スポーツ
-
スポーツ 2022年07月26日 11時15分
大谷翔平「今のウチはキツイ」自軍の現状に苦悩? 複数球団がトレードを画策か
日本時間7月26日、エンゼルスとロイヤルズの試合が組まれている。その試合開始前の同日未明、大谷翔平の「トレード」に関する一報が飛び込んできた。大谷が欲しい――。複数球団がエンゼルスにトレードを申し込んでいたのだ。 「実際にトレードを申し込んできた球団名は明かされていません。でも、メジャーリーグ公式サイトでも、『シーズン途中のトレードがありそうな球宴出場選手』なる特集を組み、大谷の名前を挙げていました」(米国人ライター) >>乱闘騒動の影響? 大谷翔平、メッツへのトレード移籍が急浮上 大型契約以上に求めていることは<< メジャーリーグでは、優勝争いをしているチームがその圏外のチームの主力選手を途中トレードで獲得するのはよくある話。後者のチームはプロスペクト(有望な若手)を交換要員に指名し、チーム再建に乗り出すのだが、その傾向から、昨今は「低迷するエンゼルスが大谷を放出するのでは?」とも伝えられてきた。 もっとも、エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは「ない!」と完全否定している。今日現在、トレードが成立していないということは、エンゼルスもその申込みを断ってきたのだろう。 「大谷と言えば、ベーブルース以来104年ぶりとなる『2ケタ勝利&2ケタ本塁打』がいつ達成されるかで注目されていますが、米国では『サイ・ヤング賞』に選ばれるかどうかでも話題になっているんです。サイ・ヤング賞の行方もエンゼルス次第と言うか…」(現地メディア) サイ・ヤング賞は、その年に最も活躍した投手に与えられる栄誉だ。 今季、ここまでの「投手・大谷」の成績は9勝5敗、防御率2・80。9勝はア・リーグ7位タイだが、奪三振数は134個で5位。打者出場の二刀流のため、投球回数が他の先発投手よりも少ないが、奪三振率は12・92と高い数値を残している。 「大谷は同賞の有力候補の一人です。でも、選ばれる投手は20勝近くを挙げています。味方打線の援護に恵まれない大谷は勝ち星を伸ばせないので」(前出・同) つまり、エンゼルスがもっと勝たなければ、受賞は厳しいというわけだ。 「ポストシーズンマッチに出たいと、大谷は言ってきました。チームが優勝争いの完全な圏外にあって、大谷の目標が個人タイトルに向けられた場合、自ら新天地を求めるのではないか?」(現地関係者) ミナシアンGMが「トレード放出しない」と明言しても、米メディアがまだ疑いの目を向けているのは、大谷の心境に変化が起きるのではないかと見ているからだろう。 そう言えば、10勝目をかけてマウンドに上がった7月22日(現地時間)、試合の大谷はいつもと違うコメントも発していた。 「今のウチは…」 覇気のないチーム状況を嘆いていた。 この日の投球内容は6回まで被安打1、11奪三振と絶好調だった。しかし、7回に突然崩れ、2本塁打を浴び、6点を失った。「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」の快挙はお預けとなり、「どんな状況でも100球ぐらい行かないと、今のウチはキツイ。今のウチは…」と、貧打に苦しむ味方打線のことを口にしていた。 大谷はチームメイトを批判しない。いや、7イニング目もゼロに抑えられなかった自らの不甲斐なさを口にしたのかもしれないが…。 今年のトレード期限は8月2日(同)。その期日までトレードのウワサは消えそうにない。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2022年07月26日 10時55分
前KO-D王者の遠藤哲哉が復帰勝利!現王者・樋口和貞に「樋口からの指名ではなく、俺の気持ちで挑戦させてくれ」
DDTプロレスが24日、東京・後楽園ホールで「Summer Vacation 2022」を開催した。第5試合では『サイバーファイトフェスティバル』6.12埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会で、プロレスリング・ノア金剛の中嶋勝彦の張り手を食らい、脳震とうを起こして欠場を続けていた遠藤哲哉が、42日ぶりの復帰戦を行った。 遠藤は秋山準、クリス・ブルックスとのトリオで、HARASHIMA&坂口征夫&高尾蒼馬と対戦。試合では、勝彦の張り手を想起させる、HARASHIMAの張り手を食らう場面もあったが、遠藤はひるまずHARASHIMA、坂口と力強いエルボー合戦を展開。さらに高尾にはサスケスペシャルを見舞いし、遠藤の持ち味である空中戦もさりげなく決めて見せた。高尾がフットスタンプ、シュバインで反撃するも、遠藤はマッドスプラッシュを剣山で阻止すると、旋回式トーチャーラックボムからバーニングスター・プレスが決まりカウント3。復帰戦を勝利で収めている。 試合後、遠藤は「42日ぶりの試合、リング上ってこんなにきついんだなって、生きてるなって感じがしました。リングに上がる以上、無事でリングを降りれる確証はないんで。こうやって勝てて、今日の勝利はデビューしてから一番うれしいくらい」と安心したのか、笑みを浮かべた。遠藤にとって参謀役の秋山は「長くプロレスをやってるうちの一瞬のことだけど、その一瞬が自分をどう変えていくか。あのことはピンチだったかもしれないけど、それをうまくチャンスに変えていって頑張ってくれ」とエールを贈った。 また、メインイベントでKO-D無差別級王座に続いて、KO-Dタッグ王座の二冠王になった樋口和貞から「自分は晴れて二冠王になりました。先が決まってるけど、相手が決まってない。8月20日、大田区総合体育館。遠藤哲哉、返答を求めたい」と呼び出され、リングインすると、遠藤は「樋口、俺がいないDDTを支えてくれてありがとう。今日復帰戦で立ち上がったけど、皆さんに恩を返せてない。俺がそのベルトをまた巻いて、DDTのトップに立つことで支えてくれた全員に恩返したい。樋口からの指名ではなく、俺の気持ちで8.20大田区、俺に挑戦させてくれ」と樋口のラブコールに応じ、2人は握手を交わしている。 離脱する前まで巻いていたKO-D無差別級王座への挑戦を表明した遠藤は「指名があったっていうことではなく、挑戦表明したのは遠藤哲哉の意志です。今日復帰戦、こうやって立ち上がることはできましたけど、ここから前に進む。支えてくれた皆さんに恩返しするのはベルトを獲らなきゃいけないと思うんです。ベルトを返上するっていうのは相当なことだと思ってるので。樋口は強敵です。今までとは人が変わったような。その樋口に勝てるかどうか。遠藤哲哉のプロレス人生第2章かな」と復帰戦を無事に終えられたことで、タイトル挑戦に自信がついたようだ。◆DDTプロレス◆『Summer Vacation 2022』2022年7月24日東京・後楽園ホール観衆 624人▼遠藤哲哉復帰戦~スペシャル6人タッグマッチ(30分1本勝負)○遠藤哲哉&秋山準&クリス・ブルックス(16分24秒 エビ固め)HARASHIMA&坂口征夫&高尾蒼馬●※バーニングスター・プレス(どら増田)
-
スポーツ 2022年07月26日 08時00分
松岡修造「日本だからできた!」コロナ禍の東京五輪2020から1年、大会の成功を宣言
「東京 2020 オリンピック・パラリンピック1周年記念セレモニー~TOKYO FORWARD~」が23日、昨年開会式の行われた国立競技場で有観客で開催された。 >>全ての画像を見る<< セレモニーには、小池百合子東京都知事、室伏広治スポーツ庁長官、森和之公益財団法人日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会会長、橋本聖子元東京2020組織委員会会長も出席して場内を行進した。また、夏季・冬季オリンピック・パラリンピックの日本代表選手団約100名も参加して会場を盛り上げたほか、応援リーダーとして、吉田沙保里、武井壮、丸山桂里奈、なかやまきんに君も登場。司会は松岡修造と平井理央が務めた。 松岡はオープニングで行われた会場一体で参加するゲームの仕切りを担当し、場内を練り歩いて観客を鼓舞するなど大活躍。「みんなもっと熱くなろうよ!」と檄を飛ばし、「去年はお客さんもいなかった。コロナ禍だったけど日本だからできたと思っている」と改めて東京オリンピックの成功も宣言。観客の盛り上がりにも終始ご機嫌で、「10分も経たないうちにこの会場は一つになっている!」と話して笑顔を見せた。 吉田、武井、丸山、きんに君は中盤、一般のランナーやアスリートも参加してのリレーゲームに登場。きんに君は「素晴らしく楽しいイベントに参加させていただき光栄です。アスリートの皆さんを2年後に向けてさらに応援していきたい」と会場に呼びかけた。 東京オリンピック体操団体銀メダリストの萱和磨もゲームに参加し、「選手村では自転車に乗っていてリフレッシュしていました」と一年前を回顧。「パリまであと2年ちょっと。すでに休む暇もなく毎日練習しています」とパリオリンピックに向けての意気込みを語る。また、スポーツクライミングの女子複合で銅メダルを獲得した野口啓代も「一年経って、決勝で逆転したことが今も記憶に残っています」とコメント。オリンピックに出場した各アスリートたちも感慨深げに、一年前の激闘を振り返っていた。(取材・文:名鹿祥史)
-
-
スポーツ 2022年07月25日 23時00分
内山高志「皇治さんパンチは大したことない」 亀田興毅主催のボクシングイベント、皇治VSヒロキング決定
キックボクサーの皇治が22日、都内で記者会見を行い、亀田興毅がプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT」の第三弾「3150FIGHT vol.3」(8月14日、エディオンアリーナ大阪 第1競技場)のスペシャルマッチの概要などを発表した。 >>全ての画像を見る<< 会見には、亀田と第35代OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者の内山高志も同席。会見前まで、皇治の試合である「ABEMA スペシャルマッチ」の対戦相手は決定していなかったが、途中、藤崎美樹、ヒロキング、渡部あきのりが登場。皇治が3人の中から抽選を行い、対戦相手はヒロキングに決定した。 亀田は皇治の参戦について、「格闘技界は盛り上がっていて、皇治選手も昔から知っていて、自分が大阪で大きなイベントをやって行こうっていう中で、大阪やったら皇治やろうって」とその起用理由を紹介。ヒロキングが対戦相手に決定したことについても「皇治はビッグマウスで、舐められたくない。ノックアウトできる人を集めて来ました。誰が皇治を一番倒せるのか考えた時に、3人とも皇治を実力で仕留められるであろう選手ばかりです。ここにいてる選手だと誰に決まっても、それなりに面白くなると思っていたので、いい感じじゃないですかね」と述べ、「激しい打ち合いになると思います」と試合の展開を予想した。 皇治は、会見中も終始不敵な笑み。抽選前は「抽選で対戦相手を決める。恋愛みたいですね。誰が俺と戦えるのか。でも知らんおっさんは嫌やな」と対戦相手候補の3人を挑発。ヒロキングと対戦することが決定すると、「最悪ですよ。はんぺんくん(ヒロキングの容姿を揶揄した言い回し)じゃ、(僕の相手を務めるには)まだまだですね」と突き放し、「大阪のファンがみんな盛り上がることをやりたいんです。はんぺんじゃ、役不足なので、ABEMAさんが面白いこと考えてください。ルールは相手に任せますよ」と話した。 皇治はおそらくボクシングルールで戦われるであろう本試合について、「ボクシングは自信があるんですよ。なんでキックボクシングやっとったんやろうっていうくらいボクシング好きやし、モハメド・アリ好きやし。ボクシングでの試合が今から楽しみです」とコメント。「盛り上がる試合をしたいなって思います。自分はボクシングとかキックとかどうでもよくて、格闘技界を盛り上げるならなんでもしますよ。またガッツリ稼いでスーパーカーでも買おうかなって思っています」と意気込んだ。 内山はそんな皇治について、「打たれ強さは世界チャンピオン並み」と述べ、「皇治さん、ほんと、みなさんがテレビで見ている通り、喋りは世界チャンピオン級です。でもパンチは大したことないと思いますよ、ボクサーならボクシンシング人口の半分くらいの選手なら勝てると思います」とボクシング界を代表し、逆に皇治を挑発。ヒロキングも自動車の初心者マークを皇治に投げつけ、「ボクシング初心者」と皇治をバッサリ。「バチバチに倒したいと思います。面白い試合見せますよ。4回戦ボーイの僕に押されるような試合展開になるなら、この先もボクシングの世界ではダメでしよ」と皇治を挑発していた。(取材・文:名鹿祥史)
-
スポーツ 2022年07月25日 20時40分
中日・立浪監督の謝罪が物議「舐めた補強した方も謝るべき」の声も 昨季と変わらぬ貧打は球団にも責任か
今季前半戦を消化した24日終了時点で、5位・巨人と3.5ゲーム差の最下位(38勝50敗1分)に沈む中日。25日に伝えられた立浪和義監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、同日に大島宇一郎球団オーナーに前半戦の戦いを報告した立浪監督は、報告後に応じた取材の中で「前半戦借金12というところで、こうなったのはもちろん自分の責任。おわびと今後どう立て直すかの話をさせてもらった」とコメント。最下位低迷は自分の責任とオーナーに謝罪した上で、後半戦に向けた課題などについて話し合ったという。 前半戦の中日はチームの得点圏打率(.223)、得点数(256点)がいずれもリーグ最下位と、あと1本が出ずに得点を挙げられないシーンが目立っている。ここまでに完封負けを16回喫し、球団ワースト記録(24回/1956年)の更新も現実味を帯びている状況だが、立浪監督は得点力不足を解消できるかどうかが後半戦巻き返しを左右するカギになると考えているようだ。 >>中日、立浪監督が試合後に謝罪も「謝るのはそっちじゃない」の声 完封負け以上の問題点は<< この立浪監督のコメントを受け、ネット上には「現場の最高責任者である監督の謝罪は当然、シーズン終わりにまた謝ることがないよう気合い入れてほしい」と同調の声が上がったが、中には「立浪監督は謝るよりも注文つけろよ、今の状況は大して補強しなかった球団側も悪いんだから」、「去年も得点力不足に苦しんでたのに、舐めた補強したフロントの方も謝るべきでは?」と、球団側にも非があるとするコメントも少なからず見られた。 「中日はリーグ5位に沈んだ昨オフに立浪監督が新指揮官に就任しましたが、同年シーズンはチーム得点圏打率が『.221』、得点数が『405点』と得点力不足に苦しんだため、ファンの間では野手陣のテコ入れは急務と、積極補強を求める声がかなり上がっていました。ところが、球団は現有戦力(R.マルティネス、祖父江大輔、ビシエドら)の引き留めで予算が回せなかったのか、開幕前の野手補強はガルシア(育成)1名のみにとどまり、開幕後の補強もここまではレビーラ(育成)、後藤駿太(トレード)の2名を加えるのみ。結果、昨季と同じように得点力不足に苦しんでいるわけですが、ファンの間ではこの現状は立浪監督以上に、戦力をまともに整えていない球団側に責任があるとする意見も散見されます」(野球ライター) オーナー報告を伝える報道によると、補強などに関する要望は特には出さなかったという立浪監督。就任時に「打つ方は、必ず何とかします」と現有戦力の底上げを掲げた手前、安易に泣き言は言えないという事情もあるのかもしれないが、もう少しやりようはなかったのかと直接もの申してもよかったのではと考えているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年07月25日 19時30分
ロッテ・ロメロ、試合中のアピールに球界OBが苦言「してる場合じゃなかった」 敗戦招いたと指摘、塁審にも問題アリ?
24日放送の『プロ野球ニュース 2022』(フジテレビONE)に、野球解説者の岩本勉氏(元日本ハム)、達川光男氏(元広島監督)が生出演。ロッテの助っ人投手・ロメロに苦言を呈した。 今回の番組で両名は、同日にロッテが「4-5」で敗れた日本ハム戦を解説。その中で、決勝点につながったロメロのアピールを問題視した。 >>ロッテ戦、塁審が選手に詰め寄りアウトコール4連発!「さすがにやりすぎでは」の声、絶好の勝ち越し機での一幕が物議<< 「4-4」と両チーム同点で迎えた7回裏2死二塁。清宮幸太郎に一ゴロを打たせたロメロは送球を受け取りながら一塁ベースカバーに入ったが、その際に一塁ベースを踏み損ねたためすぐに踏み直し、ボールを持った左手を頭上に高く上げながら一塁塁審にアウトをアピール。しかし、塁審はこれをセーフと判定し、この間に三塁ベースを蹴っていた二走・佐藤龍世の本塁突入を許してしまった。 アピールにより本塁送球が遅れた形のロメロに対し、岩本氏は「二走の佐藤がもうちゅうちょなく三塁を蹴って走ってるんですよ。これアピールしてる場合じゃなかったんですよね」と発言。打球が転がった瞬間から佐藤が全速力で本塁を狙っていた中、本塁に背を向けて塁審にアピールしたのは軽率だったと苦言を呈した。 岩本氏の後に話を振られた達川氏は「アピールしなくても、もしアウトならリクエストすればいい」、「二走がいるのは分かってるわけですから、とにかく次のプレーをやるべきだったと思いますね」とコメント。一塁判定はプレーが止まった後にリクエストを求めることが可能なため、判定がどうであれすぐに本塁返球に移るべきだったと指摘した。 両名のコメントを受け、ネット上には「本塁突入のタイミング自体は際どかったから、アピールで送球遅れてなかったら刺せたと思う」と同調の声が上がったが、中には「一番悪いのはロメロなんだけど、塁審の判定もちょっと出るのが遅かった」、「セーフのジェスチャーが出るまでに一呼吸間があったけど、それも佐藤を刺せなかった原因になった気がする」と、塁審側にも問題があったのではという指摘も見られた。 「塁審がセーフと判定した一塁上でのプレーですが、ロメロが一塁ベースを踏み直したタイミングと、打者走者の清宮がベースに到達したタイミングはほぼ同時。その後のリプレー検証で場内・中継に流されたスロー映像で、わずかに清宮が早かったことがギリギリ分かるレベルの際どいプレーでした。判断が難しかったのか塁審は両名の足がベースにかかった瞬間ではなく、わずかに間を置いた後に両手を広げるセーフのジェスチャーを出しているのですが、かかった瞬間にジェスチャーが出ていればその後の展開も変わっていたとみているファンもいるようです」(野球ライター) 両チームの勝敗を分ける結果となった今回の場面。ロメロだけに非があったのか、それとも塁審にも責任があったのかはファンの間でも意見が分かれているようだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年07月25日 18時30分
DeNA、“エース”今永に求められる絶対的投球 「準備の仕方を見直したい」後半戦の反撃はなるか
42勝42敗のジャスト勝率5割で迎えた、前半戦ラストの3連戦。三浦大輔監督が目標として掲げた前半戦5割フィニッシュには、勝ち越しまたは1勝1敗1分の星取りが条件だったが、結果は最悪の3連敗。借金3でのペナントレース折り返しとなってしまった。 惜しまれるのは初戦を落とした2戦目。エース今永昇太を立て必勝を期したが初回からコントロールが安定せず、ツーベース、フォアボール、ワイルドピッチと今永らしからぬピッチングで先制を許してしまう苦しい立ち上がり。再びタイガースの1番から始まる3回にも、中野拓夢、近本光司の俊足コンビにかく乱されて追加点を献上すると、5回までで101球を要し、ここまででマウンドを降りる結果となった。「後半戦につなげるような投球がしたい」と意気込んだマウンドだったが「初回に得点を許しいつもと同じ失敗をしてしまったので、ブルペンからの準備の仕方などを見直したいと思います」と本人もうなだれる内容となってしまった。 気になるのが6月7日にノーヒットノーランを達成してからのピッチング。そこまで5試合で3勝、防御率1.25、全試合でクオリティスタートを達成するなど目覚ましい数字を残していたが、それ以降は6ゲームで1勝3敗とペースダウン。クオリティスタートも2回で、防御率は4.54とエースとしては厳しい内容と言わざるを得ない。しかも前々回まではすべてカードのアタマを任されていたが、前回からはカード2戦目に変更。結果的に他球団のエースとの対決を避け、今永で確実に勝ち星を挙げていくように見えるローテーションの中での今回の完敗は、チームにとっては痛手だった。 とはいえ実力、成績、経験そして言動も含めエースとしてチームには欠かせない左腕。それだけ大きな存在だけに、後半戦の反撃に向け“投げる哲学者”の異名を取る今永昇太がローテーションの軸として君臨すれば、借金返済から一気に貯金を増やしていくことも可能になるに違いない。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
-
スポーツ 2022年07月25日 17時30分
スターダム白いベルトV8の上谷沙弥「QQを裏切った渡辺桃の13回を超える最多防衛記録を樹立したい!」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは24日、ビッグマッチ『STARDOM MidSummer Champions 2022 in NAGOYA』を開催した。 セミファイナルでは、白いベルトこと、ワンダー・オブ・スターダム選手権試合、チャンピオンの上谷沙弥に、コズミック・エンジェルズと連合軍として、スターダムマットでも活躍中のCOLOR'Sのリーダー、SAKIが挑戦した。昨年12月29日に開催された東京・両国国技館大会で中野たむからベルトを奪取した上谷は、ウナギ・サヤカ、なつぽい、林下詩美、たむ、舞華、MIRAI、スターライト・キッドと強敵相手に7度の防衛を続けており、白いベルトの絶対王者としてばく進中だ。 コズエンとCOLOR'Sのメンバーとともに入場したSAKIは、かなり気合いが入っている様子。試合は、序盤こそ静かな立ち上がりだったが、エプロンの攻防でブレーンバスターを仕掛けたSAKIに対して、上谷が場外に着地すると、SAKIはなんと場外でファルコンアローを炸裂。リングに戻ると、SAKIはブルズ・アンヘリートから逆エビ固めへ。苦悶の表情を浮かべる上谷は、何とか形勢を逆転させてSAKIを場外に落とすと、スワンダイブ式プランチャを放つ。 ここからは一進一退の攻防が続き、上谷のニールキック、SAKIのカウンターのファルコンアロー、ランニング・ブレーンバスターから、カワイルド・ニードロップは上谷がかわし、バイシクルキックを放つとダブルダウン。エルボーの打ち合いからSAKIが上谷を担ぐも、着地した上谷はスピンキック。さらに滞空時間の長いスタークラッシャーが決まると、コーナーに登り、フェニックス・スプラッシュを炸裂。SAKIもこれは返せずカウント3。上谷が8度目の防衛に成功した。 試合後、上谷は「8度目の防衛、成功しました。この記録は愛川ゆず季さん、KAIRIさんに並ぶ記録になります。そしてさらなる目標として、クイーンズクエストを裏切った渡辺桃の記録13回を超える最多防衛記録を樹立したいと思います」と新たなる目標を口にした上で、「SAKIさん、女子プロレス界で揉まれて来たSAKIさんの歴史。とっても刺激的でした。さらにさらに広い世界を見てみたいなと心から強く思いました。でもキャリアはプロレスには関係ありません。私がプロレス界の中心です。誰が何と言おうと、私がスターダムだー!」とSAKIの実力は認めつつ、自身の力をアピール。次はどんな挑戦者が現れるのか注目したい。◆スターダム◆『STARDOM MidSummer Champions 2022 in NAGOYA』2022年7月24日愛知・名古屋国際会議場イベントホール観衆 1064人(満員)▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合(30分1本勝負)<王者>○上谷沙弥(13分22秒 片エビ固め)SAKI●<挑戦者>※フェニックス・スプラッシュ※第16代王者が8度目の防衛に成功。(どら増田)
-
スポーツ 2022年07月25日 15時30分
大相撲、小結・豊昇龍戦で誤審? 北の富士氏ら解説陣も疑問、取組後の映像が物議「つま先返ってないか」
24日に行われた大相撲7月場所千秋楽。小結・豊昇龍対平幕・翠富士戦の判定がネット上で物議を醸している。 取組では、立ち合いすぐに懐に潜り込んだ翠富士が一気に豊昇龍を土俵際に追い込んだが、豊昇龍も逆転を狙った網打ちで応戦し、両者はほぼ同時に地面に落ちる。行司は翠富士に軍配を上げ、勝負審判からも物言いはつかなかった。 ただ、取組終了直後にNHK中継で流されたリプレー映像には、翠富士が渡し込みで豊昇龍を押し倒す際、左足つま先が返って地面についたような様子が映っていた。この映像を見た中継解説・舞の海秀平氏(元小結)は「この翠富士の左の足の甲ですよね、最後」とつま先は返っていたのではと指摘。同じく中継解説を務めた北の富士勝昭氏(元横綱)も「物言いがついてもおかしくないな。僕はどっちが有利とはいわん」と、両者同体として物言いをつけてもよかったと見解を示した。 >>大相撲、力士の反則見逃される?「真横で見てたのに」取組続けた行司に批判、ルールに問題アリと指摘も<< このリプレー映像を受け、ネット上にも「今の一番に物言いつけなかったのは勝負審判のミスでは」、「つま先返ってないか?と映像見る限りでは思ったんだが…俵に隠れて見えにくかったりしたんだろうか」、「やっぱり確認の意味でも物言いはつけてほしかった、結果は同じでも協議した上での結論ならまだ納得できた」と物言いがつかなかったことを疑問視する声が相次いだ。 物言いナシに終わったことへの疑問が相次ぐ中、取組後の豊昇龍の態度にも注目が集まった。豊昇龍は取組後の一礼を終えると、向正面の勝負審判を一度見ながら土俵を降りる。その後は眉間にしわを寄せ険しい表情で花道を下がっていったことから、ファンの間では「豊昇龍も判定に全然納得できてなさそうだな…」と胸中を察するコメントも散見された。 豊昇龍は三役として、翠富士には幕内として自身初の2ケタ勝利がかかっていた千秋楽の一番。好取組を期待するファンは少なくなかったが、今ひとつスッキリしない結末となってしまったようだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年07月25日 11時30分
東京女子プリンセスカップ鈴芽が準々決勝進出で辰巳リカと対戦へ「あこがれの辰巳リカを超えます!」
東京女子プロレスは、夏のシングル最強決定トーナメント『第9回東京プリンセスカップ』を23日、東京・新宿FACEで開催した。 メインイベントでは、鈴芽と原宿ぽむが2回戦で対戦。試合は開始早々、場外で原宿が虫取り網を鈴芽の頭に被せて捕獲し、トリッキーな動きを披露。これに困惑した鈴芽は丸め込みを連発するも、原宿は返しまくり、スネ蹴り、ミサイルキックで攻め込んでいく。 形勢逆転を狙う鈴芽はスリーパーから変型ネックロックで絞め上げるも、エルボー合戦から、原宿はエプロンで「ぽむ・ど・じゃすてぃす」を炸裂させるがカウントは2。鈴芽はコーナーからミカヅキ流星群を放ち、リング・ア・ベルを狙うが、これを阻止した原宿は逆さ押さえ込みで丸め込む。カウントは2。続けて、原宿がセカンドロープに上ったところで、鈴芽が雪崩式のフェースバスターを決めると、勝機と見たか、一気にリング・ア・ベルを叩き込んでカウント3。鈴芽が準々決勝進出を決めた。 試合後、鈴芽は「ぽむさん、何してくるか分からないし、スネ痛い。でも私が勝ちました!次は私があこがれて東京女子に入るきっかけになったリカさんと当たります。この夏、あこがれの辰巳リカを超えます!その先にめざすのはもちろん優勝です」と約1年先輩の原宿に勝った勢いで、辰巳リカを超えると高らかに宣言。 バックステージで鈴芽は「(1回戦は)シードだったんですけど、まず1勝。ぽむさんは予測不能なことをしてきました。でも執念みたいなものを私に向けてくれてうれしかったです。私はリカさんの全力で戦う姿にあこがれて東京女子に入ったんですけど、私もそんな風に全力で生きたいなって。この道を選んだからこそ、この道じゃないと成し遂げられないことをしたい。それが辰巳リカを倒すことです」と試合を振り返りながら、次の辰巳戦を見据えていた。 これに、中島翔子&坂崎ユカ戦を終えた辰巳は「鈴芽のコスチュームに大きい羽が生えたばかりだけど、むしり取りたい」と言うと、パートナーの渡辺未詩に「その先の決勝で会おう!」と辰巳の中では、渡辺との決勝を描いているようだ。 一方、惜しくも2回戦で敗れた原宿は「鈴芽とシングル初めてだったんですけど。前にタッグで負けた時、人生終わっちゃうくらい悔しかったんです。その気持ちを久々に思い出したなって。この経験は絶対欠かせないものだと思うので、『ぽむちゃん2022サマー』はきっと最高の思い出になると思います」とタッグに続いてシングルでも敗れたのはショックだった様子。鈴芽と辰巳は、今年4.10東京・新木場1stRING大会でシングルマッチを行い、鈴芽が善戦するも敗れている。この3か月で急成長を遂げているだけに、7. 31、東京・大手町三井ホール大会での準々決勝は注目だ。◆東京女子プロレス◆『東京プリンセスカップ』2022年7月23日東京・新宿FACE観衆 202人▼トーナメント2回戦(時間無制限1本勝負)○鈴芽(9分29秒 片エビ固め)原宿ぽむ●※リング・ア・ベル(どら増田)
-
スポーツ
東京女子・SKE48荒井優希がシングル初勝利!「いろんな人に挑めたらうれしい」
2021年07月12日 10時50分
-
スポーツ
引退の西武・松坂、デビュー戦から異例の事件勃発の大物ぶり!「またやったらぶっ殺す」敵打者を大激怒させた衝撃の一球
2021年07月11日 11時00分
-
スポーツ
日本ハム近藤、東京五輪へようやく復調気配?「目標である金メダルを獲得する」プレミア12での汚名は晴らせるか
2021年07月10日 17時30分
-
スポーツ
阪神・近本、疑惑の行動は去年も? 矢野監督と審判団が大喧嘩、メディアも巻き込まれたまさかの大騒動
2021年07月10日 11時00分
-
スポーツ
元巨人・槙原氏がコーチになれない理由は“金”? 後輩OBの強烈指摘に苦笑、「出ていこうとしたのも効いてる」との見方も
2021年07月09日 20時30分
-
スポーツ
DeNA・エスコバーの炎上で三浦監督に批判「選手を潰す気か」 裏目に出た6連投起用、前日誤算の同僚にも責任?
2021年07月09日 19時45分
-
スポーツ
阪神ファンが神宮の観戦ルール違反?「ミスを大声で煽るとか神経疑う」敵選手へのコールが物議、今後の“厳罰”を求める声も
2021年07月09日 17時00分
-
スポーツ
エンゼルス・大谷、ホームラン競争の特別ルールが追い風に? 大活躍の裏でMLBに起きている異常事態とは
2021年07月09日 11時20分
-
スポーツ
元ロッテ・里崎氏がプレーの解説を放棄? 試合中の脱線トークが話題に「面白いけど仕事はして」
2021年07月08日 19時30分
-
スポーツ
西武・松坂がついに現役引退...YOKOHAMAから羽ばたいた怪物と横浜スタジアム
2021年07月08日 17時45分
-
スポーツ
ドジャース・筒香にまさかの巨人入りが急浮上? “事実上の戦力外”に「炭谷の放出は布石か」憶測飛び交う
2021年07月08日 17時00分
-
スポーツ
阪神・矢野監督にサイン伝達疑惑の影響か 試合後に見せた“らしくない”態度、近本にもトラブルの後遺症?
2021年07月08日 11時35分
-
スポーツ
松坂大輔引退にロッテ井口監督がコメント「私にとっても彼との対戦は印象深い」
2021年07月08日 11時20分
-
スポーツ
ソフトB・千賀の大炎上は侍ジャパンのせい?「壊れたら責任取れるのか」追加招集直後の乱調で稲葉監督に批判
2021年07月07日 19時30分
-
スポーツ
巨人から楽天に移籍の炭谷銀仁朗「楽天は球場と選手の一体感が凄かった」
2021年07月07日 17時30分
-
スポーツ
元阪神・藤川氏、引退の松坂に「心が落ち着いた時にまた改めて…」 苦悩の末の決断に複雑な心境吐露、他OBからも惜しむ声相次ぐ
2021年07月07日 13時25分
-
スポーツ
千葉ロッテ始球式に今度は千葉ジェッツ原修太が登板「キャッチャーまで届くよう頑張る!」
2021年07月07日 11時30分
-
スポーツ
西武・松坂、引退後の指導者転身は拒否? 渡辺GMはアドバイザー職打診で流出阻止の構えか
2021年07月07日 11時00分
-
スポーツ
DDT竹下幸之介、8.21旧・川崎球場で秋山準に挑戦!3度目の正直で秋山超えなるか?
2021年07月07日 10時50分
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分