○ ドジャース 6x-5 メッツ ●
<現地時間6月3日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースが東地区首位メッツとのカード2戦目にサヨナラ勝利。フレディ・フリーマン内野手(35)がサヨナラ打を放った。
1点先制を許したドジャースは1回裏、左足つま先の骨折で4試合欠場の続いていた2番ムーキー・ベッツが右前安打で出塁し、3番フレディ・フリーマンの右翼線二塁打で一塁から同点のホームイン。さらに、一死一、三塁の好機で5番ウィル・スミスの内野ゴロの間に1点を勝ち越すと、6番マックス・マンシーが8号2ランで続き、初回に一挙4得点。今季初勝利を目指す左腕クレイトン・カーショーを援護した。
しかし、カーショーは3回表に3番ソトに11号2ランを被弾。勝利投手の権利が懸かる5回表には四球と三塁手マックス・マンシーの失策により二死一、二塁とピンチを招き、4番アロンソに同点の適時二塁打を浴びた。続く5番ニモは一ゴロに打ち取ったが、ベースカバーに入ったカーショーが打者走者にわずかに競り負けて適時内野安打。逆転を許したところで投手交代が告げられた。
ドジャースは1点を追う8回裏、3番手右腕ギャレットから無死二、三塁、一打出れば逆転という好機を作るも、3番フリーマンが空振り三振、4番テオスカー・ヘルナンデスが三ゴロ、5番スミスも空振り三振に倒れて得点ならず。それでも9回裏、先頭の6番マンシーが4番手右腕ブラソバンのフォーシームを振り抜き、右翼スタンド中段へ起死回生の9号同点ソロ。打った瞬間確信の一発で試合を振り出しに戻した。
延長10回表を左腕タナー・スコットが三者凡退に封じ、5対5の同点で延長10回裏へ。一死一、二塁からフリーマンが左越えの適時二塁打を放ってサヨナラ勝利。連敗をストップさせ、メッツとの4連戦を1勝1敗のタイで折り返した。