造館で『上田大会』を開催した。 メインイベントでは、朱里&MIRAI&壮麗亜美のゴッズアイと、林下詩美&上谷沙弥&レディ・Cのクイーンズクエストが激突。5.28東京・大田区総合体育館大会で、上谷が保持している“白いベルト”ことワンダー・オブ・スターダム選手権試合に挑戦するシンデレラ・トーナメント覇者のMIRAIにとっては、前哨戦となる。 試合は、朱里と詩美のライバル対決も見ごたえがあったが、最後はMIRAIが上谷に見せつけるかのように、ミラマーレショックをレディに決めて3カウントを奪取。この日の前哨戦はMIRAIに軍配が上がった。 試合後、MIRAIは「上谷沙弥、このMIRAIが5月28日、大田区総合体育館でこの勢いのまま!その白いベルトいただきます」とベルト奪取宣言。これを聞いた上谷は「やっとエンジンかかってきたみたいだね。この白いベルトの重み、全力で教えてやるから潰しに来いよ!」と受けて立つ構え。 MIRAIは「上谷沙弥が全力で来るなら、自分は全力魂で挑ませていただきますよ!またここ長野に帰って来る時は、チャンピオンになって帰って来るのでみなさん待っていてください」とファンにチャンピオンになって再び戻って来ることを約束。 バックステージでも「今日、自分は前哨戦、上谷沙弥がどんな風に出て来るのかと思ってたんですけど、どうですか、上谷沙弥。秒殺、できそうですか?まあ、自分がなめられるのも悪いとは思うんですけど、上谷沙弥、次に防衛戦したい相手?闘いたい相手?そこに絡んでいっているみたいですけど、タイトルマッチ控えてるのに大丈夫ですか?5.28大田区のお客さんたち無視しちゃって、大丈夫なんですか?」とMIRAIは、5.28の先を見据えている上谷に隙があると見ているようだ。 「自分は目の前のこと一つひとつに集中しながら、上谷沙弥のその白いベルト、しっかり取って、そして新しい世界に魂込めて!白いベルト連れて行きます」というMIRAI。一方の上谷は「言っておくけど、ワンダーのベルトは遠いよ!まずさあ、違う人の影とか、呪いとか、もううんざりなんだよね。聞き飽きた。5回今まで防衛してきて、何見てきた?」と前王者である中野たむを意識しているのは事実だったが、この日の前哨戦で、かなり火がついた様子。 5.28大田区決戦が楽しみになって来た。◆スターダム◆『上田大会』2022年5月21日長野・上田創造館観衆 231人(コロナ対策限定人数)▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)朱里&○MIRAI&壮麗亜美(18分34秒 片エビ固め)林下詩美&上谷沙弥&レディ・C●※ミラマーレショック(どら増田/写真・ブシロードファイト)
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レンジャーズ・有原の炎上は上原氏よりマシ? 建山コーチの主張に本人が応戦、「嘘だと思って調べた」驚きの声も
2021年03月03日 17時00分
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スポーツ
AEWジョン・モクスリーがKENTAを退けてIWGP USヘビー級王座防衛!「自分のやりたいことをする」
2021年03月03日 11時30分
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スポーツ
エンゼルス・大谷、昨季の不振はルールのせいだった? 試合中のルーティン復活で本人も好感触か
2021年03月03日 11時00分
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スポーツ
新日本がIWGP世界ヘビー級王座を新設!初代王者は飯伏幸太か?エル・デスペラードか?
2021年03月02日 22時30分
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スポーツ
KO-D王者、秋山準連敗街道も次期挑戦者の樋口和貞を挑発!「勝った直後に『ハイ』と言わせる」
2021年03月02日 21時30分
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スポーツ
元巨人・槙原氏「なんでこんなの獲ってんだ」古田氏への第一印象を明かす 練習で非力さ露呈も、一転して苦手意識を抱いたワケは
2021年03月02日 20時35分
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スポーツ
元阪神・藤川氏、オリックス方針転換に苦言も「記事には一切書かれてない」と指摘 スタッフ不足を懸念? 勝手な決めつけに疑問も
2021年03月02日 17時00分
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スポーツ
那須川天心キック卒業は「来年2月から4月」RISE伊藤代表が明言!
2021年03月02日 11時30分
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スポーツ
ヤクルト・高津監督、廣岡トレードは事後報告だった? フロント主導で実現もブルペン陣は渡りに船か
2021年03月02日 11時05分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分