スポーツ
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スポーツ 2023年07月13日 19時30分
阪神、ノイジーの故障報道に「優勝の追い風になる」の声も 不振脱却のきっかけに? チームの外野事情も激変か
今季から阪神でプレーしている28歳のノイジー。13日に伝えられた故障情報が物議を醸している。 報道によると、ノイジーは13日・DeNA戦の試合前練習中、平田勝男ヘッドコーチらと話をした後に練習を切り上げクラブハウスへ。取材では本人は詳細を語らなかったというが、岡田彰布監督は「(宜野座)キャンプのときにやったとこやろ。足やろ」と故障発生を示唆したという。 ノイジーは今年2月の春季キャンプ中に左腰の張りを訴え一時、別メニュー調整を行っていた時期がある。この時と同じ左腰、もしくは左足に何らかのアクシデントを訴えたようで、13日・DeNA戦ではスタメンはもちろんベンチ入りメンバーからも外れている。 アクシデントの詳しい詳細はまだ伝えられていないが、一部阪神ファンの間では「ノイジーにアクシデントってマジか、これ逆に優勝の追い風になるのでは」、「休んだら微妙だった成績も持ち直すんじゃないか」、「抹消までいくかは知らんが、再調整にはいい機会になりそう」といった喜びの声が上がっている。 >>巨人・高梨、阪神戦後のSNS投稿に「煽ってんのか」と批判 近本に死球も反省の色ナシ?<< 今季のノイジーは主に3番打者として起用されているが、13日試合前時点の成績は「77試合・.237・5本・30打点」と、打撃3部門ともに助っ人としては物足りない数字にとどまっている。また、外野・左翼が本職の守備でもここまで4失策と精彩を欠いていたため、チームの足を引っ張る存在として不満を募らせているファンも少なからずいたようだ。 ただ、喜びの声を上げている一部ファンに対しては、他ファンから「大事な選手が怪我していいわけないだろ」、「フォーム崩してさらに調子落とす可能性の方が高いのでは」、「ノイジー最近調子いい(7試合連続安打中)し普通に痛いんだが」といった批判も寄せられている。 岡田監督は13日の試合で、ノイジーの代わりに小野寺暖を3番起用している。小野寺は今季「15試合・.333・0本・3打点」と打撃好調ながら出場機会に恵まれていなかった外野手で、スタメンの座を奪取するチャンスが到来したともいえるが、ノイジーのアクシデントがチームの外野事情にどう影響してくるかは要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年07月13日 17時50分
DeNA、“緩急マスター”笠原の稀少性 新天地初勝利ならずも伸びしろは十分か
チーム編成や方針によって出場試合が限られた選手にチャンスを与えようと、日本プロ野球界初の試み“現役ドラフト”でベイスターズに入団した笠原祥太郎。 11日に倉敷で行われたタイガース戦で4月2日以来の先発登板。斎藤隆チーフ投手コーチも「久しぶりの一軍のマウンドとなるが調子うんぬんではなく、トバ(戸柱恭孝)とコミュニケーションを取って一球一球丁寧に、時には大胆さを持って投げていってほしい」との期待を込めてマウンドに送られた。 だが初回から制球が定まらず、毎回ランナーを背負う厳しいピッチング。結局3回を被安打4、与四球4、自責は0ながらも3失点でKOされた。本人も「ボール先行、四球でリズムの悪い投球になってしまいました。3回のランナーを置いた場面で粘りきれず悔しいです」とくちびるをかんだ。 しかしこの日は少し審判との相性も合わなかった面も否めず、その上ファースト・佐野恵太のエラーも重なったことも事実。 自ら「緩急を使っていくピッチャーだと思っている」とストロングポイントを語っている通り、ゆったりとしたフォームから繰り出されるマネーピッチのチェンジアップを投げると、外国人選手はまったくタイミングが合わないケースも散見された。また地方球場ということで額面通りには受け取れないが、ストレートの球速も140キロを超えることもあり、春先よりも威力は増しているように感じられた。 ルーキーイヤーから一軍で戦力となり、2年目には開幕ローテーション奪取、3年目には開幕投手とドラゴンズ時代はプロスペクトとして期待されていた左腕。最近はボールの高速化が目立つ日本球界の中で、あえて100キロ台の遅いボールで勝負するまれなタイプのピッチャーだけに、なにかのきっかけで再ブレイクも夢ではないとみる。ファームでは長い回も投げきり、ほぼほぼ無双している左腕だけに、次のチャンスこそその手でつかんでもらいたい。 取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2023年07月13日 17時30分
中日・ビシエド、併殺後にヘルメット叩きつけ批判「見苦しすぎる」 ヤクルト戦、勝負弱さ払しょくできずイライラ?
12日に行われ、中日が「5-8」で敗れたヤクルト戦。「4番・一塁」で先発した来日8年目・34歳のビシエドが見せた態度が物議を醸している。 問題となっているのは、「2-4」と中日2点ビハインドの5回表無死一、三塁のこと。ヤクルト先発・小川泰弘は打席のビシエドに対し、カウント「2-0」からストレートを投球。ビシエドは外角真ん中付近にきた球をスイングするも遊併殺打に。併殺の間に三走は生還したものの不本意な結果となった。 ビシエドは一塁まで走った後に三塁側の自軍ベンチに戻ったが、ベンチ最前列で戦況を見ていた先発・福谷浩司は、ドンマイといわんばかりにビシエドの腰付近をポンとたたく。ただ、ビシエドは併殺打への感情が抑えられなかったのか、座席に座った瞬間、右隣の座席にヘルメットを2度思い切りたたきつけた。 >>清原和博氏、解説中にビシエドを嘲笑?「馬鹿にしてるのか」と批判、中日戦終盤の言動が物議<< 現地ファンのSNS投稿などにより判明したこの場面について、ネット上には「ゲッツーでチャンス潰したからってモノに当たるなよ」、「どれだけヘルメットボコボコにしようが結果は変わらないのに見苦しすぎる」、「メットが割れて自分や同僚が怪我でもしたらどうするつもりだ」、「イライラ溜まるのも分かるが、熱い気持ちはプレーにぶつけるべきだ」といった批判が寄せられた。 「ビシエドは来日1年目の2016年から昨季までに『852試合・.292・132本・524打点』といった通算成績を残している主力打者ですが、今季は13日試合前時点で『45試合・.233・2本・9打点』と低迷。特に目立っているのがチャンスでの弱さで、得点圏打率は『.159』と2割にも届いていません。ビシエドは真面目で温厚な性格の持ち主で、自身や周囲のプレーに対し感情をあらわにすることはほとんどない選手。ただ、勝負弱さを払しょくできない状況が長引いていることで、今回は思わずフラストレーションが爆発してしまったのでは」(野球ライター) ビシエドは12日の試合では「4打数2安打・1四球・1三振」とマルチヒットを放っているが、どちらも得点圏で記録したものではなかった。通算では得点圏打率「.280」を誇る助っ人が本来の打撃を取り戻すのはいつになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年07月13日 13時20分
DeNA・上茶谷、インスタに「脅迫メッセージきた」 明かし怒りの声相次ぐ 阪神戦の失点で一部ファン暴走か
2019年のプロ入りからDeNAでプレーしているプロ5年目・26歳の上茶谷大河。自身の公式Twitterに記した内容が物議を醸している。 問題となっているのは上茶谷のTwitterアカウントのプロフィール欄。13日午前10時現在、上茶谷のプロフィール欄には「7/11インスタで脅迫メッセージがきましたのでメッセージを送れないようにしました!!」と記されている。 上茶谷は11日・阪神戦で、「2-3」と1点ビハインドの4回裏から2番手として登板したが、「2回3失点・被安打4・四球1」と振るわずチームも「2-7」で敗戦。この投球を見た一部ファンが、インスタグラムのDMを通じて上茶谷に心無いメッセージを送ったようだ。 >>DeNA・エスコバーへの誹謗中傷に元同僚激怒「許さない!」、球団も法的措置検討? NPBの注意喚起も響かずか<< 上茶谷のプロフィール欄を見たファンの間では「DMで突撃した奴いるってマジかよ、無礼すぎるだろ」、「たかだが3失点したくらいで脅迫するなんて許せない」、「昨日上茶谷が無失点だったところで勝ててないのに」、「誰が送ったのか知らんが、今年の上茶谷の投球を見てないってことだけは分かるわ」、「普通に犯罪行為だし訴えられたらいいのに」といった怒りの声が上がっている。 「上茶谷は昨季まで主に先発を務めていましたが、『57登板・13勝18敗・防御率4.54』と通算成績は今ひとつ。ただ、リリーフに配置転換された今季の成績は、13日試合前時点で『22登板・1勝1敗・防御率1.82』。ビハインド時の登板を中心に、ロングリリーフやオープナーなど幅広く役割をこなしており、ブルペンには欠かせない戦力の一人となっています。11日の阪神戦では3失点を喫しましたが、今季はそれまで複数失点を喫した試合は一つもありませんでした」(野球ライター) 球界では選手・首脳陣や審判員らへの誹謗中傷は以前から問題となっており、NPBも今季開幕前に公式サイト上で「誹謗中傷等を拡散しないこと、SNS等での投稿にあたってマナーを守っていただくこと」をファンに呼びかけている。ただ、現状ではこの呼びかけが響いていないファンも一部いるようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上茶谷大河の公式Twitterよりhttps://twitter.com/chachachataniNPB公式サイトよりhttps://npb.jp/
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スポーツ 2023年07月13日 11時30分
侍ジャパン・山川穂高事件は「完璧なハニートラップ」元巨人・笠原氏が断言し物議
プロ野球・巨人の元選手で、現在はユーチューブチャンネル「笠原チャンネル」を運営している笠原将生氏が、埼玉西武ライオンズの山川穂高選手の事件について「ハニートラップ」と指摘し、物議を醸している。 知人女性への強制性交の疑いで書類送検されている山川選手。昨年、知人女性に対してホテルの一室で性的な暴行を加えたという容疑で、西武球団は「総合的判断」として山川選手の選手登録を抹消した。 既婚で、子どももいる山川選手。報道では容疑を否認していることが明らかになっている。 >>書類送検の西武・山川、過去の後輩批判蒸し返される?「野球辞めたら」3年前とは対照的な言動に呆れ声<< 笠原氏は先月23日にユーチューブチャンネルに公開された動画の中で、この事件について言及していたが、万が一山川選手が巨人に移籍した場合、大きな野次が飛ぶ可能性を指摘。一方、「みなさん聞いてほしいんですけど」と前置きした上で、「山川選手、マジなハニートラップだったっすね」と明かした。 笠原氏によると「ある人から情報もあった」と言い、「マジでハニートラップだったらしいです」と強調。一方、その情報提供者から止められていることもあり、「これ以上詳しいことは言わないんですけど」と言いつつ、「ある男性から聞いたんですけど、完璧なハニートラップだったっていうことは確認しました」と断言していた。 しかし、この発言にネット上からは「違ったら民事提訴で損害賠償請求されるだろうな」「ハニトラなら強制性交まで主張する必要ない」「トラップだろうが妻子持ちが、だらしない遊び方して見せ物になってる時点で擁護なんか出来ねーだろ」「ハニトラならなぜ金で示談ではなく、書類送検されたのか?」「自分から粘着しといてハニトラは無理がある」といった指摘が集まっていた。 笠原氏と言えば、昨年9月にも巨人の坂本勇人選手が知人女性を妊娠・堕胎させた不祥事を動画で取り上げ、「女が悪いです!」「子どもができて、やっぱ堕ろしたいっすよ、野球選手」などと発言し、炎上していた。 野球選手の不祥事が起きると乗っかり、炎上商法をしたくなる性質なのかもしれない――。記事内の引用について笠原将生公式ユーチューブチャンネルより https://www.youtube.com/@KasaharaChannel
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スポーツ 2023年07月13日 11時00分
巨人・原監督、堀田・船迫の昇格を電撃テスト? ドラ1・浅野にも異例の直接指導か
これは「後半戦に仕掛けていく」というメッセージだろうか。 巨人が7月12日の広島戦を落とした。スコアは「0対2」、完封負けは今季9度目だ。原辰徳監督は「0点じゃあ、なかなか。何とか主導権を握るゲームをしたいんだけど、できなかった」と、取材陣に返した。表情は渋かったが、淡々としていた。この日の敗戦を受け入れたといった印象だ。 しかし、試合前に通常とは異なるアクションを見せていた。 >>広島・新井監督、巨人投手の死球にブチギレ?「ベンチぶっ叩いてる」直後にも負傷者発生で大ピンチか<< 「堀田賢慎と船迫大雅が試合前の練習に参加しました」(スポーツ紙記者) 原監督は“昇格が近い選手”をいったん試合前の練習に参加させる。雰囲気や試合準備などの段取りを学ばせるためで、先ごろ昇格した浅野翔吾も、その道のりを歩んでいる。堀田、船迫も近く昇格か? そんな声が囁かれる中、原監督はこれまでの“一軍研修”とは異なる練習を指示した。 「打撃練習用のネットが運び込まれたんです。堀田、船迫は打撃投手役になって」(前出・同) 球場スタッフの段取りの早さから察すると、事前に指示を出していたのだろう。一軍選手たちもケージが運び出されるのと同時にホームベース周辺に集まり始めた。 シート打撃が始まった。シート打撃は実戦形式でのバッティング練習であり、投手も相手を抑えるつもりで投げる。 通常、試合前にシート打撃の練習は行わない。まして、「3時間後に試合会場となる球場で」だ。 「堀田は打者12人と対戦し、ヒット性の当たりは1本しか与えませんでした。最速は146キロが最高。彼の持ち味はスピードではなく、ボールの重量感。そのストレートで一軍バッターを押し込んでいたので『合格』だと思います」(ベテラン記者) 船迫もヒット性の当たりは2本、三振も4つ奪ってみせた。「ファーム降格の間、新たにカットボールを覚えた」(関係者)とのことで、それを有効に使っていた印象だ。 この異例の練習を見守っていた原監督は、終始無言。「2人の一軍昇格は近い」と見る取材陣も多かった。しかし、10日ほど前のこと。二軍のジャイアンツ球場でこの堀田を見た時、桑田真澄ファーム総監督が付きっ切りとなり、投球フォームの改造を行っていた。 「3か月くらいで(新フォームを)完成させるつもりで指導中」 そのように聞いていたのだが…。 シート打撃中の堀田を見る限り、新フォームに違和感はないようだ。左足を上げた時、少しだが、右肩を下げる。往年の桑田コーチに似てきた感じだ。 「レイズの先発投手、エルビン・ロドリゲスがDFAになりました。NPB球団から好条件を提示され、本人の強い希望でレイズ側が退団を認めた、と。NPBのどこの球団ですかね?」(米国人ライター) 堀田、船迫を一軍練習に合流させたということは、投手陣の強化が狙いなのだろう。さらなる外部補強もあり得ない話ではないが、このシート打撃で、原監督は浅野の直接指導も行っている。こちらもシーズン中では異例の光景とはなる。シート打撃、直接指導、米球界から飛び込んできたMLB投手の日本球界入り。後半戦、原監督が何かを仕掛けてくる。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年07月12日 17時30分
大相撲、負傷の照ノ富士に客が座布団投げ!「ルール守れない奴は帰れ」翔猿戦後に怒りの声相次ぐ
11日に行われた大相撲7月場所3日目。横綱・照ノ富士対平幕・翔猿戦直後の光景が物議を醸している。 照ノ富士は前日まで「1勝1敗」、翔猿は「0勝2敗」で迎えたこの一番。立ち合いの攻防から右を差した照ノ富士は左も抱えながら前に出ると、翔猿が右下手をつかみ何とか防戦する中で左の一枚まわしをつかむ。しかし、このまわしが翔猿の胸元付近まで伸びたことで引きつけがきかず。攻めあぐねているうちに翔猿から蹴返しを食らい体勢を揺さぶられると、切り返し気味の寄りに残せず土俵を割った。 取組終了後、照ノ富士は腰を少しそらせたり、足元をふらつかせながら東の徳俵前に戻ったりと下半身を痛めたようなそぶりを見せる。その中で、客席からは大量の座布団が土俵へ投げ込まれており、その内何枚かは照ノ富士の右肩や右腕に直撃していた。 >>大相撲、大関とり・豊昇龍戦で誤審? 取組後映像から疑惑浮上「先に手ついてる」、相手の体勢も判定に影響か<< この光景を受け、ネット上には「今座布団投げてる奴は何を考えてるのか」「明らかに照ノ富士痛んでるのに投げる神経が理解できない」、「案の定何枚か照ノ富士に当たってるじゃないか」、「客のマナー悪すぎて呆れる、ルール守れない奴は帰れよ」といった批判が多数寄せられた。 「角界では横綱が格下力士に敗北を喫した際は、観客が自身の座席に設けられている座布団を投げる行為、いわゆる“座布団の舞”が古くから慣習化しています。ただ、相撲協会側は観戦契約約款(2012年1月26日制定、同年5月1日施行)で『土俵、座席、通路、階段等の相撲場への物品の投げ入れ』は禁止行為であると定めていることもあり、座布団投げに嫌悪感・不快感を抱いているファンは少なくありません。また、今回は負けた照ノ富士が明らかにどこかを痛めたような様子を見せていたこともあり、手負いの体をさらに痛めつけかねない行為だとひんしゅくを買ったようです」(相撲ライター) 照ノ富士は翌12日、相撲協会に「腰椎椎間板ヘルニア、腰椎椎体終板障害にて1カ月間の安静加療を要す」との診断書を提出し途中休場。師匠・伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)が「腰が痛いのを我慢していた。昨日(3日目)の取組でヘルニアになった。再出場は厳しいんじゃないか」との見方を示したことも伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年07月12日 15時30分
広島・新井監督、巨人投手の死球にブチギレ?「ベンチぶっ叩いてる」直後にも負傷者発生で大ピンチか
11日に行われ、広島が「0-4」で敗れた巨人戦。新井貴浩監督が試合中盤に見せた態度が話題となっている。 注目が集まったのは、「0-3」と広島3点ビハインドの6回表1死でのこと。巨人先発・山崎伊織は打席の菊池涼介に、カウント「0-1」からシュートを投じる。だが、手元が狂ったのかこの球は菊池の胸元付近へ向かい、菊池の右腕に直撃する死球となった。 直撃後の菊池は右腕を押さえながらその場にうずくまると、トレーナーに付き添われながら一旦ベンチ裏へ下がる。この直後、ベンチ最前列で戦況を見ていた新井監督は、ベンチ前の柵をバンとたたき、その後もグラウンドを見ながら何かをつぶやくなど怒りをあらわにしていた。 この後、菊池は治療を終え一度は出場を続行したが、8回表1死で回ってきた打席で代打を送られ交代に。試合後の報道では、新井監督が「ちょっと当たり方がね…。自分から(スイングしに)行っているし、全部(衝撃を)吸収していたから。明日の様子を見て…になると思う」と心配を口にしたことが伝えられている。 >>広島・新井監督の抗議に塁審が半笑い?「判定以上にムカつく」と批判、野間アウト直後の一場面が物議<< 現地ファンのSNS投稿などにより判明したこの場面について、ネットでは「新井監督めっちゃキレてないか」、「あの監督がベンチぶっ叩いてるって相当だぞ」、「こんなに感情露わにする新井さんは初めて見たかも」、「うちの主力に何してくれてんだって怒りが伝わってくる」といった驚きの声が寄せられた。 「新井監督は現役時代(1999-2018)から真面目で温厚な性格で知られた指揮官。就任1年目の今季も選手のミスにベンチで不満をあらわにしたり、試合後の取材で苦言を呈したりといったことはほとんどありませんでした。ただ、今日に関しては死球を受けたのが攻守で欠かせない主力の菊池であること、相手が3位を争う巨人であったことから感情を抑えられなかったのでは」(野球ライター) 11日の広島は菊池だけでなく、主軸・西川龍馬も6回の打席で右脇腹を痛め途中交代となっている。西川も12日以降の出場は状態を見て判断するというが、2名同時離脱なら新井監督の就任以来最大のピンチとなりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年07月12日 11時00分
阪神・岡田監督、佐藤のスタメン落ちを再検討? 昨秋の助言が打撃狂わせたとの見方も
一発回答が出せた青柳晃洋と、出せなかった佐藤輝明。7月11日、DeNAとの首位攻防戦第1ラウンドは岡田阪神が勝利した。先発・青柳の復活勝利、木浪聖也が3打数3安打5打点と爆発、7月に入って初めて連勝。岡田彰布監督は上機嫌でテレビ、ペンの順番で「試合後のインタビュー」に応じてくれたのだが、佐藤に関する質問が出た途端、表情が一変した。 佐藤は第3打席でレフト方向へのシングルヒットを放っている。そのこと聞いてみると、 「どう見るの、あれを? 初球の真っすぐをどう見るの? 真ん中ぐらいちゃうの? 甘かったやろう。こっちからは分からへんけど、あのコースに行くということは甘いボールやろうなと思ったけどな。相当、差し込まれてたけどな」 と、一気にまくし立てたのだ。 >>阪神佐藤の不振、甲子園のヤジ影響? 掛布氏が「マスコミ・ファンの怖さ」指摘、球団関係者も事前に忠告か<< 同日の佐藤のヒットは、12打席ぶり。一軍復帰後の5試合全てを見てみると、19打数2安打、打点ゼロだ。 不振なのは明白だが、前日10日、岡田監督はこうも語っていた。 「それやったら、終わってしまうやんか」 短時間ではあったが、倉敷への移動前、新神戸駅で囲み取材に応じてくれた。この時点での佐藤の成績は15打数1安打、打率0割6分7厘。「一度、スタメンから外した方が良いのではないか?」との声も出ていた。 「何人かの阪神OBの解説者が言っていました。テレビ、紙媒体でレギュラーを持つOBも発言していたので、当然、岡田監督の耳にも届いていたと思います。それで、佐藤をスタメンから外すことは考えていないのかと質問したんです。対戦チームのDeNAの先発は左の笠原祥太郎なのも分かっていましたし、佐藤を外して右打ちの渡邉諒をスタメンで使ってくると思ったんですが」(在阪メディア) 佐藤自身のためにも、スタメンからは外さないと言ったわけだ。 しかし、倉敷での試合後の憤りを見せられると、前言撤回もあり得るのでは…。 阪神OBではないが、プロ野球解説者に佐藤の不振について聞いてみた。 「内角の高めに投げておけば、ワンストライクは簡単に取れる。外角の甘いボールもミスショットしているし、全然怖くない。タイミングの取り方がまるでなっていない」 そのタイミングの取り方だが、一部からは、「昨秋キャンプで岡田監督がグリップの位置を低くした方が良いとアドバイスをしました。その打撃フォームが佐藤には合わなかったのかも…」との声も出ている。その通りだとすれば、佐藤の不振には岡田監督も責任を負わなければならない。 「2012年のドラフト会議で1位指名した藤浪晋太郎(現・アスレチックス)、15年1位の高山俊、20年の佐藤。阪神は他球団と競合して獲得したスター候補選手が伸び悩んでいます。チームとして、育成ビジョンそのものを見直すべきなのかもしれません」(前出・同) 倉敷での首位攻防戦に勝って、ゲーム差は「2.0」に広がった。しかし、4位巨人までが「4.5」差内に収まるダンゴレース状態だ。 青柳は立ち直った。佐藤が復調しなければ、今夏の長期ロードでBクラス転落ということも考えられる。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年07月11日 19時30分
新大関・霧島、7月場所休場を撤回したワケは 八角理事長も嘆き、不名誉な記録樹立に責任感じた?
大相撲7月場所初日の9日、相撲協会に「右肋骨骨挫傷で約3週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出し同場所を休場していた新大関・霧島。12日の4日目から途中出場することを11日、複数メディアが報じた。 報道によると、霧島はぶつかり稽古などを行った11日の朝稽古後、師匠・陸奥親方(元大関・霧島)と話し合い途中出場を決定。同親方は「本人は『全然動けるので、とらせてください』と。出たら休めないぞと言ったが『大丈夫』と言うので」と、再休場は認めないと伝えても本人が出場を訴えたため意思を尊重したという。 霧島は7月場所へ向け順調に調整を進めていた中、1年前から抱えていたという右肋骨の痛みが悪化。7~9日まで稽古ができなかったこともあり休場を余儀なくされたが、陸奥親方は10日に「今は病院に行っている。ただ、おとといよりも昨日、昨日よりも今日の方が良くなっている。明日(11日)ぐらいに、まわしを着けられれば」と、11日の朝稽古次第では途中出場もあると含みを持たせていた。 >>大相撲、大関とり・豊昇龍戦で誤審? 取組後映像から疑惑浮上「先に手ついてる」、相手の体勢も判定に影響か<< 霧島の途中出場を受け、ネット上には「は? 今から強行出場は無茶しすぎでは?」、「故障悪化のリスクもあるのに出るのはちょっとビックリ」、「全休でもカド番に落ちるだけだし、仮に全勝でも優勝できるかは怪しいのに」、「新大関の責任をどうしても果たしたいってことなんだろうか」といった驚きの声が寄せられた。 「霧島はギリギリまで出場可否を探った結果、休場決定が場所初日になったため同日の平幕・錦木戦は不戦敗に。新大関の初日休場は昭和以降では2000年5月場所の武双山(現藤島親方)以来23年ぶり、初日不戦敗は初の出来事で、初日の協会挨拶では八角理事長(元横綱・北勝海)も『大関の休場は大変遺憾ではございます』と無念さをにじませていました。霧島としても、新大関としての相撲に期待していたファンをガッカリさせたことを重く受け止め、回復が進めば土俵に上がって責任を果たしたいという思いはあったのでしょう。今場所は休場で3敗分を喫しているため優勝は厳しいですが、残り12日で8勝を挙げればカド番は回避できますので、せめて勝ち越して最低限の役割を果たしたいのでは」(相撲ライター) 霧島は11日に行われた取組編成会議で、4日目に小結・琴ノ若と対戦することが決定したという。「0勝1敗2休」からスタートする今場所で果たしてどのような戦いを見せるのだろうか。文 / 柴田雅人
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