エンゼルス
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スポーツ 2025年05月29日 13時31分
エンゼルス、“スミ1”完封負けで5連敗 菊池雄星が5回1失点も今季5敗目 ジャッジには初回から2打席連続敬遠
● エンゼルス 0-1 ヤンキース 〇 ロサンゼルス・エンゼルスが東地区首位ヤンキースとの本拠地3連戦をスイープ負け。先発登板した菊池雄星投手(33)は5回1失点という投球で今季5敗目を喫した。 今季初勝利から中4日での先発マウンドに上がった菊池。初回、1番ゴールドシュミットに二塁打を許していきなりピンチを背負うと、一死の後、3番ジャッジを迎えたところでエンゼルス陣営が申告敬遠。初回からアメリカン・リーグ打撃3冠の主砲との勝負を避ける選択をとった。 菊池は続く4番ベリンジャーにも四球を与えて一死満塁とし、5番ボルペの犠飛で先制点を献上。さらに、6番ドミンゲスの内野安打で再び満塁としたが、7番ルメイヒューを中飛に抑え、立ち上がりを最少失点で切り抜けた。 続く2回表にも二死二、三塁というピンチでジャッジを迎えると、再びエンゼルスは申告敬遠。この場面は菊池が続くベリンジャーを左飛に打ち取り、満塁策が奏功した形となった。3回以降はヤンキース打線を無安打に抑え、4回、5回と続けて三者凡退。5回表の先頭では、ここまで2敬遠のジャッジを右飛に仕留めた。 菊池の後を受けたブルペン陣も好投を続け、初回の1失点以降はスコアボードにゼロを並べ続けた。しかし、打線は試合通して三塁を踏むことすらできず、5安打完封負け。現地16日から8連勝を収めて勝率5割に一時復帰したものの、直後から5連敗で借金生活に逆戻りとなっている。 この試合の菊池は5回93球を投げて4被安打、5四球、4奪三振、1失点という投球。現地4月26日のツインズ戦以来、6登板ぶりとなる黒星を喫し、今季成績は1勝5敗、防御率3.06となっている。2025/05/29 13:30BASEBALL KING
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スポーツ 2025年05月24日 12時39分
菊池雄星、6回途中無失点で移籍後初勝利の権利 防御率3.17と安定、エンゼルス勝てば8連勝&勝率5割復帰
◆前回ドジャース戦は負傷降板も大事に至らず エンゼルスの菊池雄星投手(33)が現地時間23日(日本時間24日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのマーリンズ戦に先発登板。後続投手の助けも借りながら6回途中無失点と好投し、移籍後初勝利の権利を持ってマウンドを降りた。 前回18日(同19日)のドジャース戦は右足首を痛め緊急降板したものの、大事には至らず予定通り中4日で登板。その立ち上がり、二死から四球を与えたものの、4番・ノービーを二ゴロに退け無失点スタートを切った。 2回は先頭打者に安打を許したものの、落ち着いて後続をピシャリ。1点を先制したもらった直後の3回も危なげなくゼロを刻んだ。 4回は先頭打者に四球を与えるも、一死後、巧みな牽制で一塁走者を誘い出し二塁でタッチアウト。二死後、自らのグラブを強襲する内野安打などで一、二塁のピンチを招いたが、最後は8番・サンチェスを一ゴロに退け踏ん張った。 3-0となった5回もゼロを刻み、移籍後初勝利の権利をゲット。6回は先頭から連打を浴び無死一、二塁のピンチを招いたものの、6番・フォーテスを遊ゴロ併殺に仕留め渾身のガッツポーズを作った。 だが、二死三塁から連続四球を与え、満塁のピンチを作ったところで降板。それでも、2番手・ストリックランドが代打・ヒックスをボテボテの遊ゴロに仕留めると、内野安打になりそうな打球を遊撃・ネトが華麗に処理し、チーム一丸で大ピンチを凌いだ。 ストリックランドの火消しにも救われた菊池は、5回2/3で移籍後最多の110球を投じ、7安打無失点、4奪三振4四球の登板結果。防御率は3.17に良化した。このままリードを守り勝利すれば、菊池は待望の移籍後初勝利。エンゼルスは今季最長の8連勝で勝率5割に復帰する。2025/05/24 12:30BASEBALL KING
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スポーツ 2023年08月11日 21時00分
大谷翔平、全長2M“等身大”バスタオル登場! フェイス用など全5サイズ、日本橋西川にて先行発売
エンゼルスの大谷翔平のオリジナルタオルが、11日から日本橋にある『西川』店舗にて先行発売された。 >>全ての画像を見る<< 連日、その活躍ぶりが取り上げられ話題を集め続けている大谷。2017年には、常にベストパフォーマンスを発揮するために質の高い睡眠にこだわりを持つ大谷と、快適な睡眠をサポートする寝具メーカー『西川』がと睡眠コンディショニングサポート契約を結んだ。体に合った寝具の提供などを通じてコンディションをサポートしている他、大谷がセレクトしたデザインのコンディショニング・マットレス『エアー』を発売するなど、コラボアイテムも展開している。 今年4月には、大谷の等身大バスタオルを景品にしたプレゼントキャンペーンを実施。実施中は想定を大幅に超える応募が寄せられ、この大反響を受けて今回、商品として大谷のオリジナルタオルの発売が決定した。 ラインアップには、全長2メートルの等身大バスタオルをはじめ、フェイスタオルやミニタオルなど、夏の様々なシーンで活躍する全5サイズで展開。応援時にも役立つこと間違いないしのアイテムに注目だ。 11日より、日本橋西川にて先行販売がスタート。8月下旬からは、西川公式オンラインショップと全国の取り扱い店舗にて順次販売予定となっている。日本橋西川公式サイトhttps://nihombashi-nishikawa.com/西川公式オンラインショップhttps://shop.nishikawa1566.com/shop/default.aspx
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スポーツ 2023年07月10日 11時30分
大谷翔平、打撃復調で前半戦締めるも不安要素アリ? 負傷者続出で登板間隔にも異変か
「メジャーリーグの歴史」、今シーズンの記録、そして、後半戦という近未来。週末の大谷翔平(エンゼルス)が米ロサンゼルスを沸かせてくれた。 現地時間7月7日のドジャース戦で4回に右前ヒットを放ち、「3年連続100安打」に到達した。この時、衛星中継を見ていた日本のファンは違和感を持ったのではないだろうか。この後、確かにエンゼルス打線は連続安打で得点を挙げるのだが、スタンドのファンは“大げさな喜び方”も見せていた。 おそらく、米国内では事前に告知されていたのだろう。三度目の「シーズン100安打&100奪三振」は、MLB史上最多である。 >>大谷翔平、スイーパーの割合急増のワケ 投球時の致命的クセを修正? 敵打線翻弄の裏で不安要素も<< 「試合途中でしたが、『背番号17が新たな金字塔を打ち立てた』と、米スポーツ専門局ESPNが公式ツイッターで紹介しました」(米国人ライター) 同サイトによれば、アドニス・テリーなる往年のプレーヤーが二度達成しているそうだが、驚いたのはその達成した年。1887年と1890年だ。“19世紀”である。 「3年連続」という点にも意義がありそうだが、翌8日の同カードでは9回最終打席で「二塁打」が出ていれば、「サイクル安打達成」という活躍ぶりだった。 「7月に入って、打撃成績は下降ぎみでした。前日の『100安打達成』となったヒットが復調のきっかけとなったらしく、8日は3安打。1試合3安打は今季11度目です」(前出・同) 大谷のシーズントータル成績は打率3割2厘、本塁打32、打点71。投手成績は7勝4敗(17試合)で、防御率3.32。チームは連敗し、前半戦は借金1で折り返したわけだが、フィル・ネビン監督はこんなことも語っていた。 「ショウヘイが金曜日(14日)に行くよ」 後半戦の開幕投手は、大谷。一般的に考えて、米オールスターゲームでは「投手として登板しない」の意味だろう。 「右手中指のツメとマメを負傷するアクシデントがありました。この頃から球宴での登板は厳しいとの見方が有力となり、本当は後半戦も少し間隔を置いてから登板させたかったはずです。チームは負傷者続出で悠長なことを言っていられない状況のでしょう」(現地メディア) 借金1で折り返し。後半戦がスタートする時に「連勝すること」ができれば、首位戦線への復帰は十分に可能だ。チームの命運を大谷に託したということだろう。 大谷は本塁打32本で、こちらは2位に6本差をつける独走状態。前半戦最後のカードとなったドジャース戦でチームは連敗したが、「打者・大谷」が孤軍奮闘した感じだ。 「ホームランが出るペースはやや落ちましたが、それでも『トータル58~60本』達成の可能性を秘めています」(前出・同) シーズン100安打&100奪三振、本塁打王争い独走。大谷個人は奮闘しているが、チームは勝てないジレンマが再び…。そんな図式が浮き彫りとなったのが、今オフの大谷争奪戦の主役となりそうなドジャース戦とは、単なる偶然だろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年06月23日 11時00分
大谷翔平、ドジャースが獲得へ大金準備中? エンゼルス首脳は放出によるバッシングを心配か
それだけ「関心が高い」ということだろう。 日本時間6月23日は移動日で大谷翔平のいるエンゼルスはゲームなし。しかし、前日22日の試合前と試合後の「会見」が意味シンと言うか、ド真ん中に直球を放ったような質問も出たため、現地では大谷報道がまだ続いていた。 「22日(現地時間21日)のドジャース戦で、大谷が奪った三振は『12』。フリーウェイシリーズで先発した歴代エンゼルス投手の中で最多となります」(米国人ライター) 両球団の対戦はフリーウェイシリーズと呼ばれている。 大谷は「2番DH兼先発投手」として、出場。打者・大谷は3打数ノーヒットだったが(2試合連続無安打)、投手・大谷は7回1失点だった。試合は0対2で敗れ、今季3敗目となったが、大谷のメジャー自己最多奪三振数が「13」だから、善戦したと言っていいだろう。 >>大谷翔平、スイーパーの割合急増のワケ 投球時の致命的クセを修正? 敵打線翻弄の裏で不安要素も<< 問題の「試合後の会見」だが、好投が続いていること、そして、序盤戦で多投していたスイーパーを少なくしている理由などの質問から始まった。 試合内容の質問が出尽くした頃だった。ドジャース側の担当記者が“絶妙な前振り”の質問をした。 「ドジャース戦は今日が初登板だったが?」 エンゼルスはア・リーグ、ドジャースはナ・リーグだ。インターリーグは異なるリーグ同士の試合のこと。初登板になったのは巡り合わせとしか言いようがない。 大谷は「ゲームプランを立てて…」とマジメに答えた。すると、ドジャース側の担当記者は「高校時代、ドジャースから熱心にスカウトされたんですよね? 特別な思いはありますか」と質問した。 さらに、「ドジャースファンは、来季はアナタが来てくれると期待していますが?」と畳み掛けたのだ。 「シーズンはシーズンで集中したいと思っている。(去就問題は)代理人に任せているので」 大谷は“優等生の回答”で切り抜けたが、去就問題は日米双方のファンにとって最大の関心事でもある。最後は大谷も苦笑いを浮かべ、会見はお開きとなったものの、「高校時代にドジャースが視察した経緯を教えてくれ」と、日本側に連絡してくる米メディアもあったくらいだ。 「昨季オフ、ドジャースはFA市場で目立った動きを見せていません。今オフの大谷争奪戦に備え、補強資金をプールしたと言われています」(前出・米国人ライター) 2012年のドラフト会議前、大谷が日本球界を経由せず、MLBに挑戦する意向を示していたのは有名な話。その時、「本命はドジャース」の話が出ていたのも本当だが、17年オフの渡米ではドジャースも交渉に乗り出したが、大谷が選んだのはエンゼルスだった。「ドジャースとの関係は終わった」と思われたが、フリーウェイシリーズで再燃してきた感もしないではない。 試合前、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督も「大谷が欲しいか」と聞かれ、「答えたらタンパリングになるだろ?」と、笑っていたそうだ。事前交渉は禁止されているのだ。 「今季がエンゼルスとの契約最終年です。かつて、同僚のマイク・トラウトがシーズン途中で契約年数延長の新契約を結び直したように、大谷も水面下で交渉しているはず」(現地メディア) エンゼルスのオーナー、アルトゥロ・モレノ氏は「大谷を放出したヤツ」と、ファンに揶揄されるのを最も恐れているそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年06月09日 00時00分
大谷翔平、最初の成功体験は小学生 “挑戦”を楽しむ原動力を明かす セイコー新CM完成、ボブルヘッドがもらえるキャンペーンも
エンゼルスの大谷翔平が、6月9日より全国(一部地域を除く)で放映開始される『セイコー プロスペックス』の新CMに出演する。 >>全ての画像を見る<< 同CMでは、プレイヤーとしての野球人生を終えるその日まで、その挑戦の時間を楽しみたいという大谷選手の思いを表現。「僕がマウンドを去る、その時はいつかやってくる」という大谷選手の語りからスタートし、前人未踏の二刀流に挑み続ける大谷選手と『セイコー プロスペックス』に共通する、“挑戦”というメッセージが印象的なCMに仕上がっている。大谷選手がいつものユニフォーム姿ではなく、シックなグリーンのジャケットをまといながら語る上質な世界観と、大谷選手と同い年の世界的ギタリスト・Ichika Nito氏が描き下ろしたオリジナル楽曲にも注目だ。 インタビューでは、“挑戦を楽しむための原動力”について聞かれ「成功体験みたいなものがあるとより頑張っていこうっていう気持ちになるんじゃないかなと思います」と回答。大谷自身も小学生の頃はあまり強いチームに所属していたわけではなく、全国大会に出ることが人生最初の大きな目標で、達成できた時の喜びは世界一になったときに勝るとも劣らないものだったとか。 さらに、限られた時間だからこそ挑戦心が掻き立てられるという大谷選手。「ゴールから逆算していくと、無駄な時間はなかなかないですし、なるべく多くの時間をそこに割きたいなとはもちろん思っています」と、可能な限り野球を究めたいと明かした。 CM公開に合わせ、9日よりプレゼントキャンペーンが実施。税込み11万円以上の『セイコー プロスペックス』または『セイコー アストロン』を購入すると、「大谷翔平選手ボブルヘッド」がもらえる(無くなり次第終了)。 また、同日から銀座の『セイコードリームスクエア』では、大谷選手“挑戦”の軌跡を展示する「#挑戦の時間を楽しめ。フォトギャラリー」を開催。会場に来場し、対象の時計を試着すると、大谷選手の特製ポストカードなどがその場で当たるイベントに参加できる特典も。 同CMは、セイコー公式YouTubeチャンネルでも公開予定。セイコー公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@SeikoWatchJapan
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スポーツ 2023年05月29日 11時00分
大谷翔平、スイーパーの割合急増のワケ 投球時の致命的クセを修正? 敵打線翻弄の裏で不安要素も
今後のピッチングスタイルが見えてきた。エンゼルス・大谷翔平が日本時間5月28日のマーリンズ戦に「3番投手兼DH」で出場した。 試合には敗れた。9回裏の好機で「打者・大谷」が打てなかったのもあるが、敗因はお粗末な守備。延長10回表、外野手の落球や、捕手がベースを踏んでいなかったために併殺プレーが成立しないなどの凡ミスで大量4点を献上。「投手・大谷」の奪三振ショーを見ることができたのが、せめてもの救いだった。 「試合後、大谷が会見に応じてくれました。試合に敗れたので、淡々とした口調でしたが」(現地メディア) しかし、興味深い内容も語っていた。 変化球、特に「スイーパー」に関する割合についてだ。 >>大谷翔平、二刀流の疲労深刻? パートナー役が示唆、得意球・スイーパーに生じている異変は<< 「ここしばらく、大谷はスイーパーを投げる割合を減らしていました。でも、マーリンズ戦ではまたその割合を増やしていて…」(前出・同) 大谷は6イニングを投げ、被安打6失点2。勝敗はついていない。全部で109球を投げたが、MLB公式データシステムのベースボール・サバントによれば、「43球、39%がスイーパーだった」という。前回登板までの直近2試合では27%だった。 現地入りした米国人ライターがこう続ける。 「曲がり幅の大きいスイーパーを増やしたことが、10奪三振の好投に繋がったと解釈されています。そのスイーパーで12個の空振りを奪いました。ウィニングショットで使った場面もありましたが、ストライク・カウントが欲しい場面で使っていた印象です」 同日、大谷は2本のタイムリーヒットを打たれている。その2本は「落ちる球のスプリット」をジャストミートされたものだった。 記者団に「今日はスプリットの調子が良くなかったのか?」と聞かれると、 「変化自体はそんなに悪くはない。後はスポットの問題かなと思う」 と返したが、この回答は“意味シン”だ。 「大谷が直近2試合でスイーパーの割合を減らした理由は、主に2つ。一つは味方捕手の相次ぐ故障で、緊急出場した経験薄な別捕手がスイーパーの捕球に苦しんでいたため。もう一つは、対戦チームがスイーパー攻略の研究をしており、狙い打ちされ始めたからでした」(前出・米国人ライター) スイーパーは「横に曲がる変化球」で、スプリットは「落ちる」の軌道だ。 その2つはどちらもウィニングショットになり得る変化球だ。しかし、 「スイーパーを投げる時、大谷の腕の振りは『やや横に』、スプリットの時は『縦振りになる』と、ビミョ~な違いがあるみたいなんです。直球やほかの変化球を投げる時はスプリットとほぼ同じなので、対戦チームは『やや横振り』になるスイーパーを狙っていたようです」(前出・同) 同日、大谷は「横振り」にならないように意識していた。それが功を奏したわけだが、その代償なのか、スプリットの精度が落ちてしまったそうだ。 スプリットを蘇らせるのは今後の課題として、スイーパーを再び決め球にしていくようだ。「スポットの問題」と語っていたが、スプリットは2ストライク後ではなく、早いカウントで使ってくるのではないだろうか。スイーパーの割合が増えていきそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月24日 18時40分
オリックス・山下の覚醒、きっかけはダルと大谷?「すぐに球速上がった」故障離脱中に気づいた“共通点”が転機に
23日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)に、オリックスのプロ3年目・20歳の山下舜平大がVTR出演。番組内での発言が話題となっている。 番組では23日試合前時点で「5登板・3勝0敗・防御率1.21」といった数字を残している山下を、番組スポーツ担当のヒロド歩美アナウンサーが取材。山下はストレートに対するこだわりなどを語ったが、その中でダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)が球速アップのきっかけになったという話を明かした。 2020年ドラフト1位でオリックス入りした山下は身長190センチ・体重98キロを誇る大型右腕で、昨季までの自己最高球速は156キロだった。これでも球界では十分速い部類に入るが、今季は自己最速を158キロと2キロ更新。また、先発投手におけるストレート平均球速もここまで全体2位(154.3キロ)の数字を記録している。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< ストレートのクオリティが目に見えて上がっている山下だが、その理由について本人は「2年目(2022年)に腰の痛みで4か月間投げられなかった。(この間に)今までのことを変えようと思って」、「(具体的には)フォームを変えた」と投球フォームの改良を挙げた。 山下は続けて「元々大きくテイクバックをとるタイプの投手だったんですけど、ダルビッシュさんだったり大谷さんは小さく投げてる。2人とも身長も大きいですし、(自分と)腕が似てるというか」と話した。具体的な時期には触れなかったが、自身と似たような体格のダルビッシュ(196センチ・100キロ/最速159キロ)、大谷(193センチ・95キロ/最速165キロ)がどちらもコンパクトに腕を振っていることに気づいたという。 2人を参考に腕を曲げるなどテイクバックを小さくしたところ、「すぐに投げやすさが出た」、「復帰戦(昨季9月22日・二軍阪神戦/最速154キロ)ですぐに球速が上がった」と効果てきめんだったという山下。「真っすぐは、もっともっとよくしていきたいと思ってるので、(ファンには)そこを見てほしい」とさらなる進化を誓った。 山下の発言を受け、ネット上には「ダルと大谷がブレークに関係してたとは」、「まさしく怪我の功名って感じの話だな」、「真似してみようっていってすぐ自分のものにできるのも凄いわ」といった驚きの声が寄せられた。 フォーム改良後の山下は二軍復帰戦、復帰2戦目をそれぞれ無失点で終えると、登板機会はなかったもののクライマックスシリーズ、日本シリーズ(第4、5戦)でそれぞれベンチ入り。迎えた今季はオープン戦で「4登板・2勝0敗・防御率2.35」と結果を残したこともあり中嶋聡監督から開幕投手に抜擢され、その後もローテーションの一員として運用されている。 山下は番組放送と同日の楽天戦に先発し、「7回無失点・被安打2・四球2」の好投で今季4勝目をマーク。規定未到達ながら防御率は「0.98」とついに1点台を切ったが、ブレークがどこまで続くのか要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月23日 11時10分
大谷翔平、二刀流の疲労深刻? パートナー役が示唆、得意球・スイーパーに生じている異変は
キャッチャーで泣かされるのは、もう御免だ。エンゼルス・大谷翔平が日本時間5月22日のツインズ戦に「3番DH兼投手」で出場し、チームも勝利した。「打者・大谷」は3打数1安打、1申告敬遠、「投手・大谷」は6イニングを投げ、被安打2失点1、奪三振9と“立ち直った”が、勝ち星は付いていない。 立ち直ったというのは、「投手・大谷」はここ4試合で8本のホームランを浴びている。同日のツインズ戦では圧巻のピッチングを見せてくれたからだ。 「捕手をチャド・ウォーラクに代えました。マット・タイスよりは捕球能力や試合の流れを読む力は『上』です」(米国人ライター) ここまでの「投手・大谷」を見る限り、捕手に苦労させられてきた。 >>大谷翔平、劣勢での走塁ミスが現地で賛否? 右手中指負傷の回復状況も不明<< 印象深いのは、5月10日(日本時間)のアストロズ戦。捕手陣の故障が相次ぎ、マイナーリーグから緊急昇格したクリス・オーキーとバッテリーを組んだが、大谷の変化球などのデータがなく、後逸も…。大谷も味方捕手に恥をかかせるのは忍びないと思ったのか、曲がり幅の大きいスイーパーを制限するなどして凌いでいた。 「その後、チームはタイスを捕手に戻し、何とかやってきたんです。タイスは捕手としての守備力がイマイチで、プロ入りして間もなく、内野手にコンバートされました」(現地メディア) エンゼルスは5人の捕手が離脱や弱点を露呈するなど、ヒドイ状況が続いていた。ウォーラクは昨季のほとんどをマイナーで過ごしたが、オーキーやタイスよりはマシである。 「投手・大谷」がツインズ戦でホームランを浴びなかったのは、“メジャー平均レベル”の捕手、ウォーラクが戻ってきてくれたからだろう。 しかし、同日のポイントはそれだけではなかった。 「大谷のスイーパーが研究されているのは間違いありません。その軌道、どのカウントで投げてくるのか、その傾向についてもまとめられています」(前出・米国人ライター) 大谷はスイーパーに絶対的な自信を持っていた。序盤戦は全投球の半分がスイーパーだった試合もある。 だが、ウォーラクと事前に話し合ったのだろう。そのスイーパーを極力減らし、カットボール、スプリットを多投した。 また、配球だが、大谷がサインを出しているのは有名な話。「投げたい球種を投げたい時に投げられた」のも復調の一因だが、現地ではこんな指摘も聞かれたそうだ。 「試合後、ウォーラクが地元メディアの取材に応じてくれました。大谷との事前の打ち合わせについて聞かれ、『スイーパーの軌道を修正してもらった』と答えています。ここ4試合で8本のホームランを浴びましたが、うち5本がスイーパーを打たれたものなんです。ここ数試合、疲労などで思うような曲がり幅が出ていなかったのかもしれません」(前出・同) 「投手・大谷」の調子が落ちていたのは、スイーパーの精度にも原因があったのだろうか。 ウォーラクは“大谷のパートナー役”を務め上げたことで満足げな表情を浮かべていたそうだが、スイーパーの軌道修正なるコメントは、ちょっと気掛かりだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月15日 11時30分
大谷翔平、劣勢での走塁ミスが現地で賛否? 右手中指負傷の回復状況も不明
日本時間5月15日、ガーディアンズ戦に「2番・DH」で出場したエンゼルスの大谷翔平は、4打数1安打1打点1盗塁と活躍した。打率も2割8分7厘と高い数値をキープしている。しかし、試合後の監督インタビューでは「別の意味」で、大谷に関する質問が集中した。 「9回の走塁は行き過ぎではないか?」 フィル・ネビン監督も「大谷の走塁判断」に関する質問が出ることを予想していたのだろう。 「スコアリング・ポジションにいて、自分が(同点の)得点となろうとしている最中で、確かにあれはアグレッシブな動きだった」 そう答えた。すると、米メディアの質問を待たずにこう続けた。 「だが、(ガーディアンズ三塁手のホセ・)ラミレスが彼の左側のフィールドに動いている時、(三塁まで)行けると思ったのだろう。我々はまだ走者がいたので、いい当たりが出たら得点できると思ったが、あと一本が足りなかった」 敗因を伝え、同時に大谷とベンチの考えが一致していなかったことを答えてくれた。 >>大谷翔平に深刻な問題? 偉業達成も笑顔ナシ、“即席バッテリー”が配球に悪影響か<< 2点差となった9回最後の攻撃場面、一死二、三塁。打者テーラー・ウォードは三塁ゴロ、しかし、三塁走者が好ダッシュで本塁突入に成功したが、二塁走者だった大谷は欲張って(?)、三塁に進もうとし、タッチアウトとなってしまったのだ。次の打者ブランドン・ドゥルーリーがショートゴロに倒れてゲームセット…。 大谷の三塁を奪おうとした走塁判断に、賛否両論だ。 「大谷の三塁に向かおうとした判断は間違っていません。相手三塁手が冷静だった」 そうかばう声が圧倒的に多かったが、 「次のドゥルーリーは5番バッターですよ。味方打者を信頼し、リスクを冒すべきではなかった」 と、大谷の勝利に対する貪欲さが空回りしたと批判する声も出た。 現地入りしていた米国人ライターがこう言う。 「前日の同カードで逆転負けを喫したのも影響していると思います。『6対2』の大量リードで迎えた8回裏、一挙6点を失ってエンゼルスは敗れました。この逆転負けを喫した14日(日本時間)、大谷はスパイクのひもをピンク色に変えるなどしていたんですが」 「母の日」にちなんでの“オシャレ”である。大谷は14、15日ともに「試合後の会見」を辞退しているが、感謝の気持ちを表していたはずだ。 「16日(日本時間)は予定通り、大谷が先発すると聞いています。『予定』と言ったのは、大谷が右手中指の爪を痛めているとの情報が流れているからです。右手中指の爪を痛めているのは間違いのない情報ですが、詳しい状況は分かりません」(前出・同) 14日の試合前、ブルペン投球を行ったとの目撃談もある。 「投手・大谷」の懸念材料は、やはりキャッチャーだ。 前回登板ではマイナーから昇格したばかりのクリス・オーキーと“急造バッテリー”を組まされた。直近数試合のオーダー表を見てみると、エンゼルスはこのオーキーと、一塁手にコンバートさせたマット・タイスの2人を併用している。 オーキーは大谷のスプリットやスイーパーの捕球に苦戦していた。タイスは「配球難」でコンバートが決まった選手だ。大谷の「勝ちたい気持ち」が空回りしたとすれば、その原因はチーム内にある。(スポーツライター・飯山満)
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2023年05月11日 11時10分
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2023年04月28日 17時00分
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スポーツ
藤浪晋太郎に「大谷は準備あるから戦えてる」球界OBが大不振脱出方法を指南? 根強い“イップス”説も、復調果たせるか
2023年04月25日 20時50分
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スポーツ
大谷翔平、正捕手離脱は投球に致命傷? 今オフの去就問題にも影響か
2023年04月25日 11時00分
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スポーツ
大谷翔平、“侍対決”の裏で弱点露呈? 敵監督が繰り出した戦略で制球大荒れか
2023年04月18日 11時00分
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スポーツ
大谷翔平、「投手だけで二刀流」を実現? ピッチ・クロック対策には深刻なデメリットも
2023年04月12日 11時00分
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スポーツ
『ひるおび』、吉田正尚選手の本塁打報道も「失礼すぎる」何でも大谷選手と比較し物議
2023年04月05日 17時00分
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スポーツ
大谷翔平に同僚・トラウトが「できること何でもする」 800億円スタートの残留交渉に一肌脱ぐか
2023年03月28日 11時45分
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スポーツ
大谷翔平、WBCの裏で残留交渉が進行中? 球団側は“起用法縛り”も一部緩和か
2023年03月22日 10時40分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分