スポーツ
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スポーツ 2019年05月10日 18時00分
楽天・三木谷社長の“裸の王様”ぶりと『ヴィッセル神戸』の命運
「仕事を人生最大の遊びにできれば、人は誰でも有能なビジネスマンになれる」楽天グループの三木谷浩史社長(54)の有名な言葉だ。だが、その遊びでも負けは許されない。 Jリーグ・ヴィッセル神戸が、フアン・マヌエル・リージョ監督(53)の退任を発表した。「同監督による契約解除の意向を受け」としているが、今季3勝3敗1分けという成績不振による解任だろう。興味深いのは、後任が前監督の吉田孝行氏(42)ということだ。 「吉田氏は2017年途中、ヘッドコーチから監督に昇格。翌2018年、クラブが目標に掲げていたACL出場を果たせず、同年9月のコーチ・スタッフ会議で決まった配置替えによって退きました。遠回しな言い方がされましたが、当時も事実上の解任でした」(スポーツ紙記者) リージョ、吉田両監督とも成績がひどすぎたわけではない。サッカーの世界では、シーズン中に監督が交代するのも珍しい話ではないが、神戸には別の事情もあるようだ。 吉田体制で迎えた2018年途中にやってきたのが、元スペイン代表の至宝、MF・イニエスタで、今季は同じ元スペイン代表FW・ビジャも加入した。これに元ドイツ代表FW・ポドルスキを加え、それぞれの頭文字をとって「VIPトリオ」が完成。ワールドクラスのスター選手が3人となり、彼らだけで総額41億円という破格の年俸が支払われている。このVIPトリオでJリーグ制覇を狙ったが、結果がついてこなかった。 そんな状況に、三木谷氏は我慢がならなかったのか。「欧州の超一流選手を、実績のない日本人監督が扱うのは難しい。シーズン後半に、欧州から超一流の監督を呼び寄せる布石でしょう。このままでは宝の持ち腐れですからね。吉田氏はあくまでもワンポイントリリーフですよ」(専門誌記者) 欧州リーグは7、8月にシーズンが終了する。その欧州の就活時期にスカウティングをするのではないかとの見方も強まっている。 総資産額6600億円と言われる三木谷氏は、サッカー関連の金に糸目はつけない。潤沢な資金で大型補強を繰り返すやり方は読売グループと同じだ。 三木谷氏”が日本サッカー界のナベツネになる?
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スポーツ 2019年05月10日 17時30分
「新外国人投手を緊急獲得する」か? マシソンが“救世主”になるか、リリーフ陣に不安の巨人が打つ手
数字に表れないチーム貢献度がある。あの救援投手が戻ってきたら、状況も変わるのではないだろうか。 4月半ば、原辰徳監督(60)が早くも“コーチの配置換え”を行ったのは、既報通り。ブルペン担当だった水野雄仁コーチ(53)をベンチに待機させ、宮本知和コーチ(55)と合わせて「投手コーチを両脇に置く」異例の布陣に変更させたのだ。 投手担当のコーチを複数置くチームは多い。「一人は参謀役としてベンチに、もう一方はブルペン」と割り振るのが一般的だが、原監督はそれをやめた。両投手コーチをベンチに置き、代わってバッテリー担当の相川亮二コーチにブルペンを仕切らせることにした。 「救援投手陣に不安があるからです。僅差のゲームを守り切れず、落としてしまう試合もあるので」(スポーツ紙記者) リリーバーに一抹の不安があることは開幕前から指摘されていた。本来の目的は、担当コーチの配置換えでチームに喝、そして緊張感を与えることだろう。 目下、巨人ブルペンを支えているのは、野上、田原、戸根、中川、高木といったところ。野上はともかく、他投手は経験値が少ない。そこで、期待されるのがスコット・マシソン(35)だ。来日8年目、393試合に登板したベテランのセットアッパーである。奪三振の山を築く圧倒的なピッチングスタイルではないが、マシソンが復活すれば、ブルペン陣の刺激になるのは間違いない。 「リハビリと病気で出遅れましたが、今月半ばには実戦登板できる見通しも立ちました。本人が投げられると言えば、たとえ二軍戦で結果が出なくても一軍昇格となるはず」(球界関係者) マシソンは年間70試合にも登板したことのあるタフネス右腕だ。相手打線をパーフェクトに封じ込むピッチングはできないが、彼が必要とされる理由はいくつかある。 「連投の調整ができることです。リリーフ投手は試合の勝敗に関係なく、試合状況を見ながら登板の準備をしなければなりません」(前出・同) マシソンは来日した当初から日本のやり方になじもうと努力してきた。日本独自の長時間の全体練習も受け入れ、クイックモーションやけん制の練習にも多く時間を割いてきた。こうした努力は巨人選手も認めている。 「リリーバーは登板ギリギリまで投げ込み練習をしますが、彼は10球程度のキャッチボールでマウンドに行けるんです。手抜きでもなければ、生まれつき体が丈夫なわけではない。ストレッチや柔軟体操などボールを使わなくても登板の準備ができるんです」(前出・同) 登板準備は、人それぞれ。しかしいかに投球練習を少なくしてベストパフォーマンスに持って行けるかも、連投が避けられないリリーバーにとっては大事なことだ。経験値の少ない田原、戸根、中川、高木らは、マシソンの調整を身近で見ることで見習うべき点も多く見つかるはずだ。 リリーフ陣に不安材料の多い現状を変えるにはどうすればいいのか。「巨人が新しい外国人投手を緊急獲得するらしい」という情報も交錯しているが、現有戦力を底上げする手段はいくらでもある。 来日8年目のマシソンはもっと評価されてもいいのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年05月10日 17時30分
巨人監督NO 松井秀喜に次期コミッショナー浮上
元読売テレビ放送報道局解説委員長の春川正明氏(58)を、平成が令和に変わった5月1日付で編成本部次長兼国際部長に招へいした巨人。春川氏は読売テレビの看板番組『情報ライブ ミヤネ屋』に出演していたことでご存じの方も多いだろう。語学堪能で人気者の春川氏を、外国人選手獲得の責任者である重要ポストに担ぎ上げたのには「ある理由」があった。 「“万年候補”とされる松井秀喜氏に、巨人の監督に就任してもらうための布石です。春川氏のもとに巨人から国際部長就任の打診があったのは昨年11月。原辰徳監督の就任が発表されたのは同10月23日。巨人は松井氏を次期監督の第一候補として交渉してきましたが、結果、実りませんでした。そこで、松井氏の意向に沿って、春川氏獲得に動いたのです」(ベテラン巨人担当記者) 今回、松井氏が巨人監督を蹴った理由は2つある。 1つは、いわば身代わりで巨人監督に就いた後輩の高橋由伸氏が事実上解任され、その後釜に座ることを潔しとしなかったこと。もう1つは、米大リーグ・ヤンキースのGM特別アドバイザーとして取り組んでいる若手選手育成や海外選手のスカウト活動に、やり残したことがあると判断したからだ。 「その気持ちをくみ取って巨人は春川氏を採用し、松井氏の住むニューヨークに送り込むのです。春川氏は関西大学硬式野球部出身で野球にも詳しく、読売テレビ入社後は、主に報道畑を歩み、ロサンゼルス支局長も4年間務めました。国際派で語学も堪能。米国の政界、経済界、スポーツ界に人脈を持ち、巨人がパートナー契約を締結するヤンキースにも顔が利きます。松井氏の仕事を結実させるのに、これ以上の人物はいません」(同) 松井氏が頑ななまでにニューヨークにとどまっているのは、巨人からメジャーリーグに転身した第一人者として、大きな使命感を抱いているからだ。米大リーグ(MLB)と日本プロ野球(NPB)の関係をさらに強固なものにし、長年の夢だった日米の公式戦による「交流戦の実施」、日本のプロ野球王者とMLBチャンピオンズによる「リアルワールドシリーズ創設」、それを橋渡しできるのは、日米の名門チームで4番を張った自分以外にいないという自負がある。 「これらは孫正義ソフトバンクオーナーなどパ・リーグ側が主導してきた計画だが、情勢が変わった。巨人に日本一を狙える戦力が整ったことで、読売グループが本腰を入れたんだ。そのキーマンが松井氏。あと一歩のところまで漕ぎ着けたと判断したからこそ、監督を断った松井氏のもとに強力な助っ人の派遣を決定した。この壮大な計画が実現すれば、松井氏は、巨人監督は言うに及ばず、NPBのコミッショナー就任という道も開けてくる」(巨人OBの野球解説者) 原監督は3年契約。よって、松井氏が巨人監督に就くのは早くて2022年シーズンから。一方、ソフトバンクをはじめ、阪神、横浜DeNAも水面下で松井監督招請に動いており他球団のユニホームを着ての日本球界復帰も皆無ではない。 つまり、巨人は松井氏を囲い込む必要があり、あと2年は日米野球の連携を緊密にする仕事に専念してもらって、その後に巨人監督に就任させるシナリオだ。 この計画をより確実なものにするために用意したのが「将来のプロ野球コミッショナー」なのである。 それともう1つ。今、MLBは「新ルール」導入へ向けた動きが本格化している。背景にあるのが、本塁打数が大幅に増え、その一方で三振数が安打数を上回るという現象だ。「飛ぶボール」や「筋肉増強剤」という物理的な要因ではなく、打者の「ホームラン狙い」という、これまでなかった心理的変化がある。 近年、MLBはセイバーメトリクスなど、野球のデータに裏打ちされた数値化が進んだ。アナリストが解析した各打者の打球データをもとに、打者ごとに極端な守備シフトまで敷く戦略を目にすることも珍しくない。そのお陰で、通常なら安打だったはずの打球がアウトになっている。 そこで各打者たちは、ボールをすくい上げる「フライボール主義」に転向。守備位置に左右されない本塁打狙いが主流になったのだ。 これにより三振も増え、大雑把な試合内容がMLBでは目に付くようになった。そこでMLB側はバッテリー間の距離を現在の18・44メートルから60・96センチ伸ばし、守備シフトの禁止とともに、ホームラン封じを検討しているのである。実際、MLBと3年間の業務提携を結んだ米独立リーグで実証実験も進められている。 「日本でも巨人の伝統打法だったダウンスイングは影を潜め、フライボールが全盛です。日本の野球はメジャーに“右に倣え”で、MLBがマウンドと本塁の距離を延長すれば、いずれ日本もそうなるでしょう。とりわけ、マウンド間の距離の変更は、変化球が生命線である日本人投手に与える影響は大きく、これにより盗塁数も増え、野球そのものが変わる可能性があります。こういった変更事項は7点も俎上に上がっており、そういった情報をいち早くキャッチするのも春川氏の役目なのです」(前出・記者) 3年後の松井巨人監督、その先の松井コミッショナー就任。これらを見据えて、読売グループによる仕掛け人として送り込まれた春川氏。顔も松井氏好みのミスター顔。期待は大きい。
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スポーツ 2019年05月10日 11時30分
「なぜ起用するのか」広島・田中の不振にファンから不満噴出 原因は“あの記録”にあり?
広島の遊撃手・田中広輔への批判が噴出し始めた。 田中は5月9日現在、セ・リーグの規定打席到達者35人中最下位となる打率.160を記録。本塁打も0本と長打も放てず、塁に出ていないこともあり盗塁もわずか2つと足でも貢献できていない。 守備でも現在5失策を記録しており、1日の阪神戦では2失策を犯して敗れた要因の一つとなった。緒方監督は「イレギュラーしたんじゃないか」とかばうコメントをしたものの、痛いミスであることに変わりはない。 走攻守で貢献できていない田中に関して、ネットでは「なぜ起用するのか」「もう我慢する段階はとっくに過ぎている!」「代わりに(29歳の田中より5歳若い)曽根を使ってほしい」「これだけ打てなかったらスタメンから外せ!(田中の)身長より打率低いぞ」などと、広島ファンから不満の声が挙がっている。 しかし、緒方監督はなぜ田中を起用するのだろうか。野球ライターの1人はこう語る。 「連続フルイニング出場の記録ですよ。田中は2016年から2018年の3年間全ての試合にフルイニング出場し、今季も記録を継続中です」 この記録が続いているため、うかつに外せないというわけだ。しかし、それだと田中はいつまで起用され続けることになるのか。 「かつて鳥谷敬が、遊撃手として667試合のフルイニング出場記録を出しました。現在(5月9日)603試合の記録を持つ田中はこの数字を意識しているようです。緒方監督も残り65試合は出場させて、記録を更新したいのでしょうね」(同ライター) あと65試合となると、今季の夏場以降まで起用しなければならない。不調の田中をそれまで使い続けるというのは、チームの順位を捨てることにもつながる。 かつても元阪神の金本知憲氏が、肩の故障の影響で全くボールが投げられないにもかかわらず、起用され続けたことがあった。これも連続フルイニング出場の記録が懸かっていたために起きた事態だったが、案の定金本の守備は悪く、ファンから大きな批判を浴びた。 この時は金本自ら「(スタメンから)外してください」と申し出て記録は途絶えたが、果たして田中の場合はどうなるだろうか。今後の成績とともに注目が集まる。
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スポーツ 2019年05月10日 11時00分
謎の“野球系ユーチューバー”はメジャー経験もあるあの人?「どこかで見たようなスローイング…」と話題
野球を題材とした動画を投稿するユーチューバー、いわゆる“野球系ユーチューバー”の存在も珍しくなくなった昨今のユーチューブ界。そんな中登場したとあるチャンネルが、プロ野球ファンの間でひそかな話題を呼んでいる。 今回注目を集めているのは、「Baseball Love Mask Man」という名前のチャンネル。1本目の動画を投稿した先月15日から現在(5月9日時点)までに、合計3本の動画を投稿している。 動画の内容は「野球大好きマスクマン」と名乗る覆面の人物が、送球をベース上に置かれたペットボトルに当てるというもの。動画の前半には毎回自らについての説明文が挿入されているため、実際のプレー場面は10秒ほどとなっている。 一見すると、特筆すべき点はないようにも思われるこのチャンネル。しかし、一連の動画を視聴したファンからは、動画内の人物が「川崎宗則氏ではないか?」という声が挙がっており、コメント欄にも「どこかで見たようなスローイング」、「撮影場所が出身地の球場なのも怪しい」、「仮にそうだとするならめっちゃ嬉しい」といったコメントが寄せられている。 川崎氏といえば、ダイエー・ソフトバンクで活躍し、2012年〜2016年にかけてはメジャーリーグでもプレーした経験を持つ内野手。昨年3月に体調不良を理由にソフトバンクを退団したが、同12月に球団事務所を訪れた際は元気な様子だったと報じられている。また、今年3月放送の『NHKスペシャル イチロー最後の闘い』では、ほっともっとフィールド神戸で自主トレに励むイチロー氏の元にサプライズのような形で登場。放送後のネット上には、「表舞台に出られるまで回復してよかった」といった安どの声が多数寄せられてもいた。覆面の人物が本当に川崎氏なのか、それとも全くの無関係であるのかは現時点では不明。ただ、興味を持ったプロ野球ファンは日々増えつつあるようで、該当チャンネルはここまで登録者数「7915人」、総視聴回数「11万9230回」、総高評価数「2840件」を記録している。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年05月10日 07時00分
春川正明氏の“巨人軍入り”に虎ファン「小早川秀秋かよ!」と怨嗟の声
去る5月1日、プロ野球読売ジャイアンツの新編成本部次長兼国際部長に春川正明氏(前読売テレビ放送報道局解説委員長)が就任した。春川氏と言えば、読テレの解説委員長として、日本テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』のレギュラーコメンテーターも務めるテレビでおなじみの顔だ。 「昨年11月末ごろに読売巨人軍の球団幹部から国際部長職の打診を受け、2月の宮崎キャンプを訪問後、事態は急速に進展しました。読売テレビは日本テレビ系列の準キー局ですから、その意味では妥当な転身ですが、そもそも“正明”という名は、熱狂的な阪神ファンだった彼の父親が、往年のタイガースの大エース小山正明氏から名付けたといわれます。阪神VS巨人戦は東西決戦、天下分け目の“関ケ原”の戦いに例えられます。ですから大阪では、関ケ原で豊臣秀吉派(西軍)の負けを決定付けた『小早川秀秋かよ!』と春川氏の“裏切り”が恨まれていますよ」(在阪スポーツ記者) 春川氏は、親子二代にわたっての虎ファンであり、物心ついたときからの阪神ファンを公言し、本人も「正明」という名は、小山氏から取ったと生粋の虎ファンを自他ともに認めていた。それだけに、少しは後ろめたさがあるかと思えばそうでもないようだ。 「本人は原監督を前に『ジャイアンツの一員になれて誇りに思っています。選手ファースト、現場ファーストで精いっぱいやります』と決意表明していますから、ヤル気満々。来春にはニューヨークの事務所を拠点とし、MLB機構とのより密接な関係構築も託されますが、ニューヨークには、巨人監督就任が待望される松井秀喜氏が住んでいます。巨人軍は、原監督後の2022年には松井・巨人を誕生させたいハラですから、松井やイチローとの関係を構築させるのがスカウトした理由の1つに挙げられるでしょう。彼はプロ野球出身者ではありませんから“キナ臭さ”がありませんからね」(日本テレビ関係者) MLBには野球経験のない敏腕ゼネラルマネジャーが多数いる。近い将来、春川氏が日本初の本格的なGMになるかもしれないが、虎党からは「本当のスカウト理由は、顔が長嶋茂雄に似ているからじゃないの」との冷ややかな目も向けられている。
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スポーツ 2019年05月10日 06時30分
初代タイガーがデビュー記念日に会見!6.20後楽園でストロングスタイルプロレス開催!
初代タイガーマスクが都内で『ストロングスタイルプロレスVol.2』(6月20日、後楽園ホール)に関する会見を行った。会見が行われた日は1981年、蔵前国技館でダイナマイト・キッドを相手に“デビュー”した、タイガーマスクにとっての記念日。初代タイガーが当時に触れる場面もあった。 4月23日の会見には先日WWE殿堂入りを果たした新間寿氏、初代タイガー、リアルジャパンプロレスの平井丈雅代表が出席した。 平井代表は「メインイベントを発表させていただきます。スーパー・タイガーと船木誠勝選手がタッグを組みまして、相手は藤田和之選手、ケンドー・カシン選手。このタッグマッチをメインイベントとさせていただきます。第2弾を行うにあたりまして、ストロングスタイルができるプロレスラーは誰か、と相談しました。 うちのスーパー・タイガー、船木さんに決定し、その相手として誰がストロングスタイルの相手にふさわしいかと検討し、藤田和之選手、ケンドーカシン選手、この2人と対戦することになりました。藤田和之選手はリアルジャパン初参戦となります」と6.20後楽園大会のメインカードを発表した。 これを受けて初代タイガーは「次回大会はストロングスタイルが復活ということで、この試合が組まれることになりました。いい試合に必ずなると思いますので、みなさん期待してご来場ください」と呼びかけた。藤田の印象については「タックルですね。タックルを生かしてプロレスをやっているということは大変。地味なんですけど速さにびっくりすると思います。タックルとスーパーの蹴りが当たったら、大変なことになっちゃうと思う。そこを見ていただきたい」とコメント。また「猪木イズムは分かってると思うんで、やる必要はなかった」と佐山が藤田を指導したことはなかったと明らかにしている。 さらに初代タイガーは、デビュー記念日ということもあり、タイガーマスクとしてデビューを果たした当時のエピソードもいくつか披露。初代タイガーはサミー・リーのリングネームで遠征中のイギリスから緊急帰国して、タイガーマスクとしてデビューした。「(タイガーマスクを)意識したのは3、4試合経ったころからですかね。あまりにもお客さんのフィーバーがすごいんで、『これはイギリスに帰れないんじゃないかな?』と思いました」とポツリ。 「僕は新日本プロレスに入った時も新間さんにお世話になっているんですね。新間さんに連絡して、新間さんが入れてくれたようなものなんですけど。で、今度はタイガーマスクも新間さんなんですよね。運命を感じます」とタイガーマスクへの道に導いた新間氏への感謝の気持ちを口にした。 さらに初代タイガーは「当時、僕はタイガーマスクのイメージが全く分からず、サミー・リーをやるしかなかった。新間さんの新間ワールドの中にはイメージが何かあったんでしょうね。あれを新日本でやるというのは考えられないことだと思いました」と続け、『タイガーマスク』の原作者、故・梶原一騎氏についても「梶原一騎先生は優しかったイメージしかないです。すごい優しかったです。僕にだけお小遣いをくれますしね。『タイガーよく来たな』って目を細めて言ってくれるんで、優しかったですね。いい思い出です。ファンの夢はつぶせないですね。プロレスファンは温かいです。熱いですしね。プロレスって夢がありましたよね」と当時を振り返っていた。 初代タイガーが抱くストロングスタイルの信念は、昭和から平成、平成から令和に時代が変わっても全く変わらないのだ。文 / どら増田写真 / ©︎リアルジャパンプロレス
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スポーツ 2019年05月09日 22時30分
那須川天心がRIZIN6.2神戸ワールド記念ホール大会でタイトルに挑戦!白鳥大珠も参戦!
総合格闘技イベントRIZINは6月2日に兵庫・神戸ワールド記念ホールで開催する『RIZIN.16』の追加カードを発表した。 RIZINの榊原信行実行委員長は「神戸にもRIZINらしさをそのまま持っていきたい」と、“神童”那須川天心(TARGET/Cygames)らレギュラー選手を参戦させる意向を示していた。 その通り、今回は天心のカードがラインナップされた。天心が関西で試合を行うのは今回が初めて。7月21日にはホームリングであるRISEのエディオンアリーナ大阪大会も控える。関西のファンは2カ月連続で天心の試合を見られることになる。 毎回、RIZINでは予測不可能な対戦相手、試合形式で戦ってきた天心だが、今大会では、ISKA世界フェザー級王者アメッド・フェラージ(フランス)に挑戦するタイトルマッチが組まれた。RIZINのリングでRIZIN管轄外のタイトルマッチが開催されるのは異例だ。 フェラージはフランスの伝統格闘技サバットの国内タイトルをはじめ、K-1フランスチャンピオンなど数々のタイトルを獲得したサウスポーのファイター。昨年5月にはISKA世界フェザー級タイトルを獲得した。プロ成績は14戦12勝(5KO)。「自分の持つベルトの防衛戦を日本で那須川天心とやれることができて光栄だ。RIZINのような素晴らしい舞台での試合が待ちきれないぜ」と、天心に初黒星を付けたいと鼻息が荒いという。 天心は現在、RISE世界フェザー級王座とISKAオリエンタル世界バンタム級王座を保持する。「今回は戦い方にこだわって試合をしようと思いますので、そのへんの違いを見てもらえれば。周りの試合よりも圧倒的に盛り上げて、圧倒的に勝ちます」とコメントした。7月のRISE大阪大会では-58kg世界トーナメントの準決勝を控えているだけに、無傷のまま三冠王になりたいところだ。関西のファンにとってはたまらない2大会になるだろう。 また今大会では天心とともにジムで汗を流し、昨年大晦日のフロイド・メイウェザー戦でセコンドについた白鳥大珠(TEAM TEPPEN)が、『RIZIN 平成最後のやれんのか!』(昨年大晦日、さいたまスーパーアリーナ)以来のRIZIN参戦が決定。「RIZINにまた上がりたい」と話していた白鳥にとっては吉報となった。 RISEライト級王者の白鳥も、RISE-61kg世界トーナメント準決勝を7月に控えるだけに負けられない。対戦相手は、KNOCK OUT、RISEを中心に活動し“ピエロブラザーズ”の異名を持つ山口兄弟の兄、山口裕人。裕人は「俺、長身でサウスポー元ボクサーで男前が相手って一番イヤなんですよ(笑)しっかり全部そろってるやん(笑) ばっちり仕上げておもろい試合、みなさんに見せまっせ!」と地元関西でのRIZIN初参戦を喜びつつ“キック界の王子様”白鳥を挑発した。これに白鳥は「相手も面白い選手なんでKO決着に期待してください」とKO決着を予告した。こちらの試合にも注目したい。取材・文 / どら増田写真 / 山内猛..
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スポーツ 2019年05月09日 22時10分
三本締めで処分を受けた白鵬 負傷の右腕を理由に「休場」で長期離脱?
5月12日から始まる大相撲夏場所(両国・国技館)の注目は、新大関・貴景勝(22)のデビューとともに横綱・白鵬(34)の動向だった。しかし、白鵬は3月の春場所で痛めた右腕のケガを理由に休場することになった。 先場所千秋楽、白鵬は優勝インタビューの最中に観客を巻き込んで三本締めを行い、相撲協会からけん責の処分を受けた。 「万歳はいけないが、三本締めはいいと思った」 一昨年の九州場所でも万歳三唱を行って厳重注意の処分を受けていた横綱の子供じみた言い訳に、「大相撲界を軽んじている」と批判する声も上がったほどだ。 一時は、協会幹部との対立が決定的になるのではと危惧されたが、処分決定後の白鵬はすこぶる殊勝で、「また一から勉強したい」と神妙な面持ちだった。 それもそのはず、三本締めを行った日の取組で痛めた右腕の状態が悪く、しばらくは稽古もままならない状態だったというのだ。 「4月末まで続いた春巡業中も、治療とリハビリに専念し、ただの一番も土俵に上がって相撲を取らなかった。本人が明かした通り、『筋肉が切れている』ようで、深刻な状態だ」(協会関係者) 実際、白鵬は3日に行われた伊勢ケ浜一門の連合稽古には参加したものの、十両の旭大星らにぶつかり稽古で胸を出しただけだった。 「それも、胸に頭をつけて押させるだけの見世物。去年の初場所から、8場所中5場所も休場していることを見ても分かる通り、最近の白鵬は連続出場に耐えられなくなっている。今回のケガは土俵上でやった公傷だから、誰にも文句を言われずに休める。平成の最後と令和の最初に優勝するという夢は諦めて、しばらく休むだろう。で、万全の体調で東京五輪の晴れ舞台に臨む腹づもりだよ」(同) この関係者の話を裏書きするように、白鵬はこんなコメントも出している。 「巡業中に四股やすり足でしっかり足腰は鍛えたけど、上半身の状態は分からない」 結局、休場ということに。内心では、「しめしめ。これでゆっくり休めるぞ」と思っているのかもしれない。こんなふうにうまく立ち振る舞えば、稀勢の里(現荒磯親方)だって、まだ引退せずに済んだのに…。
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スポーツ 2019年05月09日 17時30分
今年は“飛ぶボール”になった? プロ野球・ホームラン量産の謎を関係者が語る
「今年はホームランが出すぎ。ボールを変更したのではないか!?」 プロ野球のペナントレースが始まってまだ2カ月も経っていないが、奇妙なうわさが広まっている。どのチームも例年以上に本塁打が多く出ているため、ボールの材質が変わったのではないか、と。たしかに、本塁打数は増えている。5月7日時点でセ・リーグは201本塁打を記録しており、巨人は32試合で44本塁打と12球団トップ、量産態勢に入っている。ボールに対する疑惑が深まったのも、巨人戦だった。5月2日、岡本和真の放った凡フライが東京ドームの天井に直撃するハプニングも見られた。 「過去、プロ野球公式戦で使用されているボールはバラバラでした。チームごとにメーカーの異なるボールを使っており、国際試合の機会も増えたので、ボールの反発係数をメジャーリーグの使用球、つまり、国際基準に合わせることになったんです。それが、2011年導入の『統一球』です」(スポーツ紙記者) 統一球は「飛ばないボール」とも称された。しかし、導入3年目の13年、ボールの反発係数の誤差をめぐるトラブルも起き、当時は「意図的にホームランを増やそうとしたのでは?」と、NPBと当時のコミッショナーに疑惑がかけられた。 「反発係数の誤差の幅をより小さくし、品質管理を徹底することで12球団は納得しましたが」(前出・同) ホームラン量産の傾向にある今季、12球団は13年と同じ組織的隠ぺいも疑っているのだ。 「NPBと統一球を製造しているメーカーは、完全否定しています。13年に叩かれているので組織的隠ぺいは考えにくい」(球界関係者) 関係各所によるコメントを信じたい。 ホームランは、野球の華。緊迫した投手戦も楽しいが、ホームランが出たほうが球場も盛り上がる。それでも12球団が「ボールが飛ぶこと」にナーバスになるのは、投手の継投策を含めたディフェンス面での作戦に大きな影響が出るからだが、こんな見方もある。 プロ野球の本拠地球場の中で、最も本塁打が出やすいと言われているのが、東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアムだ。外野フェンスまでの距離が他球場よりも短いからである。 ※ ※〇2019年5月7日時点 巨人 防御率3・37 被本塁打34 ヤクルト 3・94 42 DeNA 3・99 29〇2018年シーズン 巨人 防御率3・79 被本塁打144 ヤクルト 4・13 143 DeNA 4・18 149 ※ ※ ”ホームランの出やすい”球場を本拠地としている巨人、ヤクルト、DeNAの成績を前年と比較してみた。今のペースで行けば、巨人は150本強、ヤクルトは170本以上の本塁打を献上してしまう。しかし、3球団ともチーム防御率は良くなっている。データ上では「被本塁打増=大量失点(防御率の悪化)」とは言えないのだ。 組織的隠ぺいも騒がれた13年当時、現役だった元プロ野球投手がこう言う。 「12年と13年で、ボールが違うってことはすぐに分かりました。変化球の曲がり具合が違ったんです。統一球が導入されたときも変化球の曲がり方が異なり、制球力に苦しんだ投手も大勢いました」 ボールを投げる側のピッチャーからこうした苦情は、今のところ出ていない。本塁打量産の真相はナゾだ。ファンのモヤモヤした気持ちも吹っ飛ばすような劇的なホームランが出ればいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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2010年02月18日 15時00分