スポーツ
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スポーツ 2021年07月30日 11時35分
侍ジャパン・稲葉監督「自らのミス」初戦辛勝を一夜明け会見で猛省 その後の敵情視察も危機感の表れか
東京五輪・野球競技で金メダル獲得をめざす侍ジャパンの稲葉篤紀代表監督が、初戦から一夜明けた7月29日、オンライン会見に応じてくれた。 ある程度の質問内容は事前に伝えていた。31日のメキシコ戦についても答えてくれたが、ドミニカ共和国との初戦における“反省”の方が長くなってしまった。「サヨナラ勝ちを収めたとは言え、試合運びの不味さも目立ちました。過ぎたことなので、蒸し返すようなことはしませんが」(スポーツ紙記者) 試合主導権を握れなかったことを「自らのミス」と認めた稲葉監督はさすがだが、2戦目となるメキシコ戦でも苦戦は避けられそうにない。 >>侍ジャパン初戦劇的勝利も稲葉監督に問われる中継ぎ陣の起用法<< 「ドミニカ共和国との試合後、稲葉監督はコーチを集め、長く話をしていました。試合の反省、打開策を協議したようです。話し合いの詳細は分かりませんが」 関係者の証言だ。会議後、眉間に皺を寄せていたとのことなので、「反省点」はかなり多かったのだろう。 「対戦国の情報が少なすぎる」とも指摘されている。NPBはWBC、プレミア12大会などの国際試合前、現地に目利きのスコアラーを派遣するなどして情報を集めている。しかし、今回は新型コロナウイルスによる影響でそれができず、また、参加国のメンバーも流動的だったせいもあって、試合本番も“手探り状態”となってしまった。 「オンライン会見後、稲葉監督はイスラエル対韓国の試合を自ら視察しています。韓国は若いピッチャーが何人か入っており、その特徴がよく分からないんです」(前出・関係者) 決勝ラウンドでは韓国が強力なライバルになると予想しているのだろう。 稲葉監督は、メキシコ戦では左腕のマニー・バニュエロスが先発してくると予想していた。ドミニカ共和国の代表として好投した巨人・メルセデスを重ねている向きもあったが、こんな情報も聞かれた。 「かつては、ヤンキースのトップ・プロスペクト(有望な若手)に挙げられた好投手です。怪我もあって、マイナー数球団を渡り歩き、現在は母国のプロリーグで投げています。コントロールはアバウトと言っていた? その通りですが、重いボールを投げて力勝負をするタイプです。怪我さえなければ、今頃はメジャーリーグで活躍していたと思います」(米国人ライター) バニュエロスは、昨季は台湾のプロ野球チームに在籍していたが、「オリンピックに出たい」との思いから母国・メキシコに帰還したという。「オリンピックに出たい」のウラには「自己アピールし、メジャーリーグに」と考えているからだろう。「投手としての特徴」は聞かされているはずだが、五輪の先を考えている出場選手はムキになってぶつかってくる。 「外国人投手はクイックモーションが上手ではないので、盗塁を仕掛けていきます。出塁した選手が『走れる』と判断すれば、ノーサインで盗塁してもいい、と」(前出・関係者) 得点圏に進んだ走者をシングルヒットで返す攻撃となりそうだ。メキシコ戦では機動力に注目だ。(スポーツライター・飯山満)※外国人選手のカタカナ表記はオリンピック公式アプリを参考といたしました。
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スポーツ 2021年07月30日 11時00分
侍ジャパン稲葉篤紀監督、就任4年で迎えた東京五輪でチームの集大成を見せる!
野球日本代表、侍ジャパンを率いる稲葉篤紀監督が、小久保博紀前監督からチームを引き継いだのは2017年7月31日…ちょうど4年前だった。 日本野球協議会の「侍ジャパン強化委員会」は同年7月31日、都内で記者会見を開き、侍ジャパントップチームの新監督に稲葉篤紀氏が就任することを発表したのだ。当日の稲葉監督は44歳。「代表監督の話をいただきまして、不安はありましたけど、選んでいただいたみなさまに感謝し、3年後(当時は)のオリンピックへ向けて自分が何をできるのかという思いが上回りましたので、引き受けました。3年後の東京五輪は、56年ぶりの国を挙げての記念すべき大会でありますし、野球が復活する。そこで金メダルを獲りたい」と自身が選手として出場した北京五輪で4位に終わったことを振り返り、「メダルを獲れずに帰ってきて、もう一度リベンジしたいという気持ちがずっと僕の中にあった。監督として、もう一度リベンジをさせてもらえる。金メダルを獲る喜びをみんなと分かち合いたいと思って引き受けさせてもらいました」と語っている。 侍ジャパンの打撃コーチとして、2017年3月のWBCで小久保前監督を支えたことも大きかったのだろう。監督選考に当たり、山中正竹強化本部長は「目標を2020年五輪金メダルに絞った」。その判断基準として「求心力」、「短期決戦対応力」、「国際対応力」、「五輪対応力」の4つの条件を挙げ、過去の8人の代表監督からヒアリングなどを行ったことも明かしている。その上で、「稲葉氏は選手として五輪も経験。その豊富な国際経験を重要視した。小久保監督の野球を継続発展して金メダルを獲得できる人」と最終判断したという。 稲葉ジャパンの初陣は、24歳以下の(オーバーエージ3人)メンバーで戦う「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(11月16日~19日、東京ドーム)となった。この日、対戦カードも発表され、稲葉監督は「大事にするのはチームの輪、結束力。侍ジャパンの誇りを胸に、これからしっかり戦っていきたい」と決意を語っており、以降「結束力」をテーマに掲げて東京オリンピックまで辿り着いた。 稲葉監督とともに戦うスタッフ陣は、ヘッドコーチ兼打撃コーチに日本ハム時代のチームメート金子誠氏が就任。投手コーチも日本ハム時代のチームメートでもある建山義紀氏が就任。外野守備・走塁コーチとしては、稲葉監督も現役時代に指導を受けたことがある清水雅治氏と、監督との関係性が深い人物が選ばれている。内野守備・走塁コーチには、ともに侍ジャパンとして戦った井端弘和氏。バッテリーコーチには、こちらはWBCでともにコーチを務めた村田善則氏がそれぞれ就任した。稲葉監督は「みんなで意見を出し合って強いチームにしていきたいと話させてもらっています。(今回のスタッフは)ちゃんと言いたいことを言いあえる関係ですし、しっかりコミュニケーションを取って、最終的な目標として(2020年に)金メダルを取れるようにやっていきたい」とコーチ人事について語っている。 あれから4年。首脳陣は変わらずに、1年延期となった東京オリンピックの戦いを始めた稲葉ジャパン。金メダルが厳命されている大会なだけに集大成を見せてもらいたい。(どら増田 / 写真・及川恒平)
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スポーツ 2021年07月29日 19時40分
柔道女子・浜田、初出場で金メダル獲得「2年前のリベンジがアツい」「見てるこっちも震えた」歓喜の声 “オール寝技”の勝利に驚きも
29日に行われた柔道女子78キロ級決勝。五輪初出場の浜田尚里が金メダルを獲得した。 2004年アテネ五輪の園田教子(旧姓・阿武)さん以来、4大会ぶりの同階級金メダルが期待された浜田。初戦となった2回戦は隅落からの横四方固めで2分32秒に一本勝ちを収めると、続く準々決勝も巴投げからの送襟絞で2分38秒に一本勝ちし準決勝に駒を進めた。 準決勝では2021年世界選手権の同階級を制したアナマリア・ワグナー(ドイツ)が立ちはだかったが、浜田は大内刈りを仕掛け相手を倒すと、そのまま腕ひしぎ十字固めで1分23秒に一本勝ち。2019年の世界選手権決勝で敗れたマドレーヌ・マロンガ(フランス)と激突した決勝も序盤から寝技に持ち込むと、1分9秒に崩れ上四方固めで一本を奪い見事金メダルを獲得した。 >>柔道男子・永瀬、悲願の金メダル獲得「ノーシードから凄まじすぎる」「相手をリスペクトしてて涙出る」試合後の行動にも感動の声<< 同階級に4大会、17年ぶりに金メダルをもたらした浜田の活躍を受け、ネット上には「浜田さん凄い! あっという間に優勝!」、「ここまでの柔道勢の中で1番危なげない戦いぶりだった、初出場とは思えないくらいの圧倒的な風格があった」、「2年前負けたマロンガに五輪の舞台でリベンジするのはアツい」といった喜びの声が数多く寄せられている。 また、初戦から決勝まで全て寝技で一本を奪った点についても「相手が次々に寝技で仕留められてて見てるこっちも震えた、本当に強すぎる!」、「浜田さんは過去にサンボ(ロシア発祥の格闘技)の経験があるらしいけど、にしてもこれは圧倒的すぎる」、「相手が分かってても防げない武器があるのも大きな強みになったんじゃないか」と驚嘆のコメントが複数挙がった。 試合後のインタビューでは涙をぬぐいながら「一戦一戦(が勝負)だなと思っていたので、一戦一戦に集中して戦いました」と語った浜田。重圧に耐え抜いての金メダル獲得は、本人にとっても非常に大きな喜びとなったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月29日 18時30分
広島本拠地でのボヤ騒ぎに現地から憶測の声「原因はあそこでは」 ネット騒然のアクシデントの真相は
28日に広島・マツダスタジアムで行われたエキシビションマッチ・広島対日本ハムの一戦。「5-3」で日本ハムが勝利したが、試合結果以上に話題となったのが突然のボヤ騒ぎだった。 アクシデントが起こったのは、「2-0」と日本ハム2点リードで迎えた3回表2死。広島先発・九里亜蓮が日本ハム・中田をカウント「1-2」と追い込んでいたこの場面で、突如場内に火災報知器のサイレンが響き渡る。これを受けた審判は即座に試合を中断した。 試合中断直後、中継カメラはライトポール後方のコンコース付近から煙が上がっている光景を映し出す。ただ、試合進行や選手・観客の安全に影響はないと判断されたのか、中断から数分後に試合は再開。その後は特に何も起こらず試合は進行した。 >>ヤクルト・田口の投球を広島ファンが妨害? バックネット裏での不可解行動が物議、「目立ちたかっただけでは」と指摘も<< 突然の火災報知器作動を受け、ネット上には「やばい! マツダスタジアムで火災だ!」、「火は見えないけどめっちゃ煙出てるな」、「なんかすぐに試合再開したけど、そこまで大事じゃなかったのか?」という困惑の声が寄せられた。 一方、同戦を現地観戦していたファンからは「今日はあの辺で地鶏売られてたから多分原因はあそこでは」、「サイレン鳴る前にあそこで地鶏買ったけど、その時から威勢よく煙は出てたな」、「心配してる人多いけど、地鶏を焼く火が強かっただけっぽくない?」と、球場内で営業していた売店が原因ではないかという憶測も複数挙がった。 「広島カープの公式サイトによると同戦は『日南キャンプ60周年記念 スポンサードゲーム』として行われ、ライトスタンド後方のイベントスペースには『みやざき地頭鶏炭火焼』など宮崎県日南市の名産品を多数販売する売店が設置されていたとのこと。売店の場所が中継カメラの映した箇所付近であることから、サイレンの原因がこの売店にあるのではと推測しているファンは少なからずいるようです。ただ、球団公式サイトなどでは今回の騒動についての詳細は発表されていませんので、本当に売店が原因なのかは定かではありません」(野球ライター) 幸いにも特に大事にはつながらなかった今回の騒動。詳しい原因について、今後広島側から何らかの発表はあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について広島東洋カープの公式サイトよりhttps://www.carp.co.jp/
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スポーツ 2021年07月29日 17時55分
侍ジャパン初戦劇的勝利も稲葉監督に問われる中継ぎ陣の起用法
東京オリンピックの野球競技で侍ジャパンは28日、福島県営あづま球場でドミニカ共和国と対戦。最終回に3点を奪ってサヨナラ勝ちを収めた。 サヨナラ打を放った巨人の坂本勇人は、「初戦を勝つことができてホッとしています。序盤は重い雰囲気で試合が進んでいましたが、ベンチではみんな声を出してくれていましたし、最後も最高の形でみんながつないでくれました。投手がずっと頑張ってくれていたので、野手のみんなが何とか返してあげたいという気持ちが必ずあったと思います。本当にみんなでもぎ取った勝利でした」と試合を振り返っている。 侍ジャパンの稲葉篤紀監督は、「初戦という非常に難しい中で先発の(山本)由伸がしっかり抑えてくれました。先に点を取られて苦しい展開になりましたが、後ろにつなごうという気持ちや最後まで諦めないという気持ちがみんなで一つになって、サヨナラ勝ちという良い形になりました。福島のみなさんにも何か感じられるものが与えられたのではないでしょうか。ボランティアの方々を含めみなさんが我々を応援してくれて、ここまで支えてくれたことに感謝します」とコメント。先発のオリックス山本の好投と、最終回のつなぐ野球を評価しつつ、復興五輪の象徴として開催された福島での試合を支えてくれたボランティアスタッフらに感謝の意を述べていた。 試合には何とか勝ったものの、中継ぎ陣に不安が残ったのは事実だ。2番手の阪神のサイドスロー右腕、青柳晃洋は力のあるドミニカ共和国の左バッターに捕まり2失点。広島のルーキーでクローザーを務めている栗林良吏を最終回に5番手で登板させたが、こちらも1失点と安定感を欠いていたのは事実だ。 楽天の松井裕樹や、メジャー帰りのオリックス平野佳寿らがメンバー落ち。代表経験があって、後ろを任せられるピッチャーが不足していることは多方面から指摘されていた。山崎康晃は代表でもクローザー経験があるが、最終回となると疑問が残る。巨人の高梨雄平のような、ワンポイントで火消しができる存在も欲しかったところ。 山本、楽天の田中将大ら回数が期待できる先発陣に、第2先発が期待される伊藤大海、起用法に注目が集まる大野雄大、千賀滉大と先発型のピッチャーはそろっている。31日のメキシコ戦や決勝トーナメントと、稲葉監督の起用法に注目が集まる。(どら増田 / 写真・及川恒平)
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スポーツ 2021年07月29日 17時30分
DeNA・石田、ファームでパーフェクトピッチング! 後半戦先発の「目玉」が一発快投
前半戦は最下位ターンとなってしまったベイスターズ。後半戦の反撃に向け、クオリティスタート率31.4%と12球団ワーストの数字を改善しなければならないことは周知の事実。 必須の先発陣のテコ入れに関し、川村丈夫投手コーチはエキシビションマッチ開催前に、ローテーションの再編成を示唆。その中で「目玉なのは石田(健大)。期待していきたいピッチャーです」と中継ぎだった石田の先発転向を明言した。「石田にはリリーフではなく、長いイニングを投げてもらいたい。先発調整ということを彼には伝えてあります。後半戦はローテーションを外すことなく、安定したピッチングを」とコメント。三浦大輔監督も「前半戦終わった後に話した。今年はオリンピックもあって期間も空くので、しっかりその間に先発調整をしてもらいたいと思います」と今シーズン32試合登板で、防御率5.61と中継ぎで結果を出せなかった左腕に期待した。 早速28日のライオンズとのファームゲームで先発のマウンドに上がった石田は、初回2アウト後にライトに痛烈な打球を放たれるも3人で片付ける。2回には初回に見せなかった得意のチェンジアップを解禁し、2アウト後はスライダーで空振り三振もマークした。3回にも切れの良いスライダーでファールフライ2つと、インフィールドに飛ばさせないピッチングで三者凡退で切って取ると、この回でお役御免。3回を44球で無四球のパーフェクトピッチングを披露し、最初の登板でしっかりと結果を残した。19年は9.84、20年9.70、不調の今年でも9.09と高い奪三振を誇っていたが、打たせて取ることで球数を抑える、先発としてのモデルチェンジも示したことは大きい収穫と言えよう。 2017、18年とラミレス元監督から開幕投手を任され、19年初の本拠地CSの第1戦にも先発した石田。中継ぎ左腕が少ないチーム事情と、どこでもこなせる利便性から近年はブルペンに回っていたが、もともとは先発への気持ちが強い投手。チームと本人の意見が一致したいま、水を得た魚のようにキレイなマウンドで躍動する14番に期待したい。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年07月29日 15時30分
中日・福谷、木下の緊急入院を匂わせていた? 意味深投稿が話題に 「無事に帰って来て」回復を願う声相次ぐ
2017年のプロ入りから中日(2017-/2018年3月までは育成)でプレーし、昨季までに「37登板・0勝0敗1ホールド1セーブ・防御率4.87」という成績を残している中日のプロ5年目・27歳の木下雄介。29日、その木下が現在緊急入院していることを『スポニチアネックス』(スポーツニッポン新聞社)が報じた。 報道によると、木下は6日のナゴヤ球場での練習中に突然倒れ、すぐに名古屋市内の病院へ救急搬送されたとのこと。この件について中日・加藤宏幸球団代表は「球団として今はお答えすることはありません」と詳細を伏せたというが、球団関係者によると木下は現在も入院中で予断を許さない状況であるという。 今季の木下はオープン(OP)戦5登板で防御率「0.00」と好投していた中、3月21日のOP戦・日本ハム戦中に右肩を脱臼。4月11日に右肩前方脱臼修復術と、医師らが判断してトミー・ジョン手術を同時に行い、来季中の実戦復帰に向けリハビリに励んでいる状況だった。 >>中日・木下の脱臼に「厳しすぎます」球界OBも落胆 投球直後に崩れ落ちて交代、過去には致命傷を負った投手も<< 木下の緊急入院報道を受け、ネット上には「応援してた選手がそんな事態に見舞われてるなんてショック」、「表には知られていない持病でもあったんだろうか…とにかく無事に帰って来てほしい」、「今は回復を祈ることしかできない、絶対に負けるな!」と激励の声が数多く寄せられている。 一方「福谷がnoteに書いてた『ある出来事』ってこのことだったのか?」、「木下が倒れたのは6日、福谷が前日に何かが起こったって言ってたのが7日の登板だから時系列的には合致してる」、「福谷は大切な人にいつ連絡できなくなるか分からない的なことも書いてたけど、それだけ木下の容態は思わしくないってことなのか」など、同僚・福谷浩司が公開していた文章が話題となった。 「福谷は7月8日に自身の公式noteに投稿し『6回3失点』で今季8敗目を喫した7日・巨人戦の投球を振り返っていますが、その中で『いつもなら前日くらいから頭の中は試合でいっぱいになるのですが、今回は違いました。前日にある出来事が起こり、そのことばかり考えてしまっていたからです』と、登板前日の6日に自身を動揺させる何かが起こった旨を明かしています。6日は木下が倒れた日付と合致するため、『ある出来事』は木下のアクシデントを指していたのではと推測しているファンは少なくないようです。また、福谷が同投稿内に『友達、親、恩師、お世話になった人と最近まったく連絡を取ってないという人はいませんか?「いつでも連絡とれるから今はしなくていいかな」と思っているとそのチャンスが一生来ないかもしれません』とも記していることを引き合いに、それだけ木下の容態は重いのかとさらに心配する声も散見されます」(野球ライター) 最速152キロの直球を持ち味とし、今春キャンプでは通算245セーブの藤川球児氏(元阪神他)からも「自分のストレートに一番近いボールを投げる。12球団ナンバーワンのリリーフになれる」と絶賛されたことが知られている木下。1日でも早い回復を多くのファンが願っている。文 / 柴田雅人記事内の引用について福谷浩司の公式noteよりhttps://note.com/fukuta2
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スポーツ 2021年07月29日 11時20分
侍ジャパン外れた日本ハム・中田、成績以外にも大きな役目? 大不振でも球団がクビにしなさそうなワケは
“元侍ジャパンの主砲”中田翔内野手が、復活への第一歩を踏み出した(7月28日)。広島とのエキシビションマッチで、レフト線を弾丸ライナーで破る二塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。 「中田には侍ジャパン再招集の話があったんです。プレミア12大会(2019年)で外国人投手特有の動くボールに対応できる選手が少なく、前WBC大会の主砲だった中田の名前が浮上してきました。でも、今季は開幕から不振で…」(球界関係者) 中田は27日の同カードでもヒットを放っているが、表情は冴えない。試合後の共同取材でも、「(先制打を打ったのは)フォークボールかな。もっと状態を上げていけるように」と、淡々と返すだけ。2日間の状態を見る限り、腰痛は解消されたようだが、ちょっと強気な中田節は聞かれなかった。 >>元阪神・江夏氏に「二度と解説聞きたくない」ファン激怒 負傷交代の中田を「練習不足」と切り捨て批判相次ぐ<< 昨季、自身3度目の打点王にも輝いた。ここまでの成績は、打率1割9分3厘、打点13(39試合)。不振の原因だが、「腰痛ではなく、メンタル的なもの」と指摘する声が多い。 「今年のキャンプ、オープン戦を振り返ると、巧く調整できなかったみたい」 そう指摘する声も多い。しかし、中田も14年目を迎えたプロであり、ベテランだ。猛チャージを掛け、開幕戦に臨んだが、空回りしてしまったようだ。 故・衣笠祥雄氏が「スランプ」について、こんな風に評していた。 「結果が出ないのは技術不足。結果が出ない状況が続くと、気持ちが萎えてしまう」 故障についても思い詰めてしまうと、やはり気持ちが萎えてしまう。故人は「心技体」という言葉を大切にしていたが、中田もそんな状態にあるのだろう。 「中田は3年契約の最終年を迎えました。来季33歳になる中田が複数年契約を再び結ぶことは考えにくい。かといって、フリーエージェント権を行使して新天地を求めることも、現時点では考えにくい」 パ・リーグの試合を担当することの多いプロ野球解説者がそう言う。 複数年ではともかく、高額年俸での契約更新になるのではないだろうか。理由は、 「新球場のプロモーション映像」だ。23年3月開業予定の新球場をPRする映像が北海道内で流されており、それに出演しているのは中田だった。 「約600億円を投じた一大事業です。その建設費の一部は地元企業、日本ハムグループのパートナー企業からも出資を募りました。PR映像に抜てきした人気選手を無下に扱うようなことはしないはず」(地元関係者) 中田の今季の推定年俸は、3億4000万円。チーム功労者として、また、「新球場の顔」として恥ずかしくない年俸額が提示されるのではないだろうか。 チームメイトから「もらいすぎ!」と思われないよう、中田は後半戦のチームを牽引していかなければならない。昨季は「そこいらの選手とはレベルが違う」ということで、「レベチ」なる造語も口にしていた。そんな中田をもう一度見たい。できれば、侍ジャパンでも。そう思っているファンも少なくないはずだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年07月28日 19時05分
卓球金メダルの水谷「とある国から『くたばれ、消えろ』」誹謗中傷DM明かす 「とある国ってあの国?」発信源への憶測も飛び交う
26日の卓球混合ダブルス決勝で、ペアを組んだ伊藤美誠と共に日本卓球界史上初の金メダルを獲得した水谷隼。その水谷が自身の公式ツイッターに投稿した内容が、ネット上のファンの間で物議を醸している。 >>『めざまし8』に「炎上させたい?」と批判 水谷選手のハグを伊藤選手が拒否した映像を何度もプレイバック<< 問題となっているのは28日の投稿。水谷は「とある国から、『○ね、くたばれ、消えろ』とかめっちゃDMくるんだけど免疫ありすぎる俺の心には1ミリもダメージない それだけ世界中を熱くさせたのかと思うと嬉しいよ 日本人の方は全て応援メッセージです ありがとう」と、26日の試合以降、日本以外のある国の人々からツイッターのDM機能を通じて誹謗中傷を受けている旨を暴露した。 水谷はこの文章を、2019年8月22日の投稿を引用しながらツイートした。2年前の投稿は「そんなにいじめないで」という一文に「既読しろ! しね!」、「返信しろカス」といった心ないDMのスクリーンショットが添付されているという内容だが、なぜ引用リツイートしたかについては触れていない。 水谷の投稿を受け、ネット上には「そんなしょうもない行動してる人が多いのは悲しい」、「引用リツイートにあるような卑劣な内容が日夜送られてきてるのは地獄だな」、「とある国ってどこだ? 決勝の結果に難癖つけてるらしいあの国か?」といった反応が寄せられている。 一方、「そういう逆撫でするような発言は慎むべきでは?」、「効いてないアピールはアンチが調子に乗るだけだから止めといた方がいいと思う」、「こうした中傷は自分で晒し上げずにどこか公的な組織に相談した方がいいんじゃないか」という指摘や苦言も複数見受けられた。 「水谷は26日の混合ダブルス決勝で中国のペアを破って金メダルを獲得しましたが、水谷が新型コロナ感染防止対策のため禁止されているボールに息を吹きかける行為、伊藤がこちらも禁止されている卓球台を触る行為をそれぞれ行った、並びにそもそも卓球台が小さかったとして、中国のSNS上では試合直後から批判が噴出していることが伝えられています。そのため、水谷を誹謗中傷している『とある国』は中国なのではないかと推測しているファンは少なくないようです。一方、へたに言及すると事態がさらに悪化するリスクがあるとして、公の場で発言する前にまず然るべきところに相談するべきではないかという意見も見られます」(スポーツライター) 発信源が中国なのか、それとも別の国なのかは不明だが、誹謗中傷を受けている事実は確かと思われる水谷。あまりに続くようなら然るべき対応を取った方がいいのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について水谷隼の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Mizutani__Jun
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スポーツ 2021年07月28日 18時35分
東京五輪予選初戦で劇的サヨナラ勝利の侍ジャパン山本由伸「ホームランだけには気をつけた」
稲葉篤紀監督率いる五輪野球日本代表、侍ジャパンが28日、福島県営あづま球場でドミニカ共和国との予選ラウンド第1戦に臨んだ。 侍ジャパンはオリックスのエース山本由伸が、ドミニカ共和国は巨人の左腕C.C.メルセデスが先発した。山本は初回、ロドリゲスにセンター前へ運ばれると、続くバティスタに死球を与えてしまいピンチを招くが、フランシスコを併殺打に打ち取り、ピンチをしのぐ。 2回は2三振を奪い三者凡退に打ち取ったが、3回、先頭のバレリオにライト前へ運ばれた。ヌネスは三振に打ち取るが、ボニファシオに四球を与えて再びピンチに。だが、ここからギアが上がったのか、後続をセンターフライ、ライトフライに打ち取ると、4回は2三振、5回は1三振を奪って三者凡退。6回は三者連続三振とパーフェクトピッチング。6回を88球、2安打、2四死球、9奪三振、無失点の好投でマウンドを降りている。 打線は初回、メルセデスから吉田正尚がレフト前に運んだが、その後は6回裏までヒットを打てず。7回表に2番手でマウンドに上がった青柳晃洋が2失点を喫して嫌なムードが漂う中、その裏に浅村栄斗、柳田悠岐が連打を放ち無死二、三塁のチャンスを作ると、1死後に村上宗隆のファーストゴロの間に1点を奪った。 9回には5番手の栗林良吏がさらに1失点したが、その裏に侍ジャパンはドミニカ共和国のクローザー、アセンシオを攻めた。柳田、近藤健介、村上の3連打で1点を奪い、甲斐拓也がスクイズを決めて土壇場で同点に追いついた。山田哲人がセンター前に運んだところで、ドミニカ共和国はマリニエスを投入したが、坂本勇人がセンターを抜ける一打を放ち、劇的なサヨナラ勝ち。侍ジャパンは予選ラウンド第1戦を白星で飾った。次戦は31日に横浜スタジアムでメキシコと対戦する。 先発の山本は「立ち上がりは緊張しましたが、途中から落ち着いて投げられました。オリンピックの先発投手は、プレミア12での中継ぎの経験とはまた違った役割として、良い経験ができました。ドミニカ共和国の打者はパワーがすごいので、ホームランだけには気を付けて甲斐さんを信じて投げました」と試合を振り返った。(どら増田 / 写真・Rinco )
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2019年11月15日 17時30分
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中日、祖父江の年棒がメディアによって違い過ぎる? 二転三転する金額にダルビッシュも苦言「MLBみたいに正確に出せよ」
2019年11月15日 17時00分